JPH08272915A - 情報記録又は読取装置 - Google Patents

情報記録又は読取装置

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Publication number
JPH08272915A
JPH08272915A JP7099915A JP9991595A JPH08272915A JP H08272915 A JPH08272915 A JP H08272915A JP 7099915 A JP7099915 A JP 7099915A JP 9991595 A JP9991595 A JP 9991595A JP H08272915 A JPH08272915 A JP H08272915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
recording
reading
magazine
unused
Prior art date
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Pending
Application number
JP7099915A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Suzuki
健一 鈴木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置面積を大幅に小さくする。 【構成】 画像記録装置のレシーブマガジン2、サプラ
イマガジン3及び4を略鉛直に並行して配置し、レシー
ブマガジン2とサプライマガジン3及び4の互いに対向
する側と反対側の面の下部に開口2a、3a、4aを設
ける。記録するとき、最も外側のシートSから開口3a
又は4aを介して下方へ送り出し、搬送路20により第
1、第2副走査ローラ対23、24に送って光学ユニッ
ト40からのレーザービームにより記録し、下方から上
方に向けて開口2aからレシーブマガジン2へ送り込
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレーザービーム
により医療画像をシートフィルムに記録するレーザーイ
メージャなど、シートに情報を記録又は読取る記録又は
読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザーイメージャはCTやMRIなど
の診断装置を用いて得られた画像信号をフィルムに記録
する装置であって、このような装置では入力された画像
信号をレーザービームの強度に変換し、このレーザービ
ームをフィルムに照射して、フィルムを画像の濃度に応
じて感光させるようになっている。そして、感光された
フィルムは現像機で現像処理され、画像信号に応じた濃
淡の画像フィルムが得られる。
【0003】このようなレーザーイメージャには、近年
では設置スペースが少なくて済むコンパクトな装置が求
められており、既にデスクトップとしても使用できる装
置も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
デスクトップとして使用できる装置は、装置の高さは低
くなっているが、その設置面積は従来装置と比べてそれ
ほど小さくなっていない。
【0005】本発明の目的は、設置面積を大幅に小さく
した情報記録又は読取装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る情報記録又は読取装置は、未使用シート
を積層収納する少なくとも1つの未使用シート収納手段
から積層されたシートを1枚ずつ取り出し記録又は読取
位置に搬送するシート搬送手段と、該記録又は読取位置
においてシートに記録又は読取りを行う記録又は読取手
段とを有し、該記録又は読取手段によって記録又は読取
り済みの使用済みシートを使用済みシート収納手段に積
層して収納する情報記録又は読取装置において、前記未
使用シート収納手段及び前記使用済みシート収納手段を
略鉛直方向に向けて、配置すると共に、前記未使用シー
ト収納手段内のシートは外側のシートから引き出し、前
記使用済みシート収納手段には外側から積層するように
したことを特徴とする。
【0007】
【作用】上述の構成を有する情報記録又は読取装置は、
シートに記録するとき又はシートの記録を読取るとき、
未使用シートは略鉛直に配置された未使用シート収納手
段の外側のシートから引き出され、使用済みシートは使
用済みシート収納手段に外側から積層して収納される。
【0008】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は本発明の第1の実施例である画像記録装置
の外観斜視図である。画像記録装置1の外装ケース1a
内には、左側から順にレシーブマガジン2、サプライマ
ガジン3、及び小型のサプライマガジン4が略鉛直方向
に向けて並列配置され、外装ケース1aの前面に設けら
れた着脱用の開口5、6、7から出し入れ自在となって
おり、それぞれ把手2a、3a、4aが設けられてい
る。また、装置1の左側には自動現像機が設置されてい
る。
【0009】図2に示すように、外装ケース1a内のレ
シーブマガジン2内には記録済のシートSが収容され、
サプライマガジン3内には未使用のシートSが収容さ
れ、またサプライマガジン4には小サイズの未使用のシ
ートSが鉛直方向に並列して収納されており、レシーブ
マガジン2とサプライマガジン3、4との互いに対向す
る側と反対側の側面には、開閉自在の蓋8、9、10を
それぞれ有する開口2b、3b、4bが下部に設けら
れ、これらの蓋8、9、10を閉止することによりマガ
ジン2、3、4内を光密に保持できるようになってい
る。
【0010】更に、図3、図4にも示すように、各マガ
ジン2、3、4内の底面側には底面と平行な仕切板1
1、12、13が開口縁の位置に設けられ、その開口縁
の両端には、それぞれのマガジン2、3、4に収納され
たシートSの端部の屈曲を規制するためのそれぞれが対
を成す突起14、15、16が設けられていると共に、
開口2b、3b、4bが設けられている側面の内面に
は、複数の板ばねなどから成る可撓性部材17、18、
19の一端が取り付けられ、「く」の字状に曲げられた
自由端の屈曲凸部を収納されたシートSの面に軽く押し
付けている。
【0011】なお、突起15、16はシートSを後述す
る吸盤により引き出す際に軽くシートSを押えるように
なっていれば、サプライマガジン3、4自体でなく他の
ものに設けることもできる。また、サプライマガジン
3、4を着脱するときは外部にあって、マガジン3、4
が装着されて蓋9、10が開いてからマガジン3、4の
中に進入するようになっていてもよい。更に、通常の場
合はシートSの下端縁が乗り越えず、吸盤により最も外
側のシートSが強制的に引き出されたときにのみ乗り越
えるようになっていれば、突起15、16の位置もシー
トSの両端の位置に配置するとは限らない。
【0012】図2において、サプライマガジン3の開口
3bとレシーブマガジン2の開口2b間には、シートS
との摩擦抵抗が少なくなるように形成された並行するガ
イド20a、20bとにより二重円弧状の搬送路20が
設けられ、サプライマガジン3側は外側のガイド20a
が開口3bを覆うように延長されている。また、搬送路
20のサプライマガジン3側の端部には第1搬送ローラ
対21が設けられ、レシーブマガジン2側の端部には第
2搬送ローラ対22が設けられている。
【0013】第1搬送ローラ対21、第2搬送ローラ対
22は、何れも少なくとも一方が駆動ローラとされてい
ると共に、他方のローラは複数個の短寸のローラを軸上
に配置した構成とされ、他方のローラはガイド20aに
設けられた切抜孔を介して実線で示すように対向する一
方のローラに接する当接位置と、鎖線で示す離間位置と
に接離自在となっている。更に、搬送路20における第
1搬送ローラ対21と第2搬送ローラ対22の中間位置
には、第1、第2の副走査ローラ対23、24が設けら
れている
【0014】レシーブマガジン2の開口2bの上側の開
口縁近くには、固定軸25により第2搬送ローラ対22
に向けたレバー26が回動自在に取り付けられ、その自
由端がレシーブマガジン2内に入り込む鎖線位置と、第
2搬送ローラ対22に向けられた実線位置とに回動可能
とされている。また、内外の平行するガイド27a、2
7bから成る搬送路27が搬送路20に続いて、第2搬
送ローラ対22の位置からレシーブマガジン2の側面に
沿って設けられ、外装ケース1aの上部左側面に設けら
れた開口28に接続されており、その途中には第1搬送
ローラ対21などと同様な構成の第3搬送ローラ対29
が設けられている。更に、ガイド27a、27bにおけ
るレバー26の回動動作に干渉する部分は切り欠かれて
おり、レバー26の回動に支障がないようにされてい
る。
【0015】サプライマガジン3の開口3b近傍には、
図面手前側から奥側に向けて一線上に配置された複数個
の吸盤31が設けられ、これらの吸盤31は吸引手段及
び吸引制御手段30により、開口3b上に延長されたガ
イド20aに設けられた切抜孔を介して、サプライマガ
ジン3内のシートSに密着する位置aと、第1搬送ロー
ラ対21の手前の位置bと、その右側の位置cとに移動
可能とされている。
【0016】更に、他方のサプライマガジン4に対して
も、第1副走査ローラ対23の手前で搬送路20と合流
する搬送路32が開口4bとの間に設けられ、その搬送
路32における開口4b側の端部と搬送路32の途中と
に、第1、第2搬送ローラ対21、22と同様に構成さ
れて同様に作動する第4搬送ローラ対33と第5搬送ロ
ーラ対34とが設けられている。搬送路20と搬送路3
2の合流点には、可動ガイド板35が固定軸36に回動
自在に取り付けられ、図示しない駆動手段によりサプラ
イマガジン3、サプライマガジン4からのシート搬送に
応じて実線で示す搬送路32を閉鎖する位置と、鎖線で
示す搬送路20を閉鎖する位置とに回動可能となってい
る。また、サプライマガジン4の開口4b上には開口3
b部分に設けられたものと同様に構成され、同様に作動
する吸引手段及び吸引制御手段37と吸盤38とが設け
られている。
【0017】また、レシーブマガジン2とサプライマガ
ジン3間には、光学ユニット40が設けられている。こ
の光学ユニット40は図5に示すように、外装ケース4
0a内にモータ41に直結された回転多面鏡42と、こ
の回転多面鏡42に向けてレーザービームを照射するレ
ーザー光源43と、この間に設けられたレンズ44とを
有している。更に、外装ケース40aに出射窓45が第
1、第2副走査ローラ対23、24間に向けて設けら
れ、回転多面鏡42と出射窓45間には走査レンズ46
が設けられている。
【0018】通常のマガジンMでは、マガジンM内のシ
ートSは図6(a) 、(b) に示すようにシートSの下部が
自重により撓んで反り易い。従って、サプライマガジン
3、4では吸盤でフィルムを吸着する際吸盤の吸着面が
フィルムと平行にならず、吸着することができない。ま
た、シートSがマガジンから出て行く際の抵抗が大きく
なる。レシーブマガジン2では、新しいシートSが侵入
することを妨げジャムの原因となる。
【0019】この画像記録装置1におけるサプライマガ
ジン3及びサプライマガジン4は、その内部に収納され
たシートSが仕切り板12、13によって下端縁を揃え
られると共に、突起15、16によって下端縁の両端で
屈曲を規制され、また可撓性部材18、19により軽く
表面の中央部を押えられているため、整然と収納され
る。つまり、図6(c) に示すようにレシーブマガジン2
では、仕切り板11によってシートSの下端縁が揃えら
れると共に、突起14によって下端縁の両端で屈曲を規
制され、また可撓性部材17によって軽く表面の中央部
を抑えられているため整然と収納される。
【0020】装置1において、先ずサプライマガジン3
のシートSに記録する場合に、図示しない指示手段によ
りシートSへの記録を指示することにより、図2におい
て、吸引手段及び吸引制御手段30により吸盤31がa
位置に移動して、サプライマガジン13内の最も外側の
シートSの表面に吸着してb位置へ移動する。すると、
シートSは下端縁の両端が突起15を乗り越えるために
撓み、他のシートSと分離されて引き出されると同時
に、先端が第1搬送ローラ対21に挟み込まれる。
【0021】次に、吸盤31による吸着を解かれ、吸盤
31はシートSから離れてc位置を経て元の位置に戻る
と共に、第1搬送ローラ対21が実線で示す当接位置で
回転を始め、シートSを搬送路20を介して第1副走査
ローラ対23の方向へ搬送する。なお、可動ガイド板3
5が搬送路32を閉鎖する実線の位置にある。次いで、
回転多面鏡42が回転を始めるが、この回転はそれ以前
に始めていてもよい。続いて、第1、第2副走査ローラ
対23、24が回転を始め、シートSを第2搬送ローラ
対22の方向へ副走査する。シートSが所定位置まで送
られると、レーザー光源43から照射されたレーザービ
ームLが所定の強度変調をされながらシートSに照射さ
れ、回転多面鏡42により走査されてシートS上に潜像
の記録を開始する。このとき、シートSの後端はサプラ
イマガジン3内にあり、また第2搬送ローラ対22は鎖
線で示す離間状態にあって、シートSの後端が通過する
際の衝撃が生じないようになっており、レバー26は実
線で示す搬送路27側に回動した状態となっている。
【0022】引き続いて記録が行われると、シートSは
第1、第2副走査ローラ対23、24により第2搬送ロ
ーラ対22へ送られ、その先端が搬送路20を介してレ
バー26に沿って下方からレシーブマガジン2内に誘導
され、記録が行われながらシートSがレシーブマガジン
2に押し込められる。記録が終了し、シートSの後端が
第2副走査ローラ対24から離れる直前に、第2搬送ロ
ーラ対22が実線で示す当接状態となって回転を開始す
るので、シートSはレシーブマガジン2へ送り込まれ
る。
【0023】一方、光学ユニット40においては、シー
トS上の記録が所定位置まで完了すると、レーザービー
ムLの照射が終了してシートSへの記録が終了し、シー
トSは第2搬送ローラ対22によりレシーブマガジン2
へ送り込まれる。引き続き、シートSの後端が第2搬送
ローラ対22を通り過ぎると、レバー26が鎖線位置へ
回動してシートSの後端部をレシーブマガジン2へ突起
14を越えて押し込む。
【0024】続いて、シートSに順次に記録を行う場合
は先と同じ動作を繰り返し、レシーブマガジン2内に収
納された記録済のシートSが或る程度溜ったとき、レシ
ーブマガジン2を装置1から取り出して、画像記録装置
に隣接する自動現像機50に送り込んで処理する。
【0025】また、記録済のシートSを直接自動現像機
50で現像する場合は、予め指示しておくと、記録が開
始されるときにはレバー26が鎖線で示すレシーブマガ
ジン2側の位置となり、シートSへの記録が終了する
と、まだシートSの後端が第2副走査ローラ対24に挟
まれている間に、第2搬送ローラ対22が実線で示す当
接状態となって、シートSを第3搬送ローラ対29に挟
持させる。すると、シートSは第3搬送ローラ対29に
よって搬送路27内を上方に送られ、開口28から自動
現像機50に送り込まれて現像処理がなされる。
【0026】小サイズのシートSを使用して記録する場
合には、図示しない指示手段により吸盤38が作動して
サプライマガジン4内のシートSが吸着され、第4搬送
ローラ対33に挟持される。次いで、第4、第5搬送ロ
ーラ対33、34が回転してシートSを第1副走査ロー
ラ対23に挟持させ、サプライマガジン3の場合と同様
にして記録を行い、レシーブマガジン2内へ収納又は自
動現像機50に送られる。この場合に、記録済のシート
Sがレシーブマガジン2内へ収納されるとき、シートS
が小サイズであってもレシーブマガジン2が鉛直方向に
装着されているため、自重で仕切板11上に他のサイズ
のシートSの下端縁と揃えて収納することができる。
【0027】上述したように、この画像記録装置1はレ
シーブマガジン2、サプライマガジン3、サプライマガ
ジン4を略鉛直に並列配置して、サプライマガジン3又
はサプライマガジン4からシートSを引き出してU字状
に曲げて記録を行いながら搬送し、レシーブマガジン2
に収納するように構成すると共に、レシーブマガジン2
とサプライマガジン3、サプライマガジン4の対向面と
反対側の面にそれぞれシートSを出し入れする開口2
a、3a、4aを配置して、サプライマガジン3、4の
外側にシートSが出され、レシーブマガジン2に外側か
ら進入することにより搬送時におけるシートSの曲率を
できるだけ大きく保ち、搬送時のシートSの曲率を小さ
くし過ぎることによる搬送性や記録画質に与える悪影響
を防止すると共に、装置1をコンパクトに構成して設置
面積を小さくすることができる。
【0028】図7は装置1をデスク51上に載置し、そ
の隣にワークステーション52、キーボード53を配置
してスペースを有効に使用した使用例の斜視図である。
このように配置した場合に、診断などを行う際にはワー
クステーション52に画像を呼び出して診断し、必要に
応じて装置1でハードコピーをとるようになっている。
【0029】図8は第2の実施例を示し、シートSを室
内光には感光せず、レーザービームには感光するものを
使用する画像記録装置の構成図である。画像記録装置6
0には互いに反対方向に傾斜するシート載置板61、6
2と、そのそれぞれの下端にシート載置板61、62の
面と直交方向に設けられたシート支持板63、64とか
ら成る断面略L字形のシート収納部65、66が、相反
する向きで上端を連結されて山形状に設けられており、
この山形状の空間部に光学ユニット67が設けられてい
る。また、それぞれのシート支持板63、64の自由端
側の両側にそれぞれ対を成す突起68、69が設けら
れ、一方のシート収納部66には未使用のシートSが積
層されて収納されている
【0030】シート支持板63とシート支持板64との
自由端側には、第1搬送ローラ対70と第2搬送ローラ
対71とが設けられ、これらの第1、第2搬送ローラ対
70、71は少なくとも一方が駆動ローラとなってお
り、実線で示すように他方のローラに接する当接位置と
鎖線で示す離間位置とに接離自在となっている。この第
1、第2の両搬送ローラ対70、71の中間位置には、
第1、第2の副走査ローラ対72、73が設けられ、両
搬送ローラ対70、71と両副走査ローラ対72、73
間には、二重円弧状の搬送路74が設けられている。
【0031】また、シート収納部65側の搬送路74の
延長線上には、図の手前側から奥側に向けて一線上に設
けられた複数個の吸盤75が設けられ、図示しない制御
作動手段によりシートSの面上に密着する吸着位置a
と、第1搬送ローラ対70の手前の位置bと、その右側
の位置cとに移動するようになっている。また、シート
収納部66側の搬送路74の延長線上には、自由端を第
2搬送ローラ対71側にしたレバー76が軸77を中心
に回動自在に取り付けられ、自由端がシート収納部66
内に入り込む鎖線位置と、レバー76が搬送路74の延
長線上にある実線位置とに回動可能とされている。そし
て、シート収納部65、66の上部は露出され、レバー
66、吸盤75から下部を外装ケース60aにより覆わ
れている。
【0032】このように構成された画像記録装置60
は、シート収納部65内の最も外側のシートSを吸盤7
5により吸着して、このシートSが突起68を乗り越え
るために撓んで他のシートSから分離した後に、吸盤7
5をb位置に移動してシートSの先端を第1搬送ローラ
対70に挟持させる。すると、シートSは第1搬送ロー
ラ対70により搬送路74内を第1、第2副走査ローラ
対72、73に送られ、ここでこれらのローラ対72、
73により搬送路74内を搬送されながら、光学ユニッ
ト67からのレーザービームLにより記録される。
【0033】更に、シートSは第2搬送ローラ対71に
送られ、このローラ対71によって搬送されて実線位置
にあるレバー76に沿ってシート収納部66内へ送り込
まれる。シートSの後端がレバー76の位置に来たと
き、レバー76が一旦シート収納部66側へ回動して、
シートSの後端部を突起69を乗り越えさせてシート収
納部66内へ押し込み、シートSをシート載置板62上
に整然と積層して載置する。なお、記録動作中はローラ
70、71が離間するようにして、シートSの先端、後
端がローラ70、71を通過する際の衝撃をなくすよう
にしている。
【0034】この装置では、シートSはレーザービーム
Lが照射されたところが直ちに可視画像となって、感光
後に現像処理の必要がないため、別の場所の現像機にそ
の都度運搬する必要がなく、記録後直ちに記録画像を見
ることができ便利である。また、記録方法としては、レ
ーザービームによるものに限らず、インクジェット、感
熱記録、昇華式による記録などが可能である。
【0035】図9は第3の実施例を示しており、この画
像記録装置80は第1の実施例におけるサプライマガジ
ン4を省略した装置1を上下反転した構成となってい
る。そのため、シートSを搬送する部分が装置80の上
側にあるので、シートSがジャムを起こしたときなどに
対処がし易い。
【0036】図10は第4の実施例を示し、この画像記
録装置81は第1の実施例におけるレシーブマガジン
2、サプライマガジン3の開口2b、3bが装置81の
奥側に設けられ、シートSはサプライマガジン3から奥
側に向かって送り出され、レシーブマガジン2にその奥
側から手前側に向けて送り込まれるように構成されてい
る。
【0037】このように構成された装置81は、通常で
は医療用に35cm×43cmサイズのフィルムがよく
使用されるので、光学ユニット40による走査幅が35
cmの方向になるように設定すると、フィルムの搬送方
向の寸法が43cmとなる。従って、レシーブマガジン
2、サプライマガジン3の上下方向の寸法が35cmと
なり、装置81の高さを低く押さえることができる。
【0038】図11は第5の実施例を示し、上述の第2
の実施例を除く各実施例では、レシーブマガジン2、サ
プライマガジン3などのマガジンを装置の側面から装着
するように構成されているが、これらを画像記録装置8
2の上側から装着するように構成されている。また、内
部の構成は前述の各実施例におけるレシーブマガジン
2、サプライマガジン3などの着脱用の開口が上面にな
るように、全体を上下方向に90度回転させた状態とな
っている。
【0039】更に、シートSの搬送経路はレシーブマガ
ジン2、サプライマガジン3の開口2b、3bが奥側に
あって、シートSはサプライマガジン3から奥側へ向か
って送り出され、画像記録装置82の奥側で記録されて
レシーブマガジン2に装置82の奥側から手前に向かっ
て送り込まれるように構成されている矢印Aの場合と、
開口2b、3bが手前側にあって、シートSは手前側に
向かって送り出され、装置82の手前側で記録されてレ
シーブマガジン2に装置82の手前側から奥側に向かっ
て送り込まれるように構成されている矢印Bの場合と、
開口2b、3bが装置82の下側に設けられていて、シ
ートSはサプライマガジン3から下側に向かって送り出
され、装置82の下側で記録され、下側から上側に向か
ってレシーブマガジン2へ送り込まれるように構成され
ている矢印Cの場合とがあり、その何れを採用してもよ
い。この実施例では、装置82をデスクサイドに配置し
た例であり、このように配置することによりデスクを広
く使用することができる。
【0040】以上の説明では、シートSに情報を記録す
る記録装置について述べたが、シートSから情報を読取
る読取装置の場合は、光学ユニット40に代えて、例え
ば図12に示すようにケース90a内にライン状のCC
D91と、このCCD91に向けたレンズ92とを有す
る光学ユニット90が用いられる。一方、第1、第2副
走査ローラ対23、24間には、主走査方向のスリット
93を有する反射カバー94により光学ユニット90の
反対側を覆われたランプ95が設けられている。
【0041】シートS上の画像記録を読取るときは、シ
ートSが第1、第2副走査ローラ対23、24間を一定
速度で送られている間に、ランプ95によってスリット
93を通して線状の光をシートSに投光し、その透過光
をレンズ92によりCCD91上に結像し、CCD91
においてシートS上の画像に応じた濃淡を電気信号に変
えることにより、二次元の画像に対応した画像信号が得
られる。
【0042】そして、この読取装置の場合には、シート
Sに光が当たってもよいので、レシーブマガジン2、サ
プライマガジン3などのシート収納部を装置の外に出し
たときに光密の必要がないので、これらの蓋8、9は不
要である。
【0043】また、レシーブマガジン2、サプライマガ
ジン3などのシート収納部を装置の外に抜き出す必要も
なく、シートSを手でシート収納部に装填し、またシー
ト収納部から取り出せるようにしてもよい。この場合
は、マガジン2、3内の可撓性部材17、18などのシ
ート押さえ手段がシート収納部に設けられ、シートSを
装填又はシートSを取り出す際は、これらのシート押さ
え手段が邪魔にならないように、図示しない手段により
シート押さえ状態を解除可能とすることが好ましい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る情報記
録又は読取装置は、記録や読取性能に影響を与えること
なく装置の設置面積を大幅に小さくでき、特にデスクト
ップやデスクサイドで使用する場合に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例である画像記録装置の外観斜視図
である。
【図2】その構成図である。
【図3】レシーブマガジンの斜視図である。
【図4】サプライマガジンの斜視図である。
【図5】光学ユニットと記録部の斜視図である。
【図6】従来のマガジン内に収納されたシートの状態説
明図である。
【図7】設置状態の他例の斜視図である。
【図8】第2の実施例の構成図である。
【図9】第3の実施例の構成図である。
【図10】第4の実施例の斜視図である。
【図11】第5の実施例の斜視図である。
【図12】読取装置に用いられる光学ユニットの斜視図
である。
【符号の説明】
1、60、80、81、82 画像記録装置 2 レシーブマガジン 3、4 サプライマガジン 2a、3a、4a 開口 8、9、10 蓋 14、15、16 突起 17、18、19 可撓性部材 20、29、32、74 搬送路 21、22、29、33、34、70、71 搬送ロー
ラ対 23、24、72、73 副走査ローラ対 26、76 レバー 31、38、75 吸盤 35 可動ガイド板 40、67、90 光学ユニット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未使用シートを積層収納する少なくとも
    1つの未使用シート収納手段から積層されたシートを1
    枚ずつ取り出し記録又は読取位置に搬送するシート搬送
    手段と、該記録又は読取位置においてシートに記録又は
    読取りを行う記録又は読取手段とを有し、該記録又は読
    取手段によって記録又は読取り済みの使用済みシートを
    使用済みシート収納手段に積層して収納する情報記録又
    は読取装置において、前記未使用シート収納手段及び前
    記使用済みシート収納手段を略鉛直方向に向けて、配置
    すると共に、前記未使用シート収納手段内のシートは外
    側のシートから引き出し、前記使用済みシート収納手段
    には外側から積層するようにしたことを特徴とする情報
    記録又は読取装置。
  2. 【請求項2】 前記記録又は読取手段は、シートが前記
    未使用シート収納手段から取り出しながら、又はシート
    が前記使用済みシートに挿入しながら実行する請求項1
    に記載の情報記録又は読取装置。
  3. 【請求項3】 シートが前記未使用シート収納手段から
    取り出される方向は上から下へ向かう方向であり、シー
    トが前記使用済みシート収納手段に挿入される方向は下
    から上へ向かう方向とした請求項1に記載の情報記録又
    は読取装置。
  4. 【請求項4】 前記使用済みシート収納手段には、シー
    ト搬送方向に関して長さの異なる複数の種類のシートを
    収納可能とした請求項1に記載の情報記録又は読取装
    置。
  5. 【請求項5】 前記未使用シート収納手段及び前記使用
    済みシート収納手段は、それぞれ内部を光密に保持した
    状態で装置着脱可能とすると共に、それぞれ互いに向か
    い合う面と反対の鉛直面内に、シートが出入りする開口
    を設けた請求項1に記載の情報記録又は読取装置。
  6. 【請求項6】 前記未使用シート収納手段と前記使用済
    みシート収納手段とは山形状に配置した請求項1に記載
    の情報記録又は読取装置。
JP7099915A 1995-03-31 1995-03-31 情報記録又は読取装置 Pending JPH08272915A (ja)

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