JPH07217945A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

空気調和機の室外ユニット

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JPH07217945A
JPH07217945A JP977894A JP977894A JPH07217945A JP H07217945 A JPH07217945 A JP H07217945A JP 977894 A JP977894 A JP 977894A JP 977894 A JP977894 A JP 977894A JP H07217945 A JPH07217945 A JP H07217945A
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Shigeki Sugiyama
茂樹 杉山
Yutaka Ishikawa
裕 石川
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Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】送風機支持体上端部のユニット本体に対する取
付け固定を確実になし、衝撃にも充分耐え得る構成で、
信頼性の向上を図った空気調和機の室外ユニットを提供
する。 【構成】少なくとも、底板4と、前面パネル2および後
板3との組み合わせ体からなるユニット本体1と、この
ユニット本体内に配置され送風機17を支持する送風機
支持体16とを具備したものにおいて、上記後板の上端
部に一体に折曲形成される係合片部22および爪部23
と、上記送風機支持体の上端部に一体に設けられ上記後
板の係合片部22と係合する係合部24および上記爪部
23と係止する係止孔部25とを具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の室外ユニ
ットに係り、特に、ユニット本体内部に収容配置される
送風機支持体のユニット本体との取付け構成の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】普通用いられる空気調和機は、被空調室
に取付けられる室内ユニットと、建屋外部に据付けられ
る室外ユニットとを、冷媒管や電気配線等を介して接続
してなる。そして、室外ユニットは、建屋の壁面に可能
な限り近接して据付けられ、邪魔にならないよう配慮さ
れる。
【0003】ところで、従来、室外ユニットのユニット
本体は、少なくとも、底板と、この底板の前端縁に沿っ
て取付け固定される前面パネルと、底板の両側縁および
後端縁に沿って取付け固定される後板との組み合わせ体
から構成される。
【0004】このようなユニット本体内部には、熱交換
器、送風機、圧縮機、冷媒配管および電気部品箱などが
収容配置される。熱交換器および圧縮機は、ユニット本
体を構成する底板上に直接配置固定されるが、上記送風
機は駆動モータと、この駆動モータの回転軸に嵌着され
るファンとから構成される関係上、底板上に直接取付け
固定することはできない。
【0005】すなわち、底板上に送風機支持体が立設固
定され、この支持体に送風機の駆動モータケースが取付
けられる。回転体であるファンの直径が固定体である駆
動モータケースの直径よりも大であるところから、送風
機支持体の上下方向ほぼ中央部に上記モータケースが取
付けられ、熱交換器に対する均一な送風を行うようにな
っている。
【0006】そして、上記送風機支持体は下端部を底板
に取付けられるとともに、上端部をユニット本体の上片
や熱交換器に係止して、その係止部に天板部を被せて熱
交換器もしくはユニット本体と天板部とで支持体上端部
を挟持することによって、上下端部が固定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、送風
機の支持構造は確実であるが、送風機支持体のユニット
本体に対する取付け固定構造には問題があった。すなわ
ち、送風機支持体は金属板をプレス加工などによって折
曲形成し、かつ大なる剛性を得るようフレーム構造が採
用される。そして、この下端部は底板にネジなどの固定
具によって強固に取付け固定される。
【0008】ただし、送風機支持体の上端部の取付け構
造としては、上述したように送風機支持体の上端部をユ
ニット本体の上片や熱交換器に係止するだけのものであ
り、天板部を被せない状態では送風機支持体上端部の取
付け固定の信頼性は極めて低く、係止部の係止状態が解
除されてしまうこともあった。
【0009】そして、このような係止状態が解除された
状態で、天板部を被せることも考えられ、支持体の上端
部を固定しないまま組み立てられる可能性もある。ま
た、正確に組み立てられたとしても送風機支持体の取付
け固定の信頼性は極めて低く、たとえば製品運搬中にお
ける落下等の衝撃がかかると、送風機支持体に上下撓み
変形が生じるとともに左右にずれが生じる。したがっ
て、引っ掛け爪が孔部から容易に外れてしまう。
【0010】その状態で送風機を駆動すれば、送風機の
駆動にともなう振動が送風機支持体と天板部との接触部
に伝達し、ここで振動騒音が拡大して外部に放散されて
しまう。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、送風機支持体上端部の
ユニット本体に対する取付け固定を確実になし、衝撃に
も耐え得る構成となして、信頼性の向上を図った空気調
和機の室外ユニットを提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するため
の第1の発明の空気調和機の室外ユニットは、少なくと
も、底板と、前面パネルおよび後板との組み合わせ体か
らなるユニット本体と、このユニット本体内に配置され
送風機を支持する送風機支持体とを具備した空気調和機
の室外ユニットにおいて、上記後板の上端部に一体に形
成される係合片部および爪部と、上記送風機支持体の上
端部に一体に設けられ上記後板の係合片部と係合する係
合部および上記爪部を係止する係止孔部とを具備したこ
とを特徴とする。
【0013】第2の発明の空気調和機の室外ユニット
は、少なくとも、底板と、前面パネルおよび後板との組
み合わせ体からなるユニット本体と、このユニット本体
内に配置され送風機を支持する送風機支持体とを具備し
た空気調和機の室外ユニットにおいて、上記送風機支持
体の上端部に一体に形成される係合片部および爪部と、
上記後板の上端部に一体に設けられ上記送風機支持体の
係合片部と係合する係合部および上記爪部を係止する係
止孔部とを具備したことを特徴とする。
【0014】
【作用】第1の発明では、後板の係合片部が送風機支持
体の係合部に係合し、後板の爪部が送風機支持体の係止
孔部に係止する。したがって、かなり大きな衝撃を受け
ても送風機支持体が後板から外れるようなことがなく、
互いの係止状態が確実に保持される。
【0015】第2の発明では、送風機支持体の係合片部
が後板の係合部に係合し、送風機支持体の爪部が後板の
係止孔部に係止する。したがって、かなり大きな衝撃を
受けても送風機支持体が後板から外れるようなことがな
く、互いの係止状態が確実に保持される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。図1に、空気調和機を構成する室外ユニット
を分解して示す。ユニット本体1は、前面パネル2、後
板3および底板4の組み合わせ体から構成される。
【0017】上記前面パネル2は、前面部2aと天板部
2bとが一体に折曲されていて、側面視で逆L字状に形
成される。前面部2aにはベルマウス5が設けられ、こ
こに吹出しグリル6が取付けられる。
【0018】そして、前面部2aの下端縁が底板4の前
面部に沿って取付け固定され、かつ前面部2aの両側縁
および天板部2bの両側縁に一体に形成されるヘミング
部2cが上記後板3の対向する側縁に係合するようにな
っている。
【0019】上記後板3は、背面部3aと、この背面部
の両側部に一体に折曲形成される両側面部3b,3cと
からなり、平面視で略コ字状に形成される。背面部3a
および両側面部3b,3cの下端縁が底板4の側縁に沿
って取付け固定され、かつ先に説明した前面パネル2と
組み合わせられる。
【0020】そして、背面部3aと一方の側面部3bに
は多数の孔部からなる熱交換空気の吸込み部7が形成さ
れる。他方の側面部には電気部品点検用の開口部8が設
けられ、この開口部を開閉自在な蓋体9が閉成する。こ
の側面部にはパックドバルブ取付け用の切欠部10が設
けられる。
【0021】上記底板4上には仕切り板11が設けら
れ、ユニット本体1内部を二分する。その一方の空間室
に圧縮機12が配置される。さらに圧縮機12の上方部
位には、インバ−タなどを収納した電気部品箱13やリ
アクタ14などの電気部品が配置される。
【0022】他方の空間室には、熱交換器15および送
風機支持体16が配置される。上記熱交換器15は、平
面視で略L字状に形成されていて、底板4の一側部と背
面部に沿って配置される。
【0023】上記送風機支持体16は、金属板をたとえ
ばプレス加工によってフレーム構造に形成し、その下端
部が底板4上の熱交換器15に近い部位に取付け固定さ
れ、その上端部が後述するように後板3の上端部に係止
固定される。
【0024】この上下方向略中央部には孔部16aが設
けられていて、送風機17を構成する駆動モータ18が
介挿される。この駆動モータ18には取付け用鍔部18
aが一体に設けられていて、支持体16の取付け面に重
ね合わされ、固定具を介して支持体16に取付け固定さ
れる。
【0025】上記送風機17は、この駆動モータ18
と、駆動モータの回転軸に嵌着されるファン19とから
構成され、上記ファン19は前面パネル2のベルマウス
5に対向するよう配置される。
【0026】図2は、組み立てられた室外ユニットを示
す。この前面部に上記吹出しグリル6が露出し、側面部
には上記蓋体9が開閉自在に嵌め込まれ、かつこの下部
にはパックドバルブ20が突出する。
【0027】つぎに、このようにして構成される室外ユ
ニットの、送風機支持体16と後板3との係止構造につ
いて説明する。図3に示すように、上記後板3の背面部
3a上端には水平方向に折曲される折曲片部3dが一体
に設けられ、この所定位置に一対の凹部21,21が所
定間隔を存して設けられる。すなわち、凹部21,21
相互間の部分が係合片部22として形成されることにな
る。
【0028】さらに、後板3の折曲片部3dには上記両
凹部21,21のさらに両側方に下方に切り起こし形成
される一対の爪部23,23が設けられる。これに対し
て、上記送風機支持体16の上端部には、上方に切り起
こし形成されて、その開口端が上記係合片部22に対向
する係合部24が設けられる。この係合部24は、上記
係合片部22が挿嵌可能な寸法に形成される。
【0029】そして、上記係合片部22が係合部24に
挿嵌した状態で、上記爪部23,23に対向する位置に
は係止孔部25,25が設けられる。この係止孔部25
は矩形状に形成されていて、爪部23を係止する寸法設
定がなされている。
【0030】このように構成されるところから、ユニッ
ト本体1に対する送風機支持体16の取付け固定にあた
っては、この支持体16を底板4上に固定し、その後上
端部を既に底板4に取付け固定された後板3の折曲片部
3dに挿嵌する。
【0031】図4に示すように、互いの位置の設定か
ら、送風機支持体16に設けられる係合部24が後板折
曲片部3dの係合片部22に嵌挿し、係合固定される。
同時に、送風機支持体16に設けられる係止孔部25が
後板折曲片部3dに設けられる爪部23,23に嵌挿
し、係止固定される。
【0032】図5(A)に示すように、送風機支持体1
6の係合部24が後板折曲片部3dの係合片部22に係
合固定され、同図(B)に示すように、送風機支持体1
6の係止孔部25が後板折曲片部3dの爪部23に係止
固定される。
【0033】送風機支持体16の下端部を上記底板4に
固定具を介して取付け固定し、かつ先に説明した圧縮機
12等の構成部品を所定位置に取付け固定した後、最後
に前面パネル2を取付け固定する。
【0034】この状態で、前面パネル2の天板部2bが
後板3の背面部3aに重なり、かつ係止固定される。な
お説明すれば、後板3の背面部3a上端には、この幅方
向に沿い所定間隔を存して係止爪26が一体に設けられ
ている。
【0035】一方、天板部2bの背面側に沿ってヘミン
グ部2cが折曲形成され、このヘミング部が後板背面部
3aに係合し、かつ係止爪26がヘミング部に設けられ
る孔部27に係止される。
【0036】そして、天板部2bは送風機支持体16の
係合部24上に載り、天板部2bが送風機支持体16を
下方に押さえ付ける状態になるところから、送風機支持
体16と後板3との係止固定がさらに強固なものとな
る。
【0037】このようにして送風機支持体16の上端部
を後板3に確実に取付け固定したから、送風機支持体1
6と後板3の両者だけでも係止固定が強固であり、組み
立てられた状態では天板部2bによってさらに強固なも
のとなる。
【0038】したがって、たとえば運搬中において落下
などによる衝撃が発生した場合においても、送風機支持
体16の上下撓み変形が規制されるとともに左右のずれ
が規制される。したがって、送風機支持体16が取付け
固定位置から外れるようなことがなく、従来のような送
風機17の駆動にともなう騒音の発生がない。
【0039】なお、上記実施例においては、後板3に係
合片部22と爪部23を設け、送風機支持体16に係合
部24と係止孔部25とを設けたが、この構成に限定さ
れるものではない。
【0040】たとえば図6に示すように、上記後板3の
折曲片部3dに凹陥部からなる係合部24Aが設けら
れ、この両側部に矩形状の係止孔部25A,25Aが設
けられる。
【0041】一方、送風機支持体16の上端部には、そ
の端縁から一対の切り込み部21A,21Aが設けら
れ、これらの間に突片状の係合片部22Aが形成され
る。この両側上面に爪部23A,23Aが突設される。
【0042】図7に示すように、送風機支持体16の上
面を後板折曲片部3dの下面に嵌挿することにより、係
合片部22Aが係合部24A上に載って係合するととも
に、爪部23A,23Aが係止孔部25A,25Aに係
止する。したがって、上記実施例と全く同様の作用効果
が得られる。
【0043】なお、室外ユニットの組み立て手順とし
て、図8に示すように、先に底板4上の所定位置に熱交
換器15や圧縮機12を取付け固定する。当然、ここで
は図示しない上記仕切り板11や送風機支持体16下端
部の取付けも行わなければならない。
【0044】ここで上記熱交換器15の前面側端部に設
けられる端板28は、熱交換器15を構成するUパイプ
を保護する長さで、かつ後板側面部3bと平行な片部2
8aと、この片部から延出されUパイプの端部に対向す
るよう斜めに折曲される保護片部28bを形成しなけれ
ばならない。
【0045】これら構成部品の取付け固定が全て終了し
てから、図9に示すように、後板3下端部を底板4に取
付け固定し、最後に前面パネル2を取付ける。先に説明
したように、後板3上端部に前面パネル2の天板部2b
背面に形成されるヘミング部2cを当てて、前面パネル
2下端部を回動する。すなわち、後板背面部3aには爪
部26が設けられていて、ここにヘミング部2cに設け
られる孔部27を係止し、前面パネル2を回動付勢す
る。
【0046】一方、前面パネル2の前面部2a側縁にも
ヘミング部2cが設けられていて、側端縁の剛性が保持
される。前面パネル2の回動付勢にともなって、上記ヘ
ミング部2cが後板側面部3bの端縁3と熱交換器15
の端板28との間に介挿され、かつ前面パネル2の底板
4に対する取付け固定が可能となる。
【0047】実際には図10に示すように、熱交換器1
5の端板28に斜めに折曲した保護用片部28bを一体
に設けたから、上記前面パネル2がたとえ斜めになった
状態で介挿され、このヘミング部2c先端が上記保護用
片部28bに当接するようなことがあっても、この片部
面にガイドされて、結局は図中二点鎖線で示すような所
定位置に納まる。
【0048】これに対して、図11に示す従来のよう
に、平面視でL字状に形成される端板Tで、この側片T
aが後板側面部3bと平行な状態であると、斜めに傾い
た状態で前面パネル2が回動されれば端板側片Ta先端
に引っ掛かり易い。そのまま回動を強行すると、ヘミン
グ部2cもしくは端板Tの変形につながり、完全な組み
立てが不可能になってしまう。
【0049】上述したように、前面パネル2と後板3と
はヒンジ機構を介して連結されているのではなく、後板
3上端の爪部26に前面パネル2の孔部27が係止する
だけの状態で回動するので、前面パネル2は回動時に傾
き易い。その点、先に図9および図10で説明したよう
に、熱交換器15の端板28に保護用片部28bを延設
することにより、上述の不具合の発生を確実に阻止でき
る。
【0050】なお、ユニット本体1の側面下部にパック
ドバルブ20が突設されることは先に述べた通りである
が、具体的には図12および図13に示すように、底板
4にパックドバルブ支持板30が設けられ、ここにパッ
クドバルブ20が取付け固定される。
【0051】一方、パックドバルブ20をパックドバル
ブ支持体30に取付け固定した後、上記後板3を取付け
るのだが、この下端部に形成される凹部10が上記パッ
クドバルブ20を囲撓する状態になる。
【0052】ただし、このままでは凹部10と底板4と
の間のパックドバルブ20周囲の開口が目立ち、内部が
見えて外観を損なう。そればかりでなく、この開口から
運転にともなう騒音が外部に漏れ、かつ雨水、塵埃およ
び小動物が侵入し易い。
【0053】従来では、この開口を塞ぐために、後板側
面部3cの凹部10下部を、この開口を覆う形状に膨出
形成していたが、プレスなどの関係でこの開口を充分に
塞ぐ形状にはなっていなかった。
【0054】そこで、同図に示す化粧板31を用意し、
取付ける。すなわち、この化粧板31は、両側部に上記
パックドバルブ支持体30の上端部に係止するための係
止片32,32が一体に設けられる。
【0055】これら係止片32,32をパックドバルブ
支持体30に係止した状態で、上記化粧板31は凹部1
0から突出し、底板4とパックドバルブ20および凹部
10の間の開口の大半を遮蔽する。
【0056】しかも、化粧板31には一対の凹陥部3
3,33が形成されていて、これら凹陥部がパックドバ
ルブ20の接続配管に近接し、残された開口部分のほと
んどを遮蔽する。
【0057】このことから、開口部を充分に塞ぐことが
できない従来の構造と比較して、容易に開口面積を縮小
させることができ、よって内部が見え難くなって外観の
向上が得られ、運転にともなう騒音の外部漏れを低減
し、雨水、塵埃および小動物の侵入を阻止する。
【0058】また、化粧版31に凹陥部33が形成され
ることによって、組立て工程でパックドバルブ20にガ
スチャージ用のカプラを装着する場合にも、化粧版31
が邪魔になることもなく、確実にパックドバルブ20に
カプラを装着でき、ガスチャージの確実化が得られる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明によれ
ば、後板に係合片部および爪部を設け、送風機支持体に
係合部および係止孔部を設け、係合片部を係合部に、か
つ爪部を係止孔部に係合するようにしたから、第2の発
明によれば、送風機支持体に係合片部および爪部を設
け、後板に係合部および係止孔部を設け、係合片部を係
合部に、かつ爪部を係止孔部に係合するようにしたか
ら、いずれの発明においても、送風機支持体上端部のユ
ニット本体に対する取付け固定が確実化して、たとえ衝
撃が加わっても、これに充分耐え得ることとなり、信頼
性の向上を図れる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、空気調和機の室外ユ
ニットを分解した斜視図。
【図2】同実施例の、室外ユニットの斜視図。
【図3】同実施例の、送風機支持体と後板を分解した斜
視図。
【図4】同実施例の、組み立てた送風機支持体と後板の
斜視図。
【図5】(A)は、送風機支持体と後板および前面パネ
ルの組み立て状態を説明する縦断面図。(B)は、同図
(A)とは異なる部位での縦断面図。
【図6】異なる実施例の、送風機支持体と後板を分解し
た斜視図。
【図7】同実施例の、組み立てられた状態の送風機支持
体と後板の斜視図。
【図8】異なる実施例の、底板に対する構成部品の取付
けを説明する斜視図。
【図9】同実施例の、後板に対する前面パネルの組み付
けを説明する斜視図。
【図10】同実施例の、熱交換器端板の形状構造と後板
に対する前面パネルの組み付けを説明する平面図。
【図11】従来例の、熱交換器端板の形状構造と後板に
対する前面パネルの組み付けを説明する平面図。
【図12】異なる実施例の、パックドバルブ支持構造を
説明する斜視図。
【図13】同実施例の、組み立てられたパックドバルブ
支持構造を説明する斜視図。
【符号の説明】
4…底板、2…前面パネル、3…後板、1…ユニット本
体、17…送風機、16…送風機支持体、22,22A
…係合片部、23,23A…爪部、24,24A…係合
部、25,25A…係止孔部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、底板と、前面パネルおよび後
    板との組み合わせ体からなるユニット本体と、 このユニット本体内に配置され送風機を支持する送風機
    支持体とを具備した空気調和機の室外ユニットにおい
    て、 上記後板の上端部に一体に形成される係合片部および爪
    部と、 上記送風機支持体の上端部に一体に設けられ上記後板の
    係合片部と係合する係合部および上記爪部と係止する係
    止孔部とを具備したことを特徴とする空気調和機の室外
    ユニット。
  2. 【請求項2】少なくとも、底板と、前面パネルおよび後
    板との組み合わせ体からなるユニット本体と、 このユニット本体内に配置され送風機を支持する送風機
    支持体とを具備した空気調和機の室外ユニットにおい
    て、 上記送風機支持体の上端部に一体に形成される係合片部
    および爪部と、 上記後板の上端部に一体に設けられ上記送風機支持体の
    係合片部と係合する係合部および上記爪部を係止する係
    止孔部とを具備したことを特徴とする空気調和機の室外
    ユニット。
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Cited By (8)

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