JPH07217695A - 二輪車用フロントフォークの圧側オイルロック装置 - Google Patents

二輪車用フロントフォークの圧側オイルロック装置

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JPH07217695A
JPH07217695A JP2725094A JP2725094A JPH07217695A JP H07217695 A JPH07217695 A JP H07217695A JP 2725094 A JP2725094 A JP 2725094A JP 2725094 A JP2725094 A JP 2725094A JP H07217695 A JPH07217695 A JP H07217695A
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JP
Japan
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oil
oil lock
lock case
piston rod
case
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Application number
JP2725094A
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English (en)
Inventor
Takayuki Nagai
孝行 永井
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 二輪車用フロントフォークの圧側オイルロッ
ク用ロックケースの交換の容易性と、オイルロック時の
高圧からシールの保護を図る。 【構成】 アクスルブラケット10の下端開口部10b
を通してオイルロックケース18を外部から出し入れ自
在に構成し、当該オイルロックケース18を油圧緩衝器
6のピストンロッド8に螺装する。そして、オイルロッ
クケース18の下方から更に当該オイルロックケース1
8をダブルナットとしてピストンロッド8にボトムキャ
ップ11を螺着し、このボトムキャップ11をアクスル
ブラケット10に対してねじ結合する。また、ピストン
ロッド8に対するオイルロックケース18の接合部に内
外へと通じる油孔36を穿設し、オイルロックケース1
8の内部を当該接合部から油孔38を通して油溜室37
に連通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動二輪車の前輪を
懸架する油圧緩衝器内蔵式のフロントフォークにおける
圧側オイルロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の圧側オイルロック装置と
しては、例えば平成1年実用新案出願公開第11363
9号公報にみられるようなものが知られている。
【0003】すなわち、このものは、図3にみられるよ
うに、内蔵する油圧緩衝器6の作動シリンダ7側に配設
したオイルロックピース17と対向して、インナチュー
ブ2の下端には、シール34,34を介装したオイルロ
ックケース18が嵌装してある。
【0004】インナチューブ2の下端外周には、当該イ
ンナチューブ2との間でオイルロックケース18の下端
鍔部18aを挟み込みつつアクスルブラケット10がね
じ結合してあり、これらインナチューブ2とアクスルブ
ラケット10とでオイルロックケース18をアクスルブ
ラケット10に対して所定位置に保持している。
【0005】また、油圧緩衝器6におけるピストンロッ
ド8の先端外周には、ボトムキャップ11がロックナッ
ト38で固定して螺着してあり、このボトムキャップ1
1をアクスルブラケット10との間にシール35を介装
してオイルロックケース18にねじ込み、これらボトム
キャップ11とオイルロックケース18とでアクスルブ
ラケット10を挟み込むことによりピストンロッド8の
先端をアクスルブラケット10に結合している。
【0006】これにより、油圧緩衝器6が最圧縮近傍ま
で圧縮動作してきたときに作動シリンダ7側のオイルロ
ックピース17がインナチューブ2側のオイルロックケ
ース18内に入り込み、当該オイルロックケース18内
の作動油をオイルロックピース17で圧縮して両者の嵌
合隙間から押し出すことにより最圧縮時に発生する衝撃
を緩和するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このもので
は、オイルロックケース18を交換してオイルロック作
用時のロック特性を変えようとする場合に、ボトムキャ
ップ11を外してからアクスルブラケット10自体をも
インナチューブ2から取り外してやらないとオイルロッ
クケース18を取り出すことができず、当該オイルロッ
クケース18の交換に手数を要するという不都合をも
つ。
【0008】しかも、ピストンロッド8の先端にボトム
キャップ11を結合する際にダブルナット作用を行うロ
ックナット38を必要とし、組立ておよび部品管理にも
手数が掛ることになる。
【0009】また、そればかりでなく、オイルロック作
用時にオイルロックケース18内に生じた高圧のロック
圧力が、ボトムキャップ11のねじ部を通してアクスル
ブラケット10とオイルロックケース18およびボトム
キャップ11との間介装したそれぞれのシール34,3
5に作用し、当該シール34,35を損傷してオイルロ
ックの効きを低下させる恐れをも有する。
【0010】したがって、この発明の第一の目的は、オ
イルロックケースの交換を容易にすると共に、組立工数
と部品管理にも手数の掛らない改良されたこの種二輪車
用フロントフォークの圧側オイルロック装置を提供する
ことである。
【0011】また、第二の目的は、上記に加えて、オイ
ルロック作用時にオイルロックケース内に生じた高圧の
ロック圧力がシール部分に作用しないようにして、常に
オイルロックの効きを確実なものにすることである。
【0012】
【問題を解決するための手段】この発明において、上記
の第一の目的は、アクスルブラケットの下端開口部を通
してオイルロックケースを外部から出し入れ自在に構成
し、当該オイルロックケースを油圧緩衝器のピストンロ
ッドに螺装する。
【0013】そして、オイルロックケースの下方からさ
らに当該オイルロックケースをダブルナットとしてピス
トンロッドにボトムキャップを螺着し、このボトムキャ
ップをアクスルブラケットにねじ結合することによって
達成される。
【0014】また、第二の目的は、さらに、ピストンロ
ッドに対するオイルロックケースの接合部に内外に通じ
る油孔を穿設し、オイルロックケースの内部を当該接合
部から油孔を通して油溜室に連通することによって達成
される。
【0015】
【作用】すなわち、上記の構成をとることにより、オイ
ルロックケースを交換してオイルロック作用時のロック
特性を変えようとする場合に、インナチューブからアク
スルブラケットを取り外すことなく、ボトムキャップを
外すだけでオイルロックケースをピストンロッドと共に
外部に引き出し、別のオイルロックケースと交換して再
組み立てすることで簡単にオイルロックケースの交換が
できる。
【0016】しかも、ピストンロッドに対するボトムキ
ャップのねじ結合に際して、オイルロックケースがダブ
ルナット作用を行うので特にロックナットを設ける必要
がなく、組立ておよび部品管理が簡単になる。
【0017】また、オイルロック作用時にオイルロック
ケース内に生じた高圧のロック圧力は、ピストンロッド
に対するオイルロックケースの接合部が油孔を通して油
溜室に通じているのでこの油孔の部分でカットされ、シ
ール部分には作用しないのでシールを損傷させることが
なく、常に油圧ロックの効き確実なものにする。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明の一実施例を
説明する。
【0019】図2に示すように、この発明による圧側オ
イルロック装置を備えた二輪車用フロントフォークF
は、車体側に対して操舵可能に連繋するアウタチューブ
1と、このアウタチューブ1の下方からベアリング3と
シール4およびダストシール5を介して摺動自在に挿入
したインナチューブ2とを有する。
【0020】アウタチューブ1とインナチューブ2内に
は、これら両者の間に亙って倒立状態に納めた筒形の油
圧緩衝器6と、当該油圧緩衝器6からインナチューブ2
側に亙って介装した懸架用スプリング9がそれぞれ内装
してある。
【0021】インナチューブ2は、下端外周部分にねじ
結合して取り付けたアクスルブラケット10を備え、こ
のアクスルブラケット10に前車軸を支架することによ
り、アウタチューブ1とインナチューブ2をガイドとし
て懸架用スプリング9により前輪を車体に対して弾性的
に支架し、かつ、油圧緩衝器6によって振動を減衰す
る。
【0022】この実施例において、油圧緩衝器6は、作
動シリンダ7内に対して摺動自在に挿入したピストンロ
ッド8を含むピストンアッセンブリからなる筒形の緩衝
器であればどのような構造のものであってもよい。
【0023】したがって、油圧緩衝器6の内部構造自体
は、特に、この発明にとって重要な事項ではないので、
ここではその詳細な説明を省略する。
【0024】上記油圧緩衝器6は、作動シリンダ7の上
端部分をアウタチューブ1の内部上方に結合(図示省
略)し、かつ、ピストンロッド8の突出側の先端部分を
アクスルブラケット10にボトムキャップ11を介して
ねじ結合することにより、アウタチューブ1とインナチ
ューブ2間に亙って取り付けてある。
【0025】一方、懸架用スプリング9は、下端をアク
スルブラケット10の段部10a上にばね受け12を介
して載せ、上端を油圧緩衝器6における作動シリンダ7
の外周途中に設けたもう一方のばね受け13に当てるこ
とにより、その復元力でアウターチューブ1とインナチ
ューブ2を互いに抜け出す方向に附勢している。
【0026】この場合、懸架用スプリング9の上端は、
作動シリンダ7の外周途中に固定したばね受けで直に支
持するようにしてもよいが、それでは、当該フロントフ
ォークFを適用する車種や車体重量に適応して地上高を
設定するときに、いちいちそれらに合わせて懸架用スプ
リング9を変えてやらなければならない。
【0027】そこで、当該実施例にあっては、ばね受け
13を長円筒状に形成すると共に、その下端外周をイン
ナーチューブ2の内壁にベアリング14を介して摺接支
持させ、かつ、上端に止め具15をねじ結合してこれら
両者で作動シリンダ7の外周に設けた突条16を挟持す
ることにより、作動シリンダ7に対してばね受け13を
固定している。
【0028】これにより、適用車種や車体重量に合わせ
て長さの異なるばね受け13を選定し、当該ばね受け1
3を止め具15で作動シリンダ7の突条16に固定する
ことによって地上高を所望の高さに保つことができる。
【0029】ただし、上記ばね受け13と止め具15と
で突条16を挟持するに当り、これらばね受け13と止
め具15を作動シリンダ7に対して直に挿通するように
したのでは、油圧緩衝器6の組立後において後記するオ
イルロックピース17のホルダ27が邪魔になってばね
受け13の交換ができなくなる場合が生じる。
【0030】したがって、このような場合には、特に図
示はしないが、突条16の表面を含んで作動シリンダ7
とばね受け13および止め具15のそれぞれの間に二つ
割りのカラーを上下に配置して介装し、これら上下のカ
ラーを介して突条16を挟持することでばね受け13の
内周面がカラー27の外周面を通り抜けできるようにし
てやればよい。
【0031】なお、上記カラーを用いると、当該カラー
の剛性によってはその上下端と対向する作動シリンダ7
の部分に集中応力が加わる恐れが生じるので、各カラー
の上下端内周面はアールまたはテーパー状に形成してや
ることが望ましい。
【0032】作動シリンダ7の下端にはオイルロックピ
ース17が設けてあり、このオイルロックピース17と
対向してインナチューブ2の下底にオイルロックケース
18が設けてある。
【0033】これらオイルロックピース17とオイルロ
ックケース18は、車体の沈み込みによるアウタチュー
ブ1とインナチューブ5の圧縮動作に伴い油圧緩衝器6
が共に圧縮動作し、当該油圧緩衝器6が最圧縮近傍に達
したときに図1に示すようにオイルロックピース17が
オイルロックケース18内に嵌入してオイルロック作用
を行い、最圧縮時の底付きによって発生する衝撃を防止
する役目を果たす。
【0034】このことから、オイルロックピース17
は、油圧緩衝器6の作動シリンダ7におけるピストンロ
ッド8の突出端側に直接設けることもできるが、それで
は、オイルロックピース17の軸方向位置を変えてオイ
ルロック特性を調整する場合に油圧緩衝器6ごと或いは
油圧緩衝器6を分解して交換しなければならないことに
なる。
【0035】そのために、この実施例にあっては、図1
に示すように、ロッドガイド22とシール23,24を
もつシールケース25を備えたホルダ27を上記シール
ケース25との間に調整環28と間座29を挟んで作動
シリンダ7にねじ結合し、かつ、これらロッドガイド2
2とシールケース25の間をホルダ27に穿った油孔2
6で外周面側に連通している。
【0036】そして、このホルダ27の先端外周にねじ
結合した止め具30でこれらホルダ27と止め具30と
の間に、内周面から下面に亙る油溝31をもつ円筒状の
オイルロックピース17を軸方向に向って移動可能に設
けてある。
【0037】これにより、異なる高さの調整環28或い
は間座29を適宜に選択するだけで作動シリンダ7に対
するオイルロックピース17の軸方向位置を変え、オイ
ルロック特性の調整を行うことができることになる。
【0038】また、同時に、オイルロックピース17
は、オイルロックケース18内に嵌入してオイルロック
作用を行うときに、オイルロックケース18内に発生す
るロック圧力で上端面がホルダ27側に押し付けられ、
この部分を密封してロック圧力を保持しつつそれ本来の
役目であるオイルロック作用を行う。
【0039】それに対し、オイルロックピース17がオ
イルロックケース18から抜け出す伸長動作時にあって
は、オイルロックケース18内が負圧ぎみになってオイ
ルロックピース17が止め具30で係止される位置まで
下降し、上方にある作動油を油溝31からオイルロック
ケース18内に吸い込みつつチェックバルブ作用を行っ
て、オイルロックケース18内が負圧になるのを防止す
る役目をも果たすようにしてある。
【0040】一方、オイルロックケース18は、図1の
詳細図から明らかなように、アクスルブラケット10を
通してフロントフォークFの下方からその内部へと組込
み得るように、当該オイルロックケース18に合わせて
アクスルブラケット10の下端開口部10bを構成して
ある。
【0041】上記オイルロックケース18は、油圧緩衝
器6におけるピストンロッド8の先端に設けたねじ32
に螺装され、このねじ32の下方からボトムキャップ1
1を螺着し、これらボトムキャップ11とオイルロック
ケース18とでダブルナット作用をもたせつつ、当該オ
イルロックケース18を油圧緩衝器6のピストンロッド
8に対して所定の位置に固定している。
【0042】そして、この状態において、ボトムキャッ
プ11をアクスルブラケット10の下部内周面に螺着
し、これらボトムキャップ11とアクスルブラケット1
0を通して油圧緩衝器6のピストンロッド8をインナチ
ューブ2の下端に結合する。
【0043】これにより、オイルロックケース18は、
ボトムキャップ11を回してアクスルブラケット10か
ら外し、当該ボトムキャップ11を引っ張るだけでピス
トンロッド8と共にアクスルブラケット10から外部に
引き出すことができる。
【0044】このように、オイルロックケース18を油
圧緩衝器6のピストンロッド8に対して着脱自在に取り
付けた点、およびアクスルブラケット10を通してオイ
ルロックケース18をピストンロッド8と共に下方に引
き出せるようにした点は、この発明にとって特に重要な
構成部分を形作っている。
【0045】何故ならば、これらの構成によりボトムキ
ャップ11を取り外すだけでオイルロックケース18を
ピストンロッド8と共に外部に引き出し、当該オイルロ
ックケース18を交換してオイルロック特性を変える作
業が簡単に行えることになるからである。
【0046】また、この実施例にあっては、オイルロッ
ク作用時において、オイルロックケース18内に発生す
る高圧のロック圧力でシールが損傷されないようにも考
慮してあり、この点もこの発明の重要な構成部分を形作
っている。
【0047】すなわち、ボトムキャップ11には、当該
ボトムキャップ11を通して外部調整可能の圧側減衰力
調整機構33が組み込まれる場合が多い。
【0048】上記の場合、ピストンロッド8とオイルロ
ックケース18の接合部を通してロック圧力が圧側減衰
力調整機構33のシール34,35に加わり、これらシ
ール34,35を損傷して油洩れを起す恐れが往々にし
てある。
【0049】そこで、これを防止するために、この実施
例にあっては、ピストンロッド8に対するオイルロック
ケース18の接合部に内外に通じる油孔36を穿設し、
オイルロックケース18の内部を当該接合部から油孔3
6を通して油溜室37に連通ししている。
【0050】これにより、オイルロック作用時におい
て、オイルロックケース18内に生じた高圧のロック圧
力は、ピストンロッド8とオイルロックケース18の接
合部から油孔36を通して油溜室37に導かれ、この油
孔36の部分でカットされることになる。
【0051】したがって、当該高圧のロック圧力がシー
ル34,35に作用しないのでこれらシール34,35
を損傷させることがなく、常にオイルロックの効き確実
なものにする。
【0052】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、オイルロックケースを交換してオイルロック作用時
のロック特性を変えようとする場合に、ボトムキャップ
を外すだけでオイルロックケースをピストンロッドと共
に外部に引き出し、別のオイルロックケースと交換して
再組み立てするだけで簡単にオイルロックケースの交換
ができる。
【0053】しかも、ピストンロッドに対するボトムキ
ャップのねじ結合に際して、オイルロックケースがダブ
ルナット作用を行うので特にロックナットを設ける必要
がなく、組立ておよび部品管理が簡単になる。
【0054】また、請求項2の発明によれば、上記に加
えて、オイルロック作用時にオイルロックケース内に生
じた高圧のロック圧力がピストンロッドとオイルロック
ケースの接合部を通して途中から油孔により油溜室に導
かれ、この油孔の部分でカットされてシール部分には作
用しないことになるのでシールを損傷させることがなく
なり、常にオイルロックの効き確実なものにすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である二輪車用フロントフ
ォークの圧側オイルロック装置を、オイルロック作用完
了時の状態をもって示す半裁正面図である。
【図2】同上、圧側オイルロック装置を備えた二輪車用
フロントフォークの一部切断正面図である。
【図3】従来の二輪車用フロントフォークの圧側オイル
ロック装置を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
F フロントフォーク 6 油圧緩衝器 8 ピストンロッド 10 アクスルブラケット 10b 下端開口部 11 ボトムキャップ 18 オイルロックケース 36 油孔 37 油溜室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクスルブラケットの下端開口部を通し
    てオイルロックケースを外部から出し入れ可能に構成
    し、当該オイルロックケースを油圧緩衝器のピストンロ
    ッドに螺装すると共にその下方からボトムキャップを螺
    着し、このボトムキャップをアクスルブラケットにねじ
    結合して、オイルロックケースをアクスルブラケットに
    対しピストンロッドを通して所定位置に保持したことを
    特徴と二輪車用フロントフォークの圧側オイルロック装
    置。
  2. 【請求項2】 ピストンロッドに対するオイルロックケ
    ースの接合部に内外に通じる油孔を穿設し、オイルロッ
    クケースの内部を当該接合部から油孔を通して油溜室に
    連通した請求項1の二輪車用フロントフォークの圧側オ
    イルロック装置。
JP2725094A 1994-01-31 1994-01-31 二輪車用フロントフォークの圧側オイルロック装置 Pending JPH07217695A (ja)

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Cited By (5)

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