JP2005083508A - 油圧緩衝器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シリンダにガス封入バルブのためのバルブ取付孔とフリーピストンセット孔を設ける油圧緩衝器において、部品点数と分解組付工数を削減すること。
【解決手段】 油圧緩衝器10において、フリーピストン42のためのフリーピストンセット孔47をシリンダ11の軸方向に沿って設け、ガス封入バルブ44のためのバルブ取付孔45とフリーピストンセット孔47を交差させ、バルブ取付孔45に封着したガス封入バルブ44によりフリーピストンセット孔47を封止可能にしたもの。
【選択図】 図1

Description

本発明はシングル分離加圧式油圧緩衝器に関する。
シングル分離加圧式油圧緩衝器では、シリンダに対するピストンロッドの進退に伴ない、シリンダの内部の油室容積が変化するのをガス室によって補償するため、シリンダの内部の油室に対しガス室を分離するフリーピストンを設けている。
油圧緩衝器の品質(減衰性能、懸架性能等)の均一化のためには、規定のガス室容積を確保した状態で、所定圧の加圧ガスをガス室に封入する必要がある。従来技術では、シリンダに対し上述のガス室容積を保証するためのフリーピストンのセット位置を規定する治具棒をシリンダの内部に挿入可能にするフリーピストンセット孔をシリンダの閉塞端に穿設している。このフリーピストンセット孔は、用済み後に封止プラグを用いて封止する必要がある。
他方、油圧緩衝器では、ガス室に所定圧の加圧ガス室を封入するため、ガス封入バルブをシリンダに取付けるためのバルブ取付孔をシリンダに穿設している。特に競技用車両等の油圧緩衝器では、減衰性能や懸架性能の設定変更、メンテナンスのために、シリンダからロッドガイド、ピストンロッドを分解できる分解式が採用され、分解のためにガス室の加圧ガスを一旦抜いたり、再封入する必要があってガス封入バルブは必須である。
尚、特許文献1には、シリンダの閉塞端に設けたフリーピストンセット孔に挿入した治具棒を用いてフリーピストンをセットした後にガス室に加圧ガスを封入し、このセット孔をプラグで封止後に取付アイを溶接して該セット孔を完全に封止する油圧緩衝器があるが、競技用車両等で採用した場合にメンテナンスできない非分解構造であり、ガス圧の調整もできない。
特公昭45-39377
従来のガス封入バルブを備えたシングル分離加圧式油圧緩衝器では、シリンダにバルブ取付孔とフリーピストンセット孔を穿設し、該セット孔への封止プラグの取付けも必要であり、部品点数と分解組付工数が多く、コスト高になる。
本発明の課題は、シリンダにガス封入バルブのためのバルブ取付孔とフリーピストンセット孔を設ける油圧緩衝器において、部品点数と分解組付工数を削減することにある。
請求項1の発明は、シリンダの開口端に封着したロッドガイドにピストンロッドを支持し、このピストンロッドをシリンダの内部に挿入し、ピストンロッドの挿入端に固定したピストンによりシリンダの内部にピストン側油室とロッド側油室を区画し、シリンダの内部でピストン側油室に対しガス室を分離するフリーピストンを設け、シリンダに対するフリーピストンのセット位置を規定する治具棒をシリンダの内部に挿入可能にするフリーピストンセット孔をシリンダの閉塞端に穿設するとともに、ガス室に加圧ガスを封入するガス封入バルブをシリンダに取付けるためのバルブ取付孔をシリンダに穿設してなる油圧緩衝器において、フリーピストンセット孔をシリンダの軸方向に沿って設け、バルブ取付孔とフリーピストンセット孔を交差させ、バルブ取付孔に封着したガス封入バルブによりフリーピストンセット孔を封止可能にしたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記バルブ取付孔をシリンダの閉塞端に該シリンダの軸方向に対し斜交させて設けたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記バルブ取付孔をシリンダの閉塞端に設けた取付部材用連結孔の孔軸に直交する方向に開口したものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において更に、前記シリンダからロッドガイド及びピストンロッドを分解できるようにしたものである。
(請求項1)
a ガス封入バルブのバルブ取付孔とフリーピストンセット孔は交差し、フリーピストンセット孔はバルブ取付孔を一部利用できる位置に設けられ、バルブ取付孔にガス封入バルブを取付けることで、バルブ取付孔のみならず、フリーピストンセット孔も封止できる。フリーピストンセット孔に専用の封止部材の取付けを必要とせず、部品点数と分解組付工数を削減できる。フリーピストンセット孔は小さくて良く、加工精度も必要ないから、加工工数も削減できる。
b フリーピストンセット孔をシリンダの軸方向に沿って設けたから、フリーピストンのセット位置がシリンダの閉塞端から大きく離れていてもセットできる。
(請求項2)
c ガス封入バルブのバルブ取付孔をシリンダの軸方向に対し斜交させたから、シリンダの軸方向に沿って設けるものに比して、車輪側(又は車体側)の取付部材(ブッシュやピロボール)に干渉することのない空きスペースにガス封入バルブを臨ませることができる。油圧緩衝器の実車取付状態下でガス封入バルブの操作性を損なわずに、バルブ取付孔をフリーピストンセット孔の一部として利用できる。
但し、本発明では、バルブ取付孔をシリンダの軸方向に直交させて設けながら、バルブ取付孔に封着したガス封入バルブによりフリーピストンセット孔を封止可能とすることもできる。
(請求項3)
d ガス封入バルブのバルブ取付孔をシリンダの閉塞端に設けた取付部材用連結孔の孔軸に直交する方向に開口させたから、車輪側(又は車体側)の取付部材(ブッシュやピロボール)や車輪、車体に干渉することのない空きスペースにガス封入バルブを臨ませることができ、油圧緩衝器の実車取付状態下でガス封入バルブの操作性を確保できる。
(請求項4)
e シリンダからロッドガイド及びピストンロッドを分解できる分解式とし、競技用車両等で採用した場合に、減衰性能や懸架性能の設定変更、メンテナンスのための分解前後で、ガス室の加圧ガスを一旦抜いたり、再封入、圧力調整でき、メンテナンス性を向上できる。
図1は油圧緩衝器を示す全体断面図、図2は図1の要部拡大断面図、図3は図1の端面図、図4はフリーピストンセット孔の使用状態を示す断面図である。
油圧緩衝器10は、図1に示す如く、シングル分離加圧式であり、シリンダ11の内部にピストンロッド12を挿入し、シリンダ11とピストンロッド12の外側部に懸架スプリング13を介装している。
シリンダ11は車輪側取付部材14(ブッシュ・ピロボール内蔵型)を備え、ピストンロッド12に車体側取付部材15(ブッシュ・ピロボール内蔵型)を備える。シリンダ11の外周部にはばね受け調整リング16とばね受け17が螺着され、ピストンロッド12にはばね受け18が固定されており、ばね受け17とばね受け18の間に懸架スプリング13を介装し、ばね受け調整リング16とばね受け17の螺動により懸架スプリング13の設定長さを調整可能としている。懸架スプリング13の弾発力が、車両が路面から受ける衝撃力を吸収する。
シリンダ11はピストンロッド12が貫通するロッドガイド21をその開口端に封着して備える。このとき、シリンダ11の内周にはストッパリング22が装着され、ロッドガイド21はストッパリング22により抜け止めされている。ロッドガイド21は、Oリング23を介してシリンダ11に液密に装着されるとともに、オイルシール24、ブッシュ25、ダストシール26を備える内径部にピストンロッド12を液密に摺動自在としている。オイルシール24はシール押え24Aに保持されてロッドガイド21の内側凹状部に装填されている。
シリンダ11は、ロッドガイド21とダストシール26の外側にキャップ部材27を設けている。キャップ部材27は、略カップ状をなし、側壁部をシリンダ11の開口端外側に圧入して固定され、ストッパリング22の位置よりも下方まで端部が伸びている。また孔あき板部(底部又は天部)の内周にピストンロッド12を通し、ダストシール26のシールリップの外側にてピストンロッド12の外周に直に臨み、該ピストンロッド12の外周と微小間隙を介する状態でシリンダ11の開口端を閉じる。キャップ部材27の孔あき板部の外側の端面は、最圧縮時に、ピストンロッド12に設けたバンプラバー28の受面となり、最圧縮ストロークを規制する。また、キャップ部材27がシリンダ11の外側に圧入されているので、圧縮時の衝撃を繰り返し受けることによるシリンダ11の開口部の変形を防止してストッパリング22の抜けを防止することができる。
シリンダ11は、ロッドガイド21の内側端面凹部に、リバウンドラバー29を備え、伸び切り時に、リバウンドラバー29をピストンロッド12の側のリバウンドストッパ31に衝合して伸び切りストロークを規制可能としている。
油圧緩衝器10は、ピストンバルブ装置(伸側減衰力発生装置)30を有している。油圧緩衝器10は、ピストンバルブ装置30が発生する減衰力により、懸架スプリング13による衝撃力の吸収に伴うシリンダ11とピストンロッド12の伸縮振動を抑制する。
ピストンバルブ装置30は、シリンダ11に挿入されたピストンロッド12の端部にリバウンドストッパ兼バルブストッパ31、圧側バルブ32、ピストン33、伸側バルブ34、バルブストッパ35を装着し、これらをナット36で固定してある。
ピストン33は、外周部に備えたOリング37A、ピストンリング37Bを介してシリンダ11の内部を液密に摺接し、シリンダ11の内部をピストンロッド12が収容されないピストン側油室38Aと、ピストンロッド12が収容されるロッド側油室38Bとに区画する。ピストン33は、圧側バルブ32を備えてピストン側油室38Aとロッド側油室38Bとを連通可能とする圧側流路39と、伸側バルブ34を備えてピストン側油室38Aとロッド側油室38Bとを連通可能とする伸側流路40とを備える。
従って、油圧緩衝器10の圧縮時には、ピストン側油室38Aの油が圧側流路39を通り圧側バルブ32を開いてロッド側油室38Bに導かれる。
また、油圧緩衝器10の伸長時には、ロッド側油室38Bの油が伸側流路40を通り伸側バルブ34を撓み変形させてピストン側油室38Aへ導かれ、伸側の減衰力を生ずる。
油圧緩衝器10は、シリンダ11の内部でピストン側油室38Aに対しガス室41を分離するフリーピストン42を設けてある。フリーピストン42は、外周部に装着したOリング43を介してシリンダ11の内部を液密に摺動する。シリンダ11に対するピストンロッド12の進退に伴ない、シリンダ11の内部の油室(38A、38B)容積が変化するのを、シリンダ11の軸方向に沿うフリーピストン42の摺動によるガス室41の容積変化によって補償する。
油圧緩衝器10は、図2、図3に示す如く、ガス室41に加圧ガスを封入するガス封入バルブ44をシリンダ11に取付けるためのバルブ取付孔45をシリンダ11の閉塞端に穿設してある。ガス封入バルブ44の先端外周部に設けてあるおねじ部44Aをバルブ取付孔45のガス室41寄りに設けてあるめねじ部45Aに螺着してガス封入バルブ44をバルブ取付孔45に固定する状態で、ガス封入バルブ44の中間外周部に装着したOリング46をバルブ取付孔45のシール面45Bに封着することにて、バルブ取付孔45は封止される。
油圧緩衝器10は、図4に示す如く、シリンダ11に対するフリーピストン42の当初組込位置たるセット位置(使用状態の油圧緩衝器10においてピストンロッド12が伸切り端にある状態でのフリーピストン42の位置)を規定する治具棒50をシリンダ11の内部(ガス室41になる部分)に挿入可能にするフリーピストンセット孔47をシリンダ11の閉塞端に穿設してある。これにより、使用状態の油圧緩衝器10においてピストンロッド12が伸切り端にある状態で、ガス室41に規定の容積を確保し、このガス室41にガス封入バルブ44を用いて所定圧の加圧ガスを封入可能にし、油圧緩衝器10の品質(減衰性能、懸架性能)の均一化を図る。
しかるに、油圧緩衝器10にあっては、図2、図4に示す如く、治具棒50のためのフリーピストンセット孔47を、シリンダ11の中心軸から偏心した位置においてシリンダ11の軸方向に沿って平行に設ける。そして、ガス封入バルブ44のためのバルブ取付孔45と、フリーピストンセット孔47を交差させ、バルブ取付孔45に封着したガス封入バルブ44のOリング46により、バルブ取付孔45だけでなく、フリーピストンセット孔47も封止可能にする。フリーピストンセット孔47は、バルブ取付孔45におけるOリング46のためのシール面45Bよりも外部空間側(ガス室41に対する反対側)にて、バルブ取付孔45に交差する。フリーピストンセット孔47はバルブ取付孔45を一部利用してガス室41に開口するものとなる。
油圧緩衝器10は、バルブ取付孔45をシリンダ11の閉塞端にて、シリンダ11の軸方向に対し斜交させて設ける。但し、本発明において、バルブ取付孔45はシリンダ11の軸方向に対し直交するものでも良い。
油圧緩衝器10は、シリンダ11の閉塞端に設けてある、車輪側取付部材14のための連結孔11A(ブッシュ)の孔軸に直交する方向、本実施例では連結孔11Aの孔軸とシリンダ11の中心軸を含む平面に直交する方向に位置する、シリンダ11の閉塞端の側面にバルブ取付孔45を開口する。
尚、油圧緩衝器10は、シリンダ11からロッドガイド21及びピストンロッド12を分解できる。即ち、ピストンロッド12に挿着したロッドガイド21及びピストンバルブ装置30の組立体をシリンダ11から取出して分解し、それらの構成部品の交換等により油圧緩衝器10の減衰性能等をメンテナンスできる。
油圧緩衝器10の組立手順は以下の如くなされる。
(1)シリンダ11の閉塞端のフリーピストンセット孔47及びバルブ取付孔45からシリンダ11の内部に治具棒50を挿入する。同時に、フリーピストン42はシリンダ11の開口端からシリンダ11の内部に挿入し、フリーピストン42の端面を治具棒50の挿入端に突き当ててセットする。
(2)シリンダ11の開口端からシリンダ11の内部に油を入れる。続いてピストンバルブ装置30及びロッドガイド21を組付けてあるピストンロッド12をシリンダ11の開口端からシリンダ11の内部に挿入し、シリンダ11の開口端を封止する。
(3)フリーピストンセット孔47及びバルブ取付孔45から治具棒50を抜く。このとき、シリンダ11の油室38A、38Bは油を充満された密閉状態にあるため、フリーピストン42は治具棒50がなくなっても動くことなく、ガス室41に規定の容積が確保される。
(4)治具棒50が抜かれたバルブ取付孔45にガス封入バルブ44を取付け、ガス封入バルブ44のOリング46によりバルブ取付孔45を封止し、ガス封入バルブ44を用いてガス室41に所定圧の加圧ガスを封入する。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
a ガス封入バルブ44のバルブ取付孔45とフリーピストンセット孔47は交差し、フリーピストンセット孔47はバルブ取付孔45を一部利用できる位置に設けられ、バルブ取付孔45にガス封入バルブ44を取付けることで、バルブ取付孔45のみならず、フリーピストンセット孔47も封止できる。フリーピストンセット孔47に専用の封止部材の取付けを必要とせず、部品点数と分解組付工数を削減できる。フリーピストンセット孔47は小さくて良く、加工精度も必要ないから、加工工数も削減できる。
b フリーピストンセット孔47をシリンダ11の軸方向に沿って設けたから、フリーピストン42のセット位置がシリンダ11の閉塞端から大きく離れていてもセットできる。
c ガス封入バルブ44のバルブ取付孔45をシリンダ11の軸方向に対し斜交させたから、シリンダ11の軸方向に沿って設けるものに比して、車輪側(又は車体側)の取付部材14(ブッシュやピロボール)に干渉することのない空きスペースにガス封入バルブ44を臨ませることができる。油圧緩衝器10の実車取付状態下でガス封入バルブ44の操作性を損なわずに、バルブ取付孔45をフリーピストンセット孔47の一部として利用できる。
d ガス封入バルブ44のバルブ取付孔45をシリンダ11の閉塞端に設けた取付部材14用の連結孔11Aの孔軸に直交する方向に開口させたから、車輪側(又は車体側)の取付部材14(ブッシュやピロボール)や車輪、車体に干渉することのない空きスペースにガス封入バルブ44を臨ませることができ、油圧緩衝器10の実車取付状態下でガス封入バルブ44の操作性を確保できる。
e シリンダ11からロッドガイド21及びピストンロッド12を分解できる分解式とし、競技用車両等で採用した場合に、減衰性能や懸架性能の設定変更、メンテナンスのための分解前後で、ガス室41の加圧ガスを一旦抜いたり、再封入、圧力調整でき、メンテナンス性を向上できる。
以上、本発明の実施例を図面により記述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
図1は油圧緩衝器を示す全体断面図である。 図2は図1の要部拡大断面図である。 図3は図1の端面図である。 図4はフリーピストンセット孔の使用状態を示す断面図である。
符号の説明
10 油圧緩衝器
11 シリンダ
12 ピストンロッド
21 ロッドガイド
33 ピストン
38A ピストン側油室
38B ロッド側油室
41 ガス室
42 フリーピストン
44 ガス封入バルブ
45 バルブ取付孔
47 フリーピストンセット孔

Claims (4)

  1. シリンダの開口端に封着したロッドガイドにピストンロッドを支持し、このピストンロッドをシリンダの内部に挿入し、
    ピストンロッドの挿入端に固定したピストンによりシリンダの内部にピストン側油室とロッド側油室を区画し、
    シリンダの内部でピストン側油室に対しガス室を分離するフリーピストンを設け、
    シリンダに対するフリーピストンのセット位置を規定する治具棒をシリンダの内部に挿入可能にするフリーピストンセット孔をシリンダの閉塞端に穿設するとともに、
    ガス室に加圧ガスを封入するガス封入バルブをシリンダに取付けるためのバルブ取付孔をシリンダに穿設してなる油圧緩衝器において、
    フリーピストンセット孔をシリンダの軸方向に沿って設け、
    バルブ取付孔とフリーピストンセット孔を交差させ、バルブ取付孔に封着したガス封入バルブによりフリーピストンセット孔を封止可能にしたことを特徴とする油圧緩衝器。
  2. 前記バルブ取付孔をシリンダの閉塞端に該シリンダの軸方向に対し斜交させて設けた請求項1に記載の油圧緩衝器。
  3. 前記バルブ取付孔をシリンダの閉塞端に設けた取付部材用連結孔の孔軸に直交する方向に開口した請求項1又は2に記載の油圧緩衝器。
  4. 前記シリンダからロッドガイド及びピストンロッドを分解できる請求項1〜3のいずれかに記載の油圧緩衝器。
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