JP2001193782A - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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JP2001193782A JP2000002954A JP2000002954A JP2001193782A JP 2001193782 A JP2001193782 A JP 2001193782A JP 2000002954 A JP2000002954 A JP 2000002954A JP 2000002954 A JP2000002954 A JP 2000002954A JP 2001193782 A JP2001193782 A JP 2001193782A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リバウンドスプリング用のカラーとの当接に
よりピストンロッドに生じた損傷部がシール装置を通過
することがなく、シール装置にダメージを与えないよう
にすること。 【解決手段】 油圧緩衝器10において、第2カラー5
2のピストンロッド12に遊挿される内径を、ロッドガ
イド34の側からピストン21の側に向けて小径とする
もの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧緩衝器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧緩衝器として、特開平6-1017
34号公報に記載の如く、最大伸張時の衝撃を緩衝するた
め、ダンパチューブ内で、ピストンロッドのピストン側
に固定された第1カラーと、ピストンロッドのロッドガ
イド側に遊挿した第2カラーとの間に、ピストンロッド
の伸切り時に変形せしめられるリバウンドスプリングを
介装してなるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】油圧緩衝器の通常作動
時(リバウンドスプリングが圧縮変形しない領域)、ピ
ストンロッドに遊挿されている第2カラーが油の流れの
影響等により揺れ動いてピストンロッドに当接し、この
当接を繰り返すうちに、ピストンロッドの表面が損傷す
る。
【0004】従来技術では、第2カラーがピストンロッ
ドに当接する部分は、該第2カラーのロッドガイド側内
径部〜ピストン側内径部の全域に及ぶ。そして、第2カ
ラーのロッドガイド側内径部が当接したピストンロッド
の損傷部は、ピストンロッドの伸切り時に、ダンパチュ
ーブのシール装置を通過し、シール装置にダメージを与
え、油漏れを引き起こす虞がある。
【0005】本発明の課題は、リバウンドスプリング用
のカラーとの当接によりピストンロッドに生じた損傷部
がシール装置を通過することがなく、シール装置にダメ
ージを与えないようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、ダンパチューブに設けたシール装置を通ってダンパ
チューブ内に挿嵌したピストンロッドをロッドガイドに
よって支持し、ピストンロッドのダンパチューブ内に位
置する端部にピストンを備えてなり、ピストンロッドの
ピストン側に固定された第1カラーと、ピストンロッド
のロッドガイド側に遊挿した第2カラーとの間に、ピス
トンロッドの伸切り時に圧縮変形せしめられるリバウン
ドスプリングを介装してなる油圧緩衝器において、第2
カラーのピストンロッドに遊挿される内径を、ロッドガ
イド側からピストン側に向けて小径とするようにしたも
のである。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記第2カラーの内径をピス
トン側が小径となるテーパ状となるようにしたものであ
る。
【0008】請求項3に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記第2カラーの内径をピス
トン側が小径となる段付き状となるようにしたものであ
る。
【0009】請求項4に記載の本発明は、請求項1〜3
のいずれかに記載の本発明において更に、前記第2カラ
ーのピストン側の外周に設けた嵌合突部を、ピストンロ
ッドの伸切り時に、第1カラーのロッドガイド側の内周
に設けた嵌合孔部に嵌合可能としてなるようにしたもの
である。
【0010】
【作用】請求項1〜3の発明によれば下記の作用があ
る。 第2カラーのピストンロッドに遊挿される内径を、ロ
ッドガイドの側からピストンの側に向けて小径とした。
従って、油圧緩衝器の通常作動時(リバウンドスプリン
グが圧縮変形しない領域)、第2カラーが揺れ動いて先
にピストンロッドに当接する位置(損傷部)は、第2カ
ラーの小内径部であるピストンの側、換言すればシール
装置から遠ざかる側にオフセットされるものとなる。こ
れにより、第2カラーとの当接によりピストンロッドに
生ずる損傷部の位置を、ピストンロッドの伸切り時でも
シール装置に到達しない位置に設定でき、この損傷部が
シール装置にダメージを与えることを回避できる。
【0011】請求項4の発明によれば下記の作用があ
る。 ピストンロッドの伸切り時に、第2カラーの嵌合突部
を第1カラーの嵌合孔部に嵌合可能とした。従って、油
圧緩衝器の最大伸張時に、第1カラーのスプリング受部
と第2カラーのスプリング受部との間に一定の間隔、換
言すれば一定のスプリング圧縮長さを確保しながら、第
2カラーの全長を嵌合突部の突出長さだけより長くでき
る。前述において、第2カラーの全長をより長くする
場合には、第2カラーのピストンロッドに当接する小内
径部の位置を、シール装置からより遠ざかる側により大
きくオフセットでき、第2カラーとの当接によりピスト
ンロッドに生ずる損傷部の位置を、シール装置に到達し
ない位置により確実に設定できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態の油圧緩衝器
を示す全体断面図、図2は図1の要部断面図、図3は最
伸張状態を示す断面図、図4は第1カラーと第2カラー
とリバウンドスプリングを示す模式図、図5は第2実施
形態の油圧緩衝器を示す全体断面図、図6は図5の要部
断面図、図7は最伸張状態を示す断面図である。
【0013】(第1実施形態)(図1〜図4) 油圧緩衝器10は、図1に示す如く、車両の前輪用シン
グルチューブ分離加圧型であり、ダンパチューブ11と
ピストンロッド12と懸架ばね13を有し、ダンパチュ
ーブ11の外周部に下ばねシート14を取着し、ピスト
ンロッド12に上ばねシート16を取着し、懸架ばね1
3を下ばねシート14と上ばねシート16の間に介装し
ている。
【0014】油圧緩衝器10は、ダンパチューブ11の
下部に車軸側取付部18を備え、ピストンロッド12に
取着してある上ばねシート16に車体側取付部19を備
える。そして、懸架ばね13により路面からの衝撃を吸
収し、ダンパチューブ11が内蔵する減衰装置により懸
架ばね13の伸縮振動を制振させる。
【0015】油圧緩衝器10は、ダンパチューブ11に
作動油を充填するとともに、ピストン21を摺動自在に
配置している。ピストン21は、ダンパチューブ11の
内部に、作動油を充填し且つピストンロッド12を収容
するロッド側室22Aと、作動油を充填し且つピストン
ロッド12を収容しないピストン側室22Bとを区画形
成する。
【0016】油圧緩衝器10は、前述した如く、シング
ルチューブ分離加圧型であるから、ダンパチューブ11
の内部に、フリーピストン23を摺動自在に配置し、こ
のフリーピストン23により区画される加圧ガス室24
とリザーバ室25とを設け、リザーバ室25とピストン
側室22Bとの間にフリーピストンストッパ26を加締
め固定し、ストッパ26のオリフィス27によりピスト
ン側室22Bとリザーバ室25とを連通している。リザ
ーバ室25は、油圧緩衝器10の圧縮行程と伸長行程
で、ダンパチューブ11に進入もしくは退出するピスト
ンロッド12の容積変化分の作動油を補償する。
【0017】油圧緩衝器10は、ピストンロッド12の
ダンパチューブ11への挿入端にバルブストッパ28、
ピストン21、バルブストッパ29をナット30で固定
している。そして、ピストン21は、伸び側減衰バルブ
31Aを備えてロッド側室22Aとピストン側室22B
とを連絡可能とする伸び側流路31と、圧縮減衰バルブ
32Aを備えてロッド側室22Aとピストン側室22B
を連絡可能とする圧側流路32とを備える。これによ
り、油圧緩衝器10の伸長行程では、ロッド側室22A
の作動油がピストン21の伸び側流路31を通り伸び側
減衰バルブ31Aを撓み変形させて伸び側減衰力を発生
させ、ピストン側室22Bに流れる。また、油圧緩衝器
10の圧縮行程では、ピストン側室22Bの作動油がピ
ストン21の圧側流路32を通り圧側減衰バルブ32A
を撓み変形させて圧側減衰力を発生させ、ロッド側室2
2Aに流れる。
【0018】油圧緩衝器10は、ダンパチューブ11の
一端にシール装置33を設け、ダンパチューブ11にお
けるシール装置33の内側にロッドガイド34を加締め
固定し、シール装置33を通ってダンパチューブ11内
に挿嵌されるピストンロッド12をロッドガイド34に
よって支持している。シール装置33は、オイルシール
35を備え、オイルシール35の外側のエンドプレート
36をダンパチューブ11の加締め加工により保持され
る。
【0019】油圧緩衝器10は、ピストンロッド12の
外端部にジョイントカラー37により受け座38A、3
8Bを位置決めし、これらの受け座38A、38Bの間
にマウントラバー15A、15Bを設け、このマウント
ラバー15A、15Bの間に前述の車体側取付部19を
挟持した状態で該ピストンロッド12の上端部に取付ナ
ット39を螺装され、ピストンロッド12の上端部は車
体側取付部19に弾発的に取付けられる。
【0020】油圧緩衝器10は、ピストンロッド12の
外端部で、受け座38Bをピストンロッド12に支持す
る受け座ストッパ41と該受け座38Bとの間にカバー
42を固定してある。このカバー42は、ダンパチュー
ブ11の上端部まわりにまで伸び、ピストンロッド12
まわりで受け座ストッパ41にバックアップされるバン
プラバー43を囲むように設けられる。
【0021】油圧緩衝器10は、ダンパチューブ11の
前述したシール装置33まわりにバンプストッパキャッ
プ44の基端部を圧入固定し、このキャップ44の先端
側外周に前述の下ばねシート14を設けることとしてい
る。そして、キャップ44の基端面にはバンプラバー当
接板45を設けている。油圧緩衝器10の最圧縮時に、
前述のバンプラバー43が当接板45に当接して圧縮変
形し、最圧縮ストロークを規制する。前述のカバー42
は、この最圧縮時のバンプラバー43の圧縮による膨出
変形を規制し、油圧緩衝器10の最圧縮時のばね特性を
設定する。
【0022】油圧緩衝器10は、ダンパチューブ11の
ロッド側室22Aに位置するピストンロッド12まわり
で、ピストン21の側(下側)に固定された第1カラー
51と、ロッドガイド34の側(上側)に遊挿した第2
カラー52との間に、ピストンロッド12の伸切り時
(油圧緩衝器10の最伸張時)に圧縮変形せしめられる
リバウンドスプリング53を介装している。
【0023】第1カラー51は、ピストンロッド12の
溝部に加締め固定されたリバウンドシート54に、リバ
ウンドラバー55を介してバックアップされている。第
1カラー51は、内周の周方向複数位置に設けた突起部
56にピストンロッド12を圧入することにより、ピス
トンロッド12に半固定状態にて組み付けられる。第1
カラー51は、リバウンドスプリング53の下端部の端
面を支持し、かつ内周面を支持するスプリング受部51
Aを備える。
【0024】第2カラー52は、ピストンロッド12に
遊挿される内径を、ロッドガイド34の側からピストン
21の側に向けて小径となるテーパ状内径部57として
いる。第2カラー52は、リバウンドスプリング53の
上端部の端面を支持し、かつ内周面を支持するスプリン
グ受部52Aを備える。
【0025】油圧緩衝器10の通常作動時に、ピストン
ロッド12が伸縮するとき、第2カラー52は図2に示
す如く、ロッド側室22Aの内部でロッドガイド34に
衝合しない範囲にあり、リバウンドスプリング53は圧
縮変形しない。他方、油圧緩衝器10の最伸張時には、
ピストンロッド12が伸切り、第2カラー52は図3に
示す如く、ロッドガイド34に衝合し、リバウンドスプ
リング53を一定の圧縮長さで圧縮変形せしめ、油圧緩
衝器10の最伸張ストロークを規制する。
【0026】油圧緩衝器10にあっては、通常作動時
に、ピストンロッド12に遊挿されている第2カラー5
2が油の流れの影響等により揺れ動き、第2カラー52
のピストン21の側(最下端側)の最小内径部57Aが
ピストンロッド12に当接する(図4(A))。また、
最伸張時には、第2カラー52のロッドガイド34の側
の端面(上端面)に設けてある突状調芯部58Aを、ロ
ッドガイド34の環状調芯部58Bにスプリング53の
ばね力で加圧して係合させ、第2カラー52をロッドガ
イド34の同軸保持して該第2カラー52の自由な揺れ
動きひいてはピストンロッド12との接触を防ぐ。
【0027】従って、本実施形態によれば以下の作用が
ある。第2カラー52のピストンロッド12に遊挿され
る内径を、ロッドガイド34の側からピストン21の側
に向けて小径とした。従って、油圧緩衝器10の通常作
動時(リバウンドスプリング53が圧縮変形しない領
域)、第2カラー52が揺れ動いて先にピストンロッド
12に当接する位置(損傷部)は、第2カラー52の最
小内径部57Aであるピストン21の側、換言すればシ
ール装置33から遠ざかる側にオフセットされるものと
なる。これにより、第2カラー52との当接によりピス
トンロッド12に生ずる損傷部の位置(第1カラー51
のスプリング受部51Aから距離Kの位置、図2、図3
参照)を、ピストンロッド12の伸切り時でもシール装
置33に到達しない位置(図3参照、ロッドガイド34
の位置)に設定でき、この損傷部がシール装置33のオ
イルシール35にダメージを与えることを回避できる。
【0028】(第2実施形態)(図5〜図7) 第2実施形態の油圧緩衝器100は、図5に示す如く、
車両の後輪用シングルチューブ分離加圧型であり、第1
実施形態の油圧緩衝器10と同様にダンパチューブ11
とピストンロッド12と懸架ばね13を有する。油圧緩
衝器100において、油圧緩衝器10と実質的に同一部
材は同一符号を付して説明を省略するものとする。
【0029】油圧緩衝器100は、後輪側のレイアウト
上、ダンパチューブ11の全長を短くする必要があるこ
とから、ダンパチューブ11の下端側側部にリザーバ1
01を傾斜状姿勢(下ばねシート14との干渉防止のた
め)で横置きした。リザーバ101は、油圧緩衝器10
と同様に、フリーピストン23、加圧ガス室24、リザ
ーバ室25を有し、ダンパチューブ11の側壁に設けた
オリフィス27によりピストン側室22Bとリザーバ室
25とを連通している。
【0030】油圧緩衝器100は、油圧緩衝器10と同
様の、第1カラー51、第2カラー52、リバウンドス
プリング53を有し、図6、図7に示す如く、第2カラ
ー52との当接によりピストンロッド12に生ずる損傷
部の位置(第1カラー51のスプリング受部51Aから
距離Lの位置(図6、図7参照)を、ピストンロッド1
2の伸切り時でのシール装置33に到達しない位置(図
7参照、ロッドガイド34の下方のロッド側室22A内
の位置)に設定し、この損傷部がシール装置33のオイ
ルシール35にダメージを与えることを回避する。
【0031】このとき、油圧緩衝器100にあっては、
図7(図4参照)に示す如く、第2カラー52のピスト
ン21の側(下側)の外周に設けた円錐台状の嵌合突部
52Bを、ピストンロッド12の伸切り時に、第1カラ
ー51のロッドガイド34の側(上側)の内周に設けた
円錐台状の嵌合孔部51Bに遊嵌可能としてある。
【0032】従って、本実施形態によれば、以下の作用
がある。ピストンロッド12の伸切り時に、第2カラー
52の嵌合突部52Bを第1カラー51の嵌合孔部51
Bに嵌合可能とした。従って、油圧緩衝器100の最大
伸張時に、第1カラー51のスプリング受部51Aと第
2カラー52のスプリング受部52Aとの間に一定の間
隔、換言すれば一定のスプリング圧縮長さを確保しなが
ら、第2カラー52の全長を嵌合突部52Bの突出長さ
だけより長くできる。第2カラー52の全長をより長く
する場合には、第2カラー52のピストンロッド12に
当接する最小内径部57Aの位置を、シール装置33か
らより遠ざかる側により大きくオフセットでき、第2カ
ラー52との当接によりピストンロッド12に生ずる損
傷部の位置を、シール装置33に到達しない位置により
確実に設定できる。
【0033】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明の実施においては、第2カラー52のピストンロッ
ド12に遊挿される内径を、図4(B)に示す如く、ピ
ストン21の側が小径となる段付き状内径部101(最
小内径部101A)としても良く、第2カラー52のピ
ストン21の側を小径としたものであれば良い。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、リバウン
ドスプリング用のカラーとの当接によりピストンロッド
に生じた損傷部がシール装置を通過することがなく、シ
ール装置にダメージを与えないようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の油圧緩衝器を示す全体断
面図である。
【図2】図2は図1の要部断面図である。
【図3】図3は最伸張状態を示す断面図である。
【図4】図4は第1カラーと第2カラーとリバウンドス
プリングを示す模式図である。
【図5】図5は第2実施形態の油圧緩衝器を示す全体断
面図である。
【図6】図6は図5の要部断面図である。
【図7】図7は最伸張状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10、100 油圧緩衝器 11 ダンパチューブ 12 ピストンロッド 21 ピストン 33 シール装置 34 ロッドガイド 51 第1カラー 51B 嵌合孔部 52 第2カラー 52B 嵌合突部 53 リバウンドスプリング 57 テーパ状内径部 57A 最小内径部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダンパチューブに設けたシール装置を通
    ってダンパチューブ内に挿嵌したピストンロッドをロッ
    ドガイドによって支持し、ピストンロッドのダンパチュ
    ーブ内に位置する端部にピストンを備えてなり、 ピストンロッドのピストン側に固定された第1カラー
    と、ピストンロッドのロッドガイド側に遊挿した第2カ
    ラーとの間に、ピストンロッドの伸切り時に圧縮変形せ
    しめられるリバウンドスプリングを介装してなる油圧緩
    衝器において、 第2カラーのピストンロッドに遊挿される内径を、ロッ
    ドガイド側からピストン側に向けて小径としたことを特
    徴とする油圧緩衝器。
  2. 【請求項2】 前記第2カラーの内径をピストン側が小
    径となるテーパ状とした請求項1記載の油圧緩衝器。
  3. 【請求項3】 前記第2カラーの内径をピストン側が小
    径となる段付き状とした請求項1記載の油圧緩衝器。
  4. 【請求項4】 前記第2カラーのピストン側の外周に設
    けた嵌合突部を、ピストンロッドの伸切り時に、第1カ
    ラーのロッドガイド側の内周に設けた嵌合孔部に嵌合可
    能としてなる請求項1〜3のいずれかに記載の油圧緩衝
    器。
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