JPH07217108A - 屋根下地材 - Google Patents
屋根下地材Info
- Publication number
- JPH07217108A JPH07217108A JP925594A JP925594A JPH07217108A JP H07217108 A JPH07217108 A JP H07217108A JP 925594 A JP925594 A JP 925594A JP 925594 A JP925594 A JP 925594A JP H07217108 A JPH07217108 A JP H07217108A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waterproof sheet
- roof
- base material
- ridge
- lines
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 雨水に対する防水性を保持し、滑り止め効果
の高い屋根下地材を提供する。 【構成】 長尺の熱可塑性樹脂製の防水性シート１、及
びこの防水性シート１の表面に形成された長手方向に走
る、塗布による突条２を備えたもの。
の高い屋根下地材を提供する。 【構成】 長尺の熱可塑性樹脂製の防水性シート１、及
びこの防水性シート１の表面に形成された長手方向に走
る、塗布による突条２を備えたもの。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、野地板の上に敷いて瓦
からの雨水の防水に用いる屋根下地材に関する。
からの雨水の防水に用いる屋根下地材に関する。
【０００２】
【従来の技術】野地板の上に敷いて瓦からの雨水の防水
に用いる屋根下地材として、従来、長尺の熱可塑性樹脂
製の防水性シートが知られている。この種の屋根下地材
は、傾斜した屋根の野地板上に敷設して用いられるもの
であるから、屋根下地材の敷設工事の際、及び瓦葺き工
事の際に滑る危険性がある。この危険性は傾斜のきつい
屋根で高く、結露の生ずる時期の工事で高い。
に用いる屋根下地材として、従来、長尺の熱可塑性樹脂
製の防水性シートが知られている。この種の屋根下地材
は、傾斜した屋根の野地板上に敷設して用いられるもの
であるから、屋根下地材の敷設工事の際、及び瓦葺き工
事の際に滑る危険性がある。この危険性は傾斜のきつい
屋根で高く、結露の生ずる時期の工事で高い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこの様な背
景の下でなされたもので、滑り止め効果の高い屋根下地
材を提供することにある。
景の下でなされたもので、滑り止め効果の高い屋根下地
材を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に係る
屋根下地材は、長尺の熱可塑性樹脂製の防水性シート
（１）、及びこの防水性シート（１）の表面に形成され
た長手方向に走る、塗布による多数の突条（２）を備え
たことを特徴とする。
屋根下地材は、長尺の熱可塑性樹脂製の防水性シート
（１）、及びこの防水性シート（１）の表面に形成され
た長手方向に走る、塗布による多数の突条（２）を備え
たことを特徴とする。
【０００５】本発明の請求項２に係る屋根下地材は、上
記突条（２）に交差する副突条（３）を備えたことを特
徴とする。
記突条（２）に交差する副突条（３）を備えたことを特
徴とする。
【０００６】本発明の請求項３に係る屋根下地材は、上
記突条（２）の表面に露出する粒子（４）を備えたこと
を特徴とする。
記突条（２）の表面に露出する粒子（４）を備えたこと
を特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明の請求項１乃至請求項３に係る屋根下地
材は、長尺の熱可塑性樹脂製の防水性シート（１）、及
びこの防水性シート（１）の表面に形成された長手方向
に走る、塗布による突条（２）を備えたものであるの
で、傾斜した野地板上に敷設しても、塗布による突条
（２）が防水性シート（１）の平滑な表面を粗化する。
特にこの突条（２）の表面に露出した粒子（４）を備え
ると、さらに粗化の効果が高まる。
材は、長尺の熱可塑性樹脂製の防水性シート（１）、及
びこの防水性シート（１）の表面に形成された長手方向
に走る、塗布による突条（２）を備えたものであるの
で、傾斜した野地板上に敷設しても、塗布による突条
（２）が防水性シート（１）の平滑な表面を粗化する。
特にこの突条（２）の表面に露出した粒子（４）を備え
ると、さらに粗化の効果が高まる。
【０００８】以下、本発明の実施例を挙げて詳細に説明
する。
する。
【０００９】
【実施例】図１，図２は、本発明の実施例に係る屋根下
地材の斜視図、断面図である。
地材の斜視図、断面図である。
【００１０】図示のとおり、本発明の実施例に係る屋根
下地材は、長尺の熱可塑性樹脂製の防水性シート（１）
を備える。この防水性シート（１）は、可撓性が要求さ
れる点で熱可塑性の合成樹脂に制限される。一例を挙げ
ると、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン
をカレンダーロールで成形された薄肉のシートが用いら
れる。この防水性シート（１）は瓦等の屋根材からの浸
水が野地板に至るのを防ぐものである。
下地材は、長尺の熱可塑性樹脂製の防水性シート（１）
を備える。この防水性シート（１）は、可撓性が要求さ
れる点で熱可塑性の合成樹脂に制限される。一例を挙げ
ると、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン
をカレンダーロールで成形された薄肉のシートが用いら
れる。この防水性シート（１）は瓦等の屋根材からの浸
水が野地板に至るのを防ぐものである。
【００１１】上記の防水性シート（１）の表面には、長
手方向に走る、突条（２）が多数平行に形成されてい
る。突条（２）の間隔は、５ｍｍ乃至２０ｍｍ間隔で、
突条（２）の幅は１ｍｍ乃至３ｍｍ、その高さは３ｍｍ
迄が適当である。屋根下地材はこの突条（２）が屋根の
棟又は軒に平行に配向するように敷設されるから、この
突条（２）が防水性シート（１）の平滑な表面を粗化
し、滑り止め効果をひきだす。
手方向に走る、突条（２）が多数平行に形成されてい
る。突条（２）の間隔は、５ｍｍ乃至２０ｍｍ間隔で、
突条（２）の幅は１ｍｍ乃至３ｍｍ、その高さは３ｍｍ
迄が適当である。屋根下地材はこの突条（２）が屋根の
棟又は軒に平行に配向するように敷設されるから、この
突条（２）が防水性シート（１）の平滑な表面を粗化
し、滑り止め効果をひきだす。
【００１２】本発明の実施例に係る屋根下地材は、上記
突条（２）に交差する副突条（３）を備え、屋根下地材
を敷設する上記配向性の制限を軽減したもので、この副
突条（３）による効果も突条（２）と同一のものである
からしてほぼ同一の形をなす。なお、突条（２）と副突
条（３）の形に差異があってもよく、例えば突条（２）
に対して副突条（３）を細幅にしてもよい。
突条（２）に交差する副突条（３）を備え、屋根下地材
を敷設する上記配向性の制限を軽減したもので、この副
突条（３）による効果も突条（２）と同一のものである
からしてほぼ同一の形をなす。なお、突条（２）と副突
条（３）の形に差異があってもよく、例えば突条（２）
に対して副突条（３）を細幅にしてもよい。
【００１３】さらに、本発明の実施例に係る屋根下地材
は、上記突条（２）及び副突条（３）の表面に露出する
粒子（４）を備え、突条（２）の粗化を粒子（４）によ
ってさらに高め、滑り止め効果を高めるものである。粒
子（４）としては、鉱物性の粒子が用いられ、例えばシ
リカ、酸化鉄、アルミナなどが用いられる。
は、上記突条（２）及び副突条（３）の表面に露出する
粒子（４）を備え、突条（２）の粗化を粒子（４）によ
ってさらに高め、滑り止め効果を高めるものである。粒
子（４）としては、鉱物性の粒子が用いられ、例えばシ
リカ、酸化鉄、アルミナなどが用いられる。
【００１４】
【発明の効果】本発明の請求項１乃至請求項３に係る屋
根下地材は、雨水に対する防水性を保持し、滑り止め効
果の高いものである。
根下地材は、雨水に対する防水性を保持し、滑り止め効
果の高いものである。
【図１】本発明の実施例に係る屋根下地材の斜視図であ
る。
る。
【図２】図１の屋根下地材の断面図である。
１ 防水性シート ２ 突条 ３ 副突条 ４ 粒子
Claims (3)
- 【請求項１】 長尺の熱可塑性樹脂製の防水性シート
（１）、及びこの防水性シート（１）の表面に形成され
た長手方向に走る、塗布による多数の突条（２）を備え
たことを特徴とする屋根下地材。 - 【請求項２】 上記突条（２）に交差する副突条（３）
を備えたことを特徴とする請求項１記載の屋根下地材。 - 【請求項３】 上記突条（２）の表面に露出する粒子
（４）を備えたことを特徴とする請求項１又は請求項２
記載の屋根下地材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP925594A JPH07217108A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 屋根下地材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP925594A JPH07217108A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 屋根下地材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07217108A true JPH07217108A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11715316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP925594A Withdrawn JPH07217108A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 屋根下地材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07217108A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003056134A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-26 | Tajima Kaken Kk | 屋根下葺材 |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP925594A patent/JPH07217108A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003056134A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-26 | Tajima Kaken Kk | 屋根下葺材 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010403 |