JPS60253651A - 屋根瓦 - Google Patents

屋根瓦

Info

Publication number
JPS60253651A
JPS60253651A JP2825784A JP2825784A JPS60253651A JP S60253651 A JPS60253651 A JP S60253651A JP 2825784 A JP2825784 A JP 2825784A JP 2825784 A JP2825784 A JP 2825784A JP S60253651 A JPS60253651 A JP S60253651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tile
roof
tiles
draining
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2825784A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH064979B2 (ja
Inventor
七条 孝二郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maizuru Corp
Original Assignee
Maizuru Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maizuru Corp filed Critical Maizuru Corp
Priority to JP59028257A priority Critical patent/JPH064979B2/ja
Publication of JPS60253651A publication Critical patent/JPS60253651A/ja
Publication of JPH064979B2 publication Critical patent/JPH064979B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、屋根瓦に係シ、詳しくは陶器瓦等の窯業によ
シ製造される瓦に関する。
一般に、屋根瓦は、その表面&後尻及び平部側端に水切
シ用突起が設けられておシ、これら突起成に際してかな
シ収縮するため、これら突起を水切シに適するように高
くかつ複雑にすると、瓦の捩れの原因になり、その高さ
及び形状が制限されていると共に、該捩れは瓦が大型に
なる程顕在化するため、瓦の大型化の妨げにもなってい
た。従って、従来の屋根瓦は、瓦の重なシ部分を多くと
シ(全屋根面積の約十)、雨漏シの防止を図っているが
、台風時のように大雨に風が伴う場合、重なシ部分に浸
入した雨水が突起を突破してしまい、どうしても雨漏シ
が発生していた。更に、屋根瓦の重なり部分が多くなる
ことは、単位面積当りの瓦枚数が多くなることになシ、
瓦葺き作業の手間が多くなることと相俟って、屋根工事
のコストア、ブの原因になっていた。更に、夏型々、り
部分は、屋根重量の増加の原因にもなっておシ、屋根重
量の増加に起因して柱等の構造部材も強度の高いものを
必要とし、建物全体のコストア、ブを招いていた。
そとで、本発明は、水切シ用部材を瓦本体とは別部材に
よシ構成し、該水切り用部材を雨漏シが生じないような
形状に構成すると共に、瓦本体を単純形状にして瓦の大
型化を可能とし、もって雨漏シを防止したものであシな
がら瓦の重な多部分を大幅に減少して、上述欠点を解消
した屋根瓦を提供することを目的とするものである。
そして、本発明の特徴とするところは、窯業製瓦本体と
社則に、プラスチ、り又は難錆性金属からなる水切シ用
部材3を設け、該水切シ用部材3を瓦本体の後局及び/
又は平部側端に固着し、更に該水切シ用部材を、瓦を葺
いた際に上側に位置する瓦の裏面に密接するように構成
した屋根瓦にある。
以下、図面に沿って本発明による実施例について説明す
る。
屋根瓦1は、第1図に示すように、比較的大型の陶器瓦
本体2と、耐久性を有しかつ所定形状からなる長尺の水
切勺用部材3からなる。そして、瓦本体2は山部a1谷
部す、平部C並びに後局e小口fからなる和型形状から
なシ、かつその後局e及び平部側端C′に水切υ周突起
を有さないで、その全面に亘って略々均一な厚さの比較
的薄い陶器からなる。
示すように、ポリエステルガラスファイバー、メタクリ
ル樹脂又は塩化ビニル等の耐候性を有しかつ比較的可撓
性のあるプラスチ、りからなシ、かつ瓦本体2の後局e
及び平部側端C/側面の長さに略々整合する長尺の部材
からとなると共に、瓦本体2の厚さと略々同じ間隔を隔
てて形成された固定用爪部5及び水切シに適した形状か
らなる水切シ用突起部6を有している。更に、水切り用
部材3の略々中央部には部材3が略々直角に折曲し得る
よう切欠き7が形成されておシ、また雨水湖上の虞れの
少ない部分には突起部6が低く形成されて、通気用四部
9・・・が形成されている。
に係合用の凹g1o、1oが連続して形成されておシ、
該凹溝10.10に水切シ用部材3の固定用爪部5をそ
の弾性力に基づき係合することによシ、瓦本体2の後局
e及び平部側端C′に連続して水切シ用部材3が固定さ
れている。
そして、本実施例による屋根瓦は、第5図及び第6図に
示すように、既に葺かれた下段及び右側の瓦1’、1#
の後局e及び平部側端C′に上段の瓦1の小口f及び山
部側端a′が一部重ねられて葺かれるが、その際、水切
ル用部材3の突起部6、就中雨水の浸入しやすい谷部b
1平部C並びに後局eと平部側端C/と交差部分X及び
該部分に近い平部側端部分における突起部6がその弾性
力に基づき上段の瓦1の裏面に密接する。従って、台風
時等に雨水が重な多部分に浸入しても、上側の瓦に密接
しかつオーバハング状になっている突起部6によシ雨水
の湖上が妨げられ、雨漏シが生じることはない。更に、
該雨水の浸入しKくい水切り用部材3の存在によシ、屋
根瓦1の重なり部分を大幅に少なくしても、雨漏シが生
じることはなく、瓦本体2の形状単純化に基づく屋根瓦
1の大型化と相俟って、瓦の重な多部分を大幅に減少す
ることができる。また、通気用凹部9によシ、瓦裏面の
換気がなされ、瓦裏面に結露が生じることを防止してい
る。
なお、上述実施例は、水切シ用部材3を後局e及び平部
側端C′側面の長さに略々整合する長尺の部材によシ構
成したが、これを、後尻e用及び平部側端cl用に分割
・分離して構成してもよい。また、水切シ用部材31の
突起部6高さをその全長に亘シ略々一定に構成したが、
突起部6の高さを瓦本体2の山部aに対応する位置では
低くなるように構成してもよい。
次に、第7図に基づき、一部変更した実施例について説
明する。
該水切シ用部材3は、固定用爪部5及び水切シ用突起部
6を有する外、突起部6の後方に突出する保合用突起部
11が形成されている。また、瓦本体2の小口f部分層
面には係合用突起12が接着・固定されている。
そして、屋根瓦1は、下段の瓦1′における水切シ用部
材3の係合用突起部11に係合用突起12を係合するよ
うに葺かれる。従って、本実施例の屋根瓦1は、雨漏シ
の防止及び反型なり部分の減少の外、風により瓦が浮き
上9で、吹き飛ばされることを防止できる。
更に、第8図は、水切シ用部材3を単純な形状の硬質プ
ラスチックによ多形成した実施例を示すものであり、該
部材3は固定用爪部を有しておらず、前端面りにオーバ
フ1ング勾配及び後端面iに下シ勾配を有する突起部6
からなる。そして、該水切シ用部材3は瓦本体2の後局
e(及び平部側端cQlc低い高さで形成された突起1
5部分に接着・固定されておシ、更に瓦裏面に接着・固
定された前端面jに上シ勾配を有する保合用突起12に
その後端面iが係合して葺かれる。
従って、本実施例による屋根瓦1は、雨漏シの防止、瓦
重な多部分の減少及び風による瓦の浮上り防止の外、極
めて簡単な形状からなる製造の容易な水切シ用部材3を
用いることができる。
また、第9図は、水切シ用部材3が銅、ステンレス又は
塩化ビニルライニング鉄板等の難錆性金属によ多構成さ
れている実施例を示す。該水切シ用部材3は上端部6a
がカーリングされた水切シ用突起部6を有しておシ、そ
の下部分が瓦本体2の後尻端側面に接着・固定されてい
る。一方、瓦本体2の小口f部分裏面には下方に垂下す
る舌部16a及び小山部16bを有する金属片16が接
着・固定されてオシ、更にその前方部分には瓦裏面を伝
わってくる雨水を断ち切る水切シ板17が接着・固定さ
れている。そして、金属片16の舌部16aが水切シ用
部材3の突起部6後側面に密接すると共に、該突起部6
のカーリング部6aが金属片16の平板部分16cに密
接するように、屋根瓦1が葺かれる。
従って、本実施例は、板金加工によシ容易に所望の水切
り用部材3を得ることができ、袖瓦等の数の少ない屋根
瓦に用いるのに適している。
更に、第10図は、水切シ用部材3をシリコーンゴム又
は軟質塩化ビニル等のパツキン材又はガスケット材によ
多構成した実施例を示すものであシ、該部材3は瓦本体
2の突起15上に焼付は又は接着等により固定されてい
る。
従って、本実施例によると、従来の瓦に本水切)用部材
3を固定して、僅か々費用で雨漏シの防止及び重な多部
分の減少を図ることができる。
また、第11図″は、第8図に示す硬質プラスチ、りか
らなる水切シ用部材3に、更に合成ゴム等の軟質パツキ
ン材3aを付加した水切シ用部材を示すものであり、上
段の瓦との密接を確実にして、一層確実に雨漏シの防止
を図ったものである。
ついで、第12図に基づき、更に変更した実施例につい
て説明する。
瓦本体2の後局e(及び平部側端c/ )に形成し接し
て接着番固定し、更に平坦面となっているこれら突起1
5及びプラスチ、り板3b上に、合成ゴム等からなる板
状の弾性板3Cを接着・固定して、水切シ用部材3を構
成している。また、瓦本体2の裏面略々中央部には瓦積
方向に延びていると共にその前端面19aが上シ勾配と
なっている引掛は用部材19が接着・固定されている。
そして、野地板に後端面20aが下シ勾配となっている
桟木20を打ちつけ、該桟木後端面20aに引掛は用部
材19の前端面19aを引掛けて、屋根瓦1が葺かれる
。なお、図中21は瓦固定用の釘孔を示す。
従って、本実施例によると、水切シ用部材3に係合用突
起部を有さないものでも、風による瓦1の浮上シを防止
できる。なお、引掛は用部材19はその高さを水切シ用
部材3と同じ高さに設定すると、梱包時等の瓦を重ねた
際、瓦が平行になるので都合がよい。
また、引掛は用部材19は、第13図(a)に示すよう
に、空胴部19cを設けて比較的大きく構成し、かつ爪
19d・・・を形成して、桟木20に喰い込むようにし
てもよく、更に、プラスチックに限らず、第13図(b
)に示すように、難錆金属板によ多構成してもよい。
なお、上述実施例は、和型形状の屋根瓦を主体として説
明したが、浮型形状等の他の形状の瓦にも適用すること
ができることは勿論である。
以上説明したように、本発明によれば、窯業製の瓦本体
2とは別体に水切り用部材3を構成したので、瓦本体2
の形状を単純化することができ、屋根瓦10大型化を図
ることができる。また、水切ル用部材3はプラスチ、り
又は難錆性金属によ勺水切シに適した複雑な形状に成形
することができると共に、該部材3が瓦を葺いた際の上
側に位置する瓦の裏面に密接するので、雨漏りを防止す
ることができ、更に該雨漏シの防止に起因して、瓦重な
シ部分を大幅に減少することができる。従って、これら
効果が相俟って、屋根瓦の製造コスト及び施工コストを
大幅に低廉化することができると共に、屋根重量を大幅
に減少でき、柱等の構造部材の低廉化をも図ることがで
きる。更に、水切シ用部材3は瓦を葺いた際の重なシ部
下方に位置するため、該水切シ用部材3が太陽光線就中
紫外線及び風雨に暴露されることは表<、プラスチ、り
等を用いても、建物の耐久年数に対応した充分な寿命を
有することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る屋根瓦を示す平面図、第2図はそ
の水切り用部材の平面図、第3図はその正面図、第4図
はその側面図、第5図は第1図■−V線部分の断面図、
第6図は第1図■−■線部分の断面図である。また、第
7図ないし第11図はそれぞれ異なる実施例を示す第5
図と同様な断面図である。更に、第12図は他の実施例
を示す断面図であり、また第13図(&) 、 (b)
はその引掛は用部材のそれぞれ異なる実施例を示す断面
図である。 1・・・屋根瓦 、 2・・・瓦本体 、 3・・・水
切り用部材 、 5・・・固定用爪部 、6・・・突起
部 、19・・・引掛は用部材 、e・・・後局 c/
・・・平部側端 出願人 株式会社 舞鶴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)窯業によシ製造される瓦本体2、及びプラスチ、
    り又は難錆性金属にて構成されろ水切多用部材3からな
    シ、瓦を葺いた際に重なる部分の下側に位置する瓦本体
    部分e 、 c’に、水切シ用部材3を固着し、更に該
    水切シ用部材3を、瓦を葺いた際に上側に位置する瓦の
    裏面に密接するように構成した屋根瓦。
JP59028257A 1984-02-17 1984-02-17 屋根瓦 Expired - Lifetime JPH064979B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59028257A JPH064979B2 (ja) 1984-02-17 1984-02-17 屋根瓦

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59028257A JPH064979B2 (ja) 1984-02-17 1984-02-17 屋根瓦

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60253651A true JPS60253651A (ja) 1985-12-14
JPH064979B2 JPH064979B2 (ja) 1994-01-19

Family

ID=12243511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59028257A Expired - Lifetime JPH064979B2 (ja) 1984-02-17 1984-02-17 屋根瓦

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH064979B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4566281B1 (ja) * 2010-03-04 2010-10-20 美津男 濱野 屋根パネル用継手部材及びそれを使用した屋根パネルの施工方法
EP3553246A1 (en) * 2018-04-14 2019-10-16 Guangdong Hanergy Thin-Film Solar Co., Ltd. Installation structure of curved tiles

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53145323U (ja) * 1977-04-21 1978-11-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53145323U (ja) * 1977-04-21 1978-11-16

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4566281B1 (ja) * 2010-03-04 2010-10-20 美津男 濱野 屋根パネル用継手部材及びそれを使用した屋根パネルの施工方法
JP2011184861A (ja) * 2010-03-04 2011-09-22 Mitsuo Hamano 屋根パネル用継手部材及びそれを使用した屋根パネルの施工方法
EP3553246A1 (en) * 2018-04-14 2019-10-16 Guangdong Hanergy Thin-Film Solar Co., Ltd. Installation structure of curved tiles

Also Published As

Publication number Publication date
JPH064979B2 (ja) 1994-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8850751B2 (en) Roof edging device
US4920721A (en) High profile fiberglass shingle
JP3031597B2 (ja) インターロック式建築用パネル
GB2358650A (en) Cornice system
CA2119071A1 (en) Slate roofing material joint and slate roof structure using the joint
US5711127A (en) Roof shingle
JPS60253651A (ja) 屋根瓦
JP2769450B2 (ja) 瓦葺構造
GB2401615A (en) Roof edging strip
JPH045624Y2 (ja)
JPS61290153A (ja) 瓦屋根の施工方法、並びにそれに用いられる屋根瓦及び下敷部材
JP2501532Y2 (ja) ケラバ部の納め構造
JPH0610026Y2 (ja) 屋根葺き用パネル
JP2521076Y2 (ja) 屋根の壁際の水下側水切り構造
JPH0635006Y2 (ja) 平板瓦の固定構造
JP2532743Y2 (ja) 防水シート
JPS6019227Y2 (ja) 屋根板固定金具
JPH0412169Y2 (ja)
JPH05118091A (ja) 水切り材
JP2671339B2 (ja) 瓦による屋根構造
AU752997B2 (en) A tile, a securing and weatherproofing means and a roofing system
GB2354266A (en) Eaves guard
GB2249112A (en) Roof slating
JPH0750497Y2 (ja) 軒先瓦座
JPS5817060Y2 (ja) 板状屋根瓦