JPH07180295A - 屋根下地材 - Google Patents
屋根下地材Info
- Publication number
- JPH07180295A JPH07180295A JP32288393A JP32288393A JPH07180295A JP H07180295 A JPH07180295 A JP H07180295A JP 32288393 A JP32288393 A JP 32288393A JP 32288393 A JP32288393 A JP 32288393A JP H07180295 A JPH07180295 A JP H07180295A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base material
- roof
- layer
- polyvinyl chloride
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 漏水防止効果に優れ、且つ野地板からの滑り
防止効果に優れた屋根下地材を提供する。 【構成】 最上面にポリ塩化ビニール層１、及び最下面
にゴム層２を有することを特徴とする屋根下地材。
防止効果に優れた屋根下地材を提供する。 【構成】 最上面にポリ塩化ビニール層１、及び最下面
にゴム層２を有することを特徴とする屋根下地材。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般戸建住宅等の勾配
屋根の下地に用いる屋根下地材に関するものである。
屋根の下地に用いる屋根下地材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、一般戸建住宅等の勾配屋根の
防水性を向上させるために、瓦或いはスレート板等の屋
根葺き材と野地板との間に防水シートとして屋根下地材
を敷込んでいる。この勾配屋根の施行は、この屋根下地
材を野地板に敷き並べてタッカーで固定し、その上から
屋根葺き材を釘で野地板に固定する方法が一般的に行わ
れている。この屋根下地材としては、紙、布或いは不織
布等の基材にアスファルトを含浸させたアスファルトル
ーフィングが広く用いられており、例えばフェルト紙に
アスファルトを含浸させたアスファルトフェルトが一般
的に使用されている。このアスファルトルーフィングで
は、屋根下地材を貫通したタッカー針及び釘の孔を含浸
させたアスファルトがシールして雨水の浸入を防止する
漏水防止効果を有しているが、野地板との摩擦が小さく
滑りやすいという欠点があった。屋根下地材と野地板の
接触面が滑りやすいと、野地板上に敷いた屋根下地材が
タッカーで固定するときにズレを起こしやすく、真っ直
ぐに固定しにくいという問題があった。さらには、この
屋根下地材上の作業者が、屋根下地材のズレによりバラ
ンスを崩して屋根から滑落する危険性が有るという問題
もあった。
防水性を向上させるために、瓦或いはスレート板等の屋
根葺き材と野地板との間に防水シートとして屋根下地材
を敷込んでいる。この勾配屋根の施行は、この屋根下地
材を野地板に敷き並べてタッカーで固定し、その上から
屋根葺き材を釘で野地板に固定する方法が一般的に行わ
れている。この屋根下地材としては、紙、布或いは不織
布等の基材にアスファルトを含浸させたアスファルトル
ーフィングが広く用いられており、例えばフェルト紙に
アスファルトを含浸させたアスファルトフェルトが一般
的に使用されている。このアスファルトルーフィングで
は、屋根下地材を貫通したタッカー針及び釘の孔を含浸
させたアスファルトがシールして雨水の浸入を防止する
漏水防止効果を有しているが、野地板との摩擦が小さく
滑りやすいという欠点があった。屋根下地材と野地板の
接触面が滑りやすいと、野地板上に敷いた屋根下地材が
タッカーで固定するときにズレを起こしやすく、真っ直
ぐに固定しにくいという問題があった。さらには、この
屋根下地材上の作業者が、屋根下地材のズレによりバラ
ンスを崩して屋根から滑落する危険性が有るという問題
もあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の問題を解決する
ために、本願発明は、漏水防止効果に優れ、且つ野地板
からの滑り防止効果に優れた屋根下地材を提供するもの
である。
ために、本願発明は、漏水防止効果に優れ、且つ野地板
からの滑り防止効果に優れた屋根下地材を提供するもの
である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本願発明の請求項１に係
る屋根下地材は、最上面にポリ塩化ビニール層（１）、
及び最下面にゴム層（２）を有することを特徴とする。
る屋根下地材は、最上面にポリ塩化ビニール層（１）、
及び最下面にゴム層（２）を有することを特徴とする。
【０００５】本願発明の請求項２に係る屋根下地材は、
請求項１に係る屋根下地材のポリ塩化ビニール層（１）
の下面に、布又は不織布からなる基材層（３）を有する
ことを特徴とする。このとき上記基材層（３）は、例え
ば布又は不織布にゴムを含浸したような、基材層（３）
とゴム層（２）が混在するようなものであっても構わな
い。
請求項１に係る屋根下地材のポリ塩化ビニール層（１）
の下面に、布又は不織布からなる基材層（３）を有する
ことを特徴とする。このとき上記基材層（３）は、例え
ば布又は不織布にゴムを含浸したような、基材層（３）
とゴム層（２）が混在するようなものであっても構わな
い。
【０００６】本願発明の請求項３に係る屋根下地材は、
請求項１又は請求項２に係る屋根下地材のポリ塩化ビニ
ール層（１）の上面に、骨材（４）を含有した塗料又は
接着剤を塗着して形成した凹凸を有することを特徴とす
る。
請求項１又は請求項２に係る屋根下地材のポリ塩化ビニ
ール層（１）の上面に、骨材（４）を含有した塗料又は
接着剤を塗着して形成した凹凸を有することを特徴とす
る。
【０００７】
【作用】本願発明の屋根下地材によると、最上面にポリ
塩化ビニール層（１）、最下面にゴム層（２）を有して
いるので、ゴム弾性によってタッカー針及び屋根葺き材
を固定する釘の孔をシールできる。また、ゴムと野地板
表面の摩擦係数が大きいので、本発明の屋根下地材を野
地板上に敷いたときに滑りにくい。
塩化ビニール層（１）、最下面にゴム層（２）を有して
いるので、ゴム弾性によってタッカー針及び屋根葺き材
を固定する釘の孔をシールできる。また、ゴムと野地板
表面の摩擦係数が大きいので、本発明の屋根下地材を野
地板上に敷いたときに滑りにくい。
【０００８】また、請求項２に係る屋根下地材による
と、上記ポリ塩化ビニール層（１）の下面に、布又は不
織布からなる基材層（３）を有しているので、屋根下地
材の寸法安定性が向上する。
と、上記ポリ塩化ビニール層（１）の下面に、布又は不
織布からなる基材層（３）を有しているので、屋根下地
材の寸法安定性が向上する。
【０００９】さらに請求項３に係る屋根下地材による
と、上記ポリ塩化ビニール層（１）の上面に骨材（４）
を含有した塗料又は接着剤を塗着して形成した凹凸を有
しているので、屋根下地材の上面の摩擦抵抗が大きくな
っている。
と、上記ポリ塩化ビニール層（１）の上面に骨材（４）
を含有した塗料又は接着剤を塗着して形成した凹凸を有
しているので、屋根下地材の上面の摩擦抵抗が大きくな
っている。
【００１０】
【実施例】以下、本発明を実施例として示した図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【００１１】本願発明の請求項１に係る屋根下地材の一
例を実施例１に示す。図２は実施例１に示した屋根下地
材の断面図である。図示の如く、当該屋根下地材は、上
面にポリ塩化ビニール層（１）、及び下面にゴム層
（２）を有している。本願発明の屋根下地材のゴム層
（２）に用いるゴムは、屋根下地材を固定するタッカー
針の孔、及び屋根葺き材を固定する釘の孔をシールでき
る弾性を有するものであれば良く、ポリ塩化ビニールと
の接着性が良いものが好ましい。本願発明の全ての実施
例においては、耐熱性があり、ポリ塩化ビニールとの接
着性に優れたアクリロニトリルブタジエンゴム（ＮＢ
Ｒ）を用いた。この屋根下地材の作製は、ポリ塩化ビニ
ールシートとＮＢＲシートを重ね合わせ、１５０℃の雰
囲気中でロールにて熱圧着して行った。当該実施例の屋
根下地材を勾配屋根の防水シートとして用いると、ゴム
層（２）のゴム弾性によってタッカー針及び釘の孔をシ
ールできるので漏水防止効果に優れている。同時に、野
地板表面と屋根下地材の下面のゴム層（２）表面の摩擦
係数が大きいので、野地板からの滑り防止効果に優れて
いる。
例を実施例１に示す。図２は実施例１に示した屋根下地
材の断面図である。図示の如く、当該屋根下地材は、上
面にポリ塩化ビニール層（１）、及び下面にゴム層
（２）を有している。本願発明の屋根下地材のゴム層
（２）に用いるゴムは、屋根下地材を固定するタッカー
針の孔、及び屋根葺き材を固定する釘の孔をシールでき
る弾性を有するものであれば良く、ポリ塩化ビニールと
の接着性が良いものが好ましい。本願発明の全ての実施
例においては、耐熱性があり、ポリ塩化ビニールとの接
着性に優れたアクリロニトリルブタジエンゴム（ＮＢ
Ｒ）を用いた。この屋根下地材の作製は、ポリ塩化ビニ
ールシートとＮＢＲシートを重ね合わせ、１５０℃の雰
囲気中でロールにて熱圧着して行った。当該実施例の屋
根下地材を勾配屋根の防水シートとして用いると、ゴム
層（２）のゴム弾性によってタッカー針及び釘の孔をシ
ールできるので漏水防止効果に優れている。同時に、野
地板表面と屋根下地材の下面のゴム層（２）表面の摩擦
係数が大きいので、野地板からの滑り防止効果に優れて
いる。
【００１２】本願発明の請求項２に係る屋根下地材の一
例を実施例２に示す。図３は実施例２に示した屋根下地
材の断面図である。図示の如く、当該屋根下地材は、最
上面にポリ塩化ビニール層（１）、及び最下面にゴム層
（２）を有し、不織布から成る基材層（３）をポリ塩化
ビニール層（１）とゴム層（２）の間に有している。こ
の屋根下地材の作製は、ポリ塩化ビニールシート、不織
布、ＮＢＲシートの順に重ね合わせ、これらを１５０℃
の雰囲気中でロールにて熱圧着して行った。当該実施例
の屋根下地材を勾配屋根の防水シートとして用いると、
上述の効果に加えて、布又は不織布からなる基材層
（３）を有しているので、屋根下地材の寸法安定性が向
上する。寸法安定性が向上すると、屋根下地材に張力が
かかっても形状変化を起こしにくいので、ゴム弾性によ
ってシールしたタッカー針及び釘の孔が広がって漏水す
るのを防止できる。同時に、ポリ塩化ビニールの熱収縮
による屋根下地材の形状変化も防止できる。
例を実施例２に示す。図３は実施例２に示した屋根下地
材の断面図である。図示の如く、当該屋根下地材は、最
上面にポリ塩化ビニール層（１）、及び最下面にゴム層
（２）を有し、不織布から成る基材層（３）をポリ塩化
ビニール層（１）とゴム層（２）の間に有している。こ
の屋根下地材の作製は、ポリ塩化ビニールシート、不織
布、ＮＢＲシートの順に重ね合わせ、これらを１５０℃
の雰囲気中でロールにて熱圧着して行った。当該実施例
の屋根下地材を勾配屋根の防水シートとして用いると、
上述の効果に加えて、布又は不織布からなる基材層
（３）を有しているので、屋根下地材の寸法安定性が向
上する。寸法安定性が向上すると、屋根下地材に張力が
かかっても形状変化を起こしにくいので、ゴム弾性によ
ってシールしたタッカー針及び釘の孔が広がって漏水す
るのを防止できる。同時に、ポリ塩化ビニールの熱収縮
による屋根下地材の形状変化も防止できる。
【００１３】本願発明の請求項２に係る屋根下地材の他
の一例を実施例３に示す。図４は実施例３に示した屋根
下地材の断面図である。図示の如く、当該屋根下地材
は、上面にポリ塩化ビニール層（１）、及び下面に不織
布から成る基材層（３）とゴム層（２）が混在したゴム
−基材混合層（５）を有している。この屋根下地材の作
製は、ポリ塩化ビニールシートと不織布にＮＢＲを含浸
させたシートを重ね合わせ、これらを１５０℃の雰囲気
中でロールにて熱圧着して行った。実施例２又は実施例
３の屋根下地材を勾配屋根の防水シートとして用いる
と、不織布からなる基材層（３）を屋根下地材の構造中
に有しているので、上述の効果に加えて、さらに屋根下
地材の寸法安定性が向上する。寸法安定性が向上する
と、屋根下地材に張力がかかっても形状変化を起こしに
くく、ゴム弾性によってシールしたタッカー針及び釘の
孔が広がって漏水するのを防止できる。同時に、ポリ塩
化ビニールの熱収縮による屋根下地材の形状変化も防止
できる。
の一例を実施例３に示す。図４は実施例３に示した屋根
下地材の断面図である。図示の如く、当該屋根下地材
は、上面にポリ塩化ビニール層（１）、及び下面に不織
布から成る基材層（３）とゴム層（２）が混在したゴム
−基材混合層（５）を有している。この屋根下地材の作
製は、ポリ塩化ビニールシートと不織布にＮＢＲを含浸
させたシートを重ね合わせ、これらを１５０℃の雰囲気
中でロールにて熱圧着して行った。実施例２又は実施例
３の屋根下地材を勾配屋根の防水シートとして用いる
と、不織布からなる基材層（３）を屋根下地材の構造中
に有しているので、上述の効果に加えて、さらに屋根下
地材の寸法安定性が向上する。寸法安定性が向上する
と、屋根下地材に張力がかかっても形状変化を起こしに
くく、ゴム弾性によってシールしたタッカー針及び釘の
孔が広がって漏水するのを防止できる。同時に、ポリ塩
化ビニールの熱収縮による屋根下地材の形状変化も防止
できる。
【００１４】本願発明の請求項３に係る屋根下地材の一
例を実施例４に示す。図１は実施例４に示した屋根下地
材の断面図である。図示の如く、当該屋根下地材は、実
施例２に示した屋根下地材の最上面のポリ塩化ビニール
層（１）の表面に、骨材（４）を含有した塗料又は接着
剤を塗着して形成した凹凸を有している。上記骨材
（４）としては、ポリ塩化ビニール層（１）の表面に塗
着して１００μｍ以下の凹凸を形成できるものであれば
特に限定しないが、例えばケイ砂、砂鉄等の無機粒子を
用いることができる。また、上記塗料又は接着剤として
は、例えばエマルジョン塗料、酢酸ビニル系又はアクリ
ル系接着剤を用いることができる。実施例４における屋
根下地材表面の凹凸の形成は、粒径３乃至１０μｍのケ
イ砂を骨材（４）として含有したアクリル系エマルジョ
ン塗料を、ゴム硬度が３５度程度の硬さを有した表面が
ポーラスなスポンジロールを用いて、実施例２に示した
屋根下地材のポリ塩化ビニール層（１）の表面に塗装し
て行った。実施例３の屋根下地材を勾配屋根の防水シー
トとして用いると、上述の効果に加えて、ポリ塩化ビニ
ール層（１）の表面に塗着した骨材（４）の凹凸によ
る、屋根下地材上面の滑り止め効果を有している。した
がって、当該実施例の屋根下地材の上で作業する作業者
が屋根下地材の表面で足を滑らせにくく、安全性が向上
している。
例を実施例４に示す。図１は実施例４に示した屋根下地
材の断面図である。図示の如く、当該屋根下地材は、実
施例２に示した屋根下地材の最上面のポリ塩化ビニール
層（１）の表面に、骨材（４）を含有した塗料又は接着
剤を塗着して形成した凹凸を有している。上記骨材
（４）としては、ポリ塩化ビニール層（１）の表面に塗
着して１００μｍ以下の凹凸を形成できるものであれば
特に限定しないが、例えばケイ砂、砂鉄等の無機粒子を
用いることができる。また、上記塗料又は接着剤として
は、例えばエマルジョン塗料、酢酸ビニル系又はアクリ
ル系接着剤を用いることができる。実施例４における屋
根下地材表面の凹凸の形成は、粒径３乃至１０μｍのケ
イ砂を骨材（４）として含有したアクリル系エマルジョ
ン塗料を、ゴム硬度が３５度程度の硬さを有した表面が
ポーラスなスポンジロールを用いて、実施例２に示した
屋根下地材のポリ塩化ビニール層（１）の表面に塗装し
て行った。実施例３の屋根下地材を勾配屋根の防水シー
トとして用いると、上述の効果に加えて、ポリ塩化ビニ
ール層（１）の表面に塗着した骨材（４）の凹凸によ
る、屋根下地材上面の滑り止め効果を有している。した
がって、当該実施例の屋根下地材の上で作業する作業者
が屋根下地材の表面で足を滑らせにくく、安全性が向上
している。
【００１５】
【発明の効果】本願発明の屋根下地材は、一般戸建住宅
等の勾配屋根の下地に用いる防水シートとして有用であ
り、漏水防止効果に優れ、且つ野地板からの滑り防止効
果に優れている。したがって、野地板上に敷いた屋根下
地材がズレにくく、作業性及び安全性が向上している。
等の勾配屋根の下地に用いる防水シートとして有用であ
り、漏水防止効果に優れ、且つ野地板からの滑り防止効
果に優れている。したがって、野地板上に敷いた屋根下
地材がズレにくく、作業性及び安全性が向上している。
【００１６】本願発明の請求項２に係る屋根下地材は、
布又は不織布からなる基材層（３）を屋根下地材の構造
中に有しているので、上述の効果に加えて、屋根下地材
の寸法安定性が向上する。寸法安定性が向上すると、屋
根下地材に張力がかかっても形状変化を起こしにくく、
ゴム弾性によってシールしたタッカー針及び釘の孔が広
がって漏水するのを防止できる。同時に、ポリ塩化ビニ
ールの熱収縮による屋根下地材の形状変化も防止でき
る。
布又は不織布からなる基材層（３）を屋根下地材の構造
中に有しているので、上述の効果に加えて、屋根下地材
の寸法安定性が向上する。寸法安定性が向上すると、屋
根下地材に張力がかかっても形状変化を起こしにくく、
ゴム弾性によってシールしたタッカー針及び釘の孔が広
がって漏水するのを防止できる。同時に、ポリ塩化ビニ
ールの熱収縮による屋根下地材の形状変化も防止でき
る。
【００１７】本願発明の請求項３に係る屋根下地材は、
屋根下地材の最上面に位置するポリ塩化ビニール層
（１）の表面に骨材（４）を含有した塗料又は接着剤を
塗着して形成した凹凸を有しているので、屋根下地材の
上面の摩擦抵抗が大きく、したがって、屋根下地材上で
作業する作業者が足を滑らせて屋根から滑落する事故を
防止できる。
屋根下地材の最上面に位置するポリ塩化ビニール層
（１）の表面に骨材（４）を含有した塗料又は接着剤を
塗着して形成した凹凸を有しているので、屋根下地材の
上面の摩擦抵抗が大きく、したがって、屋根下地材上で
作業する作業者が足を滑らせて屋根から滑落する事故を
防止できる。
【図１】実施例４の屋根下地材を示すだ断面図である。
【図２】実施例１の屋根下地材を示すだ断面図である。
【図３】実施例２の屋根下地材を示すだ断面図である。
【図４】実施例３の屋根下地材を示すだ断面図である。
１ ポリ塩化ビニール層 ２ ゴム層 ３ 基材層 ４ 骨材 ５ ゴム−基材混合層
Claims (3)
- 【請求項１】 最上面にポリ塩化ビニール層（１）、及
び最下面にゴム層（２）を有することを特徴とする屋根
下地材。 - 【請求項２】 上記ポリ塩化ビニール層（１）の下面
に、布又は不織布からなる基材層（３）を有することを
特徴とする請求項１記載の屋根下地材。 - 【請求項３】 上記ポリ塩化ビニール層（１）の上面
に、骨材（４）を含有した塗料又は接着剤を塗着して形
成した凹凸を有することを特徴とする請求項１又は請求
項２記載の屋根下地材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32288393A JPH07180295A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 屋根下地材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32288393A JPH07180295A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 屋根下地材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07180295A true JPH07180295A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18148685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32288393A Withdrawn JPH07180295A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 屋根下地材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07180295A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007309060A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Tajima Oyo Kako Kk | 屋根下葺材 |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP32288393A patent/JPH07180295A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007309060A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Tajima Oyo Kako Kk | 屋根下葺材 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5137764A (en) | Floor structure incorporating a vapor and gas barrier | |
| TWI325914B (en) | Floor tile and packaging method thereof | |
| CA2755037C (en) | Mortarless tile installation system and method for installing tiles | |
| CA2550172A1 (en) | Weatherproof underlayment with high filler content polymer asphalt layer | |
| JPH07180295A (ja) | 屋根下地材 | |
| US4503107A (en) | Construction barrier board | |
| EP3634744B1 (en) | Vapor impermeable flooring underlayment | |
| JP4551004B2 (ja) | 屋根下葺防水シート | |
| JPH06279754A (ja) | 防滑性を有する屋根下地材の目地部防水テープ | |
| JP3174894B2 (ja) | 建築用下地材 | |
| JP2005113678A (ja) | 粘着性面を有する屋根下葺き材 | |
| JP3225167B2 (ja) | アスファルトルーフィングフェルト | |
| JPH0419138Y2 (ja) | ||
| JPH0738365U (ja) | 屋根下地材 | |
| JPS6024813Y2 (ja) | 屋根下地シ−ト | |
| JPH0425464Y2 (ja) | ||
| JP3191695B2 (ja) | 屋根下地構造 | |
| JP2007309060A (ja) | 屋根下葺材 | |
| JPH11280212A (ja) | 屋根の下葺材 | |
| JPH0421371Y2 (ja) | ||
| JPH0631005Y2 (ja) | 屋根下地材 | |
| JPH0414479Y2 (ja) | ||
| JPH0536016Y2 (ja) | ||
| JP3088693B2 (ja) | 屋根下葺材の漏水防止構造 | |
| JPH0610466U (ja) | 壁 材 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |