JPH0721510A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH0721510A
JPH0721510A JP5183287A JP18328793A JPH0721510A JP H0721510 A JPH0721510 A JP H0721510A JP 5183287 A JP5183287 A JP 5183287A JP 18328793 A JP18328793 A JP 18328793A JP H0721510 A JPH0721510 A JP H0721510A
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JP
Japan
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magnetic
glass
film
laminated
track width
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5183287A
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Inventor
Tadashi Saito
正 斎藤
Shinji Takahashi
伸司 高橋
Toshinobu Watanabe
利信 渡辺
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ヘッドの再生出力を良好なものとし、そ
の製造歩留りを向上する。 【構成】 積層磁性膜1,2を磁性フェライト材よりな
る一対の基板3,5及び4,6により膜厚方向より挟み
込んだ一対の磁気コア半体7,8が、上記積層磁性膜
1,2を突き合わせるように接合一体化され、積層磁性
膜1,2の突き合わせ面間にフロントギャップg1 及び
バックギャップが形成される磁気ヘッドにおいて、基板
3,4,5,6及び積層磁性膜1,2の一部を切り欠く
ようにして設けられ、磁気ギャップのトラック幅を規制
するトラック幅規制溝15a,15b,16a,16b
のフロントギャップ側には第1の融着ガラス9、バック
ギャップ側には第1の融着ガラスよりも低融点の第2の
融着ガラス10を溶融充填する。また、この時、溶融充
填時の第1の融着ガラスの粘度η1 を104 Pa・s≦
η1 、第2の融着ガラスの粘度η2 を103 Pa・s≦
η2 ≦103.5 Pa・sとしても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダ等に搭載される磁気ヘッドに関し、特に高密度磁
気記録用ヘッドとして好適な磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、磁気記録の分野においては、高
周波特性に優れる高密度記録用の磁気ヘッドとして膜厚
の薄い磁性金属薄膜を絶縁膜を介して何層にも積層して
なる、いわゆる積層磁性膜を用いた磁気ヘッドの開発が
行われている。かかる磁気ヘッドの一例として、上記積
層磁性膜を非磁性材料よりなる基板によって膜厚方向よ
り挟み込んでなる磁気コア半体同士を、積層磁性膜同士
を突き合わせるようにして接合一体化した、いわゆるラ
ミネートタイプの磁気ヘッドが挙げられる。
【0003】上記ラミネートタイプの磁気ヘッドにおい
ては、積層磁性膜の突き合わせ面間に磁気ギャップが形
成され、該積層磁性膜の幅が磁気ギャップのトラック幅
となることから、挟トラック化が可能であり、高密度記
録が達成される。
【0004】しかしながら、かかる磁気ヘッドにおい
て、さらなる高密度記録を達成するためにトラック幅を
さらに狭くする、すなわち積層磁性膜の幅をさらに狭め
て行くと、磁路を構成するコア断面積の減少によってヘ
ッド効率が劣化する。
【0005】このため、従来においては、コア断面積の
確保によってヘッド効率の劣化を防止すべく、基板に磁
性フェライト材を使用する方法が提案されている。この
方法によれば、狭トラック化した場合でも、磁性フェラ
イト材基板が補助コアとして機能し、コア断面積が充分
に確保されることから、非磁性基板を用いた磁気ヘッド
に比べてヘッド効率の劣化を抑制することができる。
【0006】ただし、上記のように基板として磁性フェ
ライト材を用いた磁気ヘッドにおいては、当然のことな
がら、磁気コア半体の積層磁性膜の突き合わせ面間に形
成されるフロントギャップ及びバックギャップのトラッ
ク幅を規制するために、上記磁気コア半体の突き合わせ
部分、すなわち積層磁性膜の突き合わせ面の幅を規制す
る必要がある。従って、磁気ヘッドの製造工程中に積層
磁性膜の突き合わせ面の幅を規制する工程を組み込む必
要がある。
【0007】上記のような磁気ヘッドは一般に次のよう
にして形成される。先ず、一方の磁性フェライト基板上
に、膜厚の薄い磁性金属薄膜を絶縁膜を介して何層にも
積層した積層メタル膜である積層磁性膜をスパッタリン
グ等によって形成し、これに他方の磁性フェライト基板
を接合して磁気コア半体を形成する。次に、上記磁気コ
ア半体とこれと同様に形成される磁気コア半体同士を、
互いの突き合わせ面に呈する積層磁性膜同士を突き合わ
せ、磁気コア半体間に融着ガラスを溶融充填させて接合
一体化して磁気ヘッドを完成する。
【0008】そこで、上記のような磁気ヘッドの積層磁
性膜の突き合わせ面の幅を規制する方法として次のよう
な方法が挙げられる。先ず、一対の磁性フェライト基板
の磁気ギャップ近傍となる部分を機械加工等により予め
除去し、そこに非磁性材を充填する。そして、このうち
一方の磁性フェライト基板上に積層磁性膜を形成し、他
方の磁性フェライト基板と接合した後、積層磁性膜のト
ラック幅方向に平行な面で切断を行い、磁気コア半体を
形成する。その結果、切断面(突き合わせ面)には非磁
性材と積層磁性膜が露呈し、非磁性材により上記積層磁
性膜の突き合わせ面の幅が規制されることとなる。とこ
ろが、この方法では磁気ヘッドの製造工程が煩雑となる
ばかりでなく、積層磁性膜をスパッタリングするべく磁
性フェライト基板とこれに充填されている非磁性材に平
面研削を行うと、これらの間に段差が生じ、形成される
積層磁性膜の膜特性に影響を及ぼしてしまう。
【0009】上記問題を解決する方法として、一方の磁
性フェライト基板にスパッタリング等によって積層磁性
膜を形成し、これと他方のフェライト基板を接合した後
に、上記積層磁性膜の突き合わせ面を所定トラック幅に
規制できるようなトラック幅規制溝を磁気コア半体の突
き合わせ面となる面の磁気ギャップ近傍となる部分に形
成する方法が提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような方法で積
層磁性膜の突き合わせ面の幅を規制した磁気コア半体を
用いて磁気ヘッドを作製する場合においても、前述のよ
うに上記磁気コア半体の積層磁性膜同士を突き合わせ、
磁気コア半体間に融着ガラスを溶融充填させて接合一体
化する。従って、トラック幅規制溝内にも融着ガラスが
溶融充填され、磁気コア半体同士がより強固に接合され
ることとなると同時に、トラック幅規制溝内において、
フェライト基板,積層磁性膜と融着ガラスは直に接する
こととなる。
【0011】しかしながら、融着ガラスは積層磁性膜を
侵食しやすく、トラックエッジ部となる積層磁性膜のエ
ッジ部の侵食が発生すると、積層磁性膜間に形成される
磁気ギャップのトラック幅が減少し、トラック幅精度が
著しく低下してしまう。また、このようにトラック幅が
減少すると、再生出力が低下するといった不都合が生じ
る。なお、上記のような傾向は、トラック幅を13μm
以下とした場合に特に顕著である。
【0012】そこで、上記課題を解決する方法として、
特願平4−352819に示されるように融着ガラスの
粘度を104 Pa・s以上として磁気コア半体間への溶
融充填融着を行い、トラック幅規制溝内に溶融充填され
た融着ガラスによる積層磁性膜の侵食を防止することが
提案されている。
【0013】ところで、上記のような磁気ヘッドの磁気
コア半体同士の接合強度は、前述のようにトラック幅規
制溝内に融着ガラスが溶融充填されていることから、溶
融充填される融着ガラスの充填状態によって決定され
る。なお、上記接合強度は、フロントギャップ側のデプ
スが10μm〜30μm程度であるのに対してバックギ
ャップ側のデプスが500μm〜1.5mm程度である
ことからバックギャップ側の融着ガラスの充填状態によ
って決定される。
【0014】ところが、上述のように融着ガラスの積層
磁性膜に対する侵食を防止するために融着ガラスの粘度
を104 Pa・s以上として溶融充填を行うと、融着ガ
ラスの粘度が高く、流れづらくなる。この時、デプスの
短いフロントギャップ側のトラック幅規制溝においては
流し込み距離が短いために融着ガラスが十分に充填さ
れ、十分な接合強度が得られるが、デプスの長いバック
ギャップ側のトラック幅規制溝においては流し込み距離
が長いために融着ガラスがその一部にしか充填されず、
ガラス不足の状態となり十分な接合強度を得ることはで
きない。従って、磁気コア同士の接合強度は十分ではな
い。
【0015】このように、磁気コア半体同士の接合強度
が十分でないと、例えば磁気ヘッドのスライシング或い
は洗浄といった製造工程において、磁気コア半体接合部
分から折れや割れが多発し、磁気ヘッドの製造歩留りが
大きく低下する。
【0016】そこで本発明は従来の実情に鑑みて提案さ
れたものであり、融着ガラスの積層磁性膜への侵食の発
生が抑えられ、トラック幅精度が高く、再生出力が良好
であり、また磁気コア半体同士の接合強度が高く、製造
歩留りの向上された磁気ヘッドを提供することを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明は、磁性金属薄膜が絶縁膜を介して積層され
てなる積層磁性膜を磁性フェライト材よりなる一対の基
板により膜厚方向より挟み込んでなる一対の磁気コア半
体が、上記積層磁性膜を突き合わせるように融着ガラス
により接合一体化され、これら積層磁性膜の突き合わせ
面間にフロントギャップ及びバックギャップが形成され
てなる磁気ヘッドにおいて、上記フロントギャップ,バ
ックギャップのトラック幅を規制するトラック幅規制溝
が基板及び積層磁性膜の一部を切り欠くようにして設け
られるとともに、フロントギャップ側のトラック幅規制
溝内には第1の融着ガラス、バックギャップ側のトラッ
ク幅規制溝内には第2の融着ガラスが溶融充填されてな
り、第2の融着ガラスの融点が第1の融着ガラスの融点
よりも低いことを特徴とするものである。
【0018】また本発明は、上記のような磁気ヘッドに
おいて、溶融充填時の第1の融着ガラスの粘度η1 が1
4 Pa・s≦η1 、第2の融着ガラスの粘度η2 が1
3Pa・s≦η2 ≦103.5 Pa・sであることを特
徴とするものである。
【0019】さらに本発明は、上記のような磁気ヘッド
において、フロントギャップ及びバックギャップのトラ
ック幅をTwとしたときに、Tw≦13μmであること
を特徴とするものである。
【0020】
【作用】フロントギャップ側のトラック幅規制溝内に溶
融充填される第1の融着ガラスの溶融充填時の粘度η1
が104 Pa・s≦η1 であることから、融着ガラスの
積層磁性膜への侵食の発生が抑えられ、また、バックギ
ャップ側のトラック幅規制溝内に溶融充填される第2の
融着ガラスの溶融充填時の粘度η2 が103 Pa・s≦
η2 ≦103.5 Pa・sであることからバックギャップ
側のトラック幅規制溝内にも融着ガラスが十分に充填さ
れ、磁気コア半体同士の接合強度が高まる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。本実施例の磁
気ヘッドは、図1に示すように、積層磁性膜1,2がそ
の膜厚方向より磁性フェライト材よりなる第1の基板
3,4と第2の基板5,6によって挟み込まれてなる一
対の磁気コア半体7,8からなり、これら磁気コア半体
7,8が上記積層磁性膜1,2同士を突き合わせるよう
にして第1の融着ガラス9及び第2の融着ガラス10に
より接合一体化されて構成されている。この時、上記積
層磁性膜1,2が断面略コ字形状をなしているため、積
層磁性膜1,2の突き合わせ面は媒体対向面側とその対
面側に形成され、媒体対向面側に形成される積層磁性膜
1,2の突き合わせ面間にはフロントギャップg1 、他
方の突き合わせ面間には図示しないバックギャップが形
成され、フロントギャップg1 側には第1の融着ガラス
9、バックギャップ側には第2の融着ガラス10が配さ
れている。
【0022】上記のように磁気コア半体7,8は、主コ
アとなる積層磁性膜1,2とこれを膜厚方向より挾み込
む補助コアとなる第1の基板3,4と第2の基板5,6
とから構成され、該第2の基板5,6の一主面に被着形
成される積層磁性膜1,2を挾み込むようにして第1の
基板3,4が積層されることにより接合一体化されてい
る。
【0023】上記積層磁性膜1,2は、図2に示すよう
に、高周波特性を向上させる目的で膜厚の薄い磁性金属
薄膜1a,1b,1c及び2a,2b,2cが絶縁膜1
1b1 ,11b2 ,12b1 ,12b2 を介して積層さ
れてなる積層メタル膜とされている。そして、上記第2
の基板5,6と磁性金属薄膜1a,2aとの界面には、
これらの付着力の向上等のために下地膜11a,12a
が成膜されている。
【0024】なお、上記磁性金属薄膜1a,1b,1c
及び2a,2b,2cを構成する材料としては、センダ
スト(Fe−Al−Si)やFe−Ru−Ga−Si、
又はこれらにO,N等を添加した結晶質磁性金属材料或
いはFe系又はCo系の微結晶磁性金属材料等が挙げら
れる。また、上記磁性金属薄膜の膜厚は、高周波特性の
向上のために1層当たり2〜5μmとすることが望まし
い。
【0025】また、一方の絶縁膜11b1 ,11b2
12b1 ,12b2 としては、例えばSiO2 ,Ta2
5 等の酸化物膜やSi3 4 等の窒化物膜等が使用さ
れる。上記絶縁膜の膜厚としては、例えば0.1〜0.
3μm程度が好ましい。
【0026】さらに、下地膜11a,12aには、第2
の基板5,6と磁性金属薄膜1a,2aの付着力を高め
る必要性から、SiO2 ,Ta2 5 等の酸化物膜、S
34 等の窒化物膜、Cr,Al,Si,Pt等の金
属膜及びそれらの合金膜、或いはそれらを組合わせた積
層膜等が使用される。
【0027】なお、本実施例においては、磁性金属薄膜
1a,1b,1c及び2a,2b,2cとしてセンダス
ト膜、絶縁膜11b1 ,11b2 ,12b1 ,12b2
としてSiO2 膜を使用した。そのときの膜厚は、図2
中Twで示すフロントギャップg1 及びバックギャップ
のトラック幅を5μmとするために、一層あたりの磁性
金属薄膜1a,1b,1c及び2a,2b,2cを3μ
mとし、絶縁膜11b1,11b2,12b1,12b2
0.2μmとした。また、下地膜11a,12aとし
て、膜厚50nmのSiO2 膜を用いた。
【0028】また、第1の基板3,4及び第2の基板
5,6は、前述のように磁性フェライト材よりなる。上
記磁性フェライト材としては、単結晶フェライト、多結
晶フェライト、単結晶フェライトと多結晶フェライトの
接合材、面指数の異なる単結晶フェライトの接合材の何
れを用いても良い。
【0029】さらに、上記のような第1の基板3,4と
第2の基板5,6は、図2に示すようにガラス膜19,
20によって接合一体化されており、第1の基板3,4
及び第2の基板5,6とガラス膜19,20間にはこれ
らの反応防止等のために下地膜17a,17b及び18
a,18bが設けられている。
【0030】上記ガラス膜19,20には、低融点ガラ
スをスパッタリングして形成したもの、或いはフリット
ガラスをスピンコーティング等によって塗布して形成し
たものが使用でき、その膜厚としては、0.1μm〜
0.5μmが好ましい。上記下地膜17a,17b及び
18a,18bには、磁性金属薄膜1c,2cまたは第
1の基板3,4とガラス膜19,20の反応防止等を目
的として、SiO2 ,Ta2 5 等の酸化物膜、Si3
4 等の窒化物膜、Cr,Al,Pt等の金属膜及びこ
れらの合金膜、或いはそれらを組合わせた積層膜等が使
用できる。
【0031】なお、本実施例においては、下地膜17
a,17b及び18a,18bとして膜厚0.1μmの
Cr膜を用い、ガラス膜19,20として膜厚0.2μ
mのスパッタリングによって形成したPb系ガラス膜を
使用した。
【0032】また、前述のように上記磁気コア半体7,
8の突き合わせ面、すなわち積層磁性膜1,2の突き合
わせ面間にはフロントギャップg1 及びバックギャップ
が形成されているが、これら磁気ギャップのトラック幅
Twを規制するために、上記磁気コア半体7,8の突き
合わせ部分、すなわち積層磁性膜1,2の突き合わせ面
の幅は、トラック幅規制溝15a,15b,16a,1
6bによって規制されている。
【0033】この時、本実施例の磁気ヘッドにおいて
は、上記トラック幅規制溝15a,15b,16a,1
6bによる溝部のうちフロントギャップg1 側には第1
の融着ガラス9、バックギャップ側には第2の融着ガラ
ス10が溶融充填されている。なお、上記第1の融着ガ
ラスは、第2の融着ガラスよりも高融点のガラスであ
る。そして、これら融着ガラス9,10は、溶融充填時
の第1の融着ガラスの粘度η1 を104 Pa・s≦η1
とし、第2の融着ガラスの粘度η2 を103 Pa・s≦
η2 ≦103.5 Pa・sとして溶融充填されている。
【0034】さらに、磁気コア半体7,8の突き合わせ
面側にはコイル巻装用の巻き線溝13,14、ガラス溝
23,24が設けられており、磁気コア半体7,8の接
合強度を確保するため、これらにも融着ガラス9,10
が溶融充填されている。さらに、この磁気ヘッドにおい
ては、磁気記録媒体に対する当たりを確保するために磁
気記録媒体と摺接する磁気記録媒体摺動面に段差が設け
られるとともに、巻線溝13,14に形成されたコイル
の巻装状態を良好なものとなすためにこの巻線溝13,
14と相対向する位置に巻線補助溝21,22が形成さ
れている。
【0035】このように構成された本実施例の磁気ヘッ
ドにおいては、トラック幅規制溝15a,15b,16
a,16bによる溝部のうちフロントギャップg1 側に
溶融充填される第1の融着ガラス9の溶融充填時の粘度
η1 が104 Pa・s≦η1であることから、第1の融
着ガラス9の積層磁性膜1,2への侵食の発生が抑えら
れ、トラック幅精度を良好なものとすることができ、そ
の再生出力は良好なものとなる。また、バックギャップ
側に溶融充填される第2の融着ガラス10の溶融充填時
の粘度η2 が103 Pa・s≦η2 ≦103.5 Pa・s
であることからバックギャップ側のトラック幅規制溝1
5a,15b,16a,16b内にも第2の融着ガラス
10が十分に充填され、磁気コア半体7,8同士の接合
強度が高まり、製造工程中の破損等が発生しにくくな
り、製造歩留が大幅に向上する。
【0036】次いで、前述した図1の磁気ヘッドを製造
する方法について工程順に従って説明する。先ず、図3
(a)に示すように、フェライト基板25を用意し、こ
のフェライト基板25の一主面25aをポリッシング加
工等によって鏡面加工する。
【0037】次に、上記フェライト基板25の一主面2
5aに、マスクスパッタにより必要最小限の面積に積層
磁性膜26,27を帯状に所定間隔を持って平行となる
ように被着形成する。
【0038】積層磁性膜26,27を形成するに際して
は、前述のようにフェライト基板25との付着力向上等
のために、図3(b)中に示されるように膜厚50nm
のSiO2 よりなる下地膜28を予め形成する。そし
て、高周波特性を向上させるために、積層磁性膜26,
27はSiO2 よりなる絶縁膜29a,29bを介して
膜厚の薄いセンダスト膜よりなる磁性金属薄膜26a,
26b,26c(一方の積層磁性膜27は図示を省略す
る。)を何層にも積層することにより形成する。なお、
積層磁性膜26,27の厚さは、後行程においてトラッ
ク幅規制溝を形成する必要があることから目的とする記
録トラック幅の1.2〜3倍とすることが好ましい。本
実施例の磁気ヘッドを形成するに際しては、トラック幅
5μmの磁気ギャップを形成するために一層あたりの膜
厚0.2μmのSiO2 膜よりなる絶縁膜29a,29
bを介して一層あたりの膜厚3μmのセンダスト膜より
なる磁性金属薄膜26a,26b,26cを3層重ね
た。
【0039】さらに、上記フェライト基板25上の積層
磁性膜26,27の上に、図4に示すように(図中に
は、積層磁性膜26のみを示す。)、下地膜31を成膜
した後、ガラス膜32を成膜する。本実施例において
は、下地膜31として膜厚0.1μmのCr膜を形成
し、ガラス膜32として膜厚0.2μmのPbO系の低
融点ガラス膜をスパッタリングによって形成した。
【0040】また、図5に示すように、他方のフェライ
ト基板30上にも上記フェライト基板25と同様に下地
膜33,ガラス膜34を形成する。
【0041】そして、積層メタル膜が形成されたフェラ
イト基板25と上記フェライト基板30を、図6(a)
に示すように、互いの突合わせ面に形成されたガラス膜
32,34同士を突合わせ、圧着しながら、500℃〜
700℃に加熱する。この結果、互いの突合わせ面に形
成されたガラス膜32,34同士は図6(b)に示すよ
うに融合する。
【0042】なお、本実施例においては、一対のフェラ
イト基板25,30の両者にガラス膜32,34を形成
してこれらを融着させたが、フェライト基板25,30
の少なくとも一方のみにガラス膜を形成して融着させて
も良い。
【0043】次に、この接合一体化された積層基板を、
作製する磁気ヘッドに付与するアジマス角と同じ角度を
持って図7中線A−A´,線B−B´,線C−C´で示
す位置で切断する。
【0044】次いで、フェライトの不要部分を平面研削
盤等を用いて除去した後、各磁気コア半体ブロック4
0,41に、図8及び図9に示すようにコイルを巻装す
るための断面略コ字状をなす巻線溝42,43とガラス
融着する際のガラス溝44,45をそれぞれの突合わせ
面に形成する。
【0045】次に、図10,11に示すように上記各磁
気コア半体ブロック40,41に、ブロックの接合強度
を確保し、且つ磁気ギャップのトラック幅を規制するた
めのトラック幅規制溝46a,46b及び47a,47
bを形成する。
【0046】かかるトラック幅規制溝46a,46b及
び47a,47bは、積層磁性膜26,27の両側であ
って、この積層磁性膜26,27に近接した位置に積層
磁性膜26,27の一部を切り欠くようにして、それぞ
れ断面略台形状をなす溝としてブロック全体に亘って形
成される。なお、トラック幅規制溝46a,46b及び
47a,47bの積層磁性膜26,27側の一側面46
1,46b1及び47a1,47b1は傾斜面となされて
おり、積層磁性膜26,27の突き合わせ面の幅を規制
し、磁気ギャップのトラック幅を規制するようになされ
ている。
【0047】その結果、磁気コア半体ブロック40,4
1の主コアとなる積層磁性膜26,27は断面略コ字状
をなし、積層磁性膜26,27の突き合わせ面は媒体対
向面側のフロントギャップ形成面26a,27aと媒体
対向面の対面側にあたるバックギャップ形成面26b,
27bのそれぞれ2箇所となる。
【0048】次いで、積層磁性膜26,27の突き合わ
せ面であるフロントギャップ形成面26a,27aとバ
ックギャップ形成面26b,27bの幅が所定のトラッ
ク幅となるように各磁気コア半体ブロック40,41の
対向面40a,41aをポリッシング等によって鏡面加
工する。
【0049】そして、一方の磁気コア半体ブロック40
の対向面40a又は双方の磁気コア半体ブロック40,
41の対向面40a及び41aにギャップ膜(図示は省
略する。)を形成した後、図12に示すように、積層磁
性膜26,27のフロントギャップ形成面26a,27
a及びバックギャップ形成面26b,27b同士を突き
合わせて磁気コア半体ブロック40,41の記録トラッ
クの位置合わせを行い、巻線溝42,43間に第1の融
着ガラス48を配し、ガラス溝44,45間に第2の融
着ガラス49を配して、加圧保持しながら加熱し、溶融
充填を行う。
【0050】前述のように、上記第1の融着ガラスは第
2の融着ガラスよりも高融点を有する融着ガラスであ
り、上記のように溶融充填を行う際には、第1の融着ガ
ラスの粘度η1 が104 Pa・s≦η1 、第2の融着ガ
ラスの粘度η2 が103 Pa・s≦η2 ≦103.5 Pa
・sとなるような温度下にて行う。
【0051】その結果、図13に示すように、積層磁性
膜26,27の突合わせ面間にフロントギャップg1
び図示しないバックギャップが形成されるとともに、第
1の融着ガラス48が巻線溝42,43間の溝部及びフ
ロントギャップg1 近傍のトラック幅規制溝46a,4
6b,47a,47b内に溶融充填され、第2の融着ガ
ラス49がガラス溝44,45間の溝部及びバックギャ
ップ近傍のトラック幅規制溝内に溶融充填され、磁気コ
ア半体ブロック40,41が接合一体化される。
【0052】さらに、融着ガラス48,49によって接
合一体化された磁気コア半体ブロック40,41に、巻
線補助溝を形成した後、磁気記録媒体摺動面に円筒研磨
を行い当たり幅加工を施し、所定チップ形状となるよう
に切断する。この結果、図1に示すような磁気ヘッドが
完成する。
【0053】そこで、本実施例の磁気ヘッドの効果を確
認すべく、以下のような実験を行った。先ず、融着ガラ
スの粘度がバックギャップ側の接合強度に及ぼす影響を
調査した。すなわち、前述のような磁気ヘッドを製造す
るに際し、溶融温度を変化させることによって融着ガラ
スの粘度を変化させて溶融充填を行い、各磁気ヘッドの
バックギャップ側の融着ガラスの充填状態を評価した。
具体的には、図12に示すように磁気コア半体ブロック
40,41間に第2の融着ガラス49を配し、所定の温
度にて溶融充填を60分間行う。そして、必要な加工を
施して図14に示すように形成された磁気ヘッドにおけ
るバックギャップg2 側の第2の融着ガラス49の充填
距離Lを測定した。なお、融着ガラスを溶融充填する際
に所定の粘度が得られる温度での保持時間、いわゆる安
定時間は一般に60分程度とされていることから溶融充
填時間を60分とした。また、融着ガラスとしては表1
に示す融着ガラスA,B,Cの3種類のサンプルを用意
した。
【0054】
【表1】
【0055】結果を図15に示す。この時、図15の横
軸は溶融充填時の融着ガラスの粘度を示し、縦軸は充填
距離Lを示し、ガラスAを用いた場合の結果を図中●で
示し、ガラスBを用いた場合の結果を△で示し、ガラス
Cを用いた場合の結果を図中×で示す。図15の結果よ
り、充填距離Lは融着ガラスの粘度によって大きく変化
することがわかった。また、一般にこの種の磁気ヘッド
のバックギャップg2のデプスD2 が500μm程度で
あることから、バックギャップg2 側において十分な接
合強度を得るためには充填距離Lは500μm以上であ
ることが望ましく、そのためには、溶融充填時の粘度を
103.5 Pa・s以下とすれば良いことが確認された。
【0056】なお、上記のようなバックギャップ側の充
填距離Lを長くする方法としては、溶融充填時間を延長
する方法も挙げられるが、溶融状態が長く続くと融着ガ
ラスによる積層磁性膜の侵食量が増加し、トラック幅精
度を損なうことから好ましくない。またこのような傾向
は高密度記録のために挟トラック化するとより顕著とな
り、好ましくない。
【0057】次に、上記のような磁気ヘッドにおいて、
バックギャップ側の融着ガラスの積層磁性膜への侵食が
該磁気ヘッドの再生出力に及ぼす影響について調査を行
った。前述のように、融着ガラスの積層磁性膜への侵食
を防止するためには、溶融充填時の融着ガラスの粘度を
104 Pa・s以上とすることが好ましい。しかしなが
ら、バックギャップ側の接合強度を確保するためには、
溶融充填時の粘度を103.5 Pa・s以下とすることが
必要である。そこで、バックギャップ側の溶融充填時の
融着ガラスの粘度を103.5 Pa・s以下とした場合の
バックギャップ側の融着ガラスの積層磁性膜への侵食が
該磁気ヘッドの再生出力に及ぼす影響を調査した。すな
わち、溶融充填時のフロントギャップ側の融着ガラスの
粘度を104 Pa・sに固定し、バックギャップ側の融
着ガラスの粘度を変化させて磁気ヘッドを形成し、各磁
気ヘッドの周波数に対する再生出力を測定した。なお、
バックギャップ側の融着ガラスの粘度を104 Pa・s
とした磁気ヘッドをサンプル1、103.5 Pa・sとし
た磁気ヘッドをサンプル2、103.0 Pa・sとした磁
気ヘッドをサンプル3、102.5 Pa・sとした磁気ヘ
ッドをサンプル4とし、各磁気ヘッドの再生出力はサン
プル1の再生出力を基準(0dB)とした場合の相対出
力とした。その結果、周波数7MHzにおいては表2に
示すような結果を得た。
【0058】
【表2】
【0059】表2の結果より溶融充填時の融着ガラスの
粘度を103.0 Pa・s以上とすれば、バックギャップ
側の融着ガラスによる積層磁性膜の侵食のために発生す
る再生出力の低下を0.1dB以下とすることができる
ことが確認された。これは、バックギャップはフロント
ギャップと比較して形成面積が数十倍以上であるため、
バックギャップ側に積層磁性膜の侵食が多少発生しても
影響を受けにくいためと思われる。
【0060】また、サンプル1の結果とサンプル4の結
果を図16に示し、サンプル1の結果を図中×、サンプ
ル4の結果を図中△で示す。なお、サンプル2,3にお
いてもサンプル1と同様の結果を得ることができ、溶融
充填時の融着ガラスの粘度を103.0 Pa・s以上とす
れば、バックギャップ側における融着ガラスによる積層
磁性膜の侵食のために発生する再生出力の低下を抑える
ことが可能となることが確認された。
【0061】上述の実験結果より、本実施例の磁気ヘッ
ドのように、フロントギャップ側に溶融充填される第1
の融着ガラスの溶融充填時の粘度を104 Pa・s以上
とし、バックギャップ側に溶融充填される第2の融着ガ
ラスの溶融充填時の粘度を103.0 Pa・s以上,10
3.5 Pa・s以下とした磁気ヘッドにおいては、フロン
トギャップ側における融着ガラスの積層磁性膜への侵食
の発生が抑えられ、トラック幅精度の低下による再生出
力の低下、バックギャップ側における接合強度不足が発
生せず、磁気コア半体同士の強度が高く、製造歩留りが
向上されることが確認された。
【0062】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、フロ
ントギャップ側のトラック幅規制溝内に溶融充填される
第1の融着ガラスの溶融充填時の粘度η1 が104 Pa
・s≦η1 であることから、融着ガラスの積層磁性膜へ
の侵食の発生が抑えられ、トラック幅精度が向上し、再
生出力が良好となる。また、バックギャップ側のトラッ
ク幅規制溝内に溶融充填される第2の融着ガラスの溶融
充填時の粘度η2 が103 Pa・s≦η2 ≦103.5
a・sであることからバックギャップ側のトラック幅規
制溝内にも融着ガラスが十分に充填され、磁気コア半体
同士の接合強度が確保され、製造歩留りが大きく向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した磁気ヘッドの実施例を示す斜
視図である。
【図2】図1の磁気ヘッドにおける磁気記録媒体摺動面
部分を示す要部拡大断面図である。
【図3】本発明を適用した磁気ヘッドを製造する方法を
工程順に示すもので、(a)はフェライト基板に積層磁
性膜を形成する工程を示す斜視図であり、(b)は積層
磁性膜部分を示す要部拡大正面図である。
【図4】フェライト基板上に成膜された積層磁性膜上に
ガラス膜を成膜する工程を示す要部拡大正面図である。
【図5】フェライト基板上にガラス膜を成膜する工程を
示す要部拡大正面図である。
【図6】(a)は積層磁性膜が形成されたフェライト基
板と他方のフェライト基板を接合する工程を示す斜視図
であり、(b)はその接合部分を拡大して示す要部拡大
正面図である。
【図7】接合一体化された積層基板を切断する工程を示
す斜視図である。
【図8】一方の磁気コア半体ブロックに巻線溝及びガラ
ス溝を形成する工程を示す斜視図である。
【図9】他方の磁気コア半体ブロックに巻線溝及びガラ
ス溝を形成する工程を示す斜視図である。
【図10】一方の磁気コア半体ブロックにトラック幅規
制溝を形成する工程を示す斜視図である。
【図11】他方の磁気コア半体ブロックにトラック幅規
制溝を形成する工程を示す斜視図である。
【図12】磁気コア半体ブロック同士の接合一体化工程
を示す斜視図である。
【図13】磁気コア半体ブロック同士を接合一体化した
状態を示す斜視図である。
【図14】バックギャップ側の融着ガラスの充填距離L
を示す正面図である。
【図15】融着ガラスの粘度と充填距離Lの関係を示す
図である。
【図16】サンプル1とサンプル4の周波数に対する相
対出力の関係を示す図である。
【符号の説明】
1,2・・・積層磁性膜 3,4・・・第1の基板 5,6・・・第2の基板 7,8・・・磁気コア半体 9・・・第1の融着ガラス 10・・・第2の融着ガラス 15a,15b,16a,16b・・・トラック幅規制
溝 g1 ・・・フロントギャップ g2 ・・・バックギャップ Tw・・・トラック幅

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性金属薄膜が絶縁膜を介して積層され
    てなる積層磁性膜を磁性フェライト材よりなる一対の基
    板により膜厚方向より挟み込んでなる一対の磁気コア半
    体が、上記積層磁性膜を突き合わせるように融着ガラス
    により接合一体化され、 これら積層磁性膜の突き合わせ面間にフロントギャップ
    及びバックギャップが形成されてなる磁気ヘッドにおい
    て、 上記フロントギャップ,バックギャップのトラック幅を
    規制するトラック幅規制溝が基板及び積層磁性膜の一部
    を切り欠くようにして設けられるとともに、フロントギ
    ャップ側のトラック幅規制溝内には第1の融着ガラス、
    バックギャップ側のトラック幅規制溝内には第2の融着
    ガラスが溶融充填されてなり、 第2の融着ガラスの融点が第1の融着ガラスの融点より
    も低いことを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 溶融充填時の第1の融着ガラスの粘度η
    1 が104 Pa・s≦η1 、第2の融着ガラスの粘度η
    2 が103 Pa・s≦η2 ≦103.5 Pa・sであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 フロントギャップ及びバックギャップの
    トラック幅をTwとしたときに、Tw≦13μmである
    ことを特徴とする請求項1または2記載の磁気ヘッド。
JP5183287A 1993-06-30 1993-06-30 磁気ヘッド Withdrawn JPH0721510A (ja)

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