JPH07215075A - エンジンの吸入空気冷却構造 - Google Patents

エンジンの吸入空気冷却構造

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JPH07215075A
JPH07215075A JP1112894A JP1112894A JPH07215075A JP H07215075 A JPH07215075 A JP H07215075A JP 1112894 A JP1112894 A JP 1112894A JP 1112894 A JP1112894 A JP 1112894A JP H07215075 A JPH07215075 A JP H07215075A
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JP
Japan
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engine
intake air
outside air
hood
intake
Prior art date
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JP1112894A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Arisawa
克彦 蟻沢
Hideo Kobayashi
日出夫 小林
Yuichi Kato
雄一 加藤
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 既存の部材を利用して、エンジンルーム内に
導入した外気により吸入空気通路を冷却し、コスト、部
品点数の増大、搭載上の制約をなくす。 【構成】 エンジンルームを覆うフード2を強化するた
めに、フード2の内側に筋状に設けられる中空の骨部11
に、そのフードの先端部側に外気取り入れ口12を開口さ
せると共に、この骨部11の複数の所定箇所には外気の吹
き出し口13を開口させ、エンジン3への吸入空気通路4
に対向する吹き出し口13にノズル15を取り付けて開口さ
せ、他はキャップ14で封止する。自動車1のエンジンル
ーム内に導入した外気をこの骨部11内を通し、外気吹き
出し口13からエンジン3への吸入空気通路4に吹き付け
ることによってエンジン3の燃焼室に供給される吸入空
気を冷却する。フードインシュレータがフード2の裏面
に設けられる場合には、外気導入ダクトをこのインシュ
レータに設けても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの吸入空気冷却
構造に関し、特に、自動車のエンジンルームに元々備え
られた部材を使用して、エンジンへの吸入空気通路の外
部に外気を導き、吸入空気通路内を流れる吸入空気を冷
却するエンジンの吸入空気冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車用エンジンの高出力化に伴
い、エンジンの燃焼室には燃焼に必要な酸素を多く供給
する必要がある。ところが、エンジンへの吸入空気は燃
焼室に入るまでの間にエンジンルーム内で暖められ、吸
入空気温度は上昇する。そして、燃焼室に導く吸入空気
温度が高くなると空気の密度が減少し、吸入空気中の酸
素の重量が減少して充填効率が減少し、エンジン出力の
低下やノッキングの発生お招くという問題がある。
【0003】特に、ノッキングは温度の関数であり、温
度が高いほどノッキングの程度は激しいものとなる。従
って、エンジンに供給する吸入空気温度が高くなると、
ノッキング発生部位の温度が更に高まり、ノッキングが
更に発生し易くなる。そこで、エンジンへの吸入空気を
燃焼室に入れる前になるべく高温にならないように冷却
し、エンジンの出力低下を抑え、ノッキングの発生を抑
えることが高出力型エンジンにとって必要である。
【0004】このため、実開平2−109720号公報
に見られるように、エンジンルーム内に外気を導入し、
その外気をエンジンフードの裏面に取り付けたエアーダ
クト部を介して吸入空気通路に吹き付けることにより、
吸入空気を効率良く冷却しようとするものが提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
2−109720号公報に提案の装置では、エンジンフ
ードの裏面側にフードインナ等の新たな構成部品を設け
てエアーダクト部を形成しているため、コストアップ、
部品点数の増大、搭載上の制約等の問題が生じていた。
【0006】そこで、本発明は、前記従来のエンジンの
吸入空気冷却装置における課題を解消し、新たな構成部
材を取り付けることなく、従来からエンジンルーム内に
設けられる部品をそのまま利用して、エンジンルーム内
に導入した外気によりエンジンへの吸入空気通路を冷却
することができ、コストアップ、部品点数の増大、搭載
上の制約等の問題が生じることのないエンジンの吸入空
気冷却構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の第1の形態は、自動車のエンジンルーム内に外気を
導入し、この導入した外気をエンジンへの吸入空気通路
に吹き付けることによってエンジンの燃焼室に供給され
る吸入空気を冷却するエンジンの吸入空気冷却構造を、
エンジンルームを覆うフードを強化するために、フード
の内側に筋状に設けられた中空の骨部に、そのフードの
先端部側に外気取り入れ口を開口させると共に、この骨
部の複数の所定箇所には外気の吹き出し口を封止可能に
開口させ、前記エンジンへの吸入空気通路に対向する吹
き出し口のみを開口させて構成したことを特徴としてい
る。
【0008】前記目的を達成する本発明の第2の形態
は、自動車のエンジンルーム内に外気を導入し、この導
入した外気をエンジンへの吸入空気通路に吹き付けるこ
とによってエンジンの燃焼室に供給される吸入空気を冷
却するエンジンの吸入空気冷却構造を、エンジンルーム
を覆うフードの裏面側に取り付けられるフードインシュ
レータに、フードの先端側から後端側に向かう筋状のエ
アダクトを複数本設け、このエアダクトの先端部側に外
気取り入れ口を開口させると共に、このエアダクトのエ
ンジンへの吸入空気通路に対向する部位に外気の吹き出
し口を開口させて構成したことを特徴としている。
【0009】前記目的を達成する本発明の第3の形態
は、自動車のエンジンルーム内に外気を導入し、この導
入した外気をエンジンへの吸入空気通路に吹き付けるこ
とによってエンジンの燃焼室に供給される吸入空気を冷
却するエンジンの吸入空気冷却構造を、エンジンのヘッ
ドカバーにダクトを形成し、このダクトのフード先端部
側のエンジンルーム内には外気をこのダクトに集める導
風手段を設けると共に、このダクトの出口側にエンジン
への吸入空気通路を配置して構成したことを特徴として
いる。
【0010】
【作用】本発明の第1の形態のエンジンの吸入空気冷却
構造によれば、エンジンルームを覆うフードの内側に筋
状に設けられた中空の骨部が、フードの先端部側に外気
取り入れ口を備えて外気導入可能に形成されている。そ
して、この骨部のエンジンに対向する所定箇所に設けら
れた外気の吹き出し口のうち、エンジンへの吸入空気通
路に対向する吹き出し口のみが開口しているので、骨部
内に導入した外気がこの吹き出し口から吹き出してその
下にある吸入空気通路が冷却される。
【0011】本発明の第2の形態のエンジンの吸入空気
冷却構造によれば、エンジンルームを覆うフードの裏面
側に取り付けられるフードインシュレータに、フードの
先端側から後端側に向かう筋状のエアダクトが複数本形
成され、このエアダクトの先端部側に外気取り入れ口が
開口しているので、このエアダクトのエンジンへの吸入
空気通路に対向する部位に外気の吹き出し口を開口させ
れば、この吹き出し口から吹き出した外気により吸入空
気が冷却される。
【0012】本発明の第3の形態のエンジンの吸入空気
冷却構造によれば、エンジンのヘッドカバーの上部にダ
クトが形成され、このダクトのフード先端部側のエンジ
ンルーム内には外気をこのダクトに集める導風手段が設
けられているので、このダクトの出口側に設けられたエ
ンジンへの吸入空気通路が冷却される。
【0013】
【実施例】以下添付図面を用いて本発明の実施例を詳細
に説明する。図1(a) はエンジンフード2を開けた状態
の自動車1の前頭部を示すものであり、このエンジンフ
ード2の裏面に本発明の第1の形態における一実施例の
エンジンの吸入空気冷却構造10が設けられている。
【0014】一般に、自動車1のエンジンフード2の裏
面にはエンジンフード2を強化するために筋状に中空の
骨部11を備えた補強板19が設けられている。この実
施例では中空の骨部11が、エンジンフード2の補強を
兼ねると共に、エンジンへの吸入空気通路が配置されそ
うな部位に対応できるように補強板19に形成されてい
る。この実施例の補強板19には、6条の斜めの中空の
骨部11と、2条の横方向の中空の骨部11が設けられ
ている。
【0015】そして、この骨部11のエンジンフード2
の先端側には外気取り入れ口12が開口して設けられて
おり、さらに、中空の骨部11のエンジンルーム側には
複数の所定箇所に外気吹き出し口13が設けられてい
る。この外気吹き出し口13には、これを封止めするキ
ャップ14、または、骨部11の内部を流れる外気をエ
ンジンルーム側にスムーズに吹き出させるノズル15の
何れかが嵌め込まれるようになっている。
【0016】図2(b) は図1(a) に示した外気吹き出し
口13に、これを封止するキャップ14を取り付けた場
合の外気吹き出し口13の断面を示すものである。ま
た、図2(c) は図2(a) に示した外気吹き出し口13
に、ここから外気を吹き出させるノズル15を取り付け
た場合の外気吹き出し口13の断面を示すものである。
キャップ14とノズル15とはゴム或いはプラスチック
等の可撓性のある材料で構成すれば良く、外気吹き出し
口13に後から取り付けられるようになっている。この
実施例のノズル15には骨部11内を流れる外気を噴出
させる穴15aと、この穴15aから噴出する外気を所
定の方向に流す整流部15bとが設けられており、ノズ
ル15の取り付け方向によって外気の吹き出し方向を規
定することができるようになっている。
【0017】このノズル15は、エンジンへの吸入空気
通路に対向する部位にある外気吹き出し口13に取り付
ければ良く、吸入空気通路のない部位に対応する外気取
り出し口13はキャップ14によって封止すれば良い。
なお、キャップ14は単に外気吹き出し口3を閉じる機
能を有するものであれば良いので、前述の実施例の形状
や構成材料に限定されるものではない。また、エンジン
ルーム内に設けられるエンジンへの吸入空気通路に対向
する部位にある外気吹き出し口13にはノズル15が必
ずしも取り付けられる必要はなく、外気吹き出し口13
を単に開口させておくだけでも良い。
【0018】図2は図1に示したエンジンの吸入空気冷
却構造10の動作を示す自動車の前部の透視図である。
図2において、1は自動車、2はエンジンフード、3は
自動車1に搭載されたエンジン、4はエンジン3への吸
入空気通路を示している。このように、吸入空気通路4
が自動車1の前方に対してエンジンルームの右前部から
左後ろ部の方向に設けられている場合には、この吸入空
気通路4の設置位置に対向する部位にある骨部11の下
部に設けられた外気吹き出し口13のみにノズル15が
取り付けられて開口され、他の外気吹き出し口13には
キャップ14が取り付けられて封止される。
【0019】このようにすれば、4ケ所の外気取り入れ
口12から骨部11内に侵入した外気がノズル15が取
り付けられた外気吹き出し口13からのみエンジンルー
ム内に吹き出し、外気吹き出し口13の下部に配置され
た吸入空気通路4が冷却され、その中を流れる吸入空気
が冷却される。以上のように、第1の形態ではエンジン
フード2の裏面に設けられる骨部11を利用してエンジ
ンへの吸入空気通路を冷却しているので、新たな構成部
品が必要にならず、コストアップ、部品点数の増大、搭
載上の制約等を発生させることなく吸入空気通路4が冷
却でき、エンジンへの吸入空気が冷却される。また、車
種によって吸入空気通路4の配置が異なった場合でも、
その配置に応じて骨部13の外気吹き出し口13の封止
位置と外気吹き出し位置とを、キャップ14とノズル1
5の取付位置を変えることによって変更することができ
るので、コストアップ、部品点数の増大、搭載上の制約
等を発生させることなく吸入空気通路4が冷却できる。
【0020】図3(a) はエンジンフード2を開けた状態
の自動車1の前頭部を示すものであり、このエンジンフ
ード2の裏面に本発明の第2の形態における一実施例の
エンジンの吸入空気冷却構造20が設けられている。こ
の実施例では、エンジンフード2の裏面にエンジン音の
外部への漏れを低減させるために取り付けられるフード
インシュレータ5を利用してエンジン3への吸気通路4
の冷却が行われる。すなわち、この実施例では、図3
(b) に示すように、エンジンフード2の裏面に設けられ
る補強板19にリブ16が平行に設けられており、フー
ドインシュレータ5はこの平行なリブ16に重なる部分
がエンジンルーム側に筋状に窪まされて骨部51が形成
されている。この結果、平行なリブ16とフードインシ
ュレータ5の骨部51に囲まれた部分に外気導入ダクト
54が形成される。この骨部51のフード2の先端部側
には外気取り入れ口52が開口されている。
【0021】フードインシュレータ5は、フェノール樹
脂をグラスファイバに含浸させ、エンジンに対する面に
不織布を貼った固い材質で作られているので、前述の第
1の形態の補強板19の骨部11に設けられた外気吹き
出し口13と同様に、このフードインシュレータ5の骨
部51にも外気吹き出し口53が設けられている。従っ
て、これにキャップ14或いはノズル15を取り付けて
エンジンルーム内の吸入空気通路4に外気を吹き付ける
ようにすることができる。また、フードインシュレータ
5の製造時にこれを取り付ける自動車のエンジンルーム
に配置される吸入空気通路の位置に合わせて、外気吹き
出し口53のみをフードインシュレータ5の骨部51に
開けるようにしても良い。
【0022】このように構成されたエンジンの吸入空気
冷却構造20では、エンジンフード2の裏面に設けられ
るフードインシュレータ5に骨部51が設けられてお
り、この骨部51内に形成された外気導入ダクト54に
よってエンジンへの吸入空気通路4が冷却されるので、
新たな構成部品が必要にならず、コストアップ、部品点
数の増大、搭載上の制約等を発生させることなく吸入空
気通路4が冷却でき、エンジンへの吸入空気が冷却され
る。また、車種によって吸入空気通路4の配置が異なっ
た場合でも、その配置に応じて骨部51の外気吹き出し
口53の封止位置と外気吹き出し位置とが変更されるの
で、コストアップ、部品点数の増大、搭載上の制約等を
発生させることなく吸入空気通路4が冷却できる。
【0023】図4(a) は本発明の第2の形態における別
の実施例のエンジンの吸入空気冷却装置30の構成を説
明するフードインシュレータ6の構成を示す斜視図であ
る。この実施例では、フードインシュレータ6自体に複
数条の縦、横、斜めの骨部61が設けられており、この
骨部61の内部が中空に形成されて外気導入ダクトとな
っている。また、この骨部61のフード先端側には外気
取り入れ口62が開口されている。フードインシュレー
タ5は前述のように固い材料で作られているので、前述
の第1の形態の補強板19の骨部11に設けた外気吹き
出し口13と同様に、このフードインシュレータ6の骨
部61にも外気吹き出し口63を設けておき、これにキ
ャップ14或いはノズル15を取り付けてエンジンルー
ム内の吸入空気通路4に外気を吹き付けるようにするこ
とができる。
【0024】なお、キャップ14或いはノズル15を使
用しなくとも、フードインシュレータ6の製造時に、こ
れを取り付ける自動車のエンジンルームに配置される吸
入空気通路の位置に合わせて、外気吹き出し口63のみ
をフードインシュレータ6の骨部61に開けるようにし
ても良い。このフードインシュレータ6は図4(b) に示
すように、自動車1のフード2の裏面側に取り付けられ
る。
【0025】このように構成されたエンジンの吸入空気
冷却構造30では、エンジンフード2の裏面に設けられ
るフードインシュレータ6自体に骨部61が設けられ、
その中に形成された外気導入通路によってエンジンへの
吸入空気通路が冷却されるので、新たな構成部品が必要
にならず、コストアップ、部品点数の増大、搭載上の制
約等を発生させることなく吸入空気通路が冷却でき、エ
ンジンへの吸入空気が冷却される。また、車種によって
吸入空気通路の配置が異なった場合でも、その配置に応
じて骨部61の外気吹き出し口63の封止位置と外気吹
き出し位置とが変更されるので、コストアップ、部品点
数の増大、搭載上の制約等を発生させることなく吸入空
気通路が冷却できる。
【0026】図5(a) は本発明の第3の形態の一実施例
のエンジンの吸入空気冷却構造40の構成を示すエンジ
ンルームの要部側面図、図5(b) は図5(a) のエンジン
の吸入空気冷却構造40の平面図である。この実施例で
は、エンジン3のヘッドカバー7に外気導入ダクト71
が形成されており、この外気導入ダクト71の前方のフ
ード2の下面に外気の流れを変更する整流板72が設け
られている。この整流板72は図5(b) に示すように前
方側の間隔が広げられており、外気がヘッドカバー7の
外気導入ダクト71に集められるようになっている。そ
して、エンジン3への吸入空気通路4がこのヘッドカバ
ー7の後方に設置されており、この実施例では吸入空気
通路4に設けられたスロットルボディ42が、ヘッドカ
バー7の外気導入ダクト71を通ってきた外気によって
冷却される。41はエアクリーナ、43はサージタンク
である。また、図5(a) の8はラジエータ、9はフロン
トグリルである。
【0027】このように構成されたエンジンの吸入空気
冷却構造40では、エンジンのヘッドカバー7内に設け
られた外気導入ダクト71によってエンジンへの吸入空
気通路4が冷却されるので、新たな構成部品が必要にな
らず、コストアップ、部品点数の増大、搭載上の制約等
を発生させることなく吸入空気通路が冷却でき、エンジ
ンへの吸入空気が冷却される。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のエンジン
の吸入空気冷却構造によれば、新たな構成部材を取り付
けることなく、従来からエンジンルーム内に設けられる
部品をそのまま利用して、エンジンルーム内に導入した
外気によりエンジンへの吸入空気通路を冷却することが
でき、コストアップ、部品点数の増大、搭載上の制約等
の問題が生じることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本発明の第1の形態のエンジンの吸入空
気冷却構造の一実施例の構成を示す斜視図、(b) は(a)
のエンジンフード裏面にある骨部の封止する開口部の断
面図、(c) は(a) のエンジンフード裏面にある骨部の外
気を吹き出させる開口部の断面図である。
【図2】図2は図1のエンジンの吸入空気冷却構造の動
作を示す自動車の前部の透視図である。
【図3】(a) は本発明の第2の形態のエンジンの吸入空
気冷却構造の一実施例の構成を示す斜視図、(b) は(a)
のエンジンフードの要部断面図である。
【図4】(a) は本発明の第2の形態のエンジンの吸入空
気冷却構造に使用するフードインシュレータの別の実施
例の構成を示す斜視図、(b) は(a) のフードインシュレ
ータのエンジンフードへの取り付けを示す組立斜視図で
ある。
【図5】(a) は本発明の第3の形態のエンジンの吸入空
気冷却構造の一実施例の構成を示すエンジンルームの要
部側面図、(b) は本発明の第3のエンジンの吸入空気冷
却構造の一実施例の構成を示すエンジンルームの要部平
面図である。
【符号の説明】
1…自動車 2…エンジンフード 3…エンジン 4…吸入空気通路 5…フードインシュレータ 6…フードインシュレータ 7…ヘッドカバー 11…骨部 12…外気取り入れ口 13…外気吹き出し口 14…キャップ 15…ノズル 16…平行なリブ 19…補強板 42…スロットルボディ 51…骨部 52…外気取り入れ口 53…外気吹き出し口 54…外気導入ダクト 61…骨部 62…外気取り入れ口 63…外気吹き出し口 71…外気導入ダクト 72…整流板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 35/16 E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のエンジンルーム内に外気を導入
    し、この導入した外気をエンジンへの吸入空気通路に吹
    き付けることによってエンジンの燃焼室に供給される吸
    入空気を冷却するエンジンの吸入空気冷却構造であっ
    て、 エンジンルームを覆うフードを強化するために、フード
    の内側に筋状に設けられた中空の骨部に、そのフードの
    先端部側に外気取り入れ口を開口させると共に、この骨
    部の複数の所定箇所には外気の吹き出し口を封止可能に
    開口させ、前記エンジンへの吸入空気通路に対向する吹
    き出し口のみを開口させたことを特徴とするエンジンの
    吸入空気冷却構造。
  2. 【請求項2】 自動車のエンジンルーム内に外気を導入
    し、この導入した外気をエンジンへの吸入空気通路に吹
    き付けることによってエンジンの燃焼室に供給される吸
    入空気を冷却するエンジンの吸入空気冷却構造であっ
    て、 エンジンルームを覆うフードの裏面側に取り付けられる
    フードインシュレータに、フードの先端側から後端側に
    向かう筋状のエアダクトを複数本設け、このエアダクト
    の先端部側に外気取り入れ口を開口させると共に、この
    エアダクトのエンジンへの吸入空気通路に対向する部位
    に外気の吹き出し口を開口させたことを特徴とするエン
    ジンの吸入空気冷却構造。
  3. 【請求項3】 自動車のエンジンルーム内に外気を導入
    し、この導入した外気をエンジンへの吸入空気通路に吹
    き付けることによってエンジンの燃焼室に供給される吸
    入空気を冷却するエンジンの吸入空気冷却構造であっ
    て、 エンジンのヘッドカバーにダクトを形成し、このダクト
    のフード先端部側のエンジンルーム内には外気をこのダ
    クトに集める導風手段を設けると共に、このダクトの出
    口側にエンジンへの吸入空気通路を配置したことを特徴
    とするエンジンの吸入空気冷却構造。
JP1112894A 1994-02-02 1994-02-02 エンジンの吸入空気冷却構造 Pending JPH07215075A (ja)

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