JPH0721287A - 納期管理システム - Google Patents

納期管理システム

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JPH0721287A
JPH0721287A JP14940693A JP14940693A JPH0721287A JP H0721287 A JPH0721287 A JP H0721287A JP 14940693 A JP14940693 A JP 14940693A JP 14940693 A JP14940693 A JP 14940693A JP H0721287 A JPH0721287 A JP H0721287A
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JP14940693A
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Inventor
Akihiro Oyama
晃弘 大山
Makoto Shiozaki
誠 塩崎
Tomoshi Yoneyama
智志 米山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 相手先の作業着手日にメールを入れて、外作
品、購入品の納期管理を自動的に行い、納入リードタイ
ムを自動的に変更することを可能特する。 【構成】 例えば、10月に手配情報の入力と注文書発
行の指示により、注文相手先に注文書が発行されてい
る。そして、この注文に対する納入情報が入力される。
10月の納入実績が入力され、その情報がファイルに格
納される。次に、10月の手配情報と実績データとを照
合して、納入が遅延した部品名を検索し、その結果を遅
延情報ファイルに格納する。今月、すなわち11の手配
情報が作成されたとき、この手配情報と10の遅延情報
とを照合して、先月に納期が遅延した部品別の品名で、
当月も手配している同一品名、図番の品名があれば、当
月のその品名の部品の相手先での作業着手日に、相手F
AXに納期督促のメールを自動的に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外注先で加工する部
品、メーカから購入する購入品等に対する納期管理シス
テムに係り、特に、納入リードタイムを実績値より自動
的に作成、変更し、作業に着手しなければならない日
に、遅延する外注先、メーカ等に対して自動的にコンピ
ュータシステムより相手のFAXに着手依頼のメールを
入れ、納期管理、督促を行うことのできる納期管理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、製造業においては、製品を内作
する以外に、外注工場からの加工品、メーカからの品物
を購入して製品を作成する比率がかなり多い。そして、
内作の日程管理はシステム化されているが、前記外作物
品等の作業日程に関しては相手まかせになっている場合
が多いのが実態である。
【0003】外作物品の日程管理は、通常、納入予定日
に対しての遅延データをシステム内に持ち、前月の遅延
リスト等を出して外注先、購入先と打合せを行い、遅延
を生じないように喚起を促すことにより行っているが、
前記遅延リストは、その後の対策のために使用されてい
ない。また、指定納入日に予定の品物が納入されない場
合、資材等の部署の担当者が外注先、メーカ等に電話に
より督促しているが、外注工場から納入される加工品等
で、その時点において、未だ着手されてない場合には、
自家の内作の日程を変更しなけれがならず大きな問題と
なる。
【0004】また、各部品、購入品等の物品に対して、
作業着手日またはその前に部品、購入品が納入されてい
るか否かを担当者がチェックし相手先に電話を行い、あ
るいは、FAXを行うためにはかなりの工数を要する。
さらに、外作による各購入品、加工品の納入リードタイ
ムは、各部品毎に実測等を行わなければ決定することが
できず、特に、外作比率の高いメーカの場合、納入リー
ドタイムの決定に非常に多大な工数を要しているのが実
状である。
【0005】以下、従来技術による納期管理システムの
例を図面により説明する。
【0006】図21は従来技術による外注品の納期管理
システムの構成例を示すブロック図、図22はガントチ
ャートの例を説明する図である。図21において、1は
注文書作成部、2実績値編集部、10は手配情報ファイ
ル、11は実績情報ファイル、21は注文書発行指示
部、22は受注残表示部、23は手配情報入力部、24
は受入情報表示部、25は受入情報入力部である。
【0007】図示従来技術による納期管理システムは、
設計部所等より手配される各部品、購入品等の手配情報
を入力する手配情報入力部23、それらデータを格納す
る手配情報ファイル10、受注残表示部22、日程計画
情報のデータによる注文書発行指示部21、注文書作成
部1、外注、購入先の納期の実績をインプットする受入
情報入力部25、それらをファイルする実績情報ファイ
ル11、実績情報データを編集する実績値編集部2、受
入れの遅延等を表示する受入情報表示部24を備えて構
成されている。
【0008】図21において、設計手配により手配され
る部品、購入品の注文先、図番、品名、数量等が手配情
報入力23よりインプットされ手配情報ファイル10に
格納される。次に、図22に示すような部品、購入品の
日程計画システムの機種別基準日程のガントチャートに
基づいて予め決められている部品、購入品等の納入リー
ドタイムにより、作業着手日、納入指定日が指定され、
作業着手日以前の指定日に注文書発行指示部21より注
文書発行の指示が行われる。この指示に基づいて、注文
書作成部1は、注文書100を作成し、その注文書が購
入先に発行される。
【0009】なお、手配情報ファイル10内の受注残と
なっている部品、購入品等に関する情報は、受注残表示
部22より担当者が見ることができる。
【0010】また、納入実績に関する情報は、実績情報
入力部25より、作番、品名、納入日等として入力さ
れ、実績情報ファイル11に格納される。実績情報ファ
イル11に格納された実績情報データと手配情報ファイ
ル10に格納された手配情報データとは、実績値編集部
2で編集され、遅延情報データ等は、受入情報表示部2
4により担当者が確認することができる。また、遅延リ
スト101等の発行を行うことができる。
【0011】しかし、前述した従来技術によるシステム
は、前月の指定納期に対しての遅延リスト等を出力し
て、外注先、購入先との打合せを行い次の月の納期厳守
の喚起を促すことができるが、前記リストは、過去のデ
ータとして見られるだけであり、今後の納入管理のため
にシステム内で利用されていない。
【0012】このため、現実には、指定納期に入荷がな
い場合、資材の担当者等は、指定納期に相手に電話、F
AX等で催促している。しかし、その時点で相手が作業
に着手していない等により直ぐには納品することができ
ない場合、内作日程の変更を行わなければならないこと
になる。そのため、資材の担当者は、指定納期の前に電
話等により納品の確認を行う場合も多い。
【0013】一方、納期が遅延する外注先、メーカ等に
対して、担当者が、各部品、購入品毎に、外注先等の作
業着手日またはそれ以前に、TEL、FAX等により連
絡を行うには、大変な人件費を必要とすることになる。
また、外注品のリードタイムを決める場合にも、外注先
の部品が多いと非常多くの時間を掛けなければ、リード
タイムを決めることができないものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】生産管理における日程
管理システムに関する技術として、前述したようなシス
テムをも含めて各種のものが知られているが、それらの
従来技術は、殆どが自家の内作に関するもので、外注
先、購入先については納入日の指定のみを行っているの
が一般的である。
【0015】このため、前記従来技術は、実際に生産を
進めているときに、納入日に必要な物品が納入されない
と、資材等の担当者が電話等により連絡を行い相手先の
状況を確認し、その日に納入不可能であれば、関連部門
に連絡を取り、日程修正等の非常に時間のかかる業務を
行う必要が生じるという問題点を有している。
【0016】また、前記従来技術は、外作による各購入
品、加工品の納入リードタイムの決定に関する配慮がな
されておらず、それらの各部品の納入リードタイムを決
めるのに実測を行う等の多大な工数を要するという問題
点を有している。
【0017】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決し、納入リードタイムを実績値より自動的に作成、
変更し、外注先等が作業に着手しなければならない日
に、納入が遅延しがちな外注先、メーカ等に対して自動
的にコンピュータシステムより相手のFAXに着手依頼
のメールを入れ、納期管理、督促を行うことのできる納
期管理システムを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、過去の実績値より、外作部品等の各物品毎の基準納
入リードタイムの自動設定、変更を行い、また、納入実
績データのファイルより前月に遅延した部品、購入品の
データを引き出し、当月手配した部品、購入品等の物品
に同一なものがあれば、それらの部品、購入品の納入リ
ードタイムの作業着手日、または、前月何日遅れたかの
日数を作業着手日に前押しした日に、相手先のFAXに
作業着手メールを自動的に送付するようにすることによ
り達成される。
【0019】
【作用】実績情報ファイルに格納されている先月の納入
実績により、先月指定日より遅延して納入された部品、
購入品等の物品を抽出し、今月手配した部品、購入品で
先月遅延して納品されたものと同一の部品、購入品等の
物品があるか否を判断する。
【0020】そして、今月手配の部品、購入品で先月指
定日より遅延して納入されたものがあれば、それらの納
入リードタイムの着手日を日程計画より引出し、遅延日
数を前倒ししたリードタイムを持たせて、相手のFAX
に作業着手依頼のメールを自動的に送信する。
【0021】また、本発明は、納入実績値により、遅延
日数を考慮して、基準日程の納入リードタイムを設定、
変更を行うことができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明による納期管理システムの一実
施例を図面により詳細に説明する。本発明の一実施例
は、本発明を購入品、外注品等の物品の遅延納期管理シ
ステムとして構成したものであり、部品別納期督促、外
注先別遅延部品の一括督促、基準納入リードタイムの作
成、変更を行うことができるものである。
【0023】図1は本発明の一実施例による遅延部品の
納期督促の作業を説明するフローチャート、図2は本発
明の一実施例の構成を示すブロック図である。図2にお
いて、3は手配情報作成部、4は遅延情報編集部、5は
相手先FAX、12は基準日程ファイル、13は遅延実
績ファイル、14はメール発送用ファイル、26は基準
値入力部であり、他の符号は図21の場合と同一であ
る。
【0024】図1(a)に示すように、先月、図示例で
は10月に、手配情報の入力と注文書発行の指示によ
り、注文相手先に注文書が発行されている。そして、こ
の注文に対する納入情報が入力される。すなわち、図1
(b)に示すように、まず、10月の実績が入力され、
その情報がファイルに格納される。次に、10月の手配
情報と実績データとを照合して、納入が遅延した部品名
を検索し、その結果を遅延情報ファイルに格納する。
【0025】今月、すなわち11の手配情報が作成され
たとき、この手配情報と10の遅延情報とを照合して、
先月に納期が遅延した部品別の品名で、当月も手配して
いる同一品名、図番の品名があれば、当月のその品名の
部品の相手先での作業着手日に、相手FAXに納期督促
のメールを自動的に送信する。
【0026】前述したような、納期督促のメールを自動
的に送信することのできる本発明の一実施例によるシス
テムは、図2に示すように、ホストコンピュータ内に構
成することができる。
【0027】以下、図2に示すシステムの詳細につい
て、各業務の動作を説明するフローチャートとデータベ
ースとの例を参照して説明する。
【0028】図3は設計手配情報の入力業務を説明する
フローチャート、図4は手配情報データベースの例を示
す図である。
【0029】設計手配情報内の外作、購入物品の作番、
品名、図番、品番、数量、手配日、納入予定日等は、図
3に業務フローとして示すように、手配情報入力部23
よりインプットされ、手配情報ファイル10に格納され
る。そして、手配情報ファイル10内には、図4に示す
ようなデータベースとして格納される。
【0030】図5は基準値の入力業務を説明するフロー
チャート、図6は基準納入リードタイムデータベースの
例を示す図である。
【0031】基準値の入力は、図22に例として示した
ような機種別の購入品、外注品のガントチャートからそ
れぞれの物品の基準の納入リードタイム、品名、図番、
品番等を基準値入力部26よりインプットすることによ
り行われ、これらの情報は、基準日程ファイル12に格
納される。基準日程ファイル12内には、図6に示すよ
うなデータベースとして格納される。
【0032】図7は手配物品の外注先、納入日、予定手
配日を決定する業務を説明するフローチャート、図8は
注文書作成、発行の業務を説明するフローチャートであ
り、次に、これらのフローを参照して注文書の作成、発
行業務について説明する。
【0033】図7において、まず、手配情報ファイル1
0より設計の手配情報を順次を取り込み(ステップ7
1)、ファイルが終わりでなければ(ステップ72)、
各手配部品毎に、同一部品が基準日程ファイル12内に
あるか否かをチェックする(ステップ73)。
【0034】ステップ73で、同一部品が基準日程ファ
イル12内にない場合、ステップ71に戻って次の部品
に付いての処理を行い、同一部品が基準日程ファイル1
2内にある場合、その部品の購入先を基準ファイル12
に記録されている情報により決定し(ステップ74)、
手配日の計算を行う。手配日の計算は、予定手配日=納
入予定日−基準納入リードタイムとして行われる(ステ
ップ75)。
【0035】ステップ74、75で購入先、予定手配日
が一義的に決定できなかった場合、手配情報の再設定を
行い、その情報を手配情報ファイル10に格納し(ステ
ップ76)、ステップ71に戻り処理を続け、ファイル
が終われば処理を終了する(ステップ72)。
【0036】前述において、手配予定日を、手配予定日
=作業着手日としているが、一般的には手配予定日は作
業着手日の10〜30日前とされる。そして、この手配
予定日は、図2に示す手配情報3に基づいて決定され
る。
【0037】図8において、前述で作成された手配情報
ファイル10から手配情報を取り込み(ステップ8
1)、ファイルが終わりでないことを確認し(ステップ
82)、注文書の発行条件が部品の指定作番であるか、
指定注文先であるか、手配日であるかの担当者からの指
示により(ステップ83)、手配情報内のそれらの条件
に合致する(ステップ85、86、84)注文物品につ
いて注文書100の作成(ステップ87)を行う。
【0038】注文書100の発行は、図2に示す注文書
発行指示部21からの指示により、注文書作成部1によ
り行われる。
【0039】図9は納入実績の入力業務を説明するフロ
ーチャート、図10は実績情報データベースの例を示す
図であり、図9、図10を参照して、納入実績収集につ
いて説明する。
【0040】注文書100に基づいて、外注先からの納
品があると、受入情報入力部25より、納入された部品
の作番、品名、図番、品番、数量、納入日の実績がイン
プットされ、実績情報ファイル11に格納される。実績
情報ファイル11内には、図10に示すようなデータベ
ースとして格納される。
【0041】図11は遅延情報、遅延リスト作成の業務
を説明するフローチャート、図12は遅延実績データベ
ースの例を示す図である。
【0042】図11において、まず、前月の1ヶ月分の
手配情報、納入実績情報を月の終わりに、手配情報ファ
イル10及び実績情報ファイル11より取り込み(ステ
ップ111)、ファイルが終わりでないことを確認して
(ステップ112)、実績値編集部2で予定リードタイ
ムLT、実績リードタイムLTを計算するすると共に、
遅延日数を計算する(ステップ113)。
【0043】この計算は、 予定リードタイムLT=納入予定日−予定手配日 実績リードタイムLT=納入実績日−実績手配日 遅延日数=予定リードタイムLT−実績リードタイムL
T として行われる。
【0044】遅延日数がマイナス、すなわち、遅延して
納入された(ステップ114)部品に関する遅延リスト
101を作成し(ステップ115)、さらに、遅延実績
ファイルを作成して(ステップ116)、遅延実績ファ
イル13に格納する。
【0045】この結果、遅延情報ファイル13内には、
図12に示すような遅延部品のみのデータベースが作成
される。
【0046】図13は納期督促メール作成の業務を説明
するフローチャート、図14は督促メール送達月日のデ
ータベースの例を示す図、図15は納期督促メール発送
の業務を説明するフローチャートであり、これらの図を
参照して、部品別納期督促業務に関して説明する。
【0047】納期督促メール作成のため、まず、遅延部
品に対する作業着手日を決定する。このため、図13に
示すように、手配情報ファイル10から当月の手配情報
を取り込み(ステップ131)、ファイルが終わりでな
いことを確認し(ステップ132)、先月の遅延部品の
品名、図番、品番別の部品、購入品を遅延実績ファイル
13の情報から引出し、この情報と当月の手配情報ファ
イルのデータとを、実績値編集部2で照合して、当月の
手配情報に、先月遅延して納入された部品と同一品名、
図番、品番の物があるか否かをチェックする(ステップ
133)。
【0048】ステップ133のチェックで、当月の手配
情報に、先月遅延して納入された部品と同一品名、図
番、品番の物品があれば、基準日程ファイル12の情報
を取り込み(ステップ134)、そのリードタイムに基
づいて、作業着手日を、着手日=納入予定日−納入リー
ドタイムとして計算し(ステップ135)、その結果の
データをメール発送用ファイル14に格納する(ステッ
プ136)。
【0049】この結果、メール発送用ファイル14内に
は、図14に示すような督促(作業着手依頼)メール送
達月日のデータベースが作成される。なお、前述におい
ては、注文先での作業着手日を予定手配日としている。
【0050】次に、納期督促メール発送業務において
は、図15に示すように、まず、前述した図13の作業
で作成されたメール発送用ファイル14を取り込み(ス
テップ151)、ファイルが終わりでないことを確認し
(ステップ152)、その日が外注先の作業着手日であ
るか否かを判断し(ステップ153)、そうであれば、
電話回線等により相手方のFAX5に、納期督促のメー
ルを自動的に送信するメール発送処理を行う(ステップ
154)。
【0051】図14に示す例で説明すると、部品「ア
シ」では納入予定日が12/17で、納入リードタイム
は6日であるので12/11の作業着手日にメールを送
ることになる。
【0052】図16は納期前倒し督促メール作成、発行
の業務を説明するフローチャート、図17は納期前倒し
の例を説明するガントチャートの例を示す図である。
【0053】この処理は、遅延実績ファイルの遅延日数
差により、前倒しで督促メール(作業着手依頼)を発行
するものであり、まず、メール発送用ファイル14内の
情報を取り込み(ステップ161)、ファイルが終わり
でないことを確認し(ステップ162)、遅延実績ファ
イル13より遅延実績を取り込み(ステップ163)、
遅延部品を検索して、遅延実績ファイル13の遅延日数
差に基づいて、前倒しの作業着手日を計算する(ステッ
プ164)。
【0054】そして、得られた前倒し作業着手日が当日
であるか否かを判断し、当日であれば、電話回線等によ
り相手方のFAX5に、納期督促(作業着手依頼)のメ
ールを自動的に送信するメール発送処理を行う(ステッ
プ166)。
【0055】前述の処理を図17に示すガントチャート
の例で説明する。外作品1の10月納入実績は、予定納
入日に対して2日遅れとなっている。この情報は、実績
情報ファイル11に格納されていて知ることができる。
それに対して、11月の手配情報が格納される手配情報
ファイルには、同一外作品1が手配されており作業着手
日11/5、納入予定日11/15となっている。
【0056】これらの情報により、前述した処理におい
て、遅延情報編集部4で、11月分の外作品1の作業着
手日11/15の2日前の11/3に、自動的に相手先
のFAX5に納期督促(作業着手依頼)のメールを送信
することができる。すなわち、前述作業のフローを実行
することにより、先月の遅れた同一部品の品名の遅延日
数データを実績情報ファイルより引き出し、遅延情報編
集部4で、当月同一品名のものに関して先月の遅れ日数
を、当月手配の部品の作業着手日に前倒しした月日に相
手側のFAXに自動的に督促(作業着手依頼)のメール
を送信することができる。
【0057】前述までの本発明の実施例の説明は、部品
単位で外注先、購入先等に督促のメールを送信するとし
たが、本発明は、遅延品が常に多い外注先、購入先等に
は部品単位で督促のメールを入れると大変書類が多くな
る場合等、月始めに先月の遅延品を、外注先1社毎にリ
ストアップして、相手先のFAXに自動的に送付するこ
とにより、納期の督促を行うようにすることができる。
以下、このような場合の例を説明する。
【0058】図18は一括遅延品リスト作成の業務を説
明するフローチャート、図19は一括遅延リスト発送の
業務を説明するフローチャートである。
【0059】まず、基準日程ファイル12及び遅延実績
ファイル13から先月分の基準日程と遅延実績とを取り
込み(ステップ181)、ファイルが終わりでないこと
を確認して(ステップ182)、遅延情報編集部4で遅
延率の計算を行う(ステップ183)。
【0060】遅延情報編集部4には、予め外注先、購入
先の部品納品の遅延率が何%になっていれば督促を行う
かを示す遅延率の値が設定格納されており、先月分の基
準日程と遅延実績とから、遅延率=遅延台数/手配台数
×100として計算された遅延率と設定遅延率とが比較
される(ステップ183)。
【0061】そして、計算された遅延率が設定遅延率よ
り大きい場合、遅延品のみのデータを、手配先別メール
発送用ファイル14に格納する(ステップ185)。
【0062】次に、一括遅延リスト発送業務において
は、図19に示すように、まず、前述した図18の作業
で作成された手配先別メール発送ファイル14を取り込
み(ステップ191)、ファイルが終わりでないことを
確認し(ステップ192)、予め決められた月1回等の
発送日になると(ステップ193)、電話回線等により
相手方のFAX5に、一括遅延リストを自動的に送信す
るメール発送処理を行う(ステップ194)。
【0063】本発明の一実施例は、遅延実績データに基
づいて、リードタイムの基準値を自動的に作成、変更す
ることができる。
【0064】図20はリードタイム基準値作成の業務を
説明するフローチャートであり、以下、これについて説
明する。
【0065】まず、基準日程ファイル12を取り込み
(ステップ201)、ファイルが終わりでないことを確
認し(ステップ202)、遅延実績ファイル13の中に
同一部品に関するデータがあるか否かをチェックし(ス
テップ203)、あれば、品名別の遅れ日数の実績値の
最高、最低、平均値を計算し(ステップ204)、いず
れの値を使用するかを担当者が判断し、基準日程ファイ
ルのリードタイムに対して早い、遅いの日数だけ納入リ
ードタイムの作業着手日に対して、後倒し、前倒しの計
算を行い基準日程の納入リードタイムを決定し(ステッ
プ205)、その値を基準日程ファイル12に設定する
(ステップ206)。
【0066】前述の処理により、遅延実績に基づいて、
自動的に基準日程ファイル内の各部品の納入リードタイ
ムを変更することができる。
【0067】なお、外注先、納入先の納入リードタイム
が決まっていない場合、過去の経験値のリードタイムを
仮に基準値入力部26よりインプットして決めておき、
一定期間(1〜3ヶ月)の間、指定納入日に対しての納
入の早い遅いの納入実績値調べ、その後、前述の処理を
行うことにより、納入遅れを生じることのないリードタ
イムを基準日程ファイル12に作成することができる。
【0068】また、前述の処理を定期的に実行すること
により、基準日程のリードタイムを納入遅れを生じるこ
とのないリードタイムに自動的に変更することができ
る。
【0069】前述した本発明の実施例によれば、外注先
への加工品、購入先からの購入品の先月の指定納期に対
しての納入実績データより、先月納品が遅延した物の品
名、図番等から当月手配のもので同一品があれば、その
加工品、購入品単位で相手方の作業着手予定日に、自動
的に相手先のFAX等にメールを送信して納期督促の管
理を行うことができる。
【0070】これにより、本発明の実施例は、納期管理
を人手を要することなく行うことができ、相手先も作業
の着手を忘れることがなく、判断業務を行う必要をなく
すことができるので、人件費の大幅な低減が可能であ
る。
【0071】また、本発明の実施例によれば、納期の督
促を、実績に基づく遅延日数を納入リードタイムの作業
着手日に前え倒しして行うことができるので、外注先の
納入リードタイムの自動変更を行うことが可能となり、
先手管理をも行うことができる。
【0072】さらに、本発明の実施例によれば、新規外
注先で、基準日程の納入リードタイムが決まっていない
外注先に対して、納入実績を1〜3ヶ月収集しそのデー
タにより自動的に基準日程の納入リードタイムを決め、
あるいは、変更することができるため、従来生産技術に
於て、実測等により決定していたリードタイム決定の業
務を無くすことができ大幅な間接工数の低減を図ること
ができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
作品、購入品の納期管理を自動的に行うことができ、相
手先の作業着手日にメールを入れることができるため、
担当者による調査、督促のための電話、FAX等を不要
とすることができ、相手先の作業着手日の忘れをも防止
することができる。
【0074】また、本発明によれば、納入実績に基づい
て、その遅延日数分だけ指定納期より前倒しした日に督
促を行うことができるため、納入リードタイムを自動的
に変更することができ、しかも、納入リードタムの実績
値より基準日程のリードタイムを決定することができた
め、りードタイム実測等の間接工数を不要とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による遅延部品の納期督促の
作業を説明するフローチャートである。
【図2】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】設計手配情報の入力業務を説明するフローチャ
ートである。
【図4】手配情報データベースの例を示す図である。
【図5】基準値の入力業務を説明するフローチャートで
ある。
【図6】基準納入リードタイムデータベースの例を示す
図である。
【図7】手配部品の外注先、納入日、予定手配日を決定
する業務を説明するフローチャートである。
【図8】注文書作成、発行の業務を説明するフローチャ
ートである。
【図9】納入実績の入力業務を説明するフローチャート
である。
【図10】実績情報データベースの例を示す図である。
【図11】遅延情報、遅延リスト作成の業務を説明する
フローチャートである。
【図12】遅延実績データベースの例を示す図である。
【図13】納期督促メール作成の業務を説明するフロー
チャートである。
【図14】督促メール送達月日のデータベースの例を示
す図である。
【図15】納期督促メール発送の業務を説明するフロー
チャートである。
【図16】納期前倒し督促メール作成、発行の業務を説
明するフローチャートである。
【図17】納期前倒しの例を説明するガントチャートの
例を示す図である。
【図18】一括遅延品リスト作成の業務を説明するフロ
ーチャートである。
【図19】一括遅延リスト発送の業務を説明するフロー
チャートである。
【図20】リードタイム基準値作成の業務を説明するフ
ローチャートである。
【図21】従来技術による外注品の納期管理システムの
構成例を示すブロック図である。
【図22】ガントチャートの例を説明する図である。
【符号の説明】
1 注文書作成部 2 実績値編集部 3 手配情報作成部 4 遅延情報編集部 5 相手先FAX 10 手配情報ファイル 11 実績情報ファイル 12 基準日程ファイル 13 遅延実績ファイル 14 メール発送用ファイル 21 注文書発行指示部 22 受注残表示部 23 手配情報入力部 24 受入情報表示部 25 受入情報入力部 26 基準値入力部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外注加工品、購入品等の物品の納期管理
    システムにおいて、納入される物品毎の予定納入日に対
    する基準納入リードタイムが設定されている基準日程フ
    ァイルを備え、物品の手配後、前記ファイル内の基準納
    入リードタイムに基づいて、納入予定日より前記基準リ
    ードタイムだけ前の外注先での作業着手日に、外注先に
    作業着手依頼を行うことを特徴とする納期管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 外注加工品、購入品等の物品の納期管理
    システムにおいて、納入される物品毎の予定納入日に対
    する基準納入リードタイムが設定されている基準日程フ
    ァイルと、物品毎の予定納入日に対する実際の納入日を
    物品毎に収集し、納期遅れの実績データを格納する実績
    ファイルとを備え、その後の物品の手配に対して、前記
    実績ファイル内に今回の手配物品と同一物品があれば、
    その物品に対する外注先への作業着手依頼を、納入予定
    日より前記基準リードタイムだけ前の外注先での作業着
    手日より、納期遅れの実績に基づいた日数だけさらに前
    に、前倒しして行うことを特徴とする納期管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 外注加工品、購入品等の物品の納期管理
    システムにおいて、物品毎の予定納入日に対する実際の
    納入日を物品毎に収集し、納期遅れの実績データを格納
    する実績ファイルを備え、実績ファイル内の外注先別の
    全納入物品の遅延率が予め設定されている所定の値を越
    える場合、その後の物品の手配に対して、遅延率が所定
    値を越えた外注先に対して、予め定めた日に遅延物品の
    リストを送付し、作業着手依頼を行うことを特徴とする
    納期管理システム。
  4. 【請求項4】 前記作業着手依頼は、FAXによるメー
    ルとして送信されることを特徴とする請求項1、2また
    は3記載の納期管理システム。
  5. 【請求項5】 外注加工品、購入品等の物品の納期管理
    システムにおいて、納入される物品毎の予定納入日に対
    する基準納入リードタイムが設定されている基準日程フ
    ァイルと、物品毎の予定納入日に対する実際の納入日を
    物品毎に収集し、納期遅れの実績データを格納する実績
    ファイルとを備え、実績ファイル内の納期遅れの実績デ
    ータに基づいて、基準日程ファイル内の基準納入リード
    タイムを変更することを特徴とする納期管理システム。
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