JP2003058603A - 自動納期回答問合せシステム、方法、及びプログラム - Google Patents

自動納期回答問合せシステム、方法、及びプログラム

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JP2003058603A JP2001249775A JP2001249775A JP2003058603A JP 2003058603 A JP2003058603 A JP 2003058603A JP 2001249775 A JP2001249775 A JP 2001249775A JP 2001249775 A JP2001249775 A JP 2001249775A JP 2003058603 A JP2003058603 A JP 2003058603A
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    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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Abstract

(57)【要約】 【課題】製品に必要な資材について資材調達先への問合
せを自動化することにより、資材調達担当者の調整作業
をなくし、製品の納期回答を短時間かつ正確に行なうシ
ステム及び方法を提供することを目的とする。 【解決手段】クライアント(115)からの製品の注文
要求をサーバ(101)のデータ入出力部(104)で
受ける。生産管理部(103)で資材の調達情報を入手
し、調達データ生成部(105)で調達データを生成
し、その調達データを全て満たすまで、調達先リスト管
理部(111)で管理される調達先リストの調達先の優
先度に従って調達先を設定する。必要あれば調達データ
分割調整部(110)により調達データを分割して、順
次、調達先の納期回答システム(117−119)に対
して納期回答問合せを行う。資材の調達先が確定した
後、サーバ(101)の納期回答部(102)よりクラ
イアント(115)に対して製品の納期回答を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品に関するクラ
イアントからの納期や価格の問合せに対して、その製品
を構成する資材が不足していた場合に、自動的に調達先
に対して資材の納期を問合せる方法、システム、及びプ
ログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、納期や価格の問合せに回答し
たり、注文に対して受注可能な数量や納期を回答するシ
ステムが知られている。注文に対して納期を回答する場
合、製品在庫が存在すれば、それを割り当てることで回
答が可能であり、製品在庫がない場合でも、生産計画を
引き当てることで回答することができる。しかし、引き
当てできる生産計画がない場合には、生産計画などを変
更することが必要になる。それに伴って、その製品を構
成する資材が不足するような場合には、その資材の発注
作業が発生することがあり、その製品に必要な資材群の
納期回答を考慮して、その製品の納期を回答する必要が
ある。このような納期回答を行なう技術としては、特開
平11−306245号公報に記載されている納期管理
システムおよび方法が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、資材
が調達できることを前提に、納期の変更に対応できるよ
う構成されているが、当初の納入期限の要求を守りなが
ら資材を調達することについての考慮がなされていな
い。また、納期や価格を回答する場合、要求された製品
を構成する資材の在庫数が、その製品の要求量に必要な
数量を下回り、そのため資材不足が発生することがあ
る。この場合は、資材発注する必要があるが、その資材
の注文に対する納期回答が必ずしも請けられるとは限ら
ず、納期回答が得られたとしても場合によっては必要数
を下回る可能性がある。その場合、不足分の資材に対し
て資材調達担当者が資材供給元に直接交渉したり、通常
契約している調達先とは別の調達先に対して資材発注し
たり、代替資材を利用することで、製品を構成するのに
必要な数の資材を調達していた。しかし、製品を構成す
る資材の種類は膨大であり、作業時間の短縮及びその作
業に掛かるコストを削減するのが難しいという課題があ
った。
【0004】本発明の目的は、製品に必要な資材の調達
先への問合せを自動化することにより、資材調達担当者
の調整作業を削減し、製品の納期回答を短時間かつ正確
に行うことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、納期回答の問合せシステムであって、納
期回答を得るために調達先に送信する資材調達要求を生
産計画に基づき生成する手段と、前記資材調達要求を発
行する宛先である複数の調達先を、優先順位をつけて、
調達先リストとして保持する手段と、前記調達先リスト
の優先順位にしたがい、前記調達先に順次問合せを発行
する手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】また本発明は、上述の自動納期回答問合せ
システムにおいて、前記調達リスト中の調達先のうち1
つの調達先で前記資材調達要求を満たせない場合、分割
した資材調達要求を作成し、前記調達先に前記分割した
資材調達要求を送信して納期回答問合せを行う手段を、
さらに備えたことを特徴とする。
【0007】また本発明は、上述の自動納期回答問合せ
システムにおいて、前記調達先からの納期回答の実績を
格納する手段と、前記調達先からの資材の実際の納入実
績を格納する手段と、前記調達先リストの調達先優先度
を、前記納期回答実績および前記納入実績より生成する
手段とをさらに備えたことを特徴とする。
【0008】さらに本発明は、納期回答の問合せ方法で
あって、納期回答を得るために調達先に送信する資材調
達要求を生産計画に基づき生成するステップと、前記資
材調達要求を発行する宛先である複数の調達先を、優先
順位をつけて、調達先リストとして保持するステップ
と、前記調達先リストの優先順位にしたがい、前記調達
先に順次問合せを発行するステップとを備えたことを特
徴とする。
【0009】さらに本発明は、納期回答の問合せプログ
ラムであって、納期回答を得るために調達先に送信する
資材調達要求を生産計画に基づき生成するステップと、
前記資材調達要求を発行する宛先である複数の調達先
を、優先順位をつけて、調達先リストとして保持するス
テップと、前記調達先リストの優先順位にしたがい、前
記調達先に順次問合せを発行するステップとを備えたこ
とを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面により説明する。
【0011】図1は、本発明の実施の形態に係る自動納
期回答問合せシステムの全体構成を示す。本自動納期回
答問合せシステムは、ネットワーク(116)で接続さ
れたサーバ(101)で実現される。クライアント(1
15)からの注文要求を処理して、必要な資材を調達す
るために、ネットワーク(116)を介して必要に応じ
て納期回答システム(117)、納期回答システム(1
18)、及び納期回答システム(119)に接続する構
成である。調達先の納期回答システムは、前記のように
3つに限定されるものでない。
【0012】サーバ(101)は、納期回答部(10
2)、生産管理部(103)、データ入出力部(10
4)、調達データ生成部(105)、調達データ発行部
(106)、調達先設定調整部(107)、回答データ
解析部(108)、回答データ判別部(109)、調達
データ分割調整部(110)、調達先リスト管理部(1
11)、回答実績管理部(112)、納入実績管理部
(113)、及び調達先評価管理部(114)を備え
る。
【0013】納期回答部(102)は、クライアント
(115)からの納期回答を受け付け、製品の納期回答
を行う。生産管理部(103)は、納期回答部(10
2)からの要求に応じて生産計画の回答を行うための、
製品の生産計画を管理する。データ入出力部(104)
は、生産管理部(103)から資材調達情報及び調達方
法などを入力したり、調達結果を出力する。調達データ
生成部(105)は、必要な資材を調達するための調達
データを生成する。調達データ発行部(106)は、生
成した調達データを納期回答システム(117)などの
調達先へ注文して回答を受け取る。調達先設定調整部
(107)は、調達データを発行する調達先を設定す
る。回答データ解析部(108)は、納期回答システム
(117)などからの調達要求に対する回答を解析す
る。回答データ判別部(109)は、回答データ解析部
(106)で解析した回答データをデータ入出力部(1
04)から入力した条件に従って判別する。調達データ
分割調整部(110)は、納期回答システム(117)
などからの調達要求に対する回答を解析した結果、要求
が満足していない場合に、調達データを分割する。調達
先リスト管理部(111)は、納期回答システム(11
7)などの調達先を管理する。回答実績管理部(11
2)は、納期回答システム(117)などの調達先に対
して調達要求を行い、その回答実績を管理する。納入実
績管理部(113)は、納期回答システム(117)な
どの調達先からの納入の実績を管理する。調達先評価管
理部(114)は、回答実績及び納入実績をもとに調達
先リストを更新する。なお、納期回答部(102)と生
産管理部(103)は、従来技術で用いられていたもの
と同様のものである。
【0014】図2は、データ入出力部(104)が生産
管理部(103)から受け取る、資材調達に必要な入力
データのデータフォーマットの一例を示す。
【0015】識別コード(201)は、どのレコードの
処理中かを識別するためのコードであり、全レコード中
でユニークとなるように設定されている。識別コード
(201)は、資材調達結果の出力時にも使用する。品
名(202)は、調達先から調達する資材の名称を設定
するフィールドである。個数(203)は、品名(20
2)で指定した資材を調達する個数を設定するフィール
ドである。最小許容個数(204)は、指定した個数
(203)を調達できない場合に、いくつまで調達でき
れば許容できるかを指定するフィールドである。この欄
の設定を省略した場合には、最小許容個数(204)は
個数(203)と同一とみなす。
【0016】希望価格(205)は、調達する資材の1
個あたりの希望の価格を設定するフィールドである。最
大許容価格(206)は、指定した希望価格(205)
より高い場合にいくらまでであれば許容できるかを指定
するフィールドである。この欄の設定を省略した場合に
は、最大許容価格(206)は希望価格(205)と同
一とみなす。希望納期(207)は、調達する資材の納
入期限を設定するフィールドである。最長許容納期(2
08)は、指定した希望納期(207)より遅い場合
に、いつまでであれば許容できるかを指定するフィール
ドである。この欄の設定を省略した場合には、最長許容
納期(208)は希望納期(207)と同一とみなす。
回答期限(209)は、調達する資材の納期回答の期限
日時を設定するフィールドである。
【0017】図3は、上述の入力データ(200)に基
づいて調達データ生成部(105)で生成される調達デ
ータの一例を示す。調達データ(300)は、入力デー
タ(200)のレコード数と同数分のレコードが生成さ
れる。その際、入力データ(200)から必要項目のみ
抽出される。識別コード(301)、品名(302)、
個数(303)、価格(304)、納期(305)、及
び、回答期限(307)は、それぞれ、入力データ(2
00)の識別コード(201)、品名(202)、個数
(203)、希望価格(205)、希望納期(20
7)、及び、回答期限(209)と同一のデータを設定
するフィールドである。調達先(306)は、当該資材
を調達する先(問合せ先)であり、後述する図4で示さ
れる調達リストより選択されて設定されるフィールドで
ある。
【0018】図4は、調達先リスト管理部(111)で
管理される資材毎の調達先を登録する調達先リストの一
例を示す。調達先リスト(400)は、製品の製造に必
要な資材について、それぞれの調達先が登録されている
ものとする。
【0019】品名(401)は、資材の名称を設定する
フィールドである。項番1〜7の各フィールド(402
〜408)は、該資材を調達できる全ての調達先を設定
するフィールドであり、資材の納期問合せを行う優先度
(項番の順序が優先度を示している)として利用され
る。これら調達先のフィールドは、登録する調達先の増
減に合わせて追加/削除されるものとする。
【0020】図5は、納期回答問合せに対する回答の実
績を格納する回答実績テーブルを示す。回答実績テーブ
ル(500)の識別コード(501)、品名(50
2)、個数(503)、価格(504)、納期(50
5)、および調達先(506)の各フィールドには、調
達先から得た回答データより抽出したデータが入力され
る。すなわち、調達データ発行部(106)により、図
3で説明した調達データ(300)に対する調達先から
の回答データを、それぞれの調達先の納期回答システム
から取得する。回答データ解析部(108)は各回答デ
ータから必要なデータの抽出を行い、回答実績管理部
(112)は抽出したデータを回答実績テーブル(50
0)の各フィールドに入力する。フラグ(507)は、
調達先リスト(400)における優先度の入れ替えに使
用するフラグであり、初期値として「0」を設定する。
問合せ回数(508)は、識別コード毎に調達先へ何回
問合せたか、その回数を設定する。
【0021】次に、図6に示すフローチャート(システ
ム全体フロー)を参照して、自動的に納期回答問合せを
行う処理について説明する。
【0022】まず、データ入出力部(104)により、
生産管理部(103)から資材調達に必要なデータ(図
2の入力データ)を取得する(ステップ601)。次
に、調達先設定調整部(107)により、入力データ
(200)の品名(202)に対応した調達先情報を調
達先リスト管理部(111)から取得する(ステップ6
02)。調達データ生成部(105)により、入力デー
タ(200)の品名(202)、個数(203)、希望
価格(205)、希望納期(207)、及び回答期限
(209)から、図3で説明した調達データ(300)
を生成する(ステップ603)。調達先(306)に
は、ステップ602で取得した調達先を設定する。次
に、調達データ発行部(106)により、生成した調達
データ(300)を調達先(例えば、調達先1である納
期回答システム(117))に発行する(ステップ60
4)。発行手段としては、調達先に対応したメールアド
レス等へのメール発信等が考えられるが、FAX等他の手
段でも良い。
【0023】次に、調達データ発行部(106)で回答
データを取得する(ステップ605)。回答期限までに
回答がない場合も含めて、回答データ解析部(108)
により、調達データ発行部(106)で取得した回答デ
ータから必要なデータの抽出を行う(ステップ60
6)。次に、回答実績管理部(112)が、抽出したデ
ータに応じて回答実績テーブル(500)を更新する
(ステップ607)。回答データがない場合は、個数
(503)、価格(504)、及び納期(505)は何
も設定されない。問合せ回数(508)は、初めての登
録であれば「1」を設定し、2回目以降は「1」ずつカ
ウントアップし、更新する。
【0024】次に、回答データ判別部(109)におい
て、回答データ解析部(108)で抽出した、回答個
数、回答価格、回答納期が、それぞれ、調達データ(3
00)の個数(303)、価格(304)、及び納期
(305)を満たしているかを判別する(ステップ60
8)。具体的には、回答データ解析部(108)で抽出
した回答個数が、調達データ(300)の個数(30
3)を上回っているか、上回っていない場合、その調達
データに対応する最小許容個数(204)が設定されて
いるときには、回答個数がその最小許容個数(204)
を上回っているかを判別する。また、回答データ解析部
(108)で抽出した回答価格が、調達データ(30
0)の希望価格を下回っているか、下回っていない場
合、その調達データに対応する最大許容価格(206)
が設定されているときには、回答価格がその最大許容価
格(206)を下回っているかを判別する。さらに、回
答データ解析部(108)で抽出した回答納期が、調達
データ(300)の希望納期を満たしているか、満たし
ていない場合、その調達データに対応する最長許容納期
(208)が設定されているときには、回答納期がその
最長許容納期(208)より早い期日の納期になってい
るかを判別する(ステップ608)。
【0025】回答データ解析部(108)で抽出した回
答個数、回答価格、回答納期に関する上記の判定で1つ
でも満足していない場合(ステップ609でNO)は、
回答実績テーブル(500)の該当レコードのフラグ
(507)を「0」から「1」に更新する(ステップ6
10)。ステップ609で、回答個数、回答価格、及び
回答納期に関する条件を全て満足しているときは、ステ
ップ611に進む。次に、この調達問合せが1回目であ
るか否かを判別し(ステップ611)、1回目である場
合はステップ614に進む。
【0026】ステップ611で1回目の問合せでなかっ
た場合、2回目の問合せか否かを判別する(ステップ6
12)。2回目の問合せであった場合、必要に応じて調
達先を1つではなく、複数に分割して発注するなどの調
達データ(300)の分割調整を行う(ステップ61
3)。2回目の問合せでない場合は(つまり3回以上の
調達問合せを行った場合)、資材すべては調達できない
と判断し、本処理を終了する。この場合は、ステップ6
01で入手する入力データ200の条件を引き下げるな
どの処置を行い、再度本処理手順を行うようにする。
【0027】次に、資材を全て調達できたか否か判別す
る(ステップ614)。全て調達できた場合、調達先評
価管理部(114)において、調達先リスト管理部(1
11)の調達先リスト(400)の当該調達先の優先度
を更新し(ステップ615)、生産管理部(103)に
対して、回答結果を出力する(ステップ616)。調達
先の優先度を更新する処理については、図7で詳述す
る。
【0028】ステップ614で全て調達できていない場
合、調達データ分割調整部(110)により、元の調達
データ(300)の個数(303)から、該調達データ
と同一識別コードの回答実績テーブル(500)のレコ
ードでフラグ(507)が「0」のレコードの個数(5
03)の合計値を、減算し、元の調達データ(300)
の個数(303)にその減算結果を設定する。そして、
ステップ602に戻る。このステップ602からの処理
では、調達先リスト(400)に基づいて次の調達先を
調達データ(300)に設定し処理する。以上のように
して、必要な個数が全て調達可能となるまで自動的に繰
り返し問合せを行う。
【0029】図7は、納期回答実績によって調達先リス
ト(400)を更新する例を示す。回答実績テーブル
(500)内のフラグ(507)が「1」のレコード
(納期回答問合せに対して回答の得られなかったレコー
ド、または、要求データを満たしていないレコード)の
調達先について、調達先リスト管理部(602)におい
て、図4で示した調達先リスト(400)を更新する。
具体的には、フラグ「1」のレコードの調達先の優先度
を下げるため、当該調達先とそれより下位の優先度を持
つ調達先とを入れ替え、更新する。例えば、更新前の調
達先リスト(701)において、優先度が2のC社がフ
ラグ「1」の調達先となりその優先度を下げる場合、優
先度3のF社と入れ替え、更新後の調達先リスト(70
2)となる。本リストは、次回以降の納期回答問合せか
ら使用される。
【0030】図8は、調達要求に対する資材の納入実績
を格納する納入実績テーブルの例を示す。納入実績テー
ブル(800)は、納入実績管理部(113)で管理す
る識別コード毎の納入実績を格納するテーブルである。
それぞれのレコードは、資材が納入される毎に追加更新
されるものとする。識別コード(801)は、納期回答
問合せを行った際のコードと同一のコードが設定される
フィールドである。
【0031】品名(802)、個数(803)、価格
(804)、納期(805)、及び調達先(806)
は、資材の納入実績より抽出され設定されるフィールド
である。フラグ(807)は、納入時点では「0」を初
期値として設定する。
【0032】図9は、資材の納入実績処理手順を示すフ
ローチャートである。この処理において、調達リスト
(400)内の調達先の優先度を入れ替えることができ
る。
【0033】納入実績管理部(113)は、まず回答実
績テーブル(500)内のフラグ(507)が「0」の
レコードに対応する納入実績を取得し(ステップ90
1)、納入実績テーブル(800)に必要な情報である
個数、価格、及び納期を抽出し、追加更新する(ステッ
プ902)。納入実績が全て取得できるまで、ステップ
901,902の処理を繰り返す。全ての納入実績を取
得したら、納入実績テーブル(800)内の同一識別コ
ード(801)のレコード全てについて納入実績評価
(ステップ904)を行う。具体的には、回答実績テー
ブル(500)から識別コード(501)及び調達先
(506)をキーに、回答実績テーブル(500)の該
当レコードと納入実績テーブル(800)のレコードを
比較して、個数が少なくなっていないか、価格が高くな
っていないか、納期が遅れていないかを評価する(ステ
ップ904)。どれか一つでも該当していた場合は、納
入実績テーブル(800)の当該レコードのフラグ(8
07)を「0」から「1」に更新する。同一識別コード
を持つレコード全てについて同様に判別し、フラグ(8
07)の更新を行う(ステップ905)。全てが終わっ
たら、調達リスト(400)の調達先のリストを更新す
る(ステップ906)。
【0034】図10は、全ての納入実績のフラグの更新
後、調達先リスト管理部(111)において、調達先リ
ストを更新する処理(ステップ906)を行った例を示
す。
【0035】納入実績テーブル(800)内のフラグ
(807)が「1」のレコード(つまり、回答実績と異
なる納品実績であるレコード)の調達先(806)につ
いて、調達先リスト管理部(111)が、図4に示した
調達先リスト(400)で下位の優先度を持つ調達先と
入れ替えて更新する。例えば、納入実績テーブル(80
0)において、フラグ(807)が「1」であるB社
は、更新前の調達先リスト(1001)において、優先
度が4であるので、後ろの優先度に設定されている優先
度5のE社と入れ替え、更新後の調達先リスト(100
2)となる。本リストは、次回以降の納期回答問合せか
ら使用される。
【0036】なお、本実施の形態では、調達先リスト
(400)の調達先の優先度を入れ替える処理を示した
が、優先度を入れ替えるためにフラグを更新するタイミ
ングは、納期回答問合せのたびに行うことを限定するも
のではなく、例えば、期末、月末のように、一定期間毎
に行っても良い。また、フラグとして使用する値も、
「0」と「1」に限定するものでなく、値を累積してお
いて、優先度入れ替えをある一定値以上のものに対して
行うようにしても良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
調達したい資材毎の調達リストに従い調達先を設定し、
該調達先に調達データを発行して回答データを取得し、
このような問合せを繰り返して調達要求を満たすように
しているので、膨大な資材の調達作業において、資材調
達担当者が介在しなければならない度合いを削減でき、
調達作業を迅速に行えるようになり、これに伴って製品
の納期回答を短時間かつ正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動納期回答問い合わせシステムを示す全体構
成図である。
【図2】生産管理部から入力されるデータフォーマット
の一例を示す図である。
【図3】入力データをもとに生成される調達データの一
例を示す図である。
【図4】資材毎の調達先を登録するリストを示す図であ
る。
【図5】調達要求に対する納期回答実績を格納するテー
ブルを示す図である。
【図6】システム全体の処理のフローチャートを示す図
である。
【図7】納期回答実績による調達先リストを更新する場
合の図である。
【図8】調達要求に対する資材の納入実績を格納するテ
ーブルを示す図である。
【図9】資材の納入実績処理のフローチャートを示す図
である。
【図10】資材の納入実績による調達先リストを更新す
る場合の図である。
【符号の説明】
101…サーバ、102…納期回答部、103…生産管
理部、104…データ入出力部、105…調達データ生
成部、106…調達データ発行部、107…調達先設定
調整部、108…回答データ解析部、109…回答デー
タ判別部、110…調達データ分割調整部、111…調
達先リスト管理部、112…回答実績管理部、113…
納入実績管理部、114…調達先評価管理部、115…
クライアント、116…ネットワーク、117…納期回
答システム(調達先1)、118…納期回答システム
(調達先2)、119…納期回答システム(調達先
3)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 公孝 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 (72)発明者 比企 祐介 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】納期回答の問合せシステムであって、 納期回答を得るために調達先に送信する資材調達要求を
    生産計画に基づき生成する手段と、 前記資材調達要求を発行する宛先である複数の調達先
    を、優先順位をつけて、調達先リストとして保持する手
    段と、 前記調達先リストの優先順位にしたがい、前記調達先に
    順次問合せを発行する手段とを備えたことを特徴とする
    自動納期回答問合せシステム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の自動納期回答問合せシス
    テムにおいて、 前記調達リスト中の調達先のうち1つの調達先で前記資
    材調達要求を満たせない場合、分割した資材調達要求を
    作成し、前記調達先に前記分割した資材調達要求を送信
    して納期回答問合せを行う手段を、さらに備えたことを
    特徴とする自動納期回答問合せシステム。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の自動納期回答問合せシス
    テムにおいて、 前記調達先からの納期回答の実績を格納する手段と、 前記調達先からの資材の実際の納入実績を格納する手段
    と、 前記調達先リストの調達先優先度を、前記納期回答実績
    および前記納入実績より生成する手段とをさらに備えた
    ことを特徴とする自動納期回答問合せシステム。
  4. 【請求項4】納期回答の問合せ方法であって、 納期回答を得るために調達先に送信する資材調達要求を
    生産計画に基づき生成するステップと、 前記資材調達要求を発行する宛先である複数の調達先
    を、優先順位をつけて、調達先リストとして保持するス
    テップと、 前記調達先リストの優先順位にしたがい、前記調達先に
    順次問合せを発行するステップとを備えたことを特徴と
    する自動納期回答問合せ方法。
  5. 【請求項5】納期回答の問合せプログラムであって、 納期回答を得るために調達先に送信する資材調達要求を
    生産計画に基づき生成するステップと、 前記資材調達要求を発行する宛先である複数の調達先
    を、優先順位をつけて、調達先リストとして保持するス
    テップと、 前記調達先リストの優先順位にしたがい、前記調達先に
    順次問合せを発行するステップとを備えたことを特徴と
    する自動納期回答問合せプログラム。
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