JPH07212654A - スーパーインポーズ装置 - Google Patents

スーパーインポーズ装置

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Publication number
JPH07212654A
JPH07212654A JP469494A JP469494A JPH07212654A JP H07212654 A JPH07212654 A JP H07212654A JP 469494 A JP469494 A JP 469494A JP 469494 A JP469494 A JP 469494A JP H07212654 A JPH07212654 A JP H07212654A
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JP
Japan
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video signal
image data
superimposing
data
memory
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Application number
JP469494A
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English (en)
Inventor
Yoichi Onoe
洋一 尾上
Yuji Ito
祐二 伊藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作で任意の字体の文字や図形を表示
させることのできるスーパーインポーズ装置を提供す
る。 【構成】 外部から供給されるドット単位の画像データ
を受信する受信部18と、この受信部18が受信したド
ット単位の画像データを記憶するメモリ16と、このメ
モリ16に記憶されたドット単位の画像データを映像信
号にスーパーインポーズするスーパーインポーズ部12
〜14とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープの
編集時に、タイトルなどの文字を映像中に挿入する場合
に好適なスーパーインポーズ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数台のVTR(ビデオテープレ
コーダ)を使用して編集を行う場合に、素材テープより
再生した映像信号に、タイトラ等と称されるスーパーイ
ンポーズ装置を使用してタイトル等の文字・図形をスー
パーインポーズし、このスーパーインポーズされた映像
信号を編集された映像として記録することが行われてい
る。
【0003】即ち、例えば図5に示すように、再生側V
TR1から再生した映像信号を、タイトラ2に供給す
る。そして、このタイトラ2で操作パネル3の操作に従
って、映像信号にタイトル等の文字・図形をスーパーイ
ンポーズする処理を行い、スーパーインポーズされた映
像信号を記録側VTR4及びモニタ受像機5に供給す
る。従って、記録側VTR4で記録される映像信号及び
モニタ受像機5で受像される映像信号には、タイトル等
がスーパーインポーズされており、モニタ受像機5に表
示される映像を確認することで、タイトル等の挿入状態
が確認できる。
【0004】ここで、タイトラ2での処理としては、こ
のタイトラ2が備える大容量のメモリ(ROM)にスー
パーインポーズ可能な文字,図形のデータを記憶させて
おき、操作パネル3の操作に基づいて、このROMに記
憶された文字,図形の中から表示させる文字や図形を選
択して、タイトル画面で表示させる文字列のデータをR
AMで構成されるサブメモリに一旦記憶させる。そし
て、タイトルを表示させたい映像が再生側VTR1から
再生されるタイミングになると、サブメモリに記憶され
たタイトル画面の文字列のデータを読出して、映像に重
畳させる処理を行い、タイトル画面をスーパーインポー
ズさせる。
【0005】このように、タイトラ等のスーパーインポ
ーズ装置を使用することで、映像中の任意の箇所に文字
などを挿入することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
タイトラを使用して文字などをスーパーインポーズする
場合には、タイトラのROMに予め用意された文字しか
スーパーインポーズできない。このため、通常はROM
として大容量のものを使用して、一般に使用される漢
字,ひらがな,カタカナ,アルファベット,数字の形状
のデータを全てROMに記憶させておく必要がある。
【0007】このようにROMに記憶されている形状の
文字や図形であれば、自由にスーパーインポーズさせる
ことができるが、ROMに記憶された形状(即ち字体)
の文字しか表示させることができない不都合があった。
通常は、ROMに記憶させる文字の形状としては、ゴシ
ック体や明朝体のような標準的な字体とされるが、特殊
な字体の文字を表示させたい場合もあるが、従来のスー
パーインポーズ装置では、簡単には対処できなかった。
【0008】このような場合、従来のスーパーインポー
ズ装置では、操作者の操作に基づいて自由にデザインし
た文字(いわゆる外字)を登録して、スーパーインポー
ズできる装置もあるが、スーパーインポーズ装置にデザ
インした文字を登録(記憶)させる操作は非常に手間が
かかる不都合があった。
【0009】また、このようなスーパーインポーズ装置
で表示させる文字などを選択する操作は、比較的複雑で
ある不都合があった。即ち、通常は接続したモニタ受像
機の画面にスーパーインポーズ可能な文字の一覧表を表
示させ、マウスなどの操作手段を使用してこの表の中か
らタイトルとして表示させたい文字を一文字ずつ選択
し、タイトル画面を作成するようにしていた。このよう
な表示文字の選択作業は、ワードプロセッサやパーソナ
ルコンピュータなどで一般的に行われているキーボード
を使用した文字入力操作に比べ、比較的操作が複雑で能
率が悪い不都合があった。
【0010】本発明の目的は、簡単な操作で任意の字体
の文字や図形を表示させることのできるスーパーインポ
ーズ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図1に
示すように、外部から供給されるドット単位の画像デー
タを受信する受信部18と、この受信部18が受信した
ドット単位の画像データを記憶するメモリ16と、この
メモリ16に記憶されたドット単位の画像データを映像
信号にスーパーインポーズするスーパーインポーズ部1
2〜14とを備えるものである。
【0012】また、この場合にメモリ16への受信した
画像データの書込みを、受信部18に画像データの送信
側から供給されるクロックに同期して行い、この書込ま
れた画像データの読出しを、スーパーインポーズされる
映像信号の同期成分に同期したクロックに同期して行う
ようにしたものである。
【0013】さらに、この場合にスーパーインポーズ部
として、スーパーインポーズされる元の映像信号とは別
系統の映像信号を用意し、この元の映像信号と別系統の
映像信号とを切換える映像切換スイッチ12を設け、こ
の映像切換スイッチ12の切換を、メモリ16に記憶さ
れたドット単位の画像データを構成する各ドットの読出
しタイミングのとき、別系統の映像信号を選択させ、そ
れ以外のとき、元の映像信号を選択させるようにしたも
のである。
【0014】さらにまた、この場合に別系統の映像信号
として、画像全体が所定の単色となる映像信号とし、映
像切換スイッチ12の切換えによりスーパーインポーズ
される画像が、単色となるようにしたものである。
【0015】
【作用】本発明によれば、外部から供給されるドット単
位の画像データを受信してメモリに記憶させることで、
外部の文字データ作成手段から供給される各種形状の文
字,図形を表示させることが可能になり、表示させる文
字,図形の形状に制約がなくなると共に、スーパーイン
ポーズ装置側が文字,図形などの形状を予め記憶する大
容量のメモリを必要とせず、スーパーインポーズ装置の
構成が簡単になる。
【0016】また、この場合にメモリへの受信した画像
データの書込みを、受信部に画像データの送信側から供
給されるクロックに同期して行い、この書込まれた画像
データの読出しを、スーパーインポーズされる映像信号
の同期成分に同期したクロックに同期して行うことで、
メモリへの受信した画像データの書込みが、受信した状
態のままで可能になり、メモリに書込むための処理が簡
単になる。
【0017】さらに、この場合にスーパーインポーズ部
として、スーパーインポーズされる元の映像信号とは別
系統の映像信号を用意し、この元の映像信号と別系統の
映像信号とを切換える映像切換スイッチを設け、メモリ
に記憶された画像データの各ドット毎にスイッチで何れ
かの映像信号を選択させることで、スーパーインポーズ
される文字などの色を、別系統の映像信号で示される色
とすることができ、またこの別系統の映像信号が動画の
場合には、スーパーインポーズされる文字の内部を動画
像とすることができる。
【0018】また、この映像切換スイッチを設ける場合
に別系統の映像信号として、画像全体が所定の単色とな
る映像信号とし、映像切換スイッチの切換えによりスー
パーインポーズされる画像が、単色となるようにしたこ
とで、単色の安定した文字,図形がスーパーインポーズ
されるようになる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1〜図4を参照
して説明する。
【0020】まず、図1を参照して第1の実施例のスー
パーインポーズ装置について説明する。図1において1
0はスーパーインポーズ装置全体を示し、映像信号入力
端子11に得られる映像信号に、文字などのスーパーイ
ンポーズを行って、映像信号出力端子15から出力させ
るものである。その処理について説明すると、入力端子
11に得られる映像信号を、切換スイッチ12の一方の
固定接点12aに供給すると共に、タイミング信号発生
回路13に供給する。このタイミング信号発生回路13
では、供給される映像信号の水平及び垂直同期信号を検
出し、検出した同期信号に同期したタイミング信号を発
生させる。
【0021】そして、このタイミング信号発生回路13
が出力するタイミング信号を、バックカラー信号発生回
路14に供給する。このバックカラー信号発生回路14
は、予め指示された所定の単色の画像(いわゆる背景画
像)を表示させるための映像信号を発生させる回路で、
このバックカラー信号発生回路14が出力する映像信号
を、切換スイッチ12の他方の固定接点12bに供給す
る。
【0022】そして、切換スイッチ12の可動接点12
mの切換えで、一方の固定接点12aに得られる入力端
子11からの映像信号と、バックカラー信号発生回路1
4が出力する映像信号とを選択し、選択された映像信号
を出力端子15に供給する。
【0023】次に、この切換スイッチ12を切換えるた
めの構成について説明すると、この切換スイッチ12の
可動接点12mの切換えは、画像メモリ16の記憶デー
タに基づいて制御される。この画像メモリ16は、外部
のコンピュータ装置(図示せず)から外部コンピュータ
接続端子20を介してスーパーインポーズ装置10に供
給される画像データを記憶するメモリで、例えば1フレ
ームの映像信号を記憶するフレームメモリとしてある。
この場合、1フレームの映像を構成する各ドットのデー
タを8ビットのデータで記憶するフレームメモリとして
あり、本来はこの8ビットで各ドットの輝度や色のデー
タを記憶させるものである。
【0024】そして、外部コンピュータ接続端子20
は、このスーパーインポーズ装置10の各部の制御を行
う中央制御装置(CPU)18に接続され、外部のコン
ピュータ装置から供給されて受信した画像データを、こ
の中央制御装置18を介して書込み制御回路19に供給
する。この場合、外部コンピュータ接続端子20に供給
される画像データは、表示される画像のドット単位のデ
ータ(いわゆるビットマップデータ)が1画面分連続し
て得られるデータとしてあり、1ドットに1ビット使用
して各ドットの状態(即ちモノクローム画像でのドット
表示有り又は無しのデータ)を示すようにしてある。ま
た、このドット単位の画像データに同期したクロック信
号も、同時に外部コンピュータ接続端子20に供給され
るようにしてある。
【0025】そして、書込み制御回路19では、供給さ
れるドット単位の画像データを、この画像データと共に
供給されるクロックに同期して、画像メモリ16の所定
エリアに書込ませる。このときの書込み制御としては、
画像メモリ16に用意された各ドット8ビットの記憶エ
リアを、1ビット毎に別の画像データの記憶エリアとし
て設定し、8画面分の画像データを記憶できるようにし
てある。そして、書込み制御回路19での制御により、
何れかの画像データの記憶エリアを選択して、画像メモ
リ16に書込みさせる。
【0026】そして、この画像メモリ16に書込まれた
画像データを読出す際には、タイミング信号発生回路1
3が出力する入力映像に同期したタイミング信号を画像
メモリ16に供給し、このタイミング信号を読出しクロ
ックとして画像データを読出す。このとき、この画像メ
モリ16は、1ドットを8ビットのデータとして記憶す
るメモリであるので、8ビットのデータが並列的に出力
される構成としてあり、上述したエリア設定により記憶
される8画面分の画像データが並列的に出力される。
【0027】従って、この8ビットの出力データを切換
スイッチ17に供給し、この切換スイッチ17で何れか
の画面の画像データを選択させる。この切換スイッチ1
7の切換えは、中央制御装置18の制御に基づいて行わ
れる。なお、中央制御装置18には、このスーパーイン
ポーズ装置の操作キー(図示せず)の操作情報が供給さ
れ、中央制御装置18ではこの操作情報に基づいてスー
パーインポーズさせる画像を選択する。
【0028】そして、この切換スイッチ17で選択され
た画像データに基づいて、切換スイッチ12の切換えを
制御する。この切換制御としては、切換スイッチ17で
選択されて切換スイッチ12の制御部に供給された画像
データが、ドット表示無しのデータのとき、可動接点1
2mを一方の固定接点12aと接続させ、ドット表示有
りのデータのとき、可動接点12mを他方の固定接点1
2bと接続させる。
【0029】このように切換スイッチ12の切換制御が
行われることで、画像メモリ16から読出された画像デ
ータで、ドット表示有りと示されるタイミングのとき、
バックカラー信号発生回路14が出力する単色の映像信
号が出力端子15に供給され、ドット表示無しと示され
るタイミングのとき、入力端子11に得られる映像信号
が出力端子15に供給される。
【0030】次に、このように構成されるスーパーイン
ポーズ装置10を使用してスーパーインポーズ処理が行
われる状態について説明すると、まず本例のスーパーイ
ンポーズ装置10は、図2に示すように接続される。即
ち、素材テープが装着された再生側VTR1aで再生し
て得られる映像信号を、スーパーインポーズ装置10の
映像信号入力端子11に供給する。そして、このスーパ
ーインポーズ装置10の映像信号出力端子15から出力
される映像信号を、記録側VTR4及びモニタ受像機5
に供給する。また、キーボードとディスプレイなどを備
えて文字入力などが比較的簡単にできる外部コンピュー
タ6を用意する。
【0031】この外部コンピュータ6は、キーボードの
操作などで入力されてディスプレイに表示された文字や
図形をプリンタ7で紙にプリントアウトさせることがで
きるようにしてある。この場合、このプリンタ7にプリ
ントアウトさせるために供給するデータは、プリントア
ウトさせる文字や図形を表示させるためのドット単位の
ビットマップデータとしてある。
【0032】そして本例においては、スーパーインポー
ズ処理を行う場合に、この外部コンピュータ6からプリ
ンタ7に供給するためのビットマップデータを、プリン
タ7の代わりにスーパーインポーズ装置10の外部コン
ピュータ接続端子20に供給させ、スーパーインポーズ
装置10の中央制御装置18の制御で、このビットマッ
プデータを受信させる。そして、受信したビットマップ
データを、ビットマップデータと共に伝送されたクロッ
ク信号に同期して、画像メモリ16の所定エリアに書込
ませる。
【0033】このため、例えば外部コンピュータ6で
「A」と入力させることで、本来は外部コンピュータ6
のディスプレイに表示された状態で、プリンタ7でプリ
ントアウトすることができるが、本例ではスーパーイン
ポーズ装置10にデータを供給することで、このスーパ
ーインポーズ装置10の画像メモリ16に「A」と表示
させるための画像データが書込まれる(図3のAに示す
画像)。そして、この「A」と表示される画像データを
使用して、スーパーインポーズ装置10内の切換スイッ
チ12の切換制御を行うことで、この表示文字「A」を
構成する各ドットが存在する位置では、スーパーインポ
ーズ装置10内のバックカラー信号発生回路14が出力
する単色の映像信号が出力され、表示文字「A」を構成
する各ドットが存在しない位置では、再生側VTR1a
が出力する映像信号がそのまま出力され、再生側VTR
1aが出力する映像に文字「A」がスーパーインポーズ
された映像信号がスーパーインポーズ装置10から出力
されるようになる。
【0034】例えば再生側VTR1aから出力される映
像信号で、図3のBに示す山並みを示す映像が示される
とき、スーパーインポーズされた映像として、図3のC
に示すように、山並みを示す映像の中に「A」が表示さ
れるようになる。この場合、この表示文字「A」を構成
する色は、バックカラー信号発生回路14が出力する映
像信号の色となる。このようにスーパーインポーズされ
た映像信号が、記録側VTR4で記録されると共に、モ
ニタ受像機5で受像される。
【0035】このようにしてスーパーインポーズされる
文字「A」は、外部コンピュータ6に接続させたプリン
タ7でプリントアウトさせる場合の文字と全く同じ形状
であり、外部コンピュータ6側で得られる文字データが
高品位のものであれば、そのまま高品位の文字がスーパ
ーインポーズされることになり、品位の高い文字や図形
をスーパーインポーズさせることができると共に、外部
コンピュータ6側で種々の字体に対処した文字データの
作成ができれば、スーパーインポーズできる文字の字体
に制約がなくなる。また、スーパーインポーズ装置10
側では、スーパーインポーズ可能な文字の字体のデータ
を予め用意しておく必要がなく、そのための大容量メモ
リを備える必要がなくなり、それだけスーパーインポー
ズ装置の構成を簡単にすることができる。さらに、スー
パーインポーズ装置10側で文字の入力操作を行う必要
がなく、コンピュータ6側でプリントアウトさせるため
の文字列を入力させる場合と同様なキーボードの操作で
文字列を入力させるだけで、スーパーインポーズさせる
文字の入力操作ができ、スーパーインポーズさせる文字
の入力操作が非常に簡単になる。
【0036】さらに本例の場合には、スーパーインポー
ズされる文字などの画像データを記憶するメモリ16と
して、1ドットのデータを8ビットで記憶する画像メモ
リを使用して、この8ビットのエリアを1ビットずつ異
なる画像の記憶エリアとして8枚の画像を記憶するよう
にしたので、1個のメモリで8種類のスーパーインポー
ズされる文字列などを用意することができ、メモリを効
率良く使用することができる。
【0037】次に、本発明の第2の実施例を、図4を参
照して説明する。図4において、31,32は第1及び
第2の映像信号入力端子を示し、それぞれの入力端子3
1,32にそれぞれ別の映像信号源(図示せず)から映
像信号が供給される。そして、第1及び第2の入力端子
31,32に得られる映像信号を、それぞれフレームシ
ンクロナイザ33,34に供給する。この両フレームシ
ンクロナイザ33,34には、タイミング信号発生回路
41が出力するタイミング信号が供給され、両フレーム
シンクロナイザ33,34でこのタイミング信号を基準
にして、両映像信号の水平同期信号及び垂直同期信号の
タイミングを一致させる処理を行う。そして、両フレー
ムシンクロナイザ33,34が出力するタイミングが一
致した2系統の映像信号を、切換スイッチ35の一方及
び他方の固定接点に供給する。
【0038】この切換スイッチ35は、後述するメモリ
46,47の記憶データに基づいて可動接点の切換えが
制御され、この切換スイッチ35で選択された映像信号
を、映像信号出力端子36に供給する。
【0039】なお、フレームシンクロナイザ34が出力
する映像信号の代わりに、バックカラー信号発生回路4
2が出力する所定色の単色表示が行われる映像信号を、
切換スイッチ35の他方の固定接点に供給することもで
きるようにしてある。このバックカラー信号発生回路4
2にも、タイミング信号発生回路41が出力するタイミ
ング信号が供給され、他の映像信号とタイミングが一致
するようにしてある。
【0040】そして、外部のコンピュータ装置(図示せ
ず)からこのスーパーインポーズ装置10に画像データ
が供給されるようにしてあり、この画像データをRAM
43に一旦記憶させる。このとき供給される画像データ
は、表示される画像のドット単位のデータ(いわゆるビ
ットマップデータ)が1画面分連続して得られるデータ
としてあり、1ドットに1ビット使用して各ドットの状
態(即ちモノクローム画像でのドット表示有り又は無し
のデータ)を示すようにしてある。そして、このような
画像データが供給されるRAM43は、1ライン分の画
像データを記憶できるバッファとして機能する。また、
画像データに付随する制御データやクロック信号を、こ
のスーパーインポーズ装置の中央制御装置(CPU)4
4に供給する。
【0041】そして、RAMに一旦記憶された画像デー
タを、アドレス変換タイミング制御回路45を介して2
個のフィールドメモリ46,47に供給し、記憶させ
る。この場合、フィールドメモリ46は奇数フィールド
の画像データを記憶するメモリで、フィールドメモリ4
7は偶数フィールドの画像データを記憶するメモリで、
それぞれのメモリは読出しポート2ポート,書込みポー
ト1ポートで構成されている。また、このメモリ46,
47は、1ドットを8ビットのデータとして記憶するよ
うにしてあり、各ドット8ビットの記憶エリアを、1ビ
ット毎に別の画像データの記憶エリアとして設定し、8
画面分の画像データを記憶できるようにしてあり、アド
レス変換タイミング制御回路45側から制御される書込
みコントロールデータにより、何れかの画像データの記
憶エリアが選択されてメモリ46,47に書込まれる。
【0042】そして、この両メモリ46,47に書込ま
せるエリアの制御は、中央制御装置44からアドレス変
換タイミング制御回路45に供給される制御データに基
づいて行われ、アドレス変換タイミング制御回路45か
ら両メモリ46,47に書込みデータと共に書込みコン
トロールデータを供給する。また、メモリ46,47か
らのデータの読出しについても、アドレス変換タイミン
グ制御回路45から両メモリ46,47に読出しコント
ロールデータを供給することで、対応したデータが読出
されて、セレクタ48及びキー信号出力端子49に供給
される。なお、アドレス変換タイミング制御回路45に
は、タイミング発生回路41からタイミング信号が供給
され、フレームシンクロナイザ33,34が出力する映
像信号と同期してメモリ46,47からの読出しが行わ
れるようにしてある。
【0043】また、セレクタ48及びキー信号出力端子
49へ読出されるデータとは別に、アドレス変換タイミ
ング制御回路45側へフィードバックされる読出しデー
タの制御も、アドレス変換タイミング制御回路45から
のフィードバック用読出しコントロールデータの供給で
できるようにしてある。この制御回路45にフィードバ
ックされる読出しデータは、中央制御装置44の制御で
アドレス変換処理が施されてメモリ46,47に書込ま
れる。即ち、各メモリ46,47に、読出したときとは
異なるアドレスで書込まれる。
【0044】このアドレス変換が行われて読出された画
像データが再度書込まれる処理は、メモリ46,47に
書込まれた画像データに特殊効果を付与する場合に行わ
れる。例えば、画像データで示される文字に輪郭や影を
付与する処理などが行われる。
【0045】そして、メモリ46,47から読出されて
セレクタ48に供給された画像データは、このセレクタ
48で8ビットの中の所定のビットが選択されて、この
選択された画像データが切換スイッチ35の制御部に供
給され、この画像データに基づいて切換スイッチ35の
切換制御が行われる。
【0046】この画像データに基づいた切換制御は、上
述した第1の実施例(図1の構成)の場合の切換スイッ
チ12での切換制御と同じである。即ち、切換スイッチ
35の制御部に供給された画像データが、ドット表示無
しのデータのとき、可動接点を一方の固定接点と接続さ
せ、ドット表示有りのデータのとき、可動接点を他方の
固定接点と接続させる。
【0047】また、キー信号出力端子49に得られる画
像データは、別の映像特殊効果付与装置(図示せず)に
供給させて、この画像データをキー信号として使用し
て、処理される映像信号に特殊効果を付与させる。
【0048】このように構成されるスーパーインポーズ
装置によると、入力端子31に得られる映像信号と入力
端子32に得られる映像信号との合成処理が、外部コン
ピュータ装置から供給される画像データに基づいて行わ
れる。例えば第1の実施例の場合と同様に、図2に示す
ようにスーパーインポーズ装置を接続したとする。但
し、本例の場合には映像信号入力端子が2系統の入力端
子31,32となっているので、2台の再生側VTR1
a,1bを用意し、それぞれのVTR1a,1bが再生
した映像信号を、それぞれ入力端子31,32に供給さ
せる。
【0049】このように構成したとき、例えば外部コン
ピュータで「A」と入力させることで、このスーパーイ
ンポーズ装置の画像メモリ46,47に「A」と表示さ
せるための画像データが書込まれる(図3のAに示す画
像)。そして、一方の再生側VTR1aから出力される
映像信号で、図3のBに示す山並みを示す映像が示さ
れ、他方の再生側VTR1bから出力される映像信号
で、図3のDに示す花が並んだ映像が示されるとする。
【0050】このとき、本例のスーパーインポーズ装置
の切換スイッチ35の切換えにより得られる映像は、図
3のEに示すように、画像データで示される文字「A」
の外側の部分は、一方の再生側VTR1aから再生した
山並みの映像となり、文字「A」の内部は、他方の再生
側VTR1bから再生した花の映像となる。このように
して文字「A」がスーパーインポーズされることになる
が、表示文字「A」の内側と外側の双方を、別の入力映
像信号とすることができ、表示文字の内側と外側の双方
を動画とすることができる。そして、このようにスーパ
ーインポーズされた映像信号が、スーパーインポーズ装
置の出力端子36から出力されて、記録側VTR4で記
録されると共に、モニタ受像機5で受像される。
【0051】このようにして行われる文字,図形のスー
パーインポーズは、第1の実施例の場合と同様に、外部
コンピュータ6側で得られる文字データが高品位のもの
であれば、そのまま高品位の文字がスーパーインポーズ
されることになり、品位の高い文字や図形をスーパーイ
ンポーズさせることができると共に、外部コンピュータ
6側で種々の字体に対処した文字データの作成ができれ
ば、スーパーインポーズできる文字の字体に制約がなく
なる等の第1の実施例の場合と同様の効果を有すると共
に、表示文字の内側と外側の双方を動画とすることがで
き、より高度なスーパーインポーズが可能になる。
【0052】なお、他方の再生側VTR1bが出力する
映像信号の代わりに、バックカラー発生回路42が出力
する映像信号を使用すれば、第1の実施例の場合と同様
に、表示文字の内部を単色とすることができる。或い
は、逆に表示文字の内部だけを動画として、文字の外側
を単色の背景とすることもできる。
【0053】また本例の場合には、画像データを記憶す
るメモリ46,47の記憶データを読出してアドレス変
換して書込むことを可能としたので、図3のFに示すよ
うに表示文字に影を付与したりする特殊効果の付与が可
能になる。
【0054】さらに、出力端子49から出力される画像
データを、キー信号として他の映像特殊効果付与装置に
供給することで、より高度な特殊効果の付与が可能にな
る。例えば、キー信号で示される形状の文字を回転させ
たり、文字の大きさを自由に変化させること等が、その
特殊効果付与装置が備える機能に応じて可能になる。
【0055】なお、上述各実施例では説明を簡単にする
ために、1文字だけをスーパーインポーズさせる場合に
ついて説明したが、複数の文字の表示ができることは勿
論である。また、スーパーインポーズ装置に画像データ
を供給する装置としてコンピュータ装置を示したが、入
力させた文字データがビットマップデータとして出力さ
れる装置であれば、コンピュータ装置に限定されるもの
ではなく、ワードプロセッサなどの各種文字入力装置,
図形作成装置が使用できる。
【0056】
【発明の効果】本発明によると、外部から供給されるド
ット単位の画像データを受信してメモリに記憶させるこ
とで、外部の文字データ作成手段から供給される各種形
状の文字,図形を表示させることが可能になり、表示さ
せる文字,図形の形状に制約がなくなると共に、スーパ
ーインポーズ装置側が文字,図形などの形状を予め記憶
する大容量のメモリを必要とせず、スーパーインポーズ
装置の構成が簡単になる。
【0057】また、この場合にメモリへの受信した画像
データの書込みを、受信部に画像データの送信側から供
給されるクロックに同期して行い、この書込まれた画像
データの読出しを、スーパーインポーズされる映像信号
の同期成分に同期したクロックに同期して行うことで、
メモリへの受信した画像データの書込みが、受信した状
態のままで可能になり、メモリに書込むための処理が簡
単になる。
【0058】さらに、この場合にスーパーインポーズ部
として、スーパーインポーズされる元の映像信号とは別
系統の映像信号を用意し、この元の映像信号と別系統の
映像信号とを切換える映像切換スイッチを設け、メモリ
に記憶された画像データの各ドット毎にスイッチで何れ
かの映像信号を選択させることで、スーパーインポーズ
される文字などの色を、別系統の映像信号で示される色
とすることができ、またこの別系統の映像信号が動画の
場合には、スーパーインポーズされる文字の内部を動画
像とすることができる。
【0059】また、この映像切換スイッチを設ける場合
に別系統の映像信号として、画像全体が所定の単色とな
る映像信号とし、映像切換スイッチの切換えによりスー
パーインポーズされる画像が、単色となるようにしたこ
とで、単色の安定した文字,図形がスーパーインポーズ
されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す構成図である。
【図2】本発明のスーパーインポーズ装置による接続例
を示す説明図である。
【図3】本発明による画像処理例を示す説明図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す構成図である。
【図5】従来のスーパーインポーズ装置を使用した編集
システム構成例を示す構成図である。
【符号の説明】
10 スーパーインポーズ装置 11 映像信号入力端子 12 切換スイッチ 13 タイミング信号発生回路 14 バックカラー信号発生回路 15 映像信号出力端子 16 画像メモリ 18 中央制御装置(CPU) 19 書込み制御回路 20 外部コンピュータ接続端子 31 第1の映像信号入力端子 32 第2の映像信号入力端子 35 切換スイッチ 36 映像信号出力端子 44 中央制御装置(CPU) 45 アドレス変換タイミング制御回路 46,47 画像メモリ 48 データセレクタ 49 キー信号出力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給されるドット単位の画像デ
    ータを受信する受信部と、該受信部が受信したドット単
    位の画像データを記憶するメモリと、該メモリに記憶さ
    れたドット単位の画像データを映像信号にスーパーイン
    ポーズするスーパーインポーズ部とを備えるスーパーイ
    ンポーズ装置。
  2. 【請求項2】 上記メモリへの受信した画像データの書
    込みを、受信部に画像データの送信側から供給されるク
    ロックに同期して行い、 この書込まれた画像データの読出しを、スーパーインポ
    ーズされる映像信号の同期成分に同期したクロックに同
    期して行うようにした請求項1記載のスーパーインポー
    ズ装置。
  3. 【請求項3】 上記スーパーインポーズ部として、 スーパーインポーズされる元の映像信号とは別系統の映
    像信号を用意し、この元の映像信号と別系統の映像信号
    とを切換える映像切換スイッチを設け、 該映像切換スイッチの切換を、上記メモリに記憶された
    ドット単位の画像データを構成する各ドットの読出しタ
    イミングのとき、上記別系統の映像信号を選択させ、そ
    れ以外のとき、元の映像信号を選択させるようにした請
    求項1又は請求項2記載のスーパーインポーズ装置。
  4. 【請求項4】 上記別系統の映像信号として、画像全体
    が所定の単色となる映像信号とし、上記映像切換スイッ
    チの切換えによりスーパーインポーズされる画像が、上
    記単色となるようにした請求項3記載のスーパーインポ
    ーズ装置。
JP469494A 1994-01-20 1994-01-20 スーパーインポーズ装置 Pending JPH07212654A (ja)

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