JPH0374978A - スーパーインポーズ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、スーパーインポーズ装置に関し、特に、外部
メモリに記憶されているタイトルデータをスーパーイン
ポーズ表示する機能を有するスーパーインポーズ装置に
関する。

［従来の挾術］ 従来より、２つの画像を重ねて新たな１つの画像を作る
スーパーインポーズ方式が知られている。

一般には、通常の画面に文字、キャラクタなどが重ねら
れる。以下、スーパーインポーズ方式で、通常の画面に
重ねられる画像をタイトルと称する。

タイトルとして利用したい画像信号は、カメラ撮影ある
いは再生画面より得る。

カメラ一体型ＶＴＲ等に含まれる従来のスーパーインポ
ーズ装置は、スーパーインポーズ方式を実現するために
おおよそ以下のように動作していた。

スーパーインポーズ装置は、予めタイトルとして利用し
たい映像信号に含まれる輝度信号を人力し、輝度信号の
レベルを成る値を境に２値化し装置内のディジタルメモ
リに記憶する。その後、ス−バーインポーズ機能が指定
されると、ディジタルメモリに記憶されたタイトルの２
値化信号を通常の映像信号に重畳することによりスーパ
ーインポーズしていた。このとき、２値化信号の精細度
化、あるいはタイトルの反転表示１モノカラー化。

ワイプ、スクロール表示などの処理が加えられることも
ある。また、ディジタルメモリのメモリ容量に依存して
１度に複数タイトル記憶できる装置もある。

また、タイトル作成のためのキャラクタジェネレータお
よびキー人力スイッチを備えた装置もある。この場合、
ユーザはタイトルとして用いたいキャラクタをキー人力
スイッチから人力して、タイトルを予め装置に記憶させ
ておくことができる。

上述のようなスーパーインポーズ機能は、録画１１！ｉ
および再生時の両方に適用することが可能である。

次に、従来のスーパーインポーズ装置の構成について図
面を参照して詳細に説明する。

第５図は、従来のスーパーインポーズ装置の構成を示す
概略ブロック図である。

図において、従来のスーパーインポーズ装置はカメラ回
路より与えられるタイトルの輝度信号ＹＩｎを装置内に
人力するための信号入力端子１、発振回路（図示せず）
より与えられるスーパーインポーズ機能コントロール用
のクロックＣＬ　Ｋを装置内に人力するための信号入力
端子２、カメラ回路（図示せず）より与えられる水平ド
ライブパルス信号ＨＤを装置内に人力するための信号入
力端子３、同様にしてカメラ回路より与えられる垂直ド
ライブパルス信号ＶＤを装置内に人力するための信号入
力端子４を含む。

さらに、スーパーインポーズ機能部は、Ａ／Ｄ変換回路
１０．シフトレジスタ１１、タイミングジェネレータ１
２、メモリＲＡＭ（ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓ　　Ｍｅ
ｍｏｒｙの略）１３、カラーシン上シス１６、および表
示回路１７を含む。

Ａ／Ｄ変換回路１０は、カメラ回路より人力されたタイ
トルの輝度信号Ｙ、。を、予め定められたレベルを境と
して、Ｏまたはｌのディジタル信号に変換しシフトレジ
スタ１１に人力するように動作する。

シフトレジスタ１１は、２値化されたタイトルの輝度信
号ＹｌｏをクロックＣＬＫに応答してパラレルデータに
変換して、ＲＡＭｌ３のＩ１０ボート（図示せず）に出
力し、逆に、ＲＡＭ１３の１１０ポートから出力される
タイトルの輝度信号Ｙ、。のパラレルデータを人力し、
クロックＣＬＫに応答してシリアルデータに変換するよ
うに動作する。

タイミングジェネレータ１２は、発振回路より与えられ
るクロックＣＬＫを分周し、論理をとることで読出コン
トロール信号ＯＥおよび書込コントロール信号ＷＥを作
り出し、ＲＡＭ１３に出力するように動作する。また、
タイミングジェネレータ１２は、カメラ回路より与えら
れる水平ドライブパルス信号ＨＤおよび垂直ドライブパ
ルス信号ＶＤを入力し、両信号よりメモリのアドレスを
指定するためのアドレス信号ＡＤＨを作成してＲＡＭ１
３に出力するように動作する。

ＲＡＭ１３は、ディジタルメモリであり、データ入力時
には、パラレル乗換されたタイトルの輝度信号ｙｅｎを
、平行して与えられるアドレス信号ＡＤＲに従って、書
込コントロール信号ＷＥのパルスのタイミングに準じて
メモリに書込むように動作する。さらに、ＲＡＭ１３は
、データ出力時には、アドレス信号ＡＤＨに従って読出
コントロール信号ＯＥのパルスのタイミングに準して、
パラレル変換されたタイトルの輝度信号Ｙ、。をメモリ
より読出しＩ１０ポートを介してシフトレジスタ１１に
出力するように動作する。

カラーシン上シス１６は、シフトレジスタ１１より与え
られるタイトルの輝度信号ＹＩｎをシリアルデータとし
て受け、表示回路１７への出力のタイミングおよび信号
の幅を規定するとともに、表示マイコン（図示せず）か
らのコントロール信号に応答してタイトルを出力する際
の色を選択するように動作する。

表示回路１７は、カメラ回路より与えられる映像信号Ｐ
ｉｎにカラーシン上シス１６より与えられるタイトルを
重畳し、スーパーインポーズされた映像信号を表示およ
び出力するように動作する。

次に、第５図に示すスーパーインポーズ装置の動作を、
タイトルの入出力動作を中心に説明する。

まず、タイトルをＲＡＭ１３に人力する場合について説
明する。

カメラ回路より、信号入力端子１を介して装置に入力さ
れたタイトルの１Ｖ度信号Ｙ、ｎは、Ａ／Ｄ変換回路１
０において０または１に２値化される。このとき、成る
一定レベルを境にして２値化されるが、タイトルの平均
的な明るさを２値化のための前記一定レベルに設定して
いる。Ａ／Ｄｉ換回路１０において２値化されたタイト
ルのデータはシフトレジスタ１１に人力され、ここでシ
リアルデータからパラレルデータにに変換される。

パラレルデータに交換されたタイトルのデータは、ＲＡ
Ｍ１３のＩ１０ポートに人力され、タイミングジェネレ
ータ１２からのアドレス信号ＡＤＲに従って書込コント
ロール信号ＷＥのタイミングでメモリに書込まれる。こ
のとき、アドレス信号ＡＤＲは、水平ドライブパルス信
号ＨＤおよび垂直ドライブパルス信号ＶＤより得ている
ので、タイトルのデータは、カメラ回路でのタイトル撮
影の処理時間と一致したタイミングでＲＡＭ１３に記憶
可能となる。

次に、上述のようにして記憶されたタイトルをＲＡＭ１
３より出力する場合について説明する。

外部スイッチ（図示せず）を介してスーパーインポーズ
機能が指定されると、表示マイコンからのコントロール
信号に従って、ＲＡＭ１３内のタイトルデータはシフト
レジスタ１１にパラレルデータとして出力される。シフ
トレジスタ１１において、タイトルデータはクロックＣ
ＬＫに応答してパラレルデータからシリアルデータに変
換されて、カラーシン上シス１６に出力される。カラー
シン上シス１６は、タイトルデータが表示マイコンから
のコントロール信号に従う指定色で表示されるようにタ
イトルデータをもとに前記指定色に対応する色信号およ
び輝度信号を作成し表示回路１７に出力する。表示回路
１７は、カメラ回路より人力される映像信号Ｐ、。にカ
ラーシン上シス１６より人力されるタイトルの色信号お
よび輝度信号を重畳し、スーパーインポーズ表示する。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、従来のスーパーインポーズ装置を用いて外部メ
モリから転送される文字、キャラクタ。

図柄等をその種類にかかわらず一様に所望の大きさに拡
大してスーパーインポーズ表示するだけでは次のような
問題が生じる。

一般に、外部メモリに記憶される文字／キャラクタデー
タにおいて、１文字（キャラクタ）には一定のドツト面
積（１６ドツト×１６ドツト）が割当てられる。そして
、このような規定の文字／キャラクタは、一般に１文字
（キャラクタ）ごとにコード化されて、外部メモリに記
憶されるとともに、外部メモリから外部に転送される。

したがって、外部メモリから転送されてきた複数の規定
の文字／キャラクタが順次画面上にスーパーインポーズ
表示されると、文字（キャラクタ）間隔が設けられない
ため、タイトルが見にくくなる。同＋１に、たとえば、
行間スペースのない２行以上のコード化された、漢字、
英数字、ひらがな、カタカナ等の文字データがスーパー
インポーズ表示される場合、文字が拡大されることによ
って行方向に隣接する文字同士がより密接して見える。

さらに、外部メモリから転送されてきた規定の文字／キ
ャラクタが規定のドツト面積以上に拡大されてスーパー
インポーズ表示される場合、文字の輪郭だけが拡大され
文字の線の太さが変わらないために文字の線が相対的に
細く見える。つまり、タイトルが規定の文字（キャラク
タ）である場合には、スーパーインポーズされた画面に
おいてタイトルが好ましい状態で表示されない。

さらに、これらの文字／キャラクタがスーパーインポー
ズ表示された画像の映像信号が磁気テープに記録される
際および磁気テープから再生される際に、これらの文字
／キャラクタの鮮鋭度は劣化する。

そこで、本発明の目的は、タイトル撮影時の照明条件等
によってタイトルの鮮鋭さが変化することなく、かつ、
タイトルデータの種類にかかわらず好ましいタイトル表
示を行なうことができるスーパーインポーズ装置を提供
することである。

［課題を解決するための手段］ 上記のような目的を達成するために本発明に係るスーパ
ーインポーズ装置は、重畳すべき画像情報を記憶した外
部メモリに接続可能でかつ画像情報を受信する受信手段
と、受信手段により前記外部メモリから受信された画像
情報を記憶する画像情報記憶手段と、画像情報記憶手段
に記憶された外部メモリからの画像情報を読出す手段と
、この読出手段により読出された画像情報の種類を判別
する手段と、読出された画像情報に対し、画像情報の種
類を判別する手段によってｔ’ｌｌ別された種類に応じ
て予め定められた形式の表示変換を行なう手段と、この
表示変換手段により表示変換された画像情報を映像信号
に重畳する手段とを含む。

［作用］ 本発明に係るスーパーインポーズ装置は上記のように構
成されているため、外部メモリに記憶されている画像情
報を取込み、その種類を判別することができる。さらに
、外部メモリから取込まれた画像情報は判別された種類
に応じた形式の表示変換を施された後映像信号に重畳さ
れる。したがって、重畳すべき画像情報は常に、映像信
号への重畳に際して、自動的にその種類に応じて適正に
表示変換されることが可能となる。

［丈施例］ 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。

第１図は、本発明の一実施例を示すスーパーインポーズ
装置の概略ブロック図である。

第１図に示すスーパーインポーズ装置の機能構成におい
て、第５図に示す従来のスーパーインポーズ装置の機能
構成と比較し異なる点は、従来の機能に追加して、タイ
トルを装置外部に備える外部メモリからも人力している
ようにしている点にある。このようにタイトルを外部メ
モリから入力するために、従来の機能構成に、新たに信
号入出力端子５、ＭＰＵ　（マイクロプロセッサユニッ
ト）１４、シリアルＩ１０回路１５および外部スイッチ
１８を追加している。

外部メモリは、規定の文字／キャラクタをコード化して
記憶・転送し、一方、規定外の図柄等を画素に分解して
記憶・転送する。つまり、規定の文字／キャラクタと規
定外の図柄等とは、異なる形式のデータとして外部メモ
リから転送される。

なお、以下、外部メモリから転送される規定の文字／キ
ャラクタデータをコードデータと称し、規定外の図柄デ
ータをグラフィックデータと称す。

図において、このスーパーインポーズ装置と外部メモリ
とは通信ケーブルにより接続され、通信ケーブルを介し
てタイトルデータの相互転送が行なわれる。通信ケーブ
ルを介して相互転送されるタイトルデータは、信号入出
力端子５を介して外部メモリから装置内部に入力され、
かつ、装置内部より外部メモリへ出力される。

外部スイッチ１８は、外部メモリより入力される複数タ
イトルにタイトルＮ。指定信号ＴＮで示されるタイトル
ナンバーをそれぞれ付加し複数タイトルを識別ｉｒＪ能
とするように、各タイトルＮ。

に対応して設けられる複数のタイトル表示選択ボタンを
含む。

ＭＰＵ１４は、外部メモリとスーパーインポーズ装置間
のタイトルデータの相互転送およびタイトルデータの表
示変換処理を行なうための種々のプログラムが予め収め
られたＲＯＭ　（リードオンリメモリ）を含む。ＭＰＵ
１４は、このＲＯＭから適宜必要なプログラムを読出し
、読出したプログラムに従って外部メモリとスーパーイ
ンポーズ装置間のタイトルデータの相互転送およびタイ
トルデータの表示変換処理を行なう。

外部メモリには、電子メモ等の、手軽に英数字。

ひらがな、カタカナ、漁字専の文字、キャラクタ。

図柄などを記憶させておくことができる機器が適してい
る。

シリアルＩ１０回路１５は、ＭＰＵ１４と外部メモリ間
でタイトルデータのデータ変換を行ない相互転送する。

次に、第１図に示すスーパーインポーズ装置の動作を、
前述の従来のスーパーインポーズ装置の動作を背景に説
明する。

以下の説明は、従来の動作に加えて、外部メモリから送
信される複数タイトルデータをＲＡＭ１３に記憶し、再
生ｎ寺には、所望するタイトルを選択してスーパーイン
ポーズする動作についてである。

まず、この場合のタイトルの入力について説明する。

まず、予め外部メモリに記憶されている、画面に応じた
所望のタイトルが通信ケーブルを介してシリアルデータ
として送信され信号入出力端子５およびシリアルＩ１０
回路１５を介して、ＭＰＵ１４で受信が確認される。Ｍ
ＰＵ１４に入力されたタイトルは、シフトレジスタ１１
でパラレルデータに変換されて書込コントロール信号Ｗ
Ｅのタイミングに応じてＲＡＭ１３に記憶される。

このとき、外部メモリのタイトルについて、１文字あた
り（１６Ｘ１６）　　ドツトであり、１タイトルは（６
桁×４行）−２４文字であるとすれば、１タイトルのデ
ータ量は（９６Ｘ６４）　　ドツト−６１４４ドツト、
すなわち６．ＩＫビット捏度となる。また、タイトルの
輝度信号Ｙ、。をタイトルデータとして記憶する従来の
画像記録丙坐装置の場合、ＲＡＭのメモリ容量は（２５
６Ｘ２４０）ドツト−６１，４にビット程度備えている
。したがって、ＲＡＭ１３に外部メモリより人力される
タイトルデータだけが記憶されるとすれば、容量的には
約１０タイトル記憶可能となる。このように、複数のタ
イトルをＲＡＭ１３に入力する場合、ＭＰＵ１４は外部
スイッチ２４より与えられるタイトルＮ。指定信号ＴＮ
に従って、タイトルナンバーをタイトルデータに付加し
ながらＲＡＭ１３に記憶する。したがって、受信タイト
ルデータにタイトルナンバーを付けて、特定のメモリエ
リアに記憶することで、複数タイトル記憶できるととも
に、任意に選択してメモリより読出しスーパーインポー
ズすることもｈ１能となる。

上述のＭＰＵ１４のタイトルデータの受信について第２
図を参照して、さらに詳細な説明を加える。

第２図（よ、第１図に示すＭＰＵ１４のデータ受信処理
の概略フロー図である。この処理フローは、ＭＰＵ１４
内のＲＯＭにプログラムとして予め記憶され、ＭＰＵ１
４に制御されて実行される。

まず、外部メモリと装置間でタイトルデータ転送を行な
うにあたって、ステップＳ１およびＳ２で、外部メモリ
から見て接続される相手機器を判別する。この場合、接
続される相手機器としては、ムード、プリンタなどがあ
り、相手ｉ器が判別されるとデータの転送形式が決定さ
れる。

次に、ステップＳ３では、外部メモリに予め作成され記
憶されたタイトルがステップＳ２において決定されたデ
ータ転送形式に応じてシリアルＩ１０回路１５を介して
シリアルデータとしてＭＰＵ１４に転送入力される。

ステップＳ４では、送１言されるタイトルデータのエラ
ーの有無を検出している。このとき、データエラーが検
出されるとステップＳ８で再度、外部メモリにデータ送
信を要求しステップＳ３に戻り以降の処理を繰返す。一
方、データエラーがなければステップＳ６で送信終了を
検出するまで、ステップＳ５で、ＭＰＵ１４に入力され
たタイトルデータがレジスタ１１を介してＲＡＭ１Ｂに
記憶される。ステップＳ７では、ＭＰＵ１４が外部メモ
リからのデータ送信の終了に応じてデータ受信完了の処
理を行なう。

次に、上記のようにしてＲＡＭ１３に記憶されたタイト
ルデータがスーパーインポーズ表示される際にＭＰＵ１
４が行なう処理について説明する。

第３図は、第１図に示すＭＰＵ１４のタイトルデータ表
示処理の概略フロー図である。

この処理は、ＭＰＵ１４内のＲＯＭにプログラムとして
予め記憶され、ＭＰＵ１４に制御されて実行される。

まず、ＭＰＵ１４は外部スイッチ１８に含まれるタイト
ル表示選択ボタンが押されたことに応じて、ステップＳ
９で、押されたタイトル表示選択ボタンに対応するタイ
トルＮｏ指定信号ＴＮで得られるタイトルナンバーを基
準にして、該当するタイトルが見つかるまでＲＡＭ１３
を検索する。

ステップＳっで指定されるタイトルが検出されると、次
のステップＳ１０で、指定されるタイトルをＲＡＭ１３
より読出し、シフトレジスタ１１を介してパラレルデー
タからシリアルデータに変換してＭ　Ｐ　Ｕ　１４内に
取込む。次のステップＳｌｌでは、ステップＳ１０にお
いてＭＰＵ１４内に取込まれたデータがコードデータで
あるか、グラフィックデータであるかが判別される。

ステップＳｌｌにおいて、取込まれたデータがコードデ
ータであると判別されると、処理はステップＳ１２に移
る。ステップＳ１２では、取込まれたデータに対応する
タイトルを構成する文字またはキャラクタを指定された
倍率で拡彊し、前記文字またはキャラクタの行間スペー
ス、文字（キャラクタ）間隔および前記文字（キャラク
タ）の線の太さが、前記文字（キャラクタ）の拡張率に
応じた最適な値に設定されるべく、スーパーインポーズ
表示に際して取込まれたデータが周知の技術によって変
換される（この変換を表示変換と呼ぶ。）。

一方、ステップＳｌｌにおいて、取込まれたデータがグ
ラフィックデータであると判定されると、処理はステッ
プ８１３に移る。取込まれたデータかグラフィックデー
タの場合、すなわち、スーパーインポーズ表示されるべ
きタイトルがグラフィック図形専の、規定のドツト面積
を有する文字（キャラクタ）から構成されない画であっ
た場合には、取込まれたデータに対して上述のコードデ
ータの場合のように行間スペースを設けた表示変換を行
なうことが困難である。そこで、ステップ３１３では、
取込まれたデータに対応する図柄を指定された拡張率で
全体的に拡張するべく、取込まれたデータが周知の技術
によって表示変換される。

ステップＳ　１．２およびＳ１３におけるコードデータ
およびグラフィックデータに対する表示変換は、各々Ｍ
ＰＵ１４のＲＯＭに予め収められているコードデータの
ための表示変換プログラムおよびグラフィックデータの
ための表示変換プログラムに従って行なわれる。

最後に、ステップＳ１４では、ステップＳ１２またはＳ
１３において表示変換されたデータ（変換表示データ）
がシフトレジスタ１１に出力される。

ステップＳ１４において出力された表示変換ブタはシフ
トレジスタ１１、カラーシン上シス１６および表示回路
１７の従来と同様の動作によって、カメラ部からの映像
信号ｐｔｎに重畳され指定された色でスーパーインポー
ズ表示される。

次に、ステップＳ１２および３１３における表示変換の
具体例を第４図を参照して説明する。

第４図（ａ）および（ｂ）は各々、タイトルデータがコ
ードデータの場合およびグラフィックデータの場合の表
示変換例を示す図である。

第４図（ａ）を参照して、たとえばタイトルが、１６ド
ツト×１６ドツトで構成される規定の文字が２行にわた
って並んだものであり拡張率が２倍であった場合、表示
変換によって、行間には１６ドツトのスペースが設けら
れ、かつ、各文字の線の太さが２〜３倍に太くされて、
各文字の構成ドツト面積が３２ドツト×３２ドツトに変
換される。

この結果、スーパーインポーズされた画面上にタイトル
文字が軒明に、かつ、見やすく表示される。

第４図（ｂ）を参照して、たとえばタイトルか９６ドツ
ト×６４ドツトの大きさのグラフィック図形であり、拡
張率が２倍であった場合、表示変換によってこのグラフ
ィック図形は、１９２ドツ）Ｘ１２８ドツトの大きさに
拡大される。

このように、本実施例では外部メモリから取込まれたタ
イトルデータがコードデータである場合には、グラフィ
ックデータの場合と異なり、各文字（キャラクタ）が密
接して表示されないように自動的に行間スペースが設け
られ、かつ、各文字（キャラクタ）の線の太さが変えら
れる。つまり、本実施例によれば、タイトルデータの種
類に応じて、そのタイトルデータに適した表示変換が自
動的に行なわれる。この結果、タイトルとして規定のキ
ャラクタ／文字および規定外の図柄のいずれがスーパー
インポーズ表示される場合でも、鮮明なタイトル表示が
行なわれる。さらに、このタイトルデータは、電子メモ
等のキャラクタジェネレータを含む外部メモリに予め記
憶されているデータであるため、従来のようにタイトル
撮影時の照明条件等によってタイトルデータの鮮明度が
影響を受けない。さらに、タイトルデータはスーパーイ
ンポーズ表示される毎に上記のような表示変換を施され
るため、磁気テープへの記録および磁気テープからの再
生による鮮鋭度の劣化の影響を受けない。したがって、
本実施例は上述の目的を十分に達成し得る。

また、本装置はＲＡＭ１３に記録されるタイトルを外部
メモリに送ｔ＝することも可能である。詳細に説明する
ならば、外部メモリより要求されるタイトルのタイトル
Ｎ。を装置に送信する。応じて、ＭＰＵ１４が指定され
るタイトルナンバーに基づいてＲＡＭ１３を炭素し、要
求されているタイトルをメモリＲＡＭ１３より読出す。

ＲＡＭ　１３より読出されたタイトルは、シフトレジス
タ１１を介してシリアルデータに変換され、ＭＰＵＩ４
およびシリアルＩ１０回路１５を経て、信号入出力端子
５より外部メモリに送信される。このとき、ＭＰＵ１４
は第４図に示すようなタイトルの表示変換処理は必要が
ないので行なわない。

なお、転送時間の短縮化という観点から外部メモリから
スーパーインポーズ装置に転送されてきた規定の文字／
キャラクタデータをスーパーインポーズ装置内部におい
てもコードデータとして内部転送することが望ましい。

この場合には、スーパーインポーズ装置に規定の文字／
キャラクタをコード化する文字ＲＯＭ等が設けられる必
要がある。

［発明の効果］ 以上のように本発明に係るスーパーインポーズ装置によ
れば、重畳すべき画像がその画像情報の種類にかかわら
ずスーパーインポーズ時に釘明に表示される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一尖施例を示すスーパーインポーズ装
置の概略ブロック図、第２図は実施例におけるＭＰＵの
受信モードでの処理フロー図、第３図は実施例における
ＭＰＵのタイトル表示モードでの処理フロー図、第４図
は実施例における表示変換の具体例を示す図、第５図は
従来のスーパーインポーズ装置の概略ブロック図である
。 図において、１〜４は信号入力端子、５は外部メモリに
接続される信号入出力端子、１０はＡ／Ｄ変換回路、１
１シフトレジスタ、１２はタイミングジェネレータ、１
３はＲＡＭ、１４はＭＰＵ。 １５はシリアルＩ　／　ＯＬｍＪ路、１６はカラーシン
セシス、１７は表示回路を示す。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 ０〆 膝 臂 鉄

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 重畳すべき画像情報を記憶した外部メモリに接続可能で
   かつ前記画像情報を受信する受信手段と、前記受信手段
   により前記外部メモリから受信された画像情報を記憶す
   る画像情報記憶手段と、前記画像情報記憶手段に記憶さ
   れた、前記外部メモリからの画像情報を読出す手段と、 前記画像情報読出手段により読出された画像情報の種類
   を判別する手段と、 前記読出された画像情報に対し、前記判別手段によって
   判別された種類に応じて予め定められた形式の表示変換
   を行なう手段と、 前記表示変換手段により表示変換された画像情報を映像
   信号に重畳する手段とを備えた、スーパーインポーズ装
   置。