JPH0374974A - 画像記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、カメラ一体型ＶＴＲ（ビデオテープレコーダ
）などの画像記録再生装置に関し、特に、外部メモリに
記憶された画像情報を受信し、受信された画像情報を用
いてスーパーインポーズを行なう機能を備えた画像記録
再生装置に関する。

［従来の技術］ 従来より、２つの画像を重ねて新たな１つの画像を作る
スーパーインポーズ方式が知られている。

一般には、通常の画面に文字、キャラクタなどが重ねら
れる。以下、スーパーインポーズ方式で、通常の画商に
重ねられる画像をタイトルと称する。

タイトルとして利用したい画像信号は、カメラ撮影ある
いは再生画面より得る。

カメラ一体型ＶＴＲ等の画像記録再生装置に含まれる従
来のスーパーインポーズ機能部は、スーパーインポーズ
方式を実現するためにおおよそ以下のように動作してい
た。

スーパーインポーズ機能部は、予めタイトルとして利用
したい映像信号に含まれる輝度信号を入力し、輝度信号
のレベルを成る値を境に２値化し装置内のディジタルメ
モリに記憶する。その後、スーパーインポーズ機能が指
定されると、ディジタルメモリに記憶されたタイトルの
２値化信号を通常の映像信号に重畳することによりスー
パーインポーズしていた。このとき、２値化信号の精細
度化、あるいはタイトルの反転表示２モノカラー化、ワ
イプ、スクロール表示などの処理が加えられることもあ
る。また、ディジタルメモリのメモリ容量に依存して１
度に複数タイトル記憶できる装置もある。

上述のようなスーパーインポーズ機能は、録画時および
再生時の両方に適用することが可能である。

次に、従来のスーパーインポーズ機能部の構成１＝つい
て図面を参照して詳細に説明する。

第５図は、従来のスーパーインポーズ機能部を含む画像
記録再坐装置の構成を示す部分概略図である。

図において、従来のスーパーインポーズ機能部はカメラ
回路より与えられるタイトルの輝度信号Ｙ、。を装置内
に人力するための信号入力端子１、発振回路（図示せず
）より与えられるスーパーインポーズ機能コントロール
用のクロックＣＬＫを装置内に人力するための信号入力
端子２、カメラ回路（図示せず）より与えられる水平ド
ライブパルス信号ＨＤを装置内に入力するための信号入
力端子３、同様にしてカメラ回路より与えられる正直ド
ライブパルス信号ＶＤを装置内に人力するための信号入
力端子４を含む。

さらに、スーパーインボーズ機能部は、Ａ／Ｄ嚢換回路
１０．シフトレジスタ１１、タイミングジェネレータ１
２、メモリＲＡＭ（ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓ　　Ｍｅ
ｍｏｒｙの略）１３、カラーンンセシス１６、および表
示回踏１７を含む。

Ａ／Ｄ変換回路１０は、カメラ回路より人力されたタイ
トルの輝度信号ｙｌｎを、ｆめ定められたレベルを境と
して、０または１のディジタル信号に変換しシフトレジ
スタ１１に人力するように動作する。

シフトレジスタ１１は、２値化されたタイトルの輝度信
号Ｙ、。をクロックＣＬＫに応答してパラレルデータに
変換して、ＲＡＭ１３のＩ１０ポート（図示せず）に出
力し、逆に、ＲＡＭ１３の１１０ポートから出力される
タイトルの輝度信号Ｙ＋ｏのパラレルデータを人力し、
クロックＣＬＫに応答してシリアルデータに変換するよ
うに動作する。

タイミングジェネレータ１２は、発振回路より与えられ
るクロックＣＬ　Ｋを分周し、論理をとることで続出コ
ントロール信号６１“および書込コントロール信号ＷＥ
を作り出し、ＲＡＭ１３に出力するように動作する。ま
た、タイミングジェネレータ１２は、カメラ回路より与
えられる水平ドライブパルス信号ＨＤおよび垂直ドライ
ブパルス信号ＶＤを入力し、両信号よりメモリのアドレ
スを指定するためのアドレス信号ＡＤＨを作成してＲＡ
Ｍ１３に出力するように動作する。

ＲＡＭ１３は、ディジタルメモリであり、データ人力時
には、パラレル変換されたタイトルの輝度信号Ｙ、。を
、平行して与えられるアドレス信号ＡＤＨに従って、書
込コントロール信号ＷＥのパルスのタイミングに準じて
メモリに書込むように動作する。さらに、ＲＡＭＩ　３
は、データ出力■、ｒには、アドレス信号ＡＤＨに従っ
て読出コントロール信号σ１のパルスのタイミングに準
じて、パラレル変換されたタイトルの輝度信号Ｙ＋　ｎ
　ラメモリより読出しＩ１０ポートを介してシフトレジ
スタ１１に出力するように動作する。

カラーシン上シス１６は、シフトレジスタ１１より与え
られるタイトルの輝度信号Ｙｌｏをシリアルデータとし
て受け、表示回路１７への出力のタイミングおよび信号
の幅を規定するとともに、表示マイコン（図示せず）か
らのコントロール信号に応答してタイトルを出力する際
の色を選択するように動作する。

表示回路１７は、カメラ回路より与えられる映像信号ｐ
ａｎにカラーシン上シス１６より与えられるタイトルを
重畳し、スーパーインポーズされた映像信号を表示およ
び出力するように動作する。

さらに、表示回路１７は、後述するＶＴＲ処理部２１か
ら与えられる映像信号を画像として表示する。

ＶＴＲ処理部２１は、表示回路７においてタイトルを重
畳された映像信号を磁気テープ（図示せず）への記録に
適合するように所定の処理を施しアンプ部１８に与える
とともに、アンプ部１８から人力された信号から映像信
号および後述するヘッド切換用コントロール信号を再生
し表示回路１７に与える。

アンプ部１８はＶＴＲ処理部２１から人力される映像信
号を増幅して磁気ヘッド１つに与えるとともに、磁気ヘ
ッド１９によって磁気テープから読取られた信号を増幅
してＶＴＲ処理部２１に与える。

磁気ヘッド１つは、後述するコントロール信号発生部２
３から出力されるヘッド切換用コントロール信号によっ
て制御されて、磁気テープに記録されている信号を読取
るとともにアンプ部１８から与えられる信号を磁気テー
プに記録する。

コントロール信号発坐部２３は、一定周期たとえば１垂
直期間ＩＶごとにハイレベルおよびローレベルに交互に
切換わるヘッド切換用コントロール信号をアンプ部１８
および磁気ヘッド１つに出力する。磁気ヘッド１つは、
このヘッド切換用コントロール信号の立上がり（または
立下がり）に応答して磁気テープからの信号の読取また
は磁気テープへの信号の書込を行なう。

次に、第５図に示すスーパーインポーズ機能部の動作を
、タイトルの入出力動作を中心に説明する。

まず、タイトルをＲＡＭ１３に人力する場合について説
明する。

カメラ回路より、信号入力端子１を介して装置に人力さ
れたタイトルの輝度信号Ｙ、。は、Ａ／Ｄ変換回路１０
においてＯまたは１に２値化される。このとき、成る一
定レベルを境にして２値化されるが、タイトルの平均的
な明るさを２値化のための前記一定レベルに設定してい
る。Ａ／Ｄ変換回路１０において２値化されたタイトル
のデータはシフトレジスタ１１に入力され、ここでシリ
アルデータからパラレルデータにに変換される。

パラレルデータに変換されたタイトルのデータは、ＲＡ
Ｍｌ３のＩ１０ボートに人力され、タイミングジェネレ
ータ１２からのアドレス信号ＡＤＲに従って書込コント
ロール信号ＷＥのタイミングでメモリに書込まれる。こ
のとき、アドレス信号ＡＤＲは、水平ドライブパルス信
号ＨＤおよＵＮ［ドライブパルス信号ＶＤより得ている
ので、タイトルのデータは、カメラ回路でのタイトル撮
影の処理時間と一致したタイミングでＲＡＭ１３に記憶
可能となる。

次に、上述のようにして記憶されたタイトルをＲＡＭ１
３より出力する場合について説明する。

外部スイッチ（図示せず）を介してスーパーインポーズ
機能が指定されると、表示マイコンからのコントロール
信号に従って、ＲＡＭ１３内のタイトルデータはシフト
レジスタ１１にパラレルデータとして出力される。シフ
トレジスタ１１において、タイトルデータはタロツクＣ
Ｌ　Ｋに応答してパラレルデータからシリアルデータに
変換されて、カラーシン上シス１６に出力される。カラ
ーシン上シス１６は、タイトルデータが表示マイコンか
らのコントロール信号に従う指定色で表示されるように
タイトルデータをもとに前記指定色に対応する色信号お
よび輝度信号を作成し表示回路１７に出力する。表示回
路１７は、カメラ回路より入力される映像信号Ｐ、ゎに
カラーシン上シス１６より入力されるタイトルの色信号
および輝度信号を重畳し、スーパーインポーズ表示する
。

なお、スーパーインポーズされた画像を磁気テープに記
録するには、ユーザが外部スイッチから所定のキー人力
を行ない、この装置を“記録状態“に設定すればよい。

これによって、ＶＴＲ処理部２１、アンプ部１８．コン
トロール信号発生部２３等の記録系が動作し、表示回路
１７においてタイトルをｆｆｉ畳された画像の映像信号
が磁気テープに記録される。

ところで、上記のような従来のスーパーインボ−ズ方式
では、タイトル撮影時の明るさ（照明条件）が十分でな
いと、装置内部に取込まれるタイトルの輝度信号のレベ
ルが低くなりタイトルの輪郭部の鮮鋭さが損われるなど
の問題が生じる。また、１度に装置に記憶させることが
できるタイトルの数を多くするには、装置に内蔵される
メモリの容量を大きくする必要がある。しかし、メモリ
容量の増加は装置全体としての価格上昇につながる。し
たがって、装置１ｉｌｌｉ格の低減要求という観点から
、前記タイトル数はそれほど多くすることは困難である
。したがって、１回の撮影期間中に多数の具なるタイト
ルをスーパーインポーズ表示することは困難であった。

そこで、最近ではこのような問題を解消する一手段とし
て、電子メモ等の外部メモリに予め記憶させた文字、キ
ャラクタ。

図柄等をタイトルとして用いる方法が堤案されている。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のような堤案を採用すれば、タイトル撮影時の照明
条件によるタイトル画の鮮鋭度の劣化という第１の問題
点や、１回の撮影期間ψにスーパーインポーズ表示でき
るタイトル数の眼弄の低さという第２の問題点が共に解
消される。

すなイっち、電子メモ等の外部メモリに記憶される画像
情報は、ユーザが備付のキー人力スイッチ等から入力し
た規定の文字やキャラクタあるいは図柄等の照明条件に
は無関係な一定な鮮鋭度を有する画像情報であるため、
外部メモリの画像情報をタイトルデータとして用いるこ
とにより第１の問題点が解消される。さらに、第２の問
題点は、複数の外部メモリをタイトル記憶のために用い
るなどしてタイトルデータの記憶を担うメモリの容量を
大きくすることによって解消される。

一方、１回の撮影期間中に得られる画像に複数のタイト
ルをスーパーインポーズ表示する場合、従来のスーパー
インポーズ機能部を備えたＩ！！！ｉ像記録再生装置に
よれば、ユーザは撮影している画像がタイトルを表示し
たい場面になる度にスーパーインポーズ機能を指定する
ための外部スイッチ操作を行なわねばらない。したがっ
て、外部メモリを用いることによって１同の撮影期間中
（または再生期間中）に多数のタイトルをスーパーイン
ポーズ表示できるようになった場合、ユーザの外部スイ
ッチ操作が多数回必要となる。このような煩雑な操作の
必要性は装置の操作性を低下させ好ましくない。

そこで本発明の目的は、上記のような問題点を解決し、
ユーザの煩雑な操作に依らず複数のタイトルを１ｙ！ｉ
影期間中（または１再生期間中）にスーパーインポーズ
表示することができる画像記録再生装置を堤供すること
である。

［線通を角り決するための手段］ 上記のような目的を達成するために本発明にかかる画像
記録再生装置は、記録媒体を用いて画像を記録再生し、
かつ、撮像して得られた映像信号に、別の画像情報を重
畳して表示するスーパーインポーズ機能をＨし、画像の
映像信号を記録中において、別の画像情報を重畳すべき
タイミングを指定する重畳タイミング指定信号を記録媒
体に記録する手段と、記録媒体から重畳タイミング指定
信号および映像信号を再生する手段と、別の画像情報を
記憶した外部メモリに接続可能で、かつ、再生手段によ
って再生された重畳タイミング指定信号に応答して外部
メモリからの画像情報を受信する受信手段と、受信手段
によって受信された画像情報を、再１手段によって再生
された映像信号に重畳する手段とを含む。

［作用］ 本発明にかかる画像記録再生装置は、上記のように構成
されているため、成る画像の映像信号が記録媒体に記録
される際、その画像に別の画像情報が重畳されるべきタ
イミングを指定する重畳タイミング指定信号が記録媒体
に同時に記録される。

さらに、再生時には、重畳タイミング指定信号が再生手
段によって映像信号とともに再生され、受信手段が外部
メモリからの画像情報を受信するタイミングを決定する
。このため、外部メモリに記憶された画像情報は、再生
された重畳タイミング指定信号に従って、自動的に受信
され、再生された画像信号に重畳される。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。

昂１図は、本発明の一実施例の画像記録再生装置の構成
をスーパーインボーズ機能に関する部分について示す部
分概略図である。

第１図に示す画像記録＋１ｆ生装置の機能構成において
、第５図に示す従来の画像記録再生装置の機能構成と比
較し異なる点は、従来の機能に追加して、タイトルを装
置外部に備える外部メモリからも人力しているようにし
ている点にある。このようにタイトルを外部メモリから
入力するために、従来の機能構成に、新たに信号入出力
端子５、ＭＰＵ（マイクロプロセッサユニット）１４、
シリアルＩ１０回路１５および外部スイッチ２４を追加
している。

さらにこの画像記録再生装置は、従来と異なり、アンプ
部１８とタイミングジェネレータ１２およびＭＰＵ１４
との間に設けられる判別回路２０と、コントロール信号
発生部２３と磁気ヘッド１９との間に設けられるデユー
ティ比変換部２２とを含む。

判別回路２０は、アンプ部１８から出力される信号に含
まれるヘッド切換用コントロール信号のデユーティ比が
通常の値（本実施例では５０％）であるか否かを判別し
て、その２１１別結果をＭＰＵ１．４およびタイミング
ジェネレータ１２に与える。

デユーティ比変換回路２２は、後述する、ＭＰＵ１４か
らのスーパーインポーズ要求信号Ｓ、に応答して、コン
トロール信号発生部２３からのヘッド切換用コントロー
ル信号のデユーティ比を通常の値から成る所定の値に変
換し、このデユーティ比変換されたヘッド切換用コント
ロール信号をアンプ部１８に与える。したがって、アン
プ部１８は、従来と異なり、デユーティ比変換されたヘ
ッド切換用コントロール信号およびＶＴＲ処理部２１か
らの映像信号を増幅して磁気ヘッド１つに与える。

図において、この画像記録再生装置と外部メモリとは通
信ケーブルにより接続され、通信ケーブルを介してタイ
トルデータの相互転送が行なわれる。通信ケーブルを介
して相互転送されるタイトルデータは、信号入出力端子
５を介して外部メモリから装置内部に人力され、かつ、
装置内部より外部メモリへ出力される。

外部スイッチ２４は、外部メモリより人力される複数タ
イトルにタイトルＮ。指定信号ＴＮで示されるタイトル
ナンバーをそれぞれ付加し複数タイトルを識別可能とす
るように、各タイトルＮ。

に対応して設けられる複数のタイトル表示選択ボタンを
含む。

外部スイッチ２４は、さらに、画像記録時（あるいは編
集時）にユーザがタイトル表示を行なうタイミングを指
定するためのキー人力スイッチ（以下、このキー人力ス
イッチをタイトル表示タイミング指定スイッチと呼ぶ。

）を含む。

ＭＰＵ１４は、判別回路２０の判別出力に応じて、外部
メモリとこの画像記録再生装置間のタイトルデータの相
互転送およびタイトルデータの表示変換処理を行なうと
ともに、記録時にタイトル表示タイミング指定スイッチ
が押されると、これに応答して、タイトル表示タイミン
グ指定スイッチが押されている期間デユーティ比変換回
路２２にスーパーインポーズ要求信号Ｓ、を付与する。

したがって、記録時には、ＶＴＲ処理部２１から出力さ
れる映像信号と、コントロール信号発生回路２３からの
ヘッド切換用コントロール信号がデユーティ比変換回路
２２においてスーパーインポーズ要求信号Ｓ、に従って
デユーティ比変換された信号とがアンプ部１８によって
増幅された後磁気ヘッド１９によって磁気テープに記Ｍ
される。

この結果、タイトルを重畳されるべき画像を記録する際
に、タイトル表示タイミング指定スイッチが押されると
、磁気テープには前記画像の映像信号とともに、タイト
ル表示タイミング指定スイッチが押されていた期間にお
いてのみ通常と異なるデユーティ比をＨするヘッド切換
用コントロール信号が記録される。

シリアルＩ１０回路１５は、ＭＰＵ１４と外部メモリ間
でタイトルデータのデータ変換を行ない相互転送する。

外部メモリとしては、たとえば、いわゆる電子手帳など
の手軽に漢字入りタイトルを作成できる機器が最適であ
り、スーパーインポーズしたい画面を想定して種々のタ
イトルを予め外部メモリに５己憶しておく。

次に、第１図に示す画像記録再生装置の動作を、前述の
従来の画像記録再生装置の動作を背景に説明する。

まず、タイトルを重畳されるべき画像を記録する際（あ
るいは編集時）のタイトル表示タイミング指定スイッチ
の使用によって、タイトルが表示されるべき期間にのみ
通常と異なるデユーティ比を有するヘッド切換用コント
ロール信号が前記画像の映像信号とともに磁気テープに
記録されている場合の、前記両像再生時の装置のスーパ
ーインポーズ動作について説明する。

まず、磁気ヘッド１９によって読取られた信号に含まれ
るヘッド切換用コントロール信号はアンプ部１８を介し
て判別回路２０に与えられ、ここでデユーティ比が通′
帛′値であるか否かが判別される。

判別回路２０によってヘッド切換用コントロール信号の
デユーティ比が非通常値であると判別されると、ＭＰＵ
１４は外部メモリからそれに記憶されているタイトル１
つ分の画像情報を取込みシフトレジスタ１１に与える。

シフトレジスタ１１は、与えられた画像情報（タイトル
データ）をパラレルデータに変換しＲＡＭ１３に与える
。一方、このときタイミングジェネレータ１２は、判別
回路２０の判別出力に応答して、シフトレジスタ１１か
ら出力されるデータが格納されるべき、ＲＡＭ１３のア
ドレスを指定するアドレス指定信号ＡＤＲをＲＡＭＩ　
３に出力する。したがって、ＲＡＭ１３にはタイミング
ジェネレータ１２によって指定された所定のアドレスに
、外部メモリから取込まれたタイトルデータが記憶され
る。

続いて、ＲＡＭ１３に記憶されたタイトルの画像情報が
ＭＰＵ１４およびタイミングジェネレータ１２の従来と
同様の動作によってＲＡＭ１３から読出される。ＲＡＭ
１３から読出された画像情報はシフトレジスタ１１によ
ってシリアルデータに変換された後ＭＰＵ１４に与えら
れる。ＭＰＵ１４は、与えられたデータに対し、表示タ
イトルの大きさ８間隔、線の太さ等を表示時のタイトル
が高精細となるように変換するための変換（この変換を
表示変換という。）を行なう。ＭＰＵ１４において表示
変換されたデータはシフトレジスタ１１を介してカラー
シン上シス１６および表示回路１７に与えられ、これら
の従来と同様の動作によって、再生画像上にタイトルと
してスーパーインポーズ表示される。

一方、ヘッド切換用コントロール信号のデユーティ比が
判別回路２０によって通常値であると判別されると、Ｍ
ＰＵ１４は外部メモリからタイトルデータを取込まない
。したがって、ヘッド切換用コントロール信号のデユー
ティ比が通常値である場合にはスーパーインポーズ表示
は行なわれない。

このように、ヘッド切換用コントロール信号のデユーテ
ィ比が非通常値になると、すなわち、タイトルが表示さ
れるべき期間になると、自動的に外部メモリからタイト
ルデータが取込まれスーパーインポーズ表示が行なわれ
る。

外部メモリに記憶されているタイトルの画像情報は、コ
ントロール信号のデユーティ比が非通常値となる期間ご
とに、ＭＰＵ１４によって１タイトル分ずつ順次取込ま
れる。したがって、１再生期間中に、ヘッド切換用コン
トロール信号のデユーティ比が非通常値となる期間が複
数回ある場合には、再生画像がタイトルが表示される場
面となるごとに外部メモリから新たに取込まれた画像情
報に対応するタイトルが自動的にスーパーインポーズ表
示される。この際、外部メモリには、スーパーインポー
ズ表示されるべき複数のタイトルの画像情報が表示順序
に応じた出力順序を指定されて、予め記憶されているべ
きである。

このように本実施例によれば、ユーザが記録時に予めタ
イトル表示場面を指定しておくだけで、再生時に複数の
タイトルが自動的に連続的にスーバーインポーズ表示さ
れる。

なお、タイトルを重畳されるべき匝像の記録時あるいは
編集時にスーパーインポーズ時のタイトル表示タイミン
グを指定する信号を磁気テープ上に映像信号とともに記
録する方法は、本実施例における方法、すなわち磁気テ
ープのコントロールトラックに記録されるヘッド切換用
コントロール信号を利用する方法に限定されない。

第３図は、上述のような目動スーパーインポーズが行な
われる際のＭＰＵ１４のデータ受信処理の概略フロー図
である。この処理フローは、ＭＰＵ１４内にプログラム
として予め記憶され、ＭＰＵ１４に制御されて大行され
る。

まず、外部メモリと装置間でタイトルデータ転送を行な
うにあたって、ステップＳ１およびＳ２で外部メモリか
ら見て、接続される相手機器を１１１別する。この場合
、接続される相手機器としては、ムービ、プリンタなど
があり、相手機器が判別されるとデータの転送形式が決
定される。

次に、処理ステップＳ３ではｉｌｌ別回路２０の判別出
力が、磁気テープから読取られたヘッド切換用コントロ
ール信号のデユーティ比が通常値であることを示すもの
であるか非通常値であることを示すものであるかが判別
される。

ステップＳ３における判別結果が、ヘッド切換用コント
ロール信号のデユーティ比が通常値であることを示すも
のであればステップＳ３における判別処理が再度行なわ
れる。しかし、ステップＳ３における判別結果が、ヘッ
ド切換用コントロール信号のデユーティ比が非通常値で
あることを示すものであれば処理はステップＳ４に移る
。

ステップＳ４では、外部メモリに対しデータ送信を指令
するデータ転送信号が外部メモリに送出される。

次に、ステップＳ５では、外部メモリに予め作成された
タイトルがステップＳ４において送信されたデータ転送
要求信号に応答してシリアルＩ１０回路１５を介してシ
リアルデータとしてＭＰＵ１４に人力される。

ステップＳ６では、送信されるタイトルデータのエラー
の有無を検出している。このとき、データエラーが検出
されるとステップＳ７で再度、外部メモリにデータ送信
を要求しステップＳ５に戻り以降の処理を繰返す。一方
、データエラーがなければステップＳ９で送信終了を検
出するまで、ステップＳ８で、ＭＰＵ１４に入力された
タイトルデータがレジスタ１１を介してＲＡＭ１３に記
憶される。ステップＳ１Ｏでは、ｔｖＩ　Ｐ　Ｕ　１４
が外部メモリからのデータ送信の終了に応じてデータ受
信完了の処理を行なう。

第４図は、上述の場合における外部メモリからのデータ
転送タイミングを示すタイミングチャート図である。第
４図（Ａ）を参照して、ヘッド切換用コントロール信号
のデユーティ比が通常値５０％でなくなったことが判別
回路２０によって検出されＭＰＵ１４から外部メモリに
データ転送要求信号が出力された時点、すなわち、デユ
ーティ比が非通常値となった時点から少し遅れて、たと
えば第４図（Ｂ）に示されるようなタイミングで、外部
メモリからＭＰＵ１４にデータが転送される。

次に、外部メモリに記憶されているタイトルデータを予
め取込み、その取込んだデータの中から所望のタイトル
を選択してスーパーインポーズする場合の装置の動作に
ついて説明する。

まず、この場合のタイトルの入力について説明する。

まず、予め外部メモリに記憶されている、固層に応じた
所望のタイトルが通信ケーブルを介してシリアルデータ
として送信され信号入出力端子うおよびシリアルＩ１０
回路１５を介して、ＭＰＵ１４で受信が確認される。Ｍ
ＰＵ１４に人力されたタイトルは、シフトレジスタ１１
でパラレルデータに変換されて書込コントロール信号Ｗ
Ｅのタイミングに応じてＲＡＭ１３に記憶される。

このとき、外部メモリのタイトルについて、１文字あた
り（１６Ｘ１６）　　ドツトであり、１タイトルは（６
桁×４行）−２４文字であるとすれば、１タイトルのデ
ータ量は（９６Ｘ６４）　　ドツト−６１４４ドツト、
すなわち６，１にビット程度となる。また、タイトルの
輝度信号Ｙｌｎをタイトルデータとして記憶する従来の
画像記録再生装置の場合、ＲＡＭのメモリ容量は（２５
６Ｘ２４０）ドツト−６１，４にビット程度備えている
。したがって、ＲＡＭ１３に外部メモリより人力される
タイトルデータだけが記憶されるとすれば、容量的には
約１０タイトル記憶可能となる。このように、複数のタ
イトルをＲＡＭ１３に人力する場合、ＭＰＵ１４は外部
スイッチ２４より与えられるタイトルＮ。指定信号ＴＮ
に従って、タイトルナンバーをタイトルデータに付加し
ながらＲＡＭ１３に記憶する。したがって、受信タイト
ルデータにタイトルナンバーを付けて、特定のメモリエ
リアに記憶することで、護数タイトル記憶できるととも
に、仔意に選択してメモリより読出しスーパーインポー
ズすることも可能となる。

次に、上述のようにしてメモリＲＡＭ１３に記憶された
タイトルデータがスーパーインボーズ表示される際にＭ
ＰＵ１４が行なう処理について説明する。

第４図は、第１図に示すＭＰＵ１４のタイトルデータ表
示処理の概略フローである。

この処理フローは、ＭＰＵ１４内にプログラムとして予
め記憶され、ＭＰＵ１４に制御されて丈行される。

まず、ＭＰＵ１４は外部スイッチ２４に含まれるタイト
ル表示選択ボタンが押されたことに応じて、ステップＳ
ｌｌで、押されたタイトル表示選択ボタンに対応するタ
イトルＮ。指定信号ＴＮで得られるタイトルナンバーを
基準にして、該当するタイトルが見つかるまでＲＡＭ１
３を検索する。

ステップＳｌｌで、指定されるタイトルが検出されると
、次のステップＳ１２で、指定されるタイトルをＲＡＭ
１３より読出し、シフトレジスタ１１を介して、パラレ
ルデータからシリアルデータに変換してＭＰＵ１４内に
取込む。ＭＰＵ１４内に取込まれたタイトルデータは、
ステップＳ１３で高精細に表示されるよう表示置換処理
され、ステップＳ１４でカラーシンセシス回Ｎ１６に出
力される。

以後、カラーシン上シス１６および表示回路１７の従来
と同様の動作によって、指定されたタイトルが選択され
た色でスーパーインポーズ表示される。

また、本装置はＲＡＭ１３に記録されるタイトルを外部
メモリに送信することも可能である。詳細に説明するな
らば、外部メモリより要求されるタイトルのタイトルＮ
。を装置に送信する。応じて、Ｍ　Ｐ　Ｕ　１４が指定
されるタイトルナンバーに裁づいてＲＡＭ１３を検索し
、要求されているタイトルをメモリＲＡＭ１３より読出
す。ＲＡＭ１３より読出されたタイトルは、シフトレジ
スタ１１を介してシリアルデータに変換され、ＭＰＵＩ
４およびシリアルＩ１０回路１５を経て、信号人出力喘
子５より外部メモリに送信される。このとき、ＭＰＵ１
４は第４図に示すようなタイトルの表示変換処理は必要
がないので行なわない。

なお、映像信号およびタイトル表示タイミングを指定す
る信号を記録する記録媒体は磁気媒体に限定されない。

したがって、本発明は、磁気媒体を記録媒体として用い
ない画像記録再生装置にも適用可能である。

［発明の効果］ 以上のように本発明によれば、ユーザは記録時に別の画
像を表示したい場面を重畳タイミング指定信号によって
装置に指定しておくだけで、再生時には外部メモリに記
憶されている別の画像が表示されるべき場面ごとに自動
的に再土画像にスーパーインボーズ表示される。したが
って、ユーザは再生時あるいは編集時までに、外部メモ
リに所望の別の画像を記憶させておけばよく、従来のよ
うに記録時までにタイトルを撮影して装置に記憶させて
おく必要はなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す画像記録再生装置の部
分概略ブロック図、第２図は実施例における外部メモリ
からのデータ転送タイミングを示すタイミングチャート
図、第３図は実施例におけるＭＰＵのデータ受信モード
での処理フロー図、第４図は実施例におけるＭＰＵのタ
イトル表示モードでの処理フロー図、第５図は従来の画
像記録再生装置の部分概略ブロック図である。 図において、１〜４は信号入力端子、５は外部メモリに
接続される信号入出力端子、１０はＡ／Ｄ変換回路、１
１はシフトレジスタ、１２はタイミングジェネレータ、
１３はＲＡＭ、１４はＭＰＵ１１５はシリアル１１０回
路、１６はカラーシンセシス、１７は表示回路、１８は
アンプ部、１９は磁気ヘット、２０は？ＩＪ別回路、２
】はＶＴＲ処理部、２２はデユーティ比変換回路、２３
はコントロール信号発生部、２４は外部スイッチを示す
。 なお、図ψ、同一符号は同一または相当部分を示す。 ２３：〕〕ン１０−七イ宮３１苓Ｃ生舎Ｐ１１２ 図４ニオ奮Ｙズイア÷ （Ｂ） 一一干ｊ票、−−−二ηヒ 第３ 図 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 記録媒体を用いて画像を記録再生する、かつ、撮像して
   得られた映像信号に、別の画像情報を重畳して表示する
   スーパーインポーズ機能を有する画像記録再生装置であ
   って、 画像の映像信号を記録中において、別の画像情報を重畳
   すべきタイミングを指定する重畳タイミング指定信号を
   前記記録媒体に記録する手段と、前記記録媒体から前記
   重畳タイミング指定信号および映像信号を再生する手段
   と、 前記別の画像情報を記憶した外部メモリに接続可能で、
   かつ、前記再生手段によって再生された重畳タイミング
   指定信号に応答して前記外部メモリからの前記画像情報
   を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信され
   た画像情報を、前記再生手段によって再生された映像信
   号に重畳する手段とを備えた、画像記録再生装置。