JPH07212267A - 送受信装置の自己診断回路 - Google Patents

送受信装置の自己診断回路

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JPH07212267A
JPH07212267A JP6023044A JP2304494A JPH07212267A JP H07212267 A JPH07212267 A JP H07212267A JP 6023044 A JP6023044 A JP 6023044A JP 2304494 A JP2304494 A JP 2304494A JP H07212267 A JPH07212267 A JP H07212267A
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JP
Japan
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voice
communication
voice processing
output
receiver
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Application number
JP6023044A
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English (en)
Inventor
Tetsuaki Ishikawa
哲章 石川
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】無線通信システムの送受信装置を構成する通信
装置、音声処理装置および符号変換装置における音声回
線の故障区間を切分けて自己診断できるようにする。 【構成】前記通信装置1,音声処理装置6および符号変
換装置13のそれぞれの出力側に、当該出力端を通信ラ
インから切り離すとともに送受信側にループが形成され
る切換スイッチ回路34,44,54をそれぞれ設け、
診断対象とする前記通信装置1,音声処理装置6または
符号変換装置13の出力側に設けられた前記切換スイッ
チ回路を送受信側にループが形成されるように動作せし
めた状態で当該送受信装置に可聴信号を入力し、その送
受信装置で前記入力可聴信号の出力可聴信号の聴取状態
により、前記通信装置,音声処理装置および符号変換装
置のそれぞれの動作状態の良否を判定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信システムを構
成する、通信装置,符号変換装置および音声処理装置を
備えた送受信装置の自己診断回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、本発明の対象とする従来の送受
信装置を構成するブロック回路図であり、1は通信装置
で、変調器2、復調器3、増幅器4,4、インタフェー
ス5,5を含む送受信機を備えている。6は音声処理装
置で、トランス7,7、増幅器8,8、アナログディジ
タル変換器9、ディジタルアナログ変換器10、インタ
フェース11,11および12,12等を含み、音声の
ようなアナログ信号を特定のフォーマットのディジタル
信号に変調すると共に、特定のフォーマットのディジタ
ル信号のみを音声のようなアナログ信号に復調する機能
を有している。13は符号変換装置でディジタル信号を
スクランブルする符号付加器14、インタフェース1
5,15および16,16を含んでいる。17はマイク
ロフォン等の音声入力器、18はスピーカ等の音声出力
器、19はアンテナ切換器、20はアンテナである。
【0003】従来、このような送受信装置を用いた通信
システムにおいて、通話不能や通話音声の歪みなど通話
機能に不具合が発生した場合、例えば、落雷,電源変
動,音声信号の過入力によるトランスの故障等により不
具合を生じた場合、この送受信装置を構成する通信装置
1,符号変換装置13または音声処理装置16のいずれ
の不具合なのかを判定するために各装置固有の試験器を
用いて試験をしていた。即ち、例えば、テスタによる導
通試験、信号発生器,歪率計,S/N測定器による音声
信号の試験,誤り率測定器によるディジタル信号系の試
験をしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため列車や自動車
等の車両あるいは航空機等でこれら送受信装置を運用す
る場合には常にその試験器を携帯しなければならないと
いう問題がある。また、これら送受信装置により通信シ
ステムを構成した状態で故障が発生した場合は、その故
障の探求ができないという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の通信装置,音声
処理装置および符号変換装置を備えた送受信装置の自己
診断回路は、前記通信装置,音声処理装置および符号変
換装置のそれぞれの出力側に、当該出力端を通信ライン
から切り離すとともに送受信側にループが形成される切
換スイッチ回路をそれぞれ設け、診断対象とする前記通
信装置,音声処理装置または符号変換装置の出力側に設
けられた前記切換スイッチ回路を送受信側にループが形
成されるように動作せしめた状態で当該送受信装置に可
聴信号を入力し、その出力信号の聴取状態により、前記
通信装置,音声処理装置および符号変換装置のそれぞれ
の動作状態の良否を判定するようにしたものである。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示すブロック回路
図で、30,40,50はスイッチで、本送受信装置の
オペレータ等によって操作されるものである。31,4
1,51はリレーでスイッチ30,40,50の操作に
よって動作するものである。32,33はリレー31の
動作時に開放するブレーク接点、42,43はリレー4
1の動作時に開放するブレーク接点、52,53はリレ
ー51の動作時に開放するブレーク接点である。なお、
図2の従来例と同様な構成部分は同一符号で示してい
る。
【0007】本発明は、図1に示すように、通信システ
ムを構成する送受信装置の通信装置1、音声処理装置6
および符号変換装置13のそれぞれの送信出力側の音声
通信ラインに、通信機能の点検や各装置の故障の有無を
判定するための切換スイッチ回路を設けたものである。
即ち、音声処理装置6のインタフェース11,11の送
信出力側および受信入力側に、リレー31の接点32,
33がそれぞれ設けられており、符号変換装置13の出
力側である音声処理装置6のインタフェース12,12
の送信入力側および受信出力側に、リレー41の接点4
2,43がそれぞれ設けられており、更に通信装置1の
変調器2の出力側および復調器3の入力側にリレー51
の接点52,53がそれぞれ設けられている。そして送
受信装置の正常な動作状態においては、各リレー31,
41,51は不動作であり、これらリレーの各接点は図
示のようにそれぞれ閉成している。
【0008】通信システムの動作において、通信機能の
点検を行う場合或いは不具合が生じた場合、オペレータ
がスイッチ30をオン状態にするとリレー31が動作
し、その接点32,33が音声処理装置6の入出力ライ
ンを短絡するストラップ線34側(点線側)に切換えら
れる。この状態でマイクフォン等の音声入力器17から
音声を入力し、音声処理装置6内でA/D変換およびD
/A変換処理が行われてスピーカ等の音声出力器18か
ら出力させ、オペレータが話した言葉が正しく折り返さ
れているか否かを聞いて、音声処理装置6の動作状態を
試験する。その言葉が正しく折り返されていれば、音声
処理装置6の音声回線は正常であり、もし音声処理装置
6に、障害があれば、音声出力がなかったり、オペレー
タが入力した言葉が正しく折り返されない現象として現
れる。
【0009】次の試験ではスイッチ30を元に戻し、ス
イッチ40をオン状態にする。これによりリレー41が
動作し、その接点42,43が音声処理装置6に設けら
れている符号変換装置13の入出力ラインを短絡するス
トラップ線44側(点線側)に切換えられる。この状態
で、音声処理装置6の試験と同様にオペレータの音声を
音声入力器17から入力し、音声出力器18の出力音声
を聞くことにより、符号変換装置13の通話機能の良否
を試験することができる。この試験で通話機能が正常で
あれば、符号変換装置13も正常動作であることが確認
されるが、最初の試験で音声処理装置6の通信機能が正
常であることが確認されている場合で、この(2回目
の)試験で通信機能に障害が生じた場合は、符号変換装
置13に障害があることになる。
【0010】また、通信装置1の試験は、スイッチ3
0,40を元に戻し、スイッチ50をオン状態にしてリ
レー51を動作させ、その接点52,53を通信装置1
の入出力ラインを短絡するストラップ線45側(点線
側)に切換え、音声処理装置6または符号変換装置13
の試験と同様な試験を行い、通信装置1の通信機能の良
否を試験することができるものである。
【0011】なお、前記実施例ではリレーを用いて各装
置の通信ラインとストラップ線の切換えを行っている
が、その他のスイッチ手段で切換えるようにしてもよ
い。また、通信装置1の試験はスイッチ50のオン操作
により、リレー接点52,53で切換えているが、音声
処理装置6からの制御信号により動作する他の切換スイ
ッチ、例えば、マルチプレクサを用いた場合、図3に示
すように行うこともできる。すなわち、リレー31,4
1,51をそれぞれマルチプレクサ(例えばSN74H
C157)に置き換え、スイッチ30,40,50を音
声処理装置6に設ける。スイッチ30,40,50から
の切換信号は、各々独立してマルチプレクサの切換のた
めの制御信号として使用する。一例として、図3に示し
たようにスイッチ30による制御について説明すると、
スイッチ30をオンすることにより、マルチプレクサ3
2’,33’の接点はストラップ線34側に切り換わ
り、ディジタル信号1とディジタル信号2が接続され
る。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように無線通信
システムの送受信装置を構成する通信装置、音声処理装
置および符号変換装置における音声回線の故障の有無の
判定を、特殊な測定器を使用することなく、装置に内蔵
した折り返し機能を用いてオペレータが耳で聞くことで
簡易に実施できるもので、前記各構成装置の機能点検や
障害発生時の故障診断を迅速に行い得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す送受信装置のシステム系
統図である。
【図2】従来の送受信装置のシステム系統図である。
【図3】本発明の他の切換手段の説明図である。
【符号の説明】
1 通信装置 2 変調器 3 復調器 4,8 増幅器 5,11,1215,16 インタフェース 6 音声処理装置 7 トランス 9 アナログディジタル変換器 10 ディジタルアナログ変換器 13 符号変換装置 14 符号付加器 17 音声入力器 18 音声出力器 19 アンテナ切換器 20 アンテナ 30,40,50 スイッチ 31,41,51 リレー 32,33,42,43,52,53 リレー接点 34,44,54 ストラップ線 32’,33’ マルチプレクサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信装置,音声処理装置および符号変換
    装置を備えた送受信装置において、前記通信装置,音声
    処理装置および符号変換装置のそれぞれの出力側に、当
    該出力端を通信ラインから切り離すとともに送受信側に
    ループが形成される切換スイッチ回路をそれぞれ設け、
    診断対象とする前記通信装置,音声処理装置または符号
    変換装置の出力側に設けられた前記切換スイッチ回路を
    送受信側にループが形成されるように動作せしめた状態
    で当該送受信装置に可聴信号を入力し、その出力信号の
    聴取状態により、前記通信装置,音声処理装置および符
    号変換装置のそれぞれの動作状態の良否を判定するよう
    にしたことを特徴とする送受信装置の自己診断回路。
JP6023044A 1994-01-25 1994-01-25 送受信装置の自己診断回路 Pending JPH07212267A (ja)

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JP6023044A JPH07212267A (ja) 1994-01-25 1994-01-25 送受信装置の自己診断回路

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JPH07212267A true JPH07212267A (ja) 1995-08-11

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