JPH05145499A - アナログ伝送無線機 - Google Patents

アナログ伝送無線機

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JPH05145499A
JPH05145499A JP3308119A JP30811991A JPH05145499A JP H05145499 A JPH05145499 A JP H05145499A JP 3308119 A JP3308119 A JP 3308119A JP 30811991 A JP30811991 A JP 30811991A JP H05145499 A JPH05145499 A JP H05145499A
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JP
Japan
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section
unit
output
signal
base band
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3308119A
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English (en)
Inventor
Takenobu Nakayama
剛延 中山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は同一無線周波数で送受信を行うプレ
ストーク式のアナログ伝送無線機に関し、無線機内に故
障自己診断機能(BITE)を組込むことにより故障箇所の判
別を容易にすることを目的とする。 【構成】、送信系1のベースバンド部11、変調部12、周
波数変換部13、RF部14の出力を、それぞれ受信系のベ
ースバンド部21、復調部22、周波数変換部23、ベースバ
ンド部24の入力へ折り返すループバックスイッチ41〜44
と、該ループバックスイッチ41〜44により折り返されて
受信系のベースバンド部11から出力する信号を、送信系
のベースバンド部11に入力する試験信号に等しくなるよ
うに調整する振幅・位相調整部5と、該試験信号と該振
幅・位相調整部5の出力との差が所定のしきい値Vth
越えたら、ループバック経路内に故障が発生したと判定
する故障判定部6とを有する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、故障自己診断機能を有
するアナログ伝送無線機に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル情報を送受信する無線機では、
特定のチェックビットパターンを入力し、送信系の各ユ
ニットから対応する受信系のユニットにループバックし
て、出力パターンと比較することにより、どのユニット
で故障が発生したかの切り分けを行っていた。しかし、
従来のアナログ伝送無線機には故障自己診断試験機能が
無く、故障は通信者の認識により判断していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち、アナログ伝送無
線機には、故障自己診断機能(BITE機能:Built in
Test Equippment) を有しないため、無線機の故障箇所
の判定は、無線技術者のカンに頼る所が多く発見が困難
であり、また故障箇所を発見するための試験には、各種
の汎用測定器が必要となり、無線機の整備性が悪いとい
う問題があった。
【0004】本発明はこれらの問題点に鑑みて創出され
たもので、アナログ伝送無線機にBITE機能を組込むこと
により故障箇所の判別を容易にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明のアナロ
グ伝送無線機の原理構成図である。上記問題点は、図1
に示す如く同一無線周波数で送受信を行うプレストーク
式のアナログ伝送無線機において、送信系1のベースバ
ンド部11、変調部12、周波数変換部13、RF部14の出力
を、それぞれ受信系2のベースバンド部21、復調部22、
周波数変換部23、ベースバンド部24の入力へ折り返すル
ープバックスイッチ41〜44と、該ループバックスイッチ
41〜44により折り返されて受信系のベースバンド部21か
ら出力する信号を、送信系のベースバンド部11に入力す
る試験信号に等しくなるように調整する振幅・位相調整
部5と、該試験信号と該振幅・位相調整部5の出力との
差が所定のしきい値Vthを越えたら、ループバック経路
内に故障が発生したと判定する故障判定部6とを有する
ことを特徴とする本発明のアナログ伝送無線機により解
決される。
【0006】
【作用】試験信号として伝送帯域内の単一周波数(例え
ば音声通信用の無線機の場合には、1kHz の正弦波) を
用い、ループバックスイッチをベースバンド部側からR
F部側に向かって順次ONして各段の信号を送信系から
受信系に切り換える。その段までに故障が無ければ、入
力試験信号と同一周波数の出力信号が得られ、振幅・位
相調整部により入力試験信号と同レベル,同位相に調整
されて、故障判定部の出力はゼロとなり正常であること
が判定される。若し、或る部分が故障していると、入力
試験信号と同一周波数の単一波は折り返されないか、或
いは他の成分も含んで折り返されるので振幅・位相調整
部で調整しても入力信号と同一にならないため、故障判
定部に入力する二つの信号の差はしきい値を越えるの
で、その段に故障があることが容易に判定できる。
【0007】
【実施例】以下添付図により本発明の実施例を説明す
る。なお全図を通じて同一符号は同一対象物を表す。図
2は本発明の実施例のブロック図である。
【0008】図において、送信系は、ベースバンド部1
1、変調部12、周波数変換部13、RF部14とを有し、マ
イクロホン15からの音声信号が入力されると変調し無線
周波数に変換する。受信系はRF部24、周波数変換部2
3、復調部22、ベースバンド部21とを有し、受信した無
線電波から音声信号を取り出す。31は送受切替スイッチ
で、通信者によって操作されて送信と受信を切り換え
る。32は局部発信器で、送信系および受信系の周波数変
換部13、23に同一周波数の局発信号を供給する。
【0009】41〜44はループバックスイッチで、手動、
または図示せぬ制御部の制御により、ベースバンド部側
から一つづつオンとなり送信系の各ユニットの出力を対
応する受信系の各ユニットの入力に折り返す。45〜48は
減衰器であり送信系の各ユニットの出力レベルを調整し
て、対応する受信系の各ユニットの規定入力レベルに合
わせるためのものである。
【0010】46 は試験信号発生部で、送信系と試験部
とに試験信号SBINとしてベース帯域内の単一周波数正弦
波を供給する。55a,55b は試験切替スイッチで、手動ま
たは制御部により図示の如く切替えることによってルー
プ試験状態となる。
【0011】5は振幅・位相調整部で、振幅調整回路5
1、振幅比較回路52、レベル調整回路53とからなる。6
は故障判定部で、コンパレータ61と、判定回路62とから
なる。
【0012】振幅調整回路51は受信系のベースバンド部
21の出力SBOUT が入力し、制御信号に従って、その出力
振幅を入力試験信号SBINに近づけるように調整する。振
幅比較回路52は入力試験信号SBINと振幅調整回路51の出
力とを比較して、振幅差に比例する信号を振幅調整回路
52の制御信号として出力するものである。位相調整回路
53は、入力試験信号SBINと振幅、周波数は等しいが位相
が等しいとは限らない振幅調整回路52の出力 SB'OUT
入力し、コンパレータ61の出力で制御されて、入力試験
信号SBINに位相を合わせる方向に入力信号を±180 °の
範囲で移相する。
【0013】コンパレータ61は、入力試験信号SBINと位
相調整回路53の出力とをアナログ比較し、両入力が等し
い場合には出力がゼロ、異なる場合には残差信号を出力
する。このコンパレータ61の出力は位相調整回路53へ制
御信号として帰還される。判定回路62は適切なしきい値
電圧Vthが設定され、入力するコンパレータ61からの残
差信号がこのしきい値電圧Vth以下の場合には、折り返
しループ内の全てのユニットが正常であることを示す出
力“0”を、しきい値電圧Vthを越えた場合には、折り
返しループ内の何れかのユニットが故障であることを示
す“1”を出力する。
【0014】上記構成になるアナログ伝送無線機の故障
診断は以下の如く行なわれる。試験スイッチ55a,55b を
試験側に切替えると、入力試験信号SBINが送信系のベー
スバンド部11に送出されるとともに、受信系のベースバ
ンド部21の出力が試験部側に接続される。次に、ループ
バックスイッチ41をオンとして、ベースバンド信号を送
信側から受信側へ折り返す。両ベースバンド部11,21 が
正常に動作していれば、受信系ベースバンド部21からの
出力信号SBOUT は入力試験信号と同一周波数の単一正弦
波となる。従って、振幅・移相調整部5の調整範囲内に
ありコンパレータ61に印加される両入力は等しいので残
差信号は略ゼロとなり判定回路62は、正常であることを
示す“0”を出力する。両ベースバンド部の一方または
両方が異常のときは、出力信号SBOUT と入力試験信号SB
INとは、振幅及び位相以外でも性質が異なるので、振幅
・位相調整回路5の調整範囲外にあり、残差信号がしき
い値VTHを越えるので、判定回路は故障であることを示
す“1”を出力する。
【0015】以下同様にして、ループバックスイッチを
RF部側へ一つづつONして行き、折り返しループを或
るユニットまで延長したときに故障判定となることを調
べれは、容易に故障箇所をユニット単位に特定すること
ができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明では、アナロ
グ伝送無線機の各ユニット毎に折り返しループを設ける
とともに、故障判定機能とを設けたので、故障部分をユ
ニット単位で簡単に特定することが可能となり、無線機
の整備性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアナログ伝送無線機の原理構成図
【図2】本発明の実施例のブロック図
【符号の説明】
1…送信系、2…受信系、41〜44…ループバックスイッ
チ、5…振幅・位相調整部、6…故障判定部、31…送受
切替スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一無線周波数で送受信を行うプレスト
    ーク式のアナログ伝送無線機において、 送信系(1) のベースバンド部(11)、変調部(12)、周波数
    変換部(13)、RF部(14)の出力を、それぞれ受信系(2)
    のベースバンド部(21)、復調部(22)、周波数変換部(2
    3)、ベースバンド部(24)の入力へ折り返すループバック
    スイッチ(41 〜44) と、 該ループバックスイッチ(41 〜44) により折り返されて
    受信系のベースバンド部(21)から出力する信号(S
    BOUT ) を、送信系のベースバンド部(11)に入力する試
    験信号 (SBIN)に等しくなるように調整する振幅・位相
    調整部(5) と、 該試験信号 (SBIN)と該振幅・位相調整部(5) の出力(S
    B"OUT ) との差が所定のしきい値 (Vth) を越えたら、
    ループバック経路内に故障が発生したと判定する故障判
    定部(6) と、 を有することを特徴とするアナログ伝送無線機。
JP3308119A 1991-11-25 1991-11-25 アナログ伝送無線機 Withdrawn JPH05145499A (ja)

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Effective date: 19990204