JPS584268Y2 - 自動同調受信機の掃引停止信号送出装置 - Google Patents
自動同調受信機の掃引停止信号送出装置Info
- Publication number
- JPS584268Y2 JPS584268Y2 JP3984878U JP3984878U JPS584268Y2 JP S584268 Y2 JPS584268 Y2 JP S584268Y2 JP 3984878 U JP3984878 U JP 3984878U JP 3984878 U JP3984878 U JP 3984878U JP S584268 Y2 JPS584268 Y2 JP S584268Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- automatic tuning
- stop signal
- sweep stop
- sending device
- amplification stage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はＡＭ／ＦＭ自動同調受信機の掃引停止機能を、
ＦＭ受信機専用回路にＡＭ位相変圧部を付加するだけで
Ｓカーブ特性をもって同調点の停止をはかることのでき
る自動同調ＡＭ／ＦＭ受信機の掃引停止信号送出装置に
関する。
ＦＭ受信機専用回路にＡＭ位相変圧部を付加するだけで
Ｓカーブ特性をもって同調点の停止をはかることのでき
る自動同調ＡＭ／ＦＭ受信機の掃引停止信号送出装置に
関する。
近時、電子式自動同調受信機をマイクロプロセッサで代
表せられる中央処理装置によって他の電子機器とともに
集中制御する試みを実用化する動きにあるが、異る周波
数帯域において夫々受信する例えばＡＭラジオやＦＭラ
ジオにあっては、自動同調方式が多く採用され、所望の
同調周波数において俊敏に掃引を停止させるという速応
機能をより強く要求されている。
表せられる中央処理装置によって他の電子機器とともに
集中制御する試みを実用化する動きにあるが、異る周波
数帯域において夫々受信する例えばＡＭラジオやＦＭラ
ジオにあっては、自動同調方式が多く採用され、所望の
同調周波数において俊敏に掃引を停止させるという速応
機能をより強く要求されている。
ところで受信機の構成は、ＡＭ、ＦＭ夫々に専用の独立
回路を備えており、同調周波信号の受信時に掃引を停止
するのに従来、ＦＭ受信系では周波数変調に基き位相変
圧器を介してＳカーブ特性を得、音声の検波と電波の強
弱判別を電圧レベルに依存したミュート信号とに利用し
ているので、このミュート出力を掃引停止信号として用
いることができる。
回路を備えており、同調周波信号の受信時に掃引を停止
するのに従来、ＦＭ受信系では周波数変調に基き位相変
圧器を介してＳカーブ特性を得、音声の検波と電波の強
弱判別を電圧レベルに依存したミュート信号とに利用し
ているので、このミュート出力を掃引停止信号として用
いることができる。
他方、ＡＭ受信系にあっては、狭帯域の中間増幅器を用
い、中心周波数に合致していることを検知して、規定レ
ベル以上になったときに掃引を停止させる信号を出すよ
うにするか又は位相変圧器を設けてＳカーブ特性を得て
、リミタ増幅器、検波回路を余分に付加することにより
掃引停止信号を得ている。
い、中心周波数に合致していることを検知して、規定レ
ベル以上になったときに掃引を停止させる信号を出すよ
うにするか又は位相変圧器を設けてＳカーブ特性を得て
、リミタ増幅器、検波回路を余分に付加することにより
掃引停止信号を得ている。
従って、ＡＭ／ＦＭ受信回路を夫々別個に掃引停止のた
めの手段が設けられると、必然的にセット全体の回路が
輻輳し、小形化の実現を阻まれることになる。
めの手段が設けられると、必然的にセット全体の回路が
輻輳し、小形化の実現を阻まれることになる。
本考案は集積回路化されたＦＭ受信系の中間周波段に内
蔵の回路から取り出せるミュート信号をＡＭ、ＦＭ両用
の自動同調掃引停止信号として利用することに着目し、
夫々異なる受信周波数帯域の調整と所要の出力を得られ
るように個別の付加手段では達し得なかった回路の簡略
化による小形化を目的として創案されたものである。
蔵の回路から取り出せるミュート信号をＡＭ、ＦＭ両用
の自動同調掃引停止信号として利用することに着目し、
夫々異なる受信周波数帯域の調整と所要の出力を得られ
るように個別の付加手段では達し得なかった回路の簡略
化による小形化を目的として創案されたものである。
以下図面により、本考案の実施例について説明する。
先ず第１図は本考案装置を実施したＡＭ／ＦＭ受信機の
ブロック結線図を示し、１はＲＦ増幅器、２は局部発振
器３のオフセット周波数と受信周波数を混合するミキサ
、４は中間周波フィルタ、２０は中間周波増幅器５と検
波器６とよりなるＦＭ専用の中間周波段集積回路、９は
ＡＭ／ＦＭ位相変圧部、１０はＡＭ／ＦＭモード切換ス
イッチ、７は音声増幅器、であってＦＭ受信系を構成す
る。
ブロック結線図を示し、１はＲＦ増幅器、２は局部発振
器３のオフセット周波数と受信周波数を混合するミキサ
、４は中間周波フィルタ、２０は中間周波増幅器５と検
波器６とよりなるＦＭ専用の中間周波段集積回路、９は
ＡＭ／ＦＭ位相変圧部、１０はＡＭ／ＦＭモード切換ス
イッチ、７は音声増幅器、であってＦＭ受信系を構成す
る。
ここにＭＲは同調電力のメータ出力、ＭＴはミュート出
力である。
力である。
他方ＡＭ受信系はＲＦ増幅器１１、オフセット発振器１
３０局発周波数と混合するミキサ１２、中間周波フィル
タ１４、中間周波増幅器１５、検波器１６によって構成
されて、中間周波段のフィルタ出力がＦＭ中間周波増幅
器の入力端子に加えられる。
３０局発周波数と混合するミキサ１２、中間周波フィル
タ１４、中間周波増幅器１５、検波器１６によって構成
されて、中間周波段のフィルタ出力がＦＭ中間周波増幅
器の入力端子に加えられる。
ＦＭ中間周波段集積回路２０とＡＭ／ＦＭ位相変圧部９
について第２図によって詳細に説明する。
について第２図によって詳細に説明する。
ＦＭ中間周波段は中間増幅部５と検波部、クオードレチ
ャ検波器（又は位相検波器）ＱＤ、論理回路ＬＣが内蔵
されており、ＱＤ出力がモードスイッチ１０を経て音声
増幅器７に加えられる。
ャ検波器（又は位相検波器）ＱＤ、論理回路ＬＣが内蔵
されており、ＱＤ出力がモードスイッチ１０を経て音声
増幅器７に加えられる。
上記中間周波増幅器の出力端子すと基準電位端子ｄとに
跨って、ＡＭ帯域用位相コンデンサＣＡ、ＦＭ用位相変
圧部９１、並びにＡＭ位相変圧器９２の直列回路を並設
しである。
跨って、ＡＭ帯域用位相コンデンサＣＡ、ＦＭ用位相変
圧部９１、並びにＡＭ位相変圧器９２の直列回路を並設
しである。
そして上記ＦＭ用位相変圧部における変圧器Ｔ１とイン
ダクタＬとの接続点を前記クオードレチャ検波器（又は
位相検波器）ＱＤに接続しである。
ダクタＬとの接続点を前記クオードレチャ検波器（又は
位相検波器）ＱＤに接続しである。
こ＼に端子ｄはこの集積回路を安定に動作させる為の基
準電位端子である。
準電位端子である。
従って受信周波数がＦＭ帯の場合は、ＦＭ用位相変圧部
における変圧器Ｔ１とインダクタＬとにより、ＡＭ帯の
場合にはＡＭ帯域用位相コンデンサＣＡとＡＭ位相変圧
器９２とにより各々の局発周波数のずれに対しａ点にＳ
カーブ特性が得られる。
における変圧器Ｔ１とインダクタＬとにより、ＡＭ帯の
場合にはＡＭ帯域用位相コンデンサＣＡとＡＭ位相変圧
器９２とにより各々の局発周波数のずれに対しａ点にＳ
カーブ特性が得られる。
一方、受信電波の有無を検出するために、レベル検波回
路ＤＬ３が中間増幅部５の最終段に設けてあり、このレ
ベル検波回路の出力と、前記Ｓカーブ特性出力とで論理
回路ＬＣを経てミュート出力ＭＴが得られ、他方、中間
周波各段のレベル検波器ＤＬ１ 。
路ＤＬ３が中間増幅部５の最終段に設けてあり、このレ
ベル検波回路の出力と、前記Ｓカーブ特性出力とで論理
回路ＬＣを経てミュート出力ＭＴが得られ、他方、中間
周波各段のレベル検波器ＤＬ１ 。
ＤＬ２の出力から同調電力を指示するメータ出力ＭＲが
取り出せるようになっている。
取り出せるようになっている。
ＡＭ、ＦＭ受信機夫々の音声出力と周波数帯域との関係
を示すＳ特性は第３図Ａの通りになり、これに夫々対応
した検波出力が同図Ｂに示しである。
を示すＳ特性は第３図Ａの通りになり、これに夫々対応
した検波出力が同図Ｂに示しである。
同図ＣはＡＭＰ、ＦＭ各々の中心周波数に一致して同調
周波数の掃引を停止させるためのパルス波であり、この
信号がミュート信号も兼ねた掃引停止信号として可変同
調部に加えることになる。
周波数の掃引を停止させるためのパルス波であり、この
信号がミュート信号も兼ねた掃引停止信号として可変同
調部に加えることになる。
よって以上説明した如く、本考案はＦＭ専用の中間周波
段集積回路に、ＡＭ、ＦＭのＳ特性を得る位相変圧器の
直列回路を外付けするだけで、周波数帯域の決った一定
レベルをもった本来のミュート信号としてのみならず、
受信電波の強弱に応じたＡＭ、ＦＭ受信周波数の同調中
心点に一致した掃引停止信号として利用することができ
る。
段集積回路に、ＡＭ、ＦＭのＳ特性を得る位相変圧器の
直列回路を外付けするだけで、周波数帯域の決った一定
レベルをもった本来のミュート信号としてのみならず、
受信電波の強弱に応じたＡＭ、ＦＭ受信周波数の同調中
心点に一致した掃引停止信号として利用することができ
る。
従来はＡＭ１ＦＭ夫々に狭帯域増幅器、検波回路を付加
して別個にＳ特性を得る煩雑な構成であったが、本考案
によればこれら付加回路が省略でき、既製のＦＭ中間周
波段集積回路を兼用し単に中心周波数に対して夫々９０
度の位相差をつける位相変圧部を付加するだけできわめ
て簡単なＡＭ／ＦＭ受信機の自動同調設定が可能になっ
て小形化にも寄与するところ大である。
して別個にＳ特性を得る煩雑な構成であったが、本考案
によればこれら付加回路が省略でき、既製のＦＭ中間周
波段集積回路を兼用し単に中心周波数に対して夫々９０
度の位相差をつける位相変圧部を付加するだけできわめ
て簡単なＡＭ／ＦＭ受信機の自動同調設定が可能になっ
て小形化にも寄与するところ大である。
第１図は本考案装置を実施したＡＭ／ＦＭ受信系統のブ
ロック結線図、第２図は第１図回路の要部回路結線図、
第３図はＡＭ／ＦＭ波のＳ特性、検波出力、並びに同調
掃引停止信号波形を表わすグラフである。 ４．１４・・・・・・ＦＭ、ＡＭの中間周波フィルタ、
２０・・・・・・ＦＭ中間周波段集積回路、５・・・・
・・ＦＭ中間周波増幅段、６・・・・・・検波器、ＱＤ
・・・・・・クオードレチャ（又は位相）検波器、７・
・・・・・音声増幅器。
ロック結線図、第２図は第１図回路の要部回路結線図、
第３図はＡＭ／ＦＭ波のＳ特性、検波出力、並びに同調
掃引停止信号波形を表わすグラフである。 ４．１４・・・・・・ＦＭ、ＡＭの中間周波フィルタ、
２０・・・・・・ＦＭ中間周波段集積回路、５・・・・
・・ＦＭ中間周波増幅段、６・・・・・・検波器、ＱＤ
・・・・・・クオードレチャ（又は位相）検波器、７・
・・・・・音声増幅器。
Claims (1)
- ＡＭ及びＦＭ夫々の受信系統を備えた自動同調受信機に
おいて、上記ＡＭ受信系統の中間増幅段から上記ＦＭ受
信系統の中間増幅段の入力としてＡＭ搬送波を加えると
ともに、上記ＦＭ中間増幅器の出力端からＦＭ検波回路
とモード切換スイッチを経て音声増幅段に至るＦＭ音声
検波段にまたがってＦＭ位相変圧部とＡＭ位相変圧部と
の直列回路を並設し、上記ＦＭ受信系統の中間増幅段よ
り得られるＳカーブ特性を利用してＡＭ及びＦＭ周波数
との自動同調掃引停止信号の送出に兼用することを特徴
とする自動同調受信機の掃引停止信号送出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3984878U JPS584268Y2 (ja) | 1978-03-28 | 1978-03-28 | 自動同調受信機の掃引停止信号送出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3984878U JPS584268Y2 (ja) | 1978-03-28 | 1978-03-28 | 自動同調受信機の掃引停止信号送出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54143118U JPS54143118U (ja) | 1979-10-04 |
| JPS584268Y2 true JPS584268Y2 (ja) | 1983-01-25 |
Family
ID=28907441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3984878U Expired JPS584268Y2 (ja) | 1978-03-28 | 1978-03-28 | 自動同調受信機の掃引停止信号送出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS584268Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-03-28 JP JP3984878U patent/JPS584268Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54143118U (ja) | 1979-10-04 |
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