JP2989396B2 - ステレオ受信装置 - Google Patents

ステレオ受信装置

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JP2989396B2
JP2989396B2 JP4318381A JP31838192A JP2989396B2 JP 2989396 B2 JP2989396 B2 JP 2989396B2 JP 4318381 A JP4318381 A JP 4318381A JP 31838192 A JP31838192 A JP 31838192A JP 2989396 B2 JP2989396 B2 JP 2989396B2
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雄三 服部
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステレオ受信装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ステレオ受信装置、例えばFMス
テレオ受信装置には、受信した信号からステレオの左
(L)及び右(R)チャンネルの信号を復調するステレ
オマルチプレックス復調回路が使用されている。最近の
殆どのステレオ受信装置には、IC化されたステレオマ
ルチプレックス復調回路が用いられており、受信機の小
型化、高性能化に役立っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のステレ
オ受信装置の場合、ステレオ左右チャンネルのセパレー
ションについては、通常半固定抵抗器を用いて調整を行
う必要があった。しかもこの調整は非常に面倒であると
いう問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の点に鑑み、本発明
は、ステレオマルチプレックス復調回路のステレオセパ
レーション調整用抵抗として電気的に抵抗値を可変でき
る可変抵抗器を使用したステレオ受信装置であって、前
記ステレオマルチプレックス回路の出力側に、左右一方
のチャンネルから他方のチャンネルへの漏洩信号のレベ
ルを検出する検出手段と、該検出手段の出力に基づい
て、左右一方のチャンネルにおける他方の漏洩信号が最
小となる各チャンネルにおける可変抵抗器の抵抗値を記
憶するメモリ手段と、該メモリ手段に記録された各抵抗
値を比較する比較手段と、前記比較手段により各抵抗値
が異なる場合に、各抵抗値の中間値を演算する演算手段
とを有し、前記演算手段の出力に基づいて、最適なセパ
レーションが得られれるように前記可変抵抗器を調整す
ることを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明によれば、ステレオセパレーション調整
が自動化される。
【0006】
【実施例】図1は、本発明に係るステレオ受信装置例え
ばFMステレオ受信装置を示すブロック図である。
【0007】図1に於て、1はアンテナ、2は高周波増
幅回路、3は混合回路、4は中間周波増幅回路及び検波
回路を含むブロック、5はステレオマルチプレックス回
路、6はPLL回路にて構成された局部発振回路で、基
準発振器、位相比較器、可変分周器を含むブロック7
と、ローパスフィルター8と、電圧制御発振器9とで構
成されている。10は入力切り換え用の電子スイッチ
で、第1の可動端子11がブロック4の出力端子12に
接続され、第2の可動端子13及び第3の可動端子14
がそれぞれステレオマルチプレックス回路5の左右
(L、R)の出力端子15、16に接続され、共通端子
17がA/Dコンバータ18に接続され、通常の受信動
作時は第1の可動端子11に設定されている。19はマ
イコンにて構成されたコントローラで、左右一方のチャ
ンネルから他方のチャンネルへの漏洩信号のレベルを検
出する検出手段の機能と、該検出手段の出力に基づいて
最適なセパレーションが得られるように後述する可変抵
抗器を調整する調整手段の機能と、PLL回路6を制御
する機能とを備えている。20はメモリ、21はD/A
コンバータ、22は電気的に抵抗値を可変出来る可変抵
抗器である。
【0008】次に上記の様に構成したステレオ受信装置
に於て、セパレーションの調整時の動作について説明す
る。
【0009】セパレーション調整時には、コントローラ
19からの制御信号によりスイッチ10を第2の可動端
子13に設定し、外部からステレオ変調器と標準信号発
生器(図示せず)にて右(R)チャンネルのみの変調信
号を入力する。そしてA/Dコンバータ18に入力され
る信号、即ち左(L)チャンネル側に漏洩される右
(R)チャンネルの信号が最小になる様にコントローラ
19からD/Aコンバータ21へ信号が出力され、D/
Aコンバータ21の出力にて可変抵抗器22の抵抗値が
制御される。この時のコントローラ19からD/Aコン
バータ21へのデータを一旦メモリ20に書き込む。
【0010】次にコントローラ19からの制御信号によ
りスイッチ10を第3の可動端子14に設定し、前記ス
テレオ変調器と標準信号発生器から左(L)チャンネル
のみの変調信号を入力する。上記と同様に右(R)チャ
ンネル側に漏洩される左(L)チャンネルの信号が最小
になる様に可変抵抗器22の抵抗値を制御し、この時の
コントローラ19からD/Aコンバータ21へのデータ
をメモリ20に書き込む。 ここで、左右(L、R)各
チャンネルで漏洩が最小になる時の可変抵抗器22の抵
抗値が同じであれば、調整動作は終了する。
【0011】しかし左右(L、R)各チャンネルで漏洩
が最小になる時の可変抵抗器22の抵抗値は多少異なる
ことが多い。
【0012】この場合、各チャンネルで漏洩が最小にな
る時の可変抵抗器22の抵抗値に関するデータをメモリ
20から読み出し、両者の中間の値をコントローラ19
にて演算し、その演算データをD/Aコンバータ21へ
出力して、可変抵抗器22の抵抗値を制御する。再度、
右(R)チャンネルのみ、及び左(L)チャンネルのみ
の変調信号を入力し、各チャンネルでの漏洩信号をコン
トローラ19にて比較し、略バランスがとれているかど
うかを判定し、バランスがとれていれば、調整動作を終
了する。バランスがとれていなければ、D/Aコンバー
タ21の出力データを少し変化させ、略左右(L、R)
のバランスがとれるデータを見つけ、これを最終のデー
タとしてメモリ20に書き込む。
【0013】即ち、図2のAの様に、左(L)チャンネ
ルと、右(R)チャンネルとで最良点が一致していれ
ば、その点で調整完了となる。
【0014】図2のBの様に、左(L)チャンネルと、
右(R)チャンネルとで最良点が異なるが、その中間点
23で同じセパレーションになれば調整完了となる。
【0015】図2のCの様に、中間点23でLチャンネ
ル(又はRチャンネル)の方がセパレーションが良けれ
ば、可変抵抗器21をもっと大きな抵抗値にすると、L
チャンネルとRチャンネルの差を少なく出来る。但し、
中間点23での差が充分に小さければ、この時点で調整
完了となる。
【0016】図3のDの様に中間点23でRチャンネル
(又はLチャンネル)の方がセパレーションが良けれ
ば、可変抵抗器22をもっと小さな抵抗値にすると、L
チャンネルとRチャンネルの差を少なく出来る。但し、
中間点23での差が充分小さければ、それ以上調整しな
くても調整完了とする。
【0017】以上のようにしてセパレーションの調整が
終了すれば、スイッチ10を第1の可動端子11に設定
する。この様にすることにより、FMステレオ放送受信
時には、メモリ20から読み出したデータをD/Aコン
バータ21へ送り、最適セパレーションが得られる様に
可変抵抗器22が設定される。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、ステレオセパレーショ
ン調整が自動化され、人手による調整工数を削減するこ
とが可能となる。又、調整の設備についても、ロボット
で半固定抵抗器を調整する様な大規模な設備は不要であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステレオ受信装置を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明のステレオ受信装置に於て、可変抵抗器
の調整動作の説明に供する図である。
【符号の説明】
5 ステレオマルチプレックス復調回路 19 コントローラ 22 可変抵抗器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステレオマルチプレックス復調回路のス
    テレオセパレーション調整用抵抗として電気的に抵抗値
    を可変できる可変抵抗器を使用したステレオ受信装置で
    あって、前記ステレオマルチプレックス回路の出力側
    に、左右一方のチャンネルから他方のチャンネルへの漏
    洩信号のレベルを検出する検出手段と、該検出手段の出
    力に基づいて、左右一方のチャンネルにおける他方の漏
    洩信号が最小となる各チャンネルにおける可変抵抗器の
    抵抗値を記憶するメモリ手段と、該メモリ手段に記録さ
    れた各抵抗値を比較する比較手段と、前記比較手段によ
    り各抵抗値が異なる場合に、各抵抗値の中間値を演算す
    る演算手段とを有し、前記演算手段の出力に基づいて、
    最適なセパレーションが得られれるように前記可変抵抗
    器を調整することを特徴とするステレオ受信装置。
JP4318381A 1992-11-27 1992-11-27 ステレオ受信装置 Expired - Fee Related JP2989396B2 (ja)

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JPH06164525A JPH06164525A (ja) 1994-06-10
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