JP3156660B2 - ディジタル自動車・携帯電話システム - Google Patents

ディジタル自動車・携帯電話システム

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JP3156660B2
JP3156660B2 JP00918498A JP918498A JP3156660B2 JP 3156660 B2 JP3156660 B2 JP 3156660B2 JP 00918498 A JP00918498 A JP 00918498A JP 918498 A JP918498 A JP 918498A JP 3156660 B2 JP3156660 B2 JP 3156660B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル自動車・
携帯電話システムに関し、特にディジタル自動車・携帯
電話システムにおいて通話品質の異常が発生した時の障
害発生箇所の絞り込みに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル自動車・携帯電話シス
テムにおいては、通話中の回線に異常が発生した場合、
当該システムの端末を使用するユーザがその異常発生を
クレームとして通信事業者に報告する。
【0003】通信事業者はそのシステムにおいて通話中
の回線での異常発生が再現されると、交換局内において
交換機の入出力部での回線モニタを行ったり、一度回線
を切断し、試験装置及び試験信号を使用して異常発生部
の絞り込みを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のディジ
タル自動車・携帯電話システムでは、通話中の回線での
異常発生が再現された時に交換機の入出力部で回線モニ
タを行っているが、交換機の入出力部での回線モニタだ
けでは交換機を基準としてその前後を切り分けるのみで
あり、システム内の伝送路部や無線基地局部等の切り分
けを行うことができないため、異常発生部の十分な絞り
込みを行うことができない。
【0005】また、最近のシステムではその構成や機能
がより複雑となり、異常が発生した回線を一度切断し、
試験装置及び試験信号を使用して切り分けを行う場合、
異常回線を切断したことに起因し、異常状態が自然復旧
等によって潜在化してしまうため、回線異常が再現せ
ず、結果的に切り分けができなくなる。
【0006】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、通話中に回線異常が発生した場合にその回線を切
断することなく、異常発生部を絞り込むことを可能と
し、異常発生部の早期発見及び解決を図ることができる
ディジタル自動車・携帯電話システムを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるディジタル
自動車・携帯電話システムは、携帯電話端末との間で無
線送受信を行う無線装置を含む無線基地局と、前記無線
基地局に接続されかつ伝送路上の障害発生を監視する監
視センタとからなるディジタル自動車・携帯電話システ
ムであって、外部指示に応じて通話中の回線をモニタす
るモニタ手段と、専用線及び電話回線のうちの少なくと
も一方を通して前記監視センタに接続するよう構成さ
れ、前記モニタ手段でモニタする信号を前記監視センタ
に転送する転送手段とを前記無線装置に有し、前記監視
センタは、前記転送手段から転送されてくる信号を音声
信号として出力する音声モニタ手段と、前記携帯電話端
末への通話信号を切り換える交換機とを含み、前記音声
モニタ手段で前記転送手段からの信号を音声信号として
出力するとともに、少なくとも前記交換機の前段及び後
段で夫々折り返した信号を音声信号として出力するよう
構成されている。
【0008】すなわち、本発明の無線基地局装置は、無
線装置内部に全通話回線をモニタできるモニタ装置を備
え、さらにこのモニタ信号を監視センタへ転送できるよ
うモニタ信号の外部出力部を備えている。
【0009】上記のように構成することで、通話中の回
線に異常が発生した場合、まず監視センタにてこの回線
異常が発生している基地局や回線番号等を特定し、さら
に監視センタから基地局内の無線基地局装置や回線に対
して上り方向及び下り方向のモニタ開始制御を実行す
る。その後、監視センタにてモニタ信号の音質を確認
し、そのほか交換機等でモニタされた結果とともに総合
評価することによって、異常発生部が無線系なのか、伝
送系なのか、またはそれ以外(交換系や固定回線系等)
なのかの絞り込みが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
るディジタル自動車・携帯電話システムのシステム構成
を示すブロック図である。図において、本発明の一実施
例によるディジタル自動車・携帯電話システムは無線基
地局1と、監視センタ4と、ID端末5とから構成さ
れ、監視センタ4は他の網6に接続され、ID端末5と
の間における伝送路上の障害発生を監視している。
【0011】無線基地局1は無線装置2と、伝送装置3
とから構成され、無線装置2がID端末5との間で無線
送受信を行うよう構成されている。無線装置2は送受信
機21−1〜21−nと、制御部22と、モニタ装置2
3とを備えており、モニタ装置23は通話チャネル選択
部23aとコーデック部23bとからなる。
【0012】通話チャネル選択部23aは分岐された伝
送回線上から任意の通話信号のみを選択できる機能をも
つ。また、コーデック部23bは通話チャネル選択部2
3aで選択された通話信号(ディジタル信号)をアナロ
グ音声信号に変換する機能をもつ。このアナログ音声信
号は専用線又は電話回線等200を通して監視センタ4
の音声モニタ装置43に送られる。
【0013】監視センタ4は伝送装置41と、交換機4
2と、音声モニタ装置43と、監視制御卓44とからな
り、交換機42には合成部42aを備えている。尚、図
中のA〜Cは夫々折り返し点を示している。
【0014】この図1を参照して本発明の一実施例の動
作について説明する。尚、本発明の一実施例では通話中
の回線に異常が発生し、ID端末(図示せず)を使用す
るユーザがその異常発生をクレームとして通信事業者に
報告した後に試験動作を行うものとする。
【0015】この試験動作において、ID端末5を使用
して試験を行う場合、ID端末5での通話中に音質に異
常が発生すると、まず監視制御卓44を操作してID端
末5が使用している回線を検索する。
【0016】このID端末5が使用している回線の検索
においてはID端末5を使用する試験員から報告された
電話番号と現在の所在地とから、試験員が使用するID
端末5に接続されている無線基地局1の局名を推測し、
監視制御卓44を操作して無線基地局1の監視画面を表
示させる。
【0017】このとき、監視画面には通話中の複数の回
線が表示され、その回線表示はさらに各回線毎に詳細情
報を表示させることが可能であり、この詳細情報の中に
は電話番号が含まれている。したがって、障害発生の報
告を受けた電話番号(ID端末5の電話番号)と同一の
電話番号情報を表示している回線が通信品質の障害を起
こしている回線と特定することが可能となる。
【0018】回線ルートが特定されたら、次に監視制御
卓44からその回線が接続されている無線基地局1内の
無線装置2に対して特定された通話チャネルのモニタ要
求を行う。このモニタ要求は交換機42の合成部42a
で通話信号に合成され、通話信号と同一の伝送路100
を用いて無線基地局1に転送される。
【0019】無線装置2内の通話チャネル選択部23a
では監視制御卓44から指示されたモニタ要求に基づい
た制御部22の制御にしたがって通話チャネルを選択
し、コーデック部23bにその通話信号を送出する。コ
ーデック部23bでは通話信号をアナログ音声に変換
し、専用線又は電話回線等200に出力する。
【0020】アナログ音声は専用線又は電話回線等20
0を通して監視センタ4内の音声モニタ装置43に送ら
れる。監視者はこの音声モニタ装置43を通して上り回
線及び下り回線の音質に異常が発生しているかどうかを
確認する。
【0021】図2は本発明の一実施例による異常箇所の
絞り込み処理を示すフローチャートである。これら図1
及び図2を参照して本発明の一実施例による異常箇所の
絞り込み処理について説明する。
【0022】通話品質の異常が発生すると、まず折り返
し点Aからの音質を音声モニタ装置43で確認し(図2
ステップS1)、通話品質が正常になると(図2ステッ
プS2)、ID端末5から無線基地局1までの間で不具
合が発生したものと判定する(図2ステップS3)。こ
の場合、試験員が監視制御卓44から通話品質が正常で
ある旨を入力すると、図示せぬ判定部は上記の判定結果
を図示せぬ表示部に表示させる。
【0023】通話品質が正常にならなければ(図2ステ
ップS2)、折り返し点Bからの音質を音声モニタ装置
43で確認し(図2ステップS4)、通話品質が正常に
なると(図2ステップS5)、伝送装置3,41または
伝送路100で不具合が発生したものと判定する(図2
ステップS6)。この場合、試験員が監視制御卓44か
ら通話品質が正常である旨を入力すると、判定部は上記
の判定結果を表示部に表示させる。
【0024】通話品質が正常にならなければ(図2ステ
ップS5)、折り返し点Cからの音質を音声モニタ装置
43で確認し(図2ステップS7)、通話品質が正常に
なると(図2ステップS8)、交換機42内で不具合が
発生したものと判定する(図2ステップS9)。通話品
質が正常にならなければ(図2ステップS8)、他の網
6で不具合が発生したものと判定する(図2ステップS
10)。この場合、試験員が監視制御卓44から通話品
質が正常である、あるいは正常でない旨を入力すると、
判定部は上記の判定結果を夫々表示部に表示させる。
【0025】このように、通話中に音質の異常が発生し
た場合、通話を切断することなく、無線基地局1内の通
話回線上の音質を無線装置2内のモニタ装置23を介し
て監視センタ4内の音声モニタ装置43上で確認するこ
とによって、監視センタ4側にて交換機3周辺での回線
上の音質状態を含め、夫々の折り返し点A〜Cで音質が
どうであったかによって、どの区間で異常が発生してい
るかを絞り込むことができる。
【0026】したがって、上記の無線基地局1を用いた
場合、音質異常発生時の異常発生部の絞り込み及び原因
追究までを効率よくかつ短期間で実行することができ、
保守性を特段に向上させることができるので、実用的価
値が極めて高い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、携
帯電話端末との間で無線送受信を行う無線装置を含む無
線基地局と、無線基地局に接続されかつ伝送路上の障害
発生を監視する監視センタとからなるディジタル自動車
・携帯電話システムにおいて、外部指示に応じて通話中
の回線をモニタし、そのモニタする信号を監視センタに
転送することによって、通話中に回線異常が発生した場
合にその回線を切断することなく、異常発生部を絞り込
むことを可能とし、異常発生部の早期発見及び解決を図
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるディジタル自動車・携
帯電話システムのシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例による異常箇所の絞り込み処
理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 無線基地局 2 無線装置 3,41 伝送装置 4 監視センタ 5 ID端末 6 他の網 21−1〜21−n 送受信機 22 制御部 23 モニタ装置 23a 通話チャネル選択部 23b コーデック部 42 交換機 42a 合成部 43 音声モニタ装置 44 監視制御卓 A〜C 折り返し点

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話端末との間で無線送受信を行う
    無線装置を含む無線基地局と、前記無線基地局に接続さ
    れかつ伝送路上の障害発生を監視する監視センタとから
    なるディジタル自動車・携帯電話システムであって、外
    部指示に応じて通話中の回線をモニタするモニタ手段
    と、専用線及び電話回線のうちの少なくとも一方を通し
    て前記監視センタに接続するよう構成され、前記モニタ
    手段でモニタする信号を前記監視センタに転送する転送
    手段とを前記無線装置に有し、前記監視センタは、前記
    転送手段から転送されてくる信号を音声信号として出力
    する音声モニタ手段と、前記携帯電話端末への通話信号
    を切り換える交換機とを含み、前記音声モニタ手段で前
    記転送手段からの信号を音声信号として出力するととも
    に、少なくとも前記交換機の前段及び後段で夫々折り返
    した信号を音声信号として出力するよう構成したことを
    特徴とするディジタル自動車・携帯電話システム。
  2. 【請求項2】 前記監視センタは、外部指示に応じた無
    線基地局における回線接続状況を示す監視画面を表示す
    るよう構成したことを特徴とする請求項1記載のディジ
    タル自動車・携帯電話システム。
  3. 【請求項3】 前記監視センタは、外部指示に応じて前
    記モニタ手段でモニタする通話中の回線を特定するため
    の指示信号を前記モニタ手段に出力する出力手段を含む
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のディジ
    タル自動車・携帯電話システム。
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