JPH0641401Y2 - 信号合成回路における制御回路 - Google Patents
信号合成回路における制御回路Info
- Publication number
- JPH0641401Y2 JPH0641401Y2 JP14727786U JP14727786U JPH0641401Y2 JP H0641401 Y2 JPH0641401 Y2 JP H0641401Y2 JP 14727786 U JP14727786 U JP 14727786U JP 14727786 U JP14727786 U JP 14727786U JP H0641401 Y2 JPH0641401 Y2 JP H0641401Y2
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- JP
- Japan
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- circuit
- signal
- switch
- switch control
- failure
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は信号合成回路における制御回路に関し、特にマ
イクロ波通信におけるベースバンド信号を合成する信号
合成回路への入力信号に障害が発生したときの信号出力
の制御を行う制御回路に関する。
イクロ波通信におけるベースバンド信号を合成する信号
合成回路への入力信号に障害が発生したときの信号出力
の制御を行う制御回路に関する。
従来、この種の信号合成回路は第2図に示すようになっ
ていた。
ていた。
第2図は従来の信号合成回路の一例を示す回路図であ
る。第2図において、21,22はそれぞれNo.1,No.2信号の
入力端子、23は合成信号の出力端子、1,2は受信機、3,4
はそれぞれNo.1,No.2信号の伝播障害の検出判定結果を
出力する伝播障害判定回路、5,6はそれぞれの回線の回
線障害の検出判定結果を出力する回線障害判定回路、7,
8は信号合成時のインピーダンス調整回路、9,10,11,12
はスイッチ回路、13はスイッチ回路9,11のスイッチ制御
回路、14はスイッチ回路10,12のスイッチ制御回路、15
は伝播障害判定回路3,4および回線障害判定回路5,6から
の出力情報に基づいてスイッチ制御回路13,14にスイッ
チ回路の切替指示を行う切替判定回路である。
る。第2図において、21,22はそれぞれNo.1,No.2信号の
入力端子、23は合成信号の出力端子、1,2は受信機、3,4
はそれぞれNo.1,No.2信号の伝播障害の検出判定結果を
出力する伝播障害判定回路、5,6はそれぞれの回線の回
線障害の検出判定結果を出力する回線障害判定回路、7,
8は信号合成時のインピーダンス調整回路、9,10,11,12
はスイッチ回路、13はスイッチ回路9,11のスイッチ制御
回路、14はスイッチ回路10,12のスイッチ制御回路、15
は伝播障害判定回路3,4および回線障害判定回路5,6から
の出力情報に基づいてスイッチ制御回路13,14にスイッ
チ回路の切替指示を行う切替判定回路である。
なお、上記の伝播障害とは、受信入力レベルが低下しS/
Nが劣化して回線の品質を確保できない状態となること
であり、回線障害とは、例えば回線監視用パイロット信
号が断となるような状態を指す。
Nが劣化して回線の品質を確保できない状態となること
であり、回線障害とは、例えば回線監視用パイロット信
号が断となるような状態を指す。
また、破線で囲まれたブロックA,B,C,Dは分割の単位
で、いずれかの回路が故障した場合に、このブロック単
位で交換が可能であることを示している。
で、いずれかの回路が故障した場合に、このブロック単
位で交換が可能であることを示している。
続いて、例えば切替判定回路15が故障した場合のこの従
来例の動作について説明する。機器の故障は極く稀にし
か起こらず、例えば回線障害判定回路5と切替判定回路
15とが同時に故障となるような機器の二重障害の発生確
率はほとんど零であるが、電波伝播による障害は地域に
よっては頻繁に発生するので機器障害と電波伝播による
障害との二重障害の発生確率は必ずしも零ではない。
来例の動作について説明する。機器の故障は極く稀にし
か起こらず、例えば回線障害判定回路5と切替判定回路
15とが同時に故障となるような機器の二重障害の発生確
率はほとんど零であるが、電波伝播による障害は地域に
よっては頻繁に発生するので機器障害と電波伝播による
障害との二重障害の発生確率は必ずしも零ではない。
ここで、切替判定回路15が故障したのでブロックCを装
置から取り出している間にNo.1信号にフェージングが発
生したものとすれば、伝播障害判定回路3は受信機1を
通したNo.1信号の伝播障害を検出判定し、S/Nのアラー
ム信号をブロックCに送出する。しかしブロックCが実
装されていないためスイッチ制御回路13,14が働かな
い。
置から取り出している間にNo.1信号にフェージングが発
生したものとすれば、伝播障害判定回路3は受信機1を
通したNo.1信号の伝播障害を検出判定し、S/Nのアラー
ム信号をブロックCに送出する。しかしブロックCが実
装されていないためスイッチ制御回路13,14が働かな
い。
上述した従来の信号合成回路では、例えば切替判定回路
が故障中に伝播障害が発生したときスイッチ制御回路が
働かないのでスイッチ回路が動作しない。したがって出
力信号のS/Nは極めて劣化するという問題点があった。
が故障中に伝播障害が発生したときスイッチ制御回路が
働かないのでスイッチ回路が動作しない。したがって出
力信号のS/Nは極めて劣化するという問題点があった。
本考案によれば、各入力信号の伝播障害を判定する伝播
障害判定回路と、前記各入力信号の回線障害を判定する
回線障害判定回路と、前記伝播障害判定回路および回線
障害判定回路の出力に基づいて出力切替えを判定する切
替判定回路と、この切替判定回路の出力を入力するスイ
ッチ制御回路と、このスイッチ制御回路に制御されて前
記入力信号を切替え出力するスイッチ回路とを備え、前
記スイッチ回路の開,閉により複数の前記入力信号の合
成または分離選択を行う信号合成回路において、前記切
替判定回路が実装されているときは前記切替判定回路の
出力を前記スイッチ制御回路に入力して前記スイッチ回
路を制御し、前記切替判定回路が実装されていないとき
は前記各伝播障害判定回路の出力を前記各スイッチ制御
回路に入力して前記スイッチ回路を制御する回路を有す
ることを特徴とする信号合成回路における制御回路が得
られる。
障害判定回路と、前記各入力信号の回線障害を判定する
回線障害判定回路と、前記伝播障害判定回路および回線
障害判定回路の出力に基づいて出力切替えを判定する切
替判定回路と、この切替判定回路の出力を入力するスイ
ッチ制御回路と、このスイッチ制御回路に制御されて前
記入力信号を切替え出力するスイッチ回路とを備え、前
記スイッチ回路の開,閉により複数の前記入力信号の合
成または分離選択を行う信号合成回路において、前記切
替判定回路が実装されているときは前記切替判定回路の
出力を前記スイッチ制御回路に入力して前記スイッチ回
路を制御し、前記切替判定回路が実装されていないとき
は前記各伝播障害判定回路の出力を前記各スイッチ制御
回路に入力して前記スイッチ回路を制御する回路を有す
ることを特徴とする信号合成回路における制御回路が得
られる。
次に、本考案について図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す信号合成回路の回路図
である。
である。
第1図において、従来例と同じ構成要素には第2図と同
じ符号を付して説明を省略する。本実施例は伝播障害判
定回路3および4の出力側がそれぞれ信号線31および32
によりスイッチ制御回路13および14の入力側に直接接続
されている点が従来例と異なっている。
じ符号を付して説明を省略する。本実施例は伝播障害判
定回路3および4の出力側がそれぞれ信号線31および32
によりスイッチ制御回路13および14の入力側に直接接続
されている点が従来例と異なっている。
続いて本実施例の動作について説明する。
例えば切替判定回路15の障害調査のためブロックCを取
り外している間にNo.1信号にフェージングが発生したも
のとすれば、伝播障害判定回路3が受信機1を通したN
o.1信号の伝播障害を検出判定してS/Nのアラーム信号を
送出すると、このアラーム信号はブロックCを通さずに
信号線31を通してスイッチ制御回路13,14に入力され
る。したがって、スイッチ制御回路13はスイッチ回路11
を開にし、スイッチ制御回路14はスイッチ回路10および
12を閉とすることにより、出力端子23にはフェージング
が発生していないNo.2信号が受信機2,スイッチ回路10,1
2を通して出力されるので出力信号のS/Nは良好である。
り外している間にNo.1信号にフェージングが発生したも
のとすれば、伝播障害判定回路3が受信機1を通したN
o.1信号の伝播障害を検出判定してS/Nのアラーム信号を
送出すると、このアラーム信号はブロックCを通さずに
信号線31を通してスイッチ制御回路13,14に入力され
る。したがって、スイッチ制御回路13はスイッチ回路11
を開にし、スイッチ制御回路14はスイッチ回路10および
12を閉とすることにより、出力端子23にはフェージング
が発生していないNo.2信号が受信機2,スイッチ回路10,1
2を通して出力されるので出力信号のS/Nは良好である。
なお、切替判定回路15は様様な条件によりスイッチ制御
回路13,14にスイッチ回路の切替制御を行わせるもので
あり、例えばNo.1,No.2信号の各受信入力レベルを監視
して両受信入力レベルの差が5dBを超えたときに受信レ
ベルの低い側のスイッチ回路をオフ(断)させるなど、
比較的複雑な障害時の切替判定も行う。スイッチ制御回
路13,14には信号線31,32の他に切替判定回路15からの信
号線30も接続されているが、スイッチ制御回路13,14で
は信号線30からの信号を信号線31,32からの信号よりも
優先して処理する。したがって、スイッチ制御回路13,1
4は切替判定回路15が実装されていないときのみ伝播障
害判定回路3,4により制御される。例えばNo.1,No.2信号
の両方にフェージングが発生したときは両方の回線品質
が使用に耐えない状態であるため、スイッチ回路11およ
びスイッチ回路12は同時にオフされる。
回路13,14にスイッチ回路の切替制御を行わせるもので
あり、例えばNo.1,No.2信号の各受信入力レベルを監視
して両受信入力レベルの差が5dBを超えたときに受信レ
ベルの低い側のスイッチ回路をオフ(断)させるなど、
比較的複雑な障害時の切替判定も行う。スイッチ制御回
路13,14には信号線31,32の他に切替判定回路15からの信
号線30も接続されているが、スイッチ制御回路13,14で
は信号線30からの信号を信号線31,32からの信号よりも
優先して処理する。したがって、スイッチ制御回路13,1
4は切替判定回路15が実装されていないときのみ伝播障
害判定回路3,4により制御される。例えばNo.1,No.2信号
の両方にフェージングが発生したときは両方の回線品質
が使用に耐えない状態であるため、スイッチ回路11およ
びスイッチ回路12は同時にオフされる。
以上説明したように本考案は、伝播障害判定回路の出力
を直接個個のスイッチ制御回路に入力することにより、
切替判定回路が故障した場合においてもS/N値の良好な
出力信号を得ることができるという効果がある。
を直接個個のスイッチ制御回路に入力することにより、
切替判定回路が故障した場合においてもS/N値の良好な
出力信号を得ることができるという効果がある。
第1図は本考案の一実施例を示す信号合成回路の回路
図、第2図は従来の信号合成回路の一例を示す回路図で
ある。 1,2…受信機、3,4…伝播障害判定回路、5,6…回線障害
判定回路、7,8…インピーダンス調整回路、9,10,11,12
…スイッチ回路、13,14…スイッチ制御回路、15…切替
判定回路、21,22…入力端子、23…出力端子、30,31,32
…信号線。
図、第2図は従来の信号合成回路の一例を示す回路図で
ある。 1,2…受信機、3,4…伝播障害判定回路、5,6…回線障害
判定回路、7,8…インピーダンス調整回路、9,10,11,12
…スイッチ回路、13,14…スイッチ制御回路、15…切替
判定回路、21,22…入力端子、23…出力端子、30,31,32
…信号線。
Claims (1)
- 【請求項1】各入力信号の伝播障害を判定する伝播障害
判定回路と、前記各入力信号の回線障害を判定する回線
障害判定回路と、前記伝播障害判定回路および回線障害
判定回路の出力に基づいて出力切替えを判定する切替判
定回路と、この切替判定回路の出力を入力するスイッチ
制御回路と、このスイッチ制御回路に制御されて前記入
力信号を切替え出力するスイッチ回路とを備え、前記ス
イッチ回路の開,閉により複数の前記入力信号の合成ま
たは分離選択を行う信号合成回路において、前記切替判
定回路が実装されているときは前記切替判定回路の出力
を前記スイッチ制御回路に入力して前記スイッチ回路を
制御し、前記切替判定回路が実装されていないときは前
記各伝播障害判定回路の出力を前記各スイッチ制御回路
に入力して前記スイッチ回路を制御する回路を有するこ
とを特徴とする信号合成回路における制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14727786U JPH0641401Y2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | 信号合成回路における制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14727786U JPH0641401Y2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | 信号合成回路における制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6355638U JPS6355638U (ja) | 1988-04-14 |
JPH0641401Y2 true JPH0641401Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=31060495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14727786U Expired - Lifetime JPH0641401Y2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | 信号合成回路における制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641401Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-25 JP JP14727786U patent/JPH0641401Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6355638U (ja) | 1988-04-14 |
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