JPH07211128A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH07211128A
JPH07211128A JP6006131A JP613194A JPH07211128A JP H07211128 A JPH07211128 A JP H07211128A JP 6006131 A JP6006131 A JP 6006131A JP 613194 A JP613194 A JP 613194A JP H07211128 A JPH07211128 A JP H07211128A
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Yoshimitsu Hiratomo
喜光 平伴
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】インバ−タケ−スを小型にし、端子雑音を小さ
くする。 【構成】1側面を開口としたブロックケ−ス1と、開口
に装着された蓋2と、ブロックケ−ス1の上部外壁に一
体に設けられた配線ダクト用プラグ3と、蓋に取り付け
られたインバ−タブロック4と、ブロックケ−スの下部
に設けられた灯具5とよりなり、配線ダクト用プラグ3
に接続された入力リ−ド線9と灯具5に接続された出力
リ−ド線10とに接続されたインバ−タブロックを蓋2
に取り付け、この蓋をブロックケ−ス1に装着させたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスポット照明等に使用さ
れる照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、店舗照明などでスポット照明が多
用されているが、そのなかでも、低電圧のハロゲン電球
を用いたスポット照明は、光源が点光源に近いため光の
指向性が高く、目的毎に自由に配光が選べるので需要が
高まっている。また、店舗という環境がら周期的に照明
設計を変える必要から配線ダクトを用いた照明器具が使
用されており、この配線ダクトは長手方向に一対の給電
レールと、電気機器取り付け用の溝を有しており、照明
器具も配線ダクト用プラグを具備して配線ダクトに着脱
可能な構成とされている。
【0003】スポット照明に使用される低電圧のハロゲ
ン電球は、ランプ電圧が低く、例えば、12V であり、商
用の100 Vで点灯できないため降圧トランスが必要であ
る。しかし、鉄心に銅線を巻回して構成したトランスを
用いた降圧トランスでは、重量的に重く、また大きくな
るといった欠点から、現在では、インバータ回路を用い
た、いわゆる電子トランスが普及している。
【0004】図5は従来の照明器具を示すものであり、
その照明器具は、主としてブロックケース1と、ブロッ
クケース1の蓋2と、配線ダクト用プラグ3と、電子ト
ランスであるインバータブロック4及び、ブロックケー
ス1の下部にパイプ5により連結された灯具6とを備え
て構成されている。
【0005】ブロックケース1は、上面を開口1cとし
た、インバータブロック4を収納する有底の箱状のもの
であり、その底部には孔が設けられ、この孔を中心とし
て対称位置にインバータブロック4を載置する円柱状の
支持台1aが設けられ、この支持台1aの先端には、取
り付けビス7と螺合するネジ孔1bが設けられている。
【0006】蓋2は、前記ブロックケース1の開口1c
に装着される概略板状のものであり、その一面側に突出
して配線ダクト用プラグ3が一体に設けられ、この配線
ダクト用プラグ3の両側にブロックケース1の支持台1
aと対向する位置に取り付けビス7の挿通孔2aが設け
られている。また、蓋2の両端近傍の他面側に突出し
て、配線ダクト用プラグ3と接続された接続端子2bが
設けられている。
【0007】配線ダクト用プラグ3は、上述のように蓋
2に設けられ、配線ダクトの電気機器取り付け用の溝と
係合し回転することにより着脱出来る突起部3aと、一
端が配線ダクトの一対の給電レールに接触して集電しイ
ンバータブロックに給電する接触子3bとを備え、この
接触子3bの他端は前記蓋2に設けた接続端子2bと接
続されている。
【0008】インバータブロック4は、板状の長方形の
プリント回路基板8に電子部品を実装してランプの点灯
回路を形成したものであり、プリント回路基板8には、
インバータブロック4をブロックケース1に取り付ける
ために、2個の取り付けビス7の挿通孔8aが設けら
れ、プリント回路基板8の長辺には蓋2の接続端子2b
を挿通する矩形の切り欠き8bが設けられ、プリント回
路基板8の両端の短辺には入力端子部4aと出力端子部
4bが設けられている。また、入力端子部4aには、一
端が蓋2の接続端子2bと接続された入力リード線9の
他端が接続され、出力端子部4bには,一端がパイプ5
を挿通して灯具6に接続された出力リード線10の他端
が接続されている。
【0009】一般に、高周波電流が流れるリード線部を
有する照明器具においては、高周波電流が流れる部分を
短くして輻射雑音を減らしたり、器具内でのリード線の
自由度をなくして入力側と出力側のリード線の距離を一
定以上確保し、高周波電流の誘導による端子雑音を抑制
するという観点から、高周波電流が流れるリード線部分
を短くするのが望ましい。そこで、図7に示すように、
出力端子部4bをプリント回路基板8の中央部に配設
し、器具内の出力リード線10を短くすることも考えら
れるが、そのようにすると、図8に示すように出力リー
ド線10とインバータブロック4の出力端子部4bの半
田付け作業時に、半田ゴテ11の導入範囲Aが狭くな
り、半田付け作業がしにくくなるため、出力端子部4b
を上述のようにプリント回路基板8の一端部近傍に設け
られるのが一般的であった。
【0010】このように構成された照明器具において
は、インバータブロック4の取り付けは、インバータブ
ロック4をブロックケース1の支持台1aに載置し、こ
のインバータブロック1の上部に蓋2を載せ、取り付け
ビス7を蓋2の挿通孔2aとインバータブロック4の挿
通孔8aとに挿通して支持台1aの先端に設けたネジ孔
1bに螺合させてなされる。したがって、インバータブ
ロック4は、その外形が蓋2と略同寸とされている。
【0011】図11は従来の別の照明器具を示すもので
あり、前記従来例と異なる点はブロックケース1と蓋2
であり、他は前記従来例と同様に構成されている。
【0012】ブロックケース1は、上面と一側面とを連
続させて開口1cとしたものであり、蓋2は、ブロック
ケース1の開口1cを塞ぐように、その断面がL字状と
され、蓋2の上面2bには配線ダクト用プラグ3が一体
に設けられている。また、この配線ダクト用プラグ3の
両側には、ブロックケース1の支持台1aと対向する位
置に取り付けビス7の挿通孔2aが設けられ、側面2c
には、インバータブロック4が取り付けられている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例では、照明器具を小型化をしようとするには、イ
ンバータブロック寸法を小さくする必要があったが、プ
リント回路基板8に設けた挿通孔8aと切り欠き8bが
デッドスペースとなり、小型化の妨げになるという問題
があった。
【0014】また、図9、図10に示すように、出力リ
ード線10が長くなった場合には、照明器具の組立時に
ブロックケース1とインバータブロック4とを離すこと
ができて半田ゴテ11の導入範囲Bが広くなり、出力リ
ード線10をインバータブロック4の出力端子部4bに
半田付けする作業がやり易くなるが、反面、照明器具内
での出力リード線10の自由度が増すと、出力リード線
10と入力リード線9との距離nが短くなることがあ
り、高周波電流の誘導による端子雑音が高くなったりす
る問題があった。
【0015】さらには、ブロックケース1と、インバー
タブロック4及び灯具6との重量を配線ダクト用プラグ
3だけで保持せねばならず、灯具6は照射方向を変える
ために回転されるので、配線ダクト用プラグ3にトルク
が掛かる。一方、配線ダクト用プラグ3は蓋2に一体に
形成されているので、ブロックケース1と蓋2はしっか
りと固定する必要があり、配線ダクト用プラグ3を中心
に両側の対称位置で取り付けビス7により蓋2をブロッ
クケース1にネジ止めしている。
【0016】しかし、灯具5の照射方向を変えるために
灯具5が回転されたり、灯具の位置を変えるために照明
器具が着脱されたりするために、取り付けビス7が緩む
という問題もあった。
【0017】また、上記の別の従来例においては、プリ
ント回路基板8に切り欠き8bを設ける必要はないもの
の、そのほかにおいては、上記の従来例と同様の問題点
があった。
【0018】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、ブロックケースを
小型にし、端子雑音を小さくした照明器具の提供にあ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明にあっては、一側面を開口とし
たブロックケースと、この開口に装着された蓋と、前記
ブロックケースの上部外壁に設けられた配線ダクト用プ
ラグと、前記ブロックケースに収納されたインバータブ
ロックと、このブロックケースの下部に取り付けられた
灯具とを有する照明器具であって、前記インバータブロ
ックを前記蓋に取り付けたものである。
【0020】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記ブロックケースの内側上面に配線ダクト用プラグに接
続された第1の接続端子部を設けると共に、前記ブロッ
クケースの内側下面に前記灯具に接続された第2の接続
端子部を設け、前記インバータブロックの前記第1の接
続端子部と第2の接続端子部に対向する位置に、それぞ
れ前記第1の接続端子部と第2の接続端子部に嵌合する
入力端子部と出力端子部を設け、前記蓋をブロックケー
スに装着することにより、前記第1の接続端子部と入力
端子部、及び、前記第2の接続端子部と出力端子部を、
それぞれ嵌合させたものである。
【0021】また、請求項3記載の発明にあっては、前
記ブロックケースの開口と対向した側面に別の開口を設
け、この別の開口に、その別の開口を塞ぐ遮蔽板を装着
したものである。
【0022】
【作用】請求項1記載の発明にあっては、ブロックケー
スの一側面を開口とし、この開口にインバータブロック
を取り付けた蓋を装着したので、インバータブロックの
プリント回路基板に設けた接続端子を挿通する切り欠き
や取り付けビスを挿通する挿通孔が不要となり、プリン
ト回路基板の小型化がはかれる。したがって、インバー
タブロックが小型になり、インバータブロックを収納し
たブロックケースが小型になる。
【0023】また、インバータブロックを、ブロックケ
ースの一側面に装着した蓋に取り付けているので、配線
ダクト用プラグと接続されたインバータブロックの入力
側のリード線と、灯具と接続されたインバータブロック
の出力側のリード線とが近接しにくくなり、高周波電流
の誘導による端子雑音が低くなる。
【0024】請求項2記載の発明にあっては、ブロック
ケースの内側上面に配線ダクト用プラグと接続された第
1の接続端子部を設けると共に、前記ブロックケースの
内側下面に前記灯具に接続された第2の接続端子部を設
け、前記インバータブロックの前記第1の接続端子部と
第2の接続端子部に対向する位置に、それぞれ前記第1
の接続端子部と第2の接続端子部に嵌合する入力端子部
と出力端子部を設け、前記蓋をブロックケースに装着す
ることにより、前記第1の接続端子部と入力端子部、及
び、前記第2の接続端子部と出力端子部を、それぞれ嵌
合させたので、蓋の装着と同時に、インバータブロック
と配線用プラグ、及び、インバータブロックと灯具との
電気的接続がなされ、照明器具の組立が容易となる。
【0025】また、配線ダクト用プラグと第1の接続端
子部とを接続した入力リード線と、灯具と第2の接続端
子部とを接続した出力リード線とは、各接続端子部に取
り付けられ近接しないので、高周波電流の誘導による端
子雑音がさらに低くなる。
【0026】請求項3記載の発明にあっては、ブロック
ケースのインバータブロックを取り付けた蓋を装着した
開口と対向した側面に、別の開口を設け、この別の開口
に遮蔽板を設けているので、遮蔽板を外すことにより、
ブロックケースの第1の接続端子部とインバータブロッ
クの入力端子部との勘合状態及び第2の接続端子部とイ
ンバータブロックの出力端子部との嵌合状態を見ながら
蓋の装着ができるので、蓋の装着が容易になると共にイ
ンバータブロックの保守が容易になる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1に従って
説明する。図1に示す照明器具は主として、ブロックケ
ース1と、蓋2と、配線ダクト用プラグ3と、インバー
タブロック4と、灯具5とよりなる。
【0028】ブロックケース1は、絶縁材料製で、ブロ
ックケース1の一側面を開口1cとし,開口1c端の内
側の上端面1dと下端面1eとに二対の凹部1fを設け
ており、ブロックケース1の上部外壁1gには配線ダク
ト用プラグ3を一体に設け、ブロックケース1の底面1
hには出力リード線10を挿通する孔1iを設け、この
孔1iが設けられた底面1hにはパイプ10が固着され
ている。また、そのパイプ10の下端には、灯具5が取
り付けられている。
【0029】蓋2は、絶縁材料製で、前記ブロックケー
ス1の側面の開口1cに装着される板状のものであり、
両端面2dに、ブロックケース1の凹部1fと嵌合する
二対の凸部2eを設けており、蓋2の凸部2eをブロッ
クケース1の凹部1fに装着することにより、蓋2はブ
ロックケース1に取り付けられる。
【0030】配線ダクト用プラグ3は、配線ダクトの電
気機器取り付け用の溝に係合し、回転することにより着
脱出来る突起部3aと、配線ダクトの一対の給電レール
に接触して集電しインバータブロックに給電する接触子
3bとを有している。
【0031】インバータブロック4は、長方形のプリン
ト回路基板8にランプを点灯する電子回路を形成したも
のであり、このプリント回路基板8の一方の長辺には入
力端子部4aを有し、この入力端子部4aには、一端が
配線ダクト用プラグ3の接触子3bと接続された入力リ
ード線9の他端が接続されており、プリント回路基板8
の他方の長辺には出力端子部4bを有し、この出力端子
部4bには、一端が灯具5と接続された出力リード線1
0の他端が接続されている。
【0032】インバータブロック4の取り付けは、入力
リード線9と出力リード線10とを、それぞれインバー
タブロック4の入力端子部4aと出力端子部4bとに接
続した後蓋2に接着し、蓋2をブロックケース1に取り
付けてなされる。
【0033】以上のように、インバータブロック4を、
ブロックケース1の一側面に設けた開口1cに装着した
蓋2に取り付けたので、接続端子2b用の切り欠き8b
と取り付けビス7用の挿通孔8aが不要となり、インバ
ータブロック4が小型になり、インバータブロック4を
収納したブロックケース1が小型となるため、照明器具
の小型化が図れる。
【0034】また、インバータブロック4の上端の入力
端子部4aには入力リード線9が接続され、インバータ
ブロック4の下端の出力端子部4bには出力リード線8
が接続されているので、入力リード線9と出力リード線
10とが近接しにくくなり、端子雑音を防止出来る。
【0035】さらに、ブロックケース1の一側面を開口
1cとし、この開口1cの凹部1fに蓋2の凸部2eを
装着して蓋2を固定したので、蓋2の取り付けに取り付
けビス7が不要となり、組立の作業能率を上げることが
出来る。
【0036】本発明の第2の実施例を図2、図3に従っ
て説明する。同図に示す照明器具の、前記第1の実施例
と異なる点は、ブロックケース1とインバータブロック
4であり、他は前記第1の実施例と同様に構成されてい
る。
【0037】ブロックケース1は第1の実施例のブロッ
クケース1の内部上面1dに入力リード線9と接続され
た第1の接続端子部である凸状コネクター12を設け、
下面1hに出力リード線10と接続された第2の接続端
子部である凸状コネクター13を配設したものであり、
蓋2に取り付けられたインバータブロック4には、ブロ
ックケース1の凸状コネクター12と対向して,凸状コ
ネクター12と嵌合する入力端子部である凹状コネクタ
ー4aが設けられ、ブロックケース1の凸状コネクター
13と対向して,凸状コネクター13と嵌合する出力端
子部である凹状コネクター4bが設けられており、蓋2
をブロックケース1に装着することにより、ブロックケ
ース1の凸状コネクター12、13にインバータブロッ
ク4の凹状コネクター4a、4bがそれぞれ挿入されて
接続される。
【0038】したがって、第1の実施例の効果に加え
て、蓋2を装着することにより、配線ダクト用プラグ3
とインバータブロック4、及びインバータブロック4と
灯具5との電気的接続が容易に出来、照明器具の組立が
容易となる。
【0039】本発明の第3の実施例を図4に従って説明
する。図4に示す照明器具は、第2の実施例のブロック
ケース1の開口1cと対向した側面に別の開口1jを設
け、この別の開口1jに遮蔽板14を装着したものであ
り、他は前記第2の実施例と同様に構成されている。
【0040】別の開口1jと、遮蔽板14は、それぞ
れ、開口1c及び蓋2と略同形状であり、遮蔽板14は
蓋2と同様の方法で、ブロックケース1の別の開口1j
ni装着される。
【0041】したがって、第2の実施例と同様の効果を
奏するうえに、ブロックケース1の開口1cと対向した
側面に別の開口1jを設け、この別の開口1jに遮蔽板
14を装着したので、遮蔽板14を外すことにより、ブ
ロックケース1の凸状コネクター12、13とインバー
タブロック4の凹状コネクター4a、4bとの嵌合状態
を見ながらコネクターの結合が出来蓋2の装着が容易に
なる。
【0042】なお、前記第1の実施例においては、開口
1cを一側面に設けたブロックケース1を例示したが、
本発明はこれに限らず、その開口1cと対向する側面に
別の開口1jを設けたものであっても良く、また、イン
バータブロック4の蓋2への取り付けは、接着によるも
ののほか、ビスによる取り付け、或いは、蓋2に段付き
の突出部を設け、段部に係合させたもの等、どのような
方法によるものであっても良い。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、ブロッ
クケースの一側面を開口とし、この開口にインバータブ
ロックを取り付けた蓋を装着したので、インバータブロ
ックのプリント回路基板に設けた接続端子を挿通する切
り欠きや取り付けビスを挿通する挿通孔が不要となり、
プリント回路基板の小型化がはかれる。したがって、イ
ンバータブロックを収納したブロックケースが小型とな
り、照明器具の小型化がはかれる。
【0044】また、インバータブロックを、ブロックケ
ースの一側面に装着した蓋に取り付けているので、配線
ダクト用プラグと接続されたインバータブロックの入力
側のリード線と、灯具と接続されたインバータブロック
の出力側のリード線とが近接しにくくなり、高周波電流
の誘導による端子雑音が低くなる。
【0045】請求項2記載の発明にあっては、ブロック
ケースの内側上面に配線ダクト用プラグと接続された第
1の接続端子部を設けると共に、前記ブロックケースの
内側下面に前記灯具に接続された第2の接続端子部を設
け、前記インバータブロックの前記第1の接続端子部と
第2の接続端子部に対向する位置に、それぞれ前記第1
の接続端子部と第2の接続端子部に嵌合する入力端子部
と出力端子部を設け、前記蓋をブロックケースに装着す
ることにより、前記第1の接続端子部と入力端子部、及
び、前記第2の接続端子部と出力端子部を、それぞれ嵌
合させたので、蓋の装着と同時に、インバータブロック
と配線用プラグ、及び、インバータブロックと灯具との
電気的接続がなされ、請求項1記載の発明の効果に加え
て、組立が容易になる。
【0046】また、配線ダクト用プラグと第1の接続端
子部とを接続した入力リード線と、灯具と第2の接続端
子とを接続した出力リード線とは、各接続端子部に取り
付けられて近接しないので、高周波電流の誘導による端
子雑音がさらに低くなる。
【0047】請求項3記載の発明にあっては、ブロック
ケースのインバータブロックを取り付けた蓋を装着した
開口と対向した側面に別の開口を設け、この別の開口に
遮蔽板を設けているので、遮蔽板を外すことにより、ブ
ロックケースの第1の接続端子部とインバータブロック
の入力端子部との勘合状態及び第2の接続端子部とイン
バータブロックの出力端子部との嵌合状態を見ながら蓋
の装着ができるようになり、請求項1記載又は請求項2
記載の発明の効果に加えて、蓋の装着が容易になると共
にインバータブロックの保守が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す要部分解斜視図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施例を示す要部分解側面図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施例を示す要部側面図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施例を示す要部分解側面図で
ある。
【図5】従来例の分解斜視図である。
【図6】従来例のプリント回路基板の平面図である。
【図7】従来例の要部断面図である。
【図8】従来例の半田付け作業時の正面図である。
【図9】従来例の別の要部断面図である。
【図10】従来例の別の半田付け作業時の正面図であ
る。
【図11】別の従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ブロックケース 1c 開口 1j 別の開口 2 蓋 3 配線ダクト用プラグ 4 インバータブロック 5 灯具 11 遮蔽板 12 第1の接続端子部 13 第2の接続端子部 14 入力端子部 15 出力端子部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側面を開口としたブロックケースと、
    この開口に装着された蓋と、前記ブロックケースの上部
    外壁に設けられた配線ダクト用プラグと、前記ブロック
    ケースに収納されたインバータブロックと、このブロッ
    クケースの下部に取り付けられた灯具とを有する照明器
    具であって、前記インバータブロックを前記蓋に取り付
    けたことを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 前記ブロックケースの内側上面に配線ダ
    クト用プラグに接続された第1の接続端子部を設けると
    共に、前記ブロックケースの内側下面に前記灯具に接続
    された第2の接続端子部を設け、前記インバータブロッ
    クの前記第1の接続端子部と第2の接続端子部に対向す
    る位置に、それぞれ前記第1の接続端子部と第2の接続
    端子部に嵌合する入力端子部と出力端子部を設け、前記
    蓋をブロックケースに装着することにより、前記第1の
    接続端子部と入力端子部、及び、前記第2の接続端子部
    と出力端子部を、それぞれ嵌合させたことを特徴とする
    請求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 前記ブロックケースの開口と対向した側
    面に別の開口を設け、この別の開口に、その別の開口を
    塞ぐ遮蔽板を装着したことを特徴とする請求項1、又は
    請求項2記載の照明器具。
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