JPH1074417A - 照明装置 - Google Patents
照明装置Info
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- JPH1074417A JPH1074417A JP23118396A JP23118396A JPH1074417A JP H1074417 A JPH1074417 A JP H1074417A JP 23118396 A JP23118396 A JP 23118396A JP 23118396 A JP23118396 A JP 23118396A JP H1074417 A JPH1074417 A JP H1074417A
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Abstract
的に吸収できる照明装置を提供すること。 【解決手段】 導電金属材料によって形成された一面開
口の箱体2と、この箱体2の内方に設けた照明ランプ3
と、この照明ランプ3と箱体2の底面との中間に設けた
反射板4と、前記開口に導電性を有するルーバー5を配
したルーバー枠6と、商用電源を入力として前記照明ラ
ンプを高周波点灯するためのインバータ回路とを備えた
照明装置において、前記ルーバー5と箱体2に設けられ
ている接地手段とを、箱体2を介さずに電気的に接続す
る。
Description
特にインバータ回路によって照明ランプを点灯する照明
装置に関する。
るインバータ回路を備えた照明装置である照明器具にお
いて、照明ランプから発生する電磁波ノイズ対策とし
て、例えば、実開昭61−176713等に開示された
ものがある。
材料によって形成された一面開口の箱体2と、この箱体
2の内方に設けた照明ランプ3と、この照明ランプ3と
箱体2の底面との中間に設けた反射板4と、前記開口に
導電性を有するルーバー5を配したルーバー枠6と、商
用電源を入力として照明ランプ3を高周波点灯するため
の図示しないインバータ回路とを備えている。
照明器具1の下方の開口部に取り付けられるルーバー枠
6に固着されている導電性を有する材料で形成されたバ
ネ受け具9aに取り付けられる、導電性を有する材料で
形成されて下方へ弾性付勢するバネ9の下端によってそ
の上面が押圧される。そして、係止片9b及び略V字状
を有している係合ばね9cを介して箱体2に設けられて
いる係止手段である折曲部2dに電気的に接続される。
箱体2の底部である上面には接地手段としての図示しな
い接地端子が一体に設けられており、従って、ルーバー
5は、箱体2を介して商用電源の接地端子に接続され、
電磁波ノイズの空中への放射が防止するようになってい
る。
バー5とルーバー枠6との電気的な接続は、バネ9の押
圧力によって決まるもので、多くは点接触となり不安定
なものであった。従って、照明ランプから発生する電磁
波ノイズにおいて、高い周波数領域のノイズの低減効果
は達成できるものの、50KHzから大略150KHz
までの比較的低い帯域の周波数の電界ノイズについては
低減効果が発揮できないものであった。そして、照明ラ
ンプから発せられる低い帯域の周波数の電界ノイズによ
り、例えば上記の周波数を利用するワイアレスインター
ホン装置などの無線通信機器に対して雑音障害を及ぼす
ことがあった。
で、その目的とするところは、照明ランプから発生する
電磁波ノイズを効果的に吸収できる照明装置を提供する
ことにある。
に、請求項1記載の照明装置は、導電金属材料によって
形成された一面開口の箱体と、この箱体の内方に設けた
照明ランプと、この照明ランプと前記箱体の底面との中
間に設けた反射板と、前記開口に導電性を有するルーバ
ーを配したルーバー枠と、商用電源を入力として前記照
明ランプを高周波点灯するためのインバータ回路とを備
えた照明装置において、前記ルーバーと前記箱体に設け
られている接地手段とを、前記箱体を介さずに電気的に
接続している。これにより、ルーバーが直接に接地手段
に接続されて接地されるものとなる。
1記載のルーバーは、該ルーバーを構成する素片どうし
と前記接地手段と電気的に接続するルーバー接続手段を
有することとしている。これにより、ルーバーを構成す
る素片どうしが多点にて電気的に接続されるものとな
る。
属材料によって形成された一面開口の箱体と、この箱体
の内方に設けた照明ランプと、この照明ランプと前記箱
体の底面との中間に設けた反射板と、前記開口部に導電
性を有するルーバーを配したルーバー枠と、商用電源を
入力として前記照明ランプを高周波点灯するためのイン
バータ回路とを備えた照明装置において、前記ランプ接
続線は、前記インバータ回路及び平行に配した2本の前
記照明ランプのそれぞれの両端のフィラメント間を、通
電電流の方向が互いに逆方向となるよう接続している。
これにより、ランプ接続線への通電電流による電磁波ノ
イズが互いに相殺するものとなる。
3記載の反射板を導電性を有するものとして、前記照明
ランプ及び前記ランプ接続線によって形成される面に略
平行に配している。これにより、ランプ接続線と照明ラ
ンプとの閉ループの通電電流による電磁波ノイズが反射
板を介して相殺されるものとなる。
の形態を図1乃至図7に基づいて説明する。
態の下方から見た斜視図である。図2は、図1に示す照
明装置の反射板を外した状態の下方から見た斜視図であ
る。図3は、図1に示す照明装置のルーバー接続手段の
部分拡大図である。図4は、図1に示す照明装置のルー
バー接続手段の斜視図である。図5は、図1に示す照明
装置の側面断面図で、(a)は全体断面図、(b)はそ
のルーバー接続手段の部分拡大図である。図6は、図1
に示す照明装置の点灯回路を示す回路構成図である。図
7は、図1に示す照明装置によるノイズ低減効果比較表
である。
3と、反射板4と、ルーバー5と、ルーバー枠6と、点
灯回路7と、接続ばね8と、を有して形成される。
口の箱体で、鋼板材料などの導電金属材料により、照明
ランプ3を収納できる程度の長さ寸法と、照明ランプ3
の所定本数を所定間隔を隔てて収納する幅寸法とを持っ
た略長方形状に形成されている。そして、この長方形状
の短辺の内壁に照明ランプ3の給電端子を挿入するラン
プソケット2aと、長辺の内壁に後述するルーバー接続
手段を形成する係合バネ6dを係合する係合金具2b
と、底面にこの係合金具2bと銅箔テープ2eによって
電気的に接続される接地端子2cと、電源端子2dとを
有している。ランプソケット2aは、後述する点灯回路
7とランプ接続線7aにより接続され、照明ランプ3に
高周波交流電圧を印加する。係合金具2bは、係合バネ
6dのV字状の中間部を挿入する切り欠き部2b1と、
係合するバネ挿入孔2b2とを有し、銅箔テープ2eを
上面から押圧するようにして箱体2の内壁に固着されて
いる。
で、箱体2に設けられたランプソケット2aに点灯回路
7と2本を単位として所定本数接続され、後述する点灯
回路7により大略50KHzの高周波交流によって点灯
される。この照明ランプ3からは、高周波点灯されるこ
とによって大略50KHzから大略100MHzまでの
帯域にわたる電磁波ノイズが空中に放出されている。
る材料により、箱体2の長辺の長さと略等しい長さ寸法
でもって短辺と大略等しい幅寸法を有し、表面側に照明
ランプ3の光を反射する反射面を設けて形成される。こ
の反射板4は、長辺側に箱体2にネジにより固着される
ための雌ねじが刻設され、照明ランプ3と平行の略中間
に、後述する点灯回路7とランプソケット2aとを接続
するランプ接続線7aを配設するための配設溝4aが形
成され、箱体2の内方の大略中間位置に、照明ランプ3
及びランプ接続線7aによって形成される面に略平行に
配され固着されている。
を有する材料により、所定の厚さと所定の幅と後述する
箱体2の開口部の長さと略同一の長さ寸法を有し、該厚
さと略同一の幅と該幅の大略半分の長さの長手方向に直
交する切り欠きを所定間隔で有する長素片5aと、長素
片5aと同一の厚さと幅と箱体2の開口部の幅と略同一
の長さ寸法を有し、長素片5aと同様の切り欠きを所定
間隔で有する短素片5bと、を該切り欠きどうしを噛み
合わせて組み合わせ、井形状を縦横に連接した形状に形
成される。このルーバー5は、ニッケルメッキ処理など
による光沢を表面に有し、照明ランプ3の光の指向性を
制限する機能を有するとともに、前記の切り欠きどうし
を噛み合わせによって互いに電気的に接続される。
る材料により、箱体2と大略等しい長方形状の開口部6
aと、立壁部6bと、開口部6aの外周に周壁部6cと
を有して形成される。周壁部6cは、箱体2の内周壁に
設けられている係合金具2b係合するとともにルーバー
接続手段を形成する係合ばね6dを有し、ルーバー5の
短素片5bの両端を載置するための切り欠き部6eと、
係合バネ6dを係止するための係止片6gを係合する係
合孔6fとが形成されている。
ている。この接続ばね8は、箱体2に設けられている接
地手段に相当する接地端子2cとを、箱体2を介さずに
電気的に接続するルーバー接続手段に相当するもので、
ルーバー枠6の立壁部6bに並設されている。この接続
ばね8は、略L字状を有する長尺片の立壁部8aに、ル
ーバー5の短素片5bの端部を狭持するためルーバー枠
6の切り欠き部6eに対向して形成された折曲部8b
と、係合孔6fに対向して形成された開口部8cを形成
するよう折曲された折曲部8dとを有する。上記のルー
バー接続手段は、この接続バネ8と、係合バネ6dと、
前記係合金具2bと、例えば裏面に粘着性を有して適宜
前記箱体2の内面に固着可能な銅箔テープ2eとを介
し、ルーバー5と接地端子2c間を電気的に接続する。
してバネ性を有する材料により、箱体2の内周壁に設け
られた係合金具2bと弾性をもって接触するよう略V字
状を有し、円状部6d1と、箱体2に設けられた係合金
具2bに係合されるL字状の係合部6d2と、を有して
形成される。そして、円状部6d1に係止片6gを有し
てルーバー枠6の周壁部6cの係合孔6fと連結され、
係合部6d2にて箱体2とを連結されることによって、
ルーバー枠6が箱体2から離脱したときに落下するのを
防止するルーバー接続手段としての機能も実現してい
る。
流電圧を出力する蛍光ランプの点灯回路で、箱体2の内
方に収納され反射板4にてカバーされる。詳しくは、例
えば図6に示す他励式のインバータ点灯回路で、100
または200Vの商用電源電圧を直流に変換して、大略
50KHzの高周波交流に変換するインバータ回路であ
る。この点灯回路7は、前記照明ランプ3とはランプ接
続線7aによって接続されている。そして、この照明ラ
ンプ3とランプ接続線7aとは大略50KHzから10
0MHzの帯域にわたる電磁波ノイズを空中に放出する
が、この電磁波ノイズは、反射板を導電性を有するもの
とするとともに照明ランプ3及び前記ランプ接続線7a
によって形成される面に平行に配し、ランプ接続線7a
を通電電流の方向が互いに逆方向となるよう接続するこ
とによって図7のノイズ低減効果比較表に示すように大
幅に低減することが出来る。(基本波50KHz及び第
2高調波100kHzの帯域の電界ノイズに対しては大
略40dB以上すなわち1/100以上のノイズ低減効
果が確認された。)照明装置1は、以上の部材で構成さ
れ、その組み立ては箱体2に、まず、点灯回路7を取り
付け、ランプソケット2aを箱体2に取り付けた後点灯
回路7とランプソケット2aとを接続するランプ接続線
7aを、図2に示すように、通電電流の方向Aが互いに
逆方向となるよう所定の経路を介して接続する。次い
で、反射板4を箱体2にネジにて固着し、ランプ接続線
7aを、配設溝4aに配設し溝カバー4bを図示しない
係止手段にて係止する。なお、ランプ接続線7aは、そ
れぞれのランプ接続線からの電磁波ノイズの空中放射を
防止するために適宜撚り合わせた後配設しても良い。そ
して、照明ランプ3をランプソケット2aに挿入した
後、ルーバー5をルーバー枠6の上方より接続ばね8の
折曲部8bにてルーバー5の短素片5bの端部を狭持す
るよう載置し、次いで、ルーバー枠6を箱体2の下方開
口部から係合バネ6dを係合金具2bに係合することに
よって固定する。
ー5が直接に接地端子2cに接続されて接地されるもの
となるので、電磁波ノイズのシールド効果が従来のばね
により接続するものに比べてより向上する。また、ルー
バー5を構成する長素片5a及び短素片5bどうしが多
点にて電気的に接続されるものとなるので、シールド効
果がより確実に発揮される。また、ランプ接続線7aへ
の通電電流による電磁波ノイズが互いに相殺するものと
なるので、簡単な構成によってランプ接続線から空中へ
放射される電磁波ノイズを低下できる。また、ランプ接
続線7aと照明ランプ3との閉ループの通電電流による
電磁波ノイズが反射板4を介して相殺されるものとなる
ので、簡単な構成によって照明ランプから空中へ放射さ
れる電磁波ノイズをさらに低下できる。
照明装置1を、ルーバー接続手段を有し且つランプ接続
線を、通電電流の方向が互いに逆方向となるよう接続し
たものを例示して説明したが、本発明はそのもののみに
限定するものでなく、ランプ接続線を設ける形態につい
ては如何なるものであっても良い。また、照明ランプを
2本を有するものについて説明したが、本発明はそのも
のに限定するものでなく、例えば4本のものであっても
良い。
直接に接地手段に接続されて接地されるものとなるの
で、電磁波ノイズのシールド効果が従来のばねにより接
続するものに比べてより向上する。
1記載のものの効果に加え、、ルーバーを構成する素片
どうしが多点にて電気的に接続されるものとなるので、
シールド効果がより確実に発揮される。
接続線への通電電流による電磁波ノイズが互いに相殺す
るものとなるので、簡単な構成によってランプ接続線か
ら空中へ放射される電磁波ノイズを低下できる。
3記載のものの効果に加え、ランプ接続線と照明ランプ
との閉ループの通電電流による電磁波ノイズが反射板を
介して相殺されるものとなるので、簡単な構成によって
照明ランプ及びランプ接続線から空中へ放射される電磁
波ノイズをより低下できる。
ー枠を外した状態の下方から見た斜視図である。
方から見た斜視図である。
拡大図である。
る。
全体断面図、(b)はそのルーバー接続手段の部分拡大
図である。
図である。
表である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 導電金属材料によって形成された一面開
口の箱体と、この箱体の内方に設けた照明ランプと、こ
の照明ランプと前記箱体の底面との中間に設けた反射板
と、前記開口に導電性を有するルーバーを配したルーバ
ー枠と、商用電源を入力として前記照明ランプを高周波
点灯するためのインバータ回路とを備えた照明装置にお
いて、 前記ルーバーと前記箱体に設けられている接地手段と
を、前記箱体を介さずに電気的に接続したことを特徴と
する照明装置。 - 【請求項2】 前記ルーバーは、該ルーバーを構成する
素片どうしと前記接地手段と電気的に接続するルーバー
接続手段を有することを特徴とする請求項1記載の照明
装置。 - 【請求項3】 導電金属材料によって形成された一面開
口の箱体と、この箱体の内方に設けた照明ランプと、こ
の照明ランプと前記箱体の底面との中間に設けた反射板
と、前記開口部に導電性を有するルーバーを配したルー
バー枠と、商用電源を入力として前記照明ランプを高周
波点灯するためのインバータ回路とを備えた照明装置に
おいて、 前記ランプ接続線は、前記インバータ回路及び平行に配
した2本の前記照明ランプのそれぞれの両端のフィラメ
ント間を、通電電流の方向が互いに逆方向となるよう接
続したことを特徴とする照明装置。 - 【請求項4】 前記反射板を導電性を有するものとし
て、前記照明ランプ及び前記ランプ接続線によって形成
される面に略平行に配したことを特徴とする請求項3記
載の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23118396A JP3814884B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23118396A JP3814884B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1074417A true JPH1074417A (ja) | 1998-03-17 |
JP3814884B2 JP3814884B2 (ja) | 2006-08-30 |
Family
ID=16919633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23118396A Expired - Fee Related JP3814884B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3814884B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6443592B1 (en) | 1999-02-06 | 2002-09-03 | Wila Leuchten Ag | Luminaire having annular inner housing with detachable annular louver support element |
US7232239B2 (en) * | 2004-04-10 | 2007-06-19 | Trilux-Lenze Gmbh & Co. Kg | Ergonomic ceiling mounted lamp |
JP2009004328A (ja) * | 2007-06-25 | 2009-01-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 照明装置 |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP23118396A patent/JP3814884B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6443592B1 (en) | 1999-02-06 | 2002-09-03 | Wila Leuchten Ag | Luminaire having annular inner housing with detachable annular louver support element |
US7232239B2 (en) * | 2004-04-10 | 2007-06-19 | Trilux-Lenze Gmbh & Co. Kg | Ergonomic ceiling mounted lamp |
JP2009004328A (ja) * | 2007-06-25 | 2009-01-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 照明装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3814884B2 (ja) | 2006-08-30 |
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