JPH0721005Y2

JPH0721005Y2 - 撮像装置

Info

Publication number: JPH0721005Y2
Application number: JP1989037208U
Authority: JP
Inventors: 義雄石原; 伸一郎北田
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1989-03-29
Filing date: 1989-03-29
Publication date: 1995-05-15
Anticipated expiration: 2004-03-29
Also published as: JPH02128470U

Description

【考案の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本考案は電子カメラ、特に固体撮像素子を用いた電子カ
メラにおける回路の実装構造に関する。

（ロ）従来の技術従来の実装構造として、実開昭61-21176号公報［H04N5/
225］がある。ここでは、固体撮像素子を用いた電子カ
メラにおいて、所定の回路が形成されたフレキシブルな
回路シートをレンズ鏡箇部に巻き付けるように配置し、
レンズ鏡箇部の空間を有効利用し、小型実装を行なう技
術が示されている。

（ハ）考案が解決しようとする課題しかし乍ら、前記従来技術ではフレキシブルな回路シー
トをレンズ鏡箇部に巻き付けるため、回路シートには実
装面積の大きいIC等が実装出来ない。さらに、回路シー
トの面積は、レンズ鏡箇部の側面積よりこ大きく出来な
い、という欠点があった。

（ニ）課題を解決するための手段本考案は前記課題を解決するために、レンズ鏡箇部にＵ
字状のプリント基板ホルダーを設け、前記プリント基板
ホルダーの３つの側面にそれぞれ第1,第2,第３のプリン
ト基板を取り付け、さらに第４のプリント基板を前記プ
リント基板ホルダーの開口部を塞ぐように前記プリント
基板ホルダーに取り付けた。

（ホ）作用よって前記レンズ鏡箇部を囲むように４枚のプリント基
板を配置することが可能となる。

（ヘ）実施例第１図〜第３図は全て本発明の一実施例を示す図であ
る。第１図及び第２図において、（１）はレンズ鏡箇部
Ｉで、内にフォーカス調整用の前玉レンズ、ズーム用レ
ンズが収められている。（２）はレンズ鏡箇部IIで複数
のレンズが収められており、シールドケース（３）内に
収められた固体撮像素子（９）（第３図参照）へレンズ
鏡箇部Ｉ（１）を通った被写体からの光を導く。（４）
は本考案のポイントとなるＵ字状のプリント基板ホルダ
ー、（５），（６），（７），（８）はそれぞれ第1,第
2,第3,第４のプリント基板である。

プリント基板ホルダー（４）は、ビス（10）（11）（1
2）を該プリント基板ホルダー（４）に設けられた穴（4
1）（42）（43）に通し、レンズ鏡箇部II（２）の外周
に突出した雌ねじ部（21）（22）（23）に結合させるこ
とにより、レンズ鏡箇部II（２）の外周に取り付けられ
る。尚、ビス（10）は第１のプリント基板（５）のプリ
ント基板ホルダー（４）への保持も行なっている。

第１のプリント基板（５）は、プリント基板ホルダー
（４）の突出ピン（411）を第１のプリント基板（５）
の穴（51）に挿入し、弾性係止片（412）をプリント基
板切欠き（52）に係止し、さらにビス（10）を穴（53）
に通し、雌ねじ部（21）に止めることによりプリント基
板ホルダー（４）に保持される。

第２のプリント基板（６）は、突出ピン（421）（422）
をそれぞれ穴（61）（62）に挿入し、弾性係止片（42
3）をプリント基板切欠き（63）に係止し、さらにビス
（13）を穴（64）に通し、雌ねじ部（424）に止めるこ
とにより、プリント基板ホルダー（４）に保持される。

第３のプリント基板（７）は突出ピン（431）（432）を
それぞれ穴（71）（72）に挿入し、弾性係止片（432）
をプリント基板切欠き（73）に係止することにより、プ
リント基板ホルダー（４）に保持される。

第４のプリント基板（８）は、プリント基板ホルダー
（４）をレンズ鏡箇部II（２）に保持した後、プリント
基板の凸部（81）をプリント基板ホルダー（４）に設け
られた穴（441）に挿入し、次に突出ピン（442）を穴
（82）に挿入し、弾性係止片（443）をプリント基板切
欠き（83）に係止することにより、プリント基板ホルダ
ー（４）に保持される。尚、シールドケース（３）上に
設けられた突起（31）も第４のプリント基板（８）の保
持部材として作用している。

第３図は、プリント基板ホルダー（４）を取り付けた状
態でのレンズ鏡箇部II（２）の断面の概略図である。第
４のプリント基板（８）は、プリント基板ホルダー
（４）のＵ字状開口部を塞ぐようにして保持されてい
る。

（ト）考案の効果よって本考案では、Ｕ字状のプリント基板ホルダーをレ
ンズ鏡箇部に設けたことにより、従来技術に比べレンズ
鏡箇部の側面積よりも大きい回路実装面積（プリント基
板面積）を確保出来、さらに実装面積の大きいIC等の実
装も可能となりその効果は、大である。

【図面の簡単な説明】

図面は全て本考案の実施例を示す図であり、第１図及び
第２図は分解斜視図、第３図は主要部断面の概略図であ
る。（２）……レンズ鏡筒部II、（４）……プリント基板ホ
ルダー（５）……第１のプリント基板、（６）……第２
のプリント基板、（７）……第３のプリント基板、
（８）……第４のプリント基板、（９）……固体撮像素
子。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】固体撮像素子に被写体からの光を導く光学
部材が内蔵された円筒状のレンズ鏡筒部と、該レンズ鏡筒部が嵌合する湾曲部と、該湾曲部に対向配
置された開口部を有するＵ字状のプリント基板ホルダー
と、該プリント基板ホルダーの３つの外側面に夫々取り付け
られた第１、第２、第３のプリント基板と、前記レンズ鏡筒部を前記湾曲部に嵌合させた状態で前記
開口部を塞ぐように前記プリント基板ホルダーに取り付
けられた第４のプリント基板を備え、前記プリント基板ホルダーを介して前記レンズ鏡筒部の
側面を前記４枚のプリント基板にて囲むことを特徴とす
る撮像装置。