JPH072094A - フェリー手段連結装置 - Google Patents

フェリー手段連結装置

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JPH072094A
JPH072094A JP6082630A JP8263094A JPH072094A JP H072094 A JPH072094 A JP H072094A JP 6082630 A JP6082630 A JP 6082630A JP 8263094 A JP8263094 A JP 8263094A JP H072094 A JPH072094 A JP H072094A
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joint
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クルト・スヴィツェニー
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Doppelmayr Seilbahnen GmbH
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Konraato Dotsuperumaiya & Zoon Mas Fab & Co KG GmbH
Konrad Doppelmayr and Sohn Maschinenfabrik GmbH and Co KG
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Heat Treatment Of Steel (AREA)
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  • Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つのクランプジョーを互い方向に接近させ
た時にクランプ力が小さくなる欠点を回避できるような
フェリー手段連結装置を提供する。 【構成】 クランプ本体1が、固定クランプジョー15
と同固定クランプジョー15に対して旋回可能な可動ク
ランプジョー25とを有するローラ12,13を備え
る。前記可動クランプジョー25が二本アーム式のクラ
ンプレバー23の一端に配置され、同可動クランプジョ
ー25の他端上に制御要素、特に制御ローラ24が設け
られる。前記制御ローラ24が制御レール24bと共働
し、クランプレバー23が少なくとも一つのトーション
ばね3の作用に抗してクランプ本体1に対して旋回可能
であって、同トーションばね3によって可動クランプジ
ョー25が開放位置に達し、ニーレバージョイントがク
ランプレバー23とトーションばね3の間に設けられた
フェリー手段連結装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴンドラや椅子のよう
なフェリー手段をケーブルカーシステムのフィード又は
テンションケーブルに連結する装置でローラを備え固定
された第1のクランプジョーと、同第1のクランプジョ
ーに対して旋回する第2のクランプジョーを備えるクラ
ンプ本体を備えるフェリー手段連結装置に関する。第2
のクランプジョーは2本のアームを有するクランプレバ
ーの一端上に配置され、その他端には制御要素、特に制
御ローラが設けられ、制御レールと共働するためクラン
プレバーは少なくとも一つのトーションばねに抗してク
ランプ本体に対して旋回できるから、第2のクランプジ
ョーは開放位置に達する。
【0002】
【従来の技術】スイス特許第544,678号はそのば
ねがギアを介してクランプジョーの一つに連結されるト
ーションバーを備えるケーブルクランプを開示してい
る。この種の公知のケーブルクランプはトーションばね
やヘリカル圧縮ばねと共に具体化しているが技術的要件
を完全には満たしていないため欠陥をもっている。これ
はケーブルの摩耗や延伸のためケーブル径が変化し、移
動中のクランプジョーを固定のクランプジョーに逆旋回
することが必要であるからである。しかし、このことは
クランプ力を相当小さくし、クランプの必要とされる引
外し力は最早保証されなくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
はフェリー手段をケーブルカーシステムのフィード又は
テンションケーブルに連結する装置で2つのクランプジ
ョーを互い方向に接近させた時にクランプ力が小さくな
る欠点を回避できるようなフェリー手段連結装置を提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、このこ
とはクランプレバーとトーションばねの間にニーレバー
ジョイントを設けることによって達成される。その結
果、摩耗や膨張によりひきおこされるケーブル径の縮小
の結果、移動中のクランプジョーが閉じる運動の方向へ
旋回しても殆んど同じクランプ力が支えられることにな
る。本装置の構造例はニーレバージョイントが死点を超
える位置へ調節可能であって、クランプが開いた後その
開いた位置にとどまるように選ぶことが望ましい。
【0005】好適例では、ニーレバージョイントの第1
のレバーを少なくとも一つのトーションばねの自由端に
固定し、クランプレバー上に支えた第2のレバーを第1
のレバーに旋回して接続する。殊に、ニーレバージョイ
ントの2つのレバーの旋回点はクランプレバー上の旋回
点とクランプレバー上のニーレバージョイントの第2の
レバーのベアリングの間に位置する。2つのクランプジ
ョーの閉じた位置では、旋回点はクランプレバー上のト
ーションばねとピボットベアリングをクランプレバー上
のニーレバージョイントの第2のレバーのベアリングと
接続する線との間に配置し、逆に、旋回可能なクランプ
ジョーの開いた位置では旋回点はこの接続線の遠い側に
配置する。
【0006】更にもう一つの好適例ではニーレバージョ
イントの2つのレバーの旋回点はクランプレバーのピボ
ットベアリングとニーレバージョイントの第2のレバー
のベアリングの間のほぼ中間のクランプレバー上に配置
する。好適例では、トーションばねはクランプ本体から
両側へ突出しその二つの自由端上にスリーブが固定され
るトーションバーとして構成する。スリーブ上にはニー
レバージョイントの第1のレバーを構成する2本のレバ
ーアームを固定する。2つのスリーブはそれぞれ一端を
トーションバーの自由端に固定接続し、そこからニーレ
バージョイントの第1のレバーが突出するその他端はク
ランプ本体内のブシュ上に支える。本発明の一装置によ
れば、クランプレバーは更にクランプ力テスト装置を備
える。その結果、クランプ力は不断に監視され、所定値
以下に落ちた時には常にケーブルカーシステムの動作が
停止すると共に適用可能なクランプばねの監視が行われ
るか、作用の完全なクランプばねと取替えることができ
る。
【0007】
【実施例】本発明の主題を以下図面の二つの実施例によ
って詳説する。本発明の装置はケーブルカーゴンドラ又
は椅子を担うロッド11が固定されるクランプ本体1を
備える。またクランプ本体1上にはローラ12,13が
支えられ、同ローラ12,13によってクランプ本体1
はケーブルカーシステムのステーション内をレール12
a,13aに沿って案内される。
【0008】本発明のフェリー手段連結装置であるクラ
ンプ装置2は同様にクランプ本体1に固定されるトーシ
ョンばね手段であるトーションばね3を備える。クラン
プ本体1には第1のレバー21が固定され、第2のレバ
ー22が第1のレバー21の自由端にピボット状に接続
される。第2のレバー22の他端はクランプレバー23
上に支持され、後者自体はベアリング23a内の剛性ク
ランプジョー15上に支持される。2つのレバー21,
22はトーションばね3とクランプレバー23間で動作
するニーレバージョイントを形成する。
【0009】クランプレバー23の図面中の左手端は旋
回可能な第2のクランプジョーである可動クランプジョ
ー25として構成する。同可動クランプジョー25はト
ーションばね3によりクランプレバー23を旋回させる
ことによってクランプの閉鎖位置におく。その結果、ケ
ーブル5は2つのクランプジョー15,25により包囲
される。クランプレバー23の他端は制御ローラ24に
より構成する。制御ローラ24はケーブルカーシステム
のステーション内を制御レール24a上を走るため、ク
ランプレバー23は可動クランプジョー25がトーショ
ンばね3の作用に抗して開放位置に達するように旋回す
る。
【0010】図1は可動クランプジョー25がその閉じ
た位置にあり、クランプ本体1がケーブル5に連結され
たクランプ装置の位置を示す。ニーレバージョイントの
2つのレバー21,22の旋回点はトーションばね3と
固定された第1のクランプジョーである固定クランプジ
ョー15上のクランプレバー23のベアリング23aを
クランプレバー23上の第2のレバーのベアリングと接
続する線の間に配置する。ニーレバージョイントの第1
のレバー21はトーションばね3により矢印Aの方向に
旋回するように駆動される結果、クランプレバー23は
矢印Bの方向に推進される。その結果、可動クランプジ
ョー25は閉鎖位置へ入るか、その内部に保持される。
このために必要な閉鎖力はトーションばね3により支え
られる。
【0011】クランプ装置がケーブルカーシステムのス
テーションに入った後ローラ12,13がレール12
a,13aに沿って転がるや否や、制御ローラ24も制
御レール24a上を転がるため、クランプレバー23は
トーションばね3の作用に抗して矢印Bの方向に抗して
旋回する。このため可動クランプジョー25はその開放
位置へ移動する。クランプレバー23が旋回する結果、
ニーレバージョイント21,22は更に死点を超える位
置に入る。その位置にはベアリング22a,23aの間
の接続点がトーションばね3と旋回点21a間に配置さ
れ、その結果、可動クランプジョー25は開放位置に保
持される。その場合、制御ローラ24は制御レール24
bに沿って走行する。
【0012】図2は同様にクランプ本体1上に設けられ
た摩擦板16上に載るようになるステーション内に配置
の加速又は減速ホイール6の一つを示す。その結果、ス
テーション内ではフイードケーブル5から連結を外され
たフェリー手段の速度は小さくなり、乗客はフェリー手
段を去ったり入ったりすることができる。またフェリー
手段の速度はこれらの手段がケーブル5に再び連結可能
となる程大きくなる。
【0013】図3および図4からはクランプレバー23
とピボット式の可動クランプジョー25がそれぞれフォ
ーク状に構成され、クランプ本体1は一対の走行ホイー
ル13を備えることが判る。
【0014】図5はトーションばね3とそれをクランプ
本体1又はニーレバージョイントの第1レバー21に接
続したものの具体例を示す。これから判る通り、クラン
プ本体は内部にクランプ本体1の両側に突出する4本の
トーションバー31が固定される開口17を備えてい
る。トーションバー31の二つの自由端は二つのスリー
ブ32の各々の端部上に設けた開口33を通り抜けるた
め、これらスリーブ32はトーションバー31の自由端
と回転連結される。クランプ本体1に向かうスリーブ3
2の端はクランプ本体1のボア18内に挿入されたブシ
ュ35上に支えられる。ニーレバージョイントの第1の
レバー21の2本のアームはスリーブ32の内端と隣接
する。トーションバー31のねじから所要のクランプ力
がクランプジョー25の閉鎖位置で発生する。
【0015】ニーレバージョイントの2本のレバー2
1,22とクランプレバー23を互いに配置することに
よってトーションばね3によりクランプジョー25の閉
鎖位置で支えられるクランプ力は固定クランプジョー1
5に対するその位置とは最大に独立となる結果、たとえ
ケーブル5の径が小さくなってもクランプ力は殆んど一
定のままになる。その結果、ケーブル5の径がケーブル
の摩耗や膨張により小さくなってもクランプ力の低下に
よってクランプ装置が技術的要件をもはや満たすことが
なくなるということはなくなる。
【0016】図6はクランプ力をテストするための装置
7を備えた本発明のクランプ装置を示す。図7および図
8が示すように、クランプレバー23はトーションばね
3に抗して作用するテストばね71を備える。トーショ
ンばね3の圧縮力が所定値以下に低下するや否や、テス
トばね71が作用し、制御レバー72を外側方向に旋回
させる。外側へ旋回するテストレバー72と連携するス
イッチをステーション内に設ける。外側へ旋回するテス
トレバー72がスイッチの一つに出会うや否や、ケーブ
ルカーシステムはターンオフし、適用可能なトーション
ばねを監視するか、作用の十分なトーションばねと取替
えることができる。
【0017】
【発明の効果】以上のごとく、本発明によりクランプレ
バーとトーションばねの間にニーレバージョイントを設
けることによって、摩耗や膨張によりひきおこされるケ
ーブル径の縮小の結果、移動中のクランプジョーが閉じ
る運動の方向へ旋回しても殆んど同じクランプ力が支え
られることで、フェリー手段をケーブルカーシステムの
フィード又はテンションケーブルに連結する装置により
2つのクランプジョーを互い方向に接近させた時にクラ
ンプ力が小さくなる欠点を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つのクランプジョーが閉じた位置にある時の
本発明の装置の第1例の側面図である。
【図2】2つのクランプジョーが開いた位置にある時の
図1の本発明装置の側面図である。
【図3】図1の本発明装置の平面図である。
【図4】図1の矢印Cの方向に見たときの本発明の装置
の一部断面図である。
【図5】本発明の装置の構成部分の軸方向断面図であ
る。
【図6】2つのクランプジョーが開いた位置にある時の
本発明の装置の第2例の側面図である。
【図7】図6に示す本発明装置の構成部分の平面図と側
面図である。
【図8】図6に示す本発明装置の構成部分の平面図と側
面図である。
【符号の説明】
1 クランプ本体 3 トーションばね 11 ロッド 12,13 ローラ 12a,13a レール 21,22 レバー 23 クランプレバー 23a ベアリング 24 制御ローラ 25 可動クランプジョー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クルト・スヴィツェニー オーストリア国 ハルト、ヘウヴェーク 3ツェー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴンドラや椅子のようなフェリー手段を
    ケーブルカーシステムのフィード又はテンションケーブ
    ルへ連結する装置で、固定された第1のクランプジョー
    と同第1のクランプジョーに対して旋回可能な第2のク
    ランプジョーとを有するローラを備えるクランプ本体を
    有し、前記第2のクランプジョーが二本アーム式のクラ
    ンプジョーの一端に配置され、同クランプジョーの他端
    上に制御要素、殊に制御ローラが設けられ、同制御ロー
    ラが制御レールと共働し、クランプレバーが少なくとも
    一つのトーションばね手段の作用に抗して前記クランプ
    本体に対して旋回可能であって、同トーションばね手段
    によって前記第2のクランプジョーが開放位置に達する
    ようになったものであって、ニーレバージョイントが前
    記クランプレバーと前記トーションばね手段の間に設け
    られたフェリー手段連結装置。
  2. 【請求項2】 前記ニーレバージョイントの第1のレバ
    ーが少なくとも一つのトーションばね手段の自由端に固
    定され、クランプレバー上に支えられる第2のレバーが
    第1のレバーにピボット状に接続される請求項1に記載
    のフェリー手段連結装置。
  3. 【請求項3】 前記ニーレバージョイントの2つのレバ
    ーが死点を超える位置へ調節可能な請求項1および2に
    記載のフェリー手段連結装置。
  4. 【請求項4】 前記ニーレバージョイントの2つのレバ
    ーの旋回点がクランプレバー上の旋回ベアリングとクラ
    ンプレバー上のニーレバージョイントの第2のレバーの
    ベアリング間に配置され、旋回可能なクランプジョーの
    閉じた位置でこの旋回点がクランプレバー上のトーショ
    ンばね手段とピボットベアリングをクランプレバー上の
    ニーレバージョイントの第2のレバーのベアリングと接
    続する線との間に配置される一方、逆に旋回可能なクラ
    ンプジョーの開いた位置において旋回点がこの接続線の
    遠い側に位置するようになった請求項1〜3の何れか1
    項に記載のフェリー手段連結装置。
  5. 【請求項5】 前記ニーレバージョイントの2つのレバ
    ーの旋回点がクランプレバー上の、クランプレバーのピ
    ボットベアリングとニーレバージョイントの第2のレバ
    ーのベアリングとの間のほぼ中間に位置する請求項1〜
    4の何れか1項に記載のフェリー手段連結装置。
  6. 【請求項6】 前記トーションばね手段がクランプ本体
    から両側へ突出するトーションバーとして構成され、そ
    の上部に2つの自由端スリーブが固定され、同スリーブ
    上にニーレバージョイントの第1のレバーを形成する2
    本のレバーアームが固定される請求項1〜5の何れか1
    項に記載のフェリー手段連結装置。
  7. 【請求項7】 二つのスリーブがそれぞれその一端をト
    ーションバーの自由端に固定接続され、ニーレバージョ
    イントの第1のレバーが突出するそれらの他端がクラン
    プ本体内のブシュ上に支持される請求項6に記載のフェ
    リー手段連結装置。
  8. 【請求項8】 クランプレバーがそれ自体公知のクラン
    プテスト装置を備える請求項1〜6の何れか1項に記載
    のフェリー手段連結装置。
JP6082630A 1993-03-30 1994-03-30 フェリー手段連結装置 Expired - Fee Related JP3016175B2 (ja)

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EP (1) EP0621163B1 (ja)
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KR (1) KR100224024B1 (ja)
CN (1) CN1032523C (ja)
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AU (1) AU666430B2 (ja)
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