JPH07208Y2 - 複数色切替え塗装装置 - Google Patents
複数色切替え塗装装置Info
- Publication number
- JPH07208Y2 JPH07208Y2 JP1989110275U JP11027589U JPH07208Y2 JP H07208 Y2 JPH07208 Y2 JP H07208Y2 JP 1989110275 U JP1989110275 U JP 1989110275U JP 11027589 U JP11027589 U JP 11027589U JP H07208 Y2 JPH07208 Y2 JP H07208Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- coating
- paint
- coated
- communication
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は複数色の塗装を行なう装置に関し、特に塗装ガ
ンからの吐出色を極く短かい時間たとえば0.5〜２秒程
度の単位で連続的に切替えることができ、被塗装物表面
に各色の境界が徐々に変化せる複数色塗装を行う塗装装
置に関する。本考案装置は、例えば建築材料の塗装に有
効に適用される。
ンからの吐出色を極く短かい時間たとえば0.5〜２秒程
度の単位で連続的に切替えることができ、被塗装物表面
に各色の境界が徐々に変化せる複数色塗装を行う塗装装
置に関する。本考案装置は、例えば建築材料の塗装に有
効に適用される。
［従来の技術及び考案が解決しようとする課題］ 近年、建築用の内装板材及び屋根材などの外装板材等
は、量産工場において規格寸法のものを製造してしてお
り、建築現場ではこれら材料を組立てることにより施工
の効率化を図っている。上記内装板材及び外装板材とし
ては、一般に塗装板が用いられ、最近では複数色の塗装
を施したものが用いられる様になっている。
は、量産工場において規格寸法のものを製造してしてお
り、建築現場ではこれら材料を組立てることにより施工
の効率化を図っている。上記内装板材及び外装板材とし
ては、一般に塗装板が用いられ、最近では複数色の塗装
を施したものが用いられる様になっている。
量産工場では、被塗装物たる板状素材をコンベアで搬送
しながら連続的に塗装がなされるが、複数色の塗装装置
としては、種々の方式のものが提案されている。
しながら連続的に塗装がなされるが、複数色の塗装装置
としては、種々の方式のものが提案されている。
例えば、平板上に複数色の塗装を施す場合には、下地色
を前面に塗布した後に該下地色とは別の色を部分的に塗
装する方法や、順次塗り継ぐ方法等があり、また凹凸面
に複数色を塗装する場合には、下地色を前面に塗布した
後に凸部をロールコーターで別の色に塗布する方法や、
逆に下地色を全面に塗布した後全面に上塗りを行ない羽
毛ロールで凸部を拭き取る方法等がある。
を前面に塗布した後に該下地色とは別の色を部分的に塗
装する方法や、順次塗り継ぐ方法等があり、また凹凸面
に複数色を塗装する場合には、下地色を前面に塗布した
後に凸部をロールコーターで別の色に塗布する方法や、
逆に下地色を全面に塗布した後全面に上塗りを行ない羽
毛ロールで凸部を拭き取る方法等がある。
しかしながら、上記の様な従来の複数色塗りの塗装装置
は、各色の境界が鮮明であり、自然感がなく、デザイン
上の特徴が限定されてしまうという難点がある。更に、
全面に均一な厚さの塗膜を施すことが困難であるという
難点がある。
は、各色の境界が鮮明であり、自然感がなく、デザイン
上の特徴が限定されてしまうという難点がある。更に、
全面に均一な厚さの塗膜を施すことが困難であるという
難点がある。
近年、建築等の分野においても、次第に内装材及び外装
材のデザインの多様性が求められる様になっており、各
色の境界をぼかして不鮮明となした自然感のある特徴の
デザインも求められている。
材のデザインの多様性が求められる様になっており、各
色の境界をぼかして不鮮明となした自然感のある特徴の
デザインも求められている。
そこで、本考案は、上記の従来技術の問題点に鑑み、全
面均一の厚さの塗膜を得ることができ、複数色塗りにお
ける各色の境界を不鮮明とすることができ、もって多彩
な自然感のあるデザインの実現を可能となす塗装装置を
提供することを目的とする。
面均一の厚さの塗膜を得ることができ、複数色塗りにお
ける各色の境界を不鮮明とすることができ、もって多彩
な自然感のあるデザインの実現を可能となす塗装装置を
提供することを目的とする。
［課題を解決するための手段］ 本考案によれば、以上の如き目的を達成するものとし
て、 被塗装物表面に各色の境界が徐々に変化せる複数色塗装
を行う塗装装置であって、色の異なる塗料を供給する複
数の塗料供給系と、該複数の塗料供給系から塗料の供給
を受ける合流部と、該合流部と連結された１つの塗装ガ
ンと、独立して上記複数の塗料供給系のそれぞれと上記
合流部との連通をON/OFFする手段と、上記被塗装物及び
上記塗装ガンのうちの少なくとも一方を他方に対して相
対的に移動させるための手段とを有し、上記連通をON/O
FFする手段がタイマを有し該タイマに従って新たに連通
ONとすべき塗料供給系を連通ONとなした後に連通OFFと
すべき塗料供給系を連通OFFとなす様にされていること
を特徴とする、複数色切替え塗装装置、 が提供される。
て、 被塗装物表面に各色の境界が徐々に変化せる複数色塗装
を行う塗装装置であって、色の異なる塗料を供給する複
数の塗料供給系と、該複数の塗料供給系から塗料の供給
を受ける合流部と、該合流部と連結された１つの塗装ガ
ンと、独立して上記複数の塗料供給系のそれぞれと上記
合流部との連通をON/OFFする手段と、上記被塗装物及び
上記塗装ガンのうちの少なくとも一方を他方に対して相
対的に移動させるための手段とを有し、上記連通をON/O
FFする手段がタイマを有し該タイマに従って新たに連通
ONとすべき塗料供給系を連通ONとなした後に連通OFFと
すべき塗料供給系を連通OFFとなす様にされていること
を特徴とする、複数色切替え塗装装置、 が提供される。
［実施例］ 以下、図面を参照しながら本考案の具体的実施例を説明
する。
する。
第１図は本考案による塗装装置の一実施例を示す概略構
成図であり、第２図はその部分斜視図である。
成図であり、第２図はその部分斜視図である。
これらの図において、6,7,8,9は塗料タンクであり、各
タンクには別々の色の塗料が収容されている。これら塗
料タンクにはそれぞれポンプ5a,5b,5c,5dが接続されて
おり、これらのポンプにより各タンク中の塗料がホース
13,14,15,16へと供給される。12はこれらホースの集合
体である。以上の要素により塗料供給系が構成される。
タンクには別々の色の塗料が収容されている。これら塗
料タンクにはそれぞれポンプ5a,5b,5c,5dが接続されて
おり、これらのポンプにより各タンク中の塗料がホース
13,14,15,16へと供給される。12はこれらホースの集合
体である。以上の要素により塗料供給系が構成される。
第２図に示される様に、上記塗料ホース13,14,15,16の
先端は、それぞれミニオートバルブ2a,2b,2c,2dの入口
に接続されている。このホースとミニオートバルブとの
接続部には、チェックバルブ３が介在しており、ホース
中を塗料が逆流しない様になっている。そして、上記ミ
ニオートバルブ2a,2b,2c,2dの出口は合流部たるマニホ
ールド17に接続されている。該マニホールドは４つのミ
ニオートバルブの少なくとも１つから供給される塗料を
保持もしくは保持しながら混合して１つの出口からエア
ーレススプレー塗装ガン１へと供給する。マニホールド
17と塗装ガンとの間には継手18が介在しており、該継手
を交換することにより内容積を変化させることができ
る。４は該塗装ガンに制御用圧縮空気を供給するための
エアーホースである。
先端は、それぞれミニオートバルブ2a,2b,2c,2dの入口
に接続されている。このホースとミニオートバルブとの
接続部には、チェックバルブ３が介在しており、ホース
中を塗料が逆流しない様になっている。そして、上記ミ
ニオートバルブ2a,2b,2c,2dの出口は合流部たるマニホ
ールド17に接続されている。該マニホールドは４つのミ
ニオートバルブの少なくとも１つから供給される塗料を
保持もしくは保持しながら混合して１つの出口からエア
ーレススプレー塗装ガン１へと供給する。マニホールド
17と塗装ガンとの間には継手18が介在しており、該継手
を交換することにより内容積を変化させることができ
る。４は該塗装ガンに制御用圧縮空気を供給するための
エアーホースである。
第１図に示されている10は上記ミニオートバルブ2a,2b,
2c,2dを制御するための制御盤であり、各ミニオートバ
ルブと制御ケーブル11a,11b,11c,11dにより接続されて
いる。11はこれらケーブルの集合体である。該制御ケー
ブルは、制御が電気的に行なわれる場合は電線であり、
制御が空圧で行なわれる場合は、エアーホースである。
2c,2dを制御するための制御盤であり、各ミニオートバ
ルブと制御ケーブル11a,11b,11c,11dにより接続されて
いる。11はこれらケーブルの集合体である。該制御ケー
ブルは、制御が電気的に行なわれる場合は電線であり、
制御が空圧で行なわれる場合は、エアーホースである。
尚、上記ポンプ5a,5b,5c,5dは装置の動作開始と同時に
作動し、ホース13,14,15,16内の圧力が大きくなりすぎ
ると停止する。また、上記塗装ガン１へのエアーホース
４を介しての圧縮空気供給も装置の動作開始と同時に開
始され、不図示のセンサにより被塗装物の存在を検知し
ている状態でのみ塗料吐出がなされる。
作動し、ホース13,14,15,16内の圧力が大きくなりすぎ
ると停止する。また、上記塗装ガン１へのエアーホース
４を介しての圧縮空気供給も装置の動作開始と同時に開
始され、不図示のセンサにより被塗装物の存在を検知し
ている状態でのみ塗料吐出がなされる。
上記制御盤10には、ミニオートバルブ2a,2b,2c,2dにつ
いて、それぞれその開（ON）及び閉（OFF）を制御する
ためのタイマが内蔵されている。本実施例では、塗料供
給系の連通切替えの際に新たに連通ONとすべき塗料供給
系を連通ONとした適宜の時間後に連通OFFとすべき塗料
供給系を連通OFFとする様に上記タイマが設定されてい
る。第３図は、その一例を示すタイムチャートである。
T1,T2,T3,T4はそれぞれミニオートバルブ2a,2b,2c,2dの
制御のためのタイマの動作を示す。ここでは、塗装ホー
ス13,14,15,16の塗料供給系が順次連通される場合が示
されている。先ず、タイマT1は時刻t0においてONされ、
所定時間後に時刻t2においてOFFされる。該時刻T2から
所定時間ｔだけ前の時刻t1において、タイマT2がONさ
れ、該タイマT2は所定時間後に時刻t4においてOFFされ
る。該時刻t4から所定時間ｔだけ前の時刻t3においてタ
イマT3がONされ、該タイマT3は所定時間後に時刻t6にお
いてOFFされる。該時刻t6から所定時間ｔだけ前の時刻t
5においてタイマT4がONされ、該タイマT4は所定時間後
に時刻t7においてOFFされる。この様に、連通切替えの
際に適宜の時間（ｔ）複数の塗料供給系から同時に異な
る塗料を供給することにより、マニホールド17内で混合
がなされた塗料が塗装ガン１へと供給される。これによ
り、連通切替えの際のマニホールド17内の急激な圧力変
動を防止することができるという効果もある。上記時間
ｔは所望のデザインに応じて適宜設定することができる
が、たとえば0.1〜0.5秒程度とすることができる。
いて、それぞれその開（ON）及び閉（OFF）を制御する
ためのタイマが内蔵されている。本実施例では、塗料供
給系の連通切替えの際に新たに連通ONとすべき塗料供給
系を連通ONとした適宜の時間後に連通OFFとすべき塗料
供給系を連通OFFとする様に上記タイマが設定されてい
る。第３図は、その一例を示すタイムチャートである。
T1,T2,T3,T4はそれぞれミニオートバルブ2a,2b,2c,2dの
制御のためのタイマの動作を示す。ここでは、塗装ホー
ス13,14,15,16の塗料供給系が順次連通される場合が示
されている。先ず、タイマT1は時刻t0においてONされ、
所定時間後に時刻t2においてOFFされる。該時刻T2から
所定時間ｔだけ前の時刻t1において、タイマT2がONさ
れ、該タイマT2は所定時間後に時刻t4においてOFFされ
る。該時刻t4から所定時間ｔだけ前の時刻t3においてタ
イマT3がONされ、該タイマT3は所定時間後に時刻t6にお
いてOFFされる。該時刻t6から所定時間ｔだけ前の時刻t
5においてタイマT4がONされ、該タイマT4は所定時間後
に時刻t7においてOFFされる。この様に、連通切替えの
際に適宜の時間（ｔ）複数の塗料供給系から同時に異な
る塗料を供給することにより、マニホールド17内で混合
がなされた塗料が塗装ガン１へと供給される。これによ
り、連通切替えの際のマニホールド17内の急激な圧力変
動を防止することができるという効果もある。上記時間
ｔは所望のデザインに応じて適宜設定することができる
が、たとえば0.1〜0.5秒程度とすることができる。
以上の様な本実施例装置を用いた塗装の一例について、
以下説明する。
以下説明する。
第４図は本実施例装置を用いて塗装した塗装板を示す図
である。
である。
先ず、板状素材（被塗装物）20をコンベアにより矢印Ｘ
の向きに移動させながら、ミニオートバルブ2aを開き、
ポンプ5aを作動させ、ホース13からチェックバルブ３及
びミニオートバルブ2aを介してマニホールド17へとＡ色
塗料を供給する。
の向きに移動させながら、ミニオートバルブ2aを開き、
ポンプ5aを作動させ、ホース13からチェックバルブ３及
びミニオートバルブ2aを介してマニホールド17へとＡ色
塗料を供給する。
かくして、塗装ガン１からＡ色塗料を霧化散布し、第４
図の左側から第１列目にX,X′方向に沿って所定幅のス
トライプ状にＡ色の塗膜を形成する。
図の左側から第１列目にX,X′方向に沿って所定幅のス
トライプ状にＡ色の塗膜を形成する。
次に、素材20を上記所定幅に相当する距離だけ矢印Ｙの
向きに移動させた後に、コンベアにより矢印Ｘ′の向き
に移動させながら、且つ塗料を霧化散布しながら、ミニ
オートバルブ2bを開き、ポンプ5bを作動させ、ホース14
からチェックバルブ３及びミニオートバルブ2bを介して
マニホールド17へとＢ色塗料を供給する。そして、所定
時間後に上記ミニオートバルブ2aを閉じる。かくして、
第４図の左側から第２列目にX,X′方向に沿って所定幅
のストライプ状に、当初Ａ色、次いで（Ａ＋Ｂ）色即ち
Ａ色とＢ色との混合色の塗膜をある長さにわたって形成
する。ここで、塗膜の色は最初Ａ色の割合が強いが、次
第にＢ色の割合が増加する。そして、上記所定長さの後
には塗膜の色はＢ色となる。
向きに移動させた後に、コンベアにより矢印Ｘ′の向き
に移動させながら、且つ塗料を霧化散布しながら、ミニ
オートバルブ2bを開き、ポンプ5bを作動させ、ホース14
からチェックバルブ３及びミニオートバルブ2bを介して
マニホールド17へとＢ色塗料を供給する。そして、所定
時間後に上記ミニオートバルブ2aを閉じる。かくして、
第４図の左側から第２列目にX,X′方向に沿って所定幅
のストライプ状に、当初Ａ色、次いで（Ａ＋Ｂ）色即ち
Ａ色とＢ色との混合色の塗膜をある長さにわたって形成
する。ここで、塗膜の色は最初Ａ色の割合が強いが、次
第にＢ色の割合が増加する。そして、上記所定長さの後
には塗膜の色はＢ色となる。
次に、素材20を上記所定幅に相当する距離だけ矢印Ｙの
向きに移動させた後に、コンベアにより矢印Ｘの向きに
移動させながら、Ｂ色塗料を霧化散布し、第４図の左側
から第３列目にX,X′方向に沿って所定幅のストライプ
状にＢ色の塗膜を形成する。
向きに移動させた後に、コンベアにより矢印Ｘの向きに
移動させながら、Ｂ色塗料を霧化散布し、第４図の左側
から第３列目にX,X′方向に沿って所定幅のストライプ
状にＢ色の塗膜を形成する。
次に、素材20を上記所定幅に相当する距離だけ矢印Ｙの
向きに移動させた後に、コンベアにより矢印Ｘ′の向き
に移動させながら、且つ塗料を霧化散布しながら、ミニ
オートバルブ2aを開き、ポンプ5aを作動させ、ホース13
からチェックバルブ３及びミニオートバルブ2aを介して
マニホールド17へとＡ色塗料を供給する。そして、所定
時間後に上記ミニオートバルブ2bを閉じる。かくして、
第４図の左側から第４列目にX,X′方向に沿って所定幅
のストライプ状に、当初Ｂ色、次いで（Ｂ＋Ａ）色即ち
Ｂ色とＡ色との混合色の塗膜をある長さにわたって形成
する。ここで、塗膜の色は最初Ｂ色の割合が強いが、次
第にＡ色の割合が増加する。そして、上記所定長さの後
には塗膜の色はＡ色となる。
向きに移動させた後に、コンベアにより矢印Ｘ′の向き
に移動させながら、且つ塗料を霧化散布しながら、ミニ
オートバルブ2aを開き、ポンプ5aを作動させ、ホース13
からチェックバルブ３及びミニオートバルブ2aを介して
マニホールド17へとＡ色塗料を供給する。そして、所定
時間後に上記ミニオートバルブ2bを閉じる。かくして、
第４図の左側から第４列目にX,X′方向に沿って所定幅
のストライプ状に、当初Ｂ色、次いで（Ｂ＋Ａ）色即ち
Ｂ色とＡ色との混合色の塗膜をある長さにわたって形成
する。ここで、塗膜の色は最初Ｂ色の割合が強いが、次
第にＡ色の割合が増加する。そして、上記所定長さの後
には塗膜の色はＡ色となる。
第５図も上記実施例装置を用いて塗装した塗装板を示す
図である。
図である。
ここで、左側から第１列目は全体がＡ色である。第２列
目は最初Ａ色で、次に次第にＢ色が強くなる（Ａ＋Ｂ）
色、最後にＢ色である。第３列目は最初Ｂ色で、次に次
第にＡ色が強くなる（Ｂ＋Ａ）色、最後にＡ色である。
第４列目はＡ色である。第５列目は全体が（Ａ＋Ｂ）色
即ちＡ色とＢ色との微細ドット状の中間色である。この
中間色は、２つのミニオートバルブ2a,2bを同時に開い
て塗装することによりなされる。
目は最初Ａ色で、次に次第にＢ色が強くなる（Ａ＋Ｂ）
色、最後にＢ色である。第３列目は最初Ｂ色で、次に次
第にＡ色が強くなる（Ｂ＋Ａ）色、最後にＡ色である。
第４列目はＡ色である。第５列目は全体が（Ａ＋Ｂ）色
即ちＡ色とＢ色との微細ドット状の中間色である。この
中間色は、２つのミニオートバルブ2a,2bを同時に開い
て塗装することによりなされる。
上記塗装ガン１としては、エアーレススプレーガンの他
に、エアースプレーガン、これらのミックスガン、更に
これらに高電圧を印加する静電ガンを用いることができ
る。
に、エアースプレーガン、これらのミックスガン、更に
これらに高電圧を印加する静電ガンを用いることができ
る。
また、上記実施例では塗装ガン１を固定しておき被塗物
を移動させているが、逆に被塗物を固定しておき塗装ガ
ンの移動または姿勢変化を駆動する様にしてもよい。更
に、被塗物を移動させながら、該移動方向（矢印Ｘ）に
対し略直角方向に塗装ガンを往復移動させる様にしても
良い、この様な駆動の方式としては、被塗物を移動させ
ながら塗装ガンを平行往復移動させるレシプロ方式や、
水平軸の周りに回転させるロータリー方式等がある。
を移動させているが、逆に被塗物を固定しておき塗装ガ
ンの移動または姿勢変化を駆動する様にしてもよい。更
に、被塗物を移動させながら、該移動方向（矢印Ｘ）に
対し略直角方向に塗装ガンを往復移動させる様にしても
良い、この様な駆動の方式としては、被塗物を移動させ
ながら塗装ガンを平行往復移動させるレシプロ方式や、
水平軸の周りに回転させるロータリー方式等がある。
［考案の効果］ 以上の様な本考案によれば、均一厚さの塗膜が形成で
き、複数色塗りにおける各色の境界を不鮮明とすること
ができ、もって自然感のある多彩なデザインが可能とな
る。更に、色替えするタイミングを変えることにより、
任意の個所に多彩なデザインを施すことが可能となる。
き、複数色塗りにおける各色の境界を不鮮明とすること
ができ、もって自然感のある多彩なデザインが可能とな
る。更に、色替えするタイミングを変えることにより、
任意の個所に多彩なデザインを施すことが可能となる。
第１図は本考案による塗装装置の一実施例を示す概略構
成図であり、第２図はその部分斜視図である。 第３図はタイマの動作の一例を示すタイムチャートであ
る。 第４図及び第５図はいずれも本考案による塗装装置を用
いて塗装した塗装板を示す図である。 1:塗装ガン、2a,2b,2c,2d:ミニオートバルブ、3:チェッ
クバルブ、5a,5b,5c,5d:塗料ポンプ、6,7,8,9:塗料タン
ク、10:制御盤、13,14,15,16:塗料ホース、17:マニホー
ルド、18:継手、20:素材。
成図であり、第２図はその部分斜視図である。 第３図はタイマの動作の一例を示すタイムチャートであ
る。 第４図及び第５図はいずれも本考案による塗装装置を用
いて塗装した塗装板を示す図である。 1:塗装ガン、2a,2b,2c,2d:ミニオートバルブ、3:チェッ
クバルブ、5a,5b,5c,5d:塗料ポンプ、6,7,8,9:塗料タン
ク、10:制御盤、13,14,15,16:塗料ホース、17:マニホー
ルド、18:継手、20:素材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−859（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−36668（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】被塗装物表面に各色の境界が徐々に変化せ
る複数色塗装を行う塗装装置であって、 色の異なる塗料を供給する複数の塗料供給系と、該複数
の塗料供給系から塗料の供給を受ける合流部と、該合流
部と連結された１つの塗装ガンと、独立して上記複数の
塗料供給系のそれぞれと上記合流部との連通をON/OFFす
る手段と、上記被塗装物及び上記塗装ガンのうちの少な
くとも一方を他方に対して相対的に移動させるための手
段とを有し、上記連通をON/OFFする手段がタイマを有し
該タイマに従って新たに連通ONとすべき塗料供給系を連
通ONとなした後に連通OFFとすべき塗料供給系を連通OFF
となす様にされていることを特徴とする、複数色切替え
塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989110275U JPH07208Y2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 複数色切替え塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989110275U JPH07208Y2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 複数色切替え塗装装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0375862U JPH0375862U (ja) | 1991-07-30 |
| JPH07208Y2 true JPH07208Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31658820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989110275U Expired - Lifetime JPH07208Y2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 複数色切替え塗装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07208Y2 (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US9179729B2 (en) | 2012-03-13 | 2015-11-10 | Boa Technology, Inc. | Tightening systems |
| US9248040B2 (en) | 2012-08-31 | 2016-02-02 | Boa Technology Inc. | Motorized tensioning system for medical braces and devices |
| USD751281S1 (en) | 2014-08-12 | 2016-03-15 | Boa Technology, Inc. | Footwear tightening reels |
| USD758061S1 (en) | 2014-09-08 | 2016-06-07 | Boa Technology, Inc. | Lace tightening device |
| US9375053B2 (en) | 2012-03-15 | 2016-06-28 | Boa Technology, Inc. | Tightening mechanisms and applications including the same |
| US9408437B2 (en) | 2010-04-30 | 2016-08-09 | Boa Technology, Inc. | Reel based lacing system |
| US9439477B2 (en) | 2013-01-28 | 2016-09-13 | Boa Technology Inc. | Lace fixation assembly and system |
| USD767269S1 (en) | 2014-08-26 | 2016-09-27 | Boa Technology Inc. | Footwear tightening reel |
| US9532626B2 (en) | 2013-04-01 | 2017-01-03 | Boa Technology, Inc. | Methods and devices for retrofitting footwear to include a reel based closure system |
| USD776421S1 (en) | 2015-01-16 | 2017-01-17 | Boa Technology, Inc. | In-footwear lace tightening reel |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101373138B1 (ko) * | 2012-11-15 | 2014-03-13 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 열교환장치 및 열교환방법 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1989
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0375862U (ja) | 1991-07-30 |
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