JPH0720581A - 原稿走査装置 - Google Patents

原稿走査装置

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JPH0720581A
JPH0720581A JP5160885A JP16088593A JPH0720581A JP H0720581 A JPH0720581 A JP H0720581A JP 5160885 A JP5160885 A JP 5160885A JP 16088593 A JP16088593 A JP 16088593A JP H0720581 A JPH0720581 A JP H0720581A
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JP
Japan
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moving
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Withdrawn
Application number
JP5160885A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Kakimoto
博昭 柿元
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定原稿走査モードと移動原稿走査モードの
両方が可能な原稿走査装置において移動原稿走査モード
時の第1番目の走査を早くする。 【構成】 移動原稿走査モード時、原稿走査を行なう前
にまず走査手段16、17、18、19と原稿21の移
動を行ない、次に走査手段16、17、18、19の移
動を停止して移動する原稿21を走査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿移動装置を備え、
原稿走査光学系により原稿像を走査する原稿走査装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数枚のシート原稿を複写する場
合、原稿束を複写機の原稿給紙台上から原稿載置台に自
動に給送し、(a)原稿載置台上に原稿を固定し、原稿
走査光学系により原稿を複写する固定原稿走査モード
(光学系走査モード)、(b)原稿走査光学系を固定
し、原稿を移動させ複写を行う移動原稿走査モード(流
し読みモード)、という2種類の複写モードの一方を行
い、その後、原稿を原稿排出トレイに排出するタイプの
自動原稿送り装置を備えた複写機があった。
【0003】図4に従来の自動原稿送り装置つき複写機
の概念図を示す。
【0004】図中、100は原稿給紙部で、原稿受け
1、原稿分離部2、原稿レジストローラ3、中間ベルト
4などにより構成される。また、5は搬送ベルト、6は
原稿載置台、7は排出トレイである。
【0005】また、走査光学系200は以下の各部材で
構成される。8は原稿を照射する露光ランプ、9は第1
ミラー、10は第2ミラー、11は第3ミラーで、露光
ランプ8、第1ミラー9は不図示の第1スキャナに、第
2ミラー10、第3ミラー11は不図示の第2スキャナ
にそれぞれ担持されている。12はレンズ、13は第4
ミラーである。露光ランプ8により、照射された原稿像
は第1ミラー9、第2ミラー10、第3ミラー11でそ
れぞれ反射され、レンズ12に入射し、その後さらに第
4ミラーで反射され、感光ドラム14にスリット露光さ
れる。
【0006】次に上記のような複写機において、複数枚
の原稿を流し読みモードにより複写する過程を説明す
る。
【0007】流し読みモードも従来は2種類の動作シー
ケンスが考えられた。
【0008】(1)まず不図示の複写開始指令手段によ
り、原稿受け1上にある原稿束15の複写開始指令が与
えられると、原稿載置台上の一辺と原稿の当接部をホー
ムポジションとする光源16、第1ミラー17(点線で
示す)が図中矢印の方向に速度Vで移動する。また第2
ミラー18、第3ミラー19は連動して速度1/2Vで
移動する。そして、光源17は原稿載置台6の他端で、
かつ原稿給紙部100の搬送口20を照射できる9の位
置に達すると停止する。
【0009】次に、原稿束15の最下部の原稿21が原
稿分離部2で分離され、原稿レジストローラ3、中間ベ
ルト4を経て、搬送口20に到達する。ここで原稿21
は原稿載置台6の下方に位置する前述の走査光学系20
0により、感光ドラム14にスリット露光され、感光ド
ラム14上に潜像を形成する。
【0010】さらに、原稿21は搬送ベルト5により原
稿載置台6上を搬送され、排出トレイ7の排出される。
【0011】一方、原稿21が原稿受け1より完全に搬
送されると、原稿束15の最下部に次の最下部の原稿2
2が露出する。そして、原稿21と適当な間隔をおい
て、上記と同様な方法で原稿受け1より排出される。
【0012】(2)まず不図示の複写開始指令手段によ
り、原稿受け1上にある原稿束15の複写開始指令が与
えられると、ホームポジションにある光源16、第1ミ
ラー17(点線で示す)は不図示の固定手段によりその
場に固定される。次に、原稿束15の最下部の原稿21
が原稿分離部2で分離され、原稿レジストローラ3、中
間ベルト4を経て、搬送口20に到達し、さらに、搬送
ベルト5により、光源16に向かって移動し、ここで原
稿21は原稿載置台6の下方に位置する前述の走査光学
系200により、感光ドラム14にスリット露光され、
感光ドラム14上に潜像を形成する。
【0013】さらに、原稿21は搬送ベルト5により原
稿載置台6上を搬送され、排出トレイ7の排出される。
【0014】一方、原稿21が原稿受け1より完全に搬
送されると、原稿束15の最下部に次の最下部の原稿2
2が露出する。そして、原稿21と適当な間隔をおい
て、上記と同様な方法で原稿受け1より排出される。
【0015】以上のような(1)、(2)のような動作
シーケンスの1つを繰り返し、複数枚の原稿を自動原稿
送り装置により複写するいわゆる“流し読み”が行われ
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成ではまず複写開始の指令を受けて、光源が自
動原稿送り装置の搬送口付近まで移動し、その後自動原
稿送り装置から原稿の搬送が開始するか、自動原稿送り
装置から原稿が光源のホームポジションまで移動するた
め、複写機に複写開始の指令を与えてから、1枚目の原
稿の複写が終了するまでの時間、いわゆるファーストコ
ピー時間が長くなるという欠点を有していた。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、原稿台と、この原稿台に載置された原稿を走
査する移動可能な走査手段と、原稿を上記原稿台上で移
動する原稿移動手段と、を有し、原稿を上記原稿台に固
定載置し上記走査手段を移動して原稿を走査する固定原
稿走査モードと、上記原稿移動手段により原稿を移動し
上記走査手段を固定して原稿を走査する移動原稿走査モ
ードと、が可能である原稿走査装置において、移動原稿
走査モード時、原稿走査を行なう前にまず上記走査手段
の移動と上記原稿移動手段による原稿の移動を行ない、
次に上記走査手段の移動を停止して移動する原稿を走査
することを特徴とするものである。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す。図1は本発明
実施例である原稿走査装置を適用した複写機の概念図を
示したものである。図中の各部品は従来例に示す部品と
同様なもので、番号は従来例と同一とし、ここでは各部
品の説明は省略する。本実施例において複数枚の原稿を
自動送り装置によって行なう流し読みは次のように行わ
れる。
【0019】まず不図示の複写開始指令手段により、原
稿受け1上にある原稿束15の複写開始の指令が与えら
れると、ホームポジションにある光源16、第1ミラー
17(点線で示す)が図中矢印の方向に速度Vで移動す
る。また第2ミラー18、第3ミラー19は連動して速
度1/2Vで移動する。
【0020】そして、光源16は図中に示す距離Xだけ
移動した位置で停止する。
【0021】一方、原稿束15の最下部の原稿21は上
記の複写開始の指令とともに原稿給紙部100を速度W
で移動する。そして搬送口20を経て、次に搬送ベルト
5により速度Wで原稿載置台6上を移動する。
【0022】ここで、原稿給紙部100内の原稿走行経
路長をZ、および原稿載置台6上の搬送口からの位置
で、停止している光源8により光が照射される直前の原
稿位置をYとすると、原稿21が移動に要する時間Tg
は Tg=Z/W+Y/W で表すことができる。
【0023】また、前述した光源16が距離Xを移動す
るのに要する時間Tlは Tl=X/V で表すことができる。
【0024】光源8は原稿21に出会うまでに完全に停
止している必要があるので、上記TgとT1との関係は
少なくとも Tl≦Tg でなければならない。
【0025】その後、停止する光源8上を原稿21が移
動し、1枚目の原稿の複写が行われる。
【0026】一方、原稿21が原稿受け1より完全に搬
送されると、原稿束15の最下部に次の最下部の原稿2
2が露出する。そして、原稿21と適当な間隔をおい
て、原稿受け1より排出され、原稿21に続いて原稿2
2も、停止する光源8上を通過し、2枚目の原稿の複写
が行われる。このような動作を繰り返し、複数枚の原稿
を自動原稿送り装置により複写する流し読みを行う。
【0027】また、上述した光源と原稿位置との関係を
図2に示す。まず、複写開始の指令と同時に、光源、原
稿束の最下部の原稿が移動開始する。時間Z/W経過す
ると、最下部原稿先端位置は原稿給紙台の搬送口に達す
る。さらに時間Tlに、光源が距離Xだけ移動した位置
で停止する。その後時間Tgに最下部原稿先端位置は、
光源によって光を照射される直前位置Z+Yに到達し、
それと同時に感光ドラムへの原稿像露光が開始される。
【0028】また、図3に光源、原稿位置と時間の関係
をグラフで示す。横軸に位置、縦軸に時間をとった。
【0029】このグラフでは横軸の左端を光源のホーム
ポジション、右端を原稿給紙部の原稿分離部とした。光
源は一定速度Vで右上がりの直線で示される。また、原
稿先端部は搬送口まで速度Wで移動し、その後も速度W
で移動する左上がりの直線で表される。
【0030】光源をの位置で停止させた場合を考え
る。光源がこの位置に達するまでに要する時間をTl1
する。一方グラフより、原稿先端部がの位置に達する
までにTg1の時間を要するので、結局原稿像露光を開始
するのに要する時間、ファーストコピー開始時間はTg1
になる。
【0031】次に光源をの位置に停止させた場合を考
える。光源がこの位置に達するまでに要する時間をTl2
とする。グラフより、原稿先端部は光源がの位置に達
するのと同時に同位置に到達するので、Tg2=Tl2とな
る。そして、その直後から原稿像露光を開始することが
できるので、ファーストコピー開始時間はTg2=Tl2
なる。
【0032】このことからファーストコピー開始時間を
最短にするためにはTl=Tgとなる位置で光源を停止さ
せれば良いことになる。
【0033】上述したことを実際の数値に当てはめて更
に説明する。
【0034】例えば、 原稿載置台幅L=480mm 原稿走行経路長Z=120mm プロセススピードPs=150mm/s A4の原稿を1分間に30枚複写する(30cpm) 複写機の場合、A4の原稿1枚を 60/30=2s より、2秒以内に複写し終わらなければならない。実
際、長さ210mmのA4原稿1枚を複写するのに要す
る時間tは t=210/Ps=1.4s なので、原稿走査光学系のバックスキャンに与えられる
時間は最長0.6sである。これより原稿走査光学系の
バックスキャンスピードVは少なくとも V=210/0.6=350mm/s になり、原稿走査光学系はこの速度で移動できることが
わかる。
【0035】一方、原稿の送りスピードWを W=Ps=150mm/s とすると、原稿走査光学系の停止位置Xは X/350=(600−X)/150 という関係が成り立ち、これより X=420mm で、それに要する時間は X/V=1.2s になる。よって、両者が出合う位置は、自動原稿送り装
置の原稿搬送口に近い位置であることがわかる。
【0036】また、原稿の送りスピードをW=350m
m/sとすると、同様に X=300mm になる。X=300mmは原稿走査光学系のホームポジ
ションと原稿分離部との中間位置であり、それに要する
時間は X/V=0.86s になる。
【0037】以上のように、原稿走査光学系の停止位置
を、前記ホームポジションと原稿分離部との中間位置よ
り、自動原稿送り装置側に設定することが実際的であ
り、かつ原稿走査光学系と原稿の移動スピードを等しく
すると、ファーストコピーに要する時間を最短にするこ
とができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、原稿走査
開始の指令によりまず走査手段と原稿とを移動開始し、
次に走査手段を停止し、その後原稿走査を行うので、第
1番目の原稿走査を最短にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の原稿走査装置を適用した複写機の概
略図
【図2】光源と原稿の動きを示す流れ図
【図3】光源と原稿の動きを示すグラフを示す図
【図4】従来の複写機の概略図
【符号の説明】
5 搬送ベルト 6 原稿載置台 8、16 光源 9、17 第1ミラー 10 第2ミラー 11 第3ミラー 14 感光ドラム 15 原稿束 21、22 原稿 100 原稿給紙部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台と、この原稿台に載置された原稿
    を走査する移動可能な走査手段と、原稿を上記原稿台上
    で移動する原稿移動手段と、を有し、原稿を上記原稿台
    に固定載置し上記走査手段を移動して原稿を走査する固
    定原稿走査モードと、上記原稿移動手段により原稿を移
    動し上記走査手段を固定して原稿を走査する移動原稿走
    査モードと、が可能である原稿走査装置において、 移動原稿走査モード時、原稿走査を行なう前にまず上記
    走査手段の移動と上記原稿移動手段による原稿の移動を
    行ない、次に上記走査手段の移動を停止して移動する原
    稿を走査することを特徴とする原稿走査装置。
JP5160885A 1993-06-30 1993-06-30 原稿走査装置 Withdrawn JPH0720581A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5160885A JPH0720581A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 原稿走査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5160885A JPH0720581A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 原稿走査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0720581A true JPH0720581A (ja) 1995-01-24

Family

ID=15724475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5160885A Withdrawn JPH0720581A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 原稿走査装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0720581A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010035126A (ja) * 2008-06-23 2010-02-12 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、画像形成装置、画像読取方法、プログラム、及び記憶媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010035126A (ja) * 2008-06-23 2010-02-12 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、画像形成装置、画像読取方法、プログラム、及び記憶媒体

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Effective date: 20000905