JPH07205220A - 光ディスク基板取り出し装置 - Google Patents

光ディスク基板取り出し装置

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JPH07205220A
JPH07205220A JP1901194A JP1901194A JPH07205220A JP H07205220 A JPH07205220 A JP H07205220A JP 1901194 A JP1901194 A JP 1901194A JP 1901194 A JP1901194 A JP 1901194A JP H07205220 A JPH07205220 A JP H07205220A
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JP
Japan
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sprue
optical disk
take
distance
molded substrate
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JP1901194A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Jodai
康弘 上代
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1759Removing sprues from sprue-channels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/40Removing or ejecting moulded articles
    • B29C45/42Removing or ejecting moulded articles using means movable from outside the mould between mould parts, e.g. robots
    • B29C45/4225Take-off members or carriers for the moulded articles, e.g. grippers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2017/00Carriers for sound or information
    • B29L2017/001Carriers of records containing fine grooves or impressions, e.g. disc records for needle playback, cylinder records
    • B29L2017/003Records or discs
    • B29L2017/005CD''s, DVD''s

Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形基板と吸着手段間の距離を検知する手段
を設けて成形基板を傾きのない状態で取り出したり、ス
プルの位置検知手段を設け取り出し不良のスプルを除い
たりして、成形基板収納時に不良を起こさないようにし
た光ディスク基板取り出し装置を提供することを目的と
する。 【構成】 成形基板1を吸着し取り出す吸着手段3と、
成形基板との距離を検知する距離検知手段4と、距離検
知手段で検知された距離を比較する距離比較手段5と、
距離比較手段の結果によって吸着手段の方向を変える吸
着方向変更手段6と、スプル2を取り出すスプル取り出
し手段7と、取り出されたスプルの位置を検知するスプ
ル位置検知手段8と、位置検知手段の結果スプルの取り
出しが正常か否を判断するスプル位置判断手段9を有
し、距離比較手段の結果吸着方向変更手段で吸着手段の
方向を変え、成形基板と吸着手段を平行にして吸着して
取り出すように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオディスク、デジタ
ルオーディオディスク、画像及び文書ファイル等の光デ
ィスク基板を作製する為の、光ディスク基板用成型機に
おける光ディスク基板取り出し装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスク成形用金型による成形は、2
枚の金型の内の一方の内底部にスタンパを固定した状態
で該一方の金型上に他方の金型を閉じ、両金型間に形成
されるキャビティ内に中空円筒状のスプル(湯口部材)
から溶融樹脂を注入することにより、スタンパ上の凹凸
形状を樹脂上に転写することにより行われる。上記スプ
ルは、スタンパの中心部と直交するように上記他方の金
型を貫通しており、上記他方の金型を開く前に該スプル
の端部が臨接する樹脂成形基板の中心部が打ち抜かれ、
打抜き後に他方の金型が取り去られ、このとき上記スプ
ルは成形基板の中心部に落ち込んだ状態で残っている。
【0003】上記光ディスク成形用金型で成形された成
形基板(光ディスク基板)は、金型の開放後、スプルと
共に光ディスク基板取り出し装置によって金型から取り
出され、スプルのみを除去した後で成形基板だけを搬送
し、ストック用のマガジン等に収納している。しかし、
従来の取り出し装置にあっては、成形基板を金型内のス
タンパ面と平行な姿勢のままで取り出す手段と、スプル
の位置不良検知の為の検知手段を備えていなかった為、
成形基板やスプルの取り出し状態が正常でない場合(傾
いている場合)においても、そのままの状態で取り出さ
れることとなり、その結果、成形基板が傾いたまま搬送
され、マガジンに収納しようとする際に成形基板が収納
枠に触れて傷や、マガジンの樹脂カスが付着したり、ス
プルの取り出し不良のまま搬送することにより、マガジ
ン内に既に収納されている成形基板にスプルが触れてこ
れを破損させるという不具合が生じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
成形基板やスプルの取り出し状態が異常であっても、そ
のままの状態で取り出され、成形基板が傾いたまま搬送
されるので、収納枠(マガジン)に触れて傷や樹脂のカ
スが付着したり、スプルの取り出し不良のまま搬送され
て既に収納されている成形基板に触れて破損させるとい
う不具合が生じていた。
【0005】
【発明の目的】そこで本発明は、このような問題点を解
決するものである。すなわち、本発明は、成形基板との
距離を検知する手段を設けて成形基板を傾きのない状態
で取り出したり、スプルの位置検知手段を設けて取り出
し不良のスプルを除いたりして、成形基板収納時に不良
を起こさないようにした光ディスク基板取り出し装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、金型で成型された成形基板とスプルを取
り出す手段を持った光ディスク基板取り出し装置におい
て、成形基板を吸着し取り出す吸着手段と、上記成形基
板との距離を検知する距離検知手段と、上記距離検知手
段で検知された距離を比較する距離比較手段と、上記距
離比較手段の結果によって上記吸着手段の方向を変える
吸着方向変更手段と、スプルを取り出すスプル取り出し
手段と、取り出された上記スプルの位置を検知するスプ
ル位置検知手段と、上記位置検知手段の結果上記スプル
の取り出しが正常か否を判断するスプル位置判断手段を
有し、上記距離比較手段の結果上記吸着方向変更手段で
上記吸着手段の方向を変え、上記成形基板と上記吸着手
段を平行にして吸着して取り出す光ディスク基板取り出
し装置であること、上記光ディスク基板取り出し装置
は、上記スプルが正常に取り出されていない場合、上記
成形基板を搬送し収納する前に、正常に取り出されてい
ない上記スプルを先に除くことを主要な特徴とする。
【0007】
【作用】上記のように構成された光ディスク基板取り出
し装置は、成形基板を吸着し取り出す際に、成形基板と
の距離を検知する距離検知手段と検知された距離を比較
する距離比較手段とを設けたことにより、成形基板と吸
着手段とを平行にするための条件を算出した結果を吸着
方向変更手段に与えて、成形基板と吸着手段を平行にし
て吸着し取り出すことが出来る。また、取り出されたス
プルの位置を検知するスプル位置検知手段とスプル位置
判断手段を設けて、スプル取り出しが正常か否を判断
し、異常と判断すると上記光ディスク基板取り出し装置
が成形基板を搬送し収納する前に、取り出し不良のスプ
ルを先に除くようにして、成形基板収納時に不良が起き
ないようにする光ディスク基板取り出し装置を提供でき
るようにする。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例の要部構成を示す
断面図であり、スタンパ12を内底面に支持した一方の
光ディスク基板成形金型11は、スタンパ12の中心孔
に対応する位置にスリーブ13を軸方向に進退可能に支
持するとと共に、スリーブ13の更に中心位置にエジェ
クトピン14を軸方向に進退可能に支持した構成を有す
る。スリーブ13の外周面には微小間隙が形成され、該
微小間隙から導入された圧縮空気がスタンパ12と成形
基板1(光ディスク基板)との間に入り込んで成形基板
1をスタンパ12面から剥離させる。スタンパ12から
の剥離とほぼ同時に、スリーブ13は図示しない駆動手
段によりスタンパ側に押し出され、その端面で成形基板
1を押し出す。
【0009】図示しない一方の金型が上記金型11から
離脱されることによって、金型11の内底部に露出した
成形基板1は上記手順によりスタンパから剥離される
が、その前にロボットのアーム等により保持された光デ
ィスク基板取り出し装置10が金型11の内底面に対向
する位置に移動されてセットされている。スリーブ13
により押し出された成形基板1は、光ディスク基板取り
出し装置10の吸着手段3により吸着され、保持され
る。成形基板1の中心孔に嵌合して保持された状態にあ
るスプル2はエジェクトピン14の突出によって、取り
出し装置10内に設けたスプル取り出し手段7に向けて
押し出され、保持される。エジェクトピン14の突出の
タイミングについては後述する。
【0010】上記吸着手段3は図示しない真空源と接続
した吸盤が金型11との対向面に取付けられたものであ
り、吸盤に対する負圧の導入をON、OFFすることに
より、吸着、離反作用を行うことができる。図では上記
成形基板1の中心センター穴を挟んで上下に各1個ずつ
しか吸盤が配置されていないが、紙面と直交する位置に
2つ設けることも可能である。図ではスプル2は既にエ
ジェクトピン14で上記成形基板1より前面(図で右
側)に押し出されスプル取り出し手段7に挟み込まれて
いる。このスプル取り出し手段7の構成としては、種々
選択可能であるが、例えば機械的なチャック手段を用い
れば良い。
【0011】上記成形基板1と上記スプル2の取り出し
に際し、本発明の実施例では成形基板1と吸着手段3を
平行にしてから吸着する為に種々のセンサーや制御手段
を持っている。まず、吸着手段3と成形基板1との間の
距離を測る為の距離検知手段4としては、例えば発光、
受光素子からなる光センサーや超音波を利用した距離セ
ンサー等が用いられ、成形基板1との距離を無接触に正
確に測ることが出来る。光ディスク基板取り出し装置1
0を構成する距離比較手段5は、距離検知手段4からの
測定結果を受けて、成形基板1と吸着手段3とを平行姿
勢にする為の指示を吸着方向変更手段6に与える。吸着
方向変更手段6は必要に応じ吸着手段3の傾きを変える
為に、パルスモータまたはサーボモータで駆動される変
更手段から構成する(本発明の実施例では2個−図2参
照)。また、スプル2の根元部と先端部の位置の存在を
検知する為、例えば発光、受光素子からなる光センサー
等を利用したスプル位置検知手段8が設けられている。
スプル位置検知手段8からの情報をスプル位置判断手段
9で判断して、上記スプル2がスプル取り出し手段7で
正常に取り出されたか否か判定している。
【0012】次に、図1〜図6を用いて本発明の内容を
詳しく述べる。成形基板1とスプル2がスリーブ13の
外周側の微小間隙からのエアーによってスタンパ12か
ら剥し、成形基板1とスプル2を従来の方法で取り出し
た場合、正常な剥離状態では図3(a)のようになる
が、剥離状態が不安定になり成形基板1がスプル2より
も右方向に浮き上がってしまうことが起きると、図3
(b)のようにスプル2の根元(図で左端)が成形基板
1よりも左側にはみでた状態で取り込まれる。その時は
成形基板1も傾いた状態で吸着される場合が多く、その
まま成形基板1を図示していないマガジンに搬送して収
納しようとすると、飛び出したスプル2の端部により、
先行してマガジンに収納されている他の成形基板を傷つ
けたり、成形基板1も傾いて運ばれる為マガジンに触れ
てマガジンの樹脂カス等のゴミが付着する不具合が生じ
ていた。スプル2が正常に取り込まれた図3(a)のよ
うな場合でも成形基板1が傾いた状態で吸着されると、
ゴミ付着の不具合が起こることがあった。そこで本発明
はこれらの不具合を起こさないようにすることを目的と
する。
【0013】即ち、本発明では、図2でスプル2が正常
に取り出されるか否かにかかわらず(図2では正常に取
り出された状態を図示している)、成形基板1を吸着手
段3と平行にして吸着させる為に成形基板1との距離を
距離検知手段4によって測り、パルスモータを用いた吸
着方向変更手段6を用いて平行にさせている。
【0014】この姿勢修正方法を図5(a)(b)及び
図6を使って説明する。また、図6は、上記の場合のパ
ルスモータ動作のフローチャートを示す。但し、回転の
方向はパルスモータの軸に対向した方向から示してい
る。図5(a)において、吸着手段3が取り付いている
ブロック状のハンド部17は、その上面と側面に夫々一
個づつ設けられた、合計2個のパルスモータM1、M2
からなる吸着方向変更手段6(図2参照)により方向が
変更される。
【0015】上側のパルスモータ(M1)は矢印a、b
方向の回転(矢印ア方向の回転でハンド部17は矢印a
1、b1方向、矢印イ方向の回転でハンド部17は矢印
a2、b2方向の回転)を行い、横側のパルスモータ
(M2)は矢印c、d方向の回転(矢印ウ方向の回転で
ハンド部17は矢印c1、d1方向、矢印エ方向の回転
でハンド部17は矢印c2、d2方向への回転)を行
う。例えば、図のように距離検知手段4の各距離センサ
ーで測定した値P1、P2、P3、P4を成形基板1と
の距離とすると、P1=P2、P3≠P4(P3>P
4)の場合は、矢印c、d方向は変える必要はなく、矢
印a、b方向の矢印ア方向の回転が必要であることは図
から容易に判る。その時のパルスモータM1の回転角θ
1は、図5(b)で、fg間の距離=(P3−P4)、
eg間の距離はセンサー間の距離に当り、仮にAとする
と、tanθ1=(fg間の距離/eg間の距離)=
(P3−P4)/A、となり、この式からθ1を求める
ことが出来る(ステップS52〜S58)。同様に、P
1≠P2(P1>P2)、P3=P4の場合は、矢印
a、b方向の角度を変える必要はなく、矢印c、d方向
の矢印イ方向の回転が必要であり、回転角θ2は、ta
nθ2=(P1−P2)/B、但しP1、P2の測定セ
ンサー間の距離をBとする(ステップS53、S59〜
S62)。また、P1≠P2、P3≠P4の場合も上記
の回転角θ1、θ2を個々に求めればよい(ステップ
4、S53〜S69)。
【0016】上記のようにして成形基板1と吸着手段3
を平行にしてから吸着手段3による吸着が行われるが、
正常な剥離状態ではなくスプル2が異常に取り出された
時は、各スプル位置検知手段8によるスプルの前部と後
部の検知ができず、スプル位置判断手段9は異常処理を
行うよう判断する。図4はその説明図で、光ディスク基
板取り出し装置10が成形基板1を搬送し収納する前
に、スプル位置判断手段9からの指示でスプル抜取り装
置15が金型内の光ディスク基板取り出し装置10に近
付きスプル2を抜取る。抜取りは方法は例えばスプル吸
い込みエアー穴16からの負圧を利用して行う。抜取ら
れたスプル2は破棄されてスプル抜取り装置15はもと
の位置に戻り次の異常処理に待機する。
【0017】上記の通り本発明を用いた光ディスク基板
取り出し装置10は、上記のマガジンに先行して収納さ
れている別の成形基板を傷つけたり、マガジンに触れて
マガジンの樹脂カス等のゴミが付着する不具合を無くし
ただけでなく、スプル2が正常でない取り出しにおいて
も光ディスク基板取り出し装置10の動作を中断するこ
と無くロス時間の短縮に寄与する。
【0018】図7は金型で光ディスク基板を形成した後
における従来の光ディスク基板取り出し装置の要部の主
要動作を示すフローチャートである。取り出し指令を待
って(S101)、成形基板1とスプル2を取り出す為
に光ディスク基板取り出し装置10は金型11内の成形
基板1に近付く(S102)、成形基板1の吸着前にス
プル2が検知出来ない状態(S103 NO)にある場
合には、スプル2が曲がって取り付いていたり、金型内
に落ちていたりの異常事態が発生したものとして警報を
出し(S113)、光ディスク基板取り出し装置の動作
を停止する。
【0019】スプル2が検知出来た場合は(S103
YES)、エジェクトピン14を作動させてスプル2を
押し出し(S104)、スリーブ13で成形基板1を押
し出す(S105)。同時に待機しているスプル取り出
し手段7でスプル2を取り出し(S106)、吸着手段
3で成形基板1を吸着する(S107)。図示していな
い吸着可否判断手段による検知により成形基板1が吸着
出来ない場合(S108 NO)は、異常事態が発生し
たとして光ディスク基板取り出し装置を金型の外に戻し
(S112)、警報を出し(S113)知らせる。成形
基板1が吸着出来た場合(S108 YES)成形基板
1を収納するマガジンに運び(S109)、成形基板1
を所定の位置に収納し(S110)、最後にスプル2を
破棄し(S111)サイクルを終了する。
【0020】この従来の方法によれば、勿論、図3
(b)のようにスプル2の根元(図で左端)が成形基板
1よりはみでた状態で取り込まれても、成形基板1が傾
いた状態で吸着されても検知する手段を持っていない
為、そのままマガジンに収納するので上記の不具合が生
じることが起きていた。
【0021】図8は上記の不具合を改善した本発明の主
要動作を示すフローチャートであり、取り出し指令を待
って(S1)光ディスク基板取り出し装置10を光ディ
スク基板成形金型11の成形基板1に近付け(S2)、
スプル2が検知出来ない場合(S3 NO)は従来と同
じくスプル2が金型内に落ちるような異常事態が発生し
たものと判定して光ディスク基板取り出し装置10を金
型外に出して(S14)、警報を出し(S15)装置を
停止する。若しスプル2が検知されれば(S3YE
S)、例えば図3(b)のようにスプル2の左端が成形
基板1よりはみでた状態で取り込まれても、エジェクト
ピン14とスリーブ13を動作させ(S4)(S5)ス
プル2と成形基板1を押し出させる。
【0022】成形基板1が光ディスク基板成形金型11
内に設定されると、成形基板1との間の距離が距離検知
手段4で測られ、距離比較手段5で平行になる条件が演
算され、吸着方向変更手段6に変更すべき回転量を指示
し、成形基板1と吸着手段3を平行にした後吸着する
(S6)。その後スプル2をスプル取り出し手段7で保
持して取り出し(S7)、成形基板1を吸着手段3で吸
着する(S8)。
【0023】吸着不可の場合は(S9 NO)、異常事
態が発生したとして警報を出し(S15)、光ディスク
基板取り出し装置10を金型外に出してとめる(S1
4)。吸着が出来て(S9 YES)スプル2が正常に
取り出された(S10 YES)場合は、光ディスク基
板取り出し装置10は従来技術と同じく成形基板1をマ
ガジンに運び(S11)、成形基板1を所定の位置に収
納し(S12)、最後にスプル2を破棄し(S13)、
サイクルを終了する。本発明の特徴であるスプル位置検
知手段8がスプルの先端と根元の存在を同時に確認出来
ず、スプル位置判断手段9がスプル2を異常状態で取り
出したと判断した場合は(S10 NO)、スプル位置
判断手段9からの指示で(S16)、スプル抜取り装置
15が光ディスク基板取り出し装置の前に移動し(S1
7)、スプル2を抜取る(S18)。スプル抜取り装置
15はスプル2を保持したまま金型外に移動し(S1
9)、所定の位置にスプル2を破棄し(S20)、初期
位置に戻る。また、成形基板1はマガジンに運ばれ(S
21)、所定の位置に収納され(S22)、サイクルを
終了する。
【0024】
【発明の効果】上記のように構成された光ディスク基板
取り出し装置は、成形基板を吸着し取り出す際に、成形
基板と吸着手段との間の距離を検知する距離検知手段と
検知された距離を比較する距離比較手段を設けたことに
より、成形基板と吸着手段とが平行となる条件を算出し
た結果を吸着方向変更手段に与えて、成形基板を平行に
して吸着し取り出すことが出来る。また、取り出された
スプルの位置を検知するスプル位置検知手段とスプル位
置判断手段を設けて、スプル取り出しが正常か否を判断
し、異常と判断すると光ディスク基板取り出し装置が成
形基板を搬送し収納する前に、取り出し不良のスプルを
先に除くようにたので、成形基板収納時に不良が起きな
いようにした光ディスク基板取り出し装置を提供するこ
とが出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す光ディスク基板取り出し
装置の要部の断面図。
【図2】図1の実施例の光ディスク基板取り出し装置の
構成及び動作説明図。
【図3】(a) 及び(b) は図1の光ディスク基板取り出し
装置が成形基板とスプルを取り出した際の構成を示す断
面図。
【図4】本発明の実施例を示すスプル抜取り装置が光デ
ィスク基板取り出し装置のスプルを抜取る際の要部の断
面図。
【図5】(a) 及び(b) は本発明の実施例を示す成形基板
と吸着手段とが平行となるようにして吸着する為の要部
の説明図である
【図6】本発明の実施例を示す吸着方向変更手段のパル
スモータの回転角を求めるフローチャート。
【図7】従来の光ディスク基板取り出し装置の要部の主
要動作を示すフローチャート。
【図8】本発明の実施例を示す光ディスク基板取り出し
装置の要部の主要動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1・・・成形基板、2・・・スプル、3・・・吸着手
段、4・・・距離検知手段、5・・・距離比較手段、6
・・・吸着方向変更手段、7・・・スプル取り出し手
段、8・・・スプル位置検知手段、9・・・スプル位置
判断手段、10・・・光ディスク基板取り出し装置、1
1・・・光ディスク基板成形金型、12・・・スタン
パ、13・・・スリーブ、14・・・エジェクトピン、
15・・・スプル抜取り装置、16・・・スプル吸い込
みエアー穴、17・・・ハンド部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型により成形された成形基板と、該成
    形基板に付着したスプルを取り出す手段とを持った光デ
    ィスク基板取り出し装置において、上記成形基板を吸着
    し取り出す吸着手段と、上記成形基板との距離を検知す
    る複数の距離検知手段と、上記各距離検知手段により検
    知された各距離を比較する距離比較手段と、上記距離比
    較手段の比較判定結果に基づいて上記吸着手段の方向を
    変える吸着方向変更手段と、スプルを取り出すスプル取
    り出し手段と、取り出された上記スプルの位置を検知す
    るスプル位置検知手段と、上記スプル位置検知手段によ
    る検知の結果に基づいて上記スプルの取り出しが正常か
    否を判断するスプル位置判断手段を有し、上記距離比較
    手段の比較判定結果に基づいて上記吸着方向変更手段に
    より上記吸着手段の方向を変え、上記吸着手段の姿勢を
    上記成形基板に対して平行にして吸着して取り出すよう
    に構成したことを特徴とする光ディスク基板取り出し装
    置。
  2. 【請求項2】 上記光ディスク基板取り出し装置は、上
    記スプルが正常に取り出されていない場合、上記成形基
    板を搬送しマガジン内に収納する前に、正常に取り出さ
    れていない上記スプルを先に除く構成としたことを特徴
    とする請求項1記載の光ディスク基板取り出し装置。
JP1901194A 1994-01-19 1994-01-19 光ディスク基板取り出し装置 Pending JPH07205220A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1901194A JPH07205220A (ja) 1994-01-19 1994-01-19 光ディスク基板取り出し装置

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JP1901194A JPH07205220A (ja) 1994-01-19 1994-01-19 光ディスク基板取り出し装置

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