JPH09331193A - プリント基板搬送装置 - Google Patents

プリント基板搬送装置

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JPH09331193A
JPH09331193A JP8149265A JP14926596A JPH09331193A JP H09331193 A JPH09331193 A JP H09331193A JP 8149265 A JP8149265 A JP 8149265A JP 14926596 A JP14926596 A JP 14926596A JP H09331193 A JPH09331193 A JP H09331193A
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
substrate
take
chuck
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Application number
JP8149265A
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English (en)
Inventor
Shoji Yonekawa
昭治 米川
Kouji Kawada
浩示 川田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板をストッカー台に一時保管する
際、プリント基板の裏面に付着しているゴミが積み重ね
た隣のプリント基板の表面に移さないようにする。 【解決手段】 プリント基板をダイボンディング装置に
搬送するための搬送路と、プリント基板を略垂直方向に
立て複数枚積み重ねて一時保管するとともにプリント基
板を滑動させながら取り出すことが可能な取出端を有す
るストッカー部と、積み重ねたプリント基板面上を調節
可能な加重で押し付ける押し板部と、プリント基板を1
枚ずつ掴んでストッカー部の取出端から搬送路に取り出
すチャック部と、このチャック部の取り出し動作に応じ
て取出端にあるプリント基板1枚を取り出し可能に分離
する分離部と、プリント基板の取り出しによる押し板部
の荷重変位を検知してその荷重変位分だけ取出端の方向
に押し板部を移動させ常に一定荷重がプリント基板面上
にかかるよう制御する制御機構部とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント基板搬送装
置に関し、特に、ストッカー部からプリント基板を取り
出しダイボンディング装置に搬送する工程において、プ
リント基板のゴミの付着と搬送路上での位置決め精度の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板に半導体チップをダ
イボンディングする工程を自動で行う場合、マガジン
(ケース)にプリント基板を段積みして、このマガジン
からプリント基板を1枚1枚取り出して、ダイボンディ
ング装置に搬送し供給していた。また、ダイボンディン
グする電子部品や実装密度によって位置決め精度が要求
される場合、プリント基板の両サイドに位置決め用の丸
穴を設け、この穴に位置決め用の丸ピンを挿入して、予
め位置決めをしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プリント基板の材質と
して、電気特性や加工性等の利点から紙エポキシ樹脂基
板、ガラスエポキシ樹脂基板などが多用されている。し
かし、プリント基板の外形、分割用穴等を金型で打ち抜
いて形成する際に、切断面付近に細かいプリント基板の
かけらなどゴミがプリント基板の裏面に付着している。
【0004】マガジンにプリント基板を段積みする構造
を有する従来のプリント基板搬送装置では、垂直に段積
みされるため荷重によりプリント基板の裏面に付着して
いたゴミが、下のプリント基板の表面である半導体チッ
プをボンディングする面に強く付着する。このため、プ
リント基板をマガジンから取り出し搬送路上でこのゴミ
を強制的に除去するとレジスト膜が剥がれたり、配線パ
ターンが損傷するという問題がある。
【0005】また、電子部品を実装する面がゴミが付着
したままダイボンディングしてしまうと、著しく接合の
性能や信頼性が低下してしまう。従って、プリント基板
をマガジンに収納する前に付着したゴミをコンプレッサ
エアーで吹き付けて除去する方法があるが、作業工程面
積が大規模になるだけでなく、ゴミが取れているかどう
か検査する工程が必要になり、その結果、コストアップ
の原因になる。
【0006】また、前工程用のダイボンデイング装置と
後工程用のダイボンディング装置間の搬送路上において
プリント基板を予め位置決めして搬送する場合、プリン
ト基板の両サイドに設けた位置決め用の丸穴に丸ピンを
挿入して、位置決めをしていたので、ピン穴に付着した
ゴミがプリント基板表面に付着するという問題があっ
た。
【0007】本発明は以上の事情を考慮してなされたも
ので、例えば、プリント基板を一時保管するストッカー
台をプリント基板の裏面に付着しているゴミが積み重ね
たプリント基板の表面に移さない構造にし、さらに、搬
送路上に取り出されたプリント基板を損傷しないで清掃
する機構を設けることにより、プリント基板の両面をク
リーンに保ちながら搬送と位置決めをすることを可能に
してプリント基板のダイボンディングの性能を向上させ
且つプリント基板の実装工程を簡素化することができる
プリント基板搬送装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
を示すブロック図である。図1に示すように、本発明
は、プリント基板をダイボンディング装置に搬送するた
めの搬送路101と、プリント基板を略垂直方向に立て
複数枚積み重ねて一時保管するとともにプリント基板を
滑動させながら取り出すことが可能な取出端を有するス
トッカー部102と、積み重ねたプリント基板面上を調
節可能な加重で押し付ける押し板部103と、プリント
基板を1枚ずつ掴んでストッカー部102の取出端から
搬送路101に取り出すチャック部104と、このチャ
ック部104の取り出し動作に応じて取出端にあるプリ
ント基板1枚を取り出し可能に分離する分離部105
と、プリント基板の取り出しによる押し板部の荷重変位
を検知してその荷重変位分だけ取出端の方向に押し板部
を移動させ常に一定加重がプリント基板面上にかかるよ
う制御する制御機構部106とを備えてなるプリント基
板搬送装置である。
【0009】なお、本発明において、搬送路101はプ
リント基板を搬送する搬送レール、搬送ローラー、これ
らを駆動するエアーシリンダ、ACモーター、駆動位置
を検知するフォトセンサ、マイクロスイッチ等で構成さ
れている。また、搬送路101の幅はプリント基板の幅
より若干広く設定されている。ストッカー部102は、
積み重ねたプリント基板を保管できるL字型のアルミ、
ステンレス材からなるストッカー台で構成される。ま
た、取出端とは、プリント基板を滑動させるストッカー
台の端部のことである。
【0010】押し板部103は、アルミ材やステンレス
材からなる押し板、プリント基板に荷重をかけるバネで
構成され、プリント基板にかかる荷重をバネの高さで調
整できるように構成されている。プリント基板にかける
荷重の変位を検知するフォトセンサ、ストッカー台に積
み重ねられたプリント基板の有無を検知するフォトセン
サなどから構成される。
【0011】チャック部104は、プリント基板を掴む
クランプチャック、これを駆動するエアーシリンダ、サ
ーボモーター、駆動位置を検知するフォトセンサ、マイ
クロスイッチ等で構成されている。分離部105は、ス
トッカー台の取出端のゲートを開閉を行う分離ゲート、
取出端にあるプリント基板側面を押さえる分離押さえ、
基板落下止め、これらを駆動するエアーシリンダ、サー
ボモーター、及び駆動位置を検知するフォトセンサ、マ
イクロスイッチから構成される。
【0012】制御機構部106は、押し板部103を取
出端の方向に移動させる機構部等と、チャック部、分離
部を各センサからの信号に基づいてシーケンス制御する
マイクロコンピュータを内蔵したコントローラの電装部
等で構成されている。マイクロコンピュータは、CP
U、ROM、RAM、I/Oポートから構成され、特
に、CPUはROMに格納されたシーケンス制御プログ
ラムによりプリント基板搬送装置全体を制御する。ま
た、CPUは押し板部の荷重変位を検知してその荷重変
位分だけ取出端の方向に押し板部を移動させ常に一定加
重がプリント基板面上にかかるよう制御する機能を備え
ている。
【0013】前記構成によれば、プリント基板を略垂直
方向に立て複数枚積み重ねて一時保管する際、制御機構
部106により、常に一定加重がプリント基板にかかる
よう制御するので、プリント基板の裏面に付着したゴミ
が隣のプリント基板の表面に付着しにくくなる。従っ
て、プリント基板面上に付着したゴミが強く付着してい
ないので、例えば、搬送工程中の設けた基板清掃部で基
板表面を損傷することなく簡単にゴミを除去することが
できるので、プリント基板のダイボンディングの性能を
向上させ且つプリント基板の実装工程を簡素化すること
ができる。
【0014】前記ストッカー部102は、略垂直方向に
立て積み重ねた複数枚のプリント基板が自重で取出端の
方向に滑動するまでの傾斜角を水平位置に対して傾斜を
もたせて設置している構成にすることが好ましい。前記
構成によれば、押し板部103を取出端の方向に移動さ
せる際、プリント基板にかかる荷重がさらに軽減される
ので、プリント基板の裏面に付着しているゴミが隣のプ
リント基板の表面(半導体チップをボンディングする部
分)に付着しにくくなる。
【0015】前記チャック部104によって搬送路に取
り出されたプリント基板面上に付着しているゴミを取り
除くとともにプリント基板面上に帯電している電荷を中
和する導電性ブラシを有する基板清掃部107を備えた
構成にすることが好ましい。
【0016】基板清掃部107は、プリント基板面に付
着しているゴミと静電気を取り除く導電性ブラシ、除電
ブロー、プリント基板を搬送するローラー、これらを駆
動するモーター、静電気を逃がす接地線、取り除いたゴ
ミを外部へ撒散らさないよう集塵する清掃箱から構成さ
れている。前記構成によれば、プリント基板面上にゴミ
が強く付着していないのでプリント基板面を損傷しない
程度の導電性ブラシで除去される。また、プリント基板
面に帯電している静電気も除去されるので、ダイボンデ
ィングされる半導体チップが静電気で破壊されない。
【0017】前工程用のダイボンデイング装置と後工程
用のダイボンディング装置間の搬送路上にあるプリント
基板の搬送と位置決めを補助する搬送ユニット108を
さらに備え、前記搬送ユニット108は、前工程用ダイ
ボンディング装置から送出されたプリント基板を検知し
てその両端部を挟持し搬送するとともにその先端部を後
工程用のダイボンディング装置の近辺に設定された停止
位置に位置決めするよう構成されることが好ましい。
【0018】搬送ユニット108は、プリント基板の端
部を挟持するチャックや駆動ローラーと、これらを駆動
するエアーシリンダ、パルスモーターと、位置決め位置
を検知する検知センサ等で構成されている。前記構成に
よれば、搬送ユニット108は、プリント基板のピン穴
を利用しないで端部を挟持して位置決めするのでゴミを
発生させることなく精度の高い位置決めを行うことがで
きる。従って、精度の高いダイボンディングが可能にな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施例に基づいて
本発明を詳述する。なお、これによって本発明は限定さ
れるものではない。本発明のプリント基板搬送装置は、
ダイボンディング装置を設置した搬送路上に組み込ま
れ、半導体チップ、抵抗チップ、コンデンサチップなど
の電子部品をダイボンディングする部分にゴミなどの付
着物がないプリント基板を搬送供給する。
【0020】図2は本発明のプリント基板搬送装置に用
いられるプリント基板の一形状を示す外観図である。図
2において、プリント基板1は、例えば、幅24mm、
長さ280mmのガラスエポキシ樹脂基板で構成され、
このプリント基板1の表面には、半導体チップ2をボン
ディングするための半導体チップ搭載部1aのパターン
が形成され、ダイボンディング装置において、位置決め
用丸穴1bにピンを挿入してプリント基板1を位置決め
後、半導体チップ2を半導体チップ搭載部1aに実装す
る。
【0021】例えば、プリント基板1を、打ち抜き穴1
cを利用して16×2=32枚に分割して、実装基板と
して製品に使用するものである。このプリント基板1の
外形、位置決め用丸穴1b、打ち抜き穴1cは、打ち抜
き金型により形成されるため、プリント基板の打ち抜き
部付近には細かく砕けたガラスエポキシ樹脂の粉が発生
し、プリント基板1の裏面に付着している。
【0022】図3は本発明のプリント基板搬送装置の一
実施例を示す機構図である。図3に示すように、本発明
のプリント基板搬送装置は、搬送路101、ストッカー
部102、押し板部103、チャック部104、分離部
105、制御機構部106、基板清掃部107から構成
されている。搬送路101は、プリント基板1を搬送す
る搬送レール30、搬送ローラー39、44、47これ
らを駆動するエアーシリンダ、ACモーター、駆動位置
を検知する検知センサ37、38等で構成されている。
また、搬送レール30の幅はプリント基板の幅より若干
広く設定されている。
【0023】ストッカー部102は、積み重ねたプリン
ト基板1を保管できるL字型のアルミ、ステンレス材か
らなるストッカー台3で構成されている。押し板部10
3は、矩形状のアルミ材やステンレス材からなる押し板
10、バネ11等で構成され、プリント基板にかかる荷
重をバネ11の高さで調整できるように構成されてい
る。また、押し板10にはストッカー台3に積み重ねら
れたプリント基板1の取り出しによる荷重変位を検知す
る荷重変位検知センサ18、プリント基板の有無を検知
する基板有無検知センサ17が設けられている。ストッ
カー台3には押し板10を取出端の方向に移動させプリ
ント基板を押し出す押し板駆動シリンダ13を備えてい
る。また、取出端とは、プリント基板を滑動させるスト
ッカー台の端部のことである。
【0024】チャック部104は、プリント基板を掴む
クランプチャック25、これを駆動するチャック前後進
駆動シリンダ31、チャック回転駆動シリンダ34、チ
ャック駆動位置を検知する検知センサ32、33、3
5、36等で構成されている。分離部105はストッカ
ー台3に設置され、プリント基板を分離する分離ゲート
左右4、7と、基板を押さえる分離押さえ左右19、2
2と、基板の落下を防止する基板落下止め27と、これ
らを駆動するエアーシリンダと、駆動位置を検知する検
知センサ4、5、8、9、20、21、23、24、2
8、29等で構成されている。
【0025】制御機構部106は、押し板駆動シリンダ
13、クランプ部、分離部のエアー電磁弁やモーターを
制御する制御機構部等と、各機構部を各センサからの信
号に基づいてシーケンス制御するマイクロコンピュータ
を内蔵したコントローラ(図示せず)の電装部等で構成
されている。マイクロコンピュータは、CPU、RO
M、RAM、I/Oポートから構成され、このCPUは
ROMに格納された制御プログラムによりプリント基板
搬送装置全体を制御している。本発明では、特に、CP
Uはストッカー台3に積み重ねられたプリント基板の取
り出しによる荷重変位を検知してその荷重変位分だけ取
出端の方向に押し板部を移動させ常に一定加重がプリン
ト基板面上にかかるよう制御する機能を備えている。コ
ントローラはパソコンで構成してもよい。また、画面に
異常や作業手順をオペレータに報知することも可能であ
る。さらに、プリント基板搬送装置と実装装置をLAN
で結合して制御することもできる。
【0026】基板清掃部106は、プリント基板の表面
に付着しているゴミと静電気を取り除く導電性ブラシ4
2、これを駆動するモーター50、除電ブロー43、プ
リント基板を搬送するローラー44、47、ブラシ清掃
位置を検知する検知センサ51、52、53、静電気を
流す接地線(図示せず)、取り除いたゴミを外部へ撒散
らさないよう集塵する清掃箱56等から構成されてい
る。清掃したプリント基板を清掃箱56から送り出す際
に予め位置決めするための位置決め用フォトセンサ5
4、55を搬送路上にさらに備えている。
【0027】図4は本発明のプリント基板搬送装置の一
部分を示す機構図である。図4において、ストッカー台
3への基板セットについて説明する。まず、オペレータ
により、水平位置に対し約8度ほど傾斜させて設置され
たストッカー台3にプリント基板1がほぼ垂直方向に立
てて積み重ねられる。このとき、複数のプリント基板1
はすべて表面が取出端(基板落下止め)の方向に向くよ
うに重ねられて斜面に沿って並ぶ。
【0028】プリント基板の表面が取出端を向くように
並べる理由は、重ねるプリント基板1の裏面に付着して
いるガラスエポキシ基板の粉が落ちてきて前にあるプリ
ント基板1の半導体チップをダイボンディングするため
のパターン部分1aに付着しないようにするためであ
る。このように斜面上に重ねて並べられた先頭のプリン
ト基板1は、左右の分離ゲートで支えられている。スト
ッカー台3を傾斜させることで、プリント基板の供給と
取り出しが容易になり、プリント基板にかける荷重が軽
減される。
【0029】一方、最後のプリント基板1の裏面は、押
し板10で押えられている。この押し板10は、バネ1
1で押されており、さらにこのバネ11は連結アーム1
2により、押し板駆動シリンダ13により押される。こ
のストッカー台3から順次プリント基板1が取り出され
ていくと、プリント基板1の厚み分だけ、最後のプリン
ト基板1を押し出さなければならない。このとき、一定
加重で押し続けるようにするため、以下のように構成さ
れている。
【0030】プリント基板1の厚み分がストッカー台3
の取出端の方向に移動すると、連結アーム12に固定さ
れている遮光板16が、透過型フォトセンサを用いた荷
重変位検知センサ17の光路からはずれて、荷重変位検
知センサ17はONとなる。コントローラ(図示せず)
は、連結アーム12に固定されている遮光板16が荷重
変位検知センサ17の光路を遮って荷重変位検知センサ
17がOFFとなるまで、押し板駆動シリンダ13を押
し出し停止する。
【0031】プリント基板1が取り出されるごとに、前
述の動作を行い、プリント基板1を常に一定荷重で押し
続ける。この動作により、例えば、プリント基板の裏面
に付着したゴミは隣の基板のダイボンディングする面に
付着しにくくなる。ストッカー台3のプリント基板1が
無くなると、反射型の基板有無検知センサ18がOFF
となり、コントローラはこの信号を受けて、オペレータ
に“プリント基板の補充要求”信号を出して報知する。
【0032】図6は本発明のプリント基板搬送装置の処
理動作1を示すフローチャートである。図6のフローチ
ャートに従って、ストッカー台3にプリント基板1をセ
ットする[基板セットルーチン]と、プリント基板を一
枚ずつ取り出す[基板取り出しルーチン]とについて説
明する。オペレータによるプリント基板の供給(補充)
が必要か否かを判断する。プリント基板の供給が必要な
ら[基板セットルーチン]のフローへ移行し、供給が不
要なら、[基板取り出しルーチン]のフローへ移行す
る。
【0033】[基板セットルーチン] ステップS101(押し板後退):基板供給準備ボタン
を押すと、ストッカー台3に設けられた押し板10が押
し板駆動シリンダ13で押され後退する。 ステップS102(基板供給準備):梱包からプリント
基板(ガラスエポキシ基板)1を取り出し、ストッカー
台3にプリント基板の表面を取出端の方向に向けて積み
重ねる。このとき、ストッカー台3をほぼ8度傾斜させ
ることで、プリント基板の供給と取り出しが容易にな
り、プリント基板1にかける荷重が軽減される。
【0034】ステップS103(押し板前進):基板セ
ットボタンを押すと、押し板部10が押し板駆動シリン
ダ13で取出端の方向に押され、押し板部10に設けた
基板有無検知センサ18がプリント基板を検知し、さら
に荷重変位検知センサ17が検知するまで、押し板部1
0が前進しプリント基板1を滑動させる。このステップ
S103以下の処理は自動的に繰り返される。
【0035】ステップS104(基板荷重調整完):基
板有無検知センサ18が基板を検知し、荷重変位検知セ
ンサ17が設定されたバネ高さを検知すると、押し板駆
動シリンダ13が停止し、プリント基板により一定荷重
がかかる。次の[基板取り出しルーチン]へ移行する。
ここでは、基板にかかる荷重が一定でかつより少なく調
整できるので基板の裏面に付着したゴミは他の基板の表
面に付着しない。
【0036】[基板取り出しルーチン] ステップS105(分離押さえ作動):ストッカー台3
の左右の分離押さえ19、22により取出端の先頭基板
の次の基板(2枚目)を分離押さえ検知センサ20、2
3で検知し押さえる(図3、図4参照)。 ステップS106(チャック前進):クランプチャック
25(クランプチャックを以下チャックと呼ぶ)をチャ
ック前後進駆動シリンダ31で前進させ取出位置をチャ
ック前進検知センサ32で検知して停止させる。
【0037】ステップS107(基板チャック開始):
チャック25(爪)を開き、先頭のプリント基板を掴
む。このとき、ミスチャック検知センサ26で、ミスチ
ャックを検知する。 ステップS108(基板チャック完):基板を正常にチ
ャックしたならば、チャック25が開放するまで、ミス
チャックを監視する。 ステップS109(基板落下止め開放):ストッカー台
3の取出端に設けられた基板落下止め27を開放し、落
下止め上端/下端検知センサ28、29で開放位置を検
知して停止する。
【0038】ステップS110(分離ゲート開放):左
右の分離ゲート4、7を開放し、左右の分離ゲート閉鎖
/解放検知センサ5、6、8、9で開放位置を検知し停
止する。チャック25で掴んだ先頭基板の取り出しが可
能となる。ストッカー台3の基板落下止め27と左右の
分離ゲート4、7を解放されて、チャック25で掴んだ
基板がストッカー台3から取り出し可能な状態になる。 ステップS111(チャック後退):基板を掴んだま
ま、チャック25をチャック前後進駆動シリンダ31に
より後退させる。このとき、基板落下止め27、左右の
分離ゲート4、7は元の位置に復帰するとともに左右の
分離押さえ19、22は解放する。
【0039】ステップS112(チャック回転):チャ
ック回転駆動シリンダ34によりチャック25を搬送レ
ール30上まで回転させ、回転位置上/下検知センサ3
6、37で停止位置を検知し停止する。 ステップS113(チャック下降):チャック前後進駆
動シリンダ31によりチャック25を搬送レール30の
方向に下降させ停止する。 ステップS114(チャック開放):チャック25を開
放し、搬送レール30の所定の位置に基板を乗せる。
【0040】ステップS115(チャック復帰):チャ
ック25を元の取り出し位置に復帰さす。 ステップS116(基板取り出し完了):搬送レール3
0の所定の位置に設けれた基板有無センサ37により基
板が検知されると基板の取り出しが完了し、搬送レール
30に乗ったプリント基板は、蹴り出しローラー39に
より、次の工程である基板清掃部に送り込まれる(図3
参照)。
【0041】ここで、プリント基板1がストッカー台3
に有る場合は、押し板10に設けた基板有無検知センサ
18が基板を検知しているので、基板セットボタンを押
さなくてもステップS103〜ステップS116の処理
が自動的に繰り返し行われる。また、プリント基板1が
ストッカー台3に無い場合は、基板無しが報知されるの
で、オペレータはステップS101〜ステップS103
の操作を行う。オペレータによる作業停止のボタン操作
があれば、そのポジションで作業を停止することができ
る。各検知センサがステップS101〜ステップS11
6の工程で異常を検知した際、ブザー音やランプ点滅で
報知しそのポジションでアラーム停止するよう構成され
ている。
【0042】図7は本発明のプリント基板搬送装置の処
理動作2を示すフローチャートである。図7に示すフロ
ーチャートにおいて、[基板搬送ルーチン]、[基板清
掃ルーチン]、[基板位置決めルーチン]を説明する。
搬送レール30には、搬送位置に上下駆動する各ローラ
ー39、44、47を配置し、基板端部とローラーを接
触させ基板の搬送するよう構成されている。
【0043】[基板搬送ルーチン] ステップS201(搬送基板検知):搬送レール30の
領域に設けらえた基板有無検知センサ37で基板の有無
を検知し、基板が検知されないなら、コントローラ(図
示しない)に基板要求信号を出し、取り出しルーチンへ
戻る。 ステップS202(蹴り出し搬送開始):搬送レール3
0の領域で基板が検知されたなら、蹴り出しローラー3
9が下降し、回転して、埃の飛沫を防ぐ清掃箱56内に
設けれたブラシ清掃開始位置検知センサ51まで蹴り出
し搬送を行う。
【0044】[基板清掃ルーチン]基板清掃部では、プ
リント基板面を円筒状の導電性ブラシ42で回転し、こ
すりながらプリント基板1を前進させる。こうすること
により、プリント基板面に付着しているゴミを除去する
とともに、プリント基板に帯電している電荷を中和す
る。
【0045】ステップS203(ブラシ回転開始):蹴
り出し位置検知センサ38で基板を検知したポジション
から、ブラシ42の回転を開始する。ブラシ清掃条件に
より、ブラシの回転方向及び回転数を任意に設定して制
御できる。 ステップS204(ブラシ清掃開始):基板がブラシ清
掃終了位置センサ52に搬送されるまでブラシ42をス
ピードコントロールモーター50で回転を制御し、基板
裏面に付着しているゴミを清掃する。ここでは、ブラシ
42は、基板の静電気も除去する導電性ブラシ(炭素繊
維等)が用いられる。また、ゴミは強く基板に付着して
いないので除去しやすい。
【0046】ステップS205(ブロー清掃開始):基
板の表裏面からブロー清掃を開始し、ブラシ清掃後のゴ
ミを除電ブロー43で吹き飛ばす。ここでは、ブラシ清
掃後に、除電ブロー43を配置して、プリント基板の表
裏面にプラスとマイナスに帯電した電荷を含んだ空気を
強い勢いで吹き付けることにより、残っているゴミを吹
き飛ばし、帯電している電荷も中和する。 ステップS206(搬送ローラー切替え):ブラシ清掃
開始位置検知センサ51で基板を検知したら、蹴り出し
ローラー39による搬送を解除し、ブラシ清掃搬送ロー
ラー44による搬送に切り替える。
【0047】ステップS207(ブラシ清掃終了):ブ
ラシ清掃終了位置検知センサ52で基板が検知されたら
ブラシ42の回転を停止しブラシ清掃を終了する。ブロ
ー43は継続。 ステップS208(清掃搬送停止):粗位置決め検知セ
ンサ54で基板を検知したら、ブラシ清掃ローラー44
による搬送を解除し停止する。除電ブロー43を一時停
止。 ステップS209(搬送待機):次作業装置工程にある
ダイボンディング装置から基板の搬送要求信号の入力が
あるまで搬送待機。
【0048】[基板位置決めルーチン] ステップS210(搬送要求入力待ち):次作業装置工
程から基板の搬送要求信号が入力を受ける。 ステップS211(粗位置決め搬送):粗位置決め検知
センサ54で基板を検知したポジションから、位置決め
搬送ローラー47による搬送を開始し、精密位置決め検
知センサ55が基板を検知するまで、位置決め搬送ロー
ラー47を低速で駆動制御する。ローラー47の駆動中
は、ブロー43を駆動する。
【0049】ステップS212(精密位置決め搬送
完):精密位置決め検知センサ55が基板を検知する
と、位置決め搬送ローラー47を停止し、次作業装置工
程に位置決め完了信号を出力する。位置決め動作が完了
する。 ステップS213(基板搬出確認):次作業装置工程内
の基板搬送部により基板が清掃箱56から搬出したか否
かを清掃出口位置検知センサ53で確認する。以上、ス
テップS201〜ステップS212により基板清掃部へ
の基板搬送、基板清掃、次工程への基板位置決めの各処
理動作が繰り返される。
【0050】図5は本発明のプリント基板搬送装置の搬
送ユニットを示す機構図である。図5に示すように、搬
送レール30には、前工程のダイボンディング装置(図
示さない)、アンローダーマガジン59、搬送ユニット
57(図1の搬送ユニット108として機能する)、後
工程のダイボンディング装置(図示さない)が順次連結
しているものとする。
【0051】搬送ユニット57は、プリント基板の端部
を挟持するチャック61、62や駆動ローラーと、これ
らを駆動するエアーシリンダ、パルスモーターと、チャ
ックの開閉、NG(ミスチャック)を検知する検知セン
サ65〜72等で構成されている。チャック61、62
は搬送ユニット57の左右にそれぞれ上下の1対のチャ
ック61、62のつめで構成される(左右2対あり、図
5参照)。また、搬送ユニット57は、二つの装置の橋
渡しをするものである。すなわち、基板清掃部から次の
工程であるダイボンディング装置へプリント基板を送る
場合、あるいは、二つの半導体チップをダイボンドする
ために前工程のダイボンディング装置から後工程のダイ
ボンディング装置へプリント基板を送る場合に次工程へ
精度よく位置決めするための搬送ロボットである。
【0052】図8は本発明のプリント基板搬送装置の処
理動作3を示すフローチャートである。図5を用いて図
8に示すフローチャートを説明する。 ステップS301(前工程から基板搬出):例えば、前
工程のダイボンディング装置において一つの半導体チッ
プのダイボンディングが終了すると、前工程の搬送部に
より基板がアンローダー位置検知センサ60が検知する
まで、アンローダーマガジン59へ基板が搬出される。
ここでは、基板が正常に搬送されアンローダーマガジン
59に収納されないものとする。
【0053】ステップS302(取り出し位置で基板検
知):アンローダー位置検知センサ60により取り出し
位置で基板を検知後、前工程からの基板搬送を禁止し、
搬出ユニット57による基板チャックと基板搬送の待ち
状態になる。ここでは、アンローダー位置検知センサー
60が、搬出ユニット57に設けたチャック61、62
からの反射光をプリント基板1からの反射光と間違えて
検知しないような位置に設けれている。
【0054】ステップS303(搬送ユニット後退):
搬送ユニット57は所定の退避位置から取り出し位置へ
規定ピッチ(パルスモーター駆動)で後退移動する。 ステップS304(基板チャック):基板をチャック6
1、62で挟み、チャック61、62が開放まで、ミス
チャックを監視する。ミスチャックはアラームで報知す
る。
【0055】ステップS305(一定距離前進後、基板
チャック解放):搬送ユニット57は、基板を挟んだま
ま、設定した仮原点の方向に一定距離だけ前進移動し、
チャック61、62を解放する。 ステップS306(一定距離後退後、基板チャック):
チャック61、62を解放したまま仮原点から一定距離
だけ後退移動し、基板をチャック61、62で挟む。
【0056】搬送ユニット57は、基板を挟んだまま、
一定距離だけ前進し、チャック61、62を解放する。
そして、チャック61、62を解放したまま一定距離だ
け後退し、再び、基板をチャック61、62で挟む。搬
送ユニット57は、予備位置決め検知センサ63が基板
を検知するまでステップS305〜ステップS306が
繰り返し行われ基板が搬送される。
【0057】ステップS307(予備位置決め検知):
予備位置決め検知センサ63が基板を検知すると、搬送
ユニット57は、基板を挟んだまま、先端位置決め検知
センサ64がプリント基板1の先端を検知するまで、低
速度で搬送する。 ステップS308(先端位置決め):先端位置決め検知
センサ64が基板の先端を検知すると、搬送ユニット5
7は、搬送を停止し、チャック61、62を解放する。 ステップS309(搬送ユニット退避):搬送ユニット
57は所定の退避位置に後退移動する。アンローダー位
置検知センサ60により取り出し位置で基板を検知すれ
ば、ステップS302〜ステップS309が繰り返され
る。
【0058】以上のように、基板が前工程のダイボンデ
ィング装置から送り出されるたびに、基板の先端を位置
決めして次工程のダイボンディング装置へ送り出す。次
工程のダイボンディング装置は精度の高いダイボンディ
ングが可能になる。
【0059】本発明のプリント基板搬送装置を組み込ん
だダイボンディング装置では、プリント基板を一時保管
するストッカー部の構造は、プリント基板の裏面に付着
しているゴミがあっても、積み重ねた隣のプリント基板
の表面に移さない。従って、基板の裏面にはゴミが強く
付着していないので搬送路上に設けた基板清掃部の導電
性ブラシ及び除電ブローにより基板面を損傷しないで清
掃することができる。さらにプリント基板が帯電してい
る静電気を取り除くことができる。
【0060】よって、プリント基板の半導体チップをボ
ンディングする部分にゴミが付着しないためボンデイン
グの信頼性が向上し、さらに静電気により半導体チップ
を破壊したり損傷を与えることがないので、信頼性の高
い半導体チップの実装基板を提供することができる。
【0061】本発明のプリント基板搬送装置はプリント
基板面をクリーンに保ちながら搬送と精度の高い位置決
めを高速にする機構を備えているので、既存の高性能で
ないダイボンディング装置に組み込んでも生産効率を向
上することができるプリント基板のインライン化実装装
置を提供できる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、プリント基板の打ち抜
き時に基板の裏面に付着したゴミが、半導体チップをボ
ンディングする面に付着するのを防止することができ
る。従って、プリント基板面にはゴミが強く付着してい
ないので搬送途中に設けた基板清掃部のブラシ及びブロ
ー等により基板面を損傷しないで清掃することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のプリント基板搬送装置に用いられるプ
リント基板の一形状を示す外観図である。
【図3】本発明のプリント基板搬送装置の一実施例を示
す機構図である。
【図4】本発明のプリント基板搬送装置の一部分を示す
機構図である。
【図5】本発明のプリント基板搬送装置の搬送ユニット
を示す機構図である。
【図6】本発明のプリント基板搬送装置の処理動作1を
示すフローチャートである。
【図7】本発明のプリント基板搬送装置の処理動作2を
示すフローチャートである。
【図8】本発明のプリント基板搬送装置の処理動作3を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プリント基板 1a 半導体チップ搭載部 1b 位置決め用丸穴 1c 打ち抜き穴 2 半導体チップ 3 ストッカー台 4 分離ゲート左 5 分離ゲート左・閉鎖検知センサ 6 分離ゲート左・解放検知センサ 7 分離ゲート右 8 分離ゲート右・閉鎖検知センサ 9 分離ゲート右・解放検知センサ 10 押し板 11 バネ 12 連結アーム 13 押し板駆動シリンダ 14 押し板駆動シリンダ・後進検知センサ 15 押し板制御シリンダ・前進検知センサ 16 遮光板 17 荷重変位検知センサ 18 基板有無検知センサ 19 分離押さえ左 20 分離押さえ左・閉鎖検知センサ 21 分離押さえ左・解放検知センサ 22 分離押さえ右 23 分離押さえ右・閉鎖検知センサ 24 分離押さえ右・解放検知センサ 25 クランプチャック(チャック) 26 ミスチャック検知センサ 27 基板落下止め 28 落下止め・上端検知センサ 29 落下止め・下端検知センサ 30 搬送レール 31 チャック前後進駆動シリンダ 32 チャック前進検知センサ 33 チャック後進検知センサ 34 チャック回転駆動シリンダ 35 回転位置下検知センサ 36 回転位置上検知センサ 37 基板有無検知センサ 38 蹴り出し位置検知センサ 39 蹴り出しローラー 40 蹴り出しローラー・上端検知センサ 41 蹴り出しローラー・下端検知センサ 42 ブラシ(導電性ブラシ) 43 ブロー(除電ブロー) 44 ブラシ清掃搬送ローラー 45 ブラシ清掃搬送ローラー・上端検知センサ 46 ブラシ清掃搬送ローラー・下端検知センサ 47 位置決め搬送ローラー 48 位置決め搬送ローラー・上端検知センサ 49 位置決め送りローラー・下端検知センサ 50 スピードコントロールモーター 51 ブラシ清掃開始位置検知センサ 52 ブラシ清掃終了位置検知センサ 53 清掃出口位置検知センサ 54 粗位置決め検知センサ 55 精密位置決め検知センサ 56 清掃箱 57 搬送ユニット 58 ダイボンディング出口位置検知センサ 59 アンローダーマガジン 60 アンローダー位置検知センサ 61 チャック左 62 チャック右 63 予備位置決め検知センサ 64 先端位置決め検知センサ 65 チャック右前・閉検知センサ 66 チャック右前・NG検知センサ 67 チャック左前・閉検知センサ 68 チャック左前・NG検知センサ 69 チャック右後・閉検知センサ 70 チャック右後・NG検知センサ 71 チャック左後・閉検知センサ 72 チャック左後・NG検知センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板をダイボンディング装置に
    搬送するための搬送路と、プリント基板を略垂直方向に
    立て複数枚積み重ねて一時保管するとともにプリント基
    板を滑動させながら取り出すことが可能な取出端を有す
    るストッカー部と、積み重ねたプリント基板面上を調節
    可能な加重で押し付ける押し板部と、プリント基板を1
    枚ずつ掴んでストッカー部の取出端から搬送路に取り出
    すチャック部と、このチャック部の取り出し動作に応じ
    て取出端にあるプリント基板1枚を取り出し可能に分離
    する分離部と、プリント基板の取り出しによる押し板部
    の荷重変位を検知してその荷重変位分だけ取出端の方向
    に押し板部を移動させ常に一定荷重がプリント基板面上
    にかかるよう制御する制御機構部とを備えてなるプリン
    ト基板搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッカー部は、略垂直方向に立て
    積み重ねた複数枚のプリント基板が自重で取出端の方向
    に滑動するまでの傾斜角を水平位置に対して傾斜をもた
    せて設置していることを特徴とする請求項1記載のプリ
    ント基板搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記チャック部によって搬送路に取り出
    されたプリント基板面に付着しているゴミを取り除くと
    ともにプリント基板面に帯電している電荷を中和する導
    電性ブラシを有する基板清掃部を備えてなる請求項1記
    載のプリント基板搬送装置。
  4. 【請求項4】 前工程用のダイボンデイング装置と後工
    程用のダイボンディング装置間の搬送路上にあるプリン
    ト基板の搬送と位置決めを補助する搬送ユニットをさら
    に備え、前記搬送ユニットは、前工程用ダイボンディン
    グ装置から送出されたプリント基板を検知してその両端
    部を挟持し搬送するとともにその先端部を後工程用のダ
    イボンディング装置の近辺に設定された停止位置に位置
    決めすることを特徴とする請求項1または3記載のプリ
    ント基板搬送装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008147386A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Juki Corp 表面実装装置
CN107570492A (zh) * 2017-09-27 2018-01-12 江苏杰士德精密工业有限公司 表面清洁设备
CN112616250A (zh) * 2020-12-08 2021-04-06 信丰拓达电子科技有限公司 一种用于pcb电路板的板面等距打孔设备
CN116381463A (zh) * 2023-04-21 2023-07-04 东莞市宏创达电子科技有限公司 一种电路板检测设备

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