JPH07100872A - ディスク基板射出成形方法及び装置 - Google Patents

ディスク基板射出成形方法及び装置

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JPH07100872A
JPH07100872A JP24568393A JP24568393A JPH07100872A JP H07100872 A JPH07100872 A JP H07100872A JP 24568393 A JP24568393 A JP 24568393A JP 24568393 A JP24568393 A JP 24568393A JP H07100872 A JPH07100872 A JP H07100872A
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JP
Japan
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sprue
mold
disk substrate
injection molding
disk
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Application number
JP24568393A
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English (en)
Inventor
Kenji Takahashi
健治 高橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07100872A publication Critical patent/JPH07100872A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/40Removing or ejecting moulded articles
    • B29C45/42Removing or ejecting moulded articles using means movable from outside the mould between mould parts, e.g. robots
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2017/00Carriers for sound or information
    • B29L2017/001Carriers of records containing fine grooves or impressions, e.g. disc records for needle playback, cylinder records
    • B29L2017/003Records or discs
    • B29L2017/005CD''s, DVD''s

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスク基板の載置不良を未然に防ぐことに
より、安定な連続成形が行なわれるようにすることを目
的とする 【構成】 金型内に材料を射出して成形して成形品ディ
スク基板と成形品内周部でカットされたスプル部とを形
成し、それらを離反して所定の場所に載置又は捨てる作
業を連続して行なう射出成形方法において、スプル部を
金型に設けたイジェクトピンで突き出して落下させの
ち、ディスク基板のみを金型より取り出すようにした。 【効果】ディスク基板がスタンパより剥がれすぎてスプ
ルにたおれかかった場合は、スプル落下と同時にディス
ク基板も落下するため、スプル取り出し不良とならず、
正常な状態でディスク基板をディスクストッカーに載置
することができ、安定な連続成形が行なわれるようにす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形したCD(コ
ンパクトディスク)や光ディスク等の記録担体用ディス
ク基板を金型から取り出すディスク基板射出成形方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク等の光記録担体用のディスク
基板は、コストや量産性の面からポリカーボネート等の
樹脂を金型内に射出して成形する射出成形法により成形
する方法が一般的である。図2に示すように、ディスク
基板1はカットパンチ2により内穴を打ち抜かれたあ
と、フラットな形状の成形品を得るため可動金型5の中
央部付近に設けられたエアースリット3から吹き出す剥
離用エアーによって剥離される。ディスク基板1はスプ
ル4と共に可動金型5から取り出され、その後ディスク
基板1を図示しないストッカーに載置し、スプル4は捨
てられる。
【0003】ディスク基板の取り出しは取り出しアーム
を用いて行なわれ、取り出しアームのディスク吸着盤で
ディスクを吸着しスプル固定部でスプルを挾持して両者
を同時に金型から取り出す方法が一般的である。
【0004】剥離用エアーの吹き出しは図3(a)に正
常に転写された場合を示すようなスタンパの深さ数μm
のピット13およびグルーブ14を正確に転写し、かつ
フラットな形状の成形品を得る有効な手段であるが、デ
ィスク基板剥離用のエアーの圧力及び流量が少ないと、
図3(b)に示すようにピットがずれたり(15)、図
3(c)に示すように本来ピット13のないところ16
に異常ピット17をつくってしまうという異常転写が発
生する。このため剥離用エアーの圧力及び流量をある程
度強くして基板を剥離させる必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常、型開時には、図
4に示すように、スプル4はディスク基板1より固定金
型6の方へ飛び出た形となる。これはディスク基板1の
内穴を打ち抜いたカットパンチ2によりスプル4がディ
スク基板1より前方に突き出された状態で金型が開くた
めである。
【0006】ところが、連続成形中の各成形ショット間
に微妙に生じる成形条件のバラツキやそれに伴う金型と
ディスクの付着力のバラツキ、ディスク剥離用エアーの
変化等、特に剥離用のエアーが強くなると、時折ディス
ク基板の剥離状態が変化して、図5のようにディスク基
板1がスタンパ8より剥がれすぎてスプル4の端部より
固定金型側6に位置してしまったり、スプル4に倒れか
かってしまうことが数十枚に1枚又は数百枚に1枚の割
合で発生する。
【0007】このとき、前述のように取り出しアームを
用いてスプルとディスク基板を同時に取り出すと、スプ
ルの端部がディスク基板の内穴より飛び出した形で金型
より取り出され、ディスク基板をストッカーに載置する
際、ディスク基板の内径がスプルにひっかかり、スプル
の端部がディスク基板の内穴に引っ掛かってそのまま残
り、次ぎのサイクル以降のディスクがストッカーに載置
される際にこのスプルに衝って不良となってしまった
り、スプルが引っ掛かって残った際に取り出し器がスプ
ル挾持不良を検知して動作を停止するなどして生産性が
落ちてしまったりなどして、正常な状態でディスク基板
をストッカーに載置することが出来なくなるといった問
題があった。
【0008】また、光ディスク基板の成形においては、
数百枚又は数千枚に一枚の割合ではあるがスプルが固定
側金型に残留することがある。この状態で成形を続ける
と樹脂が金型内に射出できないため、成形異常となって
しまうといった問題があった。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、ディスク基板の載置不良を未然に防ぐことによ
り、安定な連続成形が行なわれるようにすることを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、金型内に材料を射出して成形して成形品
ディスク基板と成形品内周部でカットされたスプル部と
を形成し、それらを離反して所定の場所に載置又は捨て
る作業を連続して行なう射出成形方法において、スプル
部を金型に設けたイジェクトピンで突き出して落下させ
のち、ディスク基板のみを金型より取り出すようにした
ものである。
【0011】また、ディスク基板取り出しアームに被接
触のスプル部感知センサを設けるとよい。
【0012】また、ディスク基板取り出しアームのディ
スク基板接触部と反対側に金型保護用の板を設けるとよ
い。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、金型内に材料を
射出して成形して成形品ディスク基板と成形品内周部で
カットされたスプル部とを形成し、それらを離反して所
定の場所に載置又は捨てる作業を連続して行なう射出成
形方法において、スプル部を金型に設けたイジェクトピ
ンで突き出して落下させのち、ディスク基板のみを金型
より取り出すようにしたので、ディスク基板がスタンパ
より剥がれすぎてスプルにたおれかかった場合は、スプ
ル落下と同時にディスク基板も落下するため、スプル取
り出し不良とならず、正常な状態でディスク基板をディ
スクストッカーに載置することができ、安定な連続成形
が行なわれるようにすることができる。
【0014】また、請求項2記載の発明によれば、ディ
スク基板取り出しアームに被接触のスプル部感知センサ
を設けたので、スプルが固定側金型に残留しても、その
時点で成形を事前に止めることができる。
【0015】また、請求項3記載の発明によれば、ディ
スク基板取り出しアームのディスク基板接触部と反対側
に金型保護用の板を設たので、スプルをイジェクトピン
で突き出し落下させる際スプルが勢い良く飛びだして
も、金型に当たって金型内面の鏡面等を傷つけたり汚し
たりしてしまうことを防ぐことができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を必要に応じ図面に
基づいて具体的に説明する。
【0017】本実施例によるディスク基板射出成形方法
では、図2に示すような金型5,6内に材料を射出して
成形して成形品ディスク基板1と成形品内周部でカット
されたスプル部4とを形成したあと、まずスプル4を金
型に設けたイジェクトピン11で突き出して下方に落下
させのち、金型5,6の外側に待機している図示しない
基板取り出しアームを金型内ディスク基板側に平行移動
させ、基板取り出しアームのディスク基板吸着盤により
ディスク基板1を吸着させて金型5よりディスク基板1
を取り出し、ディスク基板1を図示しないディスクスト
ッカーに載置する。基板取り出しアームは金型5,6の
外側で次の基板取り出し作業に備えて待機し、金型5,
6が閉じて次の射出成形動作に入る。
【0018】ディスク基板がスタンパより剥がれすぎて
スプルにたおれかかった場合はスプル落下と同時にディ
スク基板も落下するため、ディスク基板はディスクスト
ッカーに載置されないが、スプル取り出し不良ともなら
ず、安定な連続成形が行なわれるようにすることができ
る。
【0019】ディスク基板の成形後、金型が開ききった
とき、図1に上方より見た図として示すように基板取り
出しアームは固定金型6と可動金型5の間で、かつディ
スク基板1中心にくるように入る。スプル4を感知する
ためのセンサ、例えば反射型光センサ31を図のように
スプル4が存在することが確認できる位置に取付ける。
【0020】このセンサ31によってスプル4の有無を
確認し、スプル4がないと判断すると、固定金型にスプ
ルが詰まったものとして連続成形を中断する。
【0021】また、ディスク基板取り出しアームのディ
スク基板接触部と反対側には、図6に示すように、スプ
ルをイジェクトピンで突き出したときスプルが固定金型
内面の鏡面等にあたるのを防ぐため金型保護用の板32
をディスク基板吸着盤18の反対側に設ける。
【0022】鏡面保護用の板32の取り付けに関して
は、スプルが勢い良く鏡面保護用の板に当たっても、は
ねかえって可動金型のスタンパに当たらないように、ス
タンパ面にたいして平行ではなく、ある程度の傾きを持
たせて、鏡面保護用の板を取付けることとする。
【0023】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
るディスク基板射出成形方法では、金型内に材料を射出
して成形して成形品ディスク基板と成形品内周部でカッ
トされたスプル部とを形成し、それらを離反して所定の
場所に載置又は捨てる作業を連続して行なう射出成形方
法において、スプル部を金型に設けたイジェクトピンで
突き出して落下させのち、ディスク基板のみを金型より
取り出すようにしたので、ディスク基板がスタンパより
剥がれすぎてスプルにたおれかかった場合は、スプル落
下と同時にディスク基板も落下するため、スプル取り出
し不良とならず、正常な状態でディスク基板をディスク
ストッカーに載置することができ、安定な連続成形が行
なわれるようにすることができる。
【0024】さらにまた、請求項2記載のディスク基板
射出成形装置によれば、ディスク基板取り出しアームに
被接触のスプル部感知センサを設けたので、スプルが固
定側金型に残留しても、その時点で成形を事前に止める
ことができる。
【0025】また、請求項3記載のディスク基板射出成
形装置によれば、ディスク基板取り出しアームのディス
ク基板接触部と反対側に金型保護用の板を設たので、ス
プルをイジェクトピンで突き出し落下させる際スプルが
勢い良く飛びだしても、金型に当たって金型内面の鏡面
等を傷つけたり汚したりしてしまうことを防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】本発明の射出成形装置金型部を示す断面図であ
る。
【図3】デイスク基板表面の状態を示す図である。
【図4】従来の型開後のディスク基板の状態の一例を示
す断面図である。
【図5】従来の型開後のディスク基板の状態の別の一例
を示す断面図である。
【図6】本発明の取り出しアームの一実施例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 ディスク基板 2 カットパンチ 3 エアースリット 4 スプル 5 可動金型 6 固定金型 7 外周リング 8 スタンパ 9 インナスタンパ押さえ 10 フローティングパンチ 11 イジェクトピン 12 鏡面 13 ピット 14 グルーブ 15,17 異常ピット 18 ディスク基板取り出し用アーム 19 ディスク基板吸着盤 31 センサ 32 境面保護用の板 33 エアー配管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型内に材料を射出して成形して成形品
    ディスク基板と成形品内周部でカットされたスプル部と
    を形成し、それらを離反して所定の場所に載置又は捨て
    る作業を連続して行なう射出成形方法において、スプル
    部を金型に設けたイジェクトピンで突き出して落下させ
    たのち、ディスク基板のみを金型より取り出すことを特
    徴とするディスク基板射出成形方法
  2. 【請求項2】 金型内に材料を射出して成形して成形品
    ディスク基板と成形品内周部でカットされたスプル部と
    を形成し、スプル部を金型に設けたイジェクトピンで突
    き出して落下させたのちディスク基板のみをディスク基
    板取り出しアームを用いて金型より取り出すディスク基
    板射出成形装置において、該ディスク基板取り出しアー
    ムに被接触のスプル部感知センサを設けたことを特徴と
    するディスク基板射出成形装置
  3. 【請求項3】 金型内に材料を射出して成形して成形品
    ディスク基板と成形品内周部でカットされたスプル部と
    を形成し、スプル部を金型に設けたイジェクトピンで突
    き出して落下させたのちディスク基板のみをディスク基
    板取り出しアームを用いて金型より取り出すディスク基
    板射出成形装置において、該ディスク基板取り出しアー
    ムのディスク基板接触部と反対側に金型保護用の板を設
    けたことを特徴とするディスク基板射出成形装置
JP24568393A 1993-09-30 1993-09-30 ディスク基板射出成形方法及び装置 Pending JPH07100872A (ja)

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