JPH07204892A - 熱切断加工用パイプ支持装置 - Google Patents
熱切断加工用パイプ支持装置Info
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- JPH07204892A JPH07204892A JP6005255A JP525594A JPH07204892A JP H07204892 A JPH07204892 A JP H07204892A JP 6005255 A JP6005255 A JP 6005255A JP 525594 A JP525594 A JP 525594A JP H07204892 A JPH07204892 A JP H07204892A
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Abstract
ずれを起すことなく芯出しを簡単に行うようにすると共
にパイプの径が大きくなっても装置自体を大型化するこ
となくコンパクト化にした熱切断加工用パイプ支持装置
を提供することにある。 【構成】 ベースプレート27上に回転自在な左右の回
転軸37L,37Rを設け、この各回転軸37L,37
Rに同期して揺動自在なアーム部材57L,57Rの下
部を支承するとともに、各アーム部材57L,57Rの
上部に加工すべきパイプWを支持せしめる回転可能なワ
ーク支持部材を設けてなることを特徴とする。
Description
置としての例えばレーザ加工機でパイプを回転させてパ
イプの外周に孔明けなどの切断加工を行う際にパイプを
支持せしめる熱切断加工用パイプ支持装置に関する。
持すると共にパイプを回転させる回転自在な回転支持部
材を設け、前記ベースの上方にパイプを切断するレーザ
加工ヘッドを設け、前記回転支持部材に対向したベース
上にパイプを支えるパイプ支持装置を設けたレーザ加工
機が知られている。
パイプ支持装置としては例えば実開平1−153875
号公報に示されているように、ベース上に支持部材が埋
め込まれており、この支持部材に上下方向へ移動自在な
ロッドが上下方向へ延伸して設けられている。しかもこ
のロッドの上端には2刃状の支持プレートが取付けられ
ていると共にこの各支持プレートには加工すべきパイプ
を支える複数の回転自在なヘリーベアリングが装着され
ている。
数のフリーベアリングで支持せしめた状態でパイプを回
転させながらレーザ加工ヘッドからのレーザビームでパ
イプに孔明けなどのレーザ加工が行われるようになって
いる。
昭63−273584号公報に示されているように、接
近離反自在な左右の芯出し部材が設けられ、この各芯出
し部材の上部に形成された傾斜面に加工すへきパイプを
支持せしめてレーザ加工ヘッドからレーザビームを照射
して孔明けなどのレーザ加工が行われるようになってい
る。
来のパイプ支持装置のうちの前者によるパイプ支持装置
では、パイプの径が変わるごとにパイプの中心が回転支
持部材の中心に合うようロッドを上下方向に移動させな
ければならない。また、各フリーベアリングが固定され
ていると、パイプの径が大きくなるにつれてパイプの支
持が不安定となるために、各フリーベアリングの突出量
をパイプの径が変わる毎に調整しなければならない。し
かも、その調整は作業者が左右両方別々に行なうために
パイプの中心が回転支持部材の中心に合うように芯出し
するのが非常に大変である。
イプの径が大きくなるにつれて左右の芯出し部材を離反
せしめる必要がある。そのためには左右の芯出し部材を
支持する支持フレームが大きくなり、パイプ支持装置が
大型化になってしまうという問題があった。
が変ってもパイプの芯出しを簡単に行うようにすると共
にパイプの径が大きくなっても装置自体を大型化するこ
となくコンパクト化にした熱切断加工用パイプ支持装置
を提供することにある。
に、この発明の熱切断加工用パイプ支持装置は、ベース
プレート上に回転自在な左右の回転軸を設け、この各回
転軸に同期して揺動自在なアーム部材の下部を支承する
とともに各アーム部材の上部に加工すべきパイプを支持
せしめる回転可能なワーク支持部材を設けてなることを
特徴とするものである。
を設けると共に前記回転軸の一方に減速装置を介して駆
動回転軸を設け、この駆動回転軸に操作ハンドルを設け
てなること、前記左右の回転軸を支持フレームを介して
ベースプレート上に設け、前記支持フレームの上面に目
盛りを設けるとともに前記アーム部材に指針用の溝を設
けてなること、前記操作ハンドルにストッパ部材を設け
てなること、また、前記減速装置がウォーム,ウォーム
ホイールであることが望ましいものである。
ることにより、加工すべきパイプの径が変ってもパイプ
の芯出しを簡単に行うことができる。また、パイプの径
が大きくなっても装置自体を大型化することなくコンパ
クトにすることができる。
に説明する。
のレーザ加工機1におけるベース3はU字形状の断面を
有しており、両端側の側壁5R,5Lおよび溝7からな
っている。その側壁5RのX軸方向(図6において左右
方向)の上面には第1案内面9が設けられており、側壁
5LのX軸方向には案内溝11が形成されている。
軸方向へ移動自在な門型形状のX軸キャレッジ13が設
けられている。そのX軸キャレッジ13は図示省略の駆
動モータとボールねじなどによってX軸方向へ移動され
るようになっている。
(図6において前後方向)へ沿って第2案内面15が設
けられており、その第2案内面15に沿って移動自在な
Y軸キャレッジ17が設けられている。そのY軸キャレ
ッジ17の先端(図6において右端)の下部には、Z軸
方向(図6において上下方向)へ移動自在なレーザ加工
ヘッド19が設けられている。なお、Y軸キャレッジ1
7およびレーザ加工ヘッド19はそれぞれ図示省略の駆
動モータとボールねじなどでY軸方向およびZ軸方向へ
移動されるようになっている。
向のほぼ中央部には、加工すべき丸パイプや角パイプな
どのパイプWを支持する回転支持部材21が設けられて
いる。この回転支持部材21は前記パイプWをクランプ
するチャック23と図示省略の回転駆動部などからなっ
ている。この回転駆動部によりパイプWが必要に応じて
回転されるようになっている。
ック23で加工すべきパイプWをクランプし、そのパイ
プWの加工すべき個所の位置にX軸キャレッジ15,Y
軸キャレッジ17を移動せしめて位置決めすると共に、
レーザ加工ヘッド19をZ軸方向に位置決め調整され
る。さらに、図示省略のレーザ発振器から発せられたレ
ーサビームをレーザ加工ヘッド19から加工すべきパイ
プWの加工個所へ向けて照射することによって、例えば
切断あるは孔加工など所定の加工が行なわれる。その
際、加工すべきパイプWは必要に応じて回転支持部材2
1の回転駆動により回転されることになる。
前記回転支持部材21に対向したパイプ支持装置25が
設けられている。より詳細には図1〜図5を参照する
に、前記溝7上にはパイプ支持装置25の一部であるベ
ースプレート27が複数のボルト29で取付けられてい
る。
ム31,33が複数のボルト35で立設した状態に取付
けられている。支持フレーム31,33には左右の回転
自在な回転軸37L,37Rが支承されていると共に、
支持フレーム31と33との間におけるる回転軸37
L,37Rにはそれぞれ伝達部材として好ましくは平歯
車39L,39Rが装着されている。しかも、この平歯
車39Lと39Rとは噛合されている。
えば回転軸37Rには減速装置として好ましくはウォー
ムホイール41が装着されている。また、前記ベースプ
レート27上には支持ブロック43L,43Rが複数の
ボルト45で取付けられている。支持ブロック43L,
43Rには回転自在な駆動回転軸47が支承されている
と共にこの駆動回転軸47には前記ウォームホイール4
1に噛合したウォーム49が装着されている。なお、前
記回転軸37L,37R、平歯車39L,39R、ウォ
ームホイール41、駆動回転軸47およびウォーム49
なとはベースプレート27上に設けられた駆動ボックス
51内に収納されているものである。
は操作ハンドル53のボス53Aが連結されている。操
作ハンドル53には操作用の把手53Bが備えられてい
る。また前記ボス53Aにはストッパ部材として好まし
くはストッパボルト55が設けられている。
53Bを操作者が手で握り操作ハンドル53を回転させ
ると駆動回転軸47が回転される。この駆動回転軸47
の回転によりウォーム49,ウォームホイール41を介
して回転軸37Rが回転されることになる。回転軸37
Rの回転により平歯車39R,39Lが同期して回転さ
れるから回転軸37Lも回転されることになる。したが
って、回転軸37L,37Rが同期して回転されること
となる。
57L,57Rの下部が装着されていると共に、アーム
部材57L,57Rの上部には回転自在なワーク支持部
材として好ましくはローラ59L,59Rがナット61
で取付けられている。前記アーム部材57L,57Rに
は指針用の溝63が上下方向へ形成されている。また、
前記支持フレーム33の上面には図2に示されているよ
うに目盛り65が形成されている。
それぞれ相反する方向へ回動されることによりアーム部
材57R,57Lが接近したり、あるいは離反する方向
へ揺動してローラ59L,59Rが図1において実線の
位置で示されているように接触状態と、2点鎖線の位置
で示されているように最も離れた状態との間で開閉され
ることになる。
した状態がパイプWの径が一番小さい状態でパイプWが
ローラ59L,59Rに支持されている。図1において
2点鎖線で示した複数の半円がローラ59L,59Rに
載乗可能なパイプWの径であり、このパイプWの径が変
化しても各種のパイプWの芯は常に同じ位置を維持して
ローラ59L,59R上に支持されることになる。
て駆動回転軸47を回転させると、ウォーム49、ウォ
ームホイール41を介して回転軸37Rが回転され、さ
らに平歯車39R,39Lを介して回転軸37Lも同期
して回転されるから、アーム部材57L,57Rが揺動
してローラ59L,59Rが開閉される。この開閉の回
動量によって各種パイプWの径を自動的に調整させるこ
とができる。この各種パイプWの径が変化してもパイプ
Wの中心は常に同じ位置に維持されるため、パイプWの
芯ずれを起すことなく、簡単に芯出しの調整を行うこと
ができる。しかも、アーム部材57L,57Rの揺動に
よりローラ59L,59R上にパイプWを支持せしめる
構成であるから、パイプ支持装置25自体をコンパクト
化にすることができる。
た目盛り65とアーム部材57Rに形成された指針用の
溝63とによって、各種パイプWのおおよその外径がわ
かるので調整がし易いものである。
ォームホイール41により減速されるのでアーム部材5
7Lと57Rとの開閉量(回動量)の微調整を行うこと
ができる。操作ハンドル53のボス53Aにはストッパ
ボルト55が設けられているので、操作ハンドル53に
よる駆動回転軸47が回転して所望の回転量になったと
きに、ストッパボルト55を締付けることにより変動し
ないように固定させるこができる。
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。本実施例ではワーク支
持部としてローラ55を用いた例で説明したがフリーベ
アリングでも対応可能である。またアーム部材57L,
57Rを伸ばせば、さらに大口径のパイプも支持させる
ことが可能である。
るように、この発明によれば、加工すべきパイプの径が
変ってもパイプの芯ずれを起すことなく芯出しを簡単に
行うことができると共に、パイプの径が大きくなっても
装置自体を大型化することなくコンパクト化させること
ができる。
ーム部材の開閉を自動的に行うことができると共に、ウ
ォーム、ウォームホイールの減速装置を用いたことによ
りアーム部材の開閉量の調整がし易く、かつ微調整でき
る。支持フレームに目盛りを、アーム部材に指針用の溝
を設けたことにより、パイプのおおよその外径がわかる
ので調整がし易い。
により駆動回転軸の回転量を変動させることなく固定さ
せることができる。
支持装置の拡大側面図である。
斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ベースプレート上に回転自在な左右の回
転軸を設け、この各回転軸に同期して揺動自在なアーム
部材の下部を支承すると共に、各アーム部材の上部に加
工すべきパイプを支持せしめる回転可能なワーク支持部
材を設けてなることを特徴とする熱切断加工用パイプ支
持装置。 - 【請求項2】 前記各回転軸に互いに連結された伝達部
材を設けると共に前記回転軸の一方に減速装置を介して
駆動回転軸を設け、この駆動回転軸に操作ハンドルを設
けてなることを特徴とする請求項1記載の熱切断加工用
パイプ支持装置。 - 【請求項3】 前記左右の回転軸を、支持フレームを介
してベースプレート上に設け、前記支持フレームの上面
に目盛りを設けると共に前記アーム部材に指針用の溝を
設けてなることを特徴とする請求項1記載の熱切断加工
用パイプ支持装置。 - 【請求項4】 前記操作ハンドルにストッパ部材を設け
てなることを特徴とする請求項2記載の熱切断加工用パ
イプ支持装置。 - 【請求項5】 前記減速装置がウォーム,ウォームホイ
ールであることを特徴とする請求項2記載の熱切断加工
用パイプ支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00525594A JP3378070B2 (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | 熱切断加工用パイプ支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00525594A JP3378070B2 (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | 熱切断加工用パイプ支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07204892A true JPH07204892A (ja) | 1995-08-08 |
JP3378070B2 JP3378070B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=11606122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00525594A Expired - Fee Related JP3378070B2 (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | 熱切断加工用パイプ支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3378070B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103962683A (zh) * | 2014-05-12 | 2014-08-06 | 苏州塔可盛电子科技有限公司 | 一种带新型定位装置的切割机 |
CN104526241A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-22 | 宁波沃特汽车部件有限公司 | 一种针对摆臂轴进行焊接的固定机构 |
-
1994
- 1994-01-21 JP JP00525594A patent/JP3378070B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103962683A (zh) * | 2014-05-12 | 2014-08-06 | 苏州塔可盛电子科技有限公司 | 一种带新型定位装置的切割机 |
CN104526241A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-22 | 宁波沃特汽车部件有限公司 | 一种针对摆臂轴进行焊接的固定机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3378070B2 (ja) | 2003-02-17 |
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