JP2620010B2 - 手動ガス切断装置 - Google Patents
手動ガス切断装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手動ガス切断装置に関
し、トーチを装着するトーチホルダをレール等に沿って
前後に移動自在に設けた手動ガス切断装置に関し、特に
H型鋼あるいはコラムの両フランジ面とウエブ面の3方
向を切断する手動ガス切断装置に関するものである。
し、トーチを装着するトーチホルダをレール等に沿って
前後に移動自在に設けた手動ガス切断装置に関し、特に
H型鋼あるいはコラムの両フランジ面とウエブ面の3方
向を切断する手動ガス切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の手動ガス切断装置は、図20に示
すように、被切断物上にマグネットを介して吸着される
ガイドレール51に沿って移動自在な走行部材52を設
け、該走行部材52にガス切断用のトーチ54を支持す
る支持部材53を一体に設ける。そして、被切断物に切
断線をケガキして、この切断線上を前記トーチ54のノ
ズル先端が移動するように、前記ガイドレール51を被
切断物上に設置し、作業者がトーチ54をガイドレール
51に沿って移動すると、トーチ54の先端部分は支持
部材53を介して走行部材52に固定されているので、
被切断物は前記切断線通りに切断される(例えば、特開
平3−90279号公報参照)。
すように、被切断物上にマグネットを介して吸着される
ガイドレール51に沿って移動自在な走行部材52を設
け、該走行部材52にガス切断用のトーチ54を支持す
る支持部材53を一体に設ける。そして、被切断物に切
断線をケガキして、この切断線上を前記トーチ54のノ
ズル先端が移動するように、前記ガイドレール51を被
切断物上に設置し、作業者がトーチ54をガイドレール
51に沿って移動すると、トーチ54の先端部分は支持
部材53を介して走行部材52に固定されているので、
被切断物は前記切断線通りに切断される(例えば、特開
平3−90279号公報参照)。
【0003】また、モータでトーチの送り速度を一定に
保つ自動ガス切断装置は、図21に示すように、レール
61の案内溝63に前後左右に合計4個の車輪64を係
合させて前記レール61に可動台62を移動可能に設け
る。そしてレール61上にレール61の長手方向にラッ
ク66を設け、該ラック66に噛合した駆動ピニオン6
5を平歯車68,69を介して可動台62の外壁面に取
付けたモータ67の回転軸に連動可能に連結する。
保つ自動ガス切断装置は、図21に示すように、レール
61の案内溝63に前後左右に合計4個の車輪64を係
合させて前記レール61に可動台62を移動可能に設け
る。そしてレール61上にレール61の長手方向にラッ
ク66を設け、該ラック66に噛合した駆動ピニオン6
5を平歯車68,69を介して可動台62の外壁面に取
付けたモータ67の回転軸に連動可能に連結する。
【0004】さらに、前記可動台62に該可動台62の
移動方向と直角な方向に延びるアーム70を設け、該ア
ーム70の先端に設けたホルダ72にアームブラケット
74を上下動自在に設け、該アームブラケット74の先
端にトーチホルダ71を設け、該トーチホルダ71にト
ーチ73を上下動自在に設けている(例えば実公昭53
−40512号公報参照)。
移動方向と直角な方向に延びるアーム70を設け、該ア
ーム70の先端に設けたホルダ72にアームブラケット
74を上下動自在に設け、該アームブラケット74の先
端にトーチホルダ71を設け、該トーチホルダ71にト
ーチ73を上下動自在に設けている(例えば実公昭53
−40512号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ガス切断にお
いては、火力の調整も大切であるが、それ以上にトーチ
54のノズル先端の送り速度を一定にしかも適切に保つ
ことが重要である。
いては、火力の調整も大切であるが、それ以上にトーチ
54のノズル先端の送り速度を一定にしかも適切に保つ
ことが重要である。
【0006】しかし、従来の手動ガス切断装置において
は、作業者がトーチ54の柄の部分を把持してトーチ5
4を徐々に移動させながら切断するので、トーチ54の
ノズルの送り速度が一定しないために、均一な切断面を
得ることが難しいという問題点があった。しかも、均一
な切断面を得るには、かなりの熟練が必要であった。
は、作業者がトーチ54の柄の部分を把持してトーチ5
4を徐々に移動させながら切断するので、トーチ54の
ノズルの送り速度が一定しないために、均一な切断面を
得ることが難しいという問題点があった。しかも、均一
な切断面を得るには、かなりの熟練が必要であった。
【0007】また、現在使用されている自動ガス切断装
置は、モータで送り速度を一定に保つことは容易である
が、構造上装置が複雑・大型であるため、作業工程も繁
雑となり未熟練作業者には取扱いが困難であった。
置は、モータで送り速度を一定に保つことは容易である
が、構造上装置が複雑・大型であるため、作業工程も繁
雑となり未熟練作業者には取扱いが困難であった。
【0008】前述した従来の自動ガス切断装置において
は、狭い現場での作業が可能になる程度に持ち運び可能
で比較的小型であるとはいえ、被切断物に設置すること
が容易にできないという問題点があった。しかも従来の
自動ガス切断装置はトーチ73のノズルを水平方向に送
ることは容易であるが構造上トーチ73を垂直方向に送
るには不向きであるという問題点があった。
は、狭い現場での作業が可能になる程度に持ち運び可能
で比較的小型であるとはいえ、被切断物に設置すること
が容易にできないという問題点があった。しかも従来の
自動ガス切断装置はトーチ73のノズルを水平方向に送
ることは容易であるが構造上トーチ73を垂直方向に送
るには不向きであるという問題点があった。
【0009】本発明は叙上の問題点を解消するために開
発されたもので、被切断物の表面に沿って水平方向及び
垂直方向もしくはこれら両方向において斜めに容易にト
ーチのノズル先端を送ることが可能で、かつトーチのノ
ズルの送り速度を一定に保つことが容易で、且つ、被切
断物へのセットが容易である小型の手動ガス切断装置を
提供することを目的としている。
発されたもので、被切断物の表面に沿って水平方向及び
垂直方向もしくはこれら両方向において斜めに容易にト
ーチのノズル先端を送ることが可能で、かつトーチのノ
ズルの送り速度を一定に保つことが容易で、且つ、被切
断物へのセットが容易である小型の手動ガス切断装置を
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の手動ガス切断装置においては、長手方向が
平行な端縁を形成する断面L字状のレール11の一片か
ら成るガイド片と前記レールの他片から成る取付片を備
え、前記ガイド片に一定幅を有するガイド溝12をレー
ル11の長手方向に設け、且つ前記ガイド溝に平行にラ
ック19を設ける。さらに、切欠き円弧状のガイド軸部
14を形成したギヤシャフト13(13a)の前記ガイ
ド軸部14を前記ガイド溝12内に嵌挿し、且つ、前記
ギヤシャフト13(13a)の先端にトーチを装着可能
なトーチホルダ31を設ける。さらに、両端に段部を形
成したガイド杆の先端側を前記ガイド溝内に嵌挿し、前
記ギヤシャフトとガイド杆22(22a)の先端側をガ
イドステー21を介して連結する。そして前記ギヤシャ
フトの後端側にピニオン16及びウォーム歯車15を一
体に軸着し、このピニオンを前記レール上のラック19
に噛合すると共に、前記レール上に前記ガイド溝に平行
に移動自在な可動台26を設け、この可動台に前記ギヤ
シャフト13(13a)とガイド杆22(22a)の後
端を固定し、前記ギヤシャフトとガイド杆を一体で前記
ガイド溝内にレールの長手方向に移動自在に設け、さら
に、前記可動台26に軸受を介してハンドル25により
回転自在の駆動軸23を設け、該駆動軸の先端に前記ギ
ヤシャフト13(13a)のウォーム歯車15に噛合す
るウォーム20を設けたものである。
に、本発明の手動ガス切断装置においては、長手方向が
平行な端縁を形成する断面L字状のレール11の一片か
ら成るガイド片と前記レールの他片から成る取付片を備
え、前記ガイド片に一定幅を有するガイド溝12をレー
ル11の長手方向に設け、且つ前記ガイド溝に平行にラ
ック19を設ける。さらに、切欠き円弧状のガイド軸部
14を形成したギヤシャフト13(13a)の前記ガイ
ド軸部14を前記ガイド溝12内に嵌挿し、且つ、前記
ギヤシャフト13(13a)の先端にトーチを装着可能
なトーチホルダ31を設ける。さらに、両端に段部を形
成したガイド杆の先端側を前記ガイド溝内に嵌挿し、前
記ギヤシャフトとガイド杆22(22a)の先端側をガ
イドステー21を介して連結する。そして前記ギヤシャ
フトの後端側にピニオン16及びウォーム歯車15を一
体に軸着し、このピニオンを前記レール上のラック19
に噛合すると共に、前記レール上に前記ガイド溝に平行
に移動自在な可動台26を設け、この可動台に前記ギヤ
シャフト13(13a)とガイド杆22(22a)の後
端を固定し、前記ギヤシャフトとガイド杆を一体で前記
ガイド溝内にレールの長手方向に移動自在に設け、さら
に、前記可動台26に軸受を介してハンドル25により
回転自在の駆動軸23を設け、該駆動軸の先端に前記ギ
ヤシャフト13(13a)のウォーム歯車15に噛合す
るウォーム20を設けたものである。
【0011】さらに、前記ギヤシャフト13(13a)
の先端側に前記ガイド軸部14に隣接する大径部83を
設け、該大径部と前記ガイド杆22(22a)の先端側
段部29を前記ガイド溝12の開口面に当接することが
できる。
の先端側に前記ガイド軸部14に隣接する大径部83を
設け、該大径部と前記ガイド杆22(22a)の先端側
段部29を前記ガイド溝12の開口面に当接することが
できる。
【0012】また、前記ギヤシャフト13(13a)及
びガイド杆22(22a)の先端側に設けたガイドステ
ー21を前記ガイド溝12の開口面に当接することがで
きる。
びガイド杆22(22a)の先端側に設けたガイドステ
ー21を前記ガイド溝12の開口面に当接することがで
きる。
【0013】また、前記ギヤシャフト13(13a)の
先端にアームブラケット33を上下及び斜め方向に移動
調整可能に設け、該アームブラケット33にアーム35
を固定し、かつ該アーム35の軸線方向を前記ギヤシャ
フト13(13a)の軸線方向と同一方向に設ける。そ
して前記アーム35の先端にホルダブラケット36を設
け、該ホルダブラケット36の下端に被切断物Wの表面
に摺動するローラ37を設け、一方前記ホルダブラケッ
ト36の上端にトーチ32を装着可能なトーチホルダ3
1を設けることもできる。
先端にアームブラケット33を上下及び斜め方向に移動
調整可能に設け、該アームブラケット33にアーム35
を固定し、かつ該アーム35の軸線方向を前記ギヤシャ
フト13(13a)の軸線方向と同一方向に設ける。そ
して前記アーム35の先端にホルダブラケット36を設
け、該ホルダブラケット36の下端に被切断物Wの表面
に摺動するローラ37を設け、一方前記ホルダブラケッ
ト36の上端にトーチ32を装着可能なトーチホルダ3
1を設けることもできる。
【0014】さらに、前記ラック19をレール11のガ
イド片の内面にガイド溝12の長手方向に平行にかつギ
ヤシャフトのピニオン16の上端で噛合可能に設けると
よい。
イド片の内面にガイド溝12の長手方向に平行にかつギ
ヤシャフトのピニオン16の上端で噛合可能に設けると
よい。
【0015】また、前記駆動軸23の先端にウォーム2
0の軸穴99を嵌挿し、該ウォーム20の外周から前記
軸穴の内周面に貫通するネジ穴97を設け、このネジ穴
に螺合したボルト59の先端を前記駆動軸23の外周面
に設けた溝穴98内に挿入して前記ウォームを駆動軸に
固定することができる。
0の軸穴99を嵌挿し、該ウォーム20の外周から前記
軸穴の内周面に貫通するネジ穴97を設け、このネジ穴
に螺合したボルト59の先端を前記駆動軸23の外周面
に設けた溝穴98内に挿入して前記ウォームを駆動軸に
固定することができる。
【0016】そして、前述したレールがコ字状を成すよ
うに設け、かつ各レール11のガイド片が互いに平行を
なすように設ける。前記両側の各レール11,11の上
端にブラケット41を設け、該ブラケット41に突設し
た連結ピン42を前記中央のレール11のガイド溝12
に挿通する。そして両側と中央のレール11を連結し、
該両側のレール11,11間の間隔を変更可能に設け、
各レールに前記手動ガス切断装置と同様の3台の手動ガ
ス切断装置101,102,103を組み合わせて設け
る。
うに設け、かつ各レール11のガイド片が互いに平行を
なすように設ける。前記両側の各レール11,11の上
端にブラケット41を設け、該ブラケット41に突設し
た連結ピン42を前記中央のレール11のガイド溝12
に挿通する。そして両側と中央のレール11を連結し、
該両側のレール11,11間の間隔を変更可能に設け、
各レールに前記手動ガス切断装置と同様の3台の手動ガ
ス切断装置101,102,103を組み合わせて設け
る。
【0017】前記両側の各レール11,11の取付片1
12,112に、中央のレール11のガイド溝12内を
走行するガイド杆22(22a)の先端側のガイドステ
ー21を通過可能な切欠き88を設けた請求項7記載の
手動ガス切断装置。
12,112に、中央のレール11のガイド溝12内を
走行するガイド杆22(22a)の先端側のガイドステ
ー21を通過可能な切欠き88を設けた請求項7記載の
手動ガス切断装置。
【0018】また、両側の手動ガス切断装置102,1
03の各レール11,11の取付片112,112の長
手方向の適宜位置に、軸線方向が前記各レール11,1
1の取付片112,112に平行に、且つ前記中央のレ
ールに直交方向に二のヒンジ91,91を互いに平行に
設ける。そして前記二のヒンジ91,91のそれぞれ
に、被切断物Wの側面に当接可能なヒンジプレート92
2,922を回動自在に設ける。
03の各レール11,11の取付片112,112の長
手方向の適宜位置に、軸線方向が前記各レール11,1
1の取付片112,112に平行に、且つ前記中央のレ
ールに直交方向に二のヒンジ91,91を互いに平行に
設ける。そして前記二のヒンジ91,91のそれぞれ
に、被切断物Wの側面に当接可能なヒンジプレート92
2,922を回動自在に設ける。
【0019】さらに、前記二のヒンジ91,91の軸線
は前記両側の手動ガス切断装置102,103の各レー
ル11,11間で、被切断物の側面に位置し、かつ前記
レール11,11の取付片112,112の外面と適宜
距離を隔てて設ける。
は前記両側の手動ガス切断装置102,103の各レー
ル11,11間で、被切断物の側面に位置し、かつ前記
レール11,11の取付片112,112の外面と適宜
距離を隔てて設ける。
【0020】そして、前記ヒンジ91の軸であるヒンジ
ピン95の一端側をレール11の取付片112に固定
し、前記ヒンジピン95の他端側をテーパに形成する。
このヒンジピン95の他端側を前記ヒンジプレート92
2に設けたテーパ穴に挿通して突出し、この突出したヒ
ンジピン95の端部に形成したネジ部にヒンジ固定ナッ
ト96を螺着する。
ピン95の一端側をレール11の取付片112に固定
し、前記ヒンジピン95の他端側をテーパに形成する。
このヒンジピン95の他端側を前記ヒンジプレート92
2に設けたテーパ穴に挿通して突出し、この突出したヒ
ンジピン95の端部に形成したネジ部にヒンジ固定ナッ
ト96を螺着する。
【0021】
【作用】断面L字状のレール11のガイド溝12を設け
ていない側の一辺の外面を被切断物Wの表面に設置す
る。すなわち、トーチ32のノズル先端が被切断物Wの
切断線上を走行するように手動ガス切断装置10のレー
ル11を設置する。
ていない側の一辺の外面を被切断物Wの表面に設置す
る。すなわち、トーチ32のノズル先端が被切断物Wの
切断線上を走行するように手動ガス切断装置10のレー
ル11を設置する。
【0022】ハンドル25を回転すると、駆動軸23の
先端のウォーム20がウォーム歯車15を低速で回転さ
せ、ウォーム歯車15と一体のピニオン16はラック1
9上を噛合して走行し、ピニオン16を軸着しているギ
ヤシャフト13はガイド軸部14を介してレール11の
ガイド溝12に沿って移動する。そしてギヤシャフト1
3の先端に設けたトーチ32のノズル先端から噴射する
燃焼ガスは、被切断物Wを切断線に沿って切断する。こ
のときの駆動軸23の回転速度はウォーム20とウォー
ム歯車15との噛合により減速されるので、ギヤシャフ
ト13の移動速度を低速に制御できる。したがってトー
チ32のノズル先端の送り速度を微調整することが容易
である。
先端のウォーム20がウォーム歯車15を低速で回転さ
せ、ウォーム歯車15と一体のピニオン16はラック1
9上を噛合して走行し、ピニオン16を軸着しているギ
ヤシャフト13はガイド軸部14を介してレール11の
ガイド溝12に沿って移動する。そしてギヤシャフト1
3の先端に設けたトーチ32のノズル先端から噴射する
燃焼ガスは、被切断物Wを切断線に沿って切断する。こ
のときの駆動軸23の回転速度はウォーム20とウォー
ム歯車15との噛合により減速されるので、ギヤシャフ
ト13の移動速度を低速に制御できる。したがってトー
チ32のノズル先端の送り速度を微調整することが容易
である。
【0023】なお、ギヤシャフト13がレール11のガ
イド溝12に沿って移動するとき、アーム35の先端に
設けたホルダブラケット36の下端はローラ37を介し
て被切断物Wの表面を走行する。したがってホルダブラ
ケット36の上端に設けたトーチホルダ31に装着した
トーチ32の重量は前記ホルダブラケット36で支持さ
れるので、ギヤシャフト13の先端には大きな荷重が生
じることなく、ギヤシャフト13はレール11のガイド
溝12を滑らかに移動する。
イド溝12に沿って移動するとき、アーム35の先端に
設けたホルダブラケット36の下端はローラ37を介し
て被切断物Wの表面を走行する。したがってホルダブラ
ケット36の上端に設けたトーチホルダ31に装着した
トーチ32の重量は前記ホルダブラケット36で支持さ
れるので、ギヤシャフト13の先端には大きな荷重が生
じることなく、ギヤシャフト13はレール11のガイド
溝12を滑らかに移動する。
【0024】また、3台の手動ガス切断装置101,1
02,103を組み合わせた装置においては、被切断物
Wの大きさに応じて、両側の手動ガス切断装置102,
103のレール11,11と中央の手動ガス切断装置1
01のレール11とを連結する連結ピン42を中央の手
動ガス切断装置101のレール11のガイド溝12内を
移動させて、手動ガス切断装置102,103の各レー
ル11,11に回動自在に設けたヒンジプレート92
2,922を被切断物Wの両側面に当接し、ヒンジプレ
ート922,922と被切断物Wの両側面をそれぞれク
ランプ工具で固定する(図16)。そして、各手動ガス
切断装置101,102,103のハンドル25を回転
して各トーチ32を移動し被切断物W例えばH型鋼のウ
エブを切断し、次いで両側のフランジを切断する。
02,103を組み合わせた装置においては、被切断物
Wの大きさに応じて、両側の手動ガス切断装置102,
103のレール11,11と中央の手動ガス切断装置1
01のレール11とを連結する連結ピン42を中央の手
動ガス切断装置101のレール11のガイド溝12内を
移動させて、手動ガス切断装置102,103の各レー
ル11,11に回動自在に設けたヒンジプレート92
2,922を被切断物Wの両側面に当接し、ヒンジプレ
ート922,922と被切断物Wの両側面をそれぞれク
ランプ工具で固定する(図16)。そして、各手動ガス
切断装置101,102,103のハンドル25を回転
して各トーチ32を移動し被切断物W例えばH型鋼のウ
エブを切断し、次いで両側のフランジを切断する。
【0025】なお、両側の手動ガス切断装置102,1
03のレール11,11の取付片112,112にヒン
ジ91,91を介して回動自在に設けたヒンジプレート
922,922は、ヒンジ91,91の軸線が互いに平
行でかつ前記取付片112,112間に位置しているの
で、被切断物Wの上面に当接する手動ガス切断装置10
1のレール11の軸線方向が被切断物Wの側面に対して
傾斜角を成すとき、両側の手動ガス切断装置102,1
03のレール11,11の取付片端縁が被切断物Wの側
面から離れてもヒンジプレート922,922は被切断
物Wの側面に当接する。さらに加えて、両側の手動ガス
切断装置102,103のレール11,11を被切断物
Wの軸線方向に対して傾斜角をなしてセットすることに
より、手動ガス切断装置101,102,103を組合
せた手動ガス切断装置は、被切断物Wの長手方向の軸線
に対して任意の傾斜角を成す面で切断される。
03のレール11,11の取付片112,112にヒン
ジ91,91を介して回動自在に設けたヒンジプレート
922,922は、ヒンジ91,91の軸線が互いに平
行でかつ前記取付片112,112間に位置しているの
で、被切断物Wの上面に当接する手動ガス切断装置10
1のレール11の軸線方向が被切断物Wの側面に対して
傾斜角を成すとき、両側の手動ガス切断装置102,1
03のレール11,11の取付片端縁が被切断物Wの側
面から離れてもヒンジプレート922,922は被切断
物Wの側面に当接する。さらに加えて、両側の手動ガス
切断装置102,103のレール11,11を被切断物
Wの軸線方向に対して傾斜角をなしてセットすることに
より、手動ガス切断装置101,102,103を組合
せた手動ガス切断装置は、被切断物Wの長手方向の軸線
に対して任意の傾斜角を成す面で切断される。
【0026】また、上記手動ガス切断装置を被切断物W
にセットした後、ヒンジ固定ナット96を締めるとヒン
ジプレート922のテーパ穴の内面がヒンジピン95の
テーパに押圧されてヒンジプレート922はヒンジピン
95に固定され、レール11の取付片112に対するヒ
ンジプレート922の開き角度が一定に保たれる。この
状態の手動ガス切断装置を被切断物Wにセットし、被切
断物Wを前回の切断線と同角度で繰り返し切断する。
にセットした後、ヒンジ固定ナット96を締めるとヒン
ジプレート922のテーパ穴の内面がヒンジピン95の
テーパに押圧されてヒンジプレート922はヒンジピン
95に固定され、レール11の取付片112に対するヒ
ンジプレート922の開き角度が一定に保たれる。この
状態の手動ガス切断装置を被切断物Wにセットし、被切
断物Wを前回の切断線と同角度で繰り返し切断する。
【0027】
【実施例】本発明の手動ガス切断装置について図面を参
照して説明すると、図1及び図4において、被切断物で
あるH型鋼Wの長手方向に直交する方向で縦に切断する
ためには、H型鋼の両フランジ面とウエブ面の3方向を
切断する必要がある。そのために、図1に示すように、
H型鋼の両フランジ面及び両フランジの上方側の端縁の
合計3ヵ所に本願の手動ガス切断装置10を装着する。
照して説明すると、図1及び図4において、被切断物で
あるH型鋼Wの長手方向に直交する方向で縦に切断する
ためには、H型鋼の両フランジ面とウエブ面の3方向を
切断する必要がある。そのために、図1に示すように、
H型鋼の両フランジ面及び両フランジの上方側の端縁の
合計3ヵ所に本願の手動ガス切断装置10を装着する。
【0028】先ず、H型鋼のウエブを切断するために両
フランジの上端縁に設置した手動ガス切断装置10につ
いて説明すると、11は断面L字状のレールであり、こ
のレール11の断面L字の一辺からなるガイド片111
に、略方形の一定幅を有する切欠きガイド溝12をレー
ル11の他辺からなる取付片112に平行を成すように
レール11の長手方向に穿設形成する。ガイド片111
の長手方向に延びる端縁線は平行に形成されている。
フランジの上端縁に設置した手動ガス切断装置10につ
いて説明すると、11は断面L字状のレールであり、こ
のレール11の断面L字の一辺からなるガイド片111
に、略方形の一定幅を有する切欠きガイド溝12をレー
ル11の他辺からなる取付片112に平行を成すように
レール11の長手方向に穿設形成する。ガイド片111
の長手方向に延びる端縁線は平行に形成されている。
【0029】図7において、ギヤシャフト13は両端に
ネジ部が形成され、円周の一部を直径方向で平行に対峙
して切欠いたガイド軸部14を備え、このガイド軸部1
4に連続して大径部83が形成されて、前記ガイド軸部
14を前記ガイド溝12内に摺動可能に嵌裝し、前記大
径部83の側面をレール11のガイド片111のガイド
溝12の開口面に摺動可能に当接し、ギヤシャフト13
の軸線方向を前記レール11のガイド片111に直交す
る方向に設けている。
ネジ部が形成され、円周の一部を直径方向で平行に対峙
して切欠いたガイド軸部14を備え、このガイド軸部1
4に連続して大径部83が形成されて、前記ガイド軸部
14を前記ガイド溝12内に摺動可能に嵌裝し、前記大
径部83の側面をレール11のガイド片111のガイド
溝12の開口面に摺動可能に当接し、ギヤシャフト13
の軸線方向を前記レール11のガイド片111に直交す
る方向に設けている。
【0030】さらに、図6に示すように、レール11の
ガイド片111の外面側に突出しているギヤシャフト1
3の大径部83側の先端に、後述する短い板状のガイド
ステー21の一端に設けた孔部を嵌挿する。33は、ア
ームブラケット33で、長手方向に延びる調整溝34を
形成した板片からなり、このアームブラケット33の調
整溝34内に前記ギヤシャフト13の先端に形成したネ
ジ部を挿通し、任意位置でナット76を螺合しアームブ
ラケット33を垂直及び垂直面で斜めに移動可能にギヤ
シャフト13に固定する。
ガイド片111の外面側に突出しているギヤシャフト1
3の大径部83側の先端に、後述する短い板状のガイド
ステー21の一端に設けた孔部を嵌挿する。33は、ア
ームブラケット33で、長手方向に延びる調整溝34を
形成した板片からなり、このアームブラケット33の調
整溝34内に前記ギヤシャフト13の先端に形成したネ
ジ部を挿通し、任意位置でナット76を螺合しアームブ
ラケット33を垂直及び垂直面で斜めに移動可能にギヤ
シャフト13に固定する。
【0031】35はアームで、両端に形成した段部にネ
ジ部を備え、このアーム35の後端を前記調整溝34内
に挿通し、アーム35の後端のネジ部をアームブラケッ
ト33にナットで固定し、該アーム35の軸線方向を前
記ギヤシャフト13の軸心と平行に設ける。
ジ部を備え、このアーム35の後端を前記調整溝34内
に挿通し、アーム35の後端のネジ部をアームブラケッ
ト33にナットで固定し、該アーム35の軸線方向を前
記ギヤシャフト13の軸心と平行に設ける。
【0032】そして、下端にローラ37を軸着した板片
から成るホルダブラケット36の下方に穿設した孔部に
前記アーム35の先端を挿通してナットで固定してい
る。ローラ37の回転方向はギヤシャフト13がレール
11のガイド溝12を移動する方向と同一であり、ロー
ラ37の外周面がH型鋼Wの表面に摺接するように設け
る。
から成るホルダブラケット36の下方に穿設した孔部に
前記アーム35の先端を挿通してナットで固定してい
る。ローラ37の回転方向はギヤシャフト13がレール
11のガイド溝12を移動する方向と同一であり、ロー
ラ37の外周面がH型鋼Wの表面に摺接するように設け
る。
【0033】また、前記ホルダブラケット36の上端に
穿設した孔部にボルト56を挿通し、環状部材から成る
トーチホルダ31のネジ部86に前記ボルトを螺合して
ホルダブラケット36にトーチホルダ31を固定し、該
トーチホルダ31にトーチ32を挿着している。なお、
トーチホルダ31はトーチ32のH型鋼Wの表面に対す
る軸線方向の角度即ち噴射角をトーチホルダ31を回動
してボルト56でホルダブラケット36に固定すること
によって任意に変更することができる。
穿設した孔部にボルト56を挿通し、環状部材から成る
トーチホルダ31のネジ部86に前記ボルトを螺合して
ホルダブラケット36にトーチホルダ31を固定し、該
トーチホルダ31にトーチ32を挿着している。なお、
トーチホルダ31はトーチ32のH型鋼Wの表面に対す
る軸線方向の角度即ち噴射角をトーチホルダ31を回動
してボルト56でホルダブラケット36に固定すること
によって任意に変更することができる。
【0034】また、アームブラケット38に換えて図1
5に示すように、断面L字状のアームブラケット45の
一片をギヤシャフト13の先端に固定し、他片にトーチ
ホルダ31を回動可能に固定することもできる。すなわ
ち、前記トーチホルダ31に装着したトーチ32の軸線
方向がレール11の長手方向に対して直交する方向に回
動可能に設けることができる。
5に示すように、断面L字状のアームブラケット45の
一片をギヤシャフト13の先端に固定し、他片にトーチ
ホルダ31を回動可能に固定することもできる。すなわ
ち、前記トーチホルダ31に装着したトーチ32の軸線
方向がレール11の長手方向に対して直交する方向に回
動可能に設けることができる。
【0035】したがって、トーチ32の軸線方向がH型
鋼Wの上面に対して傾斜するようにトーチ32をアーム
ブラケット45に固定することにより、H型鋼Wの端面
に開先を設けることができる。
鋼Wの上面に対して傾斜するようにトーチ32をアーム
ブラケット45に固定することにより、H型鋼Wの端面
に開先を設けることができる。
【0036】また、図7において、レール11の取付片
112側に突出しているギヤシャフト13にウォーム歯
車15とピニオン16をベアリング17,18を介して
該ウォーム歯車15とピニオン16を一体に連結して軸
支する。26は可動台で、前記断面L字状のレールに相
対して略方形断面を成す断面逆L字状の金属部材から成
り、この可動台26に設けた孔部にギヤシャフト13の
大径部83の反対側に位置する後端のネジ部を挿通して
ナット77を螺合してギヤシャフト13を可動台26に
固定する。そして、前記ピニオン16に噛合して、この
ピニオン16を円滑に回転するようラック19をレール
11の内面に前記ガイド溝12の長手方向に平行にボル
ト57で位置決めして固定する。
112側に突出しているギヤシャフト13にウォーム歯
車15とピニオン16をベアリング17,18を介して
該ウォーム歯車15とピニオン16を一体に連結して軸
支する。26は可動台で、前記断面L字状のレールに相
対して略方形断面を成す断面逆L字状の金属部材から成
り、この可動台26に設けた孔部にギヤシャフト13の
大径部83の反対側に位置する後端のネジ部を挿通して
ナット77を螺合してギヤシャフト13を可動台26に
固定する。そして、前記ピニオン16に噛合して、この
ピニオン16を円滑に回転するようラック19をレール
11の内面に前記ガイド溝12の長手方向に平行にボル
ト57で位置決めして固定する。
【0037】さらに前記可動台26の幅方向の両側縁に
レール11の内面に当接し摺動自在に2個づつ合計4個
の車輪27,27,28,28を設ける(図6及び図
7、図11、図13を参照)。
レール11の内面に当接し摺動自在に2個づつ合計4個
の車輪27,27,28,28を設ける(図6及び図
7、図11、図13を参照)。
【0038】一方、図11に示すように、両端に段部を
形成したガイド杆22を設け、このガイド杆22の先端
側段部29をレール11のガイド溝12の開口面に当接
し軸線方向を前記ギヤシャフト13の軸線方向と略平行
にして前記レール11のガイド溝12内に嵌挿し、この
ガイド杆22先端に前記ガイドステー21の他端に形成
した孔部を嵌挿し、ナット78aで固定する。ガイド杆
22の後端は前記ギヤシャフト13と同様可動台26に
設けた孔部に挿通してナット78bで固定する。
形成したガイド杆22を設け、このガイド杆22の先端
側段部29をレール11のガイド溝12の開口面に当接
し軸線方向を前記ギヤシャフト13の軸線方向と略平行
にして前記レール11のガイド溝12内に嵌挿し、この
ガイド杆22先端に前記ガイドステー21の他端に形成
した孔部を嵌挿し、ナット78aで固定する。ガイド杆
22の後端は前記ギヤシャフト13と同様可動台26に
設けた孔部に挿通してナット78bで固定する。
【0039】したがって可動台26はギヤシャフト13
及びガイド杆22と一体になって断面L字状のレール1
1の内面に沿って長手方向に前後に移動し、ギヤシャフ
ト13とガイド杆22はガイドステー21を介して前記
レール11のガイド溝12内を長手方向に図6紙面上に
おいて上下方向に一体に移動自在に設けている。つま
り、ギヤシャフト13の大径部83とガイド杆22の段
部29をガイド溝12の開口面つまりレール11のガイ
ド片111の外面に当接し、一方、可動台26の一側縁
に設けた2個の車輪28,28をレール11のガイド片
111の内面に当接し、ギヤシャフト13の大径部83
およびガイド杆22の段部29と、2個の車輪28,2
8とでガイド片111内外面を挾んだ状態で、ギヤシャ
フト13のガイド軸部14とガイド杆22の先端側の周
面が一体でガイド溝12内を摺接してガイド溝12の長
手方向に移動する。
及びガイド杆22と一体になって断面L字状のレール1
1の内面に沿って長手方向に前後に移動し、ギヤシャフ
ト13とガイド杆22はガイドステー21を介して前記
レール11のガイド溝12内を長手方向に図6紙面上に
おいて上下方向に一体に移動自在に設けている。つま
り、ギヤシャフト13の大径部83とガイド杆22の段
部29をガイド溝12の開口面つまりレール11のガイ
ド片111の外面に当接し、一方、可動台26の一側縁
に設けた2個の車輪28,28をレール11のガイド片
111の内面に当接し、ギヤシャフト13の大径部83
およびガイド杆22の段部29と、2個の車輪28,2
8とでガイド片111内外面を挾んだ状態で、ギヤシャ
フト13のガイド軸部14とガイド杆22の先端側の周
面が一体でガイド溝12内を摺接してガイド溝12の長
手方向に移動する。
【0040】図9において、可動台26の上面に円筒状
の駆動軸受台30を該駆動軸受台30の軸線方向が可動
台26の上面に対して略直角を成すように立設し、該駆
動軸受台30内にベアリング24,24を介して駆動軸
23を軸承し、該駆動軸23の先端にウォーム20を固
定し、該ウォーム20を前記ギヤシャフト13のウォー
ム歯車15に噛合するように設ける。さらに、前記駆動
軸23の後端にハンドル25を取付ける。また、図8及
び図12は図7及び図11の他の実施例を示すものであ
り、図8に示すギヤシャフト13aは図7に示すギヤシ
ャフト13の大径部83を形成せず、ギヤシャフト13
aのガイド軸部14側の先端に、ガイドステー21の一
端に設けた孔部とアームブラケット33の調整溝34を
嵌挿し、ギヤシャフト13aの先端に形成したネジ部に
ナット76を螺合し、前記ガイドステー21とアームブ
ラケット33をギヤシャフト13aに固定する。
の駆動軸受台30を該駆動軸受台30の軸線方向が可動
台26の上面に対して略直角を成すように立設し、該駆
動軸受台30内にベアリング24,24を介して駆動軸
23を軸承し、該駆動軸23の先端にウォーム20を固
定し、該ウォーム20を前記ギヤシャフト13のウォー
ム歯車15に噛合するように設ける。さらに、前記駆動
軸23の後端にハンドル25を取付ける。また、図8及
び図12は図7及び図11の他の実施例を示すものであ
り、図8に示すギヤシャフト13aは図7に示すギヤシ
ャフト13の大径部83を形成せず、ギヤシャフト13
aのガイド軸部14側の先端に、ガイドステー21の一
端に設けた孔部とアームブラケット33の調整溝34を
嵌挿し、ギヤシャフト13aの先端に形成したネジ部に
ナット76を螺合し、前記ガイドステー21とアームブ
ラケット33をギヤシャフト13aに固定する。
【0041】したがって、ガイドステー21がガイド軸
部14の先端側に固定され、ガイドステー21の片面が
レール11のガイド片111のガイド溝12の開口面に
摺動可能に当接する。
部14の先端側に固定され、ガイドステー21の片面が
レール11のガイド片111のガイド溝12の開口面に
摺動可能に当接する。
【0042】さらに、図12に示すガイド杆22aは図
11に示すガイド杆22の先端側段部29を形成せず、
その軸線方向を前記ギヤシャフト13aの軸線方向と略
平行にして前記レール11のガイド溝12内に嵌挿し、
このガイド杆22aの先端に前記ガイドステー21の他
端に形成した孔部を嵌挿し、ナット78aで固定する。
そしてガイドステー21の片面がレール11のガイド溝
12の開口面に摺動可能に当接する。
11に示すガイド杆22の先端側段部29を形成せず、
その軸線方向を前記ギヤシャフト13aの軸線方向と略
平行にして前記レール11のガイド溝12内に嵌挿し、
このガイド杆22aの先端に前記ガイドステー21の他
端に形成した孔部を嵌挿し、ナット78aで固定する。
そしてガイドステー21の片面がレール11のガイド溝
12の開口面に摺動可能に当接する。
【0043】したがって図8および図12に示すギヤシ
ャフト13aおよびガイド杆22aは図7および図11
のギヤシャフト13およびガイド杆22より簡単な構造
である。
ャフト13aおよびガイド杆22aは図7および図11
のギヤシャフト13およびガイド杆22より簡単な構造
である。
【0044】また、図8および図12において前記ガイ
ド溝12はガイド片111の下方に位置しており、ラッ
ク19は前記ギヤシャフト13aに軸承されたピニオン
16に噛合して、このピニオン16を円滑に回転するよ
うにレール11のガイド片111の内面に前記ガイド溝
12より上方位置にかつガイド溝12の長手方向に平行
にボルト57で固定されている。
ド溝12はガイド片111の下方に位置しており、ラッ
ク19は前記ギヤシャフト13aに軸承されたピニオン
16に噛合して、このピニオン16を円滑に回転するよ
うにレール11のガイド片111の内面に前記ガイド溝
12より上方位置にかつガイド溝12の長手方向に平行
にボルト57で固定されている。
【0045】さらに、可動台26の幅方向の側縁に設け
た2個の車輪28,28は、その外周が前記ラック19
の側面に当接し摺動可能に設けられている(図8および
図12)。
た2個の車輪28,28は、その外周が前記ラック19
の側面に当接し摺動可能に設けられている(図8および
図12)。
【0046】したがって、トーチ32などの部材の重量
がかかるギヤシャフト13aに軸承されたピニオン16
がラック19の下方に位置しているので、ギヤシャフト
13aが前記トーチ32などの部材の重量により若干下
方に撓んでもピニオン16はラック19に影響を及ぼす
ことなく円滑に回転する。さらにガイド片111の内面
にレール11の長手方向にラック19を固定しているの
で、ガイド片111は補強され、かつ可動台26に設け
た2個の車輪28,28が大きい強度を有する前記ラッ
ク19の側面を摺動するので、前記ギヤシャフト13a
にかかった荷重が可動台26および車輪28,28を介
してラック19の側面を押圧してもガイド片111は撓
むことが少なく可動台26およびギヤシャフト13a、
ガイド杆22aはレール11上を円滑に可動する。
がかかるギヤシャフト13aに軸承されたピニオン16
がラック19の下方に位置しているので、ギヤシャフト
13aが前記トーチ32などの部材の重量により若干下
方に撓んでもピニオン16はラック19に影響を及ぼす
ことなく円滑に回転する。さらにガイド片111の内面
にレール11の長手方向にラック19を固定しているの
で、ガイド片111は補強され、かつ可動台26に設け
た2個の車輪28,28が大きい強度を有する前記ラッ
ク19の側面を摺動するので、前記ギヤシャフト13a
にかかった荷重が可動台26および車輪28,28を介
してラック19の側面を押圧してもガイド片111は撓
むことが少なく可動台26およびギヤシャフト13a、
ガイド杆22aはレール11上を円滑に可動する。
【0047】また、環状部材からなるトーチホルダ31
は、図8に示すように、その外周にネジ部87を突設
し、該ネジ部87をホルダブラケット36の上端に穿設
した孔部に挿通し、このネジ部87にナット55を螺合
してホルダブラケット36にトーチホルダ31を固定し
てもよい。
は、図8に示すように、その外周にネジ部87を突設
し、該ネジ部87をホルダブラケット36の上端に穿設
した孔部に挿通し、このネジ部87にナット55を螺合
してホルダブラケット36にトーチホルダ31を固定し
てもよい。
【0048】なお、図9においてウォーム20はその軸
穴99内に駆動軸23の先端を挿通し、駆動軸23の先
端に設けたネジ部にナット58を螺合してウォーム20
を固定しているが、駆動軸23の先端のネジ部およびナ
ット58を設けずに、図10に示すようにウォーム20
の外周から軸穴99の内周面に貫通するネジ穴97を設
け、このネジ穴97に螺合したボルト59の先端を駆動
軸23の外周面に設けた溝穴98内に挿入してウォーム
20を駆動軸23に固定してもよい。図10に示すよう
にウォーム20を駆動軸23に取り付けると、たとえ図
8および図12の実施例で示すようにギヤシャフト13
aの軸心の位置とレール11の取付片112との距離が
小さいためギヤシャフト13aに軸承されたウォーム歯
車15とウォーム20が噛合する位置とレール11の取
付片112との距離が小さくなっても、ウォーム20あ
るいは駆動軸23の先端がレール11の取付片112に
接触しないようにウォーム歯車15とウォーム20を噛
合することができる。
穴99内に駆動軸23の先端を挿通し、駆動軸23の先
端に設けたネジ部にナット58を螺合してウォーム20
を固定しているが、駆動軸23の先端のネジ部およびナ
ット58を設けずに、図10に示すようにウォーム20
の外周から軸穴99の内周面に貫通するネジ穴97を設
け、このネジ穴97に螺合したボルト59の先端を駆動
軸23の外周面に設けた溝穴98内に挿入してウォーム
20を駆動軸23に固定してもよい。図10に示すよう
にウォーム20を駆動軸23に取り付けると、たとえ図
8および図12の実施例で示すようにギヤシャフト13
aの軸心の位置とレール11の取付片112との距離が
小さいためギヤシャフト13aに軸承されたウォーム歯
車15とウォーム20が噛合する位置とレール11の取
付片112との距離が小さくなっても、ウォーム20あ
るいは駆動軸23の先端がレール11の取付片112に
接触しないようにウォーム歯車15とウォーム20を噛
合することができる。
【0049】なお、以上の図8および図12の実施例の
他の部分は図7および図11に示す実施例と同様であ
る。
他の部分は図7および図11に示す実施例と同様であ
る。
【0050】次に、レール11の取付片112の外面を
H型鋼の両側のフランジ面にセットすべき装置102,
103について説明する。
H型鋼の両側のフランジ面にセットすべき装置102,
103について説明する。
【0051】レール11、このレール11に装着したギ
ヤシャフト13、このギヤシャフト13に設けたピニオ
ン16及びウォーム歯車、前記ピニオン16に噛合する
ラック19、可動台26およびこの可動台26の幅方向
の両側縁に2個づつ設けた車輪27,27,28,2
8、そしてステー21などの構造および関連構成は、前
述実施例と同様である。
ヤシャフト13、このギヤシャフト13に設けたピニオ
ン16及びウォーム歯車、前記ピニオン16に噛合する
ラック19、可動台26およびこの可動台26の幅方向
の両側縁に2個づつ設けた車輪27,27,28,2
8、そしてステー21などの構造および関連構成は、前
述実施例と同様である。
【0052】前記駆動軸受台30は、図14に示すよう
に、その軸線方向が可動台26の上面に対して傾斜角を
持つように可動台26の上面に立設し、この可動台26
に軸受を介して駆動軸23を設け、該駆動軸23の先端
に前記ウォーム歯車15に噛合するウォーム20を固定
し、前記駆動軸23の後端にハンドル25を設けたもの
である。
に、その軸線方向が可動台26の上面に対して傾斜角を
持つように可動台26の上面に立設し、この可動台26
に軸受を介して駆動軸23を設け、該駆動軸23の先端
に前記ウォーム歯車15に噛合するウォーム20を固定
し、前記駆動軸23の後端にハンドル25を設けたもの
である。
【0053】H型鋼の両側のフランジ面にセットすべき
装置102,103は、図1及び図4において、レール
11のトーチホルダ31側に突出したギヤシャフト13
の先端に単なる板状のアームブラケット38の一端を固
定し、該アームブラケット38の他端にトーチホルダ3
1を固定し、このトーチホルダ31にトーチ32を装着
したものである。
装置102,103は、図1及び図4において、レール
11のトーチホルダ31側に突出したギヤシャフト13
の先端に単なる板状のアームブラケット38の一端を固
定し、該アームブラケット38の他端にトーチホルダ3
1を固定し、このトーチホルダ31にトーチ32を装着
したものである。
【0054】また、装置102,103においては、図
7および図11、図13に示す実施例と、図8および図
12に示す実施例のそれぞれの可動台26の前記4個の
車輪27,27,28,28を設けず、これら4個の車
輪と同じ位置に、あるいは前記可動台26の両側縁に沿
って長手方向に、方形のブロックでなる摩擦盤を固定
し、これらの摩擦盤のそれぞれの一面をレール11の内
面またはラック19の側面に当接し摺動するように設け
てもよい。装置102,103のレール11の取付片1
12の外面をH型鋼Wの両側のフランジ面にセットする
場合、各レール11,11の軸線方向は縦方向に位置す
るので、各レール11,11に装着したギヤシャフト1
3,13a、ピニオン16、ウォーム歯車15、ウォー
ム20、可動台26、トーチ32などの構成部材は、自
重によりウォーム20、ウォーム歯車15、ピニオン1
6が回転し、ピニオン16はレール11のラック19に
噛合しながら下方に移動することがある。しかし前記摩
擦盤を設けることにより前記可動台26に関連する前記
構成部材の自然落下を抑えることができる。
7および図11、図13に示す実施例と、図8および図
12に示す実施例のそれぞれの可動台26の前記4個の
車輪27,27,28,28を設けず、これら4個の車
輪と同じ位置に、あるいは前記可動台26の両側縁に沿
って長手方向に、方形のブロックでなる摩擦盤を固定
し、これらの摩擦盤のそれぞれの一面をレール11の内
面またはラック19の側面に当接し摺動するように設け
てもよい。装置102,103のレール11の取付片1
12の外面をH型鋼Wの両側のフランジ面にセットする
場合、各レール11,11の軸線方向は縦方向に位置す
るので、各レール11,11に装着したギヤシャフト1
3,13a、ピニオン16、ウォーム歯車15、ウォー
ム20、可動台26、トーチ32などの構成部材は、自
重によりウォーム20、ウォーム歯車15、ピニオン1
6が回転し、ピニオン16はレール11のラック19に
噛合しながら下方に移動することがある。しかし前記摩
擦盤を設けることにより前記可動台26に関連する前記
構成部材の自然落下を抑えることができる。
【0055】さらに、図1に示すように、前述実施例の
手動ガス切断装置101の1台をH型鋼Wの上面に設
け、他の手動ガス切断装置102,103の2台をH型
鋼Wの両側面に設けて、これら3台の手動ガス切断装置
10の各レールが下向きコ字状を成すように組み合わせ
る。
手動ガス切断装置101の1台をH型鋼Wの上面に設
け、他の手動ガス切断装置102,103の2台をH型
鋼Wの両側面に設けて、これら3台の手動ガス切断装置
10の各レールが下向きコ字状を成すように組み合わせ
る。
【0056】これらの3台の手動ガス切断装置101,
102,103をトーチ32のノズル39をH型鋼Wの
後述する切断線に合わせて設置する。そしてH型鋼Wの
両側面に設置する手動ガス切断装置102,103にお
いて、レール11の上端側の取付片112の内面に、図
4に示すように、断面L字状のブラケット41を立設
し、前記ブラケット41一片の外面を、H型鋼Wの上面
に設置する手動ガス切断装置101のレール11のガイ
ド片111の外面に当接する。そして前記ブラケット4
1一片の外面に連結ピン42を突設し、この連結ピン4
2を、前記手動ガス切断装置101のレール11のガイ
ド片111のガイド溝12内に挿通し、前記連結ピン4
2の先端に設けたネジ部に蝶ナット43を螺着して前記
手動ガス切断装置101のレール11と手動ガス切断装
置102,103のレール11,11とを固定する。
102,103をトーチ32のノズル39をH型鋼Wの
後述する切断線に合わせて設置する。そしてH型鋼Wの
両側面に設置する手動ガス切断装置102,103にお
いて、レール11の上端側の取付片112の内面に、図
4に示すように、断面L字状のブラケット41を立設
し、前記ブラケット41一片の外面を、H型鋼Wの上面
に設置する手動ガス切断装置101のレール11のガイ
ド片111の外面に当接する。そして前記ブラケット4
1一片の外面に連結ピン42を突設し、この連結ピン4
2を、前記手動ガス切断装置101のレール11のガイ
ド片111のガイド溝12内に挿通し、前記連結ピン4
2の先端に設けたネジ部に蝶ナット43を螺着して前記
手動ガス切断装置101のレール11と手動ガス切断装
置102,103のレール11,11とを固定する。
【0057】したがって、蝶ナット43を緩めるだけ
で、H型鋼Wの両側面の手動ガス切断装置102,10
3のレール11,11間の距離は自在に変更できるの
で、以上の第3実施例の手動ガス切断装置は様々なH型
鋼Wの大きさに応じて容易に設置してH型鋼Wを切断す
る。
で、H型鋼Wの両側面の手動ガス切断装置102,10
3のレール11,11間の距離は自在に変更できるの
で、以上の第3実施例の手動ガス切断装置は様々なH型
鋼Wの大きさに応じて容易に設置してH型鋼Wを切断す
る。
【0058】また、図2および図3、図5は3台の手動
ガス切断装置101,102,103を組み合わせた手
動ガス切断装置の他の実施例を示すものであり、特に装
置101と102、装置102と103の連結構造に関
する実施例である。
ガス切断装置101,102,103を組み合わせた手
動ガス切断装置の他の実施例を示すものであり、特に装
置101と102、装置102と103の連結構造に関
する実施例である。
【0059】装置101と103の連結構造について説
明すると、図3において、装置103のレール11の取
付片112の長手方向の上端に切欠き81を設け、この
切欠き81内に装置101のレール11をその軸線方向
と装置103のレール11の軸線方向を直交方向に挿通
し、かつ装置101のレール11の取付片112の長手
方向に延びる図3の左方の端縁線と装置103のレール
11の取付片112の長手方向に延びる図3の左方の端
縁線が交叉するように位置する。そして装置103のレ
ール11の上端側のガイド片111と装置101のレー
ル11のガイド片111を連結ピン82およびカラー8
5、蝶ナット43で連結固定する。すなわち、図5に示
すように、装置101のレール11のガイド片111の
ガイド溝12内に嵌挿する段付きガイド部84を備える
連結ピン82にカラー85を嵌挿し、前記連結ピン82
の先端を装置103のレールのガイド片111の長手方
向の上端に設けた孔に挿通し、連結ピン82の先端に設
けたネジ部に蝶ナット43を螺合して装置103のレー
ル11のガイド片111をカラー85を介して装置10
1のレール11のガイド片111に押圧し固定する。
明すると、図3において、装置103のレール11の取
付片112の長手方向の上端に切欠き81を設け、この
切欠き81内に装置101のレール11をその軸線方向
と装置103のレール11の軸線方向を直交方向に挿通
し、かつ装置101のレール11の取付片112の長手
方向に延びる図3の左方の端縁線と装置103のレール
11の取付片112の長手方向に延びる図3の左方の端
縁線が交叉するように位置する。そして装置103のレ
ール11の上端側のガイド片111と装置101のレー
ル11のガイド片111を連結ピン82およびカラー8
5、蝶ナット43で連結固定する。すなわち、図5に示
すように、装置101のレール11のガイド片111の
ガイド溝12内に嵌挿する段付きガイド部84を備える
連結ピン82にカラー85を嵌挿し、前記連結ピン82
の先端を装置103のレールのガイド片111の長手方
向の上端に設けた孔に挿通し、連結ピン82の先端に設
けたネジ部に蝶ナット43を螺合して装置103のレー
ル11のガイド片111をカラー85を介して装置10
1のレール11のガイド片111に押圧し固定する。
【0060】なお、カラー85はその外周に設けたネジ
穴にボルトを螺合し、該ボルトの先端を連結ピン82の
外周に設けた溝穴内に挿入して連結ピン82に固定す
る。なお、装置101と102との連結構造は上記説明
の装置101と103の連結構造と同様である。
穴にボルトを螺合し、該ボルトの先端を連結ピン82の
外周に設けた溝穴内に挿入して連結ピン82に固定す
る。なお、装置101と102との連結構造は上記説明
の装置101と103の連結構造と同様である。
【0061】したがって、この実施例では図4に示す実
施例とは異なり、装置101のガイドレール11のガイ
ド片111と装置102および103の各ガイドレール
11,11のガイド片111,111との距離が小さい
ので、装置101のトーチ32と他の装置102,10
3のトーチ32,32の位置を同一の切断線上に設置す
るために装置101のアーム35を短くすることができ
る。したがって装置101のガイド片111とトーチ3
2間の距離が短くなるので、トーチ32などの部材の重
量によるギヤシャフト13にかかる荷重が小さくなるた
めギヤシャフト13および可動台26は装置101のレ
ール11上をより一層滑らかに走行する。
施例とは異なり、装置101のガイドレール11のガイ
ド片111と装置102および103の各ガイドレール
11,11のガイド片111,111との距離が小さい
ので、装置101のトーチ32と他の装置102,10
3のトーチ32,32の位置を同一の切断線上に設置す
るために装置101のアーム35を短くすることができ
る。したがって装置101のガイド片111とトーチ3
2間の距離が短くなるので、トーチ32などの部材の重
量によるギヤシャフト13にかかる荷重が小さくなるた
めギヤシャフト13および可動台26は装置101のレ
ール11上をより一層滑らかに走行する。
【0062】また、図3において、装置101のレール
11のガイド片111の外面に位置する装置103のレ
ール11の取付片112に、ガイド杆22aの先端に設
けたガイドステー21およびナット78aを通過可能な
切欠き88を設ける。この切欠き88を設けることによ
り、図2において装置101のガイド杆22aの先端の
ナット78aおよびガイドステー21がレール11のガ
イド溝12に沿って図2右方に移動して前記切欠き88
を通過し、前記ガイドステー21の一端が連結ピン82
の周囲に嵌挿したカラー85の外周面に当接するまで移
動できる。したがって装置101のトーチ32のノズル
39の先端はH型鋼Wのウェブの図2の右方端にセット
され、この位置から図2の二点鎖線に示すようにH型鋼
Wのウェブの左方端へと移動する。
11のガイド片111の外面に位置する装置103のレ
ール11の取付片112に、ガイド杆22aの先端に設
けたガイドステー21およびナット78aを通過可能な
切欠き88を設ける。この切欠き88を設けることによ
り、図2において装置101のガイド杆22aの先端の
ナット78aおよびガイドステー21がレール11のガ
イド溝12に沿って図2右方に移動して前記切欠き88
を通過し、前記ガイドステー21の一端が連結ピン82
の周囲に嵌挿したカラー85の外周面に当接するまで移
動できる。したがって装置101のトーチ32のノズル
39の先端はH型鋼Wのウェブの図2の右方端にセット
され、この位置から図2の二点鎖線に示すようにH型鋼
Wのウェブの左方端へと移動する。
【0063】なお、図1および図4の実施例において
は、装置103のレール11の取付片112とブラケッ
ト41に、図3の切欠き88と同様に、装置101のレ
ール11のガイド溝12内を走行するガイド杆22の先
端側のガイドステー21およびナット78aが通過可能
な切欠きを設けることができる。
は、装置103のレール11の取付片112とブラケッ
ト41に、図3の切欠き88と同様に、装置101のレ
ール11のガイド溝12内を走行するガイド杆22の先
端側のガイドステー21およびナット78aが通過可能
な切欠きを設けることができる。
【0064】また、H型鋼W上面の切断線がH型鋼Wの
ウエブ長手方向に対して任意の傾斜角を成す場合であっ
ても、以上の手動ガス切断装置101,102,103
を組合せた手動ガス切断装置を用いて容易にH型鋼Wを
斜めに切断可能とするために、図16及び図17に示す
ように、両側の手動ガス切断装置102,103のレー
ル11,11の取付片112,112の長手方向の適宜
位置に、ヒンジプレート922をヒンジ91を介して回
動自在に設ける。すなわち、ヒンジ91はヒンジピン9
5を軸として二のヒンジプレート921,922を回動
自在に設けたものであり、このヒンジ91のヒンジピン
95の軸線が前記レール11の取付片端縁に平行となる
ように、ヒンジ91の一方のヒンジプレート921を前
記取付片112の外面にボルト94で固定することによ
り、他方のヒンジプレート922が回動自在に設けられ
る。
ウエブ長手方向に対して任意の傾斜角を成す場合であっ
ても、以上の手動ガス切断装置101,102,103
を組合せた手動ガス切断装置を用いて容易にH型鋼Wを
斜めに切断可能とするために、図16及び図17に示す
ように、両側の手動ガス切断装置102,103のレー
ル11,11の取付片112,112の長手方向の適宜
位置に、ヒンジプレート922をヒンジ91を介して回
動自在に設ける。すなわち、ヒンジ91はヒンジピン9
5を軸として二のヒンジプレート921,922を回動
自在に設けたものであり、このヒンジ91のヒンジピン
95の軸線が前記レール11の取付片端縁に平行となる
ように、ヒンジ91の一方のヒンジプレート921を前
記取付片112の外面にボルト94で固定することによ
り、他方のヒンジプレート922が回動自在に設けられ
る。
【0065】なお、図16において、手動ガス切断装置
103はレール11の取付片112の外面へヒンジ91
のヒンジプレート921を直接固定しているが、手動ガ
ス切断装置102はレール11の取付片112の外面へ
断面L字状のヒンジ取付ブラケット93の一片をボルト
94で固定し、このヒンジ取付ブラケット93の他片に
ヒンジ91のヒンジプレート921を固定し、ヒンジプ
レート922を回動自在に設けている。
103はレール11の取付片112の外面へヒンジ91
のヒンジプレート921を直接固定しているが、手動ガ
ス切断装置102はレール11の取付片112の外面へ
断面L字状のヒンジ取付ブラケット93の一片をボルト
94で固定し、このヒンジ取付ブラケット93の他片に
ヒンジ91のヒンジプレート921を固定し、ヒンジプ
レート922を回動自在に設けている。
【0066】すなわち、図16に示すようにH型鋼Wの
上面の手動ガス切断装置101のレール11をH型鋼W
のフランジ面に対して斜めにセットすると手動ガス切断
装置102のレール11の取付片端縁がH型鋼Wのフラ
ンジ面から離れるので、この取付片112にヒンジ91
の一方のヒンジプレート921を直接取付けると他方の
ヒンジプレート922をH型鋼Wのフランジ面に当接で
きなくなる。しかし前記ヒンジ取付ブラケット93を介
してヒンジプレート921をレール11の取付片112
に取付け、ヒンジピン95の軸線を手動ガス切断装置1
02と103の取付片112,112間に位置し、かつ
取付片112の外面と適宜距離を設けることにより、ヒ
ンジプレート922をH型鋼Wのフランジ面に当接可能
にしている。
上面の手動ガス切断装置101のレール11をH型鋼W
のフランジ面に対して斜めにセットすると手動ガス切断
装置102のレール11の取付片端縁がH型鋼Wのフラ
ンジ面から離れるので、この取付片112にヒンジ91
の一方のヒンジプレート921を直接取付けると他方の
ヒンジプレート922をH型鋼Wのフランジ面に当接で
きなくなる。しかし前記ヒンジ取付ブラケット93を介
してヒンジプレート921をレール11の取付片112
に取付け、ヒンジピン95の軸線を手動ガス切断装置1
02と103の取付片112,112間に位置し、かつ
取付片112の外面と適宜距離を設けることにより、ヒ
ンジプレート922をH型鋼Wのフランジ面に当接可能
にしている。
【0067】そして、手動ガス切断装置102,103
のレール11,11の取付片112,112に設けたヒ
ンジ91,91のヒンジプレート922,922をH型
鋼Wの両側のフランジ面にしゃこ万力などのクランプ具
で固定する。
のレール11,11の取付片112,112に設けたヒ
ンジ91,91のヒンジプレート922,922をH型
鋼Wの両側のフランジ面にしゃこ万力などのクランプ具
で固定する。
【0068】なお、上記手動ガス切断装置102と同様
に、手動ガス切断装置103においても、図19に示す
ように、レール11の取付片112の外面へヒンジ取付
ブラケット93を介して前記ヒンジ91を設けることが
できる。むしろ、手動ガス切断装置102,103の両
方の取付片112へヒンジ取付ブラケット93を介して
ヒンジ91のヒンジプレート922を回動自在に設けた
方が手動ガス切断装置101のレール11をH型鋼Wの
長手方向の軸線に対する傾斜角を鋭角もしくは鈍角に自
在に変更できるのでより効果的である。
に、手動ガス切断装置103においても、図19に示す
ように、レール11の取付片112の外面へヒンジ取付
ブラケット93を介して前記ヒンジ91を設けることが
できる。むしろ、手動ガス切断装置102,103の両
方の取付片112へヒンジ取付ブラケット93を介して
ヒンジ91のヒンジプレート922を回動自在に設けた
方が手動ガス切断装置101のレール11をH型鋼Wの
長手方向の軸線に対する傾斜角を鋭角もしくは鈍角に自
在に変更できるのでより効果的である。
【0069】また、前記ヒンジ91は、図17及び図1
8に示すように、ヒンジピン95の一端側をヒンジプレ
ート921に固定し、このヒンジピン95の他端側をテ
ーパに形成し、該ヒンジピン95の他端側をヒンジプレ
ート922に設けたテーパ穴に嵌挿して突出し、この突
出したヒンジピン95の端部に設けたネジ部にヒンジ固
定ナット96を螺着し、ヒンジピン95を締付けること
によってヒンジプレート921とヒンジプレート922
との開き角度を固定できるように設けている。
8に示すように、ヒンジピン95の一端側をヒンジプレ
ート921に固定し、このヒンジピン95の他端側をテ
ーパに形成し、該ヒンジピン95の他端側をヒンジプレ
ート922に設けたテーパ穴に嵌挿して突出し、この突
出したヒンジピン95の端部に設けたネジ部にヒンジ固
定ナット96を螺着し、ヒンジピン95を締付けること
によってヒンジプレート921とヒンジプレート922
との開き角度を固定できるように設けている。
【0070】次に、上記実施例の作用について説明する
と、H型鋼WであるH型鋼の両フランジの上方側の端縁
にレール11の取付片112の下面を当接する。このと
き図7に示すように、トーチ32の先端のノズル39の
火口からレール11のガイド片111のトーチ側の端縁
までの距離をLとすると、H型鋼Wのウエブの切断線の
位置から距離Lだけ離れた位置にH型鋼Wの両フランジ
の端縁にケガキ線をいれ、このケガキ線に手動ガス切断
装置10のレール11のガイド片111のトーチ側の端
縁を位置させる。
と、H型鋼WであるH型鋼の両フランジの上方側の端縁
にレール11の取付片112の下面を当接する。このと
き図7に示すように、トーチ32の先端のノズル39の
火口からレール11のガイド片111のトーチ側の端縁
までの距離をLとすると、H型鋼Wのウエブの切断線の
位置から距離Lだけ離れた位置にH型鋼Wの両フランジ
の端縁にケガキ線をいれ、このケガキ線に手動ガス切断
装置10のレール11のガイド片111のトーチ側の端
縁を位置させる。
【0071】なお、H型鋼WであるH型鋼のウエブの切
断線がフランジ面に対して直角を成す場合は、直角定規
(スケヤ)47の一片をH型鋼Wのフランジ面に当て、
直角定規47の他片をH型鋼Wの両フランジの上端縁に
当て、この一片にケガキ針を当ててH型鋼Wの両フラン
ジの上面にケガキ線をいれる。
断線がフランジ面に対して直角を成す場合は、直角定規
(スケヤ)47の一片をH型鋼Wのフランジ面に当て、
直角定規47の他片をH型鋼Wの両フランジの上端縁に
当て、この一片にケガキ針を当ててH型鋼Wの両フラン
ジの上面にケガキ線をいれる。
【0072】あるいは、図4及び図7に示すように、H
型鋼Wのフランジ面に磁石48を吸着し、この磁石48
の上端面に例えば台付直角定規(台付スケヤ)47の台
付側の一片の下面を吸着し、かつ前記台付側の一片の側
縁をH型鋼Wのフランジ面に当接すると共に、台付直角
定規47の他片を両フランジの上端縁に当てH型鋼Wの
フランジ面に対して直角なケガキ線を設けることができ
る。
型鋼Wのフランジ面に磁石48を吸着し、この磁石48
の上端面に例えば台付直角定規(台付スケヤ)47の台
付側の一片の下面を吸着し、かつ前記台付側の一片の側
縁をH型鋼Wのフランジ面に当接すると共に、台付直角
定規47の他片を両フランジの上端縁に当てH型鋼Wの
フランジ面に対して直角なケガキ線を設けることができ
る。
【0073】手動ガス切断装置101を設置する場合、
アーム35をアームブラケット33に取り付ける位置
は、図7の二点鎖線に示すように、H型鋼Wの表面の位
置に応じてアーム35を移動してローラ37の外周面を
H型鋼Wの表面に当接する。ローラ37の下端面とトー
チホルダ31のノズル39の先端の位置との間隔は約2
〜3mmの一定距離に設けることにより、アーム35お
よび、ホルダブラケット36を移動すると、必然的にノ
ズル39の先端とH型鋼Wの表面間の距離は2〜3mm
に維持される。
アーム35をアームブラケット33に取り付ける位置
は、図7の二点鎖線に示すように、H型鋼Wの表面の位
置に応じてアーム35を移動してローラ37の外周面を
H型鋼Wの表面に当接する。ローラ37の下端面とトー
チホルダ31のノズル39の先端の位置との間隔は約2
〜3mmの一定距離に設けることにより、アーム35お
よび、ホルダブラケット36を移動すると、必然的にノ
ズル39の先端とH型鋼Wの表面間の距離は2〜3mm
に維持される。
【0074】そして、前記台付直角定規47の前記他の
一片の側縁にレール11の取付片112の駆動軸受台3
0側端縁を当接し、該取付片112をH型鋼Wにしゃこ
万力などのクランプ工具で固定する。図7に示すよう
に、H型鋼Wの両フランジの内側の面に2個の強力な磁
力を有する磁石49を吸着し、かつ前記2個の磁石49
の上面にレール11の取付片112を吸着して位置決め
することができる。レール11がアルミニウムなどのよ
うに非磁性材料でなる場合は、H型鋼Wのフランジ面に
吸着した磁石49とレール11の取付片112とをしゃ
こ万力などのクランプ工具で固定することができる。
一片の側縁にレール11の取付片112の駆動軸受台3
0側端縁を当接し、該取付片112をH型鋼Wにしゃこ
万力などのクランプ工具で固定する。図7に示すよう
に、H型鋼Wの両フランジの内側の面に2個の強力な磁
力を有する磁石49を吸着し、かつ前記2個の磁石49
の上面にレール11の取付片112を吸着して位置決め
することができる。レール11がアルミニウムなどのよ
うに非磁性材料でなる場合は、H型鋼Wのフランジ面に
吸着した磁石49とレール11の取付片112とをしゃ
こ万力などのクランプ工具で固定することができる。
【0075】なお、H型鋼Wのフランジの切断線がフラ
ンジの端縁に対して直角を成す場合も、前述のH型鋼W
のウエブの切断線がフランジ面に対して直角を成す場合
と同様の要領で、直角定規47を用いてフランジ面に手
動ガス切断装置10のレール11を設置するためのケガ
キ線を入れ、このケガキ線に位置してレール11の取付
片112を合わせ、該取付片112をH型鋼Wのフラン
ジにクランプ工具で固定する。
ンジの端縁に対して直角を成す場合も、前述のH型鋼W
のウエブの切断線がフランジ面に対して直角を成す場合
と同様の要領で、直角定規47を用いてフランジ面に手
動ガス切断装置10のレール11を設置するためのケガ
キ線を入れ、このケガキ線に位置してレール11の取付
片112を合わせ、該取付片112をH型鋼Wのフラン
ジにクランプ工具で固定する。
【0076】このとき、前述実施例と同様に、H型鋼W
の切断線の位置からトーチ32のノズル39の火口とレ
ール11の取付片端縁との距離(前述実施例の距離Lよ
り短い)だけ離れた位置にH型鋼Wのフランジ面にケガ
キ線をいれ、このケガキ線に手動ガス切断装置10のレ
ール11の取付片端縁を位置させる。そして、トーチ3
2のノズル39をH型鋼Wの切断開始位置に設置してノ
ズル39に点火し、ノズル39の先端をH型鋼Wの表面
との間隔が2〜3mmとなるように近づけた後、ハンド
ル25を回転すると、図9において、ウォーム20は構
造上ウォーム歯車15をゆっくりと回転させるので、ウ
ォーム歯車15に連結しているピニオン16はラック1
9に噛合し、ギヤシャフト13を適切な送り速度でレー
ル11のガイド溝12に沿って移動する。したがってギ
ヤシャフト13はレール11の取付片112の外面に平
行に移動するので、ノズル39の先端とH型鋼Wのウエ
ブの表面間は2〜3mmの距離を保ちながらノズル39
の火口はH型鋼Wの切断線の通りに移動してH型鋼Wを
切断する。
の切断線の位置からトーチ32のノズル39の火口とレ
ール11の取付片端縁との距離(前述実施例の距離Lよ
り短い)だけ離れた位置にH型鋼Wのフランジ面にケガ
キ線をいれ、このケガキ線に手動ガス切断装置10のレ
ール11の取付片端縁を位置させる。そして、トーチ3
2のノズル39をH型鋼Wの切断開始位置に設置してノ
ズル39に点火し、ノズル39の先端をH型鋼Wの表面
との間隔が2〜3mmとなるように近づけた後、ハンド
ル25を回転すると、図9において、ウォーム20は構
造上ウォーム歯車15をゆっくりと回転させるので、ウ
ォーム歯車15に連結しているピニオン16はラック1
9に噛合し、ギヤシャフト13を適切な送り速度でレー
ル11のガイド溝12に沿って移動する。したがってギ
ヤシャフト13はレール11の取付片112の外面に平
行に移動するので、ノズル39の先端とH型鋼Wのウエ
ブの表面間は2〜3mmの距離を保ちながらノズル39
の火口はH型鋼Wの切断線の通りに移動してH型鋼Wを
切断する。
【0077】なお、ギヤシャフト13とガイド杆22は
適当な間隔を介してガイドステー21及び可動台26に
より一体に形成され、ギヤシャフト13のガイド軸部1
4およびガイド杆22の段部29がレール11のガイド
溝12およびこの開口面に規制されているのでギヤシャ
フト13はトーチ32を保持しながらレール11のガイ
ド溝12内を安定して移動する。
適当な間隔を介してガイドステー21及び可動台26に
より一体に形成され、ギヤシャフト13のガイド軸部1
4およびガイド杆22の段部29がレール11のガイド
溝12およびこの開口面に規制されているのでギヤシャ
フト13はトーチ32を保持しながらレール11のガイ
ド溝12内を安定して移動する。
【0078】なお、ギヤシャフト13が移動するときホ
ルダブラケット36の下端に設けたローラ37がH型鋼
Wのウエブ面を摺動し、ホルダブラケット36がトーチ
32の重量を支持するので、たとえ前記距離Lが長くて
もギヤシャフト13の先端に下方にかかる荷重が小さく
なり、そのためにギヤシャフト13はレール11のガイ
ド軸部14を滑らかに移動できるのである。
ルダブラケット36の下端に設けたローラ37がH型鋼
Wのウエブ面を摺動し、ホルダブラケット36がトーチ
32の重量を支持するので、たとえ前記距離Lが長くて
もギヤシャフト13の先端に下方にかかる荷重が小さく
なり、そのためにギヤシャフト13はレール11のガイ
ド軸部14を滑らかに移動できるのである。
【0079】両フランジ面も前述実施例と同様に、ハン
ドル25を回してギヤシャフト13をレール11のガイ
ド溝12に沿って移動させ、ノズル39を適切な送り速
度で垂直方向(上から下)へ移動してH型鋼Wのフラン
ジを切断する。
ドル25を回してギヤシャフト13をレール11のガイ
ド溝12に沿って移動させ、ノズル39を適切な送り速
度で垂直方向(上から下)へ移動してH型鋼Wのフラン
ジを切断する。
【0080】なお、上述手動ガス切断装置102,10
3はノズル39の火口とレール11の取付片端縁との距
離が短いが、ウォーム20を設けている駆動軸23の軸
線方向が可動台26の平面に対して傾斜しているので、
すなわちレール11のガイド溝12の長手方向の軸線方
向に対して傾斜しているので、ハンドル25とトーチ3
2が互いに干渉することがなく、しかもハンドル25の
操作性が良くなる。他は前述実施例と同様である。
3はノズル39の火口とレール11の取付片端縁との距
離が短いが、ウォーム20を設けている駆動軸23の軸
線方向が可動台26の平面に対して傾斜しているので、
すなわちレール11のガイド溝12の長手方向の軸線方
向に対して傾斜しているので、ハンドル25とトーチ3
2が互いに干渉することがなく、しかもハンドル25の
操作性が良くなる。他は前述実施例と同様である。
【0081】また、上述実施例の手動ガス切断装置10
1,102,103を組合せた手動ガス切断装置におい
ては、手動ガス切断装置101に手動ガス切断装置10
2,103を連結する連結ピン42,42に螺着した蝶
ナット43,43を緩め、H型鋼Wの大きさに応じて手
動ガス切断装置102,103のレール11,11間の
距離を変更し、次いで手動ガス切断装置101,10
2,103をH型鋼Wの上面と両側面に当てる。そして
被切断物であるH型鋼Wのウェブの切断線がフランジ面
に対して直角を成す場合やH型鋼Wのフランジの切断線
がフランジの端縁に対して直角を成す場合は、前述実施
例と同様に、直角定規(スケヤ)47を用いてH型鋼W
に位置決めする。
1,102,103を組合せた手動ガス切断装置におい
ては、手動ガス切断装置101に手動ガス切断装置10
2,103を連結する連結ピン42,42に螺着した蝶
ナット43,43を緩め、H型鋼Wの大きさに応じて手
動ガス切断装置102,103のレール11,11間の
距離を変更し、次いで手動ガス切断装置101,10
2,103をH型鋼Wの上面と両側面に当てる。そして
被切断物であるH型鋼Wのウェブの切断線がフランジ面
に対して直角を成す場合やH型鋼Wのフランジの切断線
がフランジの端縁に対して直角を成す場合は、前述実施
例と同様に、直角定規(スケヤ)47を用いてH型鋼W
に位置決めする。
【0082】また、図2および図3、図5に示す実施例
においては、前記装置101,102,103の各レー
ル11の取付片112の図3左方の端縁をH型鋼Wに設
置する所望の位置に、前記実施例と同様の要領で、直角
定規(スケヤ)47を用いてH型鋼Wのフランジ面にケ
ガキ線をいれる。このとき、装置101のレール11の
取付片112の図3の左方の端縁線と装置103のレー
ル11の取付片112の図3の左方の端縁線が互いに交
叉する線上に位置している(装置101と102も同様
である)ので、H型鋼Wの切断線と装置101,10
2,103の各レール11の取付片112の図3左方の
端縁との距離が同一であり、そのためにH型鋼Wに直角
定規(スケヤ)47を用いて簡単にケガキ線をいれるこ
とができる。そして、蝶ナット43,43を緩め、連結
ピン82,82を装置101のレール11のガイド溝1
2内に沿って移動して、装置102,103の各レール
11,11間の距離を変更し、前記ケガキ線に合わせて
装置101,102,103の各レールをH型鋼Wのフ
ランジに設置する。
においては、前記装置101,102,103の各レー
ル11の取付片112の図3左方の端縁をH型鋼Wに設
置する所望の位置に、前記実施例と同様の要領で、直角
定規(スケヤ)47を用いてH型鋼Wのフランジ面にケ
ガキ線をいれる。このとき、装置101のレール11の
取付片112の図3の左方の端縁線と装置103のレー
ル11の取付片112の図3の左方の端縁線が互いに交
叉する線上に位置している(装置101と102も同様
である)ので、H型鋼Wの切断線と装置101,10
2,103の各レール11の取付片112の図3左方の
端縁との距離が同一であり、そのためにH型鋼Wに直角
定規(スケヤ)47を用いて簡単にケガキ線をいれるこ
とができる。そして、蝶ナット43,43を緩め、連結
ピン82,82を装置101のレール11のガイド溝1
2内に沿って移動して、装置102,103の各レール
11,11間の距離を変更し、前記ケガキ線に合わせて
装置101,102,103の各レールをH型鋼Wのフ
ランジに設置する。
【0083】また、図16の二点鎖線に示すように、H
型鋼Wのウェブの切断線がフランジ面に対して傾斜角を
成す場合は、分度器やスケールを用いてH型鋼Wの両フ
ランジの上面にケガキ線をいれ、手動ガス切断装置10
1のレール11の取付片112をH型鋼Wの上面に当接
して位置決めし、さらに手動ガス切断装置102,10
3は、前述実施例と同様に、直角定規(スケヤ)47を
用いてH型鋼Wのフランジ面に位置決めする。そして蝶
ナット43,43を締めて手動ガス切断装置102,1
03のレール11,11を手動ガス切断装置101のレ
ール11に固定し、手動ガス切断装置102,103の
レール11,11の取付片112,112に回動自在に
設けたヒンジプレート922,922をH型鋼Wの両側
のフランジにしゃこ万力などのクランプ工具で固定す
る。
型鋼Wのウェブの切断線がフランジ面に対して傾斜角を
成す場合は、分度器やスケールを用いてH型鋼Wの両フ
ランジの上面にケガキ線をいれ、手動ガス切断装置10
1のレール11の取付片112をH型鋼Wの上面に当接
して位置決めし、さらに手動ガス切断装置102,10
3は、前述実施例と同様に、直角定規(スケヤ)47を
用いてH型鋼Wのフランジ面に位置決めする。そして蝶
ナット43,43を締めて手動ガス切断装置102,1
03のレール11,11を手動ガス切断装置101のレ
ール11に固定し、手動ガス切断装置102,103の
レール11,11の取付片112,112に回動自在に
設けたヒンジプレート922,922をH型鋼Wの両側
のフランジにしゃこ万力などのクランプ工具で固定す
る。
【0084】なお、H型鋼Wのウェブの切断線がフラン
ジ面に対して傾斜角を成す場合は、図16に示すよう
に、手動ガス切断装置101のレール11の長手方向の
軸線はH型鋼Wのフランジ面に対して傾斜角を成すの
で、手動ガス切断装置101に連結した手動ガス切断装
置102,103のレール11,11の取付片112,
112の外面は必然的にH型鋼Wのフランジ面に対して
傾斜角を成すことになり、手動ガス切断装置102のレ
ール11の取付片112のヒンジ91取付け側の端縁は
フランジ面から離れる。
ジ面に対して傾斜角を成す場合は、図16に示すよう
に、手動ガス切断装置101のレール11の長手方向の
軸線はH型鋼Wのフランジ面に対して傾斜角を成すの
で、手動ガス切断装置101に連結した手動ガス切断装
置102,103のレール11,11の取付片112,
112の外面は必然的にH型鋼Wのフランジ面に対して
傾斜角を成すことになり、手動ガス切断装置102のレ
ール11の取付片112のヒンジ91取付け側の端縁は
フランジ面から離れる。
【0085】しかし、手動ガス切断装置102のレール
11の取付片112の長手方向の適宜位置にヒンジ取付
ブラケット93を介してヒンジ91のヒンジプレート9
22を回動自在に設けたので、ヒンジプレート922は
H型鋼Wのフランジ面に当接し、該ヒンジプレート92
2をH型鋼Wのフランジにクランプ工具で固定する。
11の取付片112の長手方向の適宜位置にヒンジ取付
ブラケット93を介してヒンジ91のヒンジプレート9
22を回動自在に設けたので、ヒンジプレート922は
H型鋼Wのフランジ面に当接し、該ヒンジプレート92
2をH型鋼Wのフランジにクランプ工具で固定する。
【0086】したがって手動ガス切断装置101,10
2,103を組合せた手動ガス切断装置全体はH型鋼W
に容易に設置される。すなわち、手動ガス切断装置10
2においては、レール11の取付片112にヒンジ取付
ブラケット93を介して設けたヒンジ91のヒンジピン
95の軸線が取付片112の外面に平行に適宜距離を隔
てて手動ガス切断装置102と103の取付片112,
112間に位置しているので、取付片112の外面がH
型鋼Wのフランジ面に対して傾斜角を成すために取付片
112のヒンジ91取付け側の端縁がH型鋼Wのフラン
ジ面から離れた位置にあっても、何ら支障なくヒンジピ
ン95をH型鋼Wのフランジ面に接近させることがで
き、ヒンジプレート922をフランジ面に当接してクラ
ンプ工具でクランプすることができる。手動ガス切断装
置103においては、レール11の取付片112のヒン
ジ91取付け側の端縁はフランジ面に当接可能な位置に
あるので、ヒンジ91のヒンジプレート922はH型鋼
Wのフランジ面に容易に当接する。そしてトーチホルダ
31内に装着するトーチ32を移動してノズル39の先
端をH型鋼Wのフランジ面の表面との間隔を約2〜3m
mにする。
2,103を組合せた手動ガス切断装置全体はH型鋼W
に容易に設置される。すなわち、手動ガス切断装置10
2においては、レール11の取付片112にヒンジ取付
ブラケット93を介して設けたヒンジ91のヒンジピン
95の軸線が取付片112の外面に平行に適宜距離を隔
てて手動ガス切断装置102と103の取付片112,
112間に位置しているので、取付片112の外面がH
型鋼Wのフランジ面に対して傾斜角を成すために取付片
112のヒンジ91取付け側の端縁がH型鋼Wのフラン
ジ面から離れた位置にあっても、何ら支障なくヒンジピ
ン95をH型鋼Wのフランジ面に接近させることがで
き、ヒンジプレート922をフランジ面に当接してクラ
ンプ工具でクランプすることができる。手動ガス切断装
置103においては、レール11の取付片112のヒン
ジ91取付け側の端縁はフランジ面に当接可能な位置に
あるので、ヒンジ91のヒンジプレート922はH型鋼
Wのフランジ面に容易に当接する。そしてトーチホルダ
31内に装着するトーチ32を移動してノズル39の先
端をH型鋼Wのフランジ面の表面との間隔を約2〜3m
mにする。
【0087】さらに、ヒンジ91のヒンジ固定ナット9
6を締め付けてヒンジプレート922のテーパ穴の内面
をヒンジピン95のテーパに押圧してヒンジプレート9
22をヒンジピン95に固定する。したがってヒンジプ
レート921とヒンジプレート922の開き角度は固定
するので、例えば図16においてH型鋼Wを切断した
後、クランプ工具を外しても両側の手動ガス切断装置1
02,103のヒンジプレート922,922は回動す
ることなくレール11,11の取付片112に固定して
いる。この状態で手動ガス切断装置101,102,1
03を組み合わせた装置全体をH型鋼Wの長手方向に移
動したり、あるいは他のH型鋼Wにセットすることによ
り、H型鋼Wを前回の切断線と同角度で容易に繰り返し
切断することができる。
6を締め付けてヒンジプレート922のテーパ穴の内面
をヒンジピン95のテーパに押圧してヒンジプレート9
22をヒンジピン95に固定する。したがってヒンジプ
レート921とヒンジプレート922の開き角度は固定
するので、例えば図16においてH型鋼Wを切断した
後、クランプ工具を外しても両側の手動ガス切断装置1
02,103のヒンジプレート922,922は回動す
ることなくレール11,11の取付片112に固定して
いる。この状態で手動ガス切断装置101,102,1
03を組み合わせた装置全体をH型鋼Wの長手方向に移
動したり、あるいは他のH型鋼Wにセットすることによ
り、H型鋼Wを前回の切断線と同角度で容易に繰り返し
切断することができる。
【0088】なお、手動ガス切断装置101のレール1
1の長手方向の軸線とH型鋼Wのフランジ面に対して成
す傾斜角が図16と異なる鋭角もしくは鈍角を成す場合
は、図19に示すように、手動ガス切断装置103のレ
ール11の取付片112の外面にヒンジ取付ブラケット
93を介してヒンジプレート922を回動自在に設け
る。
1の長手方向の軸線とH型鋼Wのフランジ面に対して成
す傾斜角が図16と異なる鋭角もしくは鈍角を成す場合
は、図19に示すように、手動ガス切断装置103のレ
ール11の取付片112の外面にヒンジ取付ブラケット
93を介してヒンジプレート922を回動自在に設け
る。
【0089】したがって手動ガス切断装置102,10
3の両方のレール11,11の取付片112,112の
外面にヒンジ取付ブラケット93,93を介してヒンジ
プレート922,922を回動自在に設けた装置は、H
型鋼Wのウェブの切断線が一方のフランジ面に対して鋭
角もしくは鈍角の傾斜角、あるいは直角を成す場合であ
っても、図16あるいは図19に示すように容易に対応
できるものである。
3の両方のレール11,11の取付片112,112の
外面にヒンジ取付ブラケット93,93を介してヒンジ
プレート922,922を回動自在に設けた装置は、H
型鋼Wのウェブの切断線が一方のフランジ面に対して鋭
角もしくは鈍角の傾斜角、あるいは直角を成す場合であ
っても、図16あるいは図19に示すように容易に対応
できるものである。
【0090】さらに、上述実施例の手動ガス切断装置1
01,102,103を組合せた手動ガス切断装置は、
H型鋼Wのウェブの切断線がフランジ面に対して傾斜角
を成すだけでなく、さらにH型鋼Wのフランジの切断線
がフランジの端縁に対して傾斜角を成す場合にも、手動
ガス切断装置102,103のレール11,11をフラ
ンジの端縁に対して傾斜角を成すように設置し、手動ガ
ス切断装置102,103のヒンジプレート922,9
22をH型鋼Wのフランジにクランプすることにより容
易にH型鋼Wへセットされる。すなわち、この手動ガス
切断装置は、H型鋼Wの長手方向の軸線に対して任意の
傾斜角を成す面で切断する場合に容易に対応できるもの
である。
01,102,103を組合せた手動ガス切断装置は、
H型鋼Wのウェブの切断線がフランジ面に対して傾斜角
を成すだけでなく、さらにH型鋼Wのフランジの切断線
がフランジの端縁に対して傾斜角を成す場合にも、手動
ガス切断装置102,103のレール11,11をフラ
ンジの端縁に対して傾斜角を成すように設置し、手動ガ
ス切断装置102,103のヒンジプレート922,9
22をH型鋼Wのフランジにクランプすることにより容
易にH型鋼Wへセットされる。すなわち、この手動ガス
切断装置は、H型鋼Wの長手方向の軸線に対して任意の
傾斜角を成す面で切断する場合に容易に対応できるもの
である。
【0091】さらに、手動ガス切断装置102,103
にてH型鋼Wのフランジを切断する際に、ノズル39が
フランジ裏面のウェブとの交差位置を走行するとき、ノ
ズル39のガス噴射炎はウェブをフランジ裏面から約5
0mmほど切り込んでしまうのであるが、ノズル39の
ガス噴射炎による切断方向はウェブの切断線と同一であ
るので問題はない。したがって手動ガス切断装置がフラ
ンジ裏面のウェブとの交差位置を通過するとき、前記ウ
ェブの切欠み深さを小さくしようとしてガス噴射炎の噴
射速度を小さくする必要はない。
にてH型鋼Wのフランジを切断する際に、ノズル39が
フランジ裏面のウェブとの交差位置を走行するとき、ノ
ズル39のガス噴射炎はウェブをフランジ裏面から約5
0mmほど切り込んでしまうのであるが、ノズル39の
ガス噴射炎による切断方向はウェブの切断線と同一であ
るので問題はない。したがって手動ガス切断装置がフラ
ンジ裏面のウェブとの交差位置を通過するとき、前記ウ
ェブの切欠み深さを小さくしようとしてガス噴射炎の噴
射速度を小さくする必要はない。
【0092】なお、手動ガス切断装置101,102,
103を組合せた手動ガス切断装置を用いて断面方形の
パイプ状のコラムを切断する場合、手動ガス切断装置1
01のレール11をコラムの上面に当接し、手動ガス切
断装置102,103のレール11,11のヒンジプレ
ート922,922をコラムの両側面に当接して、該ヒ
ンジプレート922,922の両外側を共にクランプ工
具で固定する。そしてコラムの上面は図7においてロー
ラ37の外周面をH型鋼Wの表面に当接するようにアー
ム35を図7の二点鎖線の位置にアームブラケット33
に装着して切断し、コラムの両側面はH型鋼のフランジ
面の切断と同様にコラム両側面の手動ガス切断装置10
2,103により切断し、次いでコラムを180度反転
して残りの一片を切断することができるが、コラムの三
方の面を切断後、コラムの下面が未切断であるので、H
型鋼Wの切断片の重みのためにコラムの下面の肉厚部で
折れ曲がるという不具合が生じる。したがって、むしろ
コラムの両側面を手動ガス切断装置102,103によ
り切断し、次いでコラムを90度反転してコラムの他の
二面を手動ガス切断装置102,103で切断する方が
H型鋼Wの切断が完了すると同時にH型鋼Wの切断片が
下方に落下するので切断面は良好であり効果的である。
103を組合せた手動ガス切断装置を用いて断面方形の
パイプ状のコラムを切断する場合、手動ガス切断装置1
01のレール11をコラムの上面に当接し、手動ガス切
断装置102,103のレール11,11のヒンジプレ
ート922,922をコラムの両側面に当接して、該ヒ
ンジプレート922,922の両外側を共にクランプ工
具で固定する。そしてコラムの上面は図7においてロー
ラ37の外周面をH型鋼Wの表面に当接するようにアー
ム35を図7の二点鎖線の位置にアームブラケット33
に装着して切断し、コラムの両側面はH型鋼のフランジ
面の切断と同様にコラム両側面の手動ガス切断装置10
2,103により切断し、次いでコラムを180度反転
して残りの一片を切断することができるが、コラムの三
方の面を切断後、コラムの下面が未切断であるので、H
型鋼Wの切断片の重みのためにコラムの下面の肉厚部で
折れ曲がるという不具合が生じる。したがって、むしろ
コラムの両側面を手動ガス切断装置102,103によ
り切断し、次いでコラムを90度反転してコラムの他の
二面を手動ガス切断装置102,103で切断する方が
H型鋼Wの切断が完了すると同時にH型鋼Wの切断片が
下方に落下するので切断面は良好であり効果的である。
【0093】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0094】(1)断面L字状を成すレールの一辺に一
定幅を有するガイド溝をレールの長手方向に設け、該ガ
イド溝内に沿って移動するギヤシャフトの先端にトーチ
を装着するトーチホルダを設けたので、簡単な構造の小
型な手動ガス切断装置を提供することができた。
定幅を有するガイド溝をレールの長手方向に設け、該ガ
イド溝内に沿って移動するギヤシャフトの先端にトーチ
を装着するトーチホルダを設けたので、簡単な構造の小
型な手動ガス切断装置を提供することができた。
【0095】(2)さらに、ギヤシャフトにピニオン及
びウォーム歯車を一体に軸着し、前記ピニオンに噛合す
るラックを前記レールの一辺の内面に前記ガイド溝の長
手方向に平行に設け、前記ギヤシャフト及びガイド杆に
可動台を固定し、該可動台に軸受を介して駆動軸を設
け、該駆動軸の先端に前記ウォーム歯車に噛合するウォ
ームを固定し、前記駆動軸の後端にハンドルを設けたの
で、ギヤシャフトをガイド溝に沿って一定の速度で移動
することができ、トーチのノズルの送り速度を適切な速
度に微調整することが容易な手動ガス切断装置を提供す
ることができた。
びウォーム歯車を一体に軸着し、前記ピニオンに噛合す
るラックを前記レールの一辺の内面に前記ガイド溝の長
手方向に平行に設け、前記ギヤシャフト及びガイド杆に
可動台を固定し、該可動台に軸受を介して駆動軸を設
け、該駆動軸の先端に前記ウォーム歯車に噛合するウォ
ームを固定し、前記駆動軸の後端にハンドルを設けたの
で、ギヤシャフトをガイド溝に沿って一定の速度で移動
することができ、トーチのノズルの送り速度を適切な速
度に微調整することが容易な手動ガス切断装置を提供す
ることができた。
【0096】(3)また、上記(1),(2)項の理由
により本発明の装置は小型であるので、トーチのノズル
先端を被切断物の表面に沿って水平方向あるいは垂直方
向、水平面及び垂直面で斜めに容易に走行可能な手動ガ
ス切断装置を提供することができた。
により本発明の装置は小型であるので、トーチのノズル
先端を被切断物の表面に沿って水平方向あるいは垂直方
向、水平面及び垂直面で斜めに容易に走行可能な手動ガ
ス切断装置を提供することができた。
【0097】(4)さらに、ギヤシャフトとガイド杆が
ガイドステーを介して適当な間隔を設けて一体に形成さ
れているので、ギヤシャフトの先端に比較的重いトーチ
を設けても、ギヤシャフトとガイド杆がレールのガイド
溝内を安定して移動できる。
ガイドステーを介して適当な間隔を設けて一体に形成さ
れているので、ギヤシャフトの先端に比較的重いトーチ
を設けても、ギヤシャフトとガイド杆がレールのガイド
溝内を安定して移動できる。
【0098】(5)また、ギヤシャフトの先端に設けた
アームブラケットにアームをギヤシャフトの軸線方向と
同一方向に取り付け、前記アームを長くしても、該アー
ムにホルダブラケットを設け、該ホルダブラケットの下
端をローラを介して被切断物の表面に摺動するように設
けたので、ギヤシャフトをレールのガイド溝内に滑らか
に移動させることできる。
アームブラケットにアームをギヤシャフトの軸線方向と
同一方向に取り付け、前記アームを長くしても、該アー
ムにホルダブラケットを設け、該ホルダブラケットの下
端をローラを介して被切断物の表面に摺動するように設
けたので、ギヤシャフトをレールのガイド溝内に滑らか
に移動させることできる。
【0099】(6)ラックをレールのガイド片の内面に
ガイド溝の長手方向に平行にかつギヤシャフトのピニオ
ンの上端で噛合可能に設けたので、レールのガイド片が
ラックにより補強され、ギヤシャフトにかかる荷重によ
り可動台を介してガイド片が外方で押圧されても、ガイ
ド片は撓むことが少なく、また、たとえガイド片が若干
撓んでもラックはピニオンの上端から離れる方向に微動
するのでピニオンはラックと円滑に噛合可能な手動ガス
切断装置を提供することができた。
ガイド溝の長手方向に平行にかつギヤシャフトのピニオ
ンの上端で噛合可能に設けたので、レールのガイド片が
ラックにより補強され、ギヤシャフトにかかる荷重によ
り可動台を介してガイド片が外方で押圧されても、ガイ
ド片は撓むことが少なく、また、たとえガイド片が若干
撓んでもラックはピニオンの上端から離れる方向に微動
するのでピニオンはラックと円滑に噛合可能な手動ガス
切断装置を提供することができた。
【0100】(7)駆動軸の先端にウォームの軸穴を嵌
挿し、該ウォームの外周から前記軸穴の内周面に貫通す
るネジ穴を設け、このネジ穴に螺合したボルトの先端を
前記駆動軸の外周面に設けた溝穴内に挿入して前記ウォ
ームを駆動軸に固定したので、ギヤシャフトの軸心の位
置とレールの取付片間の距離を小さくできる手動ガス切
断装置を提供することができた。
挿し、該ウォームの外周から前記軸穴の内周面に貫通す
るネジ穴を設け、このネジ穴に螺合したボルトの先端を
前記駆動軸の外周面に設けた溝穴内に挿入して前記ウォ
ームを駆動軸に固定したので、ギヤシャフトの軸心の位
置とレールの取付片間の距離を小さくできる手動ガス切
断装置を提供することができた。
【0101】(8)被切断物の幅方向側面で対峙する両
側の各レールの取付片に、中央のレールのガイド溝内を
走行するガイド杆の先端側のガイドステーを通過可能な
切欠きを設けたので、中央レールを走行するトーチのノ
ズル先端が被切断物の左右両端間を移動可能な手動ガス
切断装置を提供することができた。
側の各レールの取付片に、中央のレールのガイド溝内を
走行するガイド杆の先端側のガイドステーを通過可能な
切欠きを設けたので、中央レールを走行するトーチのノ
ズル先端が被切断物の左右両端間を移動可能な手動ガス
切断装置を提供することができた。
【0102】(9)レールをコ字状を成すように設け、
各レールに前記手動ガス切断装置を設け、かつ各レール
のガイド片が互いに平行をなすと共に、被切断物の幅方
向側面で対峙する前記両側の各レールの上端にブラケッ
トを設け、該ブラケットに突設した連結ピンを前記中央
のレールのガイド溝に挿通し、両側に設けた手動ガス切
断装置のレール間の間隔を変更可能に該両側の手動ガス
切断装置のレールと中央の手動ガス切断装置のレールを
連結したので、種々の大きさの被切断物に容易にセット
可能で、かつ被切断物の上面及び両側面を同時に切断可
能な手動ガス切断装置を提供することができた。
各レールに前記手動ガス切断装置を設け、かつ各レール
のガイド片が互いに平行をなすと共に、被切断物の幅方
向側面で対峙する前記両側の各レールの上端にブラケッ
トを設け、該ブラケットに突設した連結ピンを前記中央
のレールのガイド溝に挿通し、両側に設けた手動ガス切
断装置のレール間の間隔を変更可能に該両側の手動ガス
切断装置のレールと中央の手動ガス切断装置のレールを
連結したので、種々の大きさの被切断物に容易にセット
可能で、かつ被切断物の上面及び両側面を同時に切断可
能な手動ガス切断装置を提供することができた。
【0103】(10)両側の手動ガス切断装置の各レー
ルの取付片長手方向の適宜位置に、軸線方向を互いに平
行に且つ前記中央のレールに直交方向に二のヒンジを設
け、該二のヒンジに、被切断物の側面に当接可能なヒン
ジプレートを回動自在に設け、さらに前記二のヒンジの
軸線が前記両側の手動ガス切断装置の各レール間に位置
しかつ前記レールの取付片の外面と適宜距離を隔てたの
で、被切断物の長手方向の軸線に対して任意の傾斜角を
なす面で容易に切断可能な手動ガス切断装置を提供する
ことができた。
ルの取付片長手方向の適宜位置に、軸線方向を互いに平
行に且つ前記中央のレールに直交方向に二のヒンジを設
け、該二のヒンジに、被切断物の側面に当接可能なヒン
ジプレートを回動自在に設け、さらに前記二のヒンジの
軸線が前記両側の手動ガス切断装置の各レール間に位置
しかつ前記レールの取付片の外面と適宜距離を隔てたの
で、被切断物の長手方向の軸線に対して任意の傾斜角を
なす面で容易に切断可能な手動ガス切断装置を提供する
ことができた。
【0104】(11)前記ヒンジの軸であるヒンジピン
の一端側をレールの取付片に固定し、前記ヒンジピンの
他端側をテーパに形成しかつ前記ヒンジプレートに設け
たテーパ穴に挿通して突出し、この突出したヒンジピン
の端部に形成したネジ部にヒンジ固定ナットを螺着した
ので、レールの取付片に対するヒンジプレートの開き角
度を一定に保つことができ、被切断物の長手方向の軸線
に対して同一の傾斜角をなす面で繰り返し容易に切断可
能な手動ガス切断装置を提供することができた。
の一端側をレールの取付片に固定し、前記ヒンジピンの
他端側をテーパに形成しかつ前記ヒンジプレートに設け
たテーパ穴に挿通して突出し、この突出したヒンジピン
の端部に形成したネジ部にヒンジ固定ナットを螺着した
ので、レールの取付片に対するヒンジプレートの開き角
度を一定に保つことができ、被切断物の長手方向の軸線
に対して同一の傾斜角をなす面で繰り返し容易に切断可
能な手動ガス切断装置を提供することができた。
【図1】図1は本発明の装置全体の正面図である。
【図2】図2は本発明の他の実施例の装置の正面図であ
る。
る。
【図3】図2のI−I線の縦断面図である。
【図4】図1の平面図である。
【図5】図2の平面図である。
【図6】本発明の装置の要部平面図である。
【図7】図7は図6のIV−IV線の縦断面図である。
【図8】図7の他の実施例を示す縦断面図である。
【図9】図9は図6の矢視V−V線の要部縦断面図であ
る。
る。
【図10】図9の他の実施例を示す要部断面図である。
【図11】図11は図6のVI−VI線の縦断面図であ
る。
る。
【図12】図11の他の実施例を示す縦断面図である。
【図13】図6のVII−VII線の縦断面図である。
【図14】本発明の他の例を示す装置の要部縦断面図で
ある。
ある。
【図15】本発明の他の例を示す装置の要部断面図であ
る。
る。
【図16】図1の装置にヒンジ及びヒンジプレートを設
けた装置の平面図である。
けた装置の平面図である。
【図17】図16の要部右側面図である。
【図18】図16の要部左側面図である。
【図19】被切断物の上面の切断線が、図16と異なる
鋭角もしくは鈍角をなすときの要部平面図である。
鋭角もしくは鈍角をなすときの要部平面図である。
【図20】従来の手動ガス切断装置の斜視図である。
【図21】従来の自動ガス切断装置の全体図である。
10 手動ガス切断装置 11 レール 12 ガイド溝 13 ギヤシャフト 14 ガイド軸部 15 ウォーム歯車 16 ピニオン 17,18 ベアリング 19 ラック 20 ウォーム 21 ガイドステー 22 ガイド杆 23 駆動軸 24 ベアリング 25 ハンドル 26 可動台 27,28 車輪 29 段部 30 駆動軸受台 31 トーチホルダ 32 トーチ 33 アームブラケット 34 調整溝 35 アーム 36 ホルダブラケット 37 ローラ 38 トーチ支持具 39 ノズル 41 ブラケット 42 連結ピン 43 蝶ナット 45 トーチ支持具 47直角定規(スケヤ) 48,49 磁石 51 ガイドレール 52 走行部材 53 支持部材 54 トーチ 55 ナット(36の) 56 ボルト(36の) 57 ボルト(ラックの) 58 ナット(20の) 59 ボルト(20の) 61 レール 62 可動台 63 案内溝 64 車輪 65 駆動ピニオン 66 ラック 67 モータ 68,69 歯車 70 アーム 71 トーチホルダ 72 ホルダ 73 トーチ 74 トーチ支持具 76,77 ナット(13の) 78 ナット(22の) 81 切欠き 82 連結ピン 83 大径部 84 ガイド部 85 カラー 86,87 ネジ部(31の) 88 切欠き 91 ヒンジ 92 ヒンジプレート 93 ヒンジ取付ブラケット 94 ボルト 95 ヒンジピン 96 ヒンジ固定ナット 97 ネジ穴 98 溝穴 99 軸穴 101,102,103 手動ガス切断装置 111 ガイド片 112 取付片 921,922 ヒンジプレート W 被切断物
Claims (11)
- 【請求項1】 長手方向が平行な端縁を形成する断面L
字状のレールの一片から成るガイド片と前記レールの他
片から成る取付片を備え、前記ガイド片の長手方向を略
方形に切り欠いたガイド溝を形成し、且つ前記ガイド溝
に平行にラックを設け、さらに、切欠き円弧状のガイド
軸部を形成したギヤシャフトの前記ガイド軸部を前記ガ
イド溝内に嵌挿し、且つ、前記ギヤシャフトの先端にト
ーチを装着可能なトーチホルダを設け、さらに、両端に
段部を形成したガイド杆の先端側を前記ガイド溝内に嵌
挿し、前記ギヤシャフトとガイド杆の先端側をガイドス
テーを介して連結し、前記ギヤシャフトの後端側にピニ
オン及びウォーム歯車を一体に軸着し、このピニオンを
前記レール上のラックに噛合すると共に、前記レール上
に前記ガイド溝に平行に移動自在な可動台を設け、この
可動台に前記ギヤシャフトとガイド杆の後端を固定し、
前記ギヤシャフトとガイド杆を一体に前記ガイド溝内に
レールの長手方向に移動自在に設け、さらに、前記可動
台に軸受を介してハンドルにより回転自在の駆動軸を設
け、該駆動軸の先端に前記ギヤシャフトのウォーム歯車
に噛合するウォームを設けたことを特徴とする手動ガス
切断装置。 - 【請求項2】 前記ギヤシャフトの先端側に前記ガイド
軸部に隣接する大径部を設け、該大径部と前記ガイド杆
の先端側段部を前記ガイド溝の開口面に当接した請求項
1記載の手動ガス切断装置。 - 【請求項3】 前記ギヤシャフト及びガイド杆の先端側
に設けたガイドステーを前記ガイド溝の開口面に当接し
た請求項1記載の手動ガス切断装置。 - 【請求項4】 前記ギヤシャフトの先端にアームブラケ
ットを上下及び斜め方向に移動調整可能に設け、該アー
ムブラケットにアームを固定し、かつ該アームの軸線方
向を前記ギヤシャフトの軸線方向と同一方向に設け、該
アームの先端にホルダブラケットを設け、該ホルダブラ
ケットの下端に被切断物の表面に摺動するローラを設け
ると共に、前記ホルダブラケットの上端にトーチを装着
可能なトーチホルダを設けた請求項1記載の手動ガス切
断装置。 - 【請求項5】 前記ラックをレールのガイド片の内面に
ガイド溝の長手方向に平行にかつギヤシャフトのピニオ
ンの上端で噛合可能に設けた請求項1記載の手動ガス切
断装置。 - 【請求項6】 前記駆動軸の先端にウォームの軸穴を嵌
挿し、該ウォームの外周から前記軸穴の内周面に貫通す
るネジ穴を設け、このネジ穴に螺合したボルトの先端を
前記駆動軸の外周面に設けた溝穴内に挿入して前記ウォ
ームを駆動軸に固定した請求項1記載の手動ガス切断装
置。 - 【請求項7】 前記レールをコ字状を成すように配設
し、かつ各レールのガイド片が互いに平行をなすと共
に、被切断物の幅方向側面で対峙する両側の各レールの
上端に突設した連結ピンを中央のレールのガイド溝に挿
通し、前記両側のレール間の間隔を変更可能に前記両側
のレールと中央のレールを連結したことを特徴とする請
求項1記載の手動ガス切断装置。 - 【請求項8】 被切断物の幅方向側面で対峙する両側の
各レールの取付片に、中央のレールのガイド溝内を走行
するガイド杆の先端側のガイドステーを通過可能な切欠
きを設けた請求項7記載の手動ガス切断装置。 - 【請求項9】 前記対峙する両側の各レールの取付片長
手方向の適宜位置に軸線方向を互いに平行に且つ前記中
央のレールに直交方向に二のヒンジを設け、該二のヒン
ジのそれぞれに、被切断物の側面に当接可能なヒンジプ
レートを回動自在に設けた請求項7又は8記載の手動ガ
ス切断装置。 - 【請求項10】 前記二のヒンジの軸線を前記両側の各
レール間で、被切断物の側面に位置しかつ前記レールの
取付片と適宜間隔を介して設けた請求項9記載の手動ガ
ス切断装置。 - 【請求項11】 前記ヒンジの軸であるヒンジピンの一
端側をレールの取付片に固定し、前記ヒンジピンの他端
側をテーパに形成しかつ前記ヒンジプレートに設けたテ
ーパ穴に挿通して突出し、この突出したヒンジピンの端
部に形成したネジ部ヒンジ固定ナットを螺着した請求項
9又は10記載の手動ガス切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34102191A JP2620010B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 手動ガス切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34102191A JP2620010B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 手動ガス切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05169253A JPH05169253A (ja) | 1993-07-09 |
JP2620010B2 true JP2620010B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=18342489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34102191A Expired - Lifetime JP2620010B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 手動ガス切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2620010B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100770532B1 (ko) * | 2003-08-19 | 2007-10-25 | 현대중공업 주식회사 | 링 프레임 취부장치 |
JP2007050428A (ja) * | 2005-08-18 | 2007-03-01 | Hyogo Benda Kogyo Kk | 型鋼のプラズマ切断装置及び型鋼の切断方法 |
JP4741354B2 (ja) * | 2005-11-30 | 2011-08-03 | 株式会社竹中工務店 | 鉄骨切断装置 |
CN102259226B (zh) * | 2011-06-09 | 2013-11-27 | 浙江西子重工电力设备有限公司 | 半自动短距切割机及其切割方法 |
CN102848108B (zh) * | 2012-09-27 | 2014-10-29 | 湖北弘毅钢结构工程有限公司 | 波纹腹板h型钢在线自动组立设备 |
CN104588902B (zh) * | 2014-12-09 | 2017-02-22 | 中国海洋石油总公司 | H型钢的l型切口和斜切口的切割工艺 |
CN105750682B (zh) * | 2016-04-18 | 2018-01-12 | 范彬 | 气割系列组合工具 |
CN106826028A (zh) * | 2017-04-13 | 2017-06-13 | 绔ユ旦 | 一种大型管件焊接设备 |
CN107962274B (zh) * | 2017-12-29 | 2023-08-25 | 重庆鹏林钢结构有限责任公司 | 钢板切割机 |
CN111112809B (zh) * | 2019-12-14 | 2021-10-29 | 中冶天工集团有限公司 | 一种型钢切割装置及其使用方法 |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP34102191A patent/JP2620010B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05169253A (ja) | 1993-07-09 |
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