JPH07203474A - 輪郭補正回路付きrgbモニタ - Google Patents

輪郭補正回路付きrgbモニタ

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JPH07203474A
JPH07203474A JP6000151A JP15194A JPH07203474A JP H07203474 A JPH07203474 A JP H07203474A JP 6000151 A JP6000151 A JP 6000151A JP 15194 A JP15194 A JP 15194A JP H07203474 A JPH07203474 A JP H07203474A
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JP
Japan
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signal
rgb
circuit
contour
contour correction
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Pending
Application number
JP6000151A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Naoi
信明 直井
Katsunobu Takeda
勝信 竹田
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Publication date
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 RGBモニタにおいて、輪郭補正回路を1つ
用いるだけでCRT上に映出されるカラー画像の輪郭強
調を可能とする。 【構成】 入力端子1,3からは夫々R,B信号が入力
され、直接RGB信号処理回路4に供給される。また、
入力端子2からはG信号が入力され、輪郭補正回路7で
輪郭強調処理された後、RGB信号処理回路4に供給さ
れる。このRGB信号処理回路4では、これらR,G,
B信号のコントラストやブランキングなどが処理され、
このように処理されたR,G,B信号はCRT駆動出力
回路5を介してCRT6に供給される。G信号はR,B
信号に比べてエネルギーが非常に大きいため、G信号の
みを輪郭強調するだけで、CRT6に表示されるカラー
画像の鮮鋭度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、RGB信号を入力して
モニタ出力するRGBモニタに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機では、メリ・ハリの
ある画像が再生できるようにするために、周波数特性を
補正して画像の輪郭を強調するための輪郭補正回路が設
けられている。従来では、この輪郭補正回路は周波数帯
域の広い輝度信号の回路系に設けられており、例えば特
開昭61ー136385号公報に記載の技術では、輝度
信号系の信号処理回路と映像増幅回路の間に、垂直輪郭
補正回路と水平輪郭補正回路とが設けられている。
【0003】カラーテレビジョン受像機では、色差信号
に輝度信号を加算することによってR(赤),G
(緑),B(青)の各原色信号が生成され、これら原色
信号がCRT(陰極線管)に供給されてカラー画像が映
出されるのであるが、このとき、上記の輝度信号が輪郭
補正されているため、上記加算によって得られるR,
G,B信号も輪郭強調されている。この結果、映出され
るカラー画像の赤,緑,青成分も夫々均等に強調され、
メリ・ハリのあるカラー画像が再生されることになる。
【0004】一方、R,G,B信号が個別に入力され、
夫々が個別に処理されてCRTに供給されることによ
り、カラー画像をモニタできるようにしたRGBモニタ
が知られているが、かかるRGBモニタにおいて、同様
にメリ・ハリがあるカラー画像を映出できるようにする
ためには、R,G,B信号夫々毎に上記の垂直,水平輪
郭補正回路を設けることが必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、RGBモニ
タでは、カラーテレビジョン受像機とは異なり、ビデオ
帯域が広帯域で高速化されたものが多い。そこで、これ
に輪郭補正回路を設けると、広帯域化,高速化のための
コストアップに加え、R,G,B信号毎にかかる輪郭補
正回路を設ける必要であり、さらにコストアップを招く
ことになる。
【0006】また、一般的に、RGBモニタの場合、入
力されるR,G,B信号をそのまま忠実に伝送してカラ
ー画像の再生することが重要であり、輪郭補正回路を設
けることは考えられていなかった。しかし、ゲーム装置
等にかかるRGBモニタを使用する場合には、カラー画
像の忠実な再生とともに、メリ・ハリのあるカラー画像
が得られることが必要な場合が多い。
【0007】本発明の目的は、かかる問題を解消し、輪
郭補正回路の使用個数を低減でき、しかも、メリ・ハリ
のあるカラー画像を再生することができるようにした輪
郭補正回路付きRGBモニタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、R,G,B信号のうちG信号の輝度エネ
ルギーが最も高いことに着目し、G信号に対してのみ輪
郭強調処理を行なうようにする。
【0009】
【作用】RGBモニタでは、CRT上でR,G,B信号
による赤色,緑色,青色の各画像が合成されてカラー画
像が表示されることになるが、G信号のみ周波数特性を
補正して輪郭の強調を行なっても、R,G,B信号のう
ちでG信号の輝度エネルギーが最も高いことから、映出
されるカラー画像はG信号の強調された輪郭成分によっ
て輪郭が強調されることになり、メリ・ハリのあるカラ
ー画像が得られることになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
【0011】図1は本発明による輪郭補正回路付きRG
Bモニタの第1の実施例を示す構成図であって、1〜3
は入力端子、4はRGB信号処理回路、5はCRT駆動
出力回路、6はCRT、7は輪郭補正回路である。
【0012】同図において、入力端子1,3からは夫々
アナログのR,B信号が入力され、RGB信号処理回路
4に供給される。また、入力端子2からはアナログのG
信号が入力され、輪郭補正回路7で周波数特性が補正さ
れた後、RGB信号処理回路4に供給される。RGB信
号処理回路4では、これらR,G,B信号のコントラス
トや黒レベル,ブランキングなどが処理される。このR
GB信号処理回路4で処理されたR,G,B信号はCR
T駆動出力回路5に供給され、このCRT駆動出力回路
5は供給されたこれらR,G,B信号によってCRT6
を駆動する。
【0013】輪郭補正回路7は上記の周波数特性の補正
処理によってG信号の輪郭を強調する。CRT6上で
は、R,G,B信号による赤色,緑色,青色の各画像が
合成されてカラー画像が表示されることになるが、R,
G,B信号のうちで輝度エネルギーが最も高いG信号が
輪郭強調されていることから、映出されるカラー画像は
G信号の強調された輪郭成分によって輪郭が強調される
ことになり、メリ・ハリのあるカラー画像が得られるこ
とになる。
【0014】この実施例では、以上のように、G信号の
みを輪郭強調するだけで、即ち、1つの輪郭補正回路を
用いるだけで、CRT6にメリ・ハリのあるカラー画像
を得ることができる。これは、R,G,B信号の3原色
信号ともに輪郭強調した場合と比べ、RGBモニタのコ
ストの低減を実現できるが、こればかりでなく、3原色
信号ともに輪郭強調した場合には、個々の原色信号の輪
郭補正回路の特性のバラツキによって3つの原色信号の
強調レベルが異なり、かかるバラツキをなくすための非
常に手間がかかる調整が必要となるが、上記の実施例で
は、このような調整も不要となる。
【0015】図2は本発明による輪郭補正回路付きRG
Bモニタの第2の実施例を示す構成図であって、図1に
対応する部分には同一符号をつけている。
【0016】この実施例は、図示するように、RGB信
号処理回路4とCRT駆動出力回路5の間に、G信号の
輪郭強調を行なう輪郭補正回路7を設けるようにしたも
のであり、これ以外の点は図1に示した第1の実施例と
同様である。
【0017】この実施例においても、この第1の実施例
と同様の効果が得られる。
【0018】図3は図1,図2での輪郭補正回路7の一
具体例を示す回路図であって、8は入力端子、9〜25
は抵抗、26〜29はコンデンサ、30〜33はコイ
ル、34〜37はトランジスタ、38は出力端子であ
る。
【0019】図3において、入力端子8から入力される
G信号は、抵抗9,10でレベル調整された後、コンデ
ンサ26を介してトランジスタ34のベースに供給され
る。このトランジスタ34のベースには、+12Vの電
源電圧を抵抗11,12によって分圧して得られる所定
レベルのバイアス電圧が印加されている。
【0020】トランジスタ34は供給されたG信号を2
つの経路に分配するものである。トランジスタ34のコ
レクタから出力される一方のG信号は、抵抗13とコイ
ル31からなる微分回路で微分され、さらに抵抗15と
コイル32からなる微分回路で微分されることにより、
二次微分され、このG信号の輪郭部を表わすエッジ成分
が得られる。このエッジ成分はコンデンサ28を介し、
+12Vの電源電圧を抵抗17,18によって分圧して
得られる所定レベルのバイアス電圧が印加されているト
ランジスタ35のベースに供給される。
【0021】また、トランジスタ34のエミッタ抵抗1
4からバッファ出力される他方のG信号は、抵抗16と
コイル33からなる遅延回路とコンデンサ29を介し
て、+12Vの電源電圧を抵抗21,22によって分圧
して得られる所定レベルのバイアス電圧が印加されてい
るトランジスタ36のベースに供給される。
【0022】トランジスタ35のエミッタ抵抗19から
は上記のエッジ成分がバッファ出力され、また、トラン
ジスタ36のエミッタ抵抗23からG信号がバッファ出
力される。これらエッジ成分とG信号とは抵抗20,2
4を介して加算され、トランジスタ37と抵抗25とか
らなるエミッタホロワを介して出力端子38から出力さ
れる。
【0023】ここで、抵抗16とコイル33からなるG
信号の遅延回路の遅延量は、エッジ成分を得るための抵
抗13とコイル31からなる微分回路の遅延量と、抵抗
15とコイル32からなる微分回路の遅延量との和に等
しくなるように設定されている。これにより、トランジ
スタ35のエミッタ抵抗19から出力されるエッジ成分
は、トランジスタ36のエミッタ抵抗23に得られると
ころのG信号の対応する輪郭部とタイミングがほとんど
一致する。従って、これらエッジ成分とG信号とが加算
されることにより、出力端子38に輪郭部が正しく強調
されたG信号が得られる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
3原色信号のうちで最もエネルギーが大きいG信号に輪
郭強調処理を施すものであるから、他の2原色信号への
輪郭強調処理を不要として表示されるカラー画像の鮮鋭
度を高め、メリ・ハリがあるカラー再生画像を得ること
ができ、コストの上昇を抑制して画質の改善を図ること
ができる。
【0025】また、本発明によれば、入力端子のインピ
ーダンスミスマッチングでR,G,B信号の高域が劣化
しても、輪郭補正処理によってG信号だけはこの劣化を
補正することができ、G信号がエネルギーが大きいこと
から、上記高域劣化に伴なう再生カラー画像の鮮鋭度の
劣化も補償されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による輪郭補正回路付きRGBモニタの
第1の実施例を示す構成図である。
【図2】本発明による輪郭補正回路付きRGBモニタの
第2の実施例を示す構成図である。
【図3】図1,図2における輪郭補正回路の一具体例を
示す回路図である。
【符号の説明】 1〜3 入力端子 4 RGB信号処理回路 5 CRT駆動出力回路 6 CRT 7 輪郭補正回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々の入力端子から入力されるR,G,
    B信号のコントラストや黒レベルを処理するRGB信号
    処理回路と、該RGB信号処理回路で処理されたこれら
    R,G,B信号が供給されてCRTをドライブするCR
    T駆動出力回路とを有するRGBモニタにおいて、 G信号の該入力端子と該RGB信号処理回路との間に輪
    郭補正回路を設け、 該輪郭補正回路によって周波数特性が補正された該G信
    号をRGB信号処理回路に供給するようにしたことを特
    徴とする輪郭補正回路付きRGBモニタ。
  2. 【請求項2】 夫々の入力端子から入力されるR,G,
    B信号のコントラストや黒レベルを処理するRGB信号
    処理回路と、該RGB信号処理回路で処理されたこれら
    R,G,B信号が供給されてCRTをドライブするCR
    T駆動出力回路とを有するRGBモニタにおいて、 該RGB信号処理回路でのG信号の出力端子と該CRT
    駆動出力回路でのG信号の入力端子との間に輪郭補正回
    路を設け、 該RGB信号処理回路から出力されるG信号の周波数特
    性を該輪郭補正回路で補正して該CRT駆動出力回路に
    供給するようにしたことを特徴とする輪郭補正回路付き
    RGBモニタ。
JP6000151A 1994-01-05 1994-01-05 輪郭補正回路付きrgbモニタ Pending JPH07203474A (ja)

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