JPH0720340B2 - インバータ - Google Patents

インバータ

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JPH0720340B2
JPH0720340B2 JP63269400A JP26940088A JPH0720340B2 JP H0720340 B2 JPH0720340 B2 JP H0720340B2 JP 63269400 A JP63269400 A JP 63269400A JP 26940088 A JP26940088 A JP 26940088A JP H0720340 B2 JPH0720340 B2 JP H0720340B2
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JP
Japan
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conversion circuit
overcurrent
power supply
load
switching element
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浩一 森田
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Sanken Electric Co Ltd
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Sanken Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は直流を交流に変換するインバータ、特に過電流
の発生時にスイッチング素子を保護するとともに、電力
消費効率の向上を図ったインバータに関連する。
従来の技術 第2図は従来のインバータを無停電電源装置に応用した
例である。
直流電源20に接続された入力端子10、11間に、直流−交
流変換回路9のスイッチング素子としてトランジスタ1
〜4がブリッジ型に接続され、トランジスタ1〜4の各
々のコレクタ・エミッタ間にダイオード5〜8が接続さ
れる。すなわち、トランジスタ1、2のコレクタ及びダ
イオード5、6のカソードは入力端子10に接続され、ト
ランジスタ1、2のエミッタはそれぞれトランジスタ
3、4のコレクタに接続される。トランジスタ3、4の
エミッタ及びダイオード7、8のアノードは過電流検出
手段としての抵抗12を介して入力端子11に接続される。
トランジスタ2のエミッタとトランジスタ4のコレクタ
との接続点は切替スイッチとしてのリレー13の第一接点
13aに接続され、リレー13の接極子13cを介して出力端子
14に接続される。また、トランジスタ1のエミッタとト
ランジスタ3のコレクタとの接続点はフィルタ用のイン
ダクタ16を介して出力端子15に接続され、出力端子14と
15に負荷19が接続される。また、リレー13の第二接点13
bと出力端子15との間には商用の交流電源18が接続され
る。なお、抵抗12の両端は制御回路17に接続されている 次に、第2図に示す回路の動作について説明する。リレ
ー13の接極子13cが第一接点13aに接続された状態におい
て、制御回路17からトランジスタ1〜4のベースに駆動
信号が付与されると、負荷19に交流出力が供給される。
即ち、制御回路17からトランジスタ1及び4のベースに
駆動信号が付与されると、直流電源20から入力端子10、
トランジスタ1、インダクタ16、出力端子15、負荷19、
出力端子14、リレー13、トランジスタ4、抵抗12、入力
端子11の経路で電流が流れる。また、制御回路17からト
ランジスタ2及び3のベースに駆動信号が付与される
と、直流電源20から入力端子10、トランジスタ2、リレ
ー13、出力端子14、負荷19、出力端子15、インダクタ1
6、トランジスタ4、抵抗12、入力端子11の経路で電流
が流れる。
上記の状態において、過負荷又は負荷短絡で発生したと
きには、過電流が抵抗12によって検出され、制御回路17
が動作してトランジスタ1〜4のベースへの駆動信号が
停止され、トランジスタ1〜4がオフにされる。これに
よって、過電流の発生時にトランジスタ1〜4の破壊を
防止することができる。
発生が解決しようとする課題 ところで、従来のインバータでは過電流発生時にトラン
ジスタ1〜4を全てオフにしているためインダクタ16に
蓄積されたエネルギーは直流電源20を通じて負荷19に放
出される。直流電源20が介在しているため、インダクタ
16に蓄積されたエネルギーは負荷19で殆ど消費されるこ
とがなく、電力消費効率が低下する欠点があった。
本発明の目的は上記の欠点を解消したインバータを提供
することにある。
課題を解決するための手段 本発明によるインバータは、直流電源と、該直流電源の
直流ライン間に接続され且つスイッチング素子とダイオ
ードとが逆並列に接続されたブリッジ型の直流−交流変
換回路と、該直流−交流変換回路の出力側と負荷との間
に接続されたインダクタと、前記負荷の両端に接続され
た交流電源と、前記負荷の一端に接続され且つ前記直流
−交流変換回路と前記交流電源とを切り替える切替スイ
ッチと、前記直流電源と前記直流−交流変換回路との間
の直流ラインに直列に接続された過電流検出手段と、該
過電流検出手段が過電流を検出したときに、前記直流−
交流変換回路のスイッチング素子にオン・オフ信号を付
与する制御回路とからなるインバータにおいて、下側ア
ーム又は上側アームのダイオードのアノード側又はカソ
ード側を各々前記過電流検出手段の前記直流電源側に接
続し、前記切替スイッチが直流−交流変換回路側に切替
えられた状態で、前記過電流検出手段が過電流を検出し
たときは、前記制御回路から前記直流−交流変換回路の
上側アーム又は下側アームのスイッチング素子にオフ信
号、下側アーム又は上側アームのスイッチング素子にオ
ン信号を付与し、また前記切替スイッチの作動時、前記
過電流検出手段が前記交流電源によって生じる過電流を
検出したときは、前記制御回路から前記直流−交流変換
回路の上下アームの全てのスイチング素子にオフ信号を
付与することによって、前記スイッチング素子に流れる
電流を制限する。
作用 過電流検出手段により過電流を検出したときに、直流−
交流変換回路の上又は下側のアームのスイッチング素子
をオフし、下又は上側のアームのスイッチング素子をオ
ンする。これにより、直流入力側から負荷への電力供給
がしゃ断され、同時に、インダクタに蓄積されたエネル
ギーは、ほとんど負荷に放出される。
また、切替スイッチにより負荷を交流電源に切り替える
際には、切替スイッチのアーク等の発生により、交流電
源から直流−交流変換回路に大きな電流が流れ込むこと
がある。このときは、上及び下側アームのスイッチング
素子の全てをオフにする。これにより、スイッチング素
子を過電流から完全に保護する。
実施例 以下、本発明の実施例を第1図について説明する。第1
図では第2図に示す箇所と同一の部分には同一符号を付
し説明を省略する。
本発明によるインバータではダイオード7と8の各アノ
ードが入力端子11と過電流検出手段としての抵抗12との
間に接続されている点で第1図と相違している。
リレー13の接極子13cが直流−交流変換回路9側の第1
接点13aに切り替えられている状態で過負荷が発生した
とき、第2図と同様に過電流は抵抗12により検出され
る。この検出にもとづいて、制御回路17から直流−交流
変換回路9における上側アームのトランジスタ1及び2
をオフする信号が発生し、下側アームのトランジスタ3
及び4をオンする駆動信号が発生する。これによって、
直流入力側から負荷19への電力供給は停止され、トラン
ジスタ1〜4は過電流から保護される。同時にインダク
タ16に蓄積されたエネルギーは、トランジスタ3、4の
オンにより直流電源20側に放電せずに、負荷19側に放出
される。すなわち、インダクタ16に蓄積されたエネルギ
ーにより、インダクタ16に左向きの電圧が発生するとき
は、トランジスタ3、抵抗12、ダイオード8、リレー1
3、出力端子14、負荷19、出力端子15の経路で電気が流
れ、インダクタ16に右向きの電圧が発生するときは、出
力端子15、負荷19、出力端子14、リレー13、トランジス
タ4、抵抗12、ダイオード7の経路で電気が流れ、イン
ダクタ16に蓄積されたエネルギーは負荷19で有効に消費
される。
また、リレー13により接極子13cが商用の交流電源18側
の第2接点13bに切り替えられるとき、リレー13の接極
子13cに発生するアーク等により、商用の交流電源18か
ら直流−交流変換回路9に大きな電流が流れ込み、トラ
ンジスタ3、4の電流が過電流となることがある。その
際にも過電流は抵抗12により検出され、そのときは、直
流−交流変換回路9における上及び下側アームのトラン
ジスタ1〜4の全てがオフにされる。これにより、トラ
ンジスタ1〜4は過電流から完全に保護される。
本発明の上記の実施例は種々の変更が可能である。例え
ば、過電流を検出したときに、直流−交流変換回路9に
設けた上側のアームのトランジスタ1と2をオフし、下
側のアームのトランジスタ3と4をオンする代りに、下
側のアームのトランジスタ2と4をオフし、上側のアー
ムのトランジスタ1と3をオンするような構成としても
よい。この場合、抵抗12は入力端子10とトランジスタ1
のコレクタとの間に接続される。抵抗12の接続は第1図
に限定されることはない。また、過電流検出手段は変流
器であってもよい。
さらに、スイッチング素子はトランジスタに限らず、サ
イリスタを使用することもできる。上記の実施例では単
相交流のインバータの例を示したが、もちろん、多相交
流を発生するインバータにも本発明を応用することが可
能である。
発明の効果 上記のように、本発明のインバータは、過電流の発生時
に直流−交流変換回路のスイッチング素子を保護するこ
とができるとともに、インダクタに蓄積されたエネルギ
ーのほとんどを負荷に放出することができるため、電力
消費効率を向上させることができる。また、切替スイッ
チを交流電源側に切替えるときに発生する過電流に対し
ても、スイッチング素子を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるインバータの応用回路図、第2図
は従来のインバータの応用回路図を示す。 1〜4……トランジスタ(スイッチング素子)、5〜8
……ダイオード、9……直流−交流変換回路、12……抵
抗(過電流検出手段)、13……リレー(切替スイッ
チ)、16……インダクタ、19……負荷

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源と、該直流電源の直流ライン間に
    接続され且つスイッチング素子とダイオードとが逆並列
    に接続されたブリッジ型の直流−交流変換回路と、該直
    流−交流変換回路の出力側と負荷との間に接続されたイ
    ンダクタと、前記負荷の両端に接続された交流電源と、
    前記負荷の一端に接続され且つ前記直流−交流変換回路
    と前記交流電源とを切り替える切替スイッチと、前記直
    流電源と前記直流−交流変換回路との間の直流ラインに
    直列に接続された過電流検出手段と、前記過電流検出手
    段が過電流を検出したときに、前記直流−交流変換回路
    のスイッチング素子にオン・オフ信号を付与する制御回
    路とからなるインバータにおいて、 下側アーム又は上側アームのダイオードのアノード側又
    はカソード側を各々前記過電流検出手段の前記直流電源
    側に接続し、 前記切替スイッチが直流−交流変換回路側に切替えられ
    た状態で、前記過電流検出手段が過電流を検出したとき
    は、前記制御回路から前記直流−交流変換回路の上側ア
    ーム又は下側アームのスイッチング素子にオフ信号、下
    側アーム又は上側アームのスイッチング素子にオン信号
    を付与し、 また前記切替スイッチの作動時、前記過電流検出手段が
    前記交流電源によって生じる過電流を検出したときは、
    前記制御回路から前記直流−交流変換回路の上下アーム
    の全てのスイッチング素子にオフ信号を付与することに
    よって、前記スイッチング素子に流れる電流を制限する
    ことを特徴とするインバータ。
JP63269400A 1988-10-27 1988-10-27 インバータ Expired - Fee Related JPH0720340B2 (ja)

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