JPH07203321A - 直角位相映像搬送波にディジタル信号を有するntsc tv信号処理装置 - Google Patents

直角位相映像搬送波にディジタル信号を有するntsc tv信号処理装置

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JPH07203321A
JPH07203321A JP6260788A JP26078894A JPH07203321A JP H07203321 A JPH07203321 A JP H07203321A JP 6260788 A JP6260788 A JP 6260788A JP 26078894 A JP26078894 A JP 26078894A JP H07203321 A JPH07203321 A JP H07203321A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/12Systems in which the television signal is transmitted via one channel or a plurality of parallel channels, the bandwidth of each channel being less than the bandwidth of the television signal

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 アナログテレビジョン信号にディジタル信号
を送る送信機及びアナログテレビジョン信号に送られて
いるディジタル信号を回復する受信機。 【構成】 アナログ音声源2と、水平及び垂直同期パル
スを有する複合映像信号の所定個数の水平走査線からな
り、所定の映像フレームレートを有する連続映像フレー
ムで、連続する水平走査線を示すアナログ複合映像源7
と、ディジタル情報を符号化する2進位相偏移キーイン
グ信号源と、音声搬送波の周波数を変調して出力する周
波数変調送信機と、映像搬送波の振幅を変調し、出力す
る第1残留側波帯振幅変調送信機と、2進位相偏移キー
イング信号により抑圧搬送波の振幅を変調して出力する
第2残留側波帯振幅変調送信機と、抑圧搬送波が映像搬
送波と直角位相になるように、第1及び第2残留側波帯
振幅変調送信機の出力信号を周波数変調送信機の出力信
号と結合させるための周波数マルチプレクサ5とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログテレビジョン
信号にディジタル信号を送るための送信機及びアナログ
テレビジョン信号にのせられているディジタル信号を回
復するための受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル情報を符号化する相対的に小
さい(例えば、3〜5IRE)信号は、仮にディジタル
信号フォーマットに適当な制限があれば、複合映像信号
から発生されるテレビジョン(以下、“TV”とする)
画像にたやすく現われることなくても複合映像信号と共
に混合され得る。これは、A.L.R.Limber
g,C.B.Patel,及びT.Liuにより199
3年8月20日に出願された米国特許出願第08/10
8,311号“APPARATUS FOR PROC
ESSING MODIFIED NTSC TELE
VISION SIGNALS,WITH DIGIT
AL SIGNALS BURIED THEREWI
THIN”に開示されており、本願明細書に参考として
挿入する。本願明細書に述べる発明と同様に、米国特許
出願第08/108,311号に開示されている発明
は、雇用の範囲内でなされた発明は譲渡すべきであると
いう雇用人協定に準じて三星電子株式会社に譲渡され
る。米国特許出願第08/108,311号において
は、一つの走査線周波数の倍数である記号レート(sy
mbol rate)で印加される直列ビットディジタ
ルデータとの1/2走査線周波数の奇数倍での副搬送波
の位相偏移キーイングされた(phase−shift
−keyed;PSK)変調を示している。米国特許出
願第08/108,311号は、NTSC TV信号の
連続する対の連続フレームで逆位相にある変調された副
搬送波のフレームを反復する優先選択装置(prefe
rence)が開示されている。フレーム対でこのよう
なデータの反復は、NTSC TV信号から検出される
複合映像信号を伴うPSK副搬送波をして画面上で視聴
のための複合映像信号から発生される画像を明らかでな
いようにする。また、フレーム対でこうしたデータの反
復は連続するTV画像の静止領域を示す複合映像信号の
輝度領域からPSK副搬送波を分離するために、ディジ
タル信号受信機でフレームコームフィルタリング(li
ne−comb filtering)の使用のための
基礎を提供する。また米国特許出願第08/108,3
11号では、NTSCTV信号の隣接する対の隣接走査
線で逆位相にあるディジタルデータの変調を繰返す優先
選択装置が開示されており、複合映像信号の色度領域で
PSK副搬送波を分離するためにディジタル信号受信機
でラインコームフィルタリングの使用のための基礎を提
供する。
【0003】上記のような方法はNTSC TV信号の
周波数スペクトルを重畳するが、広帯域周波数スペクト
ルで大部分のエネルギーを有し、NTSC TV信号の
周波数スペクトルで、所謂Fukinuki“窓(wi
ndows)”あるいは“空孔(holes)”からな
る広帯域周波数スペクトルを発生させる。この“窓”あ
るいは“空孔”が何であるかについて理解するように本
願明細書に、T.Fukinuki等が発表した“Ex
tended Definition TVFully
Compatible with Existing
Standards”(IEEE Transact
ions on Communications,Vo
l.COM−32,No.8,August 198
4,pages 948−953)と、“NTSC F
ULL COMPATIBLEEXTENDED DE
FINITION TV PROTO MODEL A
ND MOTION ADAPTIVE PROCES
SING”(IEEECommunications
Societyから再発刊されたIEEE Globa
l Telecommunications Conf
erence,No.4.6,December 2−
5,1985,pages 113−117)を参照と
して挿入する。T.Fukinukiにより1987年
4月21日に特許許与された米国特許番号第4,66
0,072号“TELEVISION SIGNAL
TRANS MISSION SYSTEM”に、Fu
kinuki“窓”あるいは“空孔”が開示されてお
り、本願明細書に参考で挿入する。
【0004】内部にのせられているディジタル信号を有
するNTSC TV信号が従来のTV 受像機の視聴画
面に再生されるとき、輝度信号のFukinuki窓と
なるスペクトルエネルギーは画面から離れて正常的な視
聴位置にあり、あるいはさらに遠く離れている視聴者に
は明らかに見えない。これは、画面を一定の間隔を置い
て見るとき、人間の視力体系による空間解像度上の制限
による隣接線平均効果のためであり、さらには人間視力
体系の時間解像度上の制限と視聴画面にある蛍光体の残
像によるフレーム平均効果のためである。映像検出器か
ら出力される複合映像信号の輝度及び色度成分を分離す
るために、ラインコームフィルタリングを使用するTV
受像機は輝度信号のFukinuki窓となるスペクト
ルエネルギーを取り去って、TV受像機の画面上で見る
ときフレーム平均効果は、TV画像でディジタル映像を
不明瞭にするためのメカニズムとしてのみ依存される必
要はない。フレームコームフィルタリングを使用する最
高級品のTV受像機は輝度信号のFukinuki窓だ
けでなく、色度信号のFukinuki窓となるスペク
トルエネルギーを取除くことができる。しかし、このス
ペクトルエネルギーはフレームコームフィルタリングを
使用せずカラーTV受像機ではカラー雑音で現われる。
このカラー雑音を相当に低く維持させるための所望は、
ディジタル情報を符号化する信号の許容振幅上に主要な
限界となってきている。
【0005】実際に、アナログ映像情報の伝送のために
Fukinuki“窓”或いは“空孔”を使用すると
き、別途の映像情報の時間と空間の相関/逆相関パター
ンはフィールドで既にTV受像機によって受信された正
常的なTV画像でそれを完全に隠すのに必要な信号のラ
ンダム程度を予防して、映像検出器応答において約1M
Hz以下の水平空間周波数でいわば“Fukinuki
ファントム(phantoms)”を起こす。Fuki
nukiファントムは、同相のVSB AM画像搬送波
を振幅変調させるPSK副搬送波に対して存在できる。
しかし、連続するフレームでデータの強制繰返しの間を
除き、これらPSK副搬送波の電力が低くフレーム区間
でディジタルワードが反復される確率が低いので、目立
つようなFukinukiファントムの可能性は非常に
低い。
【0006】米国特許出願第08/108,311号に
は、残留側波帯振幅変調(VSBAM)画像搬送波と同
一の周波数にあるが、それと直角位相でディジタルデー
タと変調される副搬送波を伝送するのに使用される抑圧
VSB AM搬送波が開示されている。この方法は、V
SB AM搬送波がDSB AMの帯域を占める特性に
ある程度までFukinukiファントムを抑圧する。
VSB AM映像搬送波と直角にある抑圧搬送波のVS
B AM側波帯でディジタル情報を伝送することは、映
像搬送波のVSB AMでディジタル情報を伝送する場
合よりアンテナからE2 /R放射電力が少なく増加し
て、相対的に低い電力でのディジタル情報の伝送を許容
する。
【0007】米国特許出願第08/108,311号に
開示されているディジタル信号受信機のそれぞれにおい
て、直角位相VSB AM搬送波の同期検出は0.75MH
zに至る基底帯域で実際に隋伴する複合映像信号エネル
ギーがなくてもディジタル副搬送波を回復させる。0.75
MHz以上でVSB AM映像搬送波は、両側波帯振幅
変調(DSB AM)搬送波で単側波帯振幅変調(SS
B AM)搬送波への遷移を始める。複合映像信号は残
留側波帯のロールオフが終わる1.25MHz周波数まで徐
々に効率が増加して検出される。0.75MHzから
1.25MHzまでの周波数範囲に対してディジタル副
搬送波が検出される効率は0.75MHz以下でのその値の
半分に徐々に減少する。直角位相VSB AM映像搬送
波を検出する同期映像検出器(synchronous
video detector)は中間周波数(I
F)増幅器が残留側波帯を通過すると、PSK副搬送波
に対する応答と直流成分あるいは同期パルスを含まない
NTSC複合映像信号の残留成分を発生させる。これは
直角位相VSB AM映像搬送波に対する同期映像検出
器応答のダイナミック範囲を減少させ、量子化効果によ
り低いレベルのPSK副搬送波を損失することなく、そ
の応答をディジタル化する問題がなくなる。
【0008】米国特許出願第08/108,311号に
は、直角位相VSB AM映像搬送波に対する同期映像
検出器の次につながる低域ラインコームフィルタと高域
フレームコームフィルタの従属接続が開示されている。
低域ラインコームフィルタは、NTSC信号、特に適切
にプリフィルタリングされたNTSC信号の周波数スペ
クトルの色度信号領域から1/2走査線周波数の奇数倍
である周波数を有するPSK副搬送波の周波数スペクト
ルを分離するためのものである。高域フレームコームフ
ィルタは、NTSC信号の周波数スペクトルの動きのな
い輝度信号領域から1/2走査線周波数の奇数倍である
周波数を有するPSK副搬送波の周波数スペクトルを分
離するためのものである。米国特許出願第08/10
8,311号には、従属接続された高域コームフィルタ
の応答でNTSC信号の残留スペクトルがPSK信号を
隋伴するジャミング信号の周波数スペクトルで示すこと
ができることが開示されている。したがって、従属接続
された高域コームフィルタの応答でNTSC信号の残留
スペクトルは同期記号検出によって判別され得る。
【0009】米国特許出願第08/108,311号で
は、PSK搬送波の2進位相偏移キーイングの使用を主
張しているが、その単側波帯(Single−Side
band;SSB)は1/2走査線周波数の小さい奇数
倍の周波数にある抑圧副搬送波の上側波帯を形成するよ
うに周波数における変換のために選択される。このSS
B BPSK副搬送波の発生により送信機の構成が複雑
になり、このSSBBPSK副搬送波の検出によりディ
ジタル信号受信機の構成が複雑になる。ディジタル信号
受信機ではPSK副搬送波を復調させるための一つ以上
の同期検出器と、PSK副搬送波を同期的に検出するの
に使用される非変調副搬送波を更に再生するための自動
位相及び周波数制御(automatic phase
and frequency control;AF
PC)機能を有する一つ以上の発振器が必要である。各
局部発振器を水平同期、カラーバースト、PSK抑圧副
搬送波、あるいは記号遷移に同期させるためにAFPC
に使用される位相同期ループは、発振器の周波数の安定
性を維持することにおいて問題を起こしやすい。上側波
帯SSB BPSKが副搬送波上に受信されるときにそ
の周波数はただ100kHz程度で、BPSK変調を同
期的に検出するためにディジタル信号受信機は直角位相
映像検出器の次にアップコンバータ(upconver
ter)、単側波帯フィルタリング、及びダウンコンバ
ータ(downconverter)を使用する。
【0010】このような複雑さと問題は、本願明細書に
提示した発明で副搬送波の代りに直角位相VSBの主要
な搬送波それ自体を2進位相偏移キーイングすることで
解決可能になる。ディジタル信号受信機では、直角位相
VSB映像搬送波に対する同期映像検出器がBPSK変
調を直接に検出する。この検出の効率は、BSPK搬送
波が両側波帯振幅変調(DSB AM)搬送波から単側
波帯振幅変調(SSBAM)搬送波への遷移を始めると
き、0.75MHz以上で減少する。0.75から1.25MHzま
での周波数範囲に対して、ディジタル副搬送波が検出さ
れる効率は0.75MHz以下でのその値の半分に徐々に減
少し、この検出効率値は1.25MHz以上、しかし検出器
帯域幅を確立する低域フィルタリングのロールオフ以下
の周波数に対して維持される。送信機において、位相偏
移キーイングのために使用されるパルス列の高周波数は
BPSK変調が特性的に単側波帯となるとき、ディジタ
ル信号受信機での検出周波数が損失することを補償する
ためにプリエンファシスされ得る。
【0011】米国特許出願第08/108,311号に
は、NTSC TV信号の隣接する対の隣接走査線で逆
位相にあるBPSKを繰返す優先選択装置が開示されて
おり、NTSC複合映像信号の抑圧カラー副搬送波の干
渉する色度側波帯からディジタルデータを分離させるた
めのよりよい基礎を提供する。このBPSK変調の再伝
送は長い期間でディジタル伝送レートを半減し、ディジ
タルデータ伝送のために色度側波帯により既に占めてい
るNTSC複合映像信号の基底帯域周波数の帯域をディ
ジタルデータ伝送することに使用しようとする試みは既
に現存する大多数のカラーTV受像機ではカラー雑音を
発生させる。よりよいシステム折衷案は、ディジタル変
調が伝送のために導入される基底帯域周波数の帯域を減
少させることで、それは色度側波帯により占める帯域と
同一に延長されず、NTSC TV信号の隣接する対の
隣接走査線で逆位相のディジタル変調を繰返さない。デ
ィジタル情報を伝送させるための帯域幅の犠牲は現存す
るカラーTVでカラー雑音を起こすディジタル変調を避
け、隣接走査線で逆位相にあるディジタル変調を反復し
ないことは犠牲になった帯域幅を補償するためのディジ
タル伝送レートを増加させる。米国特許出願第08/1
08,311号において、隣接する走査線で逆位相に反
復されるディジタル変調はラインコームフィルタリング
されてPSKの電力を2倍とし、ジャミング信号として
NTSC複合信号の残留成分から干渉に耐える能力を向
上させる。(その周波数がクロマの周波数と重畳すると
きに伝送されたPSKの電力上に実際の限界を立証す
る)カラー雑音の出現が変調信号のより狭い帯域幅に対
する問題ではないので、この損失が意味をもつ程度まで
伝送されたPSKの電力を増加して(例えば、3IRE
から4.5 IREまで増加させ)損失が補償されることが
できる。ディジタル変調が逆位相にある隣接した走査線
で反復されないとき、PSKの受信を全くなくすインパ
ルス雑音の可能性がある程度増加する一方で、誤り訂正
符号化を通じるインパルス雑音の抑圧はさらに低い間接
費用で成就される。
【0012】ラインコームフィルタリングによって干渉
する色度側波帯からディジタル変調を分離できるように
逆位相にある隣接する走査線でディジタル変調を反復し
ないことは、ラインコームフィルタリングが干渉する輝
度信号からディジタル変調を分離するのに使用可能にデ
ータ伝送のための信号の設計に対する自由を提供する。
TV画像の動領域は一つのフレームから次のフレームに
繰返すことはなく、したがってフレームコームフィルタ
リングは連続する対(この対は時間に重畳されず)のフ
レームの各フレームで逆位相に繰り返されるディジタル
変調から動領域を示す輝度信号を分離させないであろ
う。TV画像のこのような動領域を示す輝度信号は連続
する水平走査線の該当水平位置で反復する明らかな傾向
があって、高域ラインコームフィルタリングによって判
別され得る。隣接する対の隣接走査線のディジタルデー
タの変調は繰返される可能性があるので、データに変化
なしに高域ラインコームフィルタリングを通じてデータ
を通過させるための基礎を提供するが、これはその対価
として十分な補償利点の利得なしにシステムを通じるデ
ータレートを長期的に半減する。
【0013】本願明細書で指摘されるより好ましい実施
は、2進ディジタルデータとしてディジタル信号受信機
で回復されるディジタル部分応答フィルタの応答が、入
力信号として高域ラインコームフィルタに供給されると
きに3重あるいは他の多重レベルのディジタルデータを
発生させる形態の送信機において、部分応答フィルタリ
ングを使用することである。この方法は、システムを通
じる長期的データレートを減少させない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明によると、残留
側波帯搬送波を2進位相偏移キーイングしてディジタル
情報を伝送させるためのシステムが提供され抑圧される
が、この搬送波は複合映像信号により振幅変調される残
留側波帯搬送波と直角位相にあるようになる。このディ
ジタル情報は複合映像信号の水平走査線レートの倍数で
あるビットレートを有し、ビット−直列フォーマットに
位置し、次にそれ以上のデータフォーマット方法は残留
側波帯搬送波を2進位相偏移キーイングするためにデー
タをアナログ形態に変換する前に遂行される。複合映像
信号のフレームと同一の持続時間の引続くデータフレー
ムは、複合映像信号のフレームで水平走査線の個数と同
じデータ行の数を有する各データフレームと定義され
る。連続するデータフレームはその発生順序で連続して
割当てられる各モジュロ序数により識別される。ビット
直列データは部分応答フィルタを通過してデータを発生
させるが、ディジタル信号受信機でこのデータは記号決
定が行われる前にラインコームフィルタリングによって
隋伴する複合映像信号の干渉する残留成分から容易に分
離される。送信機でこれらデータは奇数データフレーム
で伝送のために配分される。各奇数のデータフレームで
部分応答フィルタ応答は1の補数となって次の偶数のデ
ータフレームで伝送されるデータを発生させる。反対論
理の意味であるが、この2回のデータ伝送は、TV受像
機で隋伴する複合映像信号から得られ、視聴画面上に示
す映像を隋伴するデータのフレーム平均のために提供さ
れる。ディジタル信号受信機において、反対理論の意味
であるが、2回のデータ伝送は記号が決定される前に隋
伴する複合映像信号の干渉する残留成分からデータを更
に分離するためのフレーム−コームフィルタリングを容
易にする。
【0015】本発明によると、TV信号に送られている
ディジタル情報を上記のように伝送することに係るTV
信号が提供される。本発明によると、残留側波帯2進位
相偏移キーイングされた直角位相搬送波を通じて送信さ
れるディジタル情報を受信するシステムが提供される。
直角位相搬送波の2進位相偏移キーイングの検出後、こ
の検出された信号はライン及びフレームコームフィルタ
リングされてビット−直列フォーマットで送信されたデ
ィジタル情報を回復する記号決定回路に印加される前に
複合映像信号の隋伴される残留成分を抑圧させる。
【0016】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、ディジタル情報を複合映像信号と共
に伝送するためのシステムにおいて、音声信号源と、そ
れぞれ内部に挿入された水平及び垂直同期パルスを有す
る前記複合映像信号の所定個数の水平走査線からなって
おり、所定の映像フレームレートを有する連続する映像
フレームで、前記連続する映像フレームの所定の水平走
査線レートを有する連続する水平走査線を示す複合映像
信号源と、前記ディジタル情報を符号化する2進位相偏
移キーイング信号源と、前記音声信号により音声搬送波
の周波数を変調してそれぞれの出力信号を発生させる周
波数変調送信機と、前記複合映像信号により映像搬送波
の振幅を変調し、それぞれの出力信号を発生させる第1
残留側波帯振幅変調送信機と、前記2進位相偏移キーイ
ング信号により抑圧搬送波の振幅を変調してそれぞれの
出力信号を発生させる第2残留側波帯振幅変調送信機
と、前記抑圧搬送波が前記映像搬送波と直角位相になる
ように、前記第1及び第2残留側波帯振幅変調送信機の
それぞれの出力信号を前記周波数変調送信機の出力信号
と結合させるための周波数マルチプレクサとを備えるこ
とを特徴とする。
【0017】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付の図面
を参照して詳細に説明する。一般に、等化遅延器は図面
を簡単にし、容易な理解のために図示を省略する。映像
信号処理装置設計に知識を有する者なら、相互に異なる
処理経路の上で遂行される異なる処理により、そのよう
な経路上で相互に異なるように遅延される画素及びデー
タを適切に時間整列のためにこの遅延器が必要であるこ
とを理解できるであろう。当該分野で熟練された者にお
いては、上記のような遅延器がどこに必要で、遅延器の
それぞれがどのくらい長さを必要とする等が理解でき、
以下には述べていない。論理回路において、この分野の
通常の知識を有する者ならば、論理動作を遂行すること
において望ましくない“論理レース(logic ra
ce)”状態を克服し、潜在遅延を補償するために必要
なシム(shimming)遅延器を如何に提供するか
が理解でき、シム遅延器を提供することに対する論理回
路設計の詳細なものは以下には述べていない。また、本
願明細書でアナログ−ディジタル変換器(ADC)につ
いて図示あるいは説明しているところで、この変換器の
前にアンチエイリアシング(anti−aliasin
g)低域フィルタを設けるのが望ましいことと、これが
どのように遂行されることができるかということは、こ
の分野で知識を有する者ならば理解でき、以下には詳細
に述べない。さらに、本願明細書でディジタル−アナロ
グ変換器(DAC)について図示あるいは説明している
ところに、この変換器の後にサンプリングクロック除去
低域フィルタを設けるのが望ましいことと、これがどの
ように遂行されることができるかはこの分野の知識を有
する者ならば理解でき、以下には詳細に述べない。
【0018】図1には、内部にのせられているディジタ
ル信号を有するTV信号を伝送するためのTV送信機1
を示す。アナログ音声源2は音声処理回路3に一つ以上
のアナログ音声信号を供給し、この音声処理回路3は音
声搬送波の周波数を変調する音声搬送波送信機4に変調
信号を提供する。音声処理回路3は、音声と画像を同期
させるのに必要とする遅延器を含む。通常の実施例によ
り、音声処理回路3はアナログ音声信号に対するプリエ
ンファシス回路網(networks)を含み、音声搬
送波送信機4に供給される変調信号に含まれるステレオ
及び二次音声プログラム(Secondary Aud
io Program:SAP)副搬送波を発生させる
ための装置を備えることもできる。周波数変調(Fre
quency−Modulated:FM)された音声
搬送波は典型的に音声搬送波送信機4から同相VSB
AM画像搬送波と直角位相VSB BPSKデータ搬送
波が周波数マルチプレクシングされるマルチプレクサ5
に供給される。空中電波(over−the−air)
放送のためのTV送信機1において、マルチプレクサ5
は典型的にアンテナ結合回路網の形態を有し、結果的に
生じる周波数多重信号は送信アンテナ6から電波され
る。ケーブル放送システムのヘッド端に対するTV送信
機は空中電波放送で使用される送信アンテナ6を有して
いない。マルチプレクサ5は他のチャネルからの周波数
多重信号と、また周波数マルチプレクシングされる考慮
中のチャネルからの周波数多重信号と、線形増幅器によ
りケーブル放送システムの中継(trunk)ケーブル
に印加されることによって生じる信号を有する異なる形
態が取られる。
【0019】図1において、アナログ複合映像源7は送
信機8に供給される変調信号に対して基礎となるアナロ
グ複合映像信号を提供し、送信機8はVSB AM画像
搬送波をFM音声搬送波と周波数マルチプレクシングさ
れるようにマルチプレクサ5に供給する。アナログ複合
映像源7からのアナログ複合映像信号の垂直同期パル
ス、水平同期パルス、及びカラーバーストは位置同期信
号発生器9によって供給される該当信号と同期する。複
合映像信号のアナログ複合映像源7と位置同期信号発生
器9との間の制御接続10はこの同期に使用される手段
を示す。アナログ複合映像源7が都心のステューディオ
あるいは地方TV局と回路網に放送される他のTV局の
ように複合映像信号の遠隔制御発生装置のところで、こ
の制御接続10は位置同期信号発生器9への同期結合
(genlock)接続となることもできる。アナログ
複合映像源7が近距離接続カメラの場合、この近距離接
続カメラは制御接続10を経て位置同期発生器9から同
期情報を受信できる。ビデオテープ録画装置とテレビジ
ョン映画装置等を含むこれら及び他の同期構造は、この
分野で熟練された者にはよく知られている。典型的に時
分割マルチプレクサ11は垂直同期パルス、水平同期パ
ルス、等化パルス、カラーバースト及びペデスタル(通
常、“ポーチ(porches)”と呼ばれる)を含む
同期ブロック情報を元の同期ブロック情報の代りに変調
信号として画像搬送波送信機8に印加される複合映像信
号に挿入するために使用される。
【0020】図1のTV送信機はその他のVSB AM
送信機12がNTSC複合映像信号に対してVSB A
M画像搬送波と直角位相にある残留側波帯2進位相偏移
キーイングされた(vestigial−sideba
nd,binary phase−shift−key
ed;VSB BPSK)抑圧搬送波を発生させるとい
う点で、現在使用される送信機と異なる。このVSB
AM送信機12は搬送波及びBPSK変調信号と平衡状
態の平衡変調器を含み、VSB AM送信機8からの同
相映像搬送波を受信し、平衡変調器に直角位相映像搬送
波を供給する90°位相偏移回路網をさらに含まれる。
送信機8からNTSC複合映像信号によって振幅変調さ
れるVSB AM映像搬送波のように、送信機12から
のVSBBPSK信号は周波数変調(FM)された音声
搬送波と周波数マルチプレクシングされるマルチプレク
サ5に供給される。直列ビットディジタルデータ源13
は直列ビット形態のディジタル信号を誤り訂正符号器1
4に印加し、誤り訂正符号器14は誤り訂正符号の付加
ビットをフレームレピータ(frame repeat
er)15に印加される直列−ビットストリームに挿入
する。フレームレピータ15はその出力信号の2倍の入
力信号として受信されるデータの各フレームを供給す
る。フレームレピータ15からの出力信号は部分応答フ
ィルタ16に印加され、これは連続する水平走査線の該
当する点でデータに相関を導入させる。部分応答フィル
タ16からのディジタル応答はアナログキーイング信号
への変換のために、ディジタル−アナログ変換器(DA
C)17に供給される。DAC17は、ディジタル0に
応答する所定の正の値とディジタル1に応答する所定の
負の値となるキーイング信号を高周波プリエンファシス
及び遷移整形フィルタ18に供給する。アナログ変調信
号の所定の負レベルはアナログ変調信号の所定の正レベ
ルと同一の絶対値を有する。遷移整形フィルタ18の応
答はVSB AM送信機12の平衡変調器に供給される
キーイング信号で、この平衡変調器は変調される直角位
相映像搬送波を受信する。NTSC複合映像信号によっ
て振幅変調されるVSB AM映像搬送波をマルチプレ
クサ5に供給する送信機8は慎重に設計され、VSB
AM送信機12からの直角位相VSB BPSK抑圧搬
送波と干渉する可能性のある付随的な位相変調を避けら
れるように動作される。PSKについて、直角位相VS
B AM搬送波が抑圧されるので、VSB PSKとV
SB AM搬送波が結合されている信号の位相は同相V
SB AM映像搬送波の位相と相当に違う。図1に示す
ように送信機8及び12が相互に分離されているが、実
際に同一の上側波帯フィルタと最終増幅段が送信機8及
び12によって共有され得る。
【0021】Fukinuki空孔における重要な輝度
信号の内容を除去するための動適応フィルタはEDTV
とTVテープ録画で行われる技術からこの分野で公知の
事実である。図1に示すアナログ複合映像源7によって
供給される複合映像信号のそのようなフィルタリング
は、複合映像信号に続いて送られる副搬送波を変調させ
るディジタルデータとの干渉の可能性を減少させるが、
複合映像信号における変化は画面に示す画像でほぼ気付
かないほどの変化をもたらす。折返し(folded)
スペクトル輝度信号を使用するTVテープ録画において
動適応フィルタは上側周波数1/2帯域をより低い周波
数帯域のFukinuki空孔に折返すための輝度信号
を用意するのに使用され、スペクトル折返しに先立って
輝度信号により占められるものの1/2の帯域幅の折返
しスペクトル映像信号を発生させる。そのような動適応
フィルタがC.H.Strolle等による“VIDE
OSIGNAL RECORDING SYSTEM
ENABLING LIMITED BANDWIDT
H RECORDING AND PLAYBACK”
という題目にて1992年5月12日付けで特許発行さ
れており、発明がなされた当時の相互協定に準じてその
発明者から三星電子(株)に譲渡された米国特許第5,
113,262号に開示されている。
【0022】図2には、部分応答フィルタ16が取られ
るような一つの形態160を示す。直列−ビット形態の
ディジタル入力信号は入力端子161を通じて2入力排
他的論理和(XOR)ゲート162の第1入力に印加さ
れ、XORゲート162からの出力は出力端子163に
接続されて部分応答フィルタ160のその出力端子16
3に提供される。XORゲート162の第2入力はディ
ジタル遅延線164の書込み入力接続に印加されるマル
チプレクサ165からの出力信号に対する遅延された応
答をディジタル遅延線164の読出し出力接続から受信
する。読取り書込み反復モード(read−then−
write−over mode)で動作される周期的
に番地指定される線貯蔵メモリに遂行可能なこのディジ
タル遅延線164は、一つのTV水平走査線の周期に相
応する“1H”遅延を提供する。制御信号としてマルチ
プレクサ165に入力される最終行デコーディング結果
(FINAL ROW DECODING RESUL
T)がデータフレームの最終データ行が部分応答フィル
タ160に供給されることを示す“1”のときを除き、
マルチプレクサ165はディジタル遅延線164の書込
み入力接続への印加のために出力端子163での部分応
答フィルタ160の応答を選択する。
【0023】制御信号としてマルチプレクサ165に印
加される最終行デコーディング結果(FINAL RO
W DECODING RESULT)が最終データ行
が部分応答フィルタ160に印加されることを示す
“1”のとき、マルチプレクサ165はモジュロ2デー
タフレームカウント(MODULO−2 データ フレ
ーム カウント)をディジタル遅延線164の書込み入
力接続に印加する。こうして印加されるモジュロ2デー
タフレームカウント(MODULO−2 データフレー
ム カウント)が一対のフレームの最終フレームの最終
行の間に“0”であれば、1ラインの“0”がディジタ
ル遅延線164に書込まれて次の対のフレームの第1デ
ータ行の間、そのデータは変化なしに部分応答フィルタ
160を通過する。しかし、ディジタル遅延線164の
書込み入力接続への印加のためにマルチプレクサ165
によって選択されるモジュロ2データフレームカウント
が一対のデータフレームの最初フレームの最終行の間に
“1”ならば、1ラインの“1”がディジタル遅延線1
64に書込まれ、データフレーム対で最終フレームの第
1データ行の間、そのデータは部分応答フィルタ160
を通過することにより“1”の補数となる。これは、デ
ータフレーム対で最終フレームの次に続くデータ行をそ
のデータフレーム対で以前の最初フレームの該当データ
行の“1”の補数となるようにする。
【0024】部分応答フィルタ160によって提供され
るディジタルフィルタリングはBPSK信号の発生を制
御するためのものとして、出力端子163でのディジタ
ル応答の0及び1をキーイング信号の+1及び−1の振
幅に変換することによって発生されるアナログ信号で直
流成分(DC terms)を抑圧させる。このディジ
タルフィルタリングは水平走査線周波数fH の1/2の
奇数の倍数でピーク値の応答を示し、水平走査線周波数
H の倍数で“0”の応答を示す。このディジタルフィ
ルタリングはデータに応答してPSK信号をして輝度信
号のコーム(comb)のような周波数スペクトルを完
全にするコームのような周波数スペクトルを有するよう
にし、これは水平走査線fH の1/2の奇数倍で“0”
の応答を、そして水平走査線周波数fH の倍数でピーク
値の応答を示す。部分応答フィルタ160はPSKのス
ペクトルを整形化し、それは単一の1H遅延線と減算器
で構成された2つのタップの高域ラインコームフィルタ
を通過する。このような高域ラインコームフィルタは垂
直に整列された画素間によい相関を有する輝度信号を抑
圧し、PSKに対するジャミング信号としてそれを減少
させるためのディジタル信号受信機に位置することが可
能である。
【0025】図3は部分応答フィルタ16が取れるまた
他の形態166を示すものであり、部分応答フィルタ1
60と同一の構成素子162〜165を含む最終フィル
タリング部を有している。部分応答フィルタ166はそ
の最終フィルタリング部と類似した初期フィルタリング
部をさらに備える。この初期のフィルタリング部は入力
端子161が接続される第1入力とXORゲート162
の第1入力が接続される出力を有する2入力XORゲー
ト167を備える。XORゲート167の第2入力はデ
ィジタル遅延線168の書込み入力接続に印加されるマ
ルチプレクサ169からの出力信号に対する遅延された
応答をディジタル遅延線168の書込み出力接続から受
信する。ディジタル遅延線164と同様に、ディジタル
遅延線168は一つのTV水平走査線の周期に相応する
“1H”遅延を提供する。制御信号としてマルチプレク
サ169に提供される最終行デコーディング結果がデー
タフレームの最終データ行が部分応答フィルタ166に
供給されていることを示す“1”のときを除いて、マル
チプレクサ169はディジタル遅延線168の書込み入
力接続への印加のためにXORゲート167の応答を選
択する。
【0026】制御信号としてマルチプレクサ169に印
加される最終行デコーディング結果が最終データ行が部
分応答フィルタ166に供給されていることを示す
“1”のとき、マルチプレクサ169はワイヤード(w
ired)0をディジタル遅延線164の書込み入力接
続に印加する。これは各データフレームの最終行の間に
1行の“0”をディジタル遅延線164に書込む。この
“0”の行は、図2の部分応答フィルタ160について
述べたように、選択的な“1”の補数化のために次のデ
ータフレームの最初の行の間にXORゲート167に印
加され、データの最初行がXORゲート167によりX
ORゲート162に伝送される。
【0027】部分応答フィルタ166は部分応答フィル
タ160より鋭い歯形のコーム応答を有しているが、水
平走査線周波数fH の1/2の奇数倍で“0”の応答
を、そして水平走査線周波数fH の倍数でピーク値の応
答を示す。ディジタル信号受信機で3つのタップの高域
ラインコームフィルタはPSK信号を平坦(flat)
周波数スペクトルに復元させ、PSKに対するジャミン
グ信号として輝度信号を減少させることに使用され得
る。
【0028】図4は部分応答フィルタ260の概略図で
あって、図2の部分応答フィルタ160の代わりに図1
のTV送信機で部分応答フィルタ16として使用される
ことができる。直列−ビット形態のディジタル入力信号
は入力端子261を通じて2入力XORゲート262の
第1入力に印加され、このXORゲート262からの出
力は出力端子263に接続されて部分応答フィルタ26
0の応答を出力端子263に提供する。部分応答フィル
タ260の応答はXORゲート262からの出力信号に
対する応答を出力接続で“1H”遅延後に供給するディ
ジタル遅延線264の入力接続に印加される。XORゲ
ート262の第2入力はマルチプレクサ265の出力接
続からの信号を受信し、初期行デコーダ28から制御信
号として初期行デコーディング結果を受信する。初期行
デコーダ28はカウンタ24からデータ行カウントを入
力信号として受信し、データフレームの最初のものとな
るデータ行を示すデータ行カウントの値に対して“1”
の出力信号をもって応答し、データ行カウントのそれぞ
れ異なる値に対して“0”の出力信号をもって応答す
る。制御信号としてマルチプレクサ265に提供される
初期行デコーディング結果が“1”のときを除き、マル
チプレクサ265はXORゲート262の第2入力への
印加のためにディジタル遅延線264の出力接続での遅
延された応答を選択する。制御信号としてマルチプレク
サ265に印加される初期行デコーディング結果が
“1”のとき、マルチプレクサ265はXORゲート2
62の第2入力への印加のために現在のモジュロ2デー
タフレームカウントの“1”の補数を選択する。
【0029】図5は部分応答フィルタ266の概略図で
あって、図3の部分応答フィルタ166の代りに図1の
TV送信機に使用可能で、部分応答フィルタ260と同
一の構成素子262〜265を備える最終フィルタリン
グ部を含む。部分応答フィルタ266はその最終フィル
タリング部と類似した初期フィルタリング部をさらに備
える。この初期フィルタリング部は入力端子261が接
続される第1入力とXORゲート262の第1入力が接
続される出力を有する2入力XORゲート267を備え
る。XORゲート267の応答はディジタル遅延線26
8の入力接続に印加され、このディジタル遅延線268
はXORゲート267から出力信号に対する応答をその
出力接続で“1H”遅延後に提供する。XORゲート2
67の第2入力はマルチプレクサ269の出力接続から
の信号を受信し、マルチプレクサ269は初期行デコー
ダ28から制御信号として初期行デコーディング結果を
受信する。制御信号としてマルチプレクサ269に提供
される初期行デコーディング結果が“1”のときを除外
し、マルチプレクサ269はXORゲート267の第2
入力に印加させるためにディジタル遅延線268の出力
での遅延された応答を選択する。制御信号としてマルチ
プレクサ269に印加される初期行デコーディング結果
が“1”のとき、マルチプレクサ269はXORゲート
267の第2入力に印加させるためにワイヤド“0”を
選択する。
【0030】図5の部分応答フィルタ266はモジュロ
2フレームカウントをそれの“1”の補数の代わりにマ
ルチプレクサ265に印加し、“0”よりは“1”をマ
ルチプレクサ269に印加するように変更可能である。
図3の部分応答フィルタ166では、マルチプレクサ1
65にモジュロ2フレームカウントを印加することな
く、むしろ“1”の補数を印加し、“0”よりは“1”
をマルチプレクサ169に印加するように変更可能であ
る。
【0031】図6は、位相偏移キーイング信号が発生さ
れるディジタルデータをディジタル的にフィルタリング
するのに使用される図1のTV送信機の一部構成を詳細
に示す。誤り訂正符号器14は直列ビット形態のディジ
タル信号をレートバッファ20に供給する。符号器14
は変形されたリード・ソロモン符号(Reed−Sol
omon codes)を発生させる形態で、そしてレ
ートバッファ20はインタリーバ(interleav
er)として二重サービスを遂行するのが望ましい。レ
ートバッファ20のインタリーバ動作は、VSB BP
SKデータ送信機12により最後に伝送されるデータ行
を横切る列で、データの元の走査順序をVSB AM映
像送信機8によって伝送される複合映像信号の各水平走
査線と同時に配置させる。これは、水平方向に干渉性
(coherence)を持ちやすい複合映像信号のイ
ンパルス雑音と中間帯域周波数が水平走査線を横切る列
にマッピングされるデータよりは、かえって水平走査線
を従って行にマッピングされるデータで動作する変形さ
れたリード・ソロモン符号を有する場合より少ないビッ
トの変形されたリード・ソロモン符号を妨害するように
行われる。いずれの場合でも、レートバッファ20は規
則的に時間が調整された軸上でのビットを交互のデータ
フレームの間、そしてその間にのみ書込みのためにフレ
ーム蓄積メモリ21に提供するメモリである。データフ
レームはデータ行走査レートの倍数である記号レートで
発生する記号の525行の記号ブロックと定義され、こ
のデータ行走査レートはアナログ複合映像信号に対する
水平走査線レートと同一である。BPSK記号はビット
であるが、変形されたリード・ソロモン符号が適用され
る記号は、通常に2N ビットのデータ(ここで、Nは
3、4、あるいは5のような小さい正の整数)である。
変形されたリード・ソロモン符号が拡張するビットの長
さは525より小さく(例えば、256あるいは51
2)選択され、インパルス雑音はその長さに沿って一度
以上変形されたリード・ソロモン符号のいずれか一つを
分割させることを減じる。
【0032】データ行と複合映像信号の水平走査線の相
対的な位相において、各データ行が複合映像信号の各水
平走査線と時間的に一致する。データフレームはアナロ
グ複合映像源7によって供給されるアナログ複合映像信
号のフレームと同一のレートで発生するが、本明細書に
おいてさらに開示するので、データフレームが複合映像
信号の9本の水平走査線だけ映像信号フレームに遅延さ
せるのが便利である。フレーム蓄積メモリ21は第1デ
ータフレームに書込まれてから読取り、第2データフレ
ームに書込まれてから更に書込まれる前に更に読取って
連続する対のデータフレームの各フレームの間入力信号
として部分応答フィルタ16に供給される出力信号を発
生させる。レートバッファ20とフレーム蓄積メモリ2
1の書込み及び読出しはフレーム蓄積パッキング制御回
路22によって制御される。
【0033】選択された垂直帰線消去区間(VBI)走
査線の間、ゴースト消去基準信号を複合映像信号への挿
入を制御するために8個のフレーム周期を計数するのに
使用されるTV送信機1にあるフレームカウンタは、各
連続する対のデータフレームの各フレームの間にフレー
ム蓄積メモリ21の読出し及び読出し書込み反復動作の
タイミングを調節するのに使用されるモジュロ2データ
フレームカウンタ23をそれの段として含む。また、パ
ッキング制御回路22はデータ行カウンタ24からデー
タ行カウント信号を、そして記号カウンタ25から記号
カウント信号を受信し、それぞれ行アドレシング及び行
内での読出しアドレシングとしてフレーム蓄積メモリに
印加する。データ行カウントと記号カウントは、共にパ
ッキング制御回路22がフレーム蓄積メモリ21に印加
する完了アドレシングADで構成される。パッキング制
御回路22はフレーム蓄積メモリ21用の書込みエネー
ブル信号WEと、書込時にフレーム蓄積メモリ21に供
給される完了アドレシングADと同期してレートバッフ
ァ20に印加される読出しアドレシングRADと、レー
トバッファ20用の書込みアドレシングWADを出力す
る。ディジタルデータが選択的に伝送されるとき、パッ
キング制御回路22はフレーム蓄積メモリ21用の読出
しエネーブル信号REを出力する。
【0034】次にこれの動作モードについてより詳細に
説明する。データフレームカウントビットはフレームカ
ウンタ23からパッキング制御回路22に提供され、モ
ジュロ2データフレームカウントビットが“0”のとき
にのみ、フレーム蓄積メモリ21用の書込みエネーブル
WEを出力させるのに使用される。パッキング制御回路
22はフレーム蓄積メモリ21をモジュロ2データフレ
ームカウントが“0”のとき、読出し書込み反復モード
で動作せしめる読出しエネーブル信号RE及び書込みエ
ネーブル信号WEを出力する。モジュロ2データフレー
ムカウントビットが“1”のとき、パッキング制御回路
22は読出しエネーブル信号REのみを出力する。
【0035】最終行デコーダ27はデータ行カウンタ2
4からデータ行カウント信号を受信し、部分応答フィル
タ16のマルチプレクサ165と、もしこのフィルタ1
6にマルチプレクサ169が使用されるとマルチプレク
サ169にも制御信号を出力する。最終行デコーダ27
はデータフレームで最終行を示すものを除いたデータ行
カウントの全ての値に応答して最終行デコーディング結
果として“0”の出力信号を供給し、この“0”の出力
信号はフィルタ16にあるマルチプレクサ165(と、
マルチプレクサ169が使用されるとマルチプレクサ1
69)がフィルタ16により正常の部分応答フィルタリ
ングを遂行させる。データフレームで最終行を示すデー
タ行カウントに応答して、最終行デコーダ27は“1”
の応答をフィルタ16にあるマルチプレクサ165
(と、マルチプレクサ169が使用されるとマルチプレ
クサ169)に提供して、フレームのためにフィルタ1
6での初期状態を有する1−H遅延線164(と、1−
H遅延線168が使用されると1−H遅延線168)の
ローディングを調節する。モジュロ2データフレームカ
ウンタ23は他の入力信号としてモジュロ2データフレ
ームカウントをマルチプレクサ165に印加し、最終行
デコーダ27がそれの制御信号としてマルチプレクサ1
65に“1”を供給するとき、1−H遅延線164の書
込み入力接続に選択する。
【0036】図6において、記号クロック回路30は記
号カウンタ25以外に電圧制御発振器(voltage
−controlled oscillator;VC
O)31と、0−交差検出器32と、255カウントデ
コーダ33と、自動周波数及び位相制御(automa
tic frequency and phaseco
ntrol;AFPC)検出器34とを備える。記号カ
ウンタ25は8つの2進カウント段で構成される。平均
−軸−交差検出器と称するのがより適切するかもしれな
い0−交差検出器32は、発振器30の正弦発振が所定
方向にその平均軸を交差する度にパルスを発生させる。
通常、0−交差検出器32はVCO31の正弦発振に応
答して矩形波を発生させるリミッタ増幅器と、これら矩
形波の遷移に応答してパルスを発生させる微分器と、タ
イミング用でフレーム蓄積パッキング制御回路22に供
給されるように一つの極性のパルスを分離させるクリッ
パで構成される。これらパルスは各連続線で計数される
ように記号カウンタ25に提供されてパッキング制御回
路22に供給される記号カウント信号を出力させる。2
55カウントデコーダ33は255に至る記号カウント
を復号してパルスを出力する。最大限のカウントが
“2”の整数二乗(integral power)な
ので、記号カウントを算術“0”として扱うことに代わ
って、255カウントデコーダ33から各パルスは0−
交差検出器32によりカウンタ25に印加される次のパ
ルス上でカウンタ25をリセットすることに使用可能な
ので、記号カウントを算術“0”に復元させる。255
カウントデコーダ33は、パルスをAFPC検出器34
に提供してVCO31に印加されるAFPC電圧を定め
るために水平同期パルスHと比較されるようにする。こ
れは水平走査線周波数の255倍、すなわち4 027
972HzとなるようにVCO31の発振周波数を調
節する負の帰還ループを終結させる。
【0037】モジュロ2データフレームカウンタ23と
データ行カウンタ24によるカウンティングをアナログ
複合映像信号のフレームと同期させる一つの方法につい
て以下に説明する。本願明細書で述べているシステム用
ディジタル信号受信機で、データフレームカウントをア
ナログ複合映像信号の各フレームのライン9の始めに再
発生させるカウンタをそのようなフレームの初期フィー
ルドで垂直同期パルスの立下り区間の直後に同期させる
のが望ましい。この場合にディジタル信号受信機でデー
タ行カウントを発生させるカウンタは、アナログ複合映
像信号の各フレームのライン9の初期で所定のカウント
値にリセットされる。図6に示す送信機1の一部でモジ
ュロ2データフレームカウンタ23とデータ行カウンタ
24によるカウントの同期は所望の受信機の慣例に従
う。
【0038】255カウントデコーダ33の出力信号は
第1入力信号として2入力ANDゲート36に供給され
る。位置同期発生器9は垂直同期パルスVを立下り区間
検出器35に提供し、この立下り区間検出器35は複合
映像信号のライン9の末端(conclusion)及
び複合映像信号出力信号のライン271の中間点でのパ
ルスを第2入力信号としてANDゲート36に出力す
る。ANDゲート36の応答は複合映像信号のライン9
の末端でのデータフレーム終端パルスで構成される。こ
れらデータフレーム終端パルスのそれぞれはデータフレ
ームカウント信号を先立つようにトリガパルスとしてモ
ジュロ2データフレームカウンタ23に印加され、さら
にデータ行カウンタ24に印加されてそのデータ行カウ
ントを所定の初期値にリセットさせる。実際に、255
カウントデコーダ33はなくてもよく、デコーダ33の
出力信号の代わりに記号カウンタ25の最終2進カウン
ト段からのキャリパルスがAFPC検出器34及びAN
Dゲート35に印加され得る。
【0039】図7はアンテナ42のような手段から内部
に送られるディジタル信号を有するTV信号を受信し、
そののせられているディジタル信号を抽出するディジタ
ル信号受信機41を示すものである。同調器43は内部
の第1検出器によって検出されるTVチャネルを選択
し、この第1検出器は選択されたTV信号を中間周波数
のセットと周波数の映像セットに変換する従来のスーパ
ーヘテロダイン形態の可変下向周波数変換器である。映
像中間周波数(IF)フィルタ44は中間周波数(I
F)増幅器45に入力信号として印加される映像中間周
波数を選択し、周波数の映像セットを取除く。現在の慣
例に従って弾性表面波(SAW;Surface−Ac
oustic−Wave)フィルタが映像IFフィルタ
44用に使用され、段間同調なしに多段増幅器としてモ
ノリシック集積回路(IC)内に映像IF増幅器を構成
するために使用されることができる。映像IF増幅器4
5は増幅された映像IF信号を同相同期映像検出器46
と直角位相同期映像検出器47に提供する。45.75 MH
zの公称周波数と発振する発振器48はその出力を位相
偏移なしに同相同期映像検出器46に供給し、偏移回路
網49によって位相を90°遅延させ、直角位相同期映
像検出器47に供給する。発振器48は直角位相同期映
像検出器47に応答する自動周波数及び位相制御(AF
PC)機能を有する。同期映像検出器46,47は、通
常に映像IF増幅器45と発振器48の一部と共にIC
内に含まれ、そのそれぞれは強化された搬送波形態ある
いは純粋な同期形態中の一つである可能性がある。同相
同期映像検出器46によって復元される同相の変形され
た複合映像信号は、この複合映像信号からそれぞれ水平
及び垂直同期パルスを回復する水平同期分離器50と垂
直同期分離器51に印加される。
【0040】以上に述べてきたようなディジタル信号受
信機41の一面は、例えば映像IFフィルタ44が約3.
5 MHzの幅だけでつくられ、中心が45.25 MHzであ
るのが望ましいとはしても、一般的にTV受信機設計に
知識のある者にはよく知られていることである。この映
像IFフィルタ44は直角位相映像検出器47の次にク
ロマ及びチャネル内音声除去フィルタリングを経ること
なくてもクロマ除去とチャネル内音声除去を提供する
(ディジタル信号受信機41がTV受信機と共に構成さ
れるとき、直角位相映像検出器47がフィルタリングす
ることによって提供されるクロマ及びチャネル内音声除
去を行われる場合に映像IFフィルタ44は拡張される
こともできる)。直角位相映像検出器47の帯域幅は、
BPSK応答の“テール(tail)”で上側周波数を
減衰させないように記号レートよりは多少拡張しなけれ
ばならない。直角位相映像検出器47は、750kHz
以上の周波数でNTSC複合映像信号のそのような領域
のみを隋伴するキーイング信号を検出する。
【0041】実際にディジタル信号受信機41は、図7
に別途に詳細に示してはいないが、1993年8月20
日に出願された米国特許出願第08/108,311号
に詳細に開示されている形態となることが可能なゴース
ト抑圧回路を普通含むであろう。同相及び直角位相映像
検出器46及び47は、それぞれ異なる映像検出器に含
まれた同期検出器の次に使用されるものに類似したそれ
ぞれのゴースト消去及び等化フィルタをその同期検出器
の次に含む。二つのゴースト消去フィルタの調整可能な
変数はコンピューターで行われる計算に応答して並列に
調整され、二つの等化フィルタの調整可能な変数もコン
ピューターで行われる他の計算に応答して並列に調整さ
れる。送信されるとき、周波数が4.1 MHzまで拡張し
ているが、その制限されたIF帯域幅のためにディジタ
ル信号受信機でただ2.5 MHz程度に広がっているゴー
スト消去基準(ghost−cancellation
reference;GCR)信号は同相同期映像検出
器46によって検出される映像信号の選択された垂直帰
線消去期間(VBI)走査線から抽出される。そのGC
R信号はディジタル変換されて入力信号としてゴースト
消去及び等化フィルタの調整可能な変数を計算するため
のコンピュータに供給される。また他の方法あるいはそ
れ以外に、直角位相映像検出器47の応答での直流ある
いは低周波数成分は感知可能であり、ゴースト消去フィ
ルタの調整可能な変数を計算するための基礎として使用
可能である。
【0042】図7のディジタル信号受信機41で記号カ
ウント信号が電圧制御発振器(VCO)54から受信さ
れる正弦発振に応答して、0−交差検出器53によって
発生されるパルスを計数する記号カウンタ52によって
発生される。デコーダ55は、255に至る記号カウン
トを復号して0−交差検出器53によりカウンタ52に
供給される次のパルス上でカウンタ52をリセットさせ
るパルスを出力して記号カウントを算術“0”に回復さ
せる。デコーダ55によって発生されるパルスはAFP
C検出器56に入力されて水平同期分離器50によって
分離される水平同期パルスHと比較され、制御遅延線5
7による記号区間の一部分の間に調整可能に遅延され
る。その比較結果は、AFPC検出器56内で低域フィ
ルタリングされてVCO54に印加される自動周波数及
び位相制御(AFPC)電圧信号を出力する。こうした
配列は水平走査線周波数fH の256倍、すなわち4
027 972Hzとなるようにラインロック(lin
e−locked)VCO54から供給される発振周波
数を制御する。制御発振器に関して使用された“ライン
ロック”とは、その発振周波数が15,734,264
Hzの走査線周波数に対して一定の比率に維持されるこ
とを意味し、これは適切した要素によって分割される発
振周波数を水平同期パルスと比較するAFPC回路によ
って通常に行われる。
【0043】直角位相映像検出器47によって検出され
る750kHz以上の周波数でNTSC複合映像信号の
キーイング信号と隋伴される領域は、キーイング信号で
あるが、複合映像信号の隋伴する750kHz以上の周
波数成分の選択された領域にのみ応答する整合フィルタ
58に供給される。整合フィルタ58は記号間干渉を減
少するのに十分なPSK帯域幅を拡張させるために送信
機でフィルタ18の遷移整形領域のロールオフと整合す
るピーキング応答を提供する。また、整形フィルタ58
は0.75と1.25MHzとの間にわたる周波数範囲に対して
特性的にますます単側波帯となり、1.25MHzの周波数
範囲以上に対して実体上単側波帯であるVSB BPS
Kに因る直角位相映像検出器47の検出効率のロールオ
フを補償するために、その他のピーキング応答を提供で
きる。しかし、相互に異なるTV送信機の残留側波帯フ
ィルタは相互に変動されるので、直角位相映像検出器4
7の検出効率のロールオフを補償するためのピーキング
応答は整形遷移以外にも適切したピーキング応答を提供
するために遷移整形フィルタ18を変更することによ
り、それぞれのTV送信機で大体に一層よく行われる。
しかし、送信機1での2進キーイング信号の付加的なピ
ーキングあるいはプリエンファシスは輝度信号と共に伝
送される0.75MHz以上のBPSKの高周波数成分を増
加させる。
【0044】整合フィルタ58からの応答は入力信号と
して高域ラインコームフィルタ59に印加されるが、図
1の送信機1で部分応答フィルタ16用として使用され
る図2の部分応答フィルタ160に対する整合フィルタ
である。この高域ラインコームフィルタ59は検出され
たキーイング信号を隋伴するが、ライン対ライン変化を
示していない複合映像信号成分を抑圧させる。高域ライ
ンコームフィルタ59はアナログ形態が望ましく、アナ
ログ形態の高域ラインコームフィルタ59は検出された
PSKをディジタル化するのに使用されるアナログ−デ
ィジタル変換器(ADC)65に印加される入力信号の
動的範囲を縮小させ得る。これは量子化雑音によるPS
Kの変形を減少させるようにADC65での制限された
数の量子化レベルの選択を容易にする。ただ、記号レー
トでサンプリングする間、3IRE振幅のPSKを回復
する際には10ビット解像度を有するADCならば確か
に十分で、8ビット解像度を有するADCならば恐らく
十分であろう。最適の位相にADC65から記号レート
でのサンプリングは記号間干渉を最小化するために記号
レートの倍数でのサンプリングに対する必要性がなく、
その結果として生じるより低いディジタルサンプリング
レートはその以後のディジタルフィルタリングでハード
ウェアを節減させる。最適位相を有するADC65から
記号レートでサンプリングは、記号レートで変化がある
が、記号レートでサンプリングと直角位相にある複合映
像信号のそのような成分に対する応答を抑圧する同期記
号検出の形態である。記号カウンタ52はディジタル化
の間に記号レートでADC65の入力信号のサンプリン
グを時間調節するために、4MHz矩形波として記号カ
ウントの最下位ビットとそれの“1”の補数をADC6
5に印加する。
【0045】アナログ形態の高域ラインコームフィルタ
59は残留する複合映像信号が供給する時間の大部分で
適当になく、データ遷移に損傷を受けない情報を含むP
SKを提供する。0−交差検出器66は整合フィルタ5
8から応答の0−交差を検出し、これをパルス位相判別
器67に印加する。このパルス位相判別器67は0−交
差検出器53から検出され、制御発振器54の発振の0
−交差に対して適切した位相から0−交差検出器66に
よって検出される整合フィルタ58の応答の0−交差の
退去(departures)を選択的に検出する。パ
ルス位相判別器67はサンプル・保持されるこのような
選択的に検出された退去を低域フィルタリングして、制
御遅延線57がAFPC検出器56に印加される水平同
期パルスHに対して提供する遅延を調整するための制御
信号を出力する。したがって、ディジタル化の間にAD
C65の入力信号の記号レートでサンプリング位相は最
小限の記号間干渉のために調整される。
【0046】複合映像信号に対する直角位相映像検出器
47の応答が“0”の値に期待されるとき、パルス位相
判別器67による選択的検出は垂直帰線消去期間の一部
分の間に行われる。より高度の整列で、同相映像検出器
46からの映像出力は高域フィルタに印加されることが
できるので、750kHz以上の複合映像信号成分の振
幅が探知され得る。この振幅が実質的に“0”のとき、
パルス位相判別器67による選択的な検出が遂行され
る。パルス位相判別器67による選択的な検出は垂直帰
線消去期間の一部分だけでなく、映像走査の一部分の間
にも行われるであろう。そこで、映像フィールドで若干
位相が遅くなる制御発振器54の発振の可能性がある。
【0047】ラインロック発振器の位相を調整するため
の整列は、本発明の共同発明者である“Jung−Wa
n Ko”により開発された形態のものである。制御遅
延線57から供給される調整可能に遅延される水平同期
パルスHに対して制御発振器54の発振周波数と位相を
制御するAFPCループは、位相調整時に“故障(gl
itch)”あるいは明らかな周期性の欠乏を示すAD
C65のクロックを避けるフィルタリング機能を提供す
る。もし、微細な位相調整がADC65のクロックその
もので行われるとしたら、そうした故障は時々発生す
る。
【0048】垂直同期分離器51は分離された垂直同期
パルスVに対する“ロシ(lossy)”集積応答をし
きい値検出器68に印加し、そのしきい値検出器68の
しきい値電圧は垂直同期パルスが
【0049】
【数1】 走査線より大きく
【0050】
【数2】 走査線より小さく集積されるときにのみそれが超過され
るように選択される。入力信号がそのしきい電圧を超過
するときのみ“1”で、そうでないときには“0”であ
るしきい値検出器68の出力信号は、第1入力信号とし
て2入力ANDゲート69に印加される。各データ行で
(水平走査線の終端で)記号カウントの最終値に対して
は“1”をそうでないときには“0”を発生させるデコ
ーダ55はその出力信号を第2入力信号としてANDゲ
ート69に印加する。ANDゲート69の出力からの
“1”は複合映像信号フレームの初期フィールドの始め
から発生する垂直パルスの立下り区間に応答して、これ
ら区間のそれぞれに応答する各データフレーム終端パル
スを提供するが、フレームの初期及び最終フィールドの
間に発生する垂直パルスの立下り区間には応答しない。
【0051】ANDゲート69の応答でのデータフレー
ム終端パルスは送信機でデータフレームカウント信号か
らの一つの走査線によってオフセットされる再発生され
たデータフレームカウント信号を先立つことができるよ
うにカウント入力(C1)信号としてモジュロ2データ
フレームカウンタ70に印加される。米国特許出願第0
8/108,311号から分かるように、TV送信機1
とディジタルデータ受信機41で同期化のためにデータ
フレームカウントを配列する一番好ましい方法は、4つ
のフレームサイクルの19番目の走査線にあるバースト
位相とベッセルチャープ(Bessel chirp)
位相の所定の置換で発生するゴースト消去基準(GC
R)信号を参照することである。モジュロ2データフレ
ームカウントを出力する単一2進段カウンタ70は、モ
ジュロ2N データフレームカウント(Nは少なくとも2
の正の整数)を発生させる複数の2進段カウンタにある
一つの段であり、この複数の2進段カウンタはゴースト
消去参照(GCR)信号の二乗をタイミングするのに使
用される。
【0052】ANDゲート69の応答でデータフレーム
終端パルスはリセット(R)信号としてデータ行カウン
タ71に印加されて524でなければならないその出力
信号として再発生されたデータ行カウントを算術“0”
にリセットさせる。データ行カウンタ71は水平同期分
離器50から提供される水平同期パルスHをカウントす
るために接続される。データ行カウントは映像検出器4
6及び47内に含まれる等化及びゴースト消去フィルタ
に対するフィルタリング変数を計算するコンピュータ
(図7に詳細に図示せず)に対して調整可能なデータを
得るための回路(図7に詳細に図示せず)でGCR信号
を含むVBI走査線の選択を制御するために使用され
る。
【0053】ADCは複合映像信号の750kHzの残
留成分以上を有するディジタル化されたキーイング信号
を高域フレームコームフィルタ72に供給する。高域フ
レームコームフィルタ72はディジタル減算器73と時
間上さらに後で一つのフレーム走査の区間で信号サンプ
ルをその出力ポートで供給するために、その入力ポート
に印加される信号サンプルに応答するディジタルフレー
ム蓄積メモリ74で構成される。ディジタルフレーム蓄
積メモリ74は読出し書込み反復モードで動作されるR
AMで構成される。このRAMはラインアドレシング
(LAD)信号としてカウンタ71からデータ行カウン
トを受信し、記号アドレシング(SAD)としてカウン
タ52から記号カウントを受信する。減算器73は被減
数入力信号としてADC65から現在のフレームに対す
るディジタル化されたキーイング信号のサンプルを受信
し、減数入力信号としてフレーム蓄積メモリ74から以
前のフレームに対するディジタル化されたキーイング信
号の該当サンプルを受信する。減算器73からの差信号
はフレーム対フレーム相関を示す残留輝度成分が除去さ
れる高域フレームコームフィルタ72の応答となる。
【0054】入力信号として高域ラインコームフィルタ
59に印加されるアナログ信号は一部キーイング信号の
2進コーディングを示しているが、高域ラインコームフ
ィルタ59からの出力信号は一部キーイング信号の3進
コーディングを示し、高域フレームコームフィルタ72
に対する入力信号を供給するためにADC65によりデ
ィジタル化される。出力信号として高域フレームコーム
フィルタ72から供給されるディジタル化された信号は
データフレームが該当ディジタルサンプルが類似した振
幅と反対極性にある二つのデータフレームを結合するの
で、有効データフレームである交互のデータフレームで
継続してキーイング信号の3進コーディングを示す。無
効データフレームである交互的なデータフレームで、出
力信号として高域フレームコームフィルタ72から供給
されるディジタル化された信号は、特性上5レベルであ
るが、無効データフレームに基づいた記号決定は関心事
ではない。したがって、入力信号として高域フレームコ
ームフィルタ72のディジタル応答を受信する記号決定
回路75は−1,0,1がそれぞれ中心となる3つの比
較器範囲を有する。記号決定回路75は高域フレームコ
ームフィルタ72からの出力信号に対して整流ディジタ
ル応答を発生させる絶対値回路751を含む。絶対値回
路751の整流ディジタル応答はキーイング信号の2進
コーディングを示し、しきい値検出器752に印加され
る。
【0055】しきい値検出器752はキーイング信号の
2進符号化に対して記号決定をするディジタル通信技術
でよく知られている記号決定回路の形態である。また、
しきい値検出器752は絶対値回路751から記号スト
リームを受信し、その記号が“0”に一番近いものが、
あるいは“1”に一番近いものかを決定する。しきい値
検出器752はしきいディジタル値が超過されるかどう
かに従って、記号が“0”に一番近いものか、あるいは
“1”に一番近いものかの決定を制御するのに使用され
るしきい値検出結果をもってしきい値検出器として動作
するように配列されるディジタル比較器を含む。しきい
値検出器752はしきい値検出に対するしきいディジタ
ル値が記号長さに応答して自動に調整される形態が望ま
しい。そのような場合、しきい値検出器752は絶対値
回路751によって供給された記号ストリームの平均ピ
ークレベルあるいは平均レベルまたは二つともを検出す
るための回路に関わる。比較器に供給されるディジタル
値を各検出されたレベルから計算してしきい値検出に対
するしきい値を確定する関連回路がある。記号決定しき
い値を決定するための検出方法は複合映像信号が直角位
相映像検出器47によって検出される信号に何らのエネ
ルギーもほぼ与えないとき、垂直帰線消去期間で選択的
に遂行される。記号決定回路75からの記号ストリーム
は入力信号としてレートバッファ77に印加され、この
レートバッファ77はキーイング信号が消去されない
が、フレーム対フレーム変化を示されない輝度信号成分
が消去される交互的なフレームのみから入力サンプルを
受信するようにデータフレームカウントによって調整さ
れる。ディジタルサンプルは記号レートでレートバッフ
ァ77に提供され、誤り訂正デコーダ78に印加される
ために1/2記号レートでレートバッファ77から流出
される。デコーダ78は記号決定回路75による決定の
結果を直列ビットディジタル入力データとして受信して
その内部の誤りを訂正し、訂正された直列ビットディジ
タルデータを提供する。このとき、このデータはディジ
タル信号受信機41の出力データで、図1のTV送信機
1に供給する直列ビットディジタルデータに対応しなけ
ればならない。
【0056】水平走査線に沿ってデータの行よりは、む
しろ水平走査線を横切るデータ列で動作する変形された
リード・ソロモン符号を使用した送信機1と共に使用さ
れるように設計されたディジタル信号受信機41の良好
な実施例において、レートバッファ77は誤り訂正デコ
ーダ78に対するデインタリーバ(de−interl
eaver)として動作される。レートバッファ77に
対する書込みアドレス発生器は図8に示していない。読
出しアドレス発生器は、レートバッファ77内にあるR
AMでそれぞれ行及び列アドレシングとしてデータ行カ
ウントを供給するデータ行カウンタ71と記号カウント
を供給する記号カウンタ52とから構成される。
【0057】図8は、図3に示した部分応答フィルタ1
65を使用した送信機1と共に使用されるように設計さ
れた図7のディジタル信号受信機41の変形79を示
す。このディジタル信号受信機79で高域ラインコーム
フィルタ59の次に他の高域ラインコームフィルタ60
がつながる。高域ラインコームフィルタ59及び60の
従属接続は0,1−H,及び2−H遅延区間でタップが
調整される遅延線を使用する等価回路よりCCD構成に
さらに適合してフィルタ応答を展開させるために、(−
0.25):0.5 :(−0.25)の比率で補正される加重合計
回路網に入力信号を供給する。
【0058】送信機で部分応答フィルタが図3に示す種
類165あるいは等価の種類からなっており、ディジタ
ル信号受信機が図8に示したような種類または等価種類
の3つの走査線高域ラインコームフィルタを含むとき、
高域フレームコームフィルタ72のディジタル応答は有
効データフレームの間にPSK信号を示すことに対し
て、特性上3つでない実質的に5つのレベルである。し
たがって、−1,0,1で中心となる3つの比較器範囲
それぞれを有する図7の記号決定回路75は、−2,−
1,0,+1,+2が中心となる5つの比較器範囲を有
する記号決定回路76に代替される。記号決定回路76
は高域フレームコームフィルタ72からの出力信号に対
する整流ディジタル応答を発生させる絶対値回路761
を含む。この絶対値回路761の整流ディジタル応答
は、キーイング信号の2進コーディングを記述するより
は直流電圧ペデスタルに重畳されるキーイング信号の3
進コーディングを記述し、この整流ディジタル応答は二
重しきい値検出器762に印加される。二重しきい値検
出器762は絶対値回路761からの記号ストリームを
受信し、その記号が“0”に一番近いか、あるいは
“1”に一番近いか、もしくは“0”と等しい“2”に
一番近いかを決定する。二重しきい値検出器762は典
型的に単一のしきい値検出器として動作するようにそれ
ぞれ配列され、しきいディジタル値のうちの一つが他の
一つの2倍となる2つのディジタル比較器と、しきい値
検出結果に依存する記号の識別を決定するための所定の
簡単な論理回路を含む。もし、何らのしきいディジタル
値も超えないと、論理回路は記号が“0”に一番近いも
のであることを示す。より低いしきいディジタル値のみ
を超えると、論理回路は記号が“1”に一番近いもので
あることを示す。より低くより高いしきい値を二つとも
超えると、論理回路は記号が“2”に一番近いものであ
ることを示し、これは“0”と同一である。二重しきい
値検出器762は、しきい値検出のためにしきい値を決
定するための比較器に印加されるディジタル値が自動に
記号長さに応答して調整される形態が望ましい。そうし
た場合、二重しきい値検出器762は絶対値回路761
によって供給される記号ストリームの平均レベル、また
はその平均ピークレベルあるいは二つとも検出するため
の関連回路を有する。ディジタル比較器に供給されるデ
ィジタル値を各検出されたレベルから計算し、しきい値
検出に対するそれぞれのしきい値を確定する回路があ
る。記号決定しきい値を決定するための検出方法は、複
合映像信号が直角位相映像検出器47によって検出され
る信号に如何なるエネルギーもほぼ与えないとき、垂直
帰線消去期間に選択的に遂行されるのが望ましい。
【0059】データ通信技術者が順方向(forwar
d)誤り訂正の“ハード決定(hard−decisi
on)”を遂行するために、記号決定回路75及び76
はそれぞれデコーダ78に2進入力信号を供給する“ハ
ード”決定をする。その反面、データ通信技術者が順方
向誤り訂正の“ソフト決定(soft−decisio
n)”を遂行するために、記号決定回路75及び76は
多数のレベルを有する入力信号を適当なデコーダに供給
する回路に代替可能なことは勿論である。
【0060】図9は高域ラインコームフィルタ59が取
れる一つの形態590を詳細に示す。フィルタ590の
入力端子591はフィルタ590の出力端子593に接
続された出力接続を有する差動入力増幅器592の非反
転入力接続に接続される。差動入力増幅器592の反転
入力接続はマルチプレクサ595からの出力信号に対す
る遅延された応答をアナログ遅延線594の出力接続か
ら受信し、このマルチプレクサ595の出力信号は遅延
線594の入力接続に印加される。アナログ遅延線59
4は1本の水平走査線の持続時間に相応する遅延を提供
する。そのような“1−H”遅延線は、もしそれが特性
上アナログであれば通常電荷結合素子(charge−
coupled−device;CCD)シフトレジス
タで構成され、差動入力増幅器592はCCDシフトレ
ジスタとその電荷注入入力回路と共にモノリシック集積
回路(IC)に構成されるCCDシフトレジスタの電荷
感知出力段に含まれる。マルチプレクサ595は伝送ゲ
ートとして動作される電界効果トランジスタを使用した
同一のICに便利に構成される。
【0061】マルチプレクサ595はデータフレームに
あるデータの最終行に関連した値に到達するデータ行カ
ウンタ71からのデータ行カウントに対して“1”をも
って応答し、データ行カウントの全ての他の値には
“0”をもって応答する制御信号をデコーダ61から受
信する。“1”であるデコーダ61の出力信号に応答し
てマルチプレクサ595はその出力応答にアナログ0を
選択する。“0”であるデコーダ61の出力信号に応答
して、マルチプレクサ595は1−H遅延線594の入
力接続への印加のために入力端子591に供給される検
出したBPSK信号を選択する。
【0062】図10には高域ラインコームフィルタ59
が取られるまた他の形態596を詳細に示し、図9に示
す形態に対する代案で素子594及び595を含まな
い。マルチプレクサ597の出力接続は、図10におい
て差動入力増幅器592の反転入力接続に接続される。
マルチプレクサ597はデータフレームにあるデータの
初期行に関連する値にリセットされるデータ行カウンタ
71からのデータ行カウントには“1”をもって応答
し、データ行カウントの全ての他の値には“0”をもっ
て応答する制御信号をデコーダ62から受信する。
“1”であるデコーダ62の出力信号に応答してマルチ
プレクサ597はその出力応答にアナログ0を選択す
る。“0”であるデコーダ61の出力信号に応答してマ
ルチプレクサ597は差動入力増幅器592の非反転入
力接続への印加のために1−Hアナログ遅延線598か
ら出力信号を選択する。1−Hアナログ遅延線598か
らの出力信号はフィルタ59の入力端子591に供給さ
れる信号に対する1本の水平走査線の持続時間だけ遅延
された応答である。
【0063】図11には、高域ラインコームフィルタ5
9及び60の従属接続を取れる一つの形態を詳細に示
す。高域ラインコームフィルタ590は図9と同様で、
図11で高域ラインコームフィルタ600は高域ライン
コームフィルタ590の素子591〜595に該当する
素子601〜605を有し、各フィルタの範囲内に類似
して接続される。
【0064】図12には、高域ラインコームフィルタ5
9及び60の従属接続が取れるまた他の形態を詳細に示
す。高域ラインコームフィルタ596は図10と同様
で、図12で高域ラインコームフィルタ606は高域ラ
インコームフィルタ596の素子597と598に該当
する素子607と608を備え、各フィルタの範囲内に
類似して接続される。
【0065】図13には、図6に示したレートバッファ
20が誤り訂正符号器14から提供される変形されたリ
ード・ソロモン符号化に対するインタリーバとして使用
されるとき、レートバッファ20が取れる一つの形態を
示すものである。データフレーム対カウンタ80はその
カウント入力(CI)信号としてデータフレームカウン
タ23から供給されるキャリアウト(CO)信号を受信
する。データフレーム対カウンタ80は誤り訂正符号化
に対するインタリーバとして動作される2つのフレーム
蓄積RAM81と82の交互に起こる書込み及び読出し
を制御する。RAM81と82は交互のフレーム対区間
で1/2PSKレートで誤り訂正符号器14から書込ま
れ、アドレス走査は列によって、そして列当り記号によ
って遂行される。RAM81と82のそれぞれはそれが
書込まれるフレーム対区間に続く各フレーム対区間でP
SKレートでフレーム蓄積メモリ21に読出され、アド
レス走査は行によって、そして行当り記号によって遂行
される。ここで参照とされる行当り“記号”は、符号化
の面で考慮される変形されたリード・ソロモン符号に関
連する2N ビット記号でなく、PSK記号あるいはビッ
トである。
【0066】アドレスマルチプレクサ83はデータ行カ
ウンタ24からデータ行カウントを、そして記号(すな
わち、行当り記号)カウンタ25から記号/行カウント
を読出しアドレシングとして受信する。また、アドレス
マルチプレクサ83はデータ行カウンタ84からデータ
列カウントを、そして列当り記号カウンタ85から記号
/列カウントを書込みアドレシングとして受信する。0
−交差検出器32はPSKレートでのトリガパルスをト
リガフリップフロップ86に提供し、このトリガフリッ
プフロップ86は1/2PSKレートでその出力信号の
交互的に起こる遷移をカウント入力(CI)として列当
り記号カウンタ85に提供するための周波数分割器の役
割をする。デコーダ87は全カウント(列当り記号カウ
ントが“0”で始まるとするとき525)に至る記号/
列カウントを復号してデータカウンタ入力(CI)信号
として“1”をデータ列カウンタ84に提供する。デコ
ーダ87の出力信号は第1入力信号として2入力ORゲ
ート88に供給されるが、このORゲート88はデコー
ダ87から“1”に応答して記号/列カウントをその初
期値にリセットさせるための列当り記号カウンタ85に
リセット(R)信号として“1”を提供する。
【0067】ORゲート88に印加される第2入力信号
とデータ行カウンタ84に印加されるリセット(R)信
号は3入力ANDゲート89からの出力応答によって提
供され、この応答が“1”のとき記号/列カウントとデ
ータ行カウントはそれぞれの初期値にリセットされる。
デコーダ260はデータ行カウントがデータフレームの
最終行に至るとき、そしてそのようなときにのみ論理
“1”をANDゲート89の第1入力として供給し、そ
うでない場合はデコーダ260はその出力信号として論
理“0”をANDゲート89に供給する(デコーダ26
0は部分応答フィルタ160が送信機1に使用されてデ
ータ行カウントがデータフレームの最終行に至るとき、
そしてそのようなときにのみ論理“1”を供給するよう
にデコーダ27が設計されるとき、図6のデコーダ27
となり得る)。データ行の最終記号デコーダ33からの
出力信号とデータフレームカウンタ23からのモジュロ
2データフレームカウントは3つの入力信号のうち、残
りの2つの入力としてANDゲート88に印加される。
ANDゲート88の出力応答はRAM81と82のうち
の選択された一つがデータ行ずつフレーム蓄積メモリ2
1に読出されるとき偶数フレームに至る直前に最終デー
タ行の最終記号が奇数フレームに至るときにのみ“1”
である。
【0068】“1”であるフレーム対カウンタ80から
のモジュロ2データフレーム対カウントは、アドレスマ
ルチプレクサ83がRAM81に読出しアドレシングを
選択し、RAM82に書込みアドレシングを選択せしめ
る。“1”であるデータフレーム対カウント80からの
モジュロ2データフレーム対カウントはRAM81がデ
ータ行ずつフレーム蓄積メモリ21に読出されるように
し、“0”であるそのカウントの“1”の補数はRAM
82が誤り訂正符号器14からデータ列ずつ書込まれる
ようにする。
【0069】“0”であるデータフレーム対カウンタ8
0からのモジュロ2データフレーム対カウントはアドレ
スマルチプレクサ83がRAM82に読出しアドレシン
グを選択し、RAM81に書込みアドレシングを選択せ
しめる。“0”となるデータフレーム対カウント80か
らのモジュロ2データフレーム対カウントはRAM82
がフレーム蓄積メモリ21にデータ行ずつ読出されるよ
うにし、“1”であるそのカウントの“1”の補数はR
AM81を誤り訂正符号器14からデータ列ずつ書込ま
れるようにする。
【0070】図14は、図7または図8に示されたレー
トバッファ77が記号決定回路75あるいは76から提
供される変形されたリード・ソロモン符号化に対するデ
インタリーバとして使用されるとき、それが取れる一つ
の形態を示すものである。データフレーム対カウンタ9
0はそのカウンタ入力(CI)信号としてデータフレー
ムカウンタ70から供給されるキャリアウト(CO)信
号を受信する。データフレーム対カウンタ90は誤り訂
正符号化に対するデインタリーバとして動作される2つ
のデータフレーム蓄積RAM91及び92の交互に起こ
る書込みと読出しを制御する。RAM91及び92は交
互の偶数のフレームの間にのみ書込まれる。RAM91
及び92を書込むためのデータはPSKレートで記号決
定回路75あるいは76から供給され、アドレス走査は
行と行当り記号によって遂行される。ここで参照される
行当り“記号”は符号化の面で考慮される変形されたリ
ード・ソロモン符号と関係ある2N ビット記号でなく、
PSK記号あるいはビットである。RAM91と92の
それぞれは交互のフレーム対区間に1/2PSKレート
でフレーム蓄積メモリ21に読出される。
【0071】アドレスマルチプレクサ93はデータ行カ
ウンタ71からデータ行カウントを、そして記号(すな
わち、行当り記号)カウンタ52から記号/行カウント
を書込みアドレシングに受信する。また、アドレスマル
チプレクサ93はデータ行カウンタ94からデータ列カ
ウントを、そして列当り記号カウンタ95から記号/列
カウントを読出しアドレシングに受信する。0−交差検
出器53はPSKレートでのトリガパルスをトリガフリ
ップフロップ96に提供し、このフリップフロップ96
は1/2PSKレートでその出力信号の交互に起こる遷
移をカウント入力(CI)として列当り記号カウンタ9
5に供給するための周波数分割器の役割をする。デコー
ダ97は全カウント(列当り記号が“1”で始まるとす
るとき525)に至る記号/列カウントを復号してカウ
ント入力(CI)信号として“1”をデータ列カウンタ
94に提供する。デコーダ97の出力信号は第1入力信
号として2入力ORゲート98に供給され、このORゲ
ート98はデコーダ97から“1”に応答して記号/列
カウントをその初期値にリセットさせるための列当り記
号カウンタ95にリセット(R)信号として“1”を提
供する。
【0072】ORゲート98に印加される第2入力信号
とデータ列カウンタ94に印加されるリセット(R)信
号は3入力ANDゲート99からの出力応答によって提
供され、この応答が“1”のとき記号/列カウントとデ
ータ列カウントはそれぞれの初期値にリセットされる。
データ行カウントがデータフレームの最終行に至ると
き、そしてそのようなときにのみデコーダ61は論理
“1”をANDゲート99の第1入力に供給し、デコー
ダ61は出力信号として論理“0”をANDゲート99
に供給する。データ行の最終記号デコーダ33からの出
力信号とデータフレームカウンタ70からのモジュロ2
データフレームカウントは3つの入力信号の残りの2入
力としてANDゲート99に印加される。RAM91と
92のうちの選択された一つが記号決定回路75あるい
は76からデータ行ずつ書込まれるとき、偶数フレーム
に至る直前に最終データ行の最終記号が奇数フレームに
至るときにのみANDゲート98の出力応答は“1”で
ある。
【0073】“1”であるデータフレーム対カウンタ9
0からのモジュロ2データフレーム対カウントはアドレ
スマルチプレクサ93がRAM91に読出しアドレシン
グを選択し、RAM92に書込みアドレシングを選択さ
せる。“1”であるデータフレーム対カウンタ90から
のデータフレーム対カウントはRAM91が誤り訂正デ
コーダ78にデータ列ずつ読出されるようにする。
【0074】“0”であるカウンタ70と90からのデ
ータフレームカウントとデータフレーム対カウントの
“1”の補数に応答し、2入力ANDゲート101は書
込みエネーブル(WE)信号として“1”をRAM92
に選択的に供給する。このWE信号は記号決定回路75
あるいは76からデータ行ずつ書込まれるようにRAM
92をエネーブルさせる。
【0075】“0”となるデータフレーム対カウンタ9
0からのモジュロ2データフレーム対カウントはアドレ
スマルチプレクサ93がRAM92に読出しアドレシン
グを選択し、RAM91に書込みアドレシングを選択せ
しめる。“0”となるデータフレーム対カウンタ90か
らのデータフレーム対カウントはRAM92が誤り訂正
デコーダ78にデータ列ずつ読出されるようにする。
“0”であるデータフレームカウントと“1”となるカ
ウンタ90からのデータフレーム対カウントの“1”の
補数に応答して2入力ANDゲート102は書込みエネ
ーブル(WE)信号として“1”をRAM91に選択的
に供給する。このWE信号は記号決定回路75あるいは
76からデータ行ずつ書込まれるようにRAM91をエ
ネーブルさせる。
【0076】対になるフレームのフレームコームフィル
タリングから生じる非有効信号の交互のフレームが消滅
されるとき、残るギャップを埋めることができるように
ディジタル信号受信機41と79で行われるレートバッ
ファリングはフレームコームフィルタ応答リングの次
に、しかし記号決定回路の前に発生することもできる。
しかし、フレーム蓄積メモリは多くのビット深さよりは
1ビットの深さのみを必要とするので、レートバッファ
リングは記号決定後にするのが望ましい。誤り訂正デコ
ーディング前にデインタリービングと共にレートバッフ
ァリングを遂行することは、レートバッファリングに対
する別途のフレーム蓄積メモリを必要としないので望ま
しい。もし、フレーム蓄積メモリがシフトレジスタによ
って供給される読出し専用ポートを有する二重ポートR
AMで、その直列段が読出し/書込みポートを通じてア
クセスされるRAM領域から一度に1行ずつ並列にロー
ディングされることが可能であれば、レートバッファリ
ングがデインタリービングから分離して遂行される場合
にレートバッファリングはただ一つのフレーム蓄積メモ
リをもって行われ得る。
【0077】本明細書に述べてきたデータ伝送構造は単
一の相当に広い帯域のデータ伝送チャネルに対して提供
されているが、多様な形態の時分割マルチプレクス構造
を使用するこの単一データ伝送チャネルを通じて多様な
異なるサービスが提供され得る。例えば、データはデー
タサービスの本質とデータサービスの根源地(orig
inator)を示すヘッダ情報が提供するそれぞれの
連続するパケットを有するパケットに伝送されることが
できる。TV放送装置や有線放送装置は多様なデータサ
ービスの根源地となり得る。両方向データ伝送構造にお
いて、この根源地を確認させるパケットヘッディングは
有線放送システムで電話連結または専用チャネルのよう
な適当なデータ復帰チャネルを選択するのに使用され得
る。
【0078】以上に一般に望ましい発明の実施例を説明
したが、通信システム及び送受信機設計に通常の知識を
有する者なら本発明の基本定義を外れない範囲内で各種
の変化と変形が可能であることは明らかに分かることで
ある。そして、これは特許請求の範囲の設計の際に銘じ
なければならない。本発明の望ましくない実施例の変形
された送信機を提供する図1の送信機1の一つの変形
は、フレーム対となる回路15からの出力信号が部分応
答フィルタ16によってフィルタリングされるよりは直
接DAC17に印加されるものである。そうして変形さ
れた送信機は本発明の望ましくない実施例である図7の
ディジタル信号受信機の変形された受信機のように使用
される。すなわち、図7のディジタル信号受信機41は
高域ラインコームフィルタ59をなくして整合フィルタ
58の応答をADC65に直接印加させ、絶対値回路7
51と記号決定回路75をなくして高域フレームコーム
フィルタ72の応答の符号ビットがレートバッファ77
に直接印加されるように変形されるように変形される。
【0079】本発明を実現する他のディジタル信号受信
機において、ライン及びフレームコームフィルタは、そ
の例として全的にアナログ構造で、あるいは他の例とし
て全的にディジタル構造で実現されることが可能で、そ
れら従属接続の順序は変更され得る。本発明者と同僚の
“Thomas Vincent Bolger”は全
的にディジタル構造で実現された従属接続のライン及び
フレームコームフィルタの前にオーバーサンプリングア
ナログ−ディジタル変換器の使用を提案してきた。
【0080】図2〜図5に示した部分応答フィルタリン
グは、ディジタル信号受信機でサンプルのライン対ライ
ン相関に基づいた複合映像信号を交互に判別する高域コ
ームフィルタリングが遂行されると推定して行われる。
また、部分応答フィルタリングは並んでいるサンプルの
相関に基づいた複合映像信号を判別する高域コームフィ
ルタが遂行されると推定されるとき行われ得る。しか
し、追加の部分応答フィルタリングは記号決定に関わる
比較器範囲の数を望ましくないように増加させ、これは
記号決定の正確度を減少させ、ビット誤り確率を増加さ
せる傾向がある。直角位相映像検出器応答で複合映像信
号の並んでいるサンプルの相関は検出器が750kHz
以下の輝度周波数に敏感せず、0.75〜1.25kHzの輝度
周波数で減少した感度を有するので、既に相当に減少す
る。そこで、ジャミング信号として減少する輝度信号の
ために減少するビット誤り確率は記号決定に関わるより
大きい数の比較器範囲によって増加するビット誤りの確
率によって補完される。また、相互に対角線に移動され
るサンプルの相関に基づいた複合映像信号を判別する高
域コームフィルタリングが行われると仮定して付加の部
分応答フィルタリングが遂行可能である。
【0081】本発明者は米国特許出願第08/108,
311号に開示されているデータ伝送構造が部分応答フ
ィルタリングを含まれるように変更されるので、輝度信
号からデータを分離するために高域ラインコームフィル
タリングを使用し、色度信号からデータを分離するため
に低域ラインコームフィルタリングを使用してデータ及
び複合映像信号が相互によく分離されることを指摘す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による内部にのせられているディ
ジタル信号を有するTV信号を伝送するためのTV送信
機の全体的な概略図。
【図2】図1のTV送信機に使用され得る部分応答フィ
ルタの概略図。
【図3】図1のTV送信機に使用され得る部分応答フィ
ルタの概略図。
【図4】図1のTV送信機に使用され得る部分応答フィ
ルタの概略図。
【図5】図1のTV送信機に使用され得る部分応答フィ
ルタの概略図。
【図6】抑圧直角位相映像搬送波を変調する位相偏移キ
ーイング信号が発生されるディジタルデータをディジタ
ル的にフィルタリングするのに使用される図1のTV送
信機の一部を詳細に示す概略図。
【図7】本発明による内部にのせられるディジタル信号
を有するTV信号を受信し、そののせられているディジ
タル信号を抽出するためのディジタル信号受信機の概略
図。
【図8】本発明による内部にのせられるディジタル信号
を有するTV信号を受信し、そののせられているディジ
タル信号を抽出するためのディジタル信号受信機の概略
図。
【図9】図7のディジタル信号受信機が取れるコームフ
ィルタリングの相互に異なる形態のうちの一つを詳細に
示す概略図。
【図10】図7のディジタル信号受信機が取れるコーム
フィルタリングの相互に異なる形態のうちの一つを詳細
に示す概略図。
【図11】図8のディジタル信号受信機が取れるコーム
フィルタリングの相互に異なる形態のうちの一つを詳細
に示す概略図。
【図12】図8のディジタル信号受信機が取れるコーム
フィルタリングの相互に異なる形態のうちの一つを詳細
に示す概略図。
【図13】図6に示す図1のTV送信機の一部に使用可
能であり、インタリーバとして動作されるレートバッフ
ァの概略図。
【図14】図7あるいは図8のディジタル信号受信機に
使用可能であり、デインタリーバとして動作されるレー
トバッファの概略図。
【符号の説明】
2 アナログ音声源 3 音声処理回路 4 音声搬送波送信機 5 周波数マルチプレクサ 7 アナログ複合映像源 8 画像搬送波送信機 9 位置同期信号発生器 11 時分割マルチプレクサ 12 AM送信機 13 直列ビットディジタルデータ源 14 訂正符号器 15 フレームレピータ 16 部分応答フィルタ 17 DAC 18 遷移整形フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/081 7/24

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル情報を複合映像信号と共に伝
    送するためのシステムにおいて、 音声信号源と、 それぞれ内部に挿入された水平及び垂直同期パルスを有
    する前記複合映像信号の所定個数の水平走査線からなっ
    ており、所定の映像フレームレートを有する連続する映
    像フレームで、前記連続する映像フレームの所定の水平
    走査線レートを有する連続する水平走査線を示す複合映
    像信号源と、 前記ディジタル情報を符号化する2進位相偏移キーイン
    グ信号源と、 前記音声信号により音声搬送波の周波数を変調してそれ
    ぞれの出力信号を発生させる周波数変調送信機と、 前記複合映像信号により映像搬送波の振幅を変調し、そ
    れぞれの出力信号を発生させる第1残留側波帯振幅変調
    送信機と、 前記2進位相偏移キーイング信号により抑圧搬送波の振
    幅を変調してそれぞれの出力信号を発生させる第2残留
    側波帯振幅変調送信機と、 前記抑圧搬送波が前記映像搬送波と直角位相になるよう
    に、前記第1及び第2残留側波帯振幅変調送信機のそれ
    ぞれの出力信号を前記周波数変調送信機の出力信号と結
    合させるための周波数マルチプレクサとを備えることを
    特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 前記2進位相偏移キーイング信号源は、 前記所定の水平走査線レートの倍数であるビットレート
    で供給される直列ビットディジタル情報源と、 前記直列ビットディジタル情報源からの第1入力接続
    と、第2入力接続と、排他的論理和(XOR)ゲート応
    答が提供される出力接続とを有する2入力XORゲート
    と、 前記XORゲートの出力接続からの入力接続と前記XO
    Rゲートの第2入力接続への出力接続を有し、前記XO
    Rゲートの第2入力接続に印加される前記XORゲート
    応答を前記所定の水平走査線レートを有する水平走査線
    の接続時間1−Hに相応する時間間隔の間遅延する1−
    H遅延線と、 前記XORゲートの出力接続からの入力接続と前記2進
    位相偏移キーイング信号を供給する出力接続とを有する
    ディジタル−アナログ変換器とを備えることを特徴とす
    る請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記2進位相偏移キーイング信号源は、 前記所定の水平走査線レートの倍数であるビットレート
    で供給される直列ビットディジタル情報源と、 前記直列ビットディジタル情報源からの各第1入力接続
    と、各第2入力接続と、第1XORゲート応答が提供さ
    れる各出力接続を有する第1の2入力XORゲートと、 前記第1XORゲートの出力接続からの入力接続と前記
    第1XORゲートの第2入力接続への出力接続を有し、
    前記第1XORゲートの第2入力接続に印加される前記
    第1XORゲート応答を前記所定の水平走査線レートを
    有する水平走査線の持続時間1−Hに相応する時間間隔
    の間遅延する第1の1−H遅延線と、 前記第1XORゲートの出力接続からの各第1入力接続
    と、各第2入力接続と、第2XORゲート応答が提供さ
    れる各出力接続とを有する第2の2入力XORゲート
    と、 前記第2XORゲートの出力接続からの入力接続と前記
    第2XORゲートの第2入力接続への出力接続とを有
    し、前記第2XORゲートの第2入力接続に印加される
    前記第2XORゲート応答を前記所定の水平走査線レー
    トを有する水平走査線の持続時間1−Hに相応する時間
    間隔の間遅延する第2の1−H遅延線と、 前記第2XORゲートの出力接続からの入力接続と、前
    記第2進位相偏移キーイング信号を供給する出力接続と
    を有するディジタル−アナログ変換器とを備えることを
    特徴とする請求項1記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記2進位相偏移キーイング信号源は、 書込み入力接続、書込みエネーブル入力接続、読出し出
    力接続、読出しエネーブル入力接続、列アドレス入力バ
    ス、及び行アドレス入力バスを備えており、前記複合映
    像信号の前記所定個数の水平走査線と実際に同一でデー
    タフレームで構成され、各行には同一の数のビットがあ
    る所定数のビット行を一時的に貯蔵するためのディジタ
    ルフレーム蓄積メモリと、 前記所定の水平走査線レートの倍数で、前記水平同期パ
    ルスにより周波数と位相が同期する発振を提供する制御
    発振器と、 前記水平同期パルスそれぞれに応答して、前記ディジタ
    ルフレーム蓄積メモリの列アドレス入力バスに供給され
    る記号カウントをそれに対する所定の基本カウント値に
    リセットさせ、前記所定の水平走査線レートの前記倍数
    の前記制御発振器モジュロの発振を計数するための記号
    カウンタと、 前記複合映像信号の各映像フレームでの所定時間を検出
    してデータフレーム終端パルスを出力する検出器と、 前記データフレーム終端パルスそれぞれに応答し、前記
    ディジタルフレーム蓄積メモリの行アドレス入力バスに
    供給されるデータ行カウントをそれに対する所定の基本
    カウント値にリセットさせ、前記水平同期パルスをモジ
    ュロに計数して前記映像フレームのそれぞれにある前記
    複合映像信号の前記所定個数の水平走査線のデータ行カ
    ウントモジュロを出力するデータ行カウンタと、 前記データフレーム終端パルスを計数し、第1及び第2
    状態を交互に有するモジュロ2データフレームカウント
    信号を出力するデータフレームカウンタと、 ディジタル情報を受信するための入力接続と、前記ディ
    ジタルフレーム蓄積メモリの書込み入力接続への出力接
    続を有するレートバッファと、 書込みエネーブル信号を前記ディジタルフレーム蓄積メ
    モリの書込みエネーブル入力接続に供給するために、前
    記モジュロ2データフレームカウント信号の前記第1状
    態に応答し、読出し書込み反復動作を遂行するように読
    出しエネーブル及び書込みエネーブル信号を前記ディジ
    タルフレーム蓄積メモリの読出しエネーブル入力接続及
    び書込みエネーブル入力接続にそれぞれ供給するため
    に、前記モジュロ2データフレームカウント信号の前記
    第2状態に応答し、前記読出し書込み反復動作時に前記
    ディジタルフレーム蓄積メモリの書込み入力接続にビッ
    トを供給できるように前記レートバッファを制御するフ
    レーム蓄積パッキング制御回路と、 入力接続と前記2進位相偏移キーイング信号を供給する
    出力接続を有するディジタル−アナログ変換器と、 前記モジュロ2データフレームのカウント信号が“1”
    のときのデータフレームの間に第1極性値を、そして前
    記モジュロ2データフレームのカウント信号が“0”の
    ときのデータフレームの間に第1極性と反対の第2極性
    値を有することにおいて、前記ディジタルフレーム蓄積
    メモリの読出し出力接続からの読出し信号に対する応答
    を前記ディジタル−アナログ変換器の入力接続に印加す
    るための手段とを備えることを特徴とする請求項1記載
    のシステム。
  5. 【請求項5】 前記レートバッファはインタリーバで動
    作され、 前記所定の水平走査線レートの倍数であるビットレート
    で供給される直列ビットディジタル情報を発生させる直
    列ビットディジタル情報源と、 前記直列ビットディジタル情報源から供給される前記直
    列ビットディジタル情報を受信するための入力接続と、
    前記レートバッファの入力接続への出力接続とを有する
    誤り訂正符号器とをさらに備えることを特徴とする請求
    項4記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記ディジタルフレーム蓄積メモリの読
    出し出力接続からの読出し信号に対する応答を前記ディ
    ジタル−アナログ変換器の入力接続に印加するための手
    段は、 前記ディジタルフレーム蓄積メモリの読出し出力接続か
    らの各第1入力接続と、各第2入力接続と、前記ディジ
    タル−アナログ変換器の入力接続に印加させるためにX
    ORゲート応答を供給するための各出力接続とを有する
    2入力XORゲートと、 前記XORゲートの出力接続からの入力接続と前記XO
    Rゲートの第2入力接続への出力接続を有し、前記XO
    Rゲートの第2入力接続に印加される前記XORゲート
    応答を前記所定の水平走査線レートを有する水平走査線
    の持続時間1−Hに相応する時間間隔の間遅延する1−
    H遅延線とを備える部分応答フィルタであることを特徴
    とする請求項5記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記ディジタルフレーム蓄積メモリの読
    出し出力接続からの読出し信号への応答に対する前記デ
    ィジタル−アナログ変換器の入力接続に印加する手段
    は、 前記ディジタルフレーム蓄積メモリの読出し出力接続か
    らの各第1入力接続と、各第2入力接続と、第1XOR
    ゲート応答を供給するための各出力接続とを有する第1
    の2入力XORゲートと、 前記第1XORゲートの出力接続からの入力接続と前記
    第1XORゲートの第2入力接続への出力接続を有し、
    前記第1XORゲートの第2入力接続に印加される前記
    第1XORゲート応答を前記所定の水平走査線レートを
    有する水平走査線の持続時間1−Hに相応する時間間隔
    の間遅延する第1の1−H遅延線と、 前記第1XORゲートの出力接続からの各第1入力接続
    と、各第2入力接続と、第2XORゲート応答を前記デ
    ィジタル−アナログ変換器の入力接続に供給するための
    各出力接続とを有する第2の2入力XORゲートと、 前記第2XORゲートの出力接続からの入力接続と前記
    第2XORゲートの第2入力接続への出力接続を有し、
    前記第2XORゲートの第2入力接続に印加される前記
    第2XORゲート応答を持続時間1−Hに相応する時間
    間隔の間遅延する第2の1−H遅延線とを備える部分応
    答フィルタであることを特徴とする請求項5記載のシス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記ディジタルフレーム蓄積メモリの読
    出し出力接続からの読出し信号への応答に対する前記デ
    ィジタル−アナログ変換器の入力接続に印加するための
    手段は、 前記データフレーム内で前記データ行カウントがデータ
    の最終行に至ることを示す値を有するときを検出して最
    終行表示を発生させ、そうでない場合は非最終行表示
    (non−final row indicatio
    n)を発生させる最終行デコーダと、 前記ディジタルフレーム蓄積メモリの読出し出力接続か
    らの各第1入力接続と、各第2入力接続と、前記ディジ
    タル−アナログ変換器の入力接続に第1XORゲート応
    答を供給するための各出力接続とを有する2入力XOR
    ゲートと、 その値が前記モジュロ2データフレームのカウント信号
    の第1及び第2状態にそれぞれ依存する2進入力信号を
    受信するための第1入力接続と、前記第1XORゲート
    応答を受信するための第2入力接続と、前記2進入力信
    号に応答する出力信号を出力接続で供給するために前記
    最終行表示によって調節され、前記第1XORゲート応
    答に応答する出力信号をその出力接続で供給するために
    前記非最終行表示によって調節される出力接続を有する
    2入力マルチプレクサと、 前記2入力マルチプレクサの出力接続からの入力接続と
    前記XORゲートの第2入力接続への出力接続を有し、
    前記XORゲートの第2入力接続に印加される前記2入
    力マルチプレクサの出力信号を前記所定の水平走査線レ
    ートを有する水平走査線の持続時間1−Hに相応する時
    間間隔の間遅延する1−H遅延線とを備える部分応答フ
    ィルタであることを特徴とする請求項4記載のシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記ディジタルフレーム蓄積メモリの読
    出し出力接続からの読出し信号に対する応答を前記ディ
    ジタル−アナログ変換器の入力接続に印加するための手
    段は、 前記データフレーム内で前記データ行カウントがデータ
    の初期行に至ることを示す値を有するときを検出して初
    期行表示を発生させ、そうでない場合は非初期行表示を
    発生させる初期行デコーダと、 前記ディジタルフレーム蓄積メモリの読出し出力接続か
    らの各第1入力接続と、各第2入力接続と、前記ディジ
    タル−アナログ変換器の入力接続に第1XORゲート応
    答を供給するための各出力接続とを有する2入力XOR
    ゲートと、 前記XORゲートの出力接続からの入力接続と出力接続
    とを有し、前記XORゲートの第2入力接続に印加され
    る前記XORゲート応答を前記所定の水平走査線レート
    を有する水平走査線の持続時間1−Hに相応する時間間
    隔の間遅延する1−H遅延線と、 その値が前記モジュロ2データフレームカウント信号の
    第1及び第2状態にそれぞれ依存する2進入力信号を受
    信するための第1入力接続と、前記1−H遅延線の出力
    接続から遅延されたXORゲート応答を受信するための
    第2入力接続と、前記2進入力信号に応答する出力信号
    をその出力接続で供給するために前記初期行表示によっ
    て調節され、前記遅延されたXORゲート応答に応答す
    る出力信号をその出力接続で供給するための前記非初期
    行表示によって調節され、前記XORゲートの第2入力
    接続への出力接続を有する2入力マルチプレクサとを備
    える部分応答フィルタであることを特徴とする請求項4
    記載のシステム。
  10. 【請求項10】 前記ディジタルフレーム蓄積メモリの
    読出し出力接続からの読出し信号に対する応答を前記デ
    ィジタル−アナログ変換器の入力接続に印加するための
    手段は、 前記データフレーム内で前記データ行カウントがデータ
    の最終行に至ることを示す値を有するときを検出して最
    終行表示を発生させ、そうでない場合は非最終行表示を
    発生させる最終行デコーダと、 前記ディジタルフレーム蓄積メモリの読出し出力接続か
    ら信号を受信する各第1入力接続と、各第2入力接続
    と、第1XORゲート応答を供給するための各出力接続
    とを有する第1の2入力XORゲートと、 2進入力信号の所定の第1及び第2状態のうちの一つを
    受信するための第1入力接続と、前記第1XORゲート
    応答を受信するための第2入力接続と、前記2進入力信
    号に応答する出力信号をその出力接続で供給するために
    前記最終行表示によって調節され、前記第1XORゲー
    ト応答に応答する出力信号をその出力接続で供給するた
    めに非最終行表示によって調節される出力接続とを有す
    る第1の2入力マルチプレクサと、 前記第1の2入力マルチプレクサの出力接続からの入力
    接続と前記第1XORゲートの第2入力接続への出力接
    続を有し、前記第1XORゲートの第2入力接続に印加
    される前記第1の2入力マルチプレクサの出力信号を前
    記所定の水平走査線レートを有する水平走査線の持続時
    間1−Hに相応する時間間隔の間遅延する第1の1−H
    遅延線と、 前記第1XORゲートの出力接続からの各第1入力接続
    と、各第2入力接続と、前記ディジタル−アナログ変換
    器の入力接続に第2XORゲート応答を供給するための
    各出力接続とを有する第2の2入力XORゲートと、 その値が前記モジュロ2データフレームカウント信号の
    第1及び第2状態にそれぞれ依存する2進入力信号を受
    信するための第1入力接続と、前記第2XORゲート応
    答を受信するための第2入力接続と、前記2進入力信号
    に応答する出力信号を供給するために前記最終行表示に
    よって調節され、前記第2XORゲート応答に応答する
    出力信号を供給するために非最終行表示によって調節さ
    れる出力接続とを有する第2の2入力マルチプレクサ
    と、 前記第2の2入力マルチプレクサの出力接続からの入力
    接続と前記第2XORゲートの第2入力接続への出力接
    続を有し、前記第2XORゲートの第2入力接続に印加
    される前記2入力マルチプレクサの出力信号を持続時間
    1−Hに相応する時間間隔の間遅延する第1の1−H遅
    延線とを備える部分応答フィルタであることを特徴とす
    る請求項4記載のシステム。
  11. 【請求項11】 前記ディジタルフレーム蓄積メモリの
    読出し出力接続からの読出し信号に対する応答を前記デ
    ィジタル−アナログ変換器の入力接続に印加するための
    手段は、 前記データフレーム内で前記データ行カウントがデータ
    の初期行に至ることを示す値を有するときを検出して初
    期行表示を発生させ、そうでない場合は非初期行表示を
    発生させる初期行デコーダと、 前記ディジタルフレーム蓄積メモリの読出し出力接続か
    ら信号を受信する各第1入力接続と、各第2入力接続
    と、第1XORゲート応答を供給するための各出力接続
    とを有する第1の2入力XORゲートと、 前記第1XORゲートの出力接続からの入力接続と前記
    第1XORゲートの第2入力接続への出力接続とを有
    し、前記第1XORゲートの第2入力接続に印加される
    前記第1XORゲート応答を前記所定の水平走査線レー
    トを有する水平走査線の持続時間1−Hに相応する時間
    間隔の間遅延する第1の1−H遅延線と、 その値が前記モジュロ2データフレームカウント信号の
    第1及び第2状態にそれぞれ依存する2進入力信号を受
    信するための第1入力接続と、前記1−H遅延線の出力
    接続から遅延された第1XORゲート応答を受信するた
    めの第2入力接続と、前記2進入力信号に応答する出力
    信号をその出力接続で供給するために前記初期行表示に
    よって調節され、前記遅延された第1XORゲート応答
    に応答する出力信号をそれの出力接続で供給するために
    前記非初期行表示によって調節され、前記XORゲート
    の第2入力接続への出力接続を有する第1の2入力マル
    チプレクサと、 前記第1XORゲートの出力接続からの各第1入力接続
    と、各第2入力接続と、前記ディジタル−アナログ変換
    器の入力接続に第2XORゲート応答を供給するための
    各出力接続とを有する第2の2入力XORゲートと、 前記第2XORゲートの出力接続からの入力接続と出力
    接続とを有し、前記第2XORゲートの第2入力接続に
    印加される前記第2XORゲート応答を持続時間1−H
    に相応する時間間隔の間遅延する第2の1−H遅延線
    と、 その値が前記モジュロ2データフレームカウント信号の
    第1及び第2状態にそれぞれ依存する2進入力信号を受
    信するための第1入力接続と、前記第2の1−H遅延線
    の出力接続からの遅延された第2XORゲート応答を受
    信するための第2入力接続と、前記2進入力信号に応答
    する出力信号をそれの出力接続で供給するために前記初
    期行表示によって調節され、前記遅延された第2XOR
    ゲート応答に応答する出力信号をそれの出力接続で供給
    するために前記非初期行表示によって調節され、前記第
    2XORゲートの第2入力接続への出力接続を有する第
    2の2入力マルチプレクサとを備える部分応答フィルタ
    であることを特徴とする請求項4記載のシステム。
  12. 【請求項12】 前記複合映像信号の各映像フレームで
    所定時間を検出してデータフレーム終端パルスを出力す
    る前記検出器は複合映像信号の各フレームで発生する初
    期垂直同期パルスのみの立下り区間を検出することを特
    徴とする請求項4記載のシステム。
  13. 【請求項13】 振幅が複合映像信号により変調される
    映像搬送波との結合伝送で前記映像搬送波と直角位相で
    ある抑圧搬送波の2進位相偏移キーイング変調側波帯に
    あるディジタル記号を直列に伝送するシステムと共に使
    用されるディジタル信号受信機において、 前記結合伝送に応答して前記抑圧搬送波の2進位相偏移
    キーイングを検出し、振幅変調映像搬送波から検出され
    る複合映像信号の残留成分からなる望ましくない検出器
    応答を隋伴する所望の検出器応答を出力する検出装置
    と、 各ディジタル記号に対して多数の応答レベルを有し、前
    記従属接続から供給される結合コームフィルタ応答で前
    記望ましくない検出器応答を選択する高域ラインコーム
    フィルタと高域フレームコームフィルタの従属接続と、 前記結合されたコームフィルタ応答に応答し、各ディジ
    タル記号を判別してビット直列ディジタル信号応答を出
    力する記号決定回路とを備えることを特徴とするディジ
    タル信号受信機。
  14. 【請求項14】 前記高域フレームコームフィルタは前
    記従属接続で前記高域ラインコームフィルタの後に接続
    され、 前記高域ラインコームフィルタからの応答を受信するた
    めの前記高域フレームコームフィルタの入力接続と、 前記結合されたコームフィルタ応答を供給するための前
    記高域フレームコームフィルタの出力接続と、 前記高域フレームコームフィルタの入力接続で受信され
    る前記高域ラインコームフィルタからの応答を前記複合
    映像信号のフレーム走査の持続時間に相応する時間間隔
    だけ遅延する1フレーム遅延線と、 前記1フレーム遅延線から遅延された応答を受信するた
    めの第1入力接続と、前記高域フレームコームフィルタ
    の入力接続からの実質的な遅延なしに接続された第2入
    力接続と、前記第1及び第2入力接続で信号に対する差
    動応答を前記高域フレームコームフィルタの出力接続に
    供給するための出力接続とを有する減算器と、を備える
    ことを特徴とする請求項13記載のディジタル信号受信
    機。
  15. 【請求項15】 前記高域ラインコームフィルタからの
    応答は、前記高域フレームコームフィルタの入力接続に
    印加される前にディジタル化され、前記1フレーム遅延
    線は読出し書込み反復モードで動作されるランダムアク
    セスメモリ(RAM)で、前記減算器はディジタル減算
    器であることを特徴とする請求項14記載のディジタル
    信号受信機。
  16. 【請求項16】 前記高域ラインコームフィルタの応答
    をアナログ形態で受信するための入力接続と、前記高域
    ラインコームフィルタのディジタル化された応答を前記
    高域フレームコームフィルタの入力接続に供給するため
    の出力接続を有するアナログ−ディジタル変換器をさら
    に備えることを特徴とする請求項15記載のディジタル
    信号受信機。
  17. 【請求項17】 前記高域ラインコームフィルタは、 振幅変調された映像搬送波から検出される複合映像信号
    の残留成分からなる望ましくない検出器応答を隋伴する
    前記所望の検出器応答を受信するための高域ラインコー
    ムフィルタの入力接続と、 前記アナログ−ディジタル変換器の入力接続への高域ラ
    インコームフィルタの出力接続と、 前記高域ラインコームフィルタの入力接続で受信され、
    望ましくない検出器応答を隋伴する所望の検出器応答を
    前記複合映像信号の水平走査線の持続時間に相応する時
    間間隔だけ遅延させるための1−Hアナログ遅延線と、 前記1−Hアナログ遅延線から遅延された応答を受信す
    るための第1入力接続と、前記高域ラインコームフィル
    タの入力接続からの実質的な遅延なしに接続された第2
    入力接続と、前記第1及び第2入力接続で信号に対する
    差動応答を前記高域ラインコームフィルタの出力接続に
    供給するための出力接続とを有する差動入力増幅器と、
    を備えることを特徴とする請求項16記載のディジタル
    信号受信機。
  18. 【請求項18】 前記記号決定回路は、 前記結合されたコームフィルタ応答を受信するための入
    力接続と、整流応答を供給するための出力接続とを有す
    る絶対値回路と、 前記絶対値回路の出力接続から前記整流応答を受信する
    ための入力接続と、前記整流応答がしきい値レベルを超
    えるときには第1状態にあり、前記整流応答がしきい値
    レベルを超えないときには第2状態にあるディジタル信
    号のビットを供給するための出力接続とを有するしきい
    値検出器とを備えることを特徴とする請求項17記載の
    ディジタル信号受信機。
  19. 【請求項19】 前記高域ラインコームフィルタは、 振幅変調された映像搬送波から検出される複合映像信号
    の残留成分からなる望ましい検出器応答を隋伴する前記
    所望の検出器応答を受信するための高域ラインコームフ
    ィルタの入力接続と、 前記アナログ−ディジタル変換器の入力接続への高域ラ
    インコームフィルタの出力接続と、 前記高域ラインコームフィルタの入力接続で受信され、
    望ましくない検出器応答を隋伴する所望の検出器応答を
    前記複合映像信号の水平走査線の持続時間1−Hに相応
    する時間間隔だけ遅延させるための第1の1−Hアナロ
    グ遅延線と、 前記第1の1−Hアナログ遅延線から遅延された応答を
    受信するための第1入力接続と、前記高域ラインコーム
    フィルタの入力接続からの実際の遅延なしに接続された
    第2入力接続と、前記第1及び第2入力接続での信号に
    対する差動応答を供給するための出力接続を有する第1
    差動入力増幅器と、 前記第1差動入力増幅器の差動応答を持続時間1−Hに
    相応する時間間隔だけ遅延させるための第2の1−Hア
    ナログ遅延線と、 前記第2の1−Hアナログ遅延線から遅延された応答を
    受信するための第1入力接続と、前記第1差動入力増幅
    器の出力接続から実質的な遅延なしに接続された第2入
    力接続と、前記第1及び第2入力接続で信号に対する差
    動応答を前記高域ラインコームフィルタの出力接続に供
    給するための出力接続を有する第2差動入力増幅器とを
    備えることを特徴とする請求項16記載のディジタル信
    号受信機。
  20. 【請求項20】 前記記号決定回路は、 前記結合されたコームフィルタ応答を受信するための入
    力接続と整流応答を供給するための出力接続を有する絶
    対値回路と、 前記絶対値回路の出力接続から前記整流応答を受信する
    ための入力接続と、前記整流応答が第1しきい値レベル
    を超え、第1しきい値レベルより高い第2しきい値レベ
    ルを超えないときには第1状態にあり、前記整流応答が
    前記第1しきい値レベルを超えなく、あるいは前記第1
    及び第2しきい値レベル共を超えるときには第2状態に
    あるディジタル信号のビットを供給するための出力接続
    とを有する二重しきい値検出器とを備えることを特徴と
    する請求項19記載のディジタル信号受信機。
  21. 【請求項21】 振幅が複合映像信号により変調される
    映像搬送波と直角位相である抑圧搬送波の2進位相偏移
    キーイング変調側波帯にあるディジタル情報を伝送する
    ためのシステムと共に使用されるディジタル信号受信機
    において、 振幅変調された映像搬送波と2進位相偏移キーイングさ
    れた抑圧搬送波からなる選択された高周波信号に対する
    中間周波数信号応答を供給するための同調器と、 フィルタリング素子及び増幅素子を備えており、前記中
    間周波数信号応答を受信し、増幅された中間周波数増幅
    器応答を供給するための中間周波数増幅器と、 周波数及び位相誤り信号によって制御される中間周波数
    と平均位相で同相中間周波数映像搬送波と直角位相中間
    周波数映像搬送波を出力するための第1制御発振回路
    と、 前記増幅した中間周波数増幅器応答を受信して、供給さ
    れる前記同相中間周波数映像搬送波に従って複合映像信
    号を同期的に検出するための同相映像検出器と、 前記増幅された中間周波数増幅器応答を受信して供給さ
    れる前記直角位相中間周波数映像搬送波により、前記周
    波数及び位相誤り信号を含む前記複合映像信号の領域を
    隋伴する2進位相偏移キーイング信号を同期的に検出す
    るための前記増幅された中間周波数増幅器応答を受信す
    る直角位相映像検出器と、 前記同相映像検出器によって検出される複合映像信号か
    ら水平同期パルスを分離するための水平同期分離器と、 前記分離された水平同期パルスによって制御される周波
    数及び位相で記号クロック振幅を出力するための第2制
    御発振器と、 アナログ入力信号を受信するための入力接続と、前記記
    号クロック発振に応答してサンプリングされる前記アナ
    ログ入力信号のサンプルに対するディジタル化された応
    答を供給するための出力接続とを有するアナログ−ディ
    ジタル変換器と、 前記直角位相映像検出器からの2進位相偏移キーイング
    信号が印加される入力接続と、その入力接続に印加され
    る前記2進位相偏移キーイング信号に対する遅延された
    応答を所定の水平走査線レートを有する水平走査線の持
    続時間1−Hに相応する時間間隔の間に供給する出力接
    続を有する1−H遅延線と、 前記直角位相映像検出器からの前記2進位相偏移キーイ
    ング信号と前記1−H遅延線の出力接続での前記遅延さ
    れた応答に差動的に応答して、前記アナログ−ディジタ
    ル変換器によりその入力接続で受信されるアナログ入力
    信号を発生させるための差動入力増幅器と、 前記アナログ−ディジタル変換器の出力接続からの入力
    接続と、ディジタル高域フレームコームフィルタ応答を
    供給するための出力接続とを有するディジタル高域フレ
    ームコームフィルタと、 前記ディジタル高域フレームコームフィルタ応答が供給
    される入力接続とそれぞれの出力信号ビットを供給する
    ための出力接続とを有する記号決定回路とを備えること
    を特徴とするディジタル信号受信機。
  22. 【請求項22】 前記記号決定回路は、 前記結合されたコームフィルタ応答を受信するための入
    力接続と整流応答を供給するための出力接続を有する絶
    対値回路と、 前記絶対値回路の出力接続から前記整流応答を受信する
    ための入力接続と、前記整流応答がしきい値レベルを超
    えるときは第1状態にあり、前記整流応答がしきい値レ
    ベルを超えないときには第2状態にあるディジタル信号
    のビットを供給するための出力接続とを有するしきい値
    検出器とを備えることを特徴とする請求項21記載のデ
    ィジタル信号受信機。
  23. 【請求項23】 前記記号決定回路の出力接続から供給
    される出力信号ビットは記号レートで供給され、前記デ
    ィジタル信号受信機は:前記同相映像検出器によって検
    出される複合映像信号から垂直同期パルスを分離するた
    めの垂直同期分離器と、 行当り記号カウントが中間行領域にないときに発生する
    分離された垂直同期パルスを計数し、データフレームカ
    ウントを発生させるデータフレームカウンタと、 前記記号決定回路の出力接続からのビットを受信し、前
    記データフレームカウントモジュロ2が二つの値のうち
    所定の一つの値を有するとき、そしてそのようなときに
    のみ前記ビットを受信するために接続された入力接続
    と、1/2記号レートでそして所定の順序で前記記号決
    定回路出力信号ビットを供給するための出力接続を有す
    るレートバッファとをさらに備えることを特徴とする請
    求項22記載のディジタル信号受信機。
  24. 【請求項24】 前記レートバッファは、1/2記号レ
    ートでそしてデータ列単位の順序で、前記記号決定回路
    出力信号ビットを誤り訂正デコーダに供給するためのデ
    インタリーバ(de−interleaver)として
    動作されることを特徴とする請求項23記載のディジタ
    ル信号受信機。
  25. 【請求項25】 前記ディジタル信号受信機は、 前記記号クロック発振を計数して行当り記号カウントを
    発生させ、それぞれの前記分離された水平同期パルスに
    応答して、前記記号カウントに対する所定の基本カウン
    ト値により前記記号カウントをリセットさせる行当り記
    号カウンタと、 前記行当り記号カウンタがリセットされる度に計数して
    データ行カウントを発生させ、それぞれの前記分離され
    た垂直同期パルスに応答して前記データ行カウントに対
    する所定の基本カウント値に前記データ行カウントをリ
    セットさせるデータ行カウンタと、 前記データフレームカウントモジュロ2が二つの値のう
    ち前記所定の一つの値を有するとき、そしてそのような
    ときにのみ前記記号決定回路の出力接続からのビットに
    よりそれぞれの時間で書込まれ、前記それぞれの時間の
    間書込みアドレシングとして前記データ行カウントと行
    当り記号カウントを共に受信し、前記レートバッファに
    含まれる少なくとも一つのランダムアクセスメモリ(R
    AM)とをさらに備えることを特徴とする請求項23記
    載のディジタル信号受信機。
  26. 【請求項26】 振幅が複合映像信号により変調される
    映像搬送波と直角位相である抑圧搬送波の2進位相偏移
    キーイング変調側波帯にあるディジタル情報を伝送する
    ためのシステムと共に使用されるディジタル信号受信機
    において、 振幅変調映像搬送波と2進位相偏移キーイングされた抑
    圧搬送波からなっている選択された高周波信号に対する
    中間周波数信号応答を供給するための同調器と、 フィルタリング素子及び増幅素子を備えており、前記中
    間周波数信号応答を受信し増幅された中間周波数増幅器
    応答を供給するための中間周波数増幅器と、周波数及び
    位相誤り信号によって制御される中間周波数と平均位相
    で、同相中間周波数映像搬送波と直角位相中間周波数映
    像搬送波を出力するための第1制御発振回路と、 供給される前記同相中間周波数映像搬送波により複合映
    像信号を同期的に検出するために、前記増幅された中間
    周波数増幅器応答を受信する同相映像検出器と、 供給される前記直角位相中間周波数映像搬送波により、
    前記周波数及び位相誤り信号を含む前記複合映像信号の
    領域を随伴する2進位相偏移キーイング信号を同期的に
    検出するために、前記増幅された中間周波数増幅器応答
    を受信する直角位相映像検出器と、 前記同相映像検出器によって検出される複合映像信号か
    ら水平同期パルスを分離するための水平同期分離器と、 前記分離された水平同期パルスによって制御される周波
    数及び位相で記号クロック発振を出力するための第2制
    御発振器と、 アナログ入力信号を受信するための入力接続と、前記記
    号クロック発振に応答してサンプリングされる前記アナ
    ログ入力信号のサンプルに対するディジタル化された応
    答を供給するための出力接続とを有するアナログ−ディ
    ジタル変換器と、 前記直角位相映像検出器からの2進位相偏移キーイング
    信号が印加される入力接続と、その入力接続に印加され
    る前記2進位相偏移キーイング信号に対する遅延された
    応答を所定の水平走査線レートを有する水平走査線の持
    続時間1−Hに相応する時間間隔の間供給する出力接続
    とを有する第1の1−H遅延線と、 前記直角位相映像検出器からの前記2進位相偏移キーイ
    ング信号と前記第1の1−H遅延線の出力接続での前記
    遅延された応答に差動的に応答して、第1差動入力増幅
    器応答を発生させるための第1差動入力増幅器と、 前記第1差動入力増幅器応答が印加される入力接続と、
    その入力接続に印加される前記第1差動入力増幅器応答
    に対する遅延された応答を持続時間1−Hに相応する時
    間間隔の間供給する出力接続とを有する第2の1−H遅
    延線と、 前記第1差動入力増幅器応答と前記第2の1−H遅延線
    の出力接続での前記遅延された応答に差動的に応答し
    て、前記アナログ−ディジタル変換器によりその入力接
    続で受信されるアナログ入力信号を発生させるための第
    2差動入力増幅器と、 前記アナログ−ディジタル変換器の出力接続からの入力
    接続と、ディジタル高域フレームコームフィルタ応答を
    供給するための出力接続とを有するディジタル高域フレ
    ームコームフィルタと、 前記ディジタル高域フレームコームフィルタ応答が供給
    される入力接続と、それぞれの出力信号ビットを供給す
    るための出力接続とを有する記号決定回路とを備えるこ
    とを特徴とするディジタル信号受信機。
  27. 【請求項27】 前記記号決定回路は、 前記結合されたコームフィルタ応答を受信するための入
    力接続と整流応答を供給するための出力接続を有する絶
    対値回路と、 前記絶対値回路の出力接続から前記整流応答を受信する
    ための入力接続と、前記整流応答が第1しきい値レベル
    を超え、第1しきい値レベルより高い第2しきい値レベ
    ルを超えないときには第1状態にあり、前記整流応答が
    前記第1しきい値レベルを超えなく、あるいは前記第1
    及び第2しきい値レベル共を超えるときには第2状態に
    あるディジタル信号のビットを供給するための出力接続
    とを有する二重しきい値検出器と、備えることを特徴と
    する請求項26記載のディジタル信号受信機。
  28. 【請求項28】 前記記号決定回路の出力接続から供給
    される出力信号ビットは記号レートで供給され、前記デ
    ィジタル信号受信機は:前記同相映像検出器によって検
    出される複合映像信号から垂直同期パルスを分離するた
    めの垂直同期分離器と、 行当り記号カウントが中間行領域にいないときに発生す
    る分離された垂直同期パルスを計数してデータフレーム
    カウントを発生させるデータフレームカウンタと、 前記記号決定回路の出力接続からのビットを受信し、前
    記データフレームカウントモジュロ2が二つの値のうち
    所定の一つの値を有するとき、そして、そのようなとき
    にのみ前記ビットを受信するために接続された入力接続
    と、1/2記号レートでそして所定の順序で前記記号決
    定回路出力信号ビットを供給するための出力接続を有す
    るレートバッファとを備えることを特徴とする請求項2
    7記載のディジタル信号受信機。
  29. 【請求項29】 前記レートバッファは、1/2記号レ
    ートでそしてデータ列単位の順序で、前記記号決定回路
    出力信号ビットを誤り訂正デコーダに供給するためのデ
    インタリーバとして動作されることを特徴とする請求項
    28記載のディジタル信号受信機。
  30. 【請求項30】 前記ディジタル信号受信機は、 前記記号クロック発振を計数して行当り記号カウントを
    発生させ、それぞれの前記分離された水平同期パルス応
    答して前記記号カウントに対する所定の基本カウント値
    に前記記号カウントをリセットさせる行当り記号カウン
    タと、 前記行当り記号カウントがリセットされる度に計数して
    データ行カウントを発生させ、それぞれの前記分離され
    た垂直同期パルスに応答して前記データ行カウントに対
    する所定の基本カウント値に前記データ行カウントをリ
    セットさせるデータ行カウンタと、 前記データフレームカウントモジュロ2が二つの値のう
    ち前記所定の一つの値を有するとき、そしてそのような
    ことにのみ前記記号決定回路の出力接続からビットによ
    りそれぞれの時間で書込まれ、前記それぞれの時間の間
    書込みアドレシングとして前記データ行カウントと行当
    り記号カウントを共に受信し、前記レートバッファに含
    まれる少なくとも一つのランダムアクセスメモリ(RA
    M)とをさらに備えることを特徴とする請求項28記載
    のディジタル信号受信機。
  31. 【請求項31】 物理的な形態で現われるテレビジョン
    信号において、 複合映像信号により振幅変調される映像搬送波と、 前記映像搬送波と直角位相にあり、第1ビット直列ディ
    ジタル信号に従って行われる2進位相偏移キーイングさ
    れた搬送波とを備えることを特徴とするテレビジョン信
    号。
  32. 【請求項32】 少なくとも一つの音声信号により周波
    数変調される音声搬送波をさらに備えることを特徴とす
    る請求項31記載のテレビジョン信号。
  33. 【請求項33】 前記複合映像信号は所定の走査線レー
    トで発生する所定数の水平走査線をそれぞれ有する時間
    で連続する一連の映像フレームを示し、前記第1ビット
    直列データ信号は前記映像フレームのそれぞれと同一の
    持続時間で連続し、時間発生順序で連続して序数で番号
    を付するモジュロ2となるようにするために考慮される
    一連のデータフレームで発生し、各偶数のデータフレー
    ムにある前記第1ビット直列ディジタル信号は隣接する
    奇数のフレームで前記第1ビット直列ディジタル信号の
    “1”の補数で構成され、前記2進位相偏移キーイング
    された搬送波がある偶数の映像フレームに対しても位置
    上“0”に平均となることを特徴とする請求項31記載
    のテレビジョン信号。
  34. 【請求項34】 前記第1ビット直列ディジタル信号の
    ビットレートは前記所定の走査線レートの倍数で、前記
    データフレームのそれぞれは映像フレーム当り所定個数
    の水平走査線に相応するいくつかの前記第1ビット直列
    ディジタル信号のビットの行を含み、大部分の時間で前
    記第1ビット直列信号は、1行ずつ遅延されるとき第2
    ビット直列信号と前記第2ビット直列信号のモジュロ2
    の和であることを特徴とする請求項33記載のテレビジ
    ョン信号。
  35. 【請求項35】 前記第2ビット直列信号は、第3ビッ
    ト直列信号の変形されたリード・ソロモン(Reed−
    Solomon)誤り訂正符号化をインタリーブした結
    果であることを特徴とする請求項34記載のテレビジョ
    ン信号。
  36. 【請求項36】 大部分の時間で前記第2ビット直列信
    号は、1行ずつ遅延されるとき第3ビット直列信号と前
    記第3ビット直列信号のモジュロ2の和であることを特
    徴とする請求項34記載のテレビジョン信号。
  37. 【請求項37】 前記第3ビット直列信号は、第4ビッ
    ト直列信号の変形されたリード・ソロモン誤り訂正符号
    化をインタリーブした結果であることを特徴とする請求
    項36記載のテレビジョン信号。
  38. 【請求項38】 前記複合映像信号は、所定の走査線レ
    ートで発生する所定数の水平走査線をそれぞれ有する時
    間で連続する一連の映像フレームを示し、前記第1ビッ
    ト直列ディジタル信号は前記所定の走査線レートの倍数
    であるビットレートを有しており、前記第1ビット直列
    ディジタル信号のビットがそれぞれの水平走査線にそれ
    ぞれ同一の時間にわたるデータ行に配分されるように考
    慮されることができ、前記第1ビット直列ディジタル信
    号は1行ずつ遅延されるときに第2ビット直列信号と前
    記第2ビット直列信号のモジュロ2の和であることを特
    徴とする請求項31記載のテレビジョン信号。
  39. 【請求項39】 前記第2ビット直列信号は、第3ビッ
    ト直列信号の変形されたリード・ソロモン誤り訂正符号
    化をインタリーブした結果であることを特徴とする請求
    項38記載のテレビジョン信号。
  40. 【請求項40】 大部分の時間で前記第2ビット直列信
    号は、1行ずつ遅延されるとき第3ビット直列信号と前
    記第3ビット直列信号のモジュロ2の和であることを特
    徴とする請求項38記載のテレビジョン信号。
  41. 【請求項41】 前記第3ビット直列信号は、第4ビッ
    ト直列信号の変形されたリード・ソロモン誤り訂正符号
    化をインタリーブした結果であることを特徴とする請求
    項40記載のテレビジョン信号。
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