JPH0220184A - 直交多重伝送方式及びその送信側に用いる信号発生装置と受信側に用いる信号再生装置 - Google Patents

直交多重伝送方式及びその送信側に用いる信号発生装置と受信側に用いる信号再生装置

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JPH0220184A
JPH0220184A JP16872488A JP16872488A JPH0220184A JP H0220184 A JPH0220184 A JP H0220184A JP 16872488 A JP16872488 A JP 16872488A JP 16872488 A JP16872488 A JP 16872488A JP H0220184 A JPH0220184 A JP H0220184A
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signal
circuit
carrier wave
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data
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JP16872488A
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Takatoshi Kisugi
孝敏 城杉
Tsutomu Noda
勉 野田
Nobutaka Hotta
宣孝 堀田
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多重伝送システムに係り%特に現行テレビジ
ョン信号に他の情報を多重伝送する多重伝送方式及びそ
の送信側に用いる信号発生装置と受信側に用いる信号再
生装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、テレビジョン信号に他の情報を多重する方法は特
開昭49−84728号公報に記載されているように、
映像搬送波と直交位相関係を持つ搬送波を他の情報で変
調し映像信号で変調された映像搬送波と合成して伝送す
る直交変調方式が知られていた。
また、この直交変調方式の現行テレビジョン受信機に対
する多重すべき信号による妨害を低減する方式として、
テレビジョン受信機のナイキストフィルタの逆特性を送
信側の多重信号に加えることについては、社団法人電子
通信学会発行電子通信学会技術研究報告、 Vot、8
6 F1a 246の第65頁から第72頁1986年
11月27日記載の通信方式0886−82[映像搬送
波の直交変調による高精細画像の伝送」において論じら
れている。
〔発明が解決しようとする課題」 上記従来技術は、直交変調方式の現行テレビジョン受信
機の検波方式が包絡線検波の場合の多重信号による妨害
あるいは搬送波再生型の疑似同期検波の場合の多重信号
の低い周波数成分による妨害、特に現行テレビジョン受
信機の色副搬送波へ与える妨害について配慮がされてお
らず、多重すべき信号による現行テレビジョン受信機の
再生画像の色相変化妨害の問題があった。
本発明の目的は、現行テレビジョン放送の映像搬送波に
直交変調方式で多重すべき信号を多重する際に、現行テ
レビジョン受信機への妨害をさらに少なくした多重伝送
方式とその信号を生成するに有効な信号発生装置および
その信号を安定に受信再生するに有効な信号再生装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題解決のため、本発明では、映像信号とは別の、
ディジタル符号化した多重すべき信号を、その低域成分
を抑圧するようスペクトル抑圧処理を行い、さらに抑圧
処理された多重すべき信号を、映像信号の水平走査期間
単位で繰り返し、かつ隣接した水平走査期間の同一タイ
ミングで逆相関係に反転する相関処理を行った多重すべ
き信号で、上記映像搬送波と直交位相の関係にした直交
搬送波を振幅変調し、上記残留側波帯振幅変調波と合成
して伝送する多重伝送方式とし、またその信号発生装置
として、映像信号を伝送する搬送波の発生回路から直交
位相の搬送波を得る移相器と、映像搬送波近傍のスペク
トルを低減させるスペクトル帯域抑圧回路と、上記映像
信号とは別の、ディジタル符号化した多重すべき信号を
、映像信号の水平走査期間単位で繰り返し、かつ隣接し
た水平走査期間の同一タイミングで逆相関係に反転する
相関処理を行う処理回路と、この出力で上記位相器の出
力を振幅変調する変調回路と、映像信号と多重すべき信
号の遅延差を補正する遅延回路と、前記変調回路の出力
と上記残留側波帯振幅変調波とを合成する合成回路とを
設けることと1.た。
また本発明では、搬送波を振幅変調する信号以外の多重
すべき信号で前記搬送波と直交位相関係を有した搬送波
を変調した後、前記振幅変調した搬送波と合成して多重
伝送された多重信号を復調する受信機(信号再生装置)
において、搬送波再生回路と同期検波回路により直交位
相関係で多重伝送された多重伝送信号を検波した後の信
号を:3値復調回路を用いて復調することにより目的を
達成している。また前記振幅変調した搬送波の検波に搬
送波再生型検波(疑似同期検波ともいう)を用いている
ものは搬送波再生回路を構成する搬送波周波数選択回路
の選択帯域を搬送波付近のスペクトルの抑圧された帯域
以内に狭くし、PLL同期検波を用いているものは搬送
波再生回路を構成するP L Lの応答周波数帯域を搬
送波付近のスペクトルの抑圧された帯域以内に狭帯域に
することとした。
さらに、ある期間ごとに複数回くり返して伝送される多
重すべき信号をくり返しに相当する時間遅延させる遅延
回路を複数個設けるとともにそれらの複数の遅延回路の
出力を加算、減算などする演算回路を設けることとした
さらに、多重された信号から、連続データを検出する回
路を設け、その検出信号により制御11されるタイミン
グ再生回路および初段制御回路を設けることとした。
〔作用〕
先ず残留側波帯振幅変調する映像信号搬送波において両
側波帯を有し、一般的な振幅変調されている帯域(D8
B)内に限定して、搬送波を映像信号と多重すべき信号
としての音声信号とを直交関係を持たせて変調すること
は、再生した映像信号への音声信号の影響を少なくさせ
る。ここで音声信号の変調度を映像信号より低くするこ
とにより、包路線検波で再生された映像信号へも音声信
号の影響を少なくさせる作用がある。また音声信号は同
期検波して再生されるため、直交して変調された映像信
号を復調せず、映像信号から音声への妨害の影響は低減
される。
さらに、受信機の振幅変調の検波方式が搬送波再生型検
波(擬似同期検波ともいう)の場合、搬送波再生回路を
構成する搬送波周波数選択回路の搬送波周波数選択帯域
内に直交多重信号などの妨害があるため再生搬送波が位
相ジッタを持ち、その結果検波出力の位相変動を引き起
こし画像の色相変化など画像妨害を与える。スペクトル
帯域抑圧回路は直交多重信号の搬送波周波数近傍のスペ
クトル成分を抑圧するので搬送波周波数選択回路の搬送
波周波数選択帯域から妨害信号を減少させ、直交多重信
号によって引き起こされた位相変動にともなう色相変化
を低減させる。
PLL同期検波方式の振幅変調検波の場合も同様で、P
LLの周波数応答特性の帯域内の直交多重による妨害を
減少させることとなり、直交多重信号によって引き起こ
された位相変動にともなう色相変化を低減させる。
また、多重すべき信号を、映像信号の水平走査期間単位
で繰り返し、隣接した水平走査期間において同一の多重
すべき信号を逆相関係で伝送することは、直交成分に信
号を多重することで生じる映像信号搬送波の位相変動に
よって引き起こされる包絡線検波方式のテレビジョン受
信機の画面上の色相変化を低減させる。
また、多重すべき信号を、映像信号の水平走査期間単位
で繰返し、隣接した水平走査期間において同一の多重す
べき信号を逆相関係で伝送することにより、水平走査期
間ごとに他の箇所に比べて特異な伝送信号が生じ、この
箇所ではTV画面上の画像妨害が目立つが、遅延回路で
多重すべき信号を遅延させ、特異データ点と映像信号の
水平同期信号のタイミングを合わせることによって、特
異データによる画像妨害点を水平帰線期間内にして、画
像妨害を′rv両面上に現われないようにする。
更に同期検波回路と搬送波再生回路により多重された信
号を検波し、その後2つのコンパレータを用いた3値復
調回路またはディジタル復号回路によって多重された信
号を再生することができ、多重伝送する信号の搬送波近
傍のスペクトルが抑圧された帯域内となるように搬送波
再生回路の応答帯域が狭くされているので、多重されて
伝送された信号を安定に再生できる。また、搬送波再生
型検波の場合は搬送波周波数の選択帯域を狭くすること
により、PLL同期検波の場合はPLLQ)応答周波数
帯域を狭くすることによって、掘幅変調された搬送波と
直交位相関係の搬送波で多重伝送された直交多重信号か
らのm1tt!変調した搬送波への妨害が軽減されるの
で、直交変調信号によって引き起こされた位相変動によ
る振幅変調した搬送波の位相変動を低減できる。
遅延回路により遅延した信号を演算回路で相互加算など
演算するので、遅延によって同一信号が加算され2回の
くり返しの場合信号振幅は2倍に増大し、白色雑音はラ
ンダム性があるため例倍しか増大しないため受信再生し
た信号の信号対雑音比が改善できる。また、ある一定期
間ごとに逆相で同一信号を伝送する場合には一定期間の
遅延の後、ぴ算回路では減算を行うので、一定期間の間
隔で生じる妨害を相殺して除去することもできる。
特に、映像信号搬送波に映像信号と直交関係を持たせて
信号を多重伝送する場合には、2水平走査期間など複数
の偶数の水平走査期間において同一′$i信号を隣接し
た水平走査期間で逆位相で伝送した場合には、1水平走
査期間遅延分だけ時間差のある多重信号が同一で逆相で
あるので、遅延回路では1水平走査期間の倍数時間遅延
させ、演算回路では隣接水平走査期間で伝送された信号
を減算する。その結果、多重信号は2の倍数倍の振幅を
得、映像信号からの漏れあるいはゴーストなどの妨害に
ついては映像信号の水平走査期間ごとの相関性(テレビ
ジョン画面上では縦方向の相関性)により相殺する。
また、スペクトル帯域抑圧された多重すべき信号を水平
走査期間単位で繰り返し、隣接した水平走査期間におい
て同一の多重すべき信号を逆相関係で伝送することによ
り、水平走査期間ごとに他の箇所に比べて特異な伝送信
号が生じるため、これを受信titこおいて検出するこ
とによって多重された信号の復調タイミングの安定化を
図る。
〔実施し・リ 〕
以下、不発明による受信機(信号再生装置)の一実施例
として現状の地上放送テレビジョンにディジタル符号化
した音声信号を多重伝送した場合の例を第1図に示f。
lotはアンテナ、102は高周波増幅回路、103は
周波数変換回路、104は受信機用の再生IFフィルタ
、105は中間周波増幅回路、】06は映像信号検波回
路、107は映像信号増幅回路、108は色差信号復調
回路、109は原色信号復調回路、110はブラウン管
、111は音声中間周波増幅回路、112は音声1’M
検波回路、113は音声信号出力端子、114は帯域通
過フィルタ、115は同期検波回路、116は搬送波再
生回路、117は遅延回路、118は減算器、119は
3値識別回路、120は符号識別回路、121はクロッ
ク再生回路、122はスイッチ、123は時間軸伸長回
路、124はタイミング再生回路、125は2値変挽回
路、126はディジタル信号処理回路、127はディジ
タル・アナログ変換回路(以下DACと略す)、128
はディジタル符号化して伝送された音声信号の出力端子
、6000は切替制御回路、6001は連続データ検出
回路である。
アンテナ101より入力したテレビジョン信号を高周波
増幅回路102で増幅し、周波数変換回路103で復調
用の中間周波に周波数変換し、受信機用の再生IFフィ
ルタ104を介し、中間周波増幅回路105で増幅する
。選局は周波数変換回に! 103の局部発掘周波数を
変えることで行われる。中間周波増幅回路105で増幅
された信号から映像信号帯域については映像信号検波回
路106で検波し、映像信号増幅回路107の出力の輝
度信号と色差信号復調回路108の出力の色差信号とか
ら原色信号復調回路109でR,G、Bの三原色を得、
ブラウン管110に映し出す。
一方、音声信号帯域については、音声中間周波増幅回路
111で増幅し、音声FM検波回路112で検波復調し
て音声信号出力端子113に音声信号を得る。以上は従
来のテレビジョン受信機と同一である。
以上に加えてディジタル符号化した音声信号(多重され
た信号)を復調するために、周波数変換回路103の出
力を帯域通過フィルタ114により多重伝送されたディ
ジタル符号化した音声信号帯域を選択して増幅し、同期
検波回路115において、搬送波再生回路116で再生
された搬送波に同期した信号を用いて搬送波の振幅変調
成分に直交した成分で変調された信号を検波復調する。
その復調波形と遅延器117を経て1水平期間遅延した
復調波形を減算器118で減算する。減算することで、
伝送されたデータは2倍となり白色雑音は6倍に増すだ
けである。さらに映像コーストなど水平期間ごとに相関
の多い映像からの妨害は相殺して除去できる。減算器1
18.で得られた信号を3値識別回路119で+1.0
.−1の3つの状態に識別する。この3値ディジタル信
号を符号識別回路120とクロック再生回路121を用
いて誤り率の少ない点(いわゆるアイパターンの最大開
口部)でディジタル符号にする。ディジタル符号化され
た信号のうち必要なデータのみスイッチ122と切替制
御回路6000により選択して取り出し、時間軸伸長回
路123で元のデータ伝送レートに戻す。
その後% 3値ディジタル信号を2値変換回路125で
+1,0の2値ディジタル信号に変換し、ディジタル信
号処理口[126で伝送途中で生じた誤りを誤り検出訂
正符号を用いて検出訂正する。誤り検出訂正された後の
ディジタル信号をD A C127でアナログ信号に変
換して音声信号に戻してディジタル符号化した音声信号
の出力端子128に得る。
また、タイミング再生回路は、連続データ検出回N60
01により得られる連続データ情報とディジタル信号処
理回路126により得られるビットエラーレイト情報な
どにより正しいタイミングでスイッチ122の切替と時
間軸伸長が行なわれるよう切替制御回路6000と時間
軸伸長回路123を制御する。
なお、映像信号からの妨害除去は次のよろな過程で行な
われる。ある水平走査期間のあるタイミングでXなるデ
ータを送るとすると、1水平期間遅延して次の水平走査
期間のあるタイミングと同一タイミングで同一データX
の反転したXのデータを送られる。受信機の遅延器11
7と減算器118により、1水平走査期−間前に受けた
Xと次の水平走査期間で受けたXが同一タイミングで減
算されるので X −(X) = 2 X となり、2倍の信号が得られる。この伝送途中に映像信
号からGの妨害を受けるとすると、映像信号が水平走査
期間ごとに相関が多い画像(縦じまなどの画像)では、
XのタイミングでもXのタイミングでもGの妨害を受け
ることきなる。減算器118により、 (X+G)−(X+G)=2X となり、映像からの妨害が相殺される。ただし、映像信
号の水平走査期間ごとの相関が少ない場合、相殺効果が
少なくなる。
以上説明した本実施例によれは、搬送波再生回路116
の搬送波周波数選択帯域またはP L Lの応答周波数
帯域は直交多重信号のスペクトルが抑圧されている帯域
内なので安定に直交多重信号を受信できる効果がある。
さらに、映像からの妨害を低減できる効果がある。
上記受信機(信号再生装置)の一実施例で受信できる信
号を発生する送信機(信号発生袋りの例を第2図に示す
。201は音声信号入力端子、202はFM変調器、2
(J3は音声信号搬送波発生器、204は映像信号人力
抱子、205はマトリ・ンクス回路、206は輝度信号
処理回路、207は色差信号処理回路、208は加算回
路、209は映像変調器、210は吠IJ!信−@殿送
波発生器、211はディジタル符号化して伝送rる音声
信号(多重すべき18号)の入力端子% 212はアナ
ログ・ディジタル変換器(以下A D Cと略す)、2
13はディジタル信号処理回路、214は3値変換回路
、215は処理回路、7000は遅延回路、216は低
域通過フィルタ、217は移相器、218はディジタル
信号化した音声信号用の変調器、219はイコライザ、
220は加算器、221は残留側波帯振幅変調用の送信
VSBフィルタ、222は加算器、223はアンテナで
ある。
音声信号入力端子201からの音声信号で音声信号搬送
波発生器203からの音声用搬送波をFM変調器202
においてFMf調する。映像入力端子204に入力され
た几OBの三原色信号をマトリックス205で輝度信号
と色差信号とに分けおのおの輝度信号処理回路206と
包着信号処理回路207で処理した後、加算器208で
加算する。加算後の信号で映像信号搬送波発生器210
からの搬送波を映像変調器209を用いて変調し、送信
V8Bフィルタ221でテレビジョン放送帯域に帯域制
限して加算器222で音声信号と加算してアンテナ22
3より送信する。
j景上については、従来の地上伝送のテレビジョン放送
と同一である。以上の信号に高品質な音声を多重して伝
送するために以下を追加する。
多重すべき48号としての音声信号を入力端子211に
加え、音声信号を人DC212でディジタル信号に変換
し、ディジタル信号処理回1213で伝送中に生じる誤
りを検出訂正するための符号を追加したり、インタリー
ブ処理をほどこす。処理後のディジタル符号は3値変換
回路214で+1,0の2値ディジタル信号から+1.
0.−1の3価ディジタル信号に変換し、さらに処理回
路215で1水平走査期間ごとに複数回くり返し、隣接
した水平走査期間ではデータを反転して逆相で伝送でき
るような処理を行い、遅延回路7000で水平走査期間
ごとのデータの反転のタイミングを映像信号の水平同期
信号のタイミングに合わせる。詳細な説明は後で行う。
遅延回路7000の出力の伝送レートに適した低域通過
フィルタ216を介して不要な高域成分を削除する。こ
のディジタル符号化した音声で、移相器217を介して
90度移相された映像信号搬送波をディジタル符号化し
た音声信号用の変調器218で変調し、受信機の再生I
Fフィルタ104の特性による直交性への影響を防ぐた
め貴生IFフィルタの逆特性を有したイコライザ219
を通し、加[5220を用いて映[&信号で変調された
搬送波と力り算する。その結果、映像用の搬送波は、映
像11号とディジタル符号化した音声信号と直交関係で
変調されることとなる。
変調されるスペクトルを第3図に示し、映像搬送波の状
像信号とディジタル符号化した音声信号との変調状帳の
ベクトル図を第4図に示す。
第:3図の301は映像信号のVSBフィルタ後のスペ
クトル、302はFM変調された音声信号のスペクトル
、303はディジタル符号化した音声信号のスペクトル
を示す。304については後で説明する。ここで、映像
信号スペクトル301とディジタル符号化した音声信号
のスペクトル302とは直交で多重するため第3図では
2段に分けて示し、ディジタル符号化した音声信号のス
ペクトルは、イコライザ219の影響を考慮していない
第3図において、映像搬送波に対して−0,75MHz
以下のスペクトルについては残留側波帯振幅変調とする
vSBフィルタによって減衰されている。
42MHzまでは映像信号が4511iu(z近傍には
音声搬送波がI” M変調されたスペクトルが存在して
いる。
映像搬送波に対し、て±0.75MHz  については
両側波帯が送信されるため、一般の振幅変調(I)SB
)と考えて良い。その両側′e1.帯を有している搬送
波に直交して±075■Iz  以内の信号をディジタ
ル行列の1とOに相当させて振幅Aと−Aとで変調する
と、搬送波のベクトルは映1!I倍号を1とした場合 邸ωci士A自ω(−1(1) となる。ここでωCは搬送波の角周波舷である。
このようすを第4図に示す。
上記(!)式を展開すると である。
ここで受信された映像信号へのディジタル信号化し、た
音声信号からの妨害を考える。映像信号検波回路が囲・
1)c−(で同期検波しているものについてはAの値に
かかわらず((至)ωC・tの係数のみ(すなわち映像
信号のみ)が再生され妨害とはならない。また映像信号
検波回路が包絡線検波をしているものについてはAの値
を1より下げることで妨害を軽減できる。例えば人を0
.1とすると、E薯キ1005  となり、1に比べて
0D05  の信号(約−40dB)が影響するが、映
像信号のSN比は40dB以上あれば実用上問題ないと
考える。
一方、映像信号からディジタル符号化した音声への妨害
は、第1図に示すように同期検波回路115で搬送波に
直交した成分のみを復調することで排除できる。信号レ
ベル対雑音の比(以下SN比と呼ぶ)について考えると
、映像信号のSN比が40dBが実用レベルとすると、
帯域幅がディジタル符号化した音声信号の伝送帯域幅I
 MHzに比べ約4倍であるため、ディジタル符号化し
た音声信号の8N比は46dBとなるが、変調レベル人
を0.1とすると伝送SN比は26dB程度となる。ま
た、ディジタル信号のSN比とピットエラーレートとの
関係を一般的な二値信号で考えてもSN比が17.4d
Bで10−4である。映像信号のSN比が40dBの場
合にはディジタル符号化した音声信号の伝送8N比は2
6dBであり、ディジタル信号の伝送として実用上充分
な値である。
次にディジタル符号化した音声信号のスペクトル303
及び3値変換回路214について考えるディジタル符号
化した音声信号のスペクトル:303は第3図に示すよ
うに搬送波周波数付近のスペクトルを抑圧したものとす
る。これは、変調器218で変調する前のベースバッド
ディジタル信号の低域成分を抑圧することで冥現でき、
3仙変換回路214は2値のディジタル13号を3値に
変換することで、伝送容量を減らすことなく低減成分を
抑圧することができる。
第5図は上で述べた機能を有する3値変換回路214の
具体例である。501は2値デイジタルデタ入力、50
2 、503 、504はインバータ、505゜506
はAND回路、507はインバータ、508は加算器、
509は3値デイジタルデータ出力、510はクロック
入力端子、511 、512はD−フリップフロップで
ある。第5図の動作を第6図のタイミングチャートを用
いて説明する。
第6図において、(alは2値デイジタルデータ波形、
(blはクロック信号、(clはD−フリップフロップ
511出力、(diはD−フリップフロ・ツブ512出
力、(e)はAND回路505出力、mはANDl!2
1路506出力、fg)はインバータ507出力、(h
)は3値デイジタルデータ波形(加算器508出力)で
ある。(a)図に示す2値デスジタルデータはD−フリ
ップフロップ511によりまず1データ長Tの半分であ
る工だけ遅延しく第6図(c)参照)次にD−フリップ
フロップ512によりさらに1データ長の半分である里
だけ遅延し、その結果D−フリップフOツブ512の出
力は2値ディジタルデータ人力501の2値デイジタル
データよりも1データ長であるTだけ遅延した信号とな
る(第6図(dl参照)。AND回路505で2値デイ
ジタルデータ(a)とD−フリ・ンプフロップ512出
力(alのインバートのアンドをとり2値デイジタルデ
ータ(alの立ち上がりエツジを(e1図のように検出
する。同様にAND回路506で2値デイジタルデータ
のインバートとD−フリップフロ・ノブ512出力(d
iのANDをとり2値デイジタルデータ(alの立ち下
がりエツジをff1図のように検出し、これをインバー
タ507で反転して(g1図の波形を得る。加算器50
8で(e)図の波形と(g1図の波形を加算すると(h
)図に示す3値デイジタルデータとなる。fg1図と(
h1図を見比べると、3値デイジタルデタは2値デイジ
クルデータの立ち上がり工・・・ジでHigh(+1)
、立ち下がり工”7ジでLow(−1)のパルスをパル
ス幅1データ長Tで発生し% 2デ一タ長以上High
またはLowの同一符号が連続する事が無く、その他で
はI−l−1iとLowの中間電位(01となっている
ことがわかる。このように2値デイジタルデタを3値デ
イジタルデータに変換することによりベースバンドディ
ジタル信号の低域成分を抑圧することができ、これから
不要高周波成分をLPF216で除去して、ディジタル
符号化した音声信号用の変調器218で変調することに
より搬送波周波数付近のスペクトルを抑圧したディジタ
ル符号化した音声信号のスペクトル303が得られる。
次に第5図の回路構成で搬送波近傍の周波数成分を低減
した場合の効果について説明する。第3図304は、搬
送波再生型検波の場合は搬送波再生回路を構成する搬送
波周波数選択回路の搬送波周波数選択帯域を、あるいは
PLL同期検波の場合は搬送波再生回路を構成するPL
Lの周波数応答帯域を表す。帯域304内に搬送波周波
数成分以外の信号が含まれている場合、それらは搬送波
再生の妨害となり、映像検波特性を劣化させる原因とな
る。ディジタル符号化した音声信号のスペクトル303
はこの妨害成分となるため、応答帯域304の帯域内の
スペクトルがより多く抑圧されることが望ましい。この
ように、ディジタル符号化した音声信号のスペクトル3
03の搬送波周波数部分のスペクトルを抑圧した帯域内
に搬送波周波数選択帯域またはPLLの周波数応答帯域
を、選ぶことにより直交多重したディジタル符号化した
音声信号からの妨害が軽減できる効果がある。また、H
igh 、 LOWのパルスが元のデータの立ち上がり
エツジ、立ち下がりエツジの変化点でのみ1データ、長
だけ発生するため、ディジタル信号から映像信号におよ
ぼす妨害の期間を短かくすることができる。ディジタル
信号から映像信号におよぼす妨害についての詳細は後で
述べる。
次に、第2図の処理回路215の一具体例を第7図に示
す。また、第8図に第7図の動作説明および本発明の伝
送データ列の例を示す。701は入力端子、702は時
間軸圧縮回路、703はタイミング発生回路、704は
インバータ、705は遅延回路、706は切替スイッチ
、707は出力端子、801は入力端子701のデータ
列、802は時間軸圧縮回路702の出力データ列、8
03はインバータ704と遅延回路705を柚た遅延回
路705の出力データ列、804は本発明にかかる伝送
データ列の一例、805はタイミンク波形である。
ここで入力端子701に入力される@号は3値信号であ
り、第7図に示すブロック図は、3値信号を処理できる
素子で構成された3値のディジタル回路(今後、これを
トライステート・ディジタル回路と呼ぶ)を表している
。例えば、3値侶号を+1.0.−1で表すとインバー
タ704の動作は+1を−1に、−1を+1に、0を0
に変換するものとする。また、第8図、第9図に示すデ
ータ列も3値信号である。
入力端子701に加えられたデータ列801をタイミン
グ発生口N 703のタイミングによって時間軸圧縮回
路702でデータを時間軸圧縮してデータ列802に示
す間欠データとする。この間欠データをインバータ70
4および遅延器j!1!!705で、データを反転し、
遅延時間τ1だけ、すなわち第8図の例では5デ一タ分
遅延させるとデータ列803に示すようになる。このデ
ータ列803とデータ列802とを切替スイッチ706
で加入るとデータ列804に示すようになる。このデー
タ列804はデータ列802のデータの無い期間に反転
させた同一データを遅延させて入れたこととなる。デー
タ列804を遅延器7000で時間τ、遅延させてデー
タ列7010を得る。なお、時間軸圧縮回路702で時
間軸圧縮のタイミングを変えて遅延器7000の働きを
兼ねることも可能である。
第9図に本発明の伝送パターン例を示す。遅延時間τ、
を映像の水平走査期間と同一とし、タイミング波形80
5をテレビジョン受像機の水平同期信号としテレビジョ
ン画面に合せてデータの伝送タイミングを模擬的に書い
たものである。第9図において横が水平走査方向を縦に
垂直走査方向を示す。第1の水平走査期間でa、からa
、までの時系列データが、第2の水平走査期間でa、か
らafiまでのデータとなり第1および第2の水平走査
期間でたがいに逆相の同一データとなる。
また、ここで現行テレビジョン放送の映像色副搬送波に
ついて考える。第1O図に映像搬送波上の色副搬送波の
ベクトル図を示す。(a)は映像搬送波の直交成分に多
重の無い場合、(blは直交成分への多重がある場合を
示す。ωSは色副搬送波での位相回転を示し、ωSとω
S/は隣接水平走査期間による色副搬送波の位相がπず
れていることを示している。L−sは色副搬送波のベク
トルの変化過程を示し、L”−sとL! /−8’は色
副搬送波の位相がπずれていることを示している。さら
に人と一人は直交成分への多重信号を示し、ある時点で
隣接水平走査期間でAと−Aとなる場合を示す。現行テ
レビジョン放送において色副搬送波の周波数と水平走査
周波数の関係から、色副搬送波は隣接水平走査期間では
り、m、n、O・・・1sとt′、 m’ 、 n’ 
θ′・・・ 、/とで示すように位相がπずれている。
第10図(blに示すように直交成分への多重を行うと
、第4図でも示したように映像搬送波の位相変動を引き
起し、テレビジョン映像信号検波方式が包絡線検波の場
合、Aの多重の場合Sとtの間に色副搬送波の最大振幅
が表われ直交成分の無い場合の最大振幅位相tとの同位
相差φを生じる。色副搬送波の位相変動は再生映像画面
の色相変化として表われる。この位相変動は映像信号検
波方式が同期検波方式では図中の■ωc−を方向成分の
みを検波するのでAの多重があっても色副搬送波の最大
振幅位相はtであり、位相変動は生じない。包絡線検波
の場合多重信号の符号に応じて王と一二(第10図では
Aと一人で示す)に直交成分が多重されると色副搬送波
の最大振幅の位相方向(位相の進みと遅れ)が決まり、
Aおよび−Aの絶対値により位相変動量が決まる。隣接
する水平走査期間で多重信号の位相をAと一人にすると
第10図の(blに示すようにωSとω5/の位相変動
方向が逆方向となり位相変動量が同一となるので、同一
信号で隣接する水平走査期間での画面の色相変化が逆と
なり人間の視覚の色度感度の周波数特性(目の積分効果
)などにより、色相変化を感じ難くできる。
すなわち、第9図におけるal””a5とal ”−’
M * bl 〜b、とh1〜h、などのように同一デ
ータの逆相を入れた水平走査期間との間は多重信号が人
と一人のように逆相となっているので、色相変化を感じ
難い。
たたしa1〜aH、bI”−b5のように同一データの
逆相となっていない水平走査期間は色相変化を感じ易い
さらに、テレビシコン受像機において水平走査期間の相
関(いわゆるライン相関)の「<シ形フィルタ」を輝度
信号と色信号との分離に採用した受像機では色副搬送波
の位相変動が回路的に相殺できる。
第11図(alに一般的な輝度信号色信号分離の色信号
取り出しのくし形フィルタの構成図を示し、(blに動
作説明用の波形図を示す。1101は入力端子、110
2は遅延回路、1103は減算器、1104は出力端子
1105〜1108は色副搬送波の波形である。11o
5は多重のない場合、1106は第10図(b)の右側
、1107は第10図(b)の左側、1108は110
7の反転である。多重のない場合の色副搬送波は第10
図(alに対応させて時間tが振幅最大波形111J5
で示した。ここでAの多″M信号が加わるとSとtとの
間に最大振幅が表われ、波形1106になる。また次の
隣接水平走査期間で一人の多重信号が加わりωS/の色
副搬送波はp′とq′との間に最大振幅位相が表われ、
波形1107となる。遅延回路1102を経て一水平走
査期間遅延した波形1106と波形1107が減算器1
103に加えられる。
波形1107の反転を波形1108で示すが、波形11
06から波形1107を減算することは波形1106に
波形1108を加算することとなり、さらに盪幅を1/
2すると波形1105となる。この波形1105が出力
端子1104から得られる。このくし形フィルタにより
得られた色副搬送波は、たとえ映像信号検波方式が包w
I線検波で多重信号が加わったとしても位相変動を受け
ないことを示す。なお、この場合も、第9図に示すaI
−36とal”−a6のように隣接水平走査期間で上と
下のデータが逆相となっている水平走査期間を処理した
場合のみ位相変動を受けないので、1水平走査期間ごと
に位相変動を受けない水平走査期間が現われる。
また、第8図のデータ列801の例として第12図のデ
ータ列7020のような場合、第8図のデータ列701
0は図のデータ列7021のようになる。805は水平
同期信号である。データ列7o21ではデータが3値化
されているにもかかわらず水平走査期間ごとの繰り返し
逆相データとの切替点においてLOWデタが2個連続し
て現われる。したがってふつうこの箇所ではTV前画面
色相変化方向が同じになるため妨害が目につきやすくな
るが、遅延回路7000により水平走査期間ごとの繰り
返し逆相ブタ切替点を水平同期信号805のタイミング
に合わせているため、2個連続データによる色相変化期
間は中点で上下のラインに分けられ、目につきにくくな
る。また完全に2個連続データ中間点と水平同期信号の
タイミングが合っていなくても、水平同期信号の前後は
水平帰線期間となっているため、そもそも妨害はTV画
面上にあられれない。
以上示したよう(こ第2図に加えて第5〜9図に示す本
発明の一実施例によれば、l水平走査期間ごとに逆相の
多重信号を多重するので多重信号による映像の色相変化
におよぼす妨害を低減できる効果がある。
なお、第7図において入力データを連続データとしたの
で時間軸圧縮回路702を用いたが、入力データが間欠
的な不連続データの場合には不要な場合もある。
次に第2図の処理回路215の他の具体例を第13図に
示す。また、i14図は本発明の伝送データ列例など動
作説明用の図であり、第15図は本発明にかかる伝送デ
ータの模擬パターン例である。ila図において120
1は入力端子、 1202はインバータ。
1203は遅延回路、1204はタイミング発生回路、
1205(j切替スイッチ、1501はタイミング入力
端子、1502はタイミング発生器、1503はイクス
クルーシブオア(以下BOILと略す。)、1206は
出力端子%1601゜1604 、1607はタイミン
グ発生回路1204内でのタイミンク波形、1602は
入力端子1201の人力データ列、1603は遅延回路
1203の出力データ列%1605はタイミング発生回
路1204の出力タイミング波形、 1606は本発明
にかかる伝送データ列の一具体例である。
ここで入力端子1201に入力される信号は3値信号で
あり、第13図に示すプロ12図は第7図と同様にトラ
イステート・デスジタル回路である。第1・1図、第1
5図に示すデータ?11も3値信号である。
入力端子1201に加えられたデータ列1602をイン
バータ1202を介し、連延回[1203で時間τ1)
l!延させることでデータ列1603を得る。なお、タ
イミング波形1601は時間τ1ごとに反転する。タイ
ミンク波形1604はデータ列内のデータの期間に反転
し、タイミング波形1601とタイミング波形1604
とをEOルを通してタイミング波形1605を得る。制
御信号がllighの時に(イ)側にLOWの時に仲)
側に接する切替スイッチ1205の制御信号としてタイ
ミング波形1605を入力すればデータ列1606を出
力端子1206に得る。データ列1606を第2図の遅
延(gl回路000でτ。
遅延させて、データ列7050を得る。
タイミング波形1607を水平同期信号として、テレビ
ジョン画面に合せて、データ列7050を模擬的に示し
た図が第15図である。横に水平走査方向を縦に垂直走
査方向を示す。第15図に丸印の枠で示したように、隣
接した水平走査期間において、lデータごとに上下が反
転データとなりでいる。この隣接した水平走査期間でデ
ータを反転させることは、映像搬送波の直交成分への多
重信号が逆相関係となることを示し、多重信号1こよる
m像の色相変化への妨害を低減できる効果は第1O図、
il1図での説明と同様である。
以上、1iR1図に加えて第13〜15図に示した実施
例によれば、隣接する水平走査期間での多重信号が逆相
であるので、映像の色相変化におよぼす妨害を低減でき
る効果がある。また、すべての水平走査期間1こおいて
、lデータごとに隣接走査期間と逆相関係を持ち色相変
化の相殺が第15図の丸棒が示すように網目状となるの
で色相変化におよぼすv3害が細かくなり、視覚の色度
の感度周波数の低さにより映像の色相変化におよぼず妨
害を低減できる効果がある。
仄に、第1図に示す遅延回路117、減算器118、ス
イッチ122、時間軸伸長回路123、タイミング再生
回路124の詳1則な動作について説明する。
第16図に伝送データ列7010を受信する場合の復調
動作を示す。2401は水平走査期間の同期用のタイミ
ング波形、2402は伝送されて受信したデータ列、:
:4Oa+まA’延回路117の出力のデータ列、24
04は減抹器118の出力のデータ列、2405はタイ
ミング波形24旧から得たタイミング波形%2406は
スイッチ122の出力のデータ列、2407は時間軸伸
長回路123の出力データ列である。受信したデータ列
2102が遅延回路117によりデータ列2403にな
る。
−i′−夕刊2403からデータ列2402を減算器1
113で減′J!シ、31直識別回路119、符号識別
回路120、クロック丹生回M 121によりデータ列
2404を得る。
タイミンク波形2405の上側でスイッチ122を接す
るように制御することでデータ列2406を得る。
なお、データ列2404では、減算器118の遅延分を
無視し、データ列2406とデータ列2407では2 
alをa、のように2倍を省略している。データ列24
o6を時間軸伸長回路123によりデータ列2407に
なり、第8図に示す送信側の元のデータ列801になる
なお、データ列2402〜2404 、2406 、2
406は3値であり、スイッチ122、時間軸伸長回路
等はトライステート・ディジタル回路で構成される(デ
ータ列2404の不要データ部分は5値となる)。
次にタイミング波形2405を得るタイミング再生回路
124及び連続データ検出回路6001について説明す
る。第17図は連続データ検出回路の一具体例]、第1
8図はその動作説明のためのタイミング図である。60
02は遅延器、6003は3値識別回路、6004は連
続符号検出回路、6006は入力端子、6007は出力
端子、6008はりOツク入力端子である。また、60
10人は符号識別回路6004の出力データ列、601
0Bはデータ列6010Aの具体例、6011は連続符
号検出回路6005の出力信号、 6012は第1図の
クロック再生回路121から得られるタイミング波形、
2401及び2405は第16図と同一である。
第17図において3値識別回路6003及び符号識別回
路6005によって3値ディジタル信号を得る過程は第
1図と同様であるので省略する。遅延回路6002は第
1図の減算器118の遅延分を補正し、符号識別回路1
20と6004で得られるディジタル信号のタイミング
を合わせるものであり、減算器118の遅延が無視でき
れば無くても、よい。符号識別回路6004によって得
られたデータ列6010Bを連続符号検出回路に入力し
、出ghまたはLOWの2デ一タ長連続点を検出して、
タイミング波形6011を得る。
タイミング再生口16! 124でりOツク再生口j1
3121より得られるタイミング波形6012を5分周
して得られるタイミング波形の変化点とタイミング波形
6011の立ち上がり点を合わせてタイミング波形24
05を得る。またディジタル符号誤りなどによってタイ
ミング波形6011が誤検出される可能性があるような
場合には、タイミング再生回路124にフライホイール
効果を持たせて、これまでの周期からはずれた箇所にタ
イミング波形6o11のパルスが立っても、ある程度続
けてその周期でパルスが出ない限り、タイミング波形2
4o5の変化点をタイミング波形6011の立ち上がり
点に合わせないよう番こしてもよい。
以上第17図の例によれば、連続データ検出を行う事に
より、より安定な多重信号の復調ができる効果がある。
第19図に伝送データ列第14図の7050を受信する
場合の復調動作を示す。2601は水平走査期間の同期
用のタイミング波形、 2602は伝送されて受信した
データ列、2603は遅延回路117の出力のデータ列
、2604は減算器118の出力のデータ列、26o5
はタイミング波形、2606は水平走査期間ごとに反転
するタイミング波形、2607はタイミング波形26o
5とタイミング波形2606から得られたタイミング波
形、2608はスイッチ122の値を保持したデータ列
、2609はタイミング波形、2610は時間軸伸長回
路123の出力データ列である。受信したデータ列26
o2が遅延回路117によりデータ列2603になる。
データ列2603からデータ列2602を減算器118
により減算すると、データ列2604が得られる。タイ
ミング波形2605とタイミング波形2606を排他的
論理和を堰り(第13図のE OR1503と同一動作
)得られたタイミング波形2607の上側でスイッチ1
22を導通させ、スイッチ122のし中断期間は導通期
間の値を保持させるとデータ列2608が得られる。こ
れはタイミング波形2607の上側でう・ンチされるデ
ィジタル回路で構成可能である。このデータ列2608
をタイミング波形2609の立ち下がりエツジでラッチ
することで時間軸伸長回路123の出力にデータ列26
1Oを得る。このデータ列2610は第14図に示す送
信側の元のデータ列1602と一致する。
なお、データ列2604では、減算器118の遅延分を
無視し、データ列2608とデータ列2610では2f
など2倍の表示は省略した。
次にタイミング波形2606を得るタイミング再生口M
 124及び連続データ検出回路6001について説明
する。第20図は連続データ検出回路の一具体例、第2
1図はその動作説明のためのタイミング図である。60
05Aは連続符号検出回路、6009はパルス選別回路
、1602Aはデータ列1602の具体例、7050A
はデータ列7050の具体例、7060は連続符号検出
回路6005Aの出力波形、7062はり0ツク再生回
路から得られるタイミング波形、6003 、6004
 、6006 。
6007 、6(108は第17図と同一であり、16
02 、1607 。
7050は第14図と同一であり、 2606は第19
図と同一である。
第20図1こおいて3値識別回路6003及び符号識別
回路6005によって3値ディジタル信号を得る過程は
第1図と同様であるので省略する。
データ列7050はその具体列7050Aに示すように
、水平走査期間ごとの切替わり点でデータがOの連続の
場合を除いて必ず非連続データとなるが、他の箇所では
Hi ghまたはLowのデータが連続する可能性があ
る。タイミング波形1607をタイミング波形2601
と同一、7050を符号識別回路6004の出力信号と
みなして、7050Aより連続符号検出口bits 6
005AによってOの連続も含む連続データを検出し、
タイミング波形7060を得る。タイミング波形706
0がLOWで連続データを示す。タイミング波形706
0からパルス選別回路6009によって水平走査期間内
で常にHighの箇所を選別してタイミング波形706
1を得る。クロック再生画121121より得られるタ
イミング波形7062をタイミング再生回路で6分周し
て得られるタイミング波形の変化点とタイミング波形7
061の立ち上がり点のタイミングをタイミング再生回
路124で合わせてタイミング波形2606を得る。ま
たタイミング再生画12i 124にフライホイール効
果をもたせて、ディジタル符号誤りの多い場合の不安定
な動作を避けることは、第18図と同様に可能である。
以上、第20図の例によれは、連続データの検出により
、より安定な多重信号の復調ができる効果がある。
次に第22図に第14図の伝送データ列を受信、復調す
る他の実施例を示す。第1図との相異点は連続データ検
出回路6001が無く、その代わりに連続符号検出回路
6005Aを設けた事にある。他の同一符号は第1図と
同一を示す。連続符号検出回路6005Aは第20図と
同一である。この場合、連続符号検出回路6005Aの
入力データ列は第19図のデータ列2604となり、必
ずデータが変化する箇所が2水平走査期間に2箇所とな
る他は、第21図の説明と同様である。この実施例によ
れば、連続データ検出回路6001内の遅延回路600
2.3値識別回路6003 、符号識別回路6004な
どを省くことができる効果がある。
以上の説明で分るように、同一の多重すべき信号を逆相
で2度伝送する形態を取ることで妨害を低減できるが反
面多重すべき信号の伝送帯域を一定とすると伝送容量が
iに減るため、さらに4値以上の多値方式や、デュオバ
イナリ−符号などの符号量干渉を積極的1こ利用して伝
送帯域の圧縮などを行うパーシャルレスポンス方式など
によって数夜することも可能である。なお、パーシャル
レスポンス方式については、昭和56年9月発行オーム
社版現代ディジタル通信方式の137頁〜142頁など
に示されているので詳細は省略する。
また、第9図、第15図において、テレビジョン映像信
号の画面ζこ対応させて多重すべき信号の変調方向を模
擬的に示した。これらの場合、多重すべき信号が、水平
走査期間に一定の数が入る同期した18号で説明したが
、多重すべき信号の伝送速度と水平走査期間が同期しな
いような場合には多重すべき信号の水平走査期間と映像
信号の水平走査期間とがほぼ一致していれば同様の映像
信号への妨害低減の効果が得られる。また水平走査期間
の最後のデータ時間を任意としたり、ある一対の水平走
査期間のデータ数を増減したりすることで吸収rること
もできる。
第1図の2値変換回路125について説明する。
2値変換回路125は、例えばトライステート・ディジ
タル回路を用いて3値信号の+1の場合にセット、−1
の場合にリセット、0の場合は前の状態を保持する動作
の回路を構成すれば、第5図の回路で3値変換された元
の2値信号(例えば第6図(glの信号から第6図(a
)の信号)を得ることができる。また、ディジタル信号
処理回路126、DAC127をトライステート・ディ
ジタル回路で構成すれば2値変換回路125は必要なく
なる。同様に第2図において、人D C212、ディジ
タル信号処理回路213をトライステート・ディジタル
回路で構成すれば3値変換回路214は必要なくなる。
次に、3値信号を復調する場合にはトライステート・デ
ィジタル回路を用いずに通常の2値ディジタル回路によ
り復調する回路構成を、第23図を用いて説明する。第
23図は3値識別回N 119、符号識別回IM 12
0、スイッチ月1、時間軸伸長回路123を2値ディジ
タル回路で構成した場合のブロック図である。第1図と
同一符号は同一機能を示し、119Aは正パルス識別回
路、119Bは負パルス識別回路、120人は正パルス
検出信号符号識別回路、120Bは負パルス検出信号符
号識別回路、122Aは正パルス検出信号用のスイッチ
、122Bは負パルス検出信号用のスイツチ、123 
Aは正パルス検出信号用の時間軸伸長回路、123 B
は負パルス検出信号用の時間軸伸長回路、2701は3
値ディジタル信号入力端子、2702は2値ディジタル
信号出力端子である。第23図は正パルス側の処理と負
パルス側の処理の2系統の同一回路を持ち、符号に人の
つくものは正パルス側の処理を、Bのつくものは負パル
ス側の処理を行う、3値ディジタル信号入力端子270
1より減算器118の出力を入力し、その信号から3値
ディジタル信号の+1の部分を正パルス識別回N 11
9 Aで、−1の部分を負パルス識別回路119 Bで
識別し、それぞれ識別信@を出力する。以下、それぞれ
の識別信号を符号識別回路12OA 、 120 Bで
符−リ化し、さらに第16図、第19図で説明した動作
と同等の処理をスイッチ122 A 、 1228時間
軸伸長回路123 A 、 123 Bを用いてそれぞ
れ正側、負側で行った後、時間軸伸長回路123人出力
の正パルス検出信号と時間軸伸長回路123B出力の負
パルス検出信号を2値変換回銘125に入力し2値ディ
ジタル信号を出力端子2702より得る。第5図の3値
化された信号を2値にもどすには、2値データの立ち上
りエツジを+1に立ち下りエツジを−1に対応させたの
で、2値変換回[125にIL S−フリップフロップ
を用い、セット入力に時間軸伸長回N 123 A出力
の正パルス検出信号を、リセット入力に時間軸伸長回1
123 B出力の負パルス検出信号を入力すればよい。
第23図の場合、通常の2値ディジタル回路を用いて構
成できる特徴がある。
次に第2図の3値変換回路214、処理回路215を通
常の2値デイジタル素子(TTL 、0MO8等)で構
成する場合の実施例を第24図、第25図。
第26図、第27図に示す。
第24図は第5図の3値変換回路の例とトライステート
・ディジタル回路で作られた第7図の実施例と同一機能
を示すものである。3401は2値デイジタルデータ入
力、3402はエツジ検出回路であり3402Aは立ち
上りエツジ検出回路、3402Bは立ち下りエツジ検出
回路、3403は時間軸圧縮回路、3404は遅延回路
、3405は切換スイッチ、3406はインバータ、3
407は加算回路、 3408はタイミング発生回路で
ある。3403から3404の人、Bはそれぞれ立ち上
りエツジ検出回M 3402人、立ち下りエツジ検出回
j153402Bの出力を処理することを示し、機能は
同一である。切替スイッチ3405は立ち上りエツジ、
立ち下りエツジ両信号を扱うため、A、Bは機能が同一
であるという意味しか持たない。
第24図の動作を第6図、第8図のタイミングチャート
を用いて説明する。第6図(alの2値デイジタルデー
タ波形が2値デイジタルデータ入力3401より入力さ
れると立ち上りエツジ検出回路3402A。
立ち下りエツジ検出回wJ3402Bにより、それぞれ
第6図(e) 、 (f)のようにエツジが検出される
なお、これかられかるように、第5図の3値変換回路の
例のAND回路505出力、AND回路506出力がそ
れぞれ立ち上りエツジ、立ち下りエツジを出力する。エ
ツジ検出回路3402A 、 B出力を1データ長Tご
とに区切るとそれぞれデータ列第8図801のように考
えることができる。今、説明のために立ち上り、エツジ
検出回1253402人の出力を処理する系のデータ列
の番号番こ添字A1立ち下りエツジ検出回路3402B
の出力を処理する系のデータ列の番号に添字Bをつける
。データ列801A、Bをそれぞれタイミング発生回路
3408のタイミングによって時間軸圧縮回路3403
A 、 Bでデータを時間軸圧縮してデータ列802に
示すタイミングでデータ列802人、Bを得る。切替ス
イッチ3405A 、 Bがそれぞれ(イ)の方に閉じ
ているとすれば切替スイッチ3405Bの出力に立ち上
りエツジ側の信号802Aが、切替スイッチ3405A
の出力に立ち下りエツジ側の信号802Bが選択される
。切替スイッチ3405A出力はインバータ3406で
反転され、加算回路34o7で切替スイッチ3405B
出力と加算され、3値信号を加算回路3407出力に得
る。この動作を第6図のタイムチャートを用いて説明す
る。第6図(elは立ち上りエツジ回路3402A出力
を時間軸圧縮回路3403Aで圧縮した波形、(f)は
立ち下りエツジ回路3402B出力を時間軸圧網口IM
 3403Bで圧縮した波形、(g)は(f)の反転信
号、(hlは(elとfglの波形を加算して得られる
3値信号、(ilは(elの反転信号、01は(flと
(ilの波形を加算して得られる3値信号である。ただ
し、ここでTは圧縮後の1データ長を示す。切替スイッ
チ3405が(イ)の方に閉じている場合、切替スイッ
チ3405Bには(elの波形が、切替スイッチ340
5人には(flの波形が出力されインバータ3406出
力は(g)の波形となる。したがって加算回路3407
出力は(hlに示すような3値信号となりデータ列80
2が出力される。次に切替スイッチ3405が(ロ)の
方に閉じている場合は、切替スイッチ3405Bには(
f)の波形が、切替スイッチ3405Aにはtelの波
形が出力されインバータ3406出力は(i)の波形と
なる。したがって加算回路3407出力は(jlの波形
となり(hlの波形を中点心位中心として反転した3値
信号となる。ただし切替スイッチ3405が(o)の方
に閉じている場合はM延回路3404を通るため遅延時
間τ、だけ遅れ、すなわち第8図の例では5デ一タ分遅
延し3値信号(i)はデータ列803に示すようになる
。したがって加算回M 3407出力は第8図804に
示すようになる。このデータ列804は第7図の回路出
力表向−である。第24図の実施例によれば、2値デイ
ジクル素子を用いて3値信号を処理することができる効
果がある。
第25図も第5図の3値変換回路の実施例とトライステ
ート・ディジタル回路で作られた第7図の実施例と同一
機能を示すものである。
3501は時間軸圧縮回路、35o2はエツジ検出回路
であり3502人は立ち上りエツジ検出回路、3502
Bは立ち下りエツジ検出回路である。!25図の例は、
2値デイジタルデータを時間軸圧縮し、その圧縮したデ
ータに対してエツジ検出を行うものである。
したがって3502のエツジ検出は、圧縮後の1デ一タ
長間隔のパルス幅となる。第25図の例は時間軸圧縮回
路が1つですむ効果がある。
第26図は第5図の3値変換回路の例とトライスデート
・ディジタル回路で作られた第13図の例と同一機能を
示す。2001はタイミング発生回路である。第26図
の動作は第14図のデータ列1602をそれぞれ立ち上
りエツジ検出回路3402A出力、立ち下りエツジ検出
回路3402B出力に対応させ、遅延回路3404の遅
延時間τ、は第14図に示す時間とし、タイミング発生
口[2001内に設けたw OR21U3で第14図の
タイミング波形16o1と1604によりタイミング波
形1605を得る。切替スイッチ34o5を切替えるタ
イミングは第14図1605とその高レベルのときは(
ロ)側、低レベルのときは(イ)側に閉じる。このタイ
ミング波形1605で制御された切替スイッチ3405
によりデータ列1606が3値信号として出力端子34
09に得られる。第26図の実施例によれば、2値デイ
ジタル素子を用いて3値信号を得ることができる効果が
ある。
データ数を増減した数やその水平走査期間を示す制御信
号や水平走査期間の先頭多重信号が上あるいは下のどち
らかの隣接走査期間の多重信号と逆相の同一信号かを示
す制御信号あるいは垂直走査期間との関係位置を示す制
御信号などを多重信号に加えて伝送する本発明の他の実
施例を第27図に示す。2201はタイミング発生用制
御回路、2202は制御信号発生回路、 2203は切
替スイッチであり、第2図と同一符号は同一機能を示す
。ディジタル信号処理回路 御信号発生回路2202の出力をタイミング発生用制御
回112201のタイミングで切替スイッチ2203を
切替えて、制御信号とディジタル信号処理回路からのデ
ータと時分割多重する。なお、制御信号などの期間だけ
(切替スイッチ2203が制御信号発生回路2202側
に接している期間だけ)データの伝送ができないのでそ
の時間だけディジタル信号処理回路213あるいは処理
回路215の出力を停止する。
また、その停止期間のデータを不連続としなCまために
ディジタル信号処理回路213あるいは処理回路215
において事前にデータの時間軸圧縮を行い、制御信号な
どのために時間にすき間をあけた間欠データとする。そ
の結果の多重信号の例を第四図に示す。2301は垂直
同期信号、2302は水平同期信号、2303は多重信
号、2304は多重信号の時間的拡大信号である。この
例ではテレビジョン水平同期信号に合せて示している。
水平同期信号2302の垂直同期期間の後の等化パルス
期間の次の1水平走査期間にCで示す同期信号16ビツ
ト、制御信号32ビツト、データ数情報48ビツトをさ
らに次の水平走査期間に逆相で(Cで示す)付加した例
である。
この制御信号期間を2垂直期間な2回とすれば、現行の
我が国のテレビジョンの場合では525本の水平走査期
間のうち1水平走査期間を制御信号期間とするので処理
回j13215の出力は5251523倍の比でデータ
を時間軸圧縮すれば良い。
本実施例によれば、水平走査期間の隣接水平走査期間と
の多重信号の極性、水平走査期間番号、水平走査期間の
多重信号の伝送容量の増減、その増減した水平走査期間
番号などの制御信号などを多重伝送できるので、この信
号を受信する受信機の信号処理を容易にかつ安定に動作
できる効果がある。
次に本発明のディジタル符号処理回N 213のインタ
ーリーブ処理例を示す。第29図は第15図などテレビ
ジョン画面に対応させて模擬的に示した伝送パターン図
であり、サンプリングした音声信号の左チャネルのサン
プリングごとのデータをム。
Ll、I4右チャネルをRe + R+ + R4で示
す。L6 +Iq lら、民、所、圏は”0 +k 、
L、 1〜.R1,島、の反転データを示し、隣接した
水平走査期間で伝送する。本図ではLlに対してり、、
L、の隣接サンプリング点でのデータを同一水平走査期
間以上に離して挿入(インターリーブ)したことを示し
、この点が特徴である。
本実施例によれば、隣接サンプリング点でのデータが水
平走査期間番号離れて挿入されているので、第1図で説
明したように隣接した水平走査期間の相関の少ない映像
(隣接水平期間の画像相互に差が多い映像)では、減算
器118で一水平走査期間遅延した信号と減算したとし
ても映像信6号からの妨害を十分に相殺できなくその水
平走査期間のデータが誤り、あるサンプリング点での信
号に誤りが生じても、隣接サンプリング点でのデータが
インターリーブにより誤りやすい同一水平走査期間に無
く他の水平走査期間に存在するので映像信号からの妨害
が相殺され誤りが生じ難いので誤りの生じたサンプリン
グ点での信号を隣接したサンプリング点から補間すれば
安定な多重信号を再生できる効果がある。
上記、実施例で伝送した信号を受信する本発明の受信機
(信号再生装置)の一実施例を第30図に示す。250
1は制御信号再生回路、2502は補間制御回路であり
、第1図と同一符号のものは同一機能を示す。制御信号
再生回路2501により符号識別回路120の出力のデ
ィジタル符号から制御信号を取り出し、その制御信号に
応じてタイミング再生回路124を介してスイッチ12
2で必要なデータを取り出すとともに時間軸伸長回路1
23で元の連続データを再生する。ディジタル信号処理
回路126で伝送途中で生じた誤りを検出訂正するとと
もに映像の相関性の少ない部分などで集中的に発生した
誤りによって訂正できな°くなったサンプリング点での
信号を補間制御回路2502によりディジタル信号処理
回路126を制御して隣接サンプリング点から平均値補
間あるいは前値保持などにより演算して補間した信号に
おきかえる。
本実施例によれば、制御信号による再生および隣接サン
プリング点からの補間ができるので安定な受信再生が得
られる効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、振幅変調された搬送波と直焚位相関係
の搬送波を搬送波近傍のスペクトルを低減して変調多重
された信号と、前記振幅変調された搬送波を合成伝送さ
れた多重伝送信号から多重信号中の搬送波に同期した信
号で同期検波し、3値識別回路やディジタル復調回路な
どで復調できるので前記振幅変調とは別の前記振幅変調
する信号以外の信号を再生できる効果がある。さらに搬
送波再生回路の応答帯域を、直交多重信号のスペクトル
の搬送波近傍の抑圧された帯域内にできるので振幅変調
された搬送波の検波回路が搬送波再生型検波の場合は搬
送波周波数選択回路の搬送波周波数選択回路、PLL同
期検波回路の場合はPLLの周波数応答帯域に与える直
交多重されたディジタル符号化された音声信号などの信
号からの妨害が減少し、直交多重信号によって引き起こ
された位相変動にともなう色相変化を低減できる効果が
ある。また、映像搬送波の映像信号と直焚関係を持たせ
、映像信号の隣接した水平走査期間での同一の多重信号
を位相関係を逆相として多重伝送できるので、テレビジ
ョン受信機の映*棟波の方式が包絡線検波方式としても
映像信号への多重信号からの妨害を低減できる効果があ
り、水平走査期間ごとに発生する特異データと映像信号
の水平同期信号のタイミングを遅延回路で合わせるため
、特異データによる画像妨害点を水平帰線期間内にして
TV画面上に現われないようにすることができる。
また本発明によれば、同一多重信号を逆相で伝送された
信号を減算して再生できるので、映像コーストなど映像
信号からの妨害を低減できる効果がある。
また、水平走査期間ごとに発生する特異データを利用し
て、安定に多重信号を復調できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の信号再生装置の一実施例のブロック図
、第2図は本発明の信号発生装置の実施例のブロック図
、第3図は本発明において用いる多重伝送信号説明のた
めのスペクトル図、第4図は同じくベクトル図、第5図
は第2図の主要部分のブロック図、第6図は第5図の説
明のためのタイミング図、第7図は信号発生装置の主要
部のブロック図、第8図は本発明における伝送信号の波
形図、第9図は本発明における伝送信号の画面パターン
の模擬図、第10図は本発明における伝送信号説明のた
めのベクトル図、第11図(a)はくし形フィルタの構
成図、第11図(blは動作説明のための波形図、第1
2図は本発明における伝送信号説明のための波形図、第
13図は信号発生装置の主要部の他の例を示すプロ・ン
ク図、第14図は本発明における伝送信号の波形図、第
15図は本発明における他の伝送信号の画面パターン図
、第16図は本発明の実施例における主要部の一動作説
明図、第17図は本発明の実施例における主要部の具体
的ブロック図。 第18図は本発明の実施例における主要部の一動作説明
図、第19図は本発明の実施例における主要部の1動作
説明図、第20図は本発明の実施例における主要部の他
の具体的プロ・ツク図、第21図は本発明の実施例にお
ける主要部の1動作説明図、第22図は本発明の他の実
施例を示すブロック図、第23図は本発明の実施例にお
ける主要部の1例のブロック図%第24図は本発明の実
施例における主要部の他の例のブロック図、第25図は
本発明の実施例における主要部の他の例のブロック図、
第26図は本発明の実施例の主要部分を説明するブロッ
ク図、第27図は本発明の信号発生装置の他の実施例の
ブロック図、第四図は本発明の伝送信号の波形図、第2
9図は本発明の伝送信号の画面パターンの模擬図、第3
0図は本発明の信号再生装置の他の実施例のブロック図
、である。 符号の説明 115  ・同期検波回路  117・・・遅延回路1
18・・・減算器     119・・3値識別回路1
20・符号識別回@25  122・・スイッチ123
・・・時間軸伸長回路 124・・・タイミング再生回路 125・・・2値変換回路 6001・・・連続データ検出回路 214・・3値変換回路  215・・・処理回路70
00・・・遅延回路 ス 各1rIWCン ワ を 易 コ tj) 六 図 (α) fi  10  図 (Q) (bン 〔し) i d j 図 図 h 2日 ■ 山 シ コ 永♀

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、搬送波を映像信号で残留側波帯振幅変調して得られ
    る第1の信号と、前記搬送波と直交した位相関係にある
    直交搬送波を多重すべき信号で振幅変調して得られる第
    2の信号と、を合成して伝送する直交多重伝送方式にお
    いて、 前記多重すべき信号は、前記映像信号とは別のディジタ
    ル符号化した信号であって、その低域成分を抑圧するよ
    うにスペクトル抑圧処理が行われ、更にその抑圧処理さ
    れた信号が前記映像信号の水平走査期間単位で繰り返し
    、かつ隣接した水平走査期間の同一タイミングで逆相関
    係に反転するように相関処理が行われ、水平走査期間毎
    に現れる信号の特異点が前記映像信号の水平帰線期間内
    に位置するようにタイミング合わせを施された信号から
    成ることを特徴とする直交多重伝送方式。 2、請求項1に記載の直交多重伝送方式の送信側に用い
    る信号発生装置において、 搬送波を映像信号で残留側波帯振幅変調する第1の変調
    回路と、前記搬送波(以下、映像搬送波という)の発生
    回路からそれとは直交した位相関係にある直交搬送波を
    得る移相器と、映像搬送波近傍のスペクトルを低減させ
    るスペクトル帯域抑圧回路と、前記映像信号とは別の、
    ディジタル符号化した多重すべき信号を、映像信号の水
    平走査期間単位で繰り返し、かつ隣接した水平走査期間
    の同一タイミングで逆相関係に反転するように相関処理
    を行う処理回路と、水平走査期間毎に現れるディジタル
    符号化した前記多重すべき信号の特異点を映像信号の水
    平帰線期間内に位置させるようにタイミング合わせを行
    う遅延回路と、該遅延回路の出力で前記移相器の出力で
    ある直交搬送波を振幅変調する第2の変調回路と、該第
    2の変調回路の出力と前記第1の変調回路の出力とを合
    成して出力する合成回路と、を具備したことを特徴とす
    る信号発生装置。 3、請求項1に記載の直交多重伝送方式の受信側に用い
    る信号再生装置において、 伝送されてきた合成信号から前記第2の信号としての被
    変調信号を選択する選択回路と、選択された該第2の信
    号から前記直交搬送波を再生する直交搬送波再生回路と
    、前記第2の信号を前記直交搬送波再生回路からの再生
    搬送波で同期検波してその変調信号を検波する同期検波
    回路と、該同期検波回路からの検波出力を所定期間遅延
    させる少なくとも一つの遅延回路と、該遅延回路の出力
    について遅延前の信号との間で減算などの演算処理を施
    す演算回路と、演算処理後の出力について前記直交搬送
    波近傍の周波数スペクトルについて施された低減処理を
    復調する復調処理回路と、該復調処理回路の出力につい
    てその必要な期間のみ導通させて取り出すスイッチ回路
    と、該スイッチ回路の出力を時間伸長する時間伸長回路
    と、前記スイッチ回路の導通・切断の制御を行う切替制
    御回路と、前記同期検波回路からの検波出力を入力され
    、それから多重された信号の特異点を検出する連続デー
    タ検出回路と、該連続データ検出回路の出力を少なくと
    も参照して前記切替制御回路と時間伸長回路を所定の正
    しいタイミングで動作させるタイミング信号を再生して
    出力するタイミング再生回路と、を具備したことを特徴
    とする信号再生装置。
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