JPH0220138A - 直交多重伝送方式及びその送信装置に用いる信号発生装置と受信装置に用いる信号発生装置 - Google Patents

直交多重伝送方式及びその送信装置に用いる信号発生装置と受信装置に用いる信号発生装置

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JPH0220138A
JPH0220138A JP16876988A JP16876988A JPH0220138A JP H0220138 A JPH0220138 A JP H0220138A JP 16876988 A JP16876988 A JP 16876988A JP 16876988 A JP16876988 A JP 16876988A JP H0220138 A JPH0220138 A JP H0220138A
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signal
circuit
multiplexed
orthogonal
timing
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JP16876988A
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Takatoshi Kisugi
孝敏 城杉
Tsutomu Noda
勉 野田
Nobutaka Hotta
宣孝 堀田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Video Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、多重伝送システムに係り、特に映像信号にデ
ィジタル符号化した音声などを多重して伝送する多重伝
送方式とその送信側に用いる信号発生装置及び、その受
信側に用いる信号再生装置に関する。
[従来の技術] 従来、テレビジョン信号に他の情報を多重する方法は特
開昭49−84728号公報に記載されているように、
映像搬送波と直交位相関係を持つ搬送波を他の情報で変
調し映像信号で変調された映像搬送波と合成して伝送す
る直交変調方式が知られていた。
また、この直交変調方式の現行テレビジョン受信機に対
する多重信号による妨害を低減する方式として、テレビ
ジョン受信機のナイキストフィルタの逆特性を送信側の
多重信号に加えることについては、社団法人電子通信学
会発行電子通信学会技術研究報告、Vo l、8’6&
246の第65頁から第72頁1986年11月27日
記載の通信方式C586−82r映像搬送波の直交変調
による高精細画像の伝送」において論じられている。
[発明が解決しようとする課題] ト記従来技術は、直交変調方式の現行テレビジ五ン受信
機の検波方式が包絡線検波の場合の多重信号による妨害
あるいは搬送波再生型の疑似同期検波の場合の多重信号
の低い周波数成分による妨害、特に現行テレビジョン受
信機の色副搬送・波へ与える妨害について配慮がされて
おらず、多重信号による′現行テレビジョン受信機の再
生画像の色相変化妨害の問題があった。
本発明の目的は、現行テレビジ自ン放送の映像搬送波に
直交変調方式で多重信号を多重する際に、現行テレビジ
ョン受信機への妨害をさらに少なくした多重伝送方式と
その信号を生成するに有効な信号発生装置および、その
信号を安定に受信再生するに有効な信号再生装置を提供
することにある6、[課題を解決するための手段] 上記目的達成のため、映像信号とは別の、ディジタル符
号化した多重信号を、FMまたはPE変調により多重信
号の低域成分を抑圧するようスペクトル抑圧処理、また
は多重信号を、映像信号の水平走査期間単位で繰り返し
、かつ隣接した水平走査期間の同一タイミングで逆相関
係に反転する相関処理を行った多重信号で、上記映像搬
送波と直交位相の関係にした直交搬送波を振幅変調し、
上記残留側波帯振幅変調波と合成して伝送する多重伝送
方式とし、またその信号発生装置として、映像信号を伝
送する搬送波の発生回路から直交位相の搬送波を得る移
相器と、上記映像信号とけ別の、ディジタル符号化した
多重信号の映像搬送波近傍のスペクトルを低減させるF
MまたはPE変調回路、もしくは多重信号を映像信号の
水平走査期間単位で繰り返し、かつ隣接した水平走査期
間の同一タイミングで逆相関係に反転する相関処理を行
う処理回路と、この出力で上記位相器の出力を振幅変調
する変調回路と、上記多重信号の復調のタイミングを生
成する制御信号を発生する制御信号発生装置と、上記多
重信号に上記制御信号を時分割多重するスイッチと、時
分割多重のタイミングを生成するタイミング発生回路と
、この変調回路の出力と上記残留側波帯振幅変調波とを
合成する合成回路とを設けることとした。
車に上記目的は、搬送波を振幅変調する信号以外の多重
信号で前記搬送波と直交位相関係を有した搬送波を変調
した後、前記振幅変調した搬送波と合成して多重伝送さ
れた多重信号を復調する受信機において、搬送波再生回
路と同期検波回路により直交位相関係で多重伝送された
多重伝送信号を検波することとした。また前記振幅変調
した搬送波の検波に搬送波再生型検波(疑似同期検波と
もいう)を用いているものは搬送波再生回路を構成する
搬送波周波数選択回路の選択帯域を搬送波付近のスペク
トルの抑圧された帯域以内に狭くし、PLL同期検波を
用いているものは搬送波再生回路を構成するPLLの応
答周波数帯域を搬送波付近のスペクトルの抑圧された帯
域以内に狭帯域にすることとした。
さらに、ある期間ごとに複数回くり返して伝送される多
重信号をくり返しに相当する時間遅延させる遅延回路を
複数個設けるとともにそれらの複数の遅延回路の出力を
加算、減算などする演算回路を設けることとした。
さらに、多重信号から、時分割多重されている制御信号
を検出する制御信号識別回路を設け、その制御信号によ
り制御されるタイミング再生回路および切替制御回路を
設けることとした。
また上記目的は、搬送波を振幅変調する信号以外の多重
信号で前記搬送波と直交位相関係を有した搬送波を変調
した後、前記振幅変調した搬送波と合成して多重伝送さ
れた多重信号を復調する受信機(信号再生装置)におい
て、搬送波再生回路と同期検波回路により直交位相関係
で多重伝送された多重伝送信号を検波することとした。
また前記振幅変調した搬送波の検波に搬送波再生型検波
(疑似同期検波ともいう)を用いているものは搬送波再
生回路を構成する搬送波周波数選択回路の選択帯域を搬
送波付近のスペクトルの抑圧された帯域以内に狭くし、
PLL同期検波を用いているものは搬送波再生回路を構
成するPLLの応答周波数帯域を搬送波付近のスペクト
ルの抑圧された帯域以内に狭帯域にすることとした。
さらに、ある期間ごとに複数回くり返して伝送される多
重信号をくり返しに相当する時間遅延させる遅延回路を
複数個設けるとともにそれらの複数の遅延回路の出力を
加算、減算などする演算回路を設けることとした。
さらに、多重信号の復調時の符号誤り率を検出する誤り
車検出回路を設け、その検出信号により制御されるタイ
ミング再生回路および切替制御回路を設けることとした
[作用] 残留側波振幅変調する映像信号搬送波において両側波帯
を有し、一般的な振幅変調されている帯域(DSB)内
に限定して、搬送波を映像信号と音声信号とを直交関係
を持たせて変調することは、再生した映像信号への音声
信号の影響を少なくさせる。ここで音声信号の変調度を
映像信号より低くすることにより、包絡線検波で再生さ
れた映像信号へも音声信号の影響を少なくさせる作用が
ある。また音声信号は同期検波して再生されるため。
直交して変調された映像信号を復調せず、映像信号から
音声への妨害の影響は低減される。
さらに、受信機(信号再生装置)の振幅変調の検波方式
が搬送波再生型検波(Ill似同期検波ともいう)の場
合、搬送波再生回路を構成する搬送波周波数選択回路の
搬送波周波数選択帯域内に直交多重信号などの妨害があ
るため再生搬送波が位相ジッタを持ち、その結果検波出
力の位相変動を引き起こし画像の色相変化など画像妨害
を与える。
FMまたはPE変調回路は直交多重信号の搬送波周波数
近傍のスペクトル成分を抑圧するので搬送波周波数選択
回路の搬送波周波数選択帯域から妨害信号を減少させ、
直交多重信号によって引き起こされた位相変動にともな
う色相変化を低減させる。
PLL同期検波方式のm幅変調検波の場合も同様で、P
LLの周波数応答特性の帯域内の直交多重による妨害を
減少させることとなり、直交多重信号によって引き起こ
された位相変動にともなう色相変化を低減させる。
また、多重信号を、映像信号の水平走査期間単位で縁り
返し、隣接した水平走査期間において同一多重信号を逆
相関係で伝送することは、直交成分に信号を多重するこ
とで生じる映像信号搬送波の位相変動によって引き起こ
される包絡線検波方式のテレビジJン受信機の画面上の
色相変化を低減させる。
また、制御信号を多重信号に時分割多重して伝送するこ
とにより、制御信号の期間では他の期間に比べてTV画
面上の画像妨害が目立つが、タイミング発生回路で制御
信号多重期間を映像信号の垂直同期信号とタイミングを
合わせてやることにより、制御信号による画像妨害期間
を垂直帰線期間内として、TV画面上に妨害が現われな
いようにする。
車に同期検波回路と搬送波再生回路により多重された信
号を検波し、その後コンパレータを用いたディジタル復
号回路によって多重された信号を再生することができ、
多重信号がFMまたはPE変調を受けている場合は、多
重伝送する信号の搬送波近傍のスペクトルが抑圧された
帯域内となるように搬送波再生回路の応答帯域が狭くさ
れているので、多重されて伝送された信号を安定に再生
できる。また、搬送波再生型検波の場合は搬送波周波数
の選択帯域を狭くすることにより、PLL同期検波の場
合はPLLの応答周波数帯域を狭くすることによって、
振幅変調された搬送波と直交位相関係の搬送波で多重伝
送された直交多重信号からの振幅変調した搬送波への妨
害が軽減されるので、直交変調信号によって引き起こさ
れた位相変動による振幅変調した搬送波の位相変動を低
減できる。
遅延回路により遅延した信号を演算回路で加算など演算
するので、遅延によって同一信号が加算され2回のくり
返しの場合信号振幅は2倍に増大し、白色雑音はランダ
ム性があるためf7倍しか増大しないため受信再生した
信号の信号対雑音比が改善できる。また、ある一定期間
ごとに逆相で同一信号を伝送する場合には一定期間の遅
延の後、演算回路では減算を行うので、一定期間の間隔
で生じる妨害を相殺して除去することもできる。
特に、映像信号搬送波に映像信号と直交関係を持たせて
信号を多重伝送する場合には、2水平走査期間など複数
の偶数の水平走査期間において同一多重信号を隣接した
水平走査期間で逆位相で伝送した場合には、1水平走査
期間遅延分だけ時間差のある多重信号が同一で逆相であ
るので、遅延回路では1水平走査期間の倍数時間遅延さ
せ、演算回路では隣接水平走査期間で伝送された信号を
減算する。その結果、多重信号は2の倍数倍の振幅を得
、映像信号からの漏れあるいはゴーストなどの妨害につ
いては映像信号の水平走査期間ごとの相関性(テレビジ
ョン画面上では縦方向の相関性)により相殺する。
また、時分割多重された制御信号を検出して、多重信号
の復調タイミングの生成を行なうことにより、安定な多
重信号の復調を行なう。
また、復調された多重信号の符号誤り率を検出して、多
重信号の復調タイミングの生成を行なうことにより、安
定な多重信号の復調を行なう。
[実施例コ 以下、本発明による受信@(信号再生装置)の一実施例
として現状の地上放送テレビジョンにディジタル符号化
した音声信号を多重伝送した場合の例を第1図に示す。
101はアンテナ、102は高周波増幅回路、103は
周波数変換回路、104は受信機用の再生IFフィルタ
、105は中間周波増幅回路、106は映像信号検波回
路、107は映像信号増幅回路、108は色差信号復調
回路、109は原色信号復調回路、110はブラウン管
、111は音声中間周波増幅回路、112は音声FM検
波回路、113は音声信号出力端子、114は帯域通過
フィルタ、115は同期検波回路、116は搬送波再生
回路、117は遅延回路、118は減算器、120は符
号識別回路、121はクロック再生回路、122はスイ
ッチ、123は時間軸伸長回路、124はタイミング再
生回路、126はディジタル信号処理回路、127はデ
ィジタル・アナログ変換回路(以下DACと略す)、1
28はディジタル符号化して伝送された音声信号の出力
端子、8000は制御信号識別回路、6000は切替制
御回路である。
アンテナ101より入力したテレビジョン信号を高周波
増幅回路102で増幅し、周波数変換回路103で復調
用の中間周波に周波数変換し、受信機用の再生IFフィ
ルタ104を介し、中間周波増幅回路105で増幅する
。選局は周波数変換回路103の局部発振周波数を変え
ることで行オ)れる。中間周波増幅回路105で増幅さ
れた信号から映像信号帯域については映像信号検波回路
106で検波し、映像信号増幅回路107の出力の輝度
信号と色差信号復調回路108の出力の色差信号とから
m(色信号復調回路109でR,G、Bの三原色を得、
ブラウン管110に映し出す。
一方、音声信号帯域については、音声中間周波増幅回路
111で増幅し、音声FM検波回路112で検波復調し
て音声信号出力端子113に音声信号を得る0以上は従
来のテレビジョン受信機と同一である。
以上に加えてディジタル符号化した音声信号を復調する
ために1周波数変換回路103の出力を帯域通過フィル
タ114により多重伝送されたディジタル符号化した音
声信号帯域を選択して増幅し、同期検波回路115にお
いて、搬送波再生回路116で再生された搬送波に同期
した信号を用いて搬送波の振幅変調成分に直交した成分
で変調された信号を検波復調する。
その復調波形と遅延器117を経て一定期間遅延した復
調波形を減算器118で減算する。減算することで、伝
送されたデータは2倍となり白色雑音はVT倍に増すだ
けである。さらに映像ゴーストなど一定期間ごとに相関
の多い映像からの妨害は相殺して除去できる。減算器1
18で得られた信号を符号識別回路120とクロック再
生回路121を用いて誤り率の少ない点(いわゆるアイ
パターンの最大開口部)でディジタル符号にする。
ディジタル符号化された信号のうち必要なデータのみス
イッチ122と切替制御回路6000により選択して取
り出し1時間軸伸長回路123で元のデータ伝送レート
に戻す。
その後、ディジタル信号処理回路126で伝送途中で生
じた誤りを誤り検出訂正符号を用いて検出訂正する。誤
り検出訂正された後のディジタル信号をDAC127で
アナログ信号に変換して音声信号に戻してディジタル符
号化した音声信号の出力端子128に得る。また、タイ
ミング再生回路124は制御信号識別回路8000によ
り得られるタイミング情報により正しいタイミングでス
イッチ122の切替と時間軸伸長が行なわれるよう切替
制御回路6000と時間軸伸長回路123を制御する。
なお、映像信号からの妨害除去は次のような過程で行な
われる。あるタイミングでXなるデータを送るとすると
、一定期間遅延して次のタイミングで同一データXの反
転したてのデータを送られる。受信機の遅延器117と
減算器118により、期間前に受けたXとXが同一タイ
ミングで減算されるので X−(X)=2X となり、2倍の信号が得られる。この伝送途中に映像信
号からGの妨害を受けるとすると、映像信号が一定期間
ごとに相関が多い画像(しま模様などの画像)では、X
のタイミングでもXのタイミングでもGの妨害を受ける
こととなる。減算器118により、 (X+G)−(X+G)=2X となり、映像からの妨害が相殺される。ただし。
映像信号の一定期間ごとの相関が少ない場合、相殺効果
が少なくなる。
以上説明した本実施例によれば、映像からの妨害を低減
できる効果がある。
上記受イa機(信号再生袋W)の一実施例で受信できる
信号を発生する送信機(信号発生装@)の例を第2図に
示す。201は音声信号入力端子、202はFM変調器
、203は音声信号搬送波発生器、204は映像信号入
力端子、205はマトリックス回路、206は輝度信号
処理回路、207け色差信号処理回路、208は加算回
路、209は映像変調器、210は映像信号搬送波発生
器、211はディジタル符号化して伝送する音声信号の
入力端子、212はアナ“ログ・ディジタル変換器、(
以下ADCと略す)、213はディジタル信号処理回路
、215は処理回路、216は低域通過フィルタ、21
7は移相器、218はディジタル符号化した音声信号用
の変調器、219はイコライザ、220は加算器、22
1は残留側波帯振幅変調用の送信VSBフィルタ、22
2は加算器、223はアンテナ、4101はタイミング
発生回路、4102は同期信号発生回路、4103はス
イッチである。
音声信号入力端子201からの音声信号で音声信号搬送
波発生器203からの音声用搬送波をFM変調器202
においてFM変調する。映像人力端子204に入力され
たR G Bの三原色信号をマトリックス205で輝度
信号と色差信号とに分けおのおの輝度信号処理回路20
6と色差信号処理回路207で処理した後、加算器20
8で加算する。加算後の信号で映像信号搬送波発生器2
10からの搬送波を映像変調器209を用いて変調し、
送信VSBフィルタ221でテレビジョン放送帯域に帯
域制限して加算器222で音声信号と加算してアンテナ
223より送信する。
以上については、従来の地上伝送のテレビジョン放送と
同一である6以上の信号に高品質な音声を伝送するため
に以下を追加する。
多重する音声信号を入力端子211に加え、音声信号を
ADC212でディジタル信号に変換し、ディジタル信
号処理回路213で伝送中に生じる誤りを検出訂正する
ための符号を追加したり、インタリーブ処理をほどこす
。処理後のディジタル符号は処理回路215で1水平走
査期間ごとに複数回くり返し、隣接した水平走査期間で
はデータを反転して逆相で伝送できるような処理あるい
は、FMまたはPE変調処理を行なう。詳細な説明は後
で行なう。ディジタル信号処理回路213および処理回
路215の出力と制御信号発生回路4102の出力を制
御回路4101のタイミングで切替スイッチ4103を
切替えて、制御信号とディジタル信号処理回路からのデ
ータと時分割多重する。なお、制御信号などの期間だけ
(切替スイッチ4103が制御信号発生口Ht4102
側に接している期間だけ)データの伝送ができないので
その時間だけディジタル信号処理回路213あるいは処
理回路215の出力を停止する。また、その停止期間の
データを不連続としないためにディジタル信号処理回路
213あるいは処理回路215において事前にデータの
時間軸圧縮を行い、制御信号などのために時間にすき間
をあけた間欠データとする。その後、スイッチ4103
の出力の伝送レートに適した低域通過フィルタ216を
介して不要な高域成分を削除する。このディジタル符号
化した音声で、移相器217を介して90度移相された
映像信号搬送波をディジタル符号化した音声信号用の変
調器218で変調し、受信機の再生IFフィルタ104
の特性による直交性への影響を防ぐため再生IFフィル
タの逆特性を有したイコライザ219を通し、加算器2
20を用いて映像信号で変調された搬送波と加算する。
その結果、映像用の搬送波は、映像信号とディジタル符
号化した音声信号と直交関係で変調されることとなる。
変調されるスペクトルを第:3図に示し、映像搬送波の
映像信号とディジタル符号化した音声信号との変調状態
のベクトル図を第4図に示す。
第3図の301は映像信号のVSBフィルタ後のスペク
トル、302はFM変調された音声信号のスペクトル、
303はディジタル符号化した音声信号のスペクトル、
304はディジタル符号化した音声信号にFMまたはP
E変調を行なったスペクトルを示す。305については
後で説明する。
ここで、映像信号スペクトル301とディジタル符号化
した音声信号のスペクトル302とは直交で多重するた
め第3図では2段に分けて示し、ディジタル符号化した
音声信号のスペクトルは、イコライザ219の影響を考
慮していない。
第3図において、映像搬送波に対して−0,75MHz
以下のスペクトルについては残留側波帯振幅変調とする
VSBフィルタによって減衰されている。4.2M1(
zまでは映像信号が4゜5 M Hz近傍には音声搬送
波がFM変調されたスペクトルが存在している。映像搬
送波に対して±0.75M11zについては両側波帯が
送信されるため、−殻の振幅変調(DSB)と考えて良
い。その両側波帯を有している搬送波に直交して±0.
75M)lz以内の信号をディジタル符号の1と0に相
当させて振@Aと−Aとで変調すると、搬送波のベクト
ルは映像4R号を1とした場合 cos ωc 1t± A sin ωc It   
  (1)となる。ここでωCは搬送波の角周波数であ
る。
このようすを第4図に示す。
上記(1)式を展開すると である。
ここで受信された映像信号へのディジタル符号化した音
声信号からの妨害を考える。映像信号検波回路がcos
 ωc−tで同期検波しているものについてはAの値に
かかわらずCOS ωc−tの係数のみ(すなわち映像
信号のみ)が再生され妨害とはならない、また映像信号
検波回路が包絡線検波をしているものについてはAの値
を1より下げることで妨害を軽減できる。例えばAを0
.1とすると、 fr「Pll、oo 5とな’)1に
比べて0゜005の信号(約−40dB)が影響するが
、映像信号のSN比は40dB以上あれば実用上問題な
いと考える。
一方、映像信号からディジタル符号化した音声への妨害
は、第1図に示すように同期検波回路115で搬送波に
直交した成分のみを復調することで排除できる。信号レ
ベル対雑音の比(以下SN比と呼ぶ)について考えると
、映像信号のSN比が40d11が実用レベルとすると
、帯域幅がディジタル符号化した音声信号の伝送帯域幅
IMHzに比べ約4倍であるため、ディジタル符号化し
た音声信号のSN比は46dBとなるが、変調レベルA
を0.1とすると伝送SN比は26dB程度となる。
また、ディジタル信号のSN比とピットエラーレートと
の関係を一般的な二値信号で考えてもSN比が17.4
dBで10″−4である。映像信号のSN比が40dB
の場合にはディジタル符号化した音声信号の伝送SN比
は26dBであり、ディジタル信号の伝送として実用上
充分な値である。
次に、第2図の処理回路215の一具体例を第5図に示
す、また、第6図に第5図の動作説明および本発明の伝
送データ列の例を示す。701は入力端子、702は時
間軸圧縮回路、7o3はタイミング発生回路、704は
インバータ、705は遅延回路、706は切替スイッチ
、7o7は出力端子、801は入力端子701のデータ
列、802は時間軸圧縮回路702の出力データ列、8
03はインバータ704と遅延回路705を経た遅延回
路705の出力データ列、804は本発明にかかる伝送
データ列の一例、805はタイミング波形である。
入力端子701に加えられたデータ列801をタイミン
グ発生回路703のタイミングによって時間軸圧縮回路
702でデータを時間軸圧縮してデータ列802に示す
間欠データとする。この間欠データをインバータ704
および遅延回路705でデータを反転し、遅延時間τだ
け、すなわち第6図の例では5デ一タ分遅延させるとデ
ータ列803に示すようになる。このデータ列803と
データ列802とを切替スイッチ706で加えるとデー
タ列804に示すようになる。このデータ列804はデ
ータ列802のデータの無い期間に反転させた同一デー
タを遅延させて入れたこととなる。
第7図に本発明の伝送パターン例を示す。遅延時間τを
映像の水平走査期間と同一とし、タイミング波形805
をテレビジョン受像機の水平同期信号と同期しているも
のとしテレビジョン画面に合せてデータの伝送タイミン
グを模擬的に書いたものである。第7図において横が水
平走査方向を縦に垂直走査方向を示す。第1の水平走査
期間でa、からa6までの時系列データが、第2の水平
走査期間で肩かられ−までのデータとなり第1および第
2の水平走査期間でたがいに逆相の同一データとなる。
また、ここで現行テレビジョン放送の映像色副搬送波に
ついて考える。第8図に映像搬送波上の色副搬送波のベ
クトル図を示す。(a)は映像搬送波の直交成分に多重
の無い場合、(b)は直交成分への多重がある場合を示
す。ω、は色副搬送波での位相回転を示し、ω、とω、
′は隣接水平走査期間による色副搬送波の位相がπずれ
ていることを示している。Q ” sは色副搬送波のベ
クトルの変化過程を示し、Q = sとQ′〜S′は色
副搬送波の位相がπずれていることを示している。さら
にAと−Aは直交成分への多重信号を示し、ある時点で
隣接水平走査期間でAと−Aとなる場合を示す。現行テ
レビジョン放送において色副搬送波の周波数と水平走査
周波数の関係から、色副搬送波は隣接水平走査期間では
Q、m、n、o・・・SとQ’ 、m’ 、n’ 、o
’ ”’、s’ とで示すように位相がπずれている。
第8図(b)に示すように直交成分への多重を行うと、
第4図でも示したように映像搬送波の位相変動を引き起
し、テレビジョン映像信号検波方式が包絡線検波の場合
、Aの多重の場合SとQの間に色副搬送波の最大振幅が
表われ直交成分の無い場合の最大振幅位相Qとの間位相
差φを生じる。色副搬送波の位相変動は再生映像画面の
色相変化として表われる。この位相変動は映像信号検波
方式が同期検波方式では図中のcosωc −を方向成
分のみを検波するのでAの多重があっても色副搬送波の
最大振幅位相はQであり1位相変動は生じない、包絡線
検波の場合多重信号の符号に応じてπ/2と−π/2(
第8図ではAと−Aで示す)に直交成分が多重されると
色副搬送波の最大振幅の位相方向(位相の進みと遅れ)
が決まり、Aおよび−Aの絶対値により位相変動量が決
まる。IIJt接する水平走査期間で多重信号の位相を
Aと−Aにすると第8図の(b)に示すようにω、とω
、′の位相変動方向が逆方向となり位相変動量が同一と
なるので、同一信号で隣接する水平走査期間での画面の
色相変化が逆となり人間の視覚の色度感度の周波数特性
(目の積分効果)などにより、色相変化を感じ難くでき
る。
すなわち、第7図におけるa工〜a、とa i ” a
 5 Tb1〜bsとb1〜b5などのように同一デー
タの逆相を入れた水平走査期間との間は多重信号がAと
−Aのように逆相となっているので、色相変化を感じ難
い。ただし「〜”5+ bよ〜b5のように同一データ
の逆相となっていない水平走査期間は色相変化を感じ易
い。
さらに、テレビジョン受像機において水平走査期間の相
関(いわゆるライン相関)の「<シ形フィルタ」を輝度
信号と色信号との分離に採用した受像機では色副搬送波
の位相変動が回路的に相殺できる。
第9図(a)に一般的な輝度信号色信号分離の色信号取
り出しのくし形フィルタの構成図を示し、(b)に動作
説明用の波形図を示す。1101は入力端子、1102
は遅延回路、1103は減算器、1104は出力端子、
1105〜1108は色副搬送波の波形である。110
5は多重のない場合、1106は第8図(b)の右側、
1107は第8図(b)の左側、1108は1107の
反転である。多重のない場合の色副搬送波は第8図(、
)に対応させて時間Qが振幅最大波形1105で示した
。ここでAの多重信号が加わるとSとpとの間に最大振
幅が表われ、波形1106になる。また次の隣接水平走
査期間で−Aの多重信号が加わりω、′の色副搬送波は
P′とq′との間に最大振幅位相が表われ、波形110
7となる。
遅延回路1102を経て一水平走査期間遅延した波形1
1o6と波形1107が減算器1103に加えられる。
波形1107の反転を波形1108で示すが、波形11
06から波形1107を減算することは波形1106に
波形1108を加算することとなり、さらに振幅を1/
2すると波形1105となる8この波形1105が出力
端子1104から得られる。このくし形フィルタにより
得られた色副搬送波は、たとえ映像信号検波方式が包絡
線検波で多重信号が加わったとしても位相変動を受けな
いことを示す。なお、この場合も、第7図に示す81〜
asと石〜L−のように隣接水平走査期間で上と下のデ
ータが逆相となっている水平走査期間を処理した場合の
み位相変動を受けないので、1水平走査期間ごとに位相
変動を受けない水平走査期間が現われる。
以上示したように第2図に加えて第5〜7図に示す本発
明の一実施例によれば、1水平走査期間ごとに逆相の多
重信号を多重するので多重信号による映像の色相変化に
およぼす妨害を低減できる効果がある。
なお、第5図において入力データを連続データとしたの
で時間軸圧縮回路702を用いたが、入力データが間欠
的な不連続データの場合には不要な場合もある。
また、第6〜8図の実施例では、出力データ列に時分割
多重される制御信号は、出力データ列804と水平同期
タイミング波形805の関係が変わらないように水平走
査期間の倍数の期間とする必要がある。さらに、制御信
号が多重されている期間はTV画面に妨害が発生するた
め、タイミング発生回路4101で制御信号多重期間を
映像信号の水垂帰線期間内とするようにして、妨害が′
r■画面とに現われないようにする。
次に第2図の処理回路215の他の具体例を第10図に
示す、また、第11図は本発明の伝送データ列例など動
作説明用の図であり、第12図は本発明にかかる伝送デ
ータの模擬パターン例である。1201は入力端子、1
202はインバータ、1203は遅延回路、1204は
タイミング発生回路、1205は切替スイッチ、120
6は出力端子、1301.1306はタイミング発生回
路1204内でのタイミング波形、1302は入力デー
タ列、1303は遅延回路12o3の出力データ列、1
304はタイミング発生回路12o4出力タイミング波
形、1305は本発明にががる伝送データ列の一例であ
る。
入力端子1201に加えられたデータ列1302をイン
バータ12o2を介し、遅延回路1203で時間τ遅延
させることでデータ列13o3を得る。なお、タイミン
グ波形13o1は時間τごとに反転する。タイミング波
形13o4はデータ列内のデータの期間に反転し、図中
で上側の時に切替スイッチ1205を(イ)側に接し下
側の時に(ロ)側に接する。このタイミング波形130
4で制御された切替スイッチ12o5により、データ列
1305が出力端子1206に得られる。
タイミング波形1306を水平同期信号として、テレビ
ジョン画面に合せて、データ列13o5を模擬的に示し
た図が第12図である。横に水平走査方向を縦に垂直走
査方向を示す。第12図に丸印の枠で示したように、隣
接した水平走査期間において、1データごとに上下が反
転データとなっている。この隣接した水平走査期間でデ
ータを反転させることは、映像搬送波の直交成分への多
重信号が逆相関係となることを示し4多重信号による映
像の色相変化への妨害を低減できる効果は第8図、第9
図での説明と同様である。
以上、第2図に加えて第10〜12図に示した実施例に
よれば、隣接する水平走査期間での多重信号が逆相であ
るので、映像の色相変化におよぼす妨害を低減できる効
果がある。また、すべての水平走査期間において、1デ
ータごとに隣接走査期間と逆相関係を持ち色相変化の相
殺が第12図の光枠が示すように網目状となるので色相
変化におよぼす妨害が細か(なり、視覚の色度の感度周
波数の低さにより第5〜7図の場合よりさらに映像の色
相変化におよぼす妨害を低減できる効果がある8なお、
第6図の説明同様、出力データ列1305と時分割多重
する制御信号は1期間を水平走査期間の倍数とし、第2
図のタイミング発生回路4101でタイミングを垂直同
期信号に合わせて、制御信号による画像妨害をTV画面
上に現わさないようにする。
上記実施例では、伝送データ列として1水平走査期間に
7データの例で奇数データの場合を示したが、偶数デー
タの場合6データを例にとり第13〜15図に示す。第
13図は第2図の処理回路215のさらに他の具体例を
示す。第14図は伝送データ列例など動作説明用の図で
あり、第15図は本発明にかかる伝送データの模擬バタ
ー・ン例である。1.204はタイミング発生回路71
501はタイミング入力端子、1502はタイミング発
生器、1601,1604,1607はタイミング発生
回路1204内でのタイミング波形、1602は入力端
子1201の入力データ列、1603は遅延回路120
3の出力データ列、1605はタイミング発生回路12
04出力のタイミング波形、1606は本発明にかかる
伝送データ列の一具体例、1503はイクスクルーシブ
オア(以下FORと略す)である。その他第10図と同
一符号は同一機能を示す。
第10図との差はタイミング発生回路1204内にEO
R1503を設け、タイミング波形1601と1604
によりタイミング発生回路1204の出力にタイミング
波形1605を得て、切替スイッチ1205を制御する
ことにある。FOR1503は、水平走査期間ごとに切
替スイッチ1205の制御タイミングを反転させるもの
で、伝送データ列1606が得られ、第15図に模擬的
に示す伝送データのテレビジョン画面上でのパターンと
なる。
上記実施例でも、第10〜12図と同様に、多重信号に
よる映像の色相変化におよぼす妨害を低減できる効果が
ある。
また、第6図の説明と同様に、出力データ列1606と
時分割多重する制御信号は1期間を水平走査期間の倍数
とし、第2図のタイミング発生回路41o1でタイミン
グを垂直同期信号に合わせて、制御信号による画像妨害
をTV画面上に現わさないようにする。
次に第2図の処理回路215の他の具体例としてFMま
たはPE変調回路を考える。第8図に説明したこと、お
よび視覚上の効果を利用する方法として隣接するデータ
の極性をなるべく逆位相にして伝送することが考えられ
る。すなわち、隣接するデータ間の位相変動方向を逆方
向とすれば、同−信゛号で隣接するデータ間での画面の
色相変化が逆となり人間の視覚の色度感度の周波数特性
(目の積分効果)などにより1色相変化を感じ難くでき
る。
第16図に符号化回路115で行われるFM、およびP
Eのディジタル変調例を示す。FM(Frequenc
y Modulation)は、ビット“1”を反転あ
りに対応させ、ビットJ# 071を反転なしに対応さ
せるが、さらにビットとビットの境界でも反転させる。
 P E (Pha!Je Encoding)はビッ
ト111 IIを一つの方向の反転に対応させ、ビット
“OIIを反対方向の反転に対応させる。したがって、
必要に応じてビットとビットの境界でも反転させる。F
M、PEの特徴は1ビツトに1回以上の反転があること
から、セルフクロックが容易なこと、DC成分を含まな
いことなどである。また、PEは第16図に示すように
n、、a工l a、・・・のデータ列が、ao、□、a
工l a、、821石−・・・というように隣接データ
が逆極性で並ぶデータ列となる。
このようにディジタルデータにFMまたはPE変調を行
うことによりベースバンドディジタル信号の低域成分を
抑圧することができ、これから不要高周波成分をLPF
216で除去して、ディジタル符号化した音声信号用の
変調器218で変調することにより搬送波周波数付近の
スペクトルを抑圧したディジタル符号化した音声信号の
スペクトル304が得られる。
次に搬送波近傍の周波数成分を低減した場合の効果につ
いて説明する。第3図;305は、搬送波再生型検波の
場合は搬送波再生回路を構成する搬送波周波数選択回路
の搬送波周波数選択帯域を。
あるいはP I、 L同期検波の場合は搬送波再生回路
を構成するI−’ L L、の周波数応答帯域を表す。
帯域;305内に搬送波周波数成分以外の信号が含まれ
工いる場合、それらは搬送波再生の妨害となり、映像検
波特性を劣化させる原因となる。ディジタル符号化した
音声信号のスペクトル:303はこの妨害成分となるた
め、応答帯域304の帯域内のスペクトルがより多く抑
圧されることが望ましい。
このように、ディジタル符号化した音声信号のスペクト
ル303の搬送波周波数部分のスペクトルを抑圧した帯
域内に搬送波周波数選択帯域またはPLLの周波数応答
帯域を、選ぶことにより直交多重したディジタル符号化
した音声信号からの妨害が軽減できる効果があり、隣接
データ間ごとに逆相で多重するので既存のテレビジョン
受信機の色相への妨害を低減できる効果がある。
次に第1図し:示す遅延回′Jfr11’7.減i’7
.11118、スイッチ122、時間軸伸長率I412
3、切替制御回路6000.タイミング再生回路124
の詳細な動作について説明する。
第17図に伝送データ列804を受信する場合の復調動
作を示す。2401は水平走査期間の同期用のタイミン
グ波形、2402は伝送されて受信したデータ列、24
03は遅延回路117の出力のデータ列、2404は減
算器118の出力のデータ列、2405はタイミング波
形240 Bを分周して得たタイミング波形、2406
はスイッチ122の出力のデータ列、2407は時間軸
伸長回路12;3の出力データ列、2408は、第1図
のクロック再生回路121から得られるタイミング波形
である。受信したデータ列2402が遅延回路117に
よりデータ列2403になる。データ列2403からデ
ータ列2402を減算器118−t’wt算し、符号識
別回路120、クロック再生回路12]によりデータ列
2404を得る。タイミング波形2405の北側でスイ
ッチ122を接するように切替制御回路6000で制御
することでデータ列2406を得る。また、スイッチ制
御ITIタイミング波形2405はタイミング波形24
08を5分周し、制御信号識別回路8000で検出され
る制W信号を基準にして位相を決定して得られる。N 
T S C方式では水平走査線は1フレームあたり52
5本であるため、タイミング波形2405は、1フレー
ムごとに位相が反転する。
このため、L記制御信号で奇数・偶数フレームの判別が
可能なように第2図の制御(a号発生回路では、奇数・
偶数フレームの制御信号のパターンを変えて発生させて
いる。制御信号識別回路8000で得られた制御信号を
第1図のタイミング再生回路124に入力し、奇数・偶
数フレームの判別などを行なって波形2405を発生す
る。なお、データ列2406とデータ列2407では2
a、をaiのように2倍を省略している。データ列24
06を時間軸伸長回路123によりデータ列2407に
なり、第6図に示す送信側の元のデータ列801になる
。第17図において、説明の都合上時間軸伸長回路12
3は、f−9列2406から2407へと時間軸方向2
倍の伸長を行なっているが、実際には、時分割多重され
た制御信号を除いた間欠データを時間軸伸長するため2
倍以上の時間軸伸長を行なっている。すなわち、制御信
号が1フレームあたり1水平走査期間時分割多重された
とすると、時間軸伸長率は、 となる。
本実施例によれば復調波形と遅延器117を経て1水平
走査期間遅延した復調波形を減算器117で減算するの
で、水平走査期間ごとに相関の多い映像信号からの妨害
は相殺して除去でき、映像からの妨害を低減する効果が
ある。また時分割多重された制御信号を検出して、ディ
ジタル復調のタイミング再生を行なうため、より安定な
ディジタル復調ができる効果がある。
次に制御信号識別回路8000の具体例を第18図に示
す。8001はデータ列入力端子、8002はクロック
入力端子、8003は遅延回路。
8004は符号識別回路、8005は制御検出回路であ
る。入力端子8001より入力したデータを遅延回路8
003で第1図の減算器118の遅延分だけ遅延させタ
イミングを合わせる。遅延回路の出力を符号識別回路1
20で第1図のクロック再生回路121より得られたク
ロックをクロック入力端子8002に人力して、誤り率
の少ない点(いわゆるアイパターンの最大開口部)でデ
ィジタル符号にする。ディジタル化された符号から制御
信号を制御検出回路8005で検出する。
第19図に伝送データ列第11図の1305を受信する
場合の復調動作を示す、2501は水平走査期間の同期
用のタイミング波形、2508は第1図のクロック再生
回路121より得られるタイミング波形、2502は伝
送さ九で受信したデータ列、2503は遅延回路117
の出力のデータ列、2504は減算器118の出力のデ
ータ列、2505はタイミング波形2508を2分周し
て得られるタイミング波形、2506はスイッチ122
の出力データ列、2507は時間軸伸長回路123の出
力のデータ列である。受信したデータ列2502が遅延
回路117によりデータ列2503になる。データ列2
503からデータ列2502を減算器118で減算する
と、データ列2504が得られる。タイミング波形25
05の上側でスイッチ119を接続すればデータ列25
06を得る。データ列2506は時間軸伸長回路123
によりデータ列2507になり、第11図に示す送信側
の元のデータ列1302に戻る。なお、スイッチ制御用
タイミング波形を得る過程の詳細な説明は、第17図の
説明と同様であるので省略した。また、データ列250
6とデータ列2507では2f工など2倍の表示を省略
した。さらに、第19図において説明の都合上、時間軸
伸長回路123は、データ列2506から2507へと
時間軸方向に2倍の伸長を行なっているが、これも第1
7図の説明と同様に、実際には時分割多重された制御信
号を除いた間欠データを時間軸伸長するため2倍以上の
時間軸伸長を行なっている。
本実施例によれば、第17図の実施例と同様に。
映像信号からの妨害を低減する効果とより安定なディジ
タル復調のできる効果がある。
第20図に伝送データ列第14図の1606を受信する
場合の復調動作を示す、2601は水平走査期間の同期
用のタイミング波形、2611は第1図のクロック再生
回路121より得られるタイミング波形、2602は伝
送されて受信したデータ列、2603は遅延回路117
の出力のデータ列、2604は減算器118の出力のデ
ータ列、2605はタイミング波形、2606は水平走
査期間ごとに反転するタイミング波形、2607はタイ
ミング波形2605とタイミング波形2606から得ら
れたタイミング波形、260 B、はスイッチ122の
値を保持したデータ列、2609はタイミング波形、2
610は時間軸伸長回路123の出力データ列である。
受信したデータ列2602が遅延回路117によりデー
タ列2603になる。データ列2603からデータ列2
602を減算器118により減算すると、データ列26
04が得られる。タイミング波形2605とタイミング
波形2606を排他的論理和を取り(第13図のEOR
1503と同一動作)得られたタイミング波形2607
の上側でスイッチ122を導通させ、スイッチ122の
しゃ新期間は導通期間の値を保持させるとデータ列26
08が得られる。
これはタイミング波形2607の上側でラッチされるデ
ィジタル回路で構成可能である。このデータ列2608
をタイミング波形2609の立ち下がりエツジでラッチ
することで時間軸伸長回路123の出力にデータ列26
10を得る。このデータ列2610は第14図に示す送
信側の元のデータ列1602と一致する。なお、スイッ
チ制御用タイミング波形2605.2606を得る過程
は第17図と同様であるので省略する。また、データ列
2608とデータ列2610では2f、など2倍の表示
は省略した。さらに、第20図において説明の都合上、
時間軸伸長回路123は、データ列2608から260
8.2610へと時間軸方向に2倍の伸長を行なってい
るが、これも第17図の説明と同様に、実際には時分割
多重された制御信号を除いた間欠データを時間軸伸長す
るため2倍以上の時間軸伸長を行なっている。
本実施例によれば第17図の実施例と同様に映像信号か
らの妨害を低減する効果とより安定なディジタル復調が
行なえる効果がある。
第21図は、第2図の処理回路215でFM変調された
信号を受信する場合の第1図符号識別回路120の具体
例である。第1図と同一符号は同一機能を示し、200
1は同期検波回路出力、2002はウィンドコンパレー
タ、2003はラッチ、2004はディジタルデータ出
力である。第21図の動作を第22図を用いて説明する
。第22図は第21図のタイミングチャートを表し、第
20図にその部所を示した。また211.0.2111
はウィンドコンパレータ2002のコンパレータレベル
である。送信前のデータ2100はFM変調を受けFM
信号2101となりこれが同期検波出力2001より得
られる。信号2101は遅延回路117で遅延を受は信
号2102となり、減算器118で信号2101より減
算される。この動作は信号2102を反転して(信号2
103)信号2101に加算することに等しい。減算器
118の出力は信号2104に示すように3確信号とな
るが、これをウィンドコンパレータ2002でコンパレ
ータレベル2111.2112の間の電圧、すなわち中
点電位を検出し信号2105を得る。信号2105をク
ロック再生回路121で再生したクロック2106を用
いてラッチ2003でラッチし、ひげのない出力信号2
107を得る。出力信号2107からスイッチ制御用タ
イミング波形2108で、波形2108がHi g h
の期間のみ接続するよう制御された第1図のスイッチで
取り出した信号が2109である。信号2109を第1
図の時間軸伸長回路123で時間軸伸長して信号211
0を得る。信号2110は、送信前のデータ2100に
等しいことがわかる。第21図の符号識別回路は、信号
21o4の中点電位が送信前のデータ2100のIt 
011に対応していることを利用したものである6、な
お、第22図では簡単のために信号2101から210
4を矩形波で示したが実際は帯域制限を受けており高調
波成分のない信号となっている。また、スイッチ制御用
タイミング波形2108を得る過程は第17図の説明と
同様であるので省略する。また、スイッチ制御用タイミ
ング波形2108を直接ラッチ2003のクロックとし
て入力すれば、出力波形として信号2110を得ること
ができる。したがって第1図のスイッチ122、時間軸
伸長回路123、切替制御回路6000はその場合不要
である。また、説明の都合上、時間軸伸長回路123は
、データ列2109から2110へと時間軸方向に2倍
の伸長を行なっているが、これも第17図の説明と同様
に、実際には時分割多重された制御信号を除いた間欠デ
ータを時間軸伸長するため、2倍以上の時間軸伸長を行
なっている。
本実施例によれば復調波形と、遅延器117を経てデー
タ最小反転期間である1データ長(送信前のデータから
みると半データ長)遅延した復調波形を減算器117で
減算しているので、低周波成分で隣接の相関の多い映像
からの妨害は相殺して除去でき、映像からの妨害を低減
できる効果がある。また、制御信号を検出してディジタ
ル復調のタイミング再生を行なうので、より安定なディ
ジタル復調ができる効果がある。
第23図は、第2図の処理回路215でPE変調された
信号を受信する場合の第1図符号識別回路120の具体
例である。第1図、第21図と同一符号は同一機能を示
し、2201はコンパレータ、2202はラッチである
。第23図の動作を第24図を用いて説明する。第24
図は第23図のタイミングチャー・トを表し第23図に
その部所を示した。また2311はコンパ【ノータ22
01のコンパレータレベルである。送信前のデータ23
00はPE変調を受けPE信号2301となりこれが同
期検波出力2001より得られる。信号2301は遅延
回路117で遅延を受は信号2302となり、減算器1
18で信号2301より減算される。この動作は信号2
302を反転して(信号2303)信号2301に加算
することに等し2い。減算器118の出力は信号230
4に示すように3短信号となるが、これをコンパレータ
2201でコンパレータレベル2311.すなわち、中
点上4tで識別し信号2305を得る。信号2305を
クロック再生回路120′c再生したクロック2306
を用いてうツチ2202でラッチして44号2 :10
7を得る。信号2307より第21図のようにスイッチ
制御44号2308で制御された第1−図のスイッチ1
22で1一つおきにデータを抽出し出力flj昏’23
09を得る、l1j−シ2309を時間軸伸長回路12
3で時間軸伸妊して信号231Oを得る5倍号2310
は、送信前のデー・夕刊2300に等19.いことが分
かる。
第23図の復調回路は、信号2304(ハデータが1つ
おきに送信前のデータ2300に等しいことを利用した
ものである。なお、第24図では簡単のため&J信号2
301から2304を矩形波で示したが実際は帯域制限
を受けており高調波成分のない43号となっている。ま
た、スイッチ制御用タイミング波形2308を得る過程
は第17図のこ説明ど同様であるので省略ずろ、また、
スイッこチ制御用タイ′ミング波形9 :308を直接
ラッチ2202の/、70ツクとじて人力すれば出力に
信号2310を得る二とができる。゛この場合5ff!
1図のスイ・−チ122.時間軸伸長回路123.切替
制御回路6 C)(1(’>は不要゛1″あろ、また、
説明の都合11、時間軸伸長回路1z!3は1.データ
列2309から2310へと時間軸方向に2倍の伸長登
行な〕ているが、こtも第17図の説明と同様し。
実際1こは時分′l¥ll今重〜才した制御信号を除い
?2間欠データを時間仰1伸長−46カめ、2倍Ju、
 I−:Tl 13間軸伸長を行な−)でいる。
本実施例家Sよれば、第21図と同様番7映像からの妨
害を低減できる効果があり、さC,に減算により伝送さ
れたデー・夕は2倍となるが白色、雑音はv”−’X”
 ’pHb:増すたけなのでSN比のより復調が可能ど
なる効果がある、ナた、制御信号を検出してディジタル
復調のタイミング再生を?−j゛なうので、よ11安゛
ζなディパツタル復調ができる効果がある。
凧1−の説明で分るように、同一多重信号を逆相で2度
伝送する形態を取ることで妨害を低減できろが反面輩重
信片の伝送帯域を一定とすると伝送容敏が1/2にこ夕
るため、さらに4値以トの多値11人や、デュオバイナ
リ−符号などの符号量干渉メー5積極的:、、−利用1
.て伝送帯域の圧縮などを行うパーシャルレスポンス方
式などに上って改復することもri■能である。なお、
パ〜ジャル1ノスボンス方表についでは、昭和56年9
月発行オーム社版現代ディジタル通信す式の137頁・
〜142頁などに示きれているので詳細は省略する、 マタ、1%7.13.15図に、むいて、テレビジョン
映像信号の画ifiに対応させ”τ多重、信奸の音調方
向を模擬的#4″示した、これらの場合、多昨伊号が、
水車走査期間に一定の数が入る同期1f−LM :コで
説明1y t=が、多嘔イ4号の伝送速度と水甲才姿期
間が同期[、ないような場合12.Tは$小信号t7’
+水・114)査肋間と映像4:9.40>水平走査期
j川どがほぼ−・敗し、ていれば同様の映像信号−へf
ノ゛妨害低減の妙里、・役得られる6、また水車走査期
間(j)ll後の−γ−タ時[?(jを任、@とじた1
1.あるー・対の水Ll”走査期間のデータ数を増減し
たりすることで吸収することもできる。
次に、本発明による受信機(信時再生”MμNの他の実
施例と(、て第25図を示す、8010は1浜り車検出
回路・′?′ちる。第1図と回 符号(S回−・機能紮
示す。
第1図との差屋は、ぞイジタルイ5号処理回路126で
の符号誤り率を誤り車検出回路130 i t+ −(
^検出し、誤iI率がひも低くなるようドタイミ!/グ
再″ト回路124て・切替制御回路f; 000 、、
時(ih俤伸長回路123のjli’i御を行うことで
ある。。
本実施例によりば、誤り率を検74’4 L/ f誤0
+(ハ低くなるようにディジタル復調のタイミング再生
を行なうので、より安定なディジタル復調ができる効果
がある。なお、第25図の実施例によれば、制御信号を
用いないので、第2図に示(7た信号発生装置のタイミ
ング発生回路4.103. 、制御信号発生回路410
2、スイッチ4102を省略しても良い。
[発明の効果] 本発明によれば、振幅変調された搬送波と直交位相関係
の搬送波を搬送波近傍のスペクトルを低減して変調多重
された信号と、前記振幅変調された搬送波を合成伝送さ
れた多重伝送信号から多重信号中の搬送波に同期した信
号で同期検波し、ディジタル復調回路などで復調できる
ので前記振幅変調とは別の前記振幅変調する信号以外の
(8号を再生できる効果がある。さらに搬送波再生回路
の応答帯域を、直交多重信号のスペクトルの搬送波近傍
の抑圧された帯域内にできるので振幅変調された搬送波
の検波回路が剋送波再生型検波の場合は搬送波周波数選
択回路の搬送波周波数選択帯域、PLL同期検波回路の
場合はP L Lの周波数応答帯域に与える直交多重さ
れたディジタル符号化された音声信号などの44号から
の妨害が減少し、直交多重信号によって引き起こされた
位相変動にともなう色相変化を低減できる効果がある。
また。
映像搬送波の映像信号と直交関係を持たせ、映像信号の
隣接した水平走査期間での同一の多重(4号を位相関係
を逆相として多重伝送できるので、テレビジョン受信機
の映像検波の方式が包M線検波方戊としても映像信号へ
の多重411号かl)の妨害を低減できる効果がある。
また、多重信号に時分割多重する制御jW ’i) I
Jよる画像妨害を、制御信号の多重期間と映像信号の萌
直帰、線期間のタイミングを合わせているので′■V画
面」二に現われないようにする効果があろ3、本発明に
よれば、多重信号を減算処理によ−・て再生できるので
、映イ象信号からの妨害を低減できる効果がある。
また、多重信号に時分割多重した制御J、l Q ?、
 検出して多重44号の復調のタイミング再生を行なう
ので、より安定な多重信号の復調ができる効果がある。
本発明によれば、多重信号を減算処JIIlじよって再
生できるので、映像信号からの妨害を低減できる効果が
ある。
また、復調多重信号の符号誤りS$を検出して多重44
号の復調タイミングを再生を行うため、より安定な多重
信号の復調ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての信号再生装置のブロ
ック図、第2図は本発明の一実施例としての信号発生装
置のブロック図5第3図は本発明において用いる多用伝
送信号説明のためのスペクトル図、第4図は同じくベタ
1−ル図、第5図は信号発生装置の主要部のブロック図
、第6図は本発明における伝送信号の波形図、第7図は
本発明における伝送信号の画面パターンの模擬図、第8
図は本発明における伝送信号説明のためのベクトル図、
第9図(、)はくし形フィルタの構成図、第9図(b)
は動作説明のための波形図、第10図は信号発生装置の
主要部の他の例を示すブロック図、第11図は本発明に
おける伝送信号の波形図。 第12図は本発明における他の伝送信号の画商パターン
ト4、第113図は(W号発生装置のt−ヘ要部(うさ
らに他の例を示すブロック図、第14図は本発明に、を
昌する伝送信号の波形図、第1Fi図は本発明における
さらに他の伝送信号の画面パターンの模り図、第16図
は本発明におけるさらに他の伝送イ、1′F)波形図、
第17図は本発明の実施例>ニー *;ける丁要部の−
・動作説明図、第18図は本発明の実施例にJイける主
要部分のブロック図、第19%は本発明の実施例にお番
ブる主要部の他の動作I悦四図、第20図は本発明の実
施例における」−要部のさらLJ−他の動作説明図、第
21図は本発明にtgける−[・塁部のブロック図、第
22図は本発明の実施例における1、要部の動作説明図
、第23図は本発明し才を目る−り要部の他しブロック
図、第24図は本発明における一r要部の他の動作説明
図、第25図は本発明の他の実施例のプロ・Jり図であ
乙。 り” 5j’ (、))説明 115・・・同期検波回路、117・・・遅延回路、1
18・・・減算器、120・・・符号識別回路、122
・・・スイッチ、123・・・時間軸伸長回路、124
・・・タイミング発生回路。 8000・・・制御信号識別回路、 215・・・処理回路、 4101・・・タイミング発生回路、 4102・・制御信号発生回路。 8010・・・誤り車検出回路。 蔦 5L21 ヌ ′70 第 (Q) 5A7ILLJCt 蔦 <b) ob 11[1コ 一→i可闇 ヌ10口 / 第120 第130 1コu7!′ 第150 第16図 イボ でテ  ;紀り埃 貝・」 第18図 goo;i 第21区 第22図 2 / OCI ロニ]ロニl]]同]:同[°8m::ta=凶]]図
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、搬送波を映像信号で残留側波帯振幅変調して第1の
    信号を得ると共に、前記搬送波と直交した位相関係にあ
    る直交搬送波を、前記映像信号とは別の多重すべき信号
    で、該直交搬送波が少なくとも搬送波周波数近傍の多重
    すべき信号成分が抑圧されるスペクトル抑圧処理がなさ
    れた形で変調することにより第2の信号を得、更に前記
    多重すべき信号とは別の制御信号を、前記第2の信号に
    時分割多重して第3の信号を得、この第3の信号を前記
    第1の信号と合成して伝送することを特徴とする直交多
    重伝送方式。 2、請求項1に記載の直交多重伝送方式において、前記
    スペクトル抑圧処理がなされた形での変調として、一定
    期間遅延した多重すべき信号と多重すべき信号とを波形
    演算処理した後の信号で前記直交搬送波を変調すること
    、が行われることを特徴とする直交多重伝送方式。 3、請求項1に記載の直交多重伝送方式において、前記
    スペクトル抑圧処理がなされた形での変調として、FM
    符号を用いることを特徴とする直交多重伝送方式。 4、請求項1に記載の直交多重伝送方式において、前記
    スペクトル抑圧処理がなされた形での変調として、PE
    符号を用いることを特徴とする直交多重伝送方式。 5、請求項1に記載の直交多重伝送方式において、前記
    時分割多重処理の際、前記制御信号の多重期間が前記映
    像信号の垂直帰線期間内にくるように処理することを特
    徴とする直交多重伝送方式。 6、請求項1に記載の直交多重伝送方式の送信側に用い
    る信号発生装置において、搬送波発生回路と、その出力
    である搬送波を映像信号で振幅変調して第1の信号とし
    て出力する振幅変調回路と、前記搬送波を入力されそれ
    と直交位相の関係にある直交搬送波を出力する移相回路
    と、多重すべき信号で前記直交搬送波を変調し搬送波周
    波数近傍の多重すべき信号の成分を抑圧して第2の信号
    として出力するスペクトル抑圧変調処理回路と、制御信
    号を発生する制御信号発生回路と、スペクトル抑圧変調
    処理された前記第2の信号に前記制御信号を時分割多重
    して第3の信号として出力するスイッチと、前記時分割
    多重のタイミングを発生するタイミング発生回路と、前
    記第1の信号と第3の信号を合成して出力する合成回路
    と、を具備して成ることを特徴とする信号発生装置。 7、請求項1に記載の直交多重伝送方式の受信側に用い
    る信号再生装置において、前記第1の信号と第3の信号
    との合成信号を入力とし、前記搬送波を再生する搬送波
    再生回路と、前記合成信号を入力とし前記搬送波再生回
    路の出力で前記第2の信号を復調する第1の復調回路と
    、前記第1の復調回路の出力である第2の信号から前記
    多重すべき信号を復調する第2の復調回路と、復調され
    た該多重すべき信号から前記制御信号を識別する制御信
    号識別回路と、前記制御信号識別回路の出力から前記第
    2の復調回路を制御するタイミング信号を発生するタイ
    ミング再生回路と、を具備して成ることを特徴とする信
    号再生装置。 8、請求項7に記載の信号再生装置において、前記第2
    の復調回路が、前記第1の復調回路の出力を或る期間遅
    延させる複数の遅延回路と、前記複数の遅延回路の出力
    と前記第1の復調回路の出力との間で減算などの処理を
    行う演算回路と、前記演算回路の出力を処理して前記多
    重すべき信号を再生する処理回路と、から成ることを特
    徴とする信号再生装置。 9、請求項8に記載の信号再生装置において、前記第1
    の復調回路が復調を行うべき多重変調信号をFM変調信
    号として、前記処理回路をウインドコンパレータ、ラッ
    チ、ラッチのタイミングを制御するタイミング制御回路
    で構成したことを特徴とする信号再生装置。 10、請求項8に記載の信号再生装置において、前記第
    1の復調回路が復調を行うべき多重変調信号をPE変調
    信号として、前記処理回路をコンパレータ、ラッチ、ラ
    ッチのタイミングを制御するタイミング制御回路で構成
    したことを特徴とする信号再生装置。 11、請求項8に記載の信号再生装置において、前記処
    理回路として、遮断回路、時間軸伸長回路を設けたこと
    を特徴とする信号再生装置。
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