JPH0720234B2 - 水平同期信号検出回路 - Google Patents

水平同期信号検出回路

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JPH0720234B2
JPH0720234B2 JP61206349A JP20634986A JPH0720234B2 JP H0720234 B2 JPH0720234 B2 JP H0720234B2 JP 61206349 A JP61206349 A JP 61206349A JP 20634986 A JP20634986 A JP 20634986A JP H0720234 B2 JPH0720234 B2 JP H0720234B2
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signal
horizontal
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達司 坂内
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、回転ヘッドヘリカルスキャン型磁気記録再生
装置(以後、VTRと記す)の再生映像信号から分離した
同期信号パルス列のようにノイズ成分を含むパルス信号
列から水平同期信号を検出する装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来の水平同期信号検出回路には、第3図に示すように
入力端子18から入力する再生映像信号から同期信号分離
回路19で振幅分離により同期信号を分離しこの分離同期
信号をAFC回路20に供給することによってゲートパルス
を発生させて再生水平同期信号をゲート回路21でゲート
して得るものがある。また、特開昭55−79583号広報に
開示されたように分離同期信号のパルス間隔をカウンタ
ーで計数し、所定回数連続して略々等しいカウンターデ
ーターから検出した再生水平同期信号(テープH)をメ
モリーに記憶させこのデータから前記パルスを抜き取る
ゲートパルスを発生させて水平同期信号を得るものがあ
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記AFC回路を用いた構成では、可変速再
生時、AFC回路にトラックをまたがって再生されるノイ
ズ成分も供給され、また水平同期信号の周期も大きく変
化するので応速速度が早く、かつ安定に水平同期信号を
検出することは困難であった。また、上記分離同期信号
のパルス間隔を計数してテープHを検出してゲートパル
スを発生させる構成では、回路構成が複雑であり、さら
にテープHを再生信号から検出するのでYTRの再生信号
にドロップアウトが多い場合や可変速再生時にトラック
をまたがった直後ではテープHの検出に誤動作したり引
き込みに時間がかかるという問題があった。
本発明はかかる点に鑑み、ドロップアウトが多い場合や
可変速再生時でも応答速度が早く安定に水平同期信号を
検出する水平同期信号検出回路を提供することを目的と
する。
問題点を解決するための手段 本発明は回転ヘッドヘリカルスキャン型磁気記録再生装
置において再生映像信号から同期分離する手段と、テー
プスピード信号からを前記再生映像信号の水平同期信号
周期を示す予測水平同期信号周期(予測テープH)を予
測する手段と、基準クロック信号を計数して前記分離同
期信号のパルス間隔を計数する手段と、前記予測水平同
期信号周期と前記分離同期信号の検出パルス間隔とが略
々等しい時に前記分離同期信号から水平同期信号を得る
手段とを少なくとも備えた水平同期信号検出回路であ
る。
作用 本発明は前記した構成によりテープスピード信号から予
測テープHを得てこの予測テープHと略々等しい分離同
期信号を水平同期信号として検出するので、ドロップア
ウトが多い場合やトラックをまたいで再生する可変速再
生でも応答速度が早く安定して水平同期信号を検出する
ことができる。
実 施 例 第1図は本発明の一実施例における水平同期信号検出回
路のブロック図を示すものである。同図において、1は
再生映像信号が入力する入力端子、2は振幅分離により
同期信号を分離する同期信号分離回路、3は分離同期信
号の立ち上がり(水平同期信号前縁)から所定クロック
信号幅のパルス信号を発生させるパルス発生回路、4は
テープスピード信号であるキャプスタンモーターの回転
速度検出信号が入力する入力端子、5は前記テープスピ
ード信号のパルス数を所定時間内計数する第2のカウン
ター、6は前記第2のカウンターの出力信号を予測テー
プHを示すデータに変換するROM(リードオンリーメモ
リー)、7は前記パルス信号で前記予測テープHデータ
をロードし前記所定クロック信号を計数する第1のカウ
ンター、8は前記カウンターの出力から第1、及び第2
のゲート信号を発生させるゲート信号発生回路、9は前
記第2のゲート信号のゲート期間内のみ前記分離同期信
号の立ち上がりで所定幅の水平同期信号を発生させる水
平同期信号ゲート回路、11は再生映像信号のドロップア
ウトを示すドロップアウト信号の入力端子、12は前記ド
ロップアウト信号と前記ゲート信号発生回路8から発生
する第1のゲート信号とから前記パルス発生回路3の動
作を禁止する禁止信号を発生させるアンドゲートであ
る。第2図は本発明の実施例における水平同期信号検出
回路各部の動作波形図である。同図において、13は前記
同期信号分離回路2から出力する分離同期信号の波形、
14は前記パルス発生回路3から出力するパルス信号の波
形、15は前記ゲート信号発生回路8から出力し前記パル
ス発生回路3の動作を禁止する第1のゲート信号の波
形、16は前記ゲート信号発生回路8から出力し水平同期
信号を得る第2のゲート信号の波形、17は出力端子10に
出力すを検出水平同期信号の波形である。前記分離同期
信号13のa,bはノイズ成分から発生したものであり、こ
の信号にはドロップアウト等による同期信号の欠落も発
生している。
以上のように構成された実施例についてその動作を説明
する。
入力端子1から入力する再生映像信号は、同期信号分離
回路2で振幅分離により同期信号が分離される。この
時、パルス幅検出による分離もあわせて行えばより正確
な分離が行える。パルス発生回路3は、この分離同期信
号13の立ち上がり(水平同期信号前縁)から所定クロッ
ク信号幅のパルス信号を発生させ、第1のカウンター7
をロードさせる。第2のカウンター5は、入力端子4か
ら入力するテープスピード信号、すなわちキャプスタン
モータ回転速度に比例して発生するパルス列の所定時間
のパルス数を計数し、この計数値でROM6をアドレスす
る。前記ROM6にはあらかじめテープスピード信号と予測
テープHとの関係を示すデータが記憶されており、この
データを第1のカウンター7がロードして前記所定クロ
ック信号を計数する。前記ROM6のデータは、テープH=
H0×N/{N+(ST−1)×α} ここで テープH;再生される水平同期信号周期 H0;通常再生(ST=1)の水平同期信号周期 N;1本のビデオトラック内に記録される水平走査期間数 ST;再生テープスピードと通常再生テープスピードの比 αH;回転ヘッドヘリカルスキャン型磁気記録再生装置の
テープ上の隣接するビデオトラック間のその開始位置の
差とビデオトラック上の一水平走査期間の長さとの比 ST=fT/f0 ここで fT;再生時のテープスピード信号(キャプスタンモータ
ーの回転速度検出信号)の周波数 f0;通常再生で得られるべきテープスピード信号(キャ
プスタンモーターの回転速度検出信号)の周波数 の2式で示される関係から前記第1のカウンター7の計
数値が次の水平同期信号が検出されるタイミングで所定
値を示すようなカウンターロードデータである。
ゲート信号発生回路8では前記第1のカウンター7の出
力データから第1,及び第2のゲート信号を発生させる。
この第1のゲート信号15は前記予測テーブルHデータに
基づいて前記第1のカウンタ7のロードから所定期間c
(c<予測テープH)がローレベルとなり前記パルス発
生回路3におけるパルス信号の発生を禁止し、この禁止
期間cよりも後ろの前記分離同期信号13だけゲートす
る。したがって、前記分離同期信号13のノイズaによっ
て水平同期信号周期前記パルス発生回路3からパルスが
発生しない。また、入力端子11から入力する再生映像信
号のドロップアウト信号によっても前記パルス発生回路
3の動作は禁止される。水平同期信号ゲート回路9で
は、前記第2のゲート信号16によって前記分離同期信号
13を最大でも所定期間dだけゲートして所定幅の水平同
期信号発生させ、出力端子10に検出水平同期信号17を出
力させる。したがって、前記分離同期信号13のノイズb
によって前記水平同期信号は発生しない。前記第2のゲ
ート信号16は前記予測テープHデータに基づいて所定期
間d(d=f−e,e<予測テープH<f)がハイレベル
となり、この期間だけ前記分離同期信号13をゲートす
る。なお、この第2のゲート信号16は前記分離同期信号
13がゲートされたタイミングでリセットされる。
本実施例においては、テープスピード信号をVTRのキャ
プスタンモーターの回転速度検出信号としたが、キャプ
スタンモーターの回転速度制御基準信号や、通常リール
制御に用いられているテープに接触して回転する回転ロ
ーラーのローラー回転速度制御基準信号、あるいは検出
信号としてもよい。なお、上記したような基準信号をテ
ープスピード信号とする場合は、テープスピード信号の
第2のカウンター5での計数値はあらかじめ決められた
値になるので、これら基準信号を発生させる制御モード
信号等から直接ROM6を介して第1のカウンター7のロー
ドデータを出力するのと等価となる。また、テープスピ
ード信号をコントロールトラックか再生される再生コン
トロール信号として第2のカウンターでその周期を検出
する構成にしてもよい。
以上のように本実施例によれば、テープスピード信号
(キャプスタンモーターの回転速度検出信号)の周波数
から予測テープHを得、このデータに基づいて分離同期
信号から所定期間以内その動作を禁止させてカウンター
をロードするパルスを発生させ、かつ前記データに基づ
いて所定期間内だけ分離同期信号をゲートして所定幅の
水平同期信号を得るので、ノイズが多い場合やテープH
が変化する時でも応答速度が早く安定して水平同期信号
を検出することができる。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、テープスピード信
号から予測テープHを得てこの予測テープHと略々等し
い分離同期信号を水平同期信号として検出するので、ド
ロップアウトが多い場合やトラックをまたいで再生する
か可変速再生時でも、簡単な構成で応答速度が早く安定
して水平同期信号検出することができその実用的効果は
大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における水平同期信号検出回
路のブロック図、第2図は同実施例における水平同期信
号検出回路各部の動作波形図、第3図は従来例における
水平同期信号検出回路のブロック図である。 2……同期信号分離回路、3……パルス発生回路、5…
…符号変換回路、6……ROM、7……カウンター、8…
…ゲート信号発生回路、9……水平同期信号ゲート回
路。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッドヘリカルスキャン型磁気記録再
    生装置において、再生映像信号から同期分離する手段
    と、テープスピード信号から前記再生映像信号の水平同
    期信号周期を示す予測水平同期信号周期を予測する手段
    と、基準クロック信号を計数して前記分離同期信号のパ
    ルス間隔を計数する手段と、前記予測水平同期信号周期
    と前記分離同期信号のパルス間隔とが略々等しい時に前
    記分離同期信号から水平同期信号を得る手段とを少なく
    とも備えたことを特徴とする水平同期信号検出回路。
  2. 【請求項2】テープスピード信号を、回転ヘッドヘリカ
    ルスキャン型磁気記録再生装置のキャプスタンモーター
    回転速度制御基準信号からつくることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の水平同期信号検出回路。
  3. 【請求項3】テープスピード信号を、回転ヘッドヘリカ
    ルスキャン型磁気記録再生装置のキャプスタンモーター
    回転速度検出信号からつくることを特徴とする特許請求
    の範囲第1記載の水平同期信号検出回路。
  4. 【請求項4】テープスピード信号を、回転ヘッドヘリカ
    ルスキャン型磁気記録再生装置のローラー回転速度制御
    基準信号からつくることを特徴とする特許請求の第1項
    記載の水平同期信号検出回路。
  5. 【請求項5】テープスピード信号を、回転ヘッドヘリカ
    ルスキャン型磁気記録再生装置のローラー回転速度検出
    信号からつくることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の水平同期信号検出回路。
  6. 【請求項6】テープスピード信号を、回転ヘッドヘリカ
    ルスキャン型磁気記録再生装置のコントロールトラック
    から再生される再生コントロール信号からつくることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の水平同期信号検
    出回路。
  7. 【請求項7】キャプスタンモーター回転速度制御基準信
    号のパルス数を所定時間計数し、この計数値でリードオ
    ンリーメモリをアドレスしてテープスピード信号から予
    測水平同期信号周期を予測することを特徴とする特許請
    求の範囲第2項記載の水平同期信号検出回路。
  8. 【請求項8】キャプスタンモーター回転速度制御検出信
    号のパルス数を所定時間計数し、この計数値でリードオ
    ンリーメモリをアドレスしてテープスピード信号から予
    測水平同期信号周期を予測することを特徴とする特許請
    求の範囲第3記載の水平同期信号検出回路。
  9. 【請求項9】ローラー回転速度制御基準信号のパルス数
    を所定時間計数し、この計数値でリードオンリーメモリ
    をアドレスしてテープスピード信号から予測水平同期信
    号周期を予測することを特徴とする特許請求の範囲第4
    記載の水平同期信号検出回路。
  10. 【請求項10】ローラー回転速度検出信号のパルス数を
    所定時間計数し、この計数値でリードオンリーメモリを
    アドレスしてテープスピード信号から予測水平同期信号
    周期を予測することを特徴とする特許請求の範囲第5記
    載の水平同期信号検出回路。
  11. 【請求項11】再生コントロール信号の周期を所定クロ
    ック信号を計数して検出し、この計数値でリードオンリ
    ーメモリをアドレスしてテープスピード信号から予測水
    平同期信号周期を予測することを特徴とする特許請求の
    範囲第6記載の水平同期信号検出回路。
JP61206349A 1986-09-02 1986-09-02 水平同期信号検出回路 Expired - Lifetime JPH0720234B2 (ja)

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JP61206349A JPH0720234B2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02 水平同期信号検出回路

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JPS6362490A JPS6362490A (ja) 1988-03-18
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JPH0610131B2 (ja) * 1987-10-30 1994-02-09 テルモ株式会社 リポソームの製法
KR0141724B1 (ko) * 1995-01-07 1998-07-15 이헌조 브이씨알의 서보 제어장치

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