JPH06101804B2 - 垂直同期タイミング信号発生回路 - Google Patents
垂直同期タイミング信号発生回路Info
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- JPH06101804B2 JPH06101804B2 JP60211972A JP21197285A JPH06101804B2 JP H06101804 B2 JPH06101804 B2 JP H06101804B2 JP 60211972 A JP60211972 A JP 60211972A JP 21197285 A JP21197285 A JP 21197285A JP H06101804 B2 JPH06101804 B2 JP H06101804B2
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- signal
- field
- timing
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/04—Synchronising
- H04N5/08—Separation of synchronising signals from picture signals
- H04N5/10—Separation of line synchronising signal from frame synchronising signal or vice versa
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Synchronizing For Television (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テレビジョン信号から垂直同期のタイミン
グを的確に検出するための回路に関する。
グを的確に検出するための回路に関する。
〔従来の技術〕 テレビジョン信号の同期信号は、垂直、水平の2種類の
同期信号を含んでおり、この中から垂直同期信号を分離
する場合、従来においては、周波数分離回路が用いられ
ていた。これは、垂直同期信号が比較的低い周波数成分
を含んでいるこを利用して、ローパスフィルタを通すこ
とによって垂直同期信号を分離するようにしたものであ
る。しかしながら、このような周波数分離回路による場
合、ローパスフィルタ出力の立上りや立下りが曖昧であ
るため、垂直同期信号の開始や終了のタイミングがそれ
ほど正確に検出し得ないことに加えて、ノイズ、ドロッ
プアウト等により垂直同期信号と同等の周波数成分が発
生したような場合には、これを容易に垂直同期信号と確
認してしまうという重大な欠点があった。
同期信号を含んでおり、この中から垂直同期信号を分離
する場合、従来においては、周波数分離回路が用いられ
ていた。これは、垂直同期信号が比較的低い周波数成分
を含んでいるこを利用して、ローパスフィルタを通すこ
とによって垂直同期信号を分離するようにしたものであ
る。しかしながら、このような周波数分離回路による場
合、ローパスフィルタ出力の立上りや立下りが曖昧であ
るため、垂直同期信号の開始や終了のタイミングがそれ
ほど正確に検出し得ないことに加えて、ノイズ、ドロッ
プアウト等により垂直同期信号と同等の周波数成分が発
生したような場合には、これを容易に垂直同期信号と確
認してしまうという重大な欠点があった。
そこで、このような問題を解決して垂直同期のタイミン
グを正確に検出する方法として、垂直同期期間あるいは
垂直同期期間とその前後の期間の信号波形パターンから
垂直同期のタイミングを検出する方法が考えられてい
た。
グを正確に検出する方法として、垂直同期期間あるいは
垂直同期期間とその前後の期間の信号波形パターンから
垂直同期のタイミングを検出する方法が考えられてい
た。
垂直同期期間あるいは垂直同期期間とその前後の期間の
信号波形パターンは第1フィールド、第2フィールドと
も形状的には同一波形パターンを有する。ところが、こ
の信号波形パターンと水平走査期間Hとの位相関係は第
1フィールドと第2フィールドで1/2H分ずれている(後
述する第2図参照)。このことは、垂直同期が検出され
るタイミングと水平走査期間Hとの位相関係が第1フィ
ールドと第2フィールドで1/2H分ずれることを意味す
る。
信号波形パターンは第1フィールド、第2フィールドと
も形状的には同一波形パターンを有する。ところが、こ
の信号波形パターンと水平走査期間Hとの位相関係は第
1フィールドと第2フィールドで1/2H分ずれている(後
述する第2図参照)。このことは、垂直同期が検出され
るタイミングと水平走査期間Hとの位相関係が第1フィ
ールドと第2フィールドで1/2H分ずれることを意味す
る。
映像信号の信号処理においては、第1フィールドの走査
線と第2フィールドの走査線をフィールドの区別なく同
等に扱える場合がある。例えばビデオディスクにおいて
は、コントロールおよびアドレスコードを第1フィール
ドの走査線番号16,17,18と第2フィールドの走査線番号
279,280,281(第2フィールドの第16,17,18番目の走査
線)に記録している。したがって、第1フィールドと第
2フィールドの同じタイミングで垂直同期が検出されれ
ば、これを基準に1Hごとの走査線番号をカウントしてい
くことにより、フィールドの区別なく単に特定のカウン
ト値で読み取りを行なうだけで、第1フィールド、第2
フィールドともコントロールおよびアドレスコードを正
しく読み取ることができる。
線と第2フィールドの走査線をフィールドの区別なく同
等に扱える場合がある。例えばビデオディスクにおいて
は、コントロールおよびアドレスコードを第1フィール
ドの走査線番号16,17,18と第2フィールドの走査線番号
279,280,281(第2フィールドの第16,17,18番目の走査
線)に記録している。したがって、第1フィールドと第
2フィールドの同じタイミングで垂直同期が検出されれ
ば、これを基準に1Hごとの走査線番号をカウントしてい
くことにより、フィールドの区別なく単に特定のカウン
ト値で読み取りを行なうだけで、第1フィールド、第2
フィールドともコントロールおよびアドレスコードを正
しく読み取ることができる。
ところが、前記従来の信号波形パターンそのものから垂
直同期のタイミングを検出する方法では、第1フィール
ドと第2フィールドで垂直同期の検出タイミングと水平
同期期間との位相関係が1/2H分ずれるため、垂直同期の
検出タイミングをそのまま基準として1Hごとの走査線番
号をカウントしていくことはできない。つまり、一方の
フィールドでは実際の走査線番号と常に1/2Hずれたタイ
ミングでカウント値が進行していくことになり、このカ
ウント値のタイミングを用いてコントロールおよびアド
レスコードを読み取ろうとしても、読み取ることはでき
ない。このため、再生されている映像信号が第1フィー
ルドか第2フィールドかを別途何らかの方法で逐次検出
し、この情報に基づいて一方のフィールドで垂直同期の
検出タイミングを1/2H分ずらして用いなければならず、
信号処理が面倒となる欠点があった。
直同期のタイミングを検出する方法では、第1フィール
ドと第2フィールドで垂直同期の検出タイミングと水平
同期期間との位相関係が1/2H分ずれるため、垂直同期の
検出タイミングをそのまま基準として1Hごとの走査線番
号をカウントしていくことはできない。つまり、一方の
フィールドでは実際の走査線番号と常に1/2Hずれたタイ
ミングでカウント値が進行していくことになり、このカ
ウント値のタイミングを用いてコントロールおよびアド
レスコードを読み取ろうとしても、読み取ることはでき
ない。このため、再生されている映像信号が第1フィー
ルドか第2フィールドかを別途何らかの方法で逐次検出
し、この情報に基づいて一方のフィールドで垂直同期の
検出タイミングを1/2H分ずらして用いなければならず、
信号処理が面倒となる欠点があった。
また、別の方法として1フレーム(=2フィールド)に
1度だけ垂直同期のタイミングを検出して、そのタイミ
ングを基準に第1フィールドと第2フィールドの走査線
を一連の走査線番号としてカウントしていき、その途中
の第16,17,18,279,280,281走査線に対応するカウント値
のタイミングで読取りを行なうようにすれば、フィール
ドの区別なく、また検出タイミングを1/2Hずらす処理を
することなくコントロールおよびアドレスコードを読み
取ることができる。
1度だけ垂直同期のタイミングを検出して、そのタイミ
ングを基準に第1フィールドと第2フィールドの走査線
を一連の走査線番号としてカウントしていき、その途中
の第16,17,18,279,280,281走査線に対応するカウント値
のタイミングで読取りを行なうようにすれば、フィール
ドの区別なく、また検出タイミングを1/2Hずらす処理を
することなくコントロールおよびアドレスコードを読み
取ることができる。
ところが、このような方法では垂直同期タイミング検出
が1回ドロップアウトすると、1フレーム2フィールド
分のデータが丸々読み取れなくなる。特に、CLV(線速
度一定)方式で記録されたビデオディスクでトラックジ
ャンプをした場合、同期を立て直すために垂直同期のタ
イミング情報を取り込むまでに最大2フィールドの待ち
時間が必要となる。また、この方法によれば、走査線番
号をカウントするのに大きな容量のカウンタが必要とな
る欠点もある。
が1回ドロップアウトすると、1フレーム2フィールド
分のデータが丸々読み取れなくなる。特に、CLV(線速
度一定)方式で記録されたビデオディスクでトラックジ
ャンプをした場合、同期を立て直すために垂直同期のタ
イミング情報を取り込むまでに最大2フィールドの待ち
時間が必要となる。また、この方法によれば、走査線番
号をカウントするのに大きな容量のカウンタが必要とな
る欠点もある。
この発明は、このような点に鑑みてなれさたもので、フ
ィールドごとに垂直同期のタイミングを検出することが
でき、しかも第1フィールドと第2フィールドで水平同
期期間との位相関係がずれることなく垂直同期のタイミ
ングを検出することができる垂直同期タイミング信号発
生回路を提供しようとするものである。
ィールドごとに垂直同期のタイミングを検出することが
でき、しかも第1フィールドと第2フィールドで水平同
期期間との位相関係がずれることなく垂直同期のタイミ
ングを検出することができる垂直同期タイミング信号発
生回路を提供しようとするものである。
この発明は、第1フィールドおよび第2フィールドの繰
り返しからなりかつ各フィールドには垂直同期期間およ
びその前後の期間の信号レベルの所定のパターンが付加
され、当該信号レベルのパターンは第1フィールドと第
2フィールドで水平走査期間の1/2分位相がずれてなる
映像信号から各フィールドの垂直同期タイミングを検出
し垂直同期タイミング信号を発生するための回路であっ
て、映像信号から水平同期信号を検出して水平同期検出
信号を出力する水平同期検出信号出力回路と、前記水平
同期検出信号を基準として計測される水平走査期間の前
半1/2の期間内において水平同期信号および等化パルス
のタイミングを外した複数点について前記映像信号のレ
ベルをサンプリングし、このレベルの一致状態からこの
複数点の区間における信号レベルを検出する信号レベル
検出回路と、水平走査期間ごとに検出される前記信号レ
ベルのパターンが垂直同期期間およびその前後の期間の
パターンに一致することを検出して垂直同期タイミング
信号を出力する垂直同期タイミング検出回路とを具備し
てなり、前記映像信号の第1フィールドおよび第2フィ
ールドに応じて相互に異なったタイミング幅でかつ交互
に前記垂直同期タイミング信号が出力されるように構成
してなることを特徴とするものである。
り返しからなりかつ各フィールドには垂直同期期間およ
びその前後の期間の信号レベルの所定のパターンが付加
され、当該信号レベルのパターンは第1フィールドと第
2フィールドで水平走査期間の1/2分位相がずれてなる
映像信号から各フィールドの垂直同期タイミングを検出
し垂直同期タイミング信号を発生するための回路であっ
て、映像信号から水平同期信号を検出して水平同期検出
信号を出力する水平同期検出信号出力回路と、前記水平
同期検出信号を基準として計測される水平走査期間の前
半1/2の期間内において水平同期信号および等化パルス
のタイミングを外した複数点について前記映像信号のレ
ベルをサンプリングし、このレベルの一致状態からこの
複数点の区間における信号レベルを検出する信号レベル
検出回路と、水平走査期間ごとに検出される前記信号レ
ベルのパターンが垂直同期期間およびその前後の期間の
パターンに一致することを検出して垂直同期タイミング
信号を出力する垂直同期タイミング検出回路とを具備し
てなり、前記映像信号の第1フィールドおよび第2フィ
ールドに応じて相互に異なったタイミング幅でかつ交互
に前記垂直同期タイミング信号が出力されるように構成
してなることを特徴とするものである。
この発明によれば、垂直同期期間およびその前後の期間
で1/2Hの周期で変化する信号波形パターンそのものを検
出するのでなく、水平走査期間Hごとにその前半1/2の
位置の信号レベルを検出してその検出パターンから垂直
同期のタイミングを検出するので、第1フィールド、第
2フィールドに無関係に垂直同期の検出タイミングと水
平走査期間との位相関係は一定となる。したがって、例
えば各フィールドごとの走査線番号を検出するのに用い
る場合には、この垂直同期の検出タイミングを基準とし
て単純に1Hごとの走査線番号をカウントしていけば、第
1フィールド、第2フィールドとも実際の走査線番号に
対応したカウント値が得られる。したがって、ビデオデ
ィスクのコントロールおよびアドレス信号のように第1
フィールドと第2フィールドの対応する走査線番号にデ
ータが記録されている場合には、フィールドの区別をす
ることなく単純に特定のカウント値でデータを読み取る
ようにすれば、第1フィールド、第2フィールドともデ
ータを正しく読み取ることができる。これによれば、1/
2H周期で変化する信号波形パターンそのものを検出して
垂直同期のタイミングを検出する方法に比べてフィール
ドの判別およびこの判別に基づき垂直同期の検出タイミ
ングを1/2Hずらす処理が不要になり、信号処理が容易化
される。また、1フレーム2フィールドに1度だけ垂直
同期タイミングを検出する方法に比べて、垂直同期タイ
ミング検出が1回ドロップアウトしても1フィールド分
のデータの欠落ですみ、特にCLV方式のビデオディスク
でトラックジャンプした場合、同期を立て直すために垂
直同期のタイミング情報を取り込むのに最大1フィール
ド分の待ち時間ですむ。また、走査線番号をカウントす
るカウンタも1フィールド分をカウントする小型のもの
ですむ。
で1/2Hの周期で変化する信号波形パターンそのものを検
出するのでなく、水平走査期間Hごとにその前半1/2の
位置の信号レベルを検出してその検出パターンから垂直
同期のタイミングを検出するので、第1フィールド、第
2フィールドに無関係に垂直同期の検出タイミングと水
平走査期間との位相関係は一定となる。したがって、例
えば各フィールドごとの走査線番号を検出するのに用い
る場合には、この垂直同期の検出タイミングを基準とし
て単純に1Hごとの走査線番号をカウントしていけば、第
1フィールド、第2フィールドとも実際の走査線番号に
対応したカウント値が得られる。したがって、ビデオデ
ィスクのコントロールおよびアドレス信号のように第1
フィールドと第2フィールドの対応する走査線番号にデ
ータが記録されている場合には、フィールドの区別をす
ることなく単純に特定のカウント値でデータを読み取る
ようにすれば、第1フィールド、第2フィールドともデ
ータを正しく読み取ることができる。これによれば、1/
2H周期で変化する信号波形パターンそのものを検出して
垂直同期のタイミングを検出する方法に比べてフィール
ドの判別およびこの判別に基づき垂直同期の検出タイミ
ングを1/2Hずらす処理が不要になり、信号処理が容易化
される。また、1フレーム2フィールドに1度だけ垂直
同期タイミングを検出する方法に比べて、垂直同期タイ
ミング検出が1回ドロップアウトしても1フィールド分
のデータの欠落ですみ、特にCLV方式のビデオディスク
でトラックジャンプした場合、同期を立て直すために垂
直同期のタイミング情報を取り込むのに最大1フィール
ド分の待ち時間ですむ。また、走査線番号をカウントす
るカウンタも1フィールド分をカウントする小型のもの
ですむ。
以下、この発明を添付図面を参照して説明する。この実
施例では、この発明をビデオディスク再生装置に適用し
た場合について説明する。
施例では、この発明をビデオディスク再生装置に適用し
た場合について説明する。
はじめに、テレビジョン信号の垂直帰線消去期間におけ
る波形を第2図に示す。垂直同期パルスは、水平同期信
号の2倍の周波数を有し、かつ、広いパルス幅を有して
なり、これら垂直同期パルス群の直前と直後には、垂直
同期パルスと同じ周波数を有し、かつ、狭いパルス幅の
等化パルスがそれぞれ6個づつ連続している。
る波形を第2図に示す。垂直同期パルスは、水平同期信
号の2倍の周波数を有し、かつ、広いパルス幅を有して
なり、これら垂直同期パルス群の直前と直後には、垂直
同期パルスと同じ周波数を有し、かつ、狭いパルス幅の
等化パルスがそれぞれ6個づつ連続している。
したがって、これらを各水平走査期間Hごとに見てみる
と、垂直同期パルス区間では、大部分の信号レベルは基
準レベル(帰線消去レベル)より低い状態に立下ってお
り(以下ローレベルという)、等価パルス区間では、大
部分の信号レベルが基準レベル状態(以下ハイレベルと
いう)にある。すなわち、各水平走査期間Hごとにその
前半1/2の期間内で水平同期信号、等化パルス等の該当
タイミングを除いたタイミングでサンプリングを行なえ
ば、垂直同期パルス区間のサンプル値はローレベルとな
り、等化パルス区間のサンプル値はハイレベルとなるの
で、サンプル値がローレベルとなる水平走査期間Hを検
出することにより、垂直同期信号該当箇所を検出するこ
とができる。
と、垂直同期パルス区間では、大部分の信号レベルは基
準レベル(帰線消去レベル)より低い状態に立下ってお
り(以下ローレベルという)、等価パルス区間では、大
部分の信号レベルが基準レベル状態(以下ハイレベルと
いう)にある。すなわち、各水平走査期間Hごとにその
前半1/2の期間内で水平同期信号、等化パルス等の該当
タイミングを除いたタイミングでサンプリングを行なえ
ば、垂直同期パルス区間のサンプル値はローレベルとな
り、等化パルス区間のサンプル値はハイレベルとなるの
で、サンプル値がローレベルとなる水平走査期間Hを検
出することにより、垂直同期信号該当箇所を検出するこ
とができる。
以下の実施例では、各水平走査期間Hについてそれぞれ
6点をサンプリングし、そのすべてがローレベルの場合
に、はじめてその水平走査期間Hがローレベルであると
判断し、信号レベルの誤検出を防止している。
6点をサンプリングし、そのすべてがローレベルの場合
に、はじめてその水平走査期間Hがローレベルであると
判断し、信号レベルの誤検出を防止している。
また、単に水平走査期間が連続してローレベルとなった
ことで垂直タイミングと判断するのでは、ノイズ、ドロ
ップアウト等により誤検出する恐れがあるので、この実
施例では3Hの垂直同期パルス区間とその前後の等化パル
ス区間各1Hの合計5H区間の信号レベルのパターンが1,0,
0,0,1となることを検出し、かつ、この5H区間の水平同
期信号が正常に検出されているとき垂直同期タイミング
と判断するようにしている。
ことで垂直タイミングと判断するのでは、ノイズ、ドロ
ップアウト等により誤検出する恐れがあるので、この実
施例では3Hの垂直同期パルス区間とその前後の等化パル
ス区間各1Hの合計5H区間の信号レベルのパターンが1,0,
0,0,1となることを検出し、かつ、この5H区間の水平同
期信号が正常に検出されているとき垂直同期タイミング
と判断するようにしている。
この発明の一実施例を第1図に示す。
第1図において、ビデオディスクの再生信号等から得ら
れた複合映像信号は、別途映像成分信号を除去され、同
期成分信号のみエッジ検出回路10に入力される。エッジ
検出回路20では、同期成分信号中から、明らかにノイズ
によるものと判断される立下りを除いた同期成分信号の
立下がりを検出し、同期検出信号SYNDWを出力する。同
期検出信号SYNDWは、水平同期信号検出回路12に入力さ
れる。
れた複合映像信号は、別途映像成分信号を除去され、同
期成分信号のみエッジ検出回路10に入力される。エッジ
検出回路20では、同期成分信号中から、明らかにノイズ
によるものと判断される立下りを除いた同期成分信号の
立下がりを検出し、同期検出信号SYNDWを出力する。同
期検出信号SYNDWは、水平同期信号検出回路12に入力さ
れる。
水平同期信号検出回路12は、同期検出信号SYNDWのうち
ウインド生成回路14で指定された水平同期検出用のウイ
ンドによって更にノイズや等化パルス成分等を除去し
て、水平同期信号HSYOを抽出するものである。
ウインド生成回路14で指定された水平同期検出用のウイ
ンドによって更にノイズや等化パルス成分等を除去し
て、水平同期信号HSYOを抽出するものである。
455カウンタ16は、水晶発振出力に基づくクロックをカ
ウントし、水平同期信号HSYOが検出されるごとにクリア
されるカウンタで、標準状態では1水平走査期間H中に
455カウントする。ウインド生成回路14は、455カウンタ
16のカウント値に基づき、次に水平同期信号HSYOが予想
される領域にウインドを設定するものである。
ウントし、水平同期信号HSYOが検出されるごとにクリア
されるカウンタで、標準状態では1水平走査期間H中に
455カウントする。ウインド生成回路14は、455カウンタ
16のカウント値に基づき、次に水平同期信号HSYOが予想
される領域にウインドを設定するものである。
保護回路18は、ウインド内に水平同期信号HSYOが得られ
なかった場合に、その代替信号として455カウンタ16の4
55カウント目で信号HSYIを出力する回路である。これに
より、保護回路18からは、1水平走査期間Hに必ず一度
信号HSYOあるいは信号HSYIが水平同期検出信号HSYNCと
して出力される。これにより、例えばビデオディスクの
スピンドルモータの回転が異常なとき、あるいはスピン
ドルモータが停止状態においても、水平同期検出信号HS
YNCは規則的に発生して、走査線番号に対応するタイミ
ング信号が保障される。
なかった場合に、その代替信号として455カウンタ16の4
55カウント目で信号HSYIを出力する回路である。これに
より、保護回路18からは、1水平走査期間Hに必ず一度
信号HSYOあるいは信号HSYIが水平同期検出信号HSYNCと
して出力される。これにより、例えばビデオディスクの
スピンドルモータの回転が異常なとき、あるいはスピン
ドルモータが停止状態においても、水平同期検出信号HS
YNCは規則的に発生して、走査線番号に対応するタイミ
ング信号が保障される。
信号レベル検出回路21において、サンプリングタイミン
グ検出回路は、455カウンタ16のカウント値に基づき各
水平走査期間Hにおけるサンプリングのタイミングを指
示するものである。この実施例では、各水平走査期間H
において6点のサンプリングを行なうようにしている。
サンプリングの条件として、水平同期信号および等化
パルスのタイミングを外すことカラーバーストタイミ
ングを外すこと6点サンプリング間隔を充分にとるこ
と等を考慮する必要がある。この場合6点のサンプリン
グは検出精度を高めるためのものであるから、当然のこ
とながら、信号レベルが同一の期間内で行なう。すなわ
ち、垂直同期期間およびその前後の期間では信号は1/2H
周期で変化するので、各水平走査期間Hの前半1/2の期
間内に6点のサンプル点を設定する。具体的には、455
カウンタ16のカウント値で、例えば80,88,96,104,112,1
20の6点を選択している。
グ検出回路は、455カウンタ16のカウント値に基づき各
水平走査期間Hにおけるサンプリングのタイミングを指
示するものである。この実施例では、各水平走査期間H
において6点のサンプリングを行なうようにしている。
サンプリングの条件として、水平同期信号および等化
パルスのタイミングを外すことカラーバーストタイミ
ングを外すこと6点サンプリング間隔を充分にとるこ
と等を考慮する必要がある。この場合6点のサンプリン
グは検出精度を高めるためのものであるから、当然のこ
とながら、信号レベルが同一の期間内で行なう。すなわ
ち、垂直同期期間およびその前後の期間では信号は1/2H
周期で変化するので、各水平走査期間Hの前半1/2の期
間内に6点のサンプル点を設定する。具体的には、455
カウンタ16のカウント値で、例えば80,88,96,104,112,1
20の6点を選択している。
VSMPレジスタ22は、各水平走査期間Hにおけるサンプリ
ングの結果を保持するもので、サンプリングタイミング
検出回路で指示された6点のタイミングのうち1点でも
サンプル値が“1"になると、アンド回路24(第1図にお
けるアンド回路24の入力側の表記は、サンプリングタイ
ミング検出回路の出力と同期成分信号が入力されている
ことを示す。)を介してセットされ、現在の同期成分信
号の状態が“1"すなわち垂直同期パルス区間でないと判
断される。また、6点のタイミングでサンプル値すべて
“0"となると、VSMPレジスタ22はセットされず、現在の
同期成分信号の状態が“0"すなわち垂直同期パルス区間
の一部であると判断される。VSMPレジスタ22は、オア回
路25を介し水平同期信号HSYOまたは信号HSYIが検出され
るごとにリセットされる。
ングの結果を保持するもので、サンプリングタイミング
検出回路で指示された6点のタイミングのうち1点でも
サンプル値が“1"になると、アンド回路24(第1図にお
けるアンド回路24の入力側の表記は、サンプリングタイ
ミング検出回路の出力と同期成分信号が入力されている
ことを示す。)を介してセットされ、現在の同期成分信
号の状態が“1"すなわち垂直同期パルス区間でないと判
断される。また、6点のタイミングでサンプル値すべて
“0"となると、VSMPレジスタ22はセットされず、現在の
同期成分信号の状態が“0"すなわち垂直同期パルス区間
の一部であると判断される。VSMPレジスタ22は、オア回
路25を介し水平同期信号HSYOまたは信号HSYIが検出され
るごとにリセットされる。
VSMPレジスタ22の出力は、垂直同期タイミング検出回路
19に入力され、インバータ26、アンド回路28を介して水
平走査期間HごとにVSY,1D,2D,3Dの各レジスタ30,32,3
4,36へ順次転送され、ここで信号パターンの検出が行な
われる。
19に入力され、インバータ26、アンド回路28を介して水
平走査期間HごとにVSY,1D,2D,3Dの各レジスタ30,32,3
4,36へ順次転送され、ここで信号パターンの検出が行な
われる。
DTHSYレジスタ38は、水平同期信号HSYOが得られている
場合のみVSMPレジスタ22の信号をVSYレジスタ30に転送
可能にするもので、水平同期信号HSYOによってセットさ
れ、455カウンタ16の237カウントのタイミングでリセッ
トされる。DTHSYレジスタ38がセットされると、信号DTH
SYが出力され、遅延要素40を介してアンド回路28をオン
し、VSMPレジスタ22の信号をVSYレジスタ30に転送可能
にする。水平同期信号HSYOが得られないと、DTHSYレジ
スタ38はセットされないので、アンド回路28はオンされ
ず、転送はされない。
場合のみVSMPレジスタ22の信号をVSYレジスタ30に転送
可能にするもので、水平同期信号HSYOによってセットさ
れ、455カウンタ16の237カウントのタイミングでリセッ
トされる。DTHSYレジスタ38がセットされると、信号DTH
SYが出力され、遅延要素40を介してアンド回路28をオン
し、VSMPレジスタ22の信号をVSYレジスタ30に転送可能
にする。水平同期信号HSYOが得られないと、DTHSYレジ
スタ38はセットされないので、アンド回路28はオンされ
ず、転送はされない。
VSYレジスタ30は、6点サンプリング終了後の455カウン
タ16の237カウントの各タイミングで、VSMPレジスタ22
の出力を入力し、保持する。VSYレジスタ30に転送され
た信号は、同様に455カウンタ16の237カウントのタイミ
ングごとに1Dレジスタ32、2Dレジスタ34、3Dレジスタ36
へと順次転送されていく。
タ16の237カウントの各タイミングで、VSMPレジスタ22
の出力を入力し、保持する。VSYレジスタ30に転送され
た信号は、同様に455カウンタ16の237カウントのタイミ
ングごとに1Dレジスタ32、2Dレジスタ34、3Dレジスタ36
へと順次転送されていく。
このようにして、連続した5H期間のサンプル結果が5個
のレジスタ間に順次転送されていく。VSMP,VSY,1D,2Dの
各レジスタ22,30,32,34の出力と、3Dレジスタ36の出力
をインバータ42で反転した出力と、DTHSYレジスタ38の
出力はアンド回路44に入力される。したがって、アンド
回路44は、水平同期信号HSYOが得られており(DTHSY=
“1")、かつ連続した5H期間が、垂直同期パルス区間
(3H)とその前後各1Hずつの合計5H期間でしか存在しな
い信号レベルのパターン1,0,0,0,1のとき初めてオンす
る。これにより、ノイズ、ドロップアウト等による誤動
作を確実に排除することができ、垂直同期タイミングの
確実な検出が可能となり、また、その正確な位置もわか
る。
のレジスタ間に順次転送されていく。VSMP,VSY,1D,2Dの
各レジスタ22,30,32,34の出力と、3Dレジスタ36の出力
をインバータ42で反転した出力と、DTHSYレジスタ38の
出力はアンド回路44に入力される。したがって、アンド
回路44は、水平同期信号HSYOが得られており(DTHSY=
“1")、かつ連続した5H期間が、垂直同期パルス区間
(3H)とその前後各1Hずつの合計5H期間でしか存在しな
い信号レベルのパターン1,0,0,0,1のとき初めてオンす
る。これにより、ノイズ、ドロップアウト等による誤動
作を確実に排除することができ、垂直同期タイミングの
確実な検出が可能となり、また、その正確な位置もわか
る。
アンド回路44の出力は、立下検出回路46でその立下りが
検出される。
検出される。
立下り検出回路46の出力は、信号▲▼によってAF
C(後述)以外の制御(例えばPLL制御)が指示されてい
る場合に、アンド回路48を介して、垂直同期タイミング
信号VSYNUPとして出力される。
C(後述)以外の制御(例えばPLL制御)が指示されてい
る場合に、アンド回路48を介して、垂直同期タイミング
信号VSYNUPとして出力される。
水平同期カウンタ50は、1フィールド内で現在走査され
ている走査線番号をカウントするもので、水平同期検出
信号HSYNCでカウントアップされ、垂直同期タイミング
信号VSYNUPでクリアされる。
ている走査線番号をカウントするもので、水平同期検出
信号HSYNCでカウントアップされ、垂直同期タイミング
信号VSYNUPでクリアされる。
垂直同期保護回路52は、垂直同期タイミング信号VSYNUP
が得られなかった場合に、その代替信号VSYN1またはVSY
N2を出力する回路である。垂直同期タイミング信号VSYN
UPが発生するタイミングは、第1フィールドと第2フィ
ールドで異なるので、タイミング検出回路56はフィール
ド判定回路54によるフィールドの判定に基づいて第1フ
ィールドの場合は水平同期カウンタ50の262のカウント
のタイミングで代替信号VSYN1を出力し、第2フィール
ドの場合は261カウントのタイミングで代替信号VSYN2を
出力する。
が得られなかった場合に、その代替信号VSYN1またはVSY
N2を出力する回路である。垂直同期タイミング信号VSYN
UPが発生するタイミングは、第1フィールドと第2フィ
ールドで異なるので、タイミング検出回路56はフィール
ド判定回路54によるフィールドの判定に基づいて第1フ
ィールドの場合は水平同期カウンタ50の262のカウント
のタイミングで代替信号VSYN1を出力し、第2フィール
ドの場合は261カウントのタイミングで代替信号VSYN2を
出力する。
フィールド判定回路54は、現在のフィールドが第1フィ
ールドであるか第2フィールドであるかを検出するもの
で、第3図に示すように水平同期カウンタ50のカウント
値が2(走査線番号でいえば第1フィールドの第9番目
または第2フィールドの第272番目)のとき、その中央
位置に同期成分信号の立下り(等化パルス)が有れば第
1フィールド、無ければ第2フィールドと判断してい
る。
ールドであるか第2フィールドであるかを検出するもの
で、第3図に示すように水平同期カウンタ50のカウント
値が2(走査線番号でいえば第1フィールドの第9番目
または第2フィールドの第272番目)のとき、その中央
位置に同期成分信号の立下り(等化パルス)が有れば第
1フィールド、無ければ第2フィールドと判断してい
る。
そこで、フィールド判定回路54は、WFLDレジスタ58を具
え、タイミング検出回路56で第9または第272走査が指
示されているとき455カウンタ16の215カウントでアンド
回路64を介してこのWFLDレジスタ58をセットし、237カ
ウントでリセットする。すなわち、WFLDレジスタ58は第
9、272走査の中央位置でセット状態となり、信号“1"
を出力する。アンド回路60は、WFLDレジスタ58の出力と
エッジ検出回路10の出力SYNDWを入力する。第1フィー
ルドの場合は、、WFLDレジスタ58で指示された第9走査
の中央位置で同期検出信号SYNDWが入力されるので、ア
ンド回路60はオンし、1stレジスタ62をセットする。こ
れで第1フィールドであることが判別される。1stレジ
スタ62は、次のフィールドの第272走査の頭でリセット
される。
え、タイミング検出回路56で第9または第272走査が指
示されているとき455カウンタ16の215カウントでアンド
回路64を介してこのWFLDレジスタ58をセットし、237カ
ウントでリセットする。すなわち、WFLDレジスタ58は第
9、272走査の中央位置でセット状態となり、信号“1"
を出力する。アンド回路60は、WFLDレジスタ58の出力と
エッジ検出回路10の出力SYNDWを入力する。第1フィー
ルドの場合は、、WFLDレジスタ58で指示された第9走査
の中央位置で同期検出信号SYNDWが入力されるので、ア
ンド回路60はオンし、1stレジスタ62をセットする。こ
れで第1フィールドであることが判別される。1stレジ
スタ62は、次のフィールドの第272走査の頭でリセット
される。
第2フィールドの場合は、WFLDレジスタ58で指示された
第272走査の中央位置で同期検出信号SYNDWは入力されな
いので1stレジスタ62はセットされない。これで第2フ
ィールドであることが判別される。
第272走査の中央位置で同期検出信号SYNDWは入力されな
いので1stレジスタ62はセットされない。これで第2フ
ィールドであることが判別される。
なお、フィールド判定回路54は垂直同期タイミング信号
VSYNUPが正しい位置に得られたかどうかのウインドゲー
トをかけるためのVSYN1,VSYN2を作成するためのもの
で、垂直同期タイミング信号VSYNUP自体を作成するのに
必要なものではない。つまり、このフィールド判別がな
くても、垂直同期タイミング信号VSYNUPは水平走査期間
との位相関係がフィールドによってずれることなく正し
いタイミングに得られる。
VSYNUPが正しい位置に得られたかどうかのウインドゲー
トをかけるためのVSYN1,VSYN2を作成するためのもの
で、垂直同期タイミング信号VSYNUP自体を作成するのに
必要なものではない。つまり、このフィールド判別がな
くても、垂直同期タイミング信号VSYNUPは水平走査期間
との位相関係がフィールドによってずれることなく正し
いタイミングに得られる。
垂直同期保護回路52において、アンド回路66は、1stレ
ジスタ62がセットされているとき(すなわち、第1フィ
ールドのとき)、水平同期カウンタ50のカウント値が26
2となり、かつ水平同期検出信号HSYNCが得られているタ
イミングでオンして代替信号VSYN1を出力し、オア回路7
0を介して水平同期カウンタ50をリセットする。また、
アンド回路68は、1stレジスタ62がリセットされている
とき(すなわち、第2フィールドのとき)、水平同期カ
ウンタ50のカウント値が261となり、かつ水平同期検出
信号HSYNCが得られているタイミングでオンして代替信
号VSYN2を出力し、オア回路70を介して水平同期カウン
タ50をリセットする。
ジスタ62がセットされているとき(すなわち、第1フィ
ールドのとき)、水平同期カウンタ50のカウント値が26
2となり、かつ水平同期検出信号HSYNCが得られているタ
イミングでオンして代替信号VSYN1を出力し、オア回路7
0を介して水平同期カウンタ50をリセットする。また、
アンド回路68は、1stレジスタ62がリセットされている
とき(すなわち、第2フィールドのとき)、水平同期カ
ウンタ50のカウント値が261となり、かつ水平同期検出
信号HSYNCが得られているタイミングでオンして代替信
号VSYN2を出力し、オア回路70を介して水平同期カウン
タ50をリセットする。
このようにして、垂直同期保護回路52からは第1フィー
ルド、第2フィールドごとに正確な位置で垂直同期信号
の代替信号VSYN1またはVSYN2が出力される。そして、オ
ア回路70からは垂直同期タイミング信号VSYNUPまたはそ
の代替信号VSYN1もしくはVSYN2が1フィールドに少なく
とも1度確実に得られる。
ルド、第2フィールドごとに正確な位置で垂直同期信号
の代替信号VSYN1またはVSYN2が出力される。そして、オ
ア回路70からは垂直同期タイミング信号VSYNUPまたはそ
の代替信号VSYN1もしくはVSYN2が1フィールドに少なく
とも1度確実に得られる。
第1図の回路の第1フィールドでの動作を第4図に示
す。
す。
3Hの垂直同期パルス区間と、その前後の等化パルス区間
の各1Hの合計5H期間の信号パターンが1,0,0,0,1となる
とアンド回路44がオンし、立下り検出回路46でその立下
りが検出されて、垂直同期タイミング信号VSYNUPが出力
される。第1図の回路の第2フィールドでの動作を第5
図に示す。第2フィールドの場合も、3Hの垂直同期パル
ス区間と、その前後の等化パルス区間の各1Hの合計5H期
間の信号パターンが1,0,0,0,1となると、アンド回路44
がオンし、立下り検出回路46でその立下りが検出され
て、垂直同期タイミング信号VSYNUPが出力される。
の各1Hの合計5H期間の信号パターンが1,0,0,0,1となる
とアンド回路44がオンし、立下り検出回路46でその立下
りが検出されて、垂直同期タイミング信号VSYNUPが出力
される。第1図の回路の第2フィールドでの動作を第5
図に示す。第2フィールドの場合も、3Hの垂直同期パル
ス区間と、その前後の等化パルス区間の各1Hの合計5H期
間の信号パターンが1,0,0,0,1となると、アンド回路44
がオンし、立下り検出回路46でその立下りが検出され
て、垂直同期タイミング信号VSYNUPが出力される。
第4図、第5図から明らかなように、第1フィールド、
第2フィールドで垂直同期タイミング信号VSYNUPと水平
走査期間との位相関係に変化はない。したがって、第1
フィールド、第2フィールドの区別をすることなく垂直
同期タイミング信号VSYNUPのタイミングをそのまま用い
て、これを起点として第1フィールド、第2フィールド
の走査線番号を第3図のようにカウントすれば、即実際
の第1フィールド、第2フィールドの走査線番号に対応
したカウント値が得られる。
第2フィールドで垂直同期タイミング信号VSYNUPと水平
走査期間との位相関係に変化はない。したがって、第1
フィールド、第2フィールドの区別をすることなく垂直
同期タイミング信号VSYNUPのタイミングをそのまま用い
て、これを起点として第1フィールド、第2フィールド
の走査線番号を第3図のようにカウントすれば、即実際
の第1フィールド、第2フィールドの走査線番号に対応
したカウント値が得られる。
なお、ディスクのスピンドルモータ制御がAFC(Auto Fr
equency control:スピンドルモータに直結したFrequncy
Generatorの出力と基準クロックとの周波数比較による
粗い回転制御でありモータの立上げ時等ディスクの回転
が規定回転から大きく外れているときに用いられる)の
ときは正確な垂直同期タイミング信号が得られないの
で、MDO=“0"として、アンド回路48をオフし、垂直同
期保護回路52から出力される信号VSYN1またはVSYN2で垂
直同期タイミング信号を代替する。
equency control:スピンドルモータに直結したFrequncy
Generatorの出力と基準クロックとの周波数比較による
粗い回転制御でありモータの立上げ時等ディスクの回転
が規定回転から大きく外れているときに用いられる)の
ときは正確な垂直同期タイミング信号が得られないの
で、MDO=“0"として、アンド回路48をオフし、垂直同
期保護回路52から出力される信号VSYN1またはVSYN2で垂
直同期タイミング信号を代替する。
なお、この発明による垂直同期タイミング検出は、ビデ
オディスクの映像信号の処理以外にも用いることができ
る。例えば、文字放送では第1フィールドの第14,15,1
6,21走査線と第2フィールドの第277,278,279,284走査
線に文字情報が入っているが、これらはフィールドごと
には同じタイミングであるので、この発明による垂直同
期検出タイミングから1Hごとの走査線番号をカウントし
ていけば、フィールドの区別なく単純に特定のカウント
値のタイミングでデータを読み取るだけで第1フィール
ド、第2フィールドとも文字情報を読み取ることができ
る。
オディスクの映像信号の処理以外にも用いることができ
る。例えば、文字放送では第1フィールドの第14,15,1
6,21走査線と第2フィールドの第277,278,279,284走査
線に文字情報が入っているが、これらはフィールドごと
には同じタイミングであるので、この発明による垂直同
期検出タイミングから1Hごとの走査線番号をカウントし
ていけば、フィールドの区別なく単純に特定のカウント
値のタイミングでデータを読み取るだけで第1フィール
ド、第2フィールドとも文字情報を読み取ることができ
る。
以上説明したように、この発明によれば、垂直同期期間
およびその前後の期間で1/2Hの周期で変化する信号波形
パターンそのものを検出するのでなく、水平走査期間H
ごとにその前半1/2の位置の信号レベルを検出してその
検出パターンから垂直同期のタイミングを検出するの
で、第1フィールド、第2フィールドに無関係に垂直同
期の検出タイミングと水平走査期間との位相関係は一定
となる。したがって、例えば各フィールドごとの走査線
番号を検出するのに用いる場合には、この垂直同期の検
出タイミングを基準として単純に1Hごとの走査線番号を
カウントしていけば、第1フィールド、第2フィールド
とも実際の走査線番号に対応したカウント値が得られ
る。したがって、ビデオディスクのコントロールおよび
アドレス信号のように第1フィールドと第2フィールド
の対応する走査線番号にデータが記録されている場合に
は、フィールドの区別をすることなく単純に特定のカウ
ント値でデータを読み取るようにすれば、第1フィール
ド、第2フィールドともデータを正しく読み取ることが
できる。これによれば、1/2H周期で変化する信号波形パ
ターンそのものを検出して垂直同期のタイミングを検出
する方法に比べてフィールドの判別およびこの判別に基
づき垂直同期の検出タイミングを1/2Hずらす処理が不要
になり、信号処理が容易化される。また、1フレーム2
フィールドに1度だけ垂直同期のタイミングを検出する
方法に比べて、垂直同期タイミング検出が1回ドロップ
アウトしても1フィールド分のデータの欠落ですみ、特
にCLV方式のビデオディスクでトラックジャンプした場
合、同期を立て直すために垂直同期のタイミング情報を
取り込むのに最大1フィールド分の待ち時間ですむ。ま
た、走査線番号をカウントするカウンタも1フィールド
分をカウントする小型のものですむ。
およびその前後の期間で1/2Hの周期で変化する信号波形
パターンそのものを検出するのでなく、水平走査期間H
ごとにその前半1/2の位置の信号レベルを検出してその
検出パターンから垂直同期のタイミングを検出するの
で、第1フィールド、第2フィールドに無関係に垂直同
期の検出タイミングと水平走査期間との位相関係は一定
となる。したがって、例えば各フィールドごとの走査線
番号を検出するのに用いる場合には、この垂直同期の検
出タイミングを基準として単純に1Hごとの走査線番号を
カウントしていけば、第1フィールド、第2フィールド
とも実際の走査線番号に対応したカウント値が得られ
る。したがって、ビデオディスクのコントロールおよび
アドレス信号のように第1フィールドと第2フィールド
の対応する走査線番号にデータが記録されている場合に
は、フィールドの区別をすることなく単純に特定のカウ
ント値でデータを読み取るようにすれば、第1フィール
ド、第2フィールドともデータを正しく読み取ることが
できる。これによれば、1/2H周期で変化する信号波形パ
ターンそのものを検出して垂直同期のタイミングを検出
する方法に比べてフィールドの判別およびこの判別に基
づき垂直同期の検出タイミングを1/2Hずらす処理が不要
になり、信号処理が容易化される。また、1フレーム2
フィールドに1度だけ垂直同期のタイミングを検出する
方法に比べて、垂直同期タイミング検出が1回ドロップ
アウトしても1フィールド分のデータの欠落ですみ、特
にCLV方式のビデオディスクでトラックジャンプした場
合、同期を立て直すために垂直同期のタイミング情報を
取り込むのに最大1フィールド分の待ち時間ですむ。ま
た、走査線番号をカウントするカウンタも1フィールド
分をカウントする小型のものですむ。
第1図は、この発明の一実施例を示すブロック図であ
る。 第2図は、第1フィールド、第2フィールドにおける各
複合映像信号を示す波形図である。 第3図は、第1フィールド、第2フィールドにおける各
水平同期カウンタ50のカウント値と走査線番号との関係
を示す図である。 第4図は、第1図の回路の第1フィールドにおける動作
を示すタイムチャートである。 第5図は、第1図の回路の第2フィールドにおける動作
を示すタイムチャートである。 12、16、18…水平同期検出信号出力回路、19…垂直同期
タイミング検出回路、21…信号レベル検出回路。
る。 第2図は、第1フィールド、第2フィールドにおける各
複合映像信号を示す波形図である。 第3図は、第1フィールド、第2フィールドにおける各
水平同期カウンタ50のカウント値と走査線番号との関係
を示す図である。 第4図は、第1図の回路の第1フィールドにおける動作
を示すタイムチャートである。 第5図は、第1図の回路の第2フィールドにおける動作
を示すタイムチャートである。 12、16、18…水平同期検出信号出力回路、19…垂直同期
タイミング検出回路、21…信号レベル検出回路。
Claims (1)
- 【請求項1】第1フィールドおよび第2フィールドの繰
り返しからなりかつ各フィールドには垂直同期期間およ
びその前後の期間の信号レベルの所定のパターンが付加
され、当該信号レベルのパターンは第1フィールドと第
2フィールドで水平走査期間の1/2分位相がずれてなる
映像信号から各フィールドの垂直同期タイミングを検出
し垂直同期タイミング信号を発生するための回路であっ
て、 映像信号から水平同期信号を検出して水平同期検出信号
を出力する水平同期検出信号出力回路と、 前記水平同期検出信号を基準として計測される水平走査
期間の前半1/2の期間内において水平同期信号および等
化パルスのタイミングを外した複数点について前記映像
信号のレベルをサンプリングし、このレベルの一致状態
からこの複数点の区間における信号レベルを検出する信
号レベル検出回路と、 水平走査期間ごとに検出される前記信号レベルのパター
ンが垂直同期期間およびその前後の期間のパターンに一
致することを検出して垂直同期タイミング信号を出力す
る垂直同期タイミング検出回路とを具備してなり、 前記映像信号の第1フィールドおよび第2フィールドに
応じて相互に異なったタイミング幅でかつ交互に前記垂
直同期タイミング信号が出力されるように構成してなる
ことを特徴とする垂直同期タイミング信号発生回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60211972A JPH06101804B2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 垂直同期タイミング信号発生回路 |
US06/908,189 US4792852A (en) | 1985-09-25 | 1986-09-17 | Vertical synchronizing signal detection circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60211972A JPH06101804B2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 垂直同期タイミング信号発生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6272279A JPS6272279A (ja) | 1987-04-02 |
JPH06101804B2 true JPH06101804B2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=16614756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60211972A Expired - Fee Related JPH06101804B2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 垂直同期タイミング信号発生回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4792852A (ja) |
JP (1) | JPH06101804B2 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3783458D1 (de) * | 1987-10-02 | 1993-02-18 | Itt Ind Gmbh Deutsche | Digitale erzeugung von vertikalsynchron- und halbbild-identifikationssignalen. |
JPH01189284A (ja) * | 1988-01-22 | 1989-07-28 | Fujitsu Ltd | 同期分離回路 |
CA1321671C (en) * | 1989-05-11 | 1993-08-24 | Paul J. Shustack | Ultraviolet radiation-curable coatings for optical fibers and optical fibers coated therewith |
US5536529A (en) * | 1989-05-11 | 1996-07-16 | Borden, Inc. | Ultraviolet radiation-curable coatings for optical fibers and optical fibers coated therewith |
JPH0813096B2 (ja) * | 1989-05-29 | 1996-02-07 | 日本ビクター株式会社 | 同期分離回路 |
IT1236913B (it) * | 1989-12-21 | 1993-04-26 | Sgs Thomson Microelectronics | Metodo di misura automatica della frequenza di scansione orizzontale di un segnale a sincronismo composito e circuito elettronico operante secondo detto metodo |
USRE36508E (en) * | 1989-12-21 | 2000-01-18 | Sgs-Thomson Microelectronics S.R.L. | Method of automatically measuring the horizontal scan frequency of a composite synchronism signal, and an electronic circuit operating in accordance with the method |
KR0185695B1 (ko) * | 1990-04-27 | 1999-05-01 | 이우에 사또시 | 촬상시스템의 동기회로 |
JP3134894B2 (ja) * | 1992-01-16 | 2001-02-13 | ソニー株式会社 | 複製防止処理の有無検出装置 |
KR940008492B1 (ko) * | 1992-03-23 | 1994-09-15 | 삼성전자 주식회사 | 문자발생회로의 오동작 방지회로 |
US5619275A (en) * | 1992-09-01 | 1997-04-08 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | TV line and field detection apparatus with good noise immunity |
JPH0795444A (ja) * | 1993-09-21 | 1995-04-07 | Sharp Corp | 垂直同期回路 |
CA2109251A1 (en) * | 1993-10-26 | 1995-04-27 | Bryan Bruins | Self-adjusting window circuit with timing control |
DE19541223A1 (de) * | 1995-11-04 | 1997-05-07 | Philips Patentverwaltung | Schaltungsanordnung zur Ableitung von horizontalfrequenten und vertikalfrequenten Impulsen |
US5754251A (en) * | 1995-12-12 | 1998-05-19 | Trw Inc. | Digital video vertical synchronization pulse detector |
US6271889B1 (en) * | 1999-03-04 | 2001-08-07 | Analog Devices, Inc. | Synchronization pulse detection circuit |
FR2831756B1 (fr) * | 2001-10-26 | 2004-01-30 | St Microelectronics Sa | Procede et dispositif de synchronisation d'un signal de reference sur un signal video |
US7576771B1 (en) * | 2005-03-08 | 2009-08-18 | Advanced Micro Devices, Inc. | Method and apparatus of providing video synchronization |
JP2007165955A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | 垂直同期信号生成装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5545151A (en) * | 1978-09-27 | 1980-03-29 | Hitachi Ltd | Detection circuit for vertical synchronizing signal |
US4240111A (en) * | 1979-04-04 | 1980-12-16 | Rca Corporation | Vertical sync separator |
US4420775A (en) * | 1980-09-26 | 1983-12-13 | Nippon Victor Kabushiki Kaisha | Circuit and method for protecting a horizontal synchronous signal |
JPS6054153B2 (ja) * | 1981-07-22 | 1985-11-28 | 三菱電機株式会社 | レ−ザ−加工機 |
US4464679A (en) * | 1981-07-06 | 1984-08-07 | Rca Corporation | Method and apparatus for operating a microprocessor in synchronism with a video signal |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP60211972A patent/JPH06101804B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1986
- 1986-09-17 US US06/908,189 patent/US4792852A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4792852A (en) | 1988-12-20 |
JPS6272279A (ja) | 1987-04-02 |
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