JP2007165955A - 垂直同期信号生成装置 - Google Patents

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豊朗 山本
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Abstract

【課題】ノイズ状態によって誤った垂直同期パルスを検出した場合にも、誤った垂直同期信号を生成することなく、優れた垂直同期信号を生成する。
【解決手段】映像信号PSが入力され、垂直同期パルス検出回路11により、その映像信号PS中の垂直同期パルスHSPを誤検出した場合には、垂直同期パルス検出回路11の検出信号S11と、フレーム周期カウンタ12のカウント値S12から生成されたタイミング信号S13とが、一致するか否かを検出する同期安定性検出回路14の一致確認検出結果S14が不一致となる。そのため、フレーム周期カウンタ12のカウント値S12がフレーム周期カウンタ15ヘロードされないので、フレーム周期カウンタ15、タイミング生成デコード回路16及び垂直同期信号生成回路17の動作により、以前検出した正常な位相で垂直同期信号HSを生成できる
【選択図】図1

Description

本発明は、映像信号をデコード処理するディジタルビデオデコーダ等において、入力される映像信号が例えば一時的に弱電界状態になってもずれのない垂直同期信号を生成出来る垂直同期信号生成装置に関するものである。
図8は、一般的なテレビジョン信号(以下「TV信号」という。)における垂直帰線消去期間中の垂直同期パルスを示す概略の波形図である。
合成映像信号は、一般的にTV信号と呼ばれ、これには画像を再現するための映像信号と画像を組み立てる同期信号とが含まれている。同期信号には、水平同期信号VSと垂直同期信号HSとがあり、TV信号波形の中で、それぞれ水平帰線消去期間と垂直帰線消去期間の中に置かれている。
図8に示す垂直帰線消去期間T内には、垂直同期信号HSからなる3ラインの垂直同期パルス期間T2があり、この部分の信号は水平同期周波数の2倍の周波数で繰り返す狭い幅の正のパルス(切り込みパルス)P2で切り込みが作られている。垂直同期パルス期間T2の直前と直後には、3ラインの等価パルス期間T1と3ラインの等価パルス期間T3が設けられている。各等価パルス期間T1,T3では、切り込みパルスP2と同一の周波数で6個の細く狭い等価パルスP1が連続している。等価パルスP1は、切り込みパルスP2と共に垂直帰線消去期間T中、受像機側の水平同期を安定に保つ役割を果たしている。
垂直同期パルスHSPを検出することで、水平同期信号HSを生成する。従来の垂直同期信号生成装置の構成例を図9に示す。
図9は従来の垂直同期信号生成装置の構成例を示す概略の構成ブロック図、及び、図10は図9の垂直同期信号生成装置の動作を示すタイムチャートである。
この垂直同期信号生成装置では、入力される映像信号PSから垂直同期パルス検出回路1によって垂直同期パルスHSPを検出した時のみ、この検出信号S1を論理和ゲート(以下「ORゲート」という。)4を介して垂直同期信号生成回路5により垂直同期信号HSを生成する方法が用いられている。或いは、入力される映像信号PSから垂直同期パルス検出回路1で垂直同期パルスHSPを検出した時に、この検出信号S1からORゲート4を介して垂直同期信号生成回路5により垂直同期信号HSを生成すると共に、カウント最大値(MAX)が262〜263のアップ型フレーム周期カウンタ2でカウントを行い、このカウント値S2をタイミング生成デコード回路3によりデコードし、次に垂直同期パルスHSPが来るべき位置のタイミング信号S3を求め、ORゲート4を介して垂直同期信号生成回路5により、その位置にも垂直同期信号HSを生成し、ライン位相に同期して出力する方法が用いられている。
このような垂直同期信号生成装置に関連する従来の特許文献としては、例えば、次のようなものがある。
特開平10−117296号公報
しかしながら、従来の垂直同期信号生成装置では、映像信号PSに含まれる弱電界時のノイズにより、垂直同期パルス検出回路1が誤って垂直同期パルスHSPを検出した場合には、この検出信号S1がORゲート4を介して垂直同期信号生成回路5へ与えられ、この垂直同期信号生成回路5によって誤った垂直同期信号HSを生成してしまうという課題があった。ビデオ信号に比べてTV信号の方が、弱電界時のノイズが生じ易い。
本発明は、このような従来の課題を解決し、ノイズ状態によって誤った垂直同期パルスHSPを検出した場合にも、誤った垂直同期信号HSを生成することなく、優れた垂直同期信号を生成することが出来る垂直同期信号生成装置を提供することを目的とする。
本発明の垂直同期信号生成装置は、入力される映像信号から垂直同期パルスを検出して検出信号を出力する垂直同期パルス検出手段と、前記検出信号から、前記垂直同期パルスのフレーム周期をカウントして第1のカウント結果を出力する第1のカウント手段と、前記第1のカウント結果をデコードして次に前記垂直同期パルスが検出されるべき第1のタイミング信号を生成する第1のタイミング生成デコード手段と、前記検出信号と前記第1のタイミング信号とが一致するか否かを検出して一致/不一致の検出結果を出力する一致/不一致検出手段と、第2のカウント結果を出力する第2のカウント手段と、前記第2のカウント結果をデコードして垂直同期信号生成用の第2のタイミング信号を生成する第2のタイミング生成デコード手段と、前記第2のタイミング信号を用いて垂直同期信号を生成する垂直同期信号生成手段とを有している。
前記第2のカウント手段は、前記検出結果が一致の時には、前記第1のカウント値をロードしてこのロードした第1のカウント値を初期値として、前記第1のカウント値から前記垂直同期パルスのフレーム周期をカウントして前記第2のカウント値を出力し、前記検出結果が不一致の時には、前記第1のカウント値をロードせずに、前回カウントしたカウント値を前記第2のカウント値として出力するものである。
請求項1に係る発明によれば、一致/不一致検出手段及び第2のカウント手段を設けたので、垂直同期パルス検出手段により、垂直同期パルスを誤検出した場合でも、一致/不一致検出手段において垂直同期パルス間隔の正常性の一致確認ができないため、第2のカウント手段ヘロードが掛からない。そのため、第2のカウント手段、タイミング生成デコード手段及び垂直同期信号生成手段の動作により、以前検出した正常な位相で垂直同期信号を生成できる。
請求項2に係る発明によれば、選択信号により出力が切り替えられる切り替え手段を設けたので、例えば、映像切り替え前に予めTV弱電界モードの状態を、TV弱電界モードでない状態に切替えることで、入力映像信号に同期した垂直同期信号を素早く生成できる。
請求項3、4に係る発明によれば、ノイズ検出手段を設けたので、例えば、映像状態によって切り替え手段で、常時入力映像信号に同期した垂直同期信号の生成と、正常性が確認できた時の周期を用いた垂直同期信号の生成を自動的に切り替えることが出来る。
垂直同期信号生成装置は、入力される映像信号から垂直同期パルスを検出して検出信号を出力する垂直同期パルス検出回路と、前記検出信号から、前記垂直同期パルスのフレーム周期をカウントして第1のカウント結果を出力する第1のフレーム周期カウンタと、前記第1のカウント結果をデコードして次に前記垂直同期パルスが検出されるべき第1のタイミング信号を生成する第1のタイミング生成デコード回路と、前記検出信号と前記第1のタイミング信号とが一致するか否かを検出して一致確認検出結果を出力する同期安定性検出回路と、第2のカウント結果を出力する第2のフレーム周期カウンタと、前記第2のカウント結果をデコードして垂直同期信号生成用の第2のタイミング信号を生成する第2のタイミング生成デコード回路と、前記第2のタイミング信号を用いて垂直同期信号を生成する垂直同期信号生成回路とを有している。
前記第2のフレーム周期カウンタは、前記一致確認検出結果が一致の時には、前記第1のカウント値をロードしてこのロードした第1のカウント値を初期値として、前記第1のカウント値から前記垂直同期パルスのフレーム周期をカウントして前記第2のカウント値を出力し、前記一致確認検出結果が不一致の時には、前記第1のカウント値をロードせずに、前回カウントしたカウント値を前記第2のカウント値として出力するものである。
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1を示す垂直同期信号生成装置の概略の構成ブロック図である。
この垂直同期信号生成装置は、入力される映像信号PSから垂直同期パルスHSPを検出して検出信号S11を出力する垂直同期パルス検出手段(例えば、垂直同期パルス検出回路)11を有している。垂直同期パルス検出回路11は、積分回路等で構成され、この出力側に、垂直同期信号生成用の第1のカウント手段(例えば、アップ型の第1のフレーム周期カウンタ)12、及び一致/不一致検出手段(例えば、同期安定性検出回路)14が接続されている。アップ型の第1のフレーム周期カウンタ12は、検出信号S11に基づき、垂直同期パルスHSPのフレーム周期をカウントしてカウント値S12を出力するものであり、カウントMAXが例えば262〜263であり、この出力側に、第1のタイミング生成デコード手段(例えば、タイミング生成デコード回路)13、及び垂直同期信号生成用の第2のカウント手段(例えば、アップ型の第2のフレーム周期カウンタ)15が接続されている。
タイミング生成デコード回路13は、フレーム周期カウンタ12のカウント値S12をデコードしてタイミング信号S13を生成する回路であり、論理回路等で構成され、この出力側に、同期安定性検出回路14が接続されている。同期安定性検出回路14は、垂直同期パルス検出回路11の検出結果である検出信号S11の連続性を確認(即ち、映像信号PSにノイズが含まれていないかを確認)するために、検出信号S11とタイミング信号S13とを比較して一致するか否かの一致確認検出結果S14を出力する回路であり、比較回路等で構成され、この出力側に、第2のフレーム周期カウンタ15が接続されている。
第2のフレーム周期カウンタ15は、一致確認検出結果S14が一致の時にカウント結果S12をロードし、このカウント値S12に基づき、垂直同期パルスHSPのフレーム周期をカウントしてカウント値S15を出力するものであり、カウントMAXが例えば262〜263であり、この出力側に、第2のタイミング生成デコード手段(例えば、タイミング生成デコード回路)16が接続されている。タイミング生成デコード回路16は、フレーム周期カウンタ15のカウント値S15をデコードしてタイミング信号S16を生成する回路であり、論理回路等で構成され、この出力側に、垂直同期信号生成手段(例えば、垂直同期信号生成回路)17が接続されている。垂直同期信号生成回路17は、タイミング信号S16に基づいて垂直同期信号HSを生成し、ライン位相に同期して出力する回路であり、フリップフロップ回路(以下「FF」という。)等で構成されている。
(実施例1の動作)
図2は、図1の垂直同期信号生成装置の動作を示すタイムチャートである。
映像信号PSが垂直同期パルス検出回路11に入力されると、この垂直同期パルス検出回路11により、映像信号PS中の垂直同期パルスHSPが検出され、この検出信号S11がフレーム周期カウンタ12及び同期安定性検出回路14へ送られる。この検出信号S11によりフレーム周期カウンタ12がカウントを開始し、次に垂直同期パルスHSPが検出されるべきタイミングがカウントされ、カウント値S12がタイミング生成デコード回路13及びフレーム周期カウンタ15へ出力される。
カウント値S12は、タイミング生成デコード回路13でデコードされ、カウント値S12がMAX(例えば、262〜263)になると、このタイミング生成デコード回路13でパルス状のタイミング信号S1が生成され、同期安定化検出回路14へ出力される。同期安定性検出回路14では、検出信号S11とタイミング信号S13とを比較し、検出信号S11とタイミング信号S13とが複数(N)回連続して一致するか否かを検出し、一致したことを検出した時には、例えば“H”の一致確認検出結果S14をフレーム周期カウンタ15へ出力する。このように、同期安定性検出回路14において、一致を検出することにより、誤りのない検出信号S11の正常性を確認出来る(即ち、垂直同期パルスHSP間隔の正常性の一致確認が出来る)。一致検出はN回連続の一致を確認することにより、Nの値が大きくなればより正確な垂直同期パルスHSPを検出することが可能となる。
同期安定性検出回路14で検出信号S11の正常性が確認できた場合、この一致認識検出結果S14により、フレーム周期カウンタ15がフレーム周期カウンタ12のカウント値S12をロードし、該フレームカウンタ15がカウント動作を開始する。この時、フレーム周期カウンタ12とフレーム周期カウンタ15のカウント動作は同じになる。フレーム周期カウンタ15のカウント値S15は、タイミング生成デコード回路16でデコードされ、カウント値S15がMAX(例えば、262〜263)になると、このタイミング生成デコード回路16でパルス状のタイミング信号S16が生成され、ライン位相に同期して垂直同期信号生成回路17へ出力される。垂直同期信号生成回路17では、タイミング信号S16を用いて垂直同期信号HSを生成し、出力する。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、同期安定性検出回路14及びフレーム周期カウンタ15を設けたので、垂直同期パルス検出回路11により、垂直同期パルスHSPを誤検出した場合でも、同期安定性検出回路14での正常性が確認できないため、フレーム周期カウンタ15ヘロードが掛からない。そのため、フレーム周期カウンタ15、タイミング生成デコード回路16及び垂直同期信号生成回路17の動作により、以前検出した正常な位相で垂直同期信号HSを生成できるという効果が得られる。
(実施例2の構成)
図3は、本発明の実施例2を示す垂直同期信号生成装置の概略の構成ブロック図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
実施例1では、TV弱電界時の垂直同期パルスHSPに対する誤検出には効果を発揮するが、入力映像信号PSが切り替わった場合、切り替わった後の垂直同期パルスHSPを検出して同期安定性検出回路14でN回連続一致の正常性を確認後、フレーム周期力ウンタ15ヘロードが掛かり、垂直同期信号HSが生成されるまで、N回の垂直同期パルスHSPを検出しなければならないため、時間が掛かるという不都合がある。
そこで、このような不都合を解消するために、本実施例2では、垂直同期パルス検出回路11及びタイミング生成デコード回路13の出力側に、ゲート手段(例えば、2入力のORゲート)18を追加すると共に、このORゲート18の出力とタイミング生成デコード回路16の出力とのいずれか一方を選択するための切り替え手段(例えば、セレクタ)19を追加し、このセレクタ19の出力を垂直同期信号生成回路17へ入力する構成にしている。即ち、垂直同期信号生成回路17への入力を、選択信号(例えば、外部から与えられたTV弱電界モードMの信号)により人為的に、検出信号S11及びフレーム周期カウンタ12のカウント値S12より作られたタイミング信号S13と、フレーム周期カウンタ15のカウント値S15より作られたタイミング信号S16とを、セレクタ19により切り替えるところが実施例1と異なる。
例えば、入力される映像信号PSがビデオ信号の場合は、ノイズが少ないので、TV弱電界モードMによってセレクタ19をORゲート18側に切り替え、映像信号PSがTV信号の場合は、ノイズが多いので、TV弱電界モードMによってセレクタ19をタイミング生成デコード回路16側に切り替える構成にしている。その他の構成は、実施例1と同様である。
(実施例2の動作)
図4は、図3の垂直同期信号生成装置の動作を示すタイムチャートである。
映像信号PSが入力されると、垂直同期パルス検出回路11で検出された検出信号S11を用い、フレーム周期カウン夕12で次に垂直同期パルスHSPが検出されるべきタイミングをカウントする。タイミング生成デコード回路13で、フレーム周期カウンタ12のカウント値S12から夕イミング信号S13を生成する。同期安定性検出回路14では、タイミング信号S13と検出信号S11の一致を検出することにより、検出信号S11の正常性を確認できる。一致検出はN回連続の一致を確認することにより、Nの値が大きくなればより正確な垂直同期パルスHSPを検出することが可能である。
同期安定性検出回路14で検出信号S11の正常性が確認できた場合、フレーム周期力ウンタ12のカウント値S12をフレーム周期カウンタ15にロードする。この時、フレーム周期カウンタ12とフレーム周期カウンタ15のカウント動作は同じになる。タイミング生成デコード回路16で、フレーム周期カウンタ15のカウント値S16から夕イミング信号S16を生成する。
垂直同期信号生成回路17に入力する信号は、外部入力信号であるTV弱電界モードMを用いセレクタ19で選択する。TV弱電界モードM時(例えば、ノイズの多いTV信号の時)は、タイミング信号S16を選択し、TV弱電界モードMでない場合(ノイズの少ないビデオ信号の場合)は、ORゲート18を介して検出信号S11とタイミング信号S13を選択する。これにより、垂直同期信号生成回路17では、タイミング信号S16、又は、検出信号S11とタイミング信号S13を用いて、垂直同期信号HSを生成して出力する。
(実施例2の効果)
本実施例2によれば、外部入力信号であるTV弱電界モードMにより選択されるセレクタ19を設けたので、映像切り替え前に予め外部入力信号であるTV弱電界モードMの状態を、TV弱電界モードMでない状態に切替えることで、入力映像信号PSに同期した垂直同期信号HSを素早く生成できるという効果が得られる。
(実施例3の構成)
図5は、本発明の実施例3を示す垂直同期信号生成装置の概略の構成ブロック図であり、実施例2を示す図3中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
実施例2では、入力映像信号PSを切り替える際、外部入力信号であるTV弱電界モードMを予め切り替える必要があり、人的な操作が必要となり、不便である。
そこでこの不便さを解消するために、本実施例3では、ノイズ除去手段(例えば、ノイズ検出回路)20を追加している。そして、ノイズ検出回路20により、入力映像信号PSと、積分回路等で構成された垂直同期パルス検出回路11から出力される選出信号S11と、その積分回路を用いて生成された検出期間中信号S11aとに基づき、ノイズの有無を検出してノイズ検出信号S20を生成し、このノイズ検出信号S20により、入力映像信号PS中にノイズ有りと検出された時には、セレクタ19をタイミング生成デコード回路16側に切り替え、ノイズ無しと検出された時には、ORゲート18側に切り替える構成にしている。ノイズ検出回路20は、例えば、映像信号PSのレベルが検出スレッショルド(閾値)THを超えた時にはノイズNS有りと検出するレベル回路等で構成されている。その他の構成は、実施例2と同様である。
(実施例3の動作)
図6は、図5のノイズ検出回路20におけるノイズ検出動作を示すタイムチャートである。
映像信号PSが垂直同期パルス検出回路11及びノイズ検出回路20に入力されると、この垂直同期パルス検出回路11から検出信号S11及び検出期間中信号S11aが出力されてノイズ検出回路20に与えられる。ノイズ検出回路20では、入力映像信号PSの垂直同期パルス期間T2にノイズNSがあるか否かを検出し、ノイズNSがある場合はノイズ検出信号S20を生成する。このノイズNSの検出は、例えば、次のようにして行われる。
図6において、本来、垂直同期パルス期間T2は、映像信号レベルの低い状態が連続するが、ノイズNSによりレベルの低い状態が維持されず、レベルの高い状態が存在する。垂直同期パルス検出回路11には、例えば、垂直同期信号HSを検出するための積分回路(以下、符号「11a」を付す。)を持っており、これは映像信号PSが検出スレッショルドTHを下回ると減算処理を行い、上回ると加算処理を行う。又、最大値(MAX)・最小値(MIN)が設けられており、MAX以上には加算されずMIN以下には減算されない。この積分回路11aがMAXでない状態のとき検出期間中信号S11aを生成し、又、積分回路11aの出力値に垂直同期検出スレッショルドTHaを設けており、スレッショルドTHaを下回った時に検出信号S11を生成する。
ノイズ検出回路20では、検出期間中信号S11aが生成されている期間に検出スレッショルドTHを上回るノイズNSがあるか否かを判定し、更に垂直同期パルスHSPが検出されたことを示す検出信号S11が生成された時、ノイズNSがあった場合はノイズ検出信号S20を生成する。
以下、ノイズ検出回路20を含めた図5の垂直同期信号生成装置の全体の動作を説明する。
図7は、図5の垂直同期信号生成装置の全体の動作を示すタイムチャートである。
映像信号PSが入力されると、垂直同期パルス検出回路11で検出された検出信号S11を用い、フレーム周期カウンタ12で、次に垂直同期パルスHSPが検出されるべきタイミングをカウントする。タイミング生成デコード回路13で、フレーム周期カウンタ12のカウント値S12からタイミング信号S13を生成する。同期安定性検出回路14では、タイミング信号S12と検出信号S11との一致を検出することにより、検出信号S11の正常性を確認できる。一致検出はN回連続の一致を確認することにより、Nの値が大きくなればより正確な垂直同期パルスHSPを検出することが可能である。
同期安定性検出回路14で検出信号S11の正常性が確認できた場合、フレーム周期カウンタ12のカウント値S12をフレーム周期カウンタ15にロードする。この時、フレーム周期カウンタ12とフレーム周期カウンタ15のカウント動作は同じになる。タイミング生成デコード回路16で、フレーム周期カウンタ15のカウント値S15からタイミング信号S16を生成する。垂直同期信号生成回路17に入力する信号は、ノイズ検出信号S20を用いセレクタ19で選択する。ノイズNSの検出時は、タイミング信号S16を選択し、ノイズNSを検出をしていない場合は、検出信号S11とタイミング信号S13をORゲート18を介して選択する。垂直同期信号生成回路17では、タイミング信号S16、又は、検出信号S11とタイミング信号S13を用いて垂直同期信号HSを生成して出力する。
(実施例3の効果)
本実施例3によれば、ノイズ検出回路20を設けたので、映像状態によってセレクタ19で、常時入力映像信号PSに同期した垂直同期信号HSの生成と、正常性が確認できた時の周期を用いた垂直同期信号HSの生成を自動的に切り替えることが出来るという効果が得られる。
なお、本発明は、上記実施例1〜3に限定されず、種々の変形や利用形態が可能である。
例えば、実施例2では、入力映像信号PSが標準信号(ノイズNSが含まれない信号)なのか或いはTV弱電界信号であるのか分らない装置に適用した例を説明したが、入力映像信号PSがどのようなものであるかを管理できる装置であれば、人為的な操作を必要とせず、自動的に外部入力信号であるTV弱電界モードMを切り替えることが可能である。又、図1、図3、図5の回路構成を他の回路構成に変更したり、或いは、その回路を中央処理装置(CPU)を用いたプログラムで実行する構成にしても良い。又、図2、図4、図6、図7のタイムチャートは、図示以外の他の動作に変更出来る。
本発明の実施例1を示す垂直同期信号生成装置の概略の構成ブロック図である。 図1の垂直同期信号生成装置の動作を示すタイムチャートである。 本発明の実施例2を示す垂直同期信号生成装置の概略の構成ブロック図である。 図3の垂直同期信号生成装置の動作を示すタイムチャートである。 本発明の実施例3を示す垂直同期信号生成装置の概略の構成ブロック図である。 図5のノイズ検出回路20におけるノイズ検出動作を示すタイムチャートである。 図5の垂直同期信号生成装置の全体の動作を示すタイムチャートである。 垂直同期パルスの概略の波形図である。 従来の垂直同期信号生成装置の概略の構成ブロック図である。 図9の動作を示すタイムチャートである。
符号の説明
11 垂直同期パルス検出回路
12,15 フレーム周期カウンタ
13,16 タイミング生成デコード回路
14 同期安定化検出回路
17 垂直同期信号生成回路
18 ORゲート
19 セレクタ
20 ノイズ検出回路

Claims (4)

  1. 入力される映像信号から垂直同期パルスを検出して検出信号を出力する垂直同期パルス検出手段と、
    前記検出信号から、前記垂直同期パルスのフレーム周期をカウントして第1のカウント結果を出力する第1のカウント手段と、
    前記第1のカウント結果をデコードして次に前記垂直同期パルスが検出されるべき第1のタイミング信号を生成する第1のタイミング生成デコード手段と、
    前記検出信号と前記第1のタイミング信号とが一致するか否かを検出して一致/不一致の検出結果を出力する一致/不一致検出手段と、
    前記検出結果が一致の時には、前記第1のカウント値をロードしてこのロードした第1のカウント値を初期値として、前記第1のカウント値から前記垂直同期パルスのフレーム周期をカウントして第2のカウント値を出力し、前記検出結果が不一致の時には、前記第1のカウント値をロードせずに、前回カウントしたカウント値を前記第2のカウント値として出力する第2のカウント手段と、
    前記第2のカウント結果をデコードして垂直同期信号生成用の第2のタイミング信号を生成する第2のタイミング生成デコード手段と、
    前記第2のタイミング信号を用いて垂直同期信号を生成する垂直同期信号生成手段と、
    を有することを特徴とする垂直同期信号生成装置。
  2. 請求項1記載の垂直同期信号生成装置において、
    前記検出信号及び前記第1のタイミング信号の論理和を求めるゲート手段と、
    前記第2のタイミング信号と前記ゲート手段の出力信号とを入力し、選択信号により出力が切り替えられ、テレビジョン弱電界モード時は前記第2のタイミング信号を出力して前記垂直同期信号生成手段に与えて前記垂直同期信号を生成させ、前記テレビジョン弱電界モードでない時は前記ゲート手段の出力信号を出力して前記垂直同期信号生成手段に与えて前記垂直同期信号を生成させる切り替え手段と、
    を設けたことを特徴とする垂直同期信号生成装置。
  3. 請求項1記載の垂直同期信号生成装置において、
    前記検出信号及び前記第1のタイミング信号の論理和を求めるゲート手段と、
    前記入力される映像信号中の垂直同期パルス期間にノイズがあるか否かを検出してノイズ検出結果を出力するノイズ検出手段と、
    前記第2のタイミング信号と前記ゲート手段の出力信号とを入力し、前記ノイズ検出結果により出力が切り替えられ、前記ノイズ検出結果がノイズ有りの時は前記第2のタイミング信号を出力して前記垂直同期信号生成手段に与えて前記垂直同期信号を生成させ、前記ノイズ検出結果がノイズ無しの時は前記ゲート手段の出力信号を出力して前記垂直同期信号生成手段に与えて前記垂直同期信号を生成させる切り替え手段と、
    を設けたことを特徴とする垂直同期信号生成装置。
  4. 請求項3記載の垂直同期信号生成装置において、
    前記ノイズ検出手段は、
    前記垂直同期パルス検出手段を構成するための積分回路を用いて生成した検出期間中信号と、前記垂直同期パルス検出手段から出力される前記検出信号とから、前記垂直同期パルス期間にノイズがあるか否かを検出する構成にしたことを特徴とする垂直同期信号生成装置。
JP2005355800A 2005-12-09 2005-12-09 垂直同期信号生成装置 Pending JP2007165955A (ja)

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