JP3515775B1 - 垂直同期検出回路 - Google Patents

垂直同期検出回路

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JP3515775B1
JP3515775B1 JP2002239755A JP2002239755A JP3515775B1 JP 3515775 B1 JP3515775 B1 JP 3515775B1 JP 2002239755 A JP2002239755 A JP 2002239755A JP 2002239755 A JP2002239755 A JP 2002239755A JP 3515775 B1 JP3515775 B1 JP 3515775B1
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/04Synchronising
    • H04N5/08Separation of synchronising signals from picture signals
    • H04N5/10Separation of line synchronising signal from frame synchronising signal or vice versa

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
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Abstract

【要約】 【課題】 雑音の多い合成映像信号からでも、確実に垂
直同期パルスを検出できる垂直同期検出回路を提供す
る。 【解決手段】 合成映像信号SIGは、クロック信号C
LKに従ってADC10でディジタルの入力信号INに
変換される。入力信号INは、平均算出部30Aにおい
て垂直同期パルスの同期レベルに対応する期間(例え
ば、350画素)のレベルの平均値AVが算出され、比
較器40で所定の閾値レベルTHと比較される。そし
て、350画素毎に比較器40の比較結果が、検出信号
DETとしてAND50から出力される。このように、
同期パルスのほぼ同期レベル期間に対応する長期間の平
均値AVを算出することにより、雑音の影響が抑制され
確実に垂直同期パルスを検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】本発明は、合成映像信号からディジタル映
像信号を生成するディジタルビデオ・デコーダにおい
て、ディジタル化された入力信号から垂直同期パルスを
検出する垂直同期検出回路に関するものである。
【0003】
【従来の技術】
【0004】図2は、NTSC(National Television
System Committee)方式の合成映像信号における垂直同
期パルスの信号波形図である。
【0005】図2に示すように、垂直帰線消去期間の最
初の3水平走査期間(3H)は、水平同期周波数(約1
5.75kHz)の2倍の周波数の等化パルスが連続
し、この等化パルスの後に同じく水平同期周波数の2倍
の周波数で狭い幅の正の切り込みパルスを有する垂直同
期パルスが3水平走査期間続く。更に、垂直同期パルス
の後には、等化パルス等が所定の時間だけ連続してい
る。垂直同期パルスにおいて、切り込みパルス区間は黒
レベルよりも低い帰線消去レベルとなっており、それ以
外の区間はこの帰線消去レベルよりも更に低い同期レベ
ルとなっている。
【0006】ディジタルビデオ・デコーダでは、合成映
像信号をサンプリングしてディジタル値の画素に変換し
た後、垂直水平同期信号の検出や、輝度信号及びカラー
信号等の抽出が行われる。サンプリング用のクロック信
号の周波数を、例えば13.5MHzにすると、1ライ
ンは約858画素となる。また、切り込みパルスの幅は
約4.7μsであるので、この切り込みパルスは64画
素分に相当し、同期レベルの区間は365画素分に相当
する。このように合成映像信号をディジタル化した場
合、垂直同期パルス以外に同期レベルが365画素分連
続することはないので、これを利用して垂直同期パルス
を検出することができる。
【0007】図3は、従来の垂直同期検出回路の一例を
示す構成図である。
【0008】この垂直同期検出回路は、比較器(CM
P)1、変化検出部2、検出カウンタ3及び保護カウン
タ4で構成されている。
【0009】比較器1は、例えば13.5MHzのクロ
ック信号CLKでサンプリングされてディジタル値に変
換された入力信号INを、帰線消去レベルと同期レベル
の間に設定された所定の閾値レベルTHと比較し、比較
結果の比較信号CPを出力するものである。また、変化
検出部2は、入力信号INが閾値レベルTHよりも低下
したタイミングを検出し、変化信号CNGを出力するも
のである。比較信号CPと変化信号CNGは、検出カウ
ンタ3に与えられるようになっている。
【0010】検出カウンタ3は、変化信号CNGに基づ
いてカウント動作を開始し、閾値レベルTHを下回る入
力信号INが連続する数をカウントし、そのカウント値
が一定数(例えば、350)に達したときに、検出信号
DETを出力するものである。一方、保護カウンタ4
は、雑音による検出カウンタ3の誤動作を保護するもの
で、閾値レベルTHを上回る入力信号INの連続する数
をカウントし、このカウント値が一定数(例えば、1
5)を越えない限り、検出カウンタ3のカウント動作を
継続させるようになっている。
【0011】この垂直同期検出回路では、ディジタル値
に変換された入力信号INが比較器1と変化検出部2に
入力される。入力信号INは、比較器1によって閾値レ
ベルTHと比較され、その結果の比較信号CPが検出カ
ウンタ3と保護カウンタ4に与えられる。また入力信号
INは、変化検出部2によって閾値レベルTHを下回っ
たタイミングが検出され、変化信号CNGが検出カウン
タ4に与えられる。
【0012】これにより、入力信号INが閾値レベルT
Hを下回ったタイミングから、検出カウンタ3のカウン
ト動作が開始される。検出カウンタ3のカウント動作中
に、入力信号INが閾値レベルTHを上回った場合、保
護カウンタ4のカウント動作が行われる。保護カウンタ
4のカウント値が15を越えない限り、検出カウンタ3
はリセットされずに、そのカウント動作が継続される。
そして、検出カウンタ3のカウント値が350に達する
と、入力信号INが垂直同期パルスであると判定され、
この検出カウンタ3から検出信号DETが出力される。
【0013】一方、入力信号INが閾値レベルTHを上
回る時間が長くなって、検出カウンタ3のカウント動作
中に、保護カウンタ4のカウント値が15を越えると、
この検出カウンタ3がリセットされて、カウント動作が
停止される。一旦停止された検出カウンタ3は、入力信
号INが再度閾値レベルTHを下回るタイミングまで、
再起動されない。
【0014】このように、垂直同期パルスの期間に、雑
音によって入力信号INが瞬間的に閾値レベルを上回る
ことがあっても、その期間が一定時間以内であれば、検
出カウンタ3のカウント動作は、保護カウンタ4によっ
て保護されて継続される。従って、弱電界等によって合
成映像信号に雑音が入っていても、垂直同期パルスの検
出を行うことができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】しかしながら、従来の垂直同期検出回路で
は、次のような課題があった。
【0017】即ち、入力信号INの垂直同期パルス期間
に、所定の画素数(例えば、15)を連続して越えるよ
うな雑音があると、検出カウンタ3が停止してしまい、
垂直同期パルスを検出することができない。
【0018】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
を解決し、雑音の多い合成映像信号からでも、確実に垂
直同期パルスを検出することができる垂直同期検出回路
を提供するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
【0020】前記課題を解決するために、本発明の内の
第1の発明は、合成映像信号をクロック信号に従ってデ
ィジタル化した入力信号から垂直同期パルスを検出する
垂直同期検出回路を、前記垂直同期パルスにおける同期
レベルの期間のほぼ1/nに相当する一定周期毎に、前
記入力信号のレベルの平均値を算出する平均算出部と
記平均値を所定の閾値レベルと比較してその比較結果
に応じた比較信号を出力する比較部と、前記比較信号が
n回出力される毎に、該n個の比較信号の内で前記平均
値が前記閾値レベルを下回っているものが過半数である
か否かを判定し、過半数と判定されたときに同期検出信
号を出力する判定部とで構成している。
【0021】
【0022】第1の発明によれば、次のような作用が行
われる。
【0023】平均算出部によって、一定周期毎に入力信
号のレベルの平均値が算出され、比較部によってこの平
均値と所定の閾値レベルが比較される。そして、平均値
が閾値レベルを下回っていれば、同期検出信号が出力さ
れる。
【0024】第の発明は、垂直同期検出回路を、クロ
ック信号をカウントして垂直同期パルスにおける同期レ
ベルの期間のほぼ1/nに相当する一定周期毎に第1の
タイミング信号を出力し、カウント値が該同期レベルの
期間に相当する値に達したときに第2のタイミング信号
を出力し、リセット信号が与えられたときには該カウン
ト値をリセットするタイミング部と、入力信号を所定の
閾値レベルと比較してその比較結果に応じた2値の比較
信号を出力する比較部と、前記比較信号の値に応じてカ
ウント値を1ずつ増加または減少し、リセット信号に応
じてそのカウント値をリセットするアップダウン・カウ
ンタと、前記第1のタイミング信号が与えられたとき
に、前記アップダウン・カウンタのカウント値に基づい
て前記比較信号の内で前記入力信号が前記閾値レベルを
上回っているものが過半数であるか否かを判定し、過半
数と判定されたときに前記リセット信号を出力し、前記
第2のタイミング信号が与えられたときには、該カウン
ト値に基づいて該比較信号の内で該入力信号が該閾値レ
ベルを下回っているものが過半数であるか否かを判定
し、過半数と判定されたときに同期検出信号を出力する
判定部とで構成している。
【0025】第の発明は、垂直同期検出回路を、第
の発明と同様のタイミング部及び比較部と、比較信号の
値と予め与えられた重み付け計数に応じてカウント値を
予め設定された数だけ増加または減少し、リセット信号
に応じてそのカウント値をリセットするアップダウン・
カウンタと、第1のタイミング信号が与えられたとき
に、前記アップダウン・カウンタのカウント値に基づい
て前記リセット信号の出力を制御し、第2のタイミング
信号が与えられたときには、該カウント値に基づいて同
期検出信号の出力を制御する判定部とで構成している。
【0026】第の発明は、垂直同期検出回路を、第
の発明と同様のタイミング部と、入力信号を複数の閾値
レベルと比較してその比較結果に応じた多値の比較信号
を出力する比較部と、前記比較信号の値に応じてカウン
ト値を予め設定された数だけ増加または減少し、リセッ
ト信号に応じてそのカウント値をリセットするアップダ
ウン・カウンタと、第の発明と同様の判定部とで構成
している。
【0027】第〜第の発明によれば、次のような作
用が行われる。
【0028】比較器で入力信号と閾値レベルが比較され
てその結果の比較信号が出力される。アップダウン・カ
ウンタでは、クロック信号のタイミングで、比較信号に
応じてカウント値の増減が行われる。判定部では第1の
タイミング信号によってカウント値が判定され、入力信
号が閾値レベルを越えている場合にはリセット信号が出
力されてアップダウン・カウンタがリセットされる。そ
して、第2のタイミング信号が与えられたときに、入力
信号が閾値レベル以下であれば、同期検出信号が出力さ
れる。
【0029】
【発明の実施の形態】
【0030】(第1の実施形態)
【0031】図1は、本発明の第1の実施形態を示す垂
直同期検出回路の構成図である。
【0032】この垂直同期検出回路は、例えばNTSC
方式の合成映像信号SIGを、13.5MHzのクロッ
ク信号CLKでサンプリングしてディジタルの入力信号
INに変換するアナログ・ディジタル変換器(以下、
「ADC」という)10と、このクロック信号CLKに
基づいてタイミング信号TIMを生成するタイミング部
20Aを有している。
【0033】タイミング部20Aは、例えば350クロ
ック毎の一定の周期で、垂直同期検出用のタイミング信
号TIMを出力するもので、クロック信号CLKをカウ
ントするカウンタ(CNT)21と、このカウンタ21
のカウント値を一定数(ここでは、350)と比較する
比較器22とで構成されている。比較器22は、2つの
入力値が一致したときに、タイミング信号TIMを出力
するものである。
【0034】更に、この垂直同期検出回路は、ADC1
0で変換された入力信号INの平均値AVを算出する平
均算出部30Aを有している。平均算出部30Aは、加
算器(ADD)31、レジスタ(REG)32、及び除
算器33で構成され、ADC10から与えられる入力信
号INとレジスタ32に保持された累積値を加算器31
で加算し、その結果をクロック信号CLKに基づいて再
びレジスタ32に保持するようになっている。レジスタ
32に保持された累積値は、除算器33で1/350に
割り算され、平均値AVとして出力される。また、レジ
スタ32の累積値は、タイミング信号TIMによって、
350クロック毎にリセットされるようになっている。
【0035】比較器40は、平均値AVを閾値レベルT
Hと比較し、その結果の比較信号CPを出力するもので
ある。なお、閾値レベルTHは、図2に示すように、帰
線消去レベルと同期レベルの間の所定の値(例えば、中
間値)に設定されている。この比較器40では、平均値
AVが閾値レベルTHよりも小さいときに、レベル
“H”の比較信号CPを出力するようになっている。比
較器40の出力側は、2入力の論理積ゲート(以下、
「AND」という)50の第1の入力側に接続されてい
る。AND50の第2の入力側には、タイミング部20
Aのタイミング信号TIMが与えられるようになってい
る。
【0036】次に、動作を説明する。
【0037】合成映像信号SIGは、クロック信号CL
Kに従ってサンプリングされてディジタルの入力信号I
Nに変換され、平均算出部30Aに与えられる。平均算
出部30Aにおいて、入力信号INは加算器31によっ
てレジスタ32に保持されている累積値と加算され、そ
の加算結果がクロック信号CLKに従って再びレジスタ
32に保持される。
【0038】レジスタ32に保持された累積値は、除算
器33で1/350に割り算され、その除算結果が平均
値AVとして比較器40に与えられる。比較器40にお
いて、平均値AVと閾値レベルTHが比較され、比較信
号CPがAND50の第1の入力側に与えられる。AN
D50の第2の入力側には、タイミング部20Aからの
タイミング信号TIMが与えられているが、このタイミ
ング部20Aのカウンタ21の値が350未満のとき
は、このタイミング信号TIMはレベル“L”である。
従って、この時AND50から出力される検出信号DE
Tは、比較信号CPにかかわらず“L”となる。
【0039】350回目のクロック信号CLKによっ
て、連続する350個の入力信号INの累積値が平均算
出部30Aのレジスタ32に保持されると、この平均算
出部30Aから出力される平均値AVは、この期間の入
力信号INの正確な平均値となる。この平均値AVは、
比較器40によって閾値レベルTHと比較され、その結
果の比較信号CPがAND50に与えられる。
【0040】一方、タイミング部20Aでは、カウンタ
21のカウント値が350になり、比較器32から出力
されるタイミング信号TIMは“H”となる。このタイ
ミング信号TIMはAND50に与えられ、このAND
50から出力される検出信号DETは、比較信号CPと
一致する。即ち、350個の入力信号INの平均値AV
が閾値レベルTHよりも小さければ、検出信号DETは
“H”となり、平均値AVが閾値レベルTHよりも大き
ければ、検出信号DETは“L”となる。
【0041】その後、カウンタ21とレジスタ32は、
タイミング信号TIMによってリセットされ、同様の垂
直同期検出動作が周期的に繰り返される。
【0042】以上のように、この第1の実施形態の垂直
同期検出回路は、水平走査期間のほぼ半分の期間の入力
信号INの平均値AVを算出する平均算出部20Aを有
し、算出した平均値AVを閾値レベルTHと比較して検
出信号DETを出力するようにしている。弱電界におけ
る合成映像信号SIGの垂直同期期間の同期レベルは、
雑音が重畳していても平均化すると一定値以下となるの
で、適切な閾値レベルを設定すると共に、このように長
い期間の平均をとることにより、確実に垂直同期パルス
を検出することができるという利点がある。
【0043】(第2の実施形態)
【0044】図4は、本発明の第2の実施形態を示す垂
直同期検出回路の構成図であり、図1中の要素と共通の
要素には共通の符号が付されている。
【0045】この垂直同期検出回路は、合成映像信号S
IGをクロック信号CLKでサンプリングしてディジタ
ルの入力信号INに変換するADC10と、このクロッ
ク信号CLKに基づいてタイミング信号TM1,TM
2,TM3を生成するタイミング部20Bを有してい
る。
【0046】タイミング部20Bは、クロック信号CL
Kをカウントする9桁の2進カウンタ23と、この2進
カウンタ23のカウント値をデコードして、それぞれタ
イミング信号TM1〜TM3を出力するAND24〜2
6とで構成されている。AND24は、2進カウンタ2
3のカウント値が16の倍数になる毎に、タイミング信
号TM1を“H”にするものである。また、AND2
5,26は、2進カウンタ23のカウント値が351,
352になった時に、それぞれ“H”のタイミング信号
TM2,TM3を出力するものである。タイミング信号
TM3は、2進カウンタ23のリセット端子Rに与えら
れ、これによって、この2進カウンタ23のカウント値
は、0〜351の間で繰り返されるようになっている。
【0047】更に、この垂直同期検出回路は、ADC1
0から与えられる入力信号INの平均値AVを算出する
平均算出部30Bを有している。この平均算出部30B
は、図1中の平均算出部30Aの除算器33に代えて、
1/16の割り算を行って平均値AVを出力する除算器
34を設けたものである。また、レジスタ32は、タイ
ミング信号TM1によって、16クロック毎にリセット
されるようになっている。
【0048】比較器40は、平均値AVと閾値レベルT
Hを比較して比較信号CPを出力するもので、この比較
器40の出力側が判定部60に接続されている。判定部
60は、AND61,63、インバータ62、カウンタ
64及び比較器65で構成され、比較信号CPがこのA
ND61の第1の入力側に与えられると共に、インバー
タ62を介してAND63の第1の入力側に与えられる
ようになっている。また、AND61,63の第2の入
力側には、タイミング信号TM1が与えられ、これらの
AND61,63の出力側が、カウンタ64の入力端子
U,Dにそれぞれ接続されている。
【0049】カウンタ64は、入力端子Uにパルスが与
えられるとカウント値が1だけ増加し、入力端子Dにパ
ルスが与えられると、そのカウント値が1だけ減少する
ものである。カウンタ64のリセット端子Rには、タイ
ミング信号TM3が与えられ、このカウンタ64の出力
側が、比較器65に接続されている。比較器65は、カ
ウンタ64のカウント値が正のときに、“H”の信号を
出力するものである。比較器65の出力側は、AND5
0の第1の入力側に接続され、このAND50の第2の
入力側には、タイミング信号TM2が与えられている。
そして、AND50から、検出信号DETが出力される
ようになっている。
【0050】次に、動作を説明する。
【0051】クロック信号CLKは、タイミング部20
Bの2進カウンタ23でカウントされ、16クロック毎
にタイミング信号TM1が出力され、352クロック目
にタイミング信号TM2が出力される。そして、353
クロック目の立ち上がりによってタイミング信号TM3
が立ち上がると、2進カウンタ23は瞬間的にリセット
され、そのカウント値は0に戻る。
【0052】一方、合成映像信号SIGは、クロック信
号CLKに従ってディジタルの入力信号INに変換さ
れ、平均算出部30Bに与えられる。平均算出部30B
において、入力信号INはクロック信号CLKに従って
累積加算され、その累積値が、除算器34で1/16に
割り算されて平均値AVとして比較器40に与えられ
る。比較器40において、平均値AVと閾値レベルTH
が比較され、比較信号CPが判定部60Aに与えられ
る。
【0053】判定部60Aでは、16クロック毎にタイ
ミング信号TM1が“H”となったときに、比較信号C
Pのレベルに従って、AND61,63のいずれか一方
からパルス信号が出力される。即ち、平均値AVが閾値
レベルTHより小さいときには、比較信号CPが“H”
となり、AND61からパルス信号UPが出力される。
また、平均値AVが閾値レベルTHより大きいときに
は、比較信号CPが“L”となり、AND63からパル
ス信号DNが出力される。
【0054】パルス信号UP,DNはカウンタ64に与
えられ、カウンタ64のカウント値は、タイミング信号
TM1に従って増減する。カウンタ64のカウント値
は、比較器65で比較され、カウント値が正のとき、比
較器65の出力信号が“H”となり、カウント値が0ま
たは負のときは、この比較器65の出力信号が“L”と
なる。
【0055】クロック信号CLKの352クロック目
で、タイミング信号TM2が“H”になると、比較器6
5の出力信号が、AND50から検出信号DETとして
出力される。
【0056】これにより、タイミング信号TM1毎の比
較信号CPのうち、“H”の回数が“L”の回数よりも
多ければ、カウンタ64のカウント値は正となり、
“H”の検出信号DETが出力される。“H”の回数が
“L”の回数よりも少なければ、カウンタ64のカウン
ト値は負となり、検出信号DETは出力されない。
【0057】その後、カウンタ23,64は、クロック
信号CLKの353クロック目で、タイミング信号TM
3によってリセットされ、同様の垂直同期検出動作が周
期的に繰り返される。
【0058】以上のように、この第2の実施形態の垂直
同期検出回路は、16クロック毎に入力信号INの平均
値AVを算出する平均算出部30Bと、その平均値AV
を閾値レベルTHと比較して比較結果をカウントして判
定する判定部60Aを有している。これにより、図1の
平均算出部30Aに比べて、平均算出部30Bの累積値
を小さくすることができ、小さな回路規模で第1の実施
形態と同様の利点が得られる。
【0059】(第3の実施形態)
【0060】図5は、本発明の第3の実施形態を示す垂
直同期検出回路の構成図であり、図4中の要素と共通の
要素には共通の符号が付されている。
【0061】この垂直同期検出回路は、合成映像信号S
IGをクロック信号CLKでサンプリングしてディジタ
ルの入力信号INに変換するADC10と、このクロッ
ク信号CLKに基づいてタイミング信号TM1,TM2
を生成するタイミング部20Cを有している。タイミン
グ部20Cは、図4中のタイミング部20Bから、タイ
ミング信号TM3を生成するAND26を削除したもの
である。
【0062】また、この垂直同期検出回路は、ADC1
0で変換された入力信号INを閾値レベルTHと比較し
て比較信号CPを出力する比較器40を有しており、こ
の比較信号CPが、判定部60Bに与えられるようにな
っている。
【0063】判定部60Bは、アップダウン・カウンタ
66と比較器67,68で構成されている。アップダウ
ン・カウンタ66は、制御端子U/Dに与えられる比較
信号CPが“H”のときに、クロック端子Cに与えられ
るクロック信号CLKのタイミングでカウント値を増加
させ、比較信号CPが“L”のときに、カウント値を減
少させるものである。アップダウン・カウンタ66のカ
ウント値は、比較器67,68に与えられるようになっ
ている。比較器67は、カウント値が正のときに“H”
の信号SPを出力し、比較器83は、このカウント値が
0または負のときに“H”の信号SMを出力するもので
ある。
【0064】信号SPは、AND50によってタイミン
グ信号TM2との論理積がとられ、検出信号DETとし
て出力されるようになっている。また、信号SMは、A
ND81によってタイミング信号TM1との論理積がと
られ、論理和ゲート(以下、「OR」という)82の第
1の入力側に与えられるようになっている。
【0065】更に、この垂直同期検出回路は、比較信号
CPの変化に基づいて垂直同期パルスの立ち下がりのタ
イミングを検出し、変化信号CNGを出力する変化検出
部70を有している。変化検出部70は、比較信号CP
をクロック信号CLKでラッチして1クロック分だけ遅
延させるフリップフロップ(以下、「FF」という)7
1と、このFF71の出力信号を反転するインバータ7
2と、このインバータ72の出力信号と比較信号CPの
論理積をとって変化信号CNGを出力するAND73で
構成されている。
【0066】変化信号CNGは、OR82の第2の入力
側に与えられ、このOR82の出力側から、2進カウン
タ23とアップダウン・カウンタ66に対するリセット
信号RSTが出力されるようになっている。
【0067】次に動作を説明する。
【0068】合成映像信号SIGは、クロック信号CL
Kに従ってディジタルの入力信号INに変換され、比較
器40によって閾値レベルTHと比較されてその結果の
比較信号CPが、判定部60Bと変化検出部70に与え
られる。
【0069】変化検出部70では、入力信号INが閾値
レベルTH以下に立ち下がるタイミング、即ち比較信号
CPが“L”から“H”へ変化するタイミングが検出さ
れる。入力信号INの立ち下がりにより、変化信号CN
Gが出力され、タイミング部20Cの2進カウンタ23
と判定部60Bのアップダウン・カウンタ66がリセッ
トされる。
【0070】タイミング部20Cでは、クロック信号C
LKが2進カウンタ23でカウントされ、16クロック
毎にタイミング信号TM1が出力され、352クロック
目にタイミング信号TM2が出力される。この動作は、
リセット信号RSTが与えられない限り、連続して行わ
れる。リセット信号RSTが与えられたときには、2進
カウンタ23のカウント値は0になって再起動される。
【0071】一方、判定部60Bにおいて、アップダウ
ン・カウンタ66のカウント値は、比較信号CPが
“H”、即ち入力信号INが閾値レベルTH以下のと
き、クロック信号CLKのタイミングで1ずつ増加され
る。逆に、比較信号CPが“L”、即ち入力信号INが
閾値レベルTHを越えるときには、カウント値はクロッ
ク信号CLKのタイミングで1ずつ減少される。
【0072】16クロック目でタイミング信号TM1が
出力されたとき、アップダウン・カウンタ66のカウン
ト値が0または負であると、比較器68から出力される
信号SMが“H”となるので、AND81からOR82
を介してリセット信号RSTが出力され、タイミング部
20Cと判定部60Bは初期状態に戻る。タイミング信
号TM1が出力されたとき、アップダウン・カウンタ6
6のカウント値が正であると、信号SMが“L”となる
のでリセット信号RSTは出力されない。従って、タイ
ミング部20Cと判定部60Bの動作はそのまま継続さ
れる。
【0073】352クロック目でタイミング信号TM2
が出力されたとき、アップダウン・カウンタ66のカウ
ント値が正であると、信号SPは“H”となる。これに
より、AND50から検出信号DETが出力される。
【0074】以上のように、この第3の実施形態の垂直
同期検出回路は、入力信号INの立ち下がりのタイミン
グを検出する変化検出部70と、比較信号CPに基づい
てクロック信号CLKのカウント値を増減し、そのカウ
ント値が正か負かを判定する判定部60Bを有してい
る。これにより、雑音の影響を受けずに確実に垂直同期
パルスを検出し、かつ、この垂直同期パルスにタイミン
グが一致した検出信号を出力することができるという利
点がある。更に、第1及び第2の実施形態のような平均
算出部30を持たないので、回路規模を小さくすること
ができるという利点がある。
【0075】(第4の実施形態)
【0076】図6は、本発明の第4の実施形態を示す垂
直同期検出回路の構成図であり、図5中の要素と共通の
要素には共通の符号が付されている。
【0077】この垂直同期検出回路は、図5中の判定部
60Bに代えて、加重部90Aと判定部60Cを設けた
ものである。
【0078】加重部90Aは、予め与えられた重み付け
係数WFに基づいて、判定部60Cの図示しないカウン
タを増減させるための、増加数UPと減少数DNを設定
するものである。一方、判定部60Cは、クロック信号
CLKのタイミング毎に、加重部90Aから与えられる
増加数UPまたは減少数DNをカウンタから増減し、そ
のカウント値に基づいて信号SP,SMを出力するもの
である。その他の構成は、図5と同様である。
【0079】この垂直同期検出回路の動作は、図5の垂
直同期検出回路の動作とほぼ同様である。但し、図5の
垂直同期検出回路の判定部60Bでは、カウンタ66の
カウント値は、比較信号CPの“H”,“L”に従っ
て、それぞれ1ずつ増加及び減少していたが、この垂直
同期検出回路の判定部60Cでは、カウンタのカウント
値は、比較信号CPが“H”のとき増加数UP(例え
ば、3)だけ増加し、この比較信号CPが“L”のとき
減少数DN(例えば、2)だけ減少する。その他の動作
は、図5と同様である。
【0080】以上のように、この第4の実施形態の垂直
同期検出回路は、クロック信号CLKに伴ってカウンタ
を増減させる数を、重み付け係数WF基づいて設定する
ための加重部90Aを有している。これにより、雑音の
特性に応じた重み付け係数WFを与えることにより、第
3の実施形態と同様の利点に加えて、その雑音の影響を
最小限に抑えるための設定ができるという利点がある。
【0081】(第5の実施形態)
【0082】図7は、本発明の第5の実施形態を示す垂
直同期検出回路の構成図であり、図6中の要素と共通の
要素には共通の符号が付されている。
【0083】この垂直同期検出回路は、図6中の加重部
90Aに代えて、機能が若干異なる加重部90Bを設け
ると共に、2つの比較器40H,40Lを追加したもの
である。
【0084】比較器40Hは、入力信号INのレベルを
閾値レベルTHよりも若干高い閾値レベルTHHと比較
し、その結果の比較信号CPHを出力するものである。
また、比較器40Lは、入力信号INのレベルを閾値レ
ベルTHよりも若干低い閾値レベルTHLと比較し、そ
の結果の比較信号CPLを出力するものである。これら
の比較信号CPH,CPLは、比較器40から出力され
る比較信号CPと共に、加重部90Bに与えられるよう
になっている。
【0085】一方、加重部90Bは、3つに比較信号C
PH,CP,CPLの組み合わせに応じて、判定部60
Cに対する増加数UPまたは減少数DNを出力するもの
である。
【0086】例えば、入力信号INが閾値レベルTHH
よりも高ければ、比較信号CPH,CP,CPLはすべ
て“L”となり、減少数DNとして2が出力される。ま
た、入力信号INが閾値レベルTHHと閾値レベルTH
の間にあれば、比較信号CPHは“H”、比較信号C
P,CPLは“L”となり、減少数DNとして1が出力
される。入力信号INが閾値レベルTHと閾値レベルT
HLの間にあれば、比較信号CPH,CPは“H”、比
較信号CPLは“L”となり、増加数UPとして1が出
力される。更に、入力信号INが閾値レベルTHLより
も低ければ、比較信号CPH,CP,CPLはすべて
“H”となり、増加数UPとして2が出力されるように
なっている。その他の構成は、図6と同様である。
【0087】この垂直同期検出回路の動作は、図6の垂
直同期検出回路の動作とほぼ同様である。但し、図6の
垂直同期検出回路における加重部90Aでは、予め与え
られた重み付け係数WFに従って、判定部60Cに対す
る増減の値が決定されたが、この垂直同期検出回路にお
ける加重部90Bでは、雑音の大きさに応じて判定部6
0Cに対する増減の値が段階的に設定されるようになっ
ている。従って、加重部90Bによる増減値の設定を適
切に行うことにより、雑音の多い場合でも、より確実に
垂直同期信号を検出することができるという利点があ
る。
【0088】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次のようなものがある。
【0089】(a) タイミング部20A、平均算出部
30A、判定部60A等の回路構成は、図示したものに
限定されない。
【0090】(b) タイミング信号TM等のクロック
数は、例示した値に限定されない。クロック信号CLK
の周波数や、垂直同期パルスの方式に合わせて、適切な
値を使用する必要がある。
【0091】(c) 図7では、3つの閾値レベルを用
いて入力信号INのレベルを4段階に区分しているが、
区分数は任意である。
【0092】(d) 図1と図4〜図7の垂直同期検出
回路は、合成映像信号SIGをディジタル化するADC
10を有しているが、外部にADCを設けてディジタル
の入力信号INを入力するように構成しても良い。
【0093】
【発明の効果】
【0094】以上詳細に説明したように、第1の発明に
よれば、入力信号のレベルの平均値を算出する平均算出
部と、前記平均値が閾値レベルを下回っている時に同期
検出信号を出力する比較部とを有している。垂直同期パ
ルスの同期レベルは、雑音が重畳していても平均化する
と一定値以下となるので、長い期間の平均をとると共
に、適切な閾値レベルを設定することにより、確実に垂
直同期パルスを検出することができる。
【0095】第〜第の発明によれば、入力信号と閾
値レベルの比較結果の比較信号に基づいて、カウント値
を増減するアップダウン・カウンタと、所定のクロック
数毎に第1及び第2のタイミング信号を出力するタイミ
ング部と、これらのタイミング信号に基づいてアップダ
ウン・カウンタのカウント値からリセット信号と同期検
出信号を出力する判定部を有している。これにより、平
均算出部のような大きな回路を用いることなく、小さな
回路規模で確実に垂直同期パルスを検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す垂直同期検出回
路の構成図である。
【図2】NTSC方式の合成映像信号における垂直同期
パルスの信号波形図である。
【図3】従来の垂直同期検出回路の一例を示す構成図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す垂直同期検出回
路の構成図である。
【図5】本発明の第3の実施形態を示す垂直同期検出回
路の構成図である。
【図6】本発明の第4の実施形態を示す垂直同期検出回
路の構成図である。
【図7】本発明の第5の実施形態を示す垂直同期検出回
路の構成図である。
【符号の説明】
10 ADC 20A〜20C タイミング部 30A,30B 平均算出部 40,40H,40L 比較器 50 AND 60A〜60C 判定部 70 変化検出部 90A,90B 加重部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/08 H04N 5/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成映像信号をクロック信号に従ってデ
    ィジタル化した入力信号から垂直同期パルスを検出する
    垂直同期検出回路であって、 前記垂直同期パルスにおける同期レベルの期間のほぼ1
    /n(但し、nは複数)に相当する一定周期毎に、前記
    入力信号のレベルの平均値を算出する平均算出部と、前記平均値を 所定の閾値レベルと比較してその比較結果
    に応じた比較信号を出力する比較部と、 前記比較信号がn回出力される毎に、該n個の比較信号
    の内で前記平均値が前記閾値レベルを下回っているもの
    が過半数であるか否かを判定し、過半数と判定されたと
    きに同期検出信号を出力する判定部 とを、 備えたことを特徴とする垂直同期検出回路。
  2. 【請求項2】 合成映像信号をクロック信号に従ってデ
    ィジタル化した入力信号から垂直同期パルスを検出する
    垂直同期検出回路であって、前記クロック信号をカウントして前記垂直同期パルスに
    おける同期レベルの期間のほぼ1/n(但し、nは複
    数)に相当する一定周期毎に第1のタイミング信号を出
    力し、カウント値が該同期レベルの期間にほぼ相当する
    値に達したときに第2のタイミング信号を出力し、リセ
    ット信号が与えられたときには該カウント値をリセット
    するタイミング部と、 前記入力信号を所定の閾値レベルと比較してその比較結
    果に応じた2値の比較信号を出力する比較部と、前記比較信号の値に応じてカウント値を1ずつ増加また
    は減少し、リセット信号に応じてそのカウント値をリセ
    ットするアップダウン・カウンタと、 前記第1のタイミング信号が与えられたときに、前記ア
    ップダウン・カウンタのカウント値に基づいて前記比較
    信号の内で前記入力信号が前記閾値レベルを上回ってい
    るものが過半数であるか否かを判定し、過半数と判定さ
    れたときに前記リセット信号を出力し、前記第2のタイ
    ミング信号が与えられたときには、該カウント値に基づ
    いて該比較信号の内で該入力信号が該 閾値レベルを下回
    っているものが過半数であるか否かを判定し、過半数と
    判定されたときに同期検出信号を出力する判定部とを、 備えたことを特徴とする垂直同期検出回路。
  3. 【請求項3】 合成映像信号をクロック信号に従ってデ
    ィジタル化した入力信号から垂直同期パルスを検出する
    垂直同期検出回路であって、 前記クロック信号をカウントして前記垂直同期パルスに
    おける同期レベルの期間のほぼ1/n(但し、nは複
    数)に相当する一定周期毎に第1のタイミング信号を出
    力し、カウント値が該同期レベルの期間にほぼ相当する
    値に達したときに第2のタイミング信号を出力し、リセ
    ット信号が与えられたときには該カウント値をリセット
    するタイミング部と、 前記入力信号を所定の閾値レベルと比較してその比較結
    果に応じた2値の比較信号を出力する比較部と、 前記比較信号の値と予め与えられた重み付け係数に応じ
    てカウント値を予め設定された数だけ増加または減少
    し、リセット信号に応じてそのカウント値をリセットす
    るアップダウン・カウンタと、 前記第1のタイミング信号が与えられたときに、前記ア
    ップダウン・カウンタのカウント値に基づいて前記リセ
    ット信号の出力を制御し、前記第2のタイミング信号が
    与えられたときには、該カウント値に基づいて同期検出
    信号の出力を制御する判定部とを、 備えたことを特徴とする垂直同期検出回路。
  4. 【請求項4】 合成映像信号をクロック信号に従ってデ
    ィジタル化した入力信号から垂直同期パルスを検出する
    垂直同期検出回路であって、 前記クロック信号をカウントして前記垂直同期パルスに
    おける同期レベルの期間のほぼ1/n(但し、nは複
    数)に相当する一定周期毎に第1のタイミング信号を出
    力し、カウント値が該同期レベルの期間にほぼ相当する
    値に達したときに第2のタイミング信号を出力し、リセ
    ット信号が与えられたときには該カウント値をリセット
    するタイミング部と、 前記入力信号を複数の閾値レベルと比較してその比較結
    果に応じた値の比較信号を出力する比較部と、 前記比較信号の値に応じてカウント値を予め設定された
    数だけ増加または減少し、リセット信号に応じてそのカ
    ウント値をリセットするアップダウン・カウンタと、 前記第1のタイミング信号が与えられたときに、前記ア
    ップダウン・カウンタのカウント値に基づいて前記リセ
    ット信号の出力を制御し、前記第2のタイミング信号が
    与えられたときには、該カウント値に基づいて同期検出
    信号の出力を制御する判定部とを、 備えたことを特徴とする垂直同期検出回路。
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