JP3495771B2 - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JP3495771B2 JP29536793A JP29536793A JP3495771B2 JP 3495771 B2 JP3495771 B2 JP 3495771B2 JP 29536793 A JP29536793 A JP 29536793A JP 29536793 A JP29536793 A JP 29536793A JP 3495771 B2 JP3495771 B2 JP 3495771B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数モードの信号を処
理可能な映像信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用VTRの記録モードには、
標準モードと高画質モードがあるが、それぞれのモード
におけるFM輝度信号の搬送波周波数やデビェーション
は異なっており、両モード間には互換性がない。そのた
め記録時のモードと再生時のモードを一致させる必要が
あり、モード検出手段が設けられている。一例として
は、再生された搬送波を帯域通過フィルタで取り出すこ
とで検波し、そのレベルがモードによって異なることを
利用して、モード検出を行っていた。また、他のモード
検出法の例としては、搬送波周波数が得られるタイミン
グにゲートをかけて、その搬送波周波数を波形整形し、
ロジックレベルのパルスとし、ゲート中のパルス数をカ
ウントして判別する方法があった。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上記
したような搬送波を帯域通過フィルタにより取り出すこ
とで検波してモード検出を行う方法では、帯域通過フィ
ルタの性能、あるいはヘッドやテープのばらつきによる
レベル誤差等が発生し、判断するレベルのスレッショル
ドの設定が困難であり、誤判別が生じていた。更に搬送
波周波数は記録する映像信号によっては、その帯域に検
波レベルが上がり誤判別の原因になっていた。
【0004】また、復調された信号より搬送波周波数の
発生するタイミングでゲートをかけ、その中にある搬送
波の波形整形されたパルスの数を数える方式において
は、記録されたモードと再生時のモードとが一致してい
ないと正しく復調されず、それによって作られるゲート
は信頼性を失い、搬送波でないタイミングの輝度信号の
周波数パルスを抑えることになり、上記の方法同様に誤
判別を生じていた。更にこのような方式では、一旦モー
ドを誤ると復帰する手段がないという重大な欠点があっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した問題点
を解決するためになされたもので、互いに異なる複数の
記録モードにより記録された映像信号を記録媒体から再
生する再生手段と、前記映像信号中の水平同期信号を分
離する分離手段と、前記分離された水平同期信号から前
記水平同期信号の半分の周期信号を除去する除去手段と
を有する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された水
平同期信号の周期を検出し、前記水平同期信号の周期が
所定の周期であるか否かに応じて前記再生手段により再
生された映像信号の記録モードを判別するモード判別手
段とを備える構成とした。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
説明する。
【0007】《実施例1》図1に本発明実施例の構成ブ
ロック図を示す。図1において、周波数変調された映像
信号を記録した磁気テープ1が、回転ヘツド2及び2’
によりトレースされ、読み出されたRF信号はそれぞれ
のプリアンプ3及び3’によって増幅される。回転ヘッ
ド2及び2’の読み出し信号の切り換えを行うスイッチ
4は、回転ヘツド2及び2’の制御を行っているシステ
ムコントロール5からの信号により操作される。スイッ
チ4の出力は、低域フィルタ6と高域フィルタ7に入力
され、低域フィルタ6において低域搬送色信号が、また
高域フィルタ7においてFM輝度信号がそれぞれ分離さ
れる。低域フィルタ6より出力された低域搬送色信号
は、AFC/APC構成の周波数変換回路8でもとの帯
域の色信号に変換される。
【0008】一方、高域フィルタ7より出力されたFM
輝度信号は、標準モードに対応するイコライザー(E
Q)9Aと高画質モードに対応するイコライザー9Bと
に入力され、それらの切り換えはスイッチ13で行われ
る。出力された信号はAGCアンプ15で増幅された後
リミッタ16を介して、それぞれのモードに対応した復
調器(DEM)10A,10B、ディエンファシス回路
(DEP)11A,11B、遅延回路(Delay)1
2A,12Bを通り、スイッチ14によってその出力が
切り換えられる。出力された信号は、同期分離回路17
を経て加算器18において前記の周波数変換回路8より
出力された色信号と重畳され、出力端子19より出力さ
れる。
【0009】次にモードの判別動作について説明する。
同期分離回路17では、図2Aにあるような輝度信号か
ら図2Bのような同期信号(S)を分離する。しかし、
垂直ブランキング期間では図3Cのようにコンポジット
シンクに1/2HS(HS:水平同期信号)が存在する
ため、HSの周期を読み取ることによりモード判別をす
る回路では、正しいモードで復調が行われていても、こ
の1/2HS部分において周期が変わるために誤判別し
てしまう。そこで1/2HSを取り除く1/2HS除去
回路20を設けてあらかじめ余計な1/2HSを取り除
き、正しいモードでの再生ならば同一周期で発生するH
Sについて処理する。1/2HS除去回路20は各HS
をトリガーとし、時定数τ1 (1/2HS<τ1 <H
S)のノントリガーモノマルチバイブレータを動作させ
1/2HSを取り除くことができるような構成になって
いる。1/2HS除去回路20の出力はHSをトリガー
として動作するリトリガーモノマルチ(RMM)21に
入力される。
【0010】ここでRMM21の出力波形は、図3Dに
示すようなHSに同期した波形になるはずであるが、実
際には再生モードが正しい場合であっても、HSの連続
性が維持できないために図4Eのような波形になってし
まう場合がある。その場合には、図4Eよりわかるよう
に出力波形はHSの最初の立ち上がりから次の立ち上が
りまでの時間tの長さが一定ではないため、HSの周期
がRMM21の時定数τ2 (1/2HS<τ2 <2H
S)以下であれば、図4FのようにHS検出信号は連続
してHiレベルとなるが、τ2 >2HSの場合には、H
SのHiレベルを維持できなくなってしまう。本出願人
はこの原因について検討し、その結果、再生RF信号に
ドロップアウトが発生したために、その部分において復
調ができないこと等に起因することが判明した。
【0011】そこで上記の様な誤判断の原因になるドロ
ップアウトを取り除くためには、前記のAGCアンプ1
5の出力レベルを見て図5GのようにRF信号にドロッ
プアウトが発生すると図5Iのようにドロップアウトパ
ルス発生回路(DOP)22からの信号と、RMM21
からの信号(図5J)とをドロップアウト補償回路23
で処理し、その部分についての判別信号を正しいものに
することにより、RF欠落部のHS連続性の信号の影響
がないような処置が取られる(図5K)。
【0012】しかし、ドロップアウト補償回路23が正
しい場合は必ず連続的にHiレベルとなるが、異なるモ
ードでの再生においては、HSはまったく出力されない
わけではなく、本来の周期で発生しなくなるに過ぎず、
例えば図6Lのような波形になる。図6Lのような信号
は1フィールドに1回でもLowレベルになれば再生モ
ードが違っていることを示すことになり、この信号の立
ち下がりにより動作するRMM24によってLowレベ
ルを保持し、再生モードが異なっていることを示す図6
Mのような信号となる。この信号を元に判別出力回路2
5はシステムコントロール5に判別出力信号を出力す
る。判別出力を受けたシステムコントロール5は、RM
M24よりの信号がHiレベルであれば同一モードを継
続し、Lowレベルになると、本実施例のように記録モ
ードが2種類の場合は、もう一方のモードに切り換える
ためにスイッチ13,スイッチ14を操作する。2種類
以上の場合は、RMM24からの信号がHiレベルにな
るまで、順次モードを移行していく。表示部26は、そ
のモードに応じた表示をすることによってどのモードで
あるのかが確実に使用者に伝わる。
【0013】また、RMM21の出力波形が他の原因に
よって図4Eのような波形になる場合には判別出力回路
25において処理が行われる。すなわち本実施例におい
ては、RMM21において所定時間内に発生するパルス
数が、所定数以内であれば同一モードであり、所定数以
上であれば異モードであると判断する。
【0014】なお、本実施例では記録媒体に磁気テープ
を用いているが、ほかの記録媒体でも良いことは言うま
でもない。
【0015】《実施例2》図7に本発明の実施例2の構
成ブロック図を示す。図7において、再生復調されたH
Sよりその立ち上がりから微分波形を作るため微分回路
27とその微分波形の立ち下がりにより動作するリトリ
ガーモノマルチ(RMM)28があり、その時定数をτ
1 とする。図8はそのタイミングを示すもので、図8A
は水平同期信号(HS)、図8BはHSの微分波形Cが
その立ち下がりより動作するRMM28の波形を示して
いて、HSがτ1 以内の周期で入力されている場合は、
図8Cの信号は連続的にHiレベルとなり、フリップフ
ロップ29でクロックをHSとすると正しい周期でHS
が来ている時の出力はHiレベルとなり、HSの周期が
τ1 以上になると、Cの出力はLowレベルとなるため
フリップフロップ29の出力はLowレベルへと置き換
わる(図8D)。この出力端子30からの出力を異モー
ド判別信号とすることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
互いに異なる複数の記録モードにより記録された映像信
号を記録媒体から再生する再生手段と、前記映像信号中
の水平同期信号を分離する分離手段と、前記分離された
水平同期信号から前記水平同期信号の半分の周期信号を
除去する除去手段とを有する抽出手段と、前記抽出手段
により抽出された水平同期信号の周期を検出し、前記水
平同期信号の周期が所定の周期であるか否かに応じて前
記再生手段により再生された映像信号の記録モードを判
別するモード判別手段とを備える構成とすることによ
り、一旦モードを誤って検出しても元の状態に復帰する
ことが可能で、誤判別の状態が保持されることが無く、
確実なモード判別を行うことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の構成ブロック図である。
【図2】水平同期信号(HS)の分離動作波形図であ
る。
【図3】1/2HS信号の除去動作波形図である。
【図4】HS連続性の検出動作波形図である。
【図5】ドロップアウト補償動作波形図である。
【図6】異モードの検出動作波形図である。
【図7】本発明の実施例2の構成ブロック図である。
【図8】本発明の実施例2の動作波形図である。
【符号の説明】
5 システムコントロール 6 低域フィルタ 7 広域フィルタ 8 周波数変換回路 10A,10B 復調器 11A,11B ディエンファイシス回路 12A,12B 遅延回路 17 同期分離回路 20 1/2HS除去回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なる複数の記録モードにより記
    録された映像信号を記録媒体から再生する再生手段と、 前記映像信号中の水平同期信号を分離する分離手段と、
    前記分離された水平同期信号から前記水平同期信号の半
    分の周期信号を除去する除去手段とを有する抽出手段
    と、 前記抽出手段により抽出された水平同期信号の周期を検
    出し、前記水平同期信号の周期が所定の周期であるか否
    かに応じて前記再生手段により再生された映像信号の記
    録モードを判別するモード判別手段とを備える映像信号
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の記録モードは標準モードと高
    画質モードとを含むことを特徴とする請求項1記載の映
    像信号処理装置。
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