JP3416572B2 - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、信号処理回路に関
し、特にたとえば、磁気テープから再生されたかつ映像
成分および所定情報成分を含む再生信号を処理する、信
号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に示す従来の監視カメラシステムに
よれば、複数の監視カメラ1a〜1dから出力された映
像信号Va〜Vdは、マルチプレクサ4によって所定フ
ィールドごとに間引かれる。間引き後の映像信号は、タ
イムラプスVCR2によってビデオカセット3に間欠的
に記録される。ビデオテープ3aには、たとえば図10
に示すように映像トラックVa〜Vdが形成される。映
像トラックVa〜Vdには、各監視カメラ1a〜1dに
対応するID信号も記録される。このような間欠記録が
なされたビデオカセット3を再生するとき、再生映像信
号の種類は1フィールドごとに変化する。このため、マ
ルチプレクサ4は、各再生映像信号Va〜VdをID信
号に従ってメモリ4a〜4dに書き込み、その後モニタ
5に出力する。この結果、再生映像Va〜Vdは、図1
1に示すようにモニタ5に分割表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ID信号がう
まく再生されなければ、マルチプレクサ4は、各再生映
像信号を誤ったメモリに書き込んだり、あるいはタイム
ラプスVCR2からの入力をそのままモニタ5に出力し
てしまう。すると、いずれの場合も、再生映像Va〜V
dをモニタ5に適切に表示できない。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、再
生信号に含まれる所定情報成分の判別精度を向上させる
ことができる、信号処理装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、磁気
テープに形成されたトラックから再生されたかつ映像成
分およびID情報成分を含む再生信号を処理する信号処
理装置において、再生信号からID情報成分を抽出する
抽出手段、抽出手段によって抽出されたID情報成分が
示すID番号を判別する手段、および判別手段によって
ID番号が正当に判別されなかったときトラッキング制
御信号を出力し、判別手段によってID番号が正当に判
別されたときトラッキング制御信号の出力を中断するト
ラッキング制御手段を備えることを特徴とする、信号処
理装置。
【0006】
【0007】
【作用】磁気テープに形成されたトラックから再生され
る再生信号は、映像成分およびID情報成分を含む。か
かる再生信号を処理するとき、抽出手段は再生信号から
ID情報成分を抽出し、判別手段は抽出されたID情報
成分が示すID番号を判別する。判別手段によってID
番号が正当に判別されなければ、トラッキング制御手段
によってトラッキング制御信号が出力される。これに対
して、判別手段によってID番号が正当に判別されれ
ば、トラッキング制御手段によってトラッキング制御信
号の出力が中断される。
【0008】
【0009】
【0010】好ましくは、除去手段が再生信号から所定
周波数成分を除去し、特性制御手段が再生位置によって
除去手段の周波数特性を変更する。ここで、除去手段は
遮断周波数の異なる複数のフィルタを含み、特性制御手
段は複数のフィルタのいずれか1つを選択する。つま
り、特性制御手段は、ID情報成分が再生されるときに
遮断周波数を低くする。なお、ID情報成分が再生され
るときの遮断周波数は、映像成分の周波数帯域に含まれ
る。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の効果】の発明によれば、ID番号を正確に判
別することができる。
【0017】
【0018】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0019】
【実施例】図1を参照して、この実施例のタイムラプス
VCR10は、図9に示すタイムラプスVCR2に代え
て、同図の監視カメラシステムに適用される。
【0020】ビデオテープ14はキャプスタンモータ3
0によって所定方向に送られ、ビデオテープ14に記録
されたコンポジット映像信号は、ドラムモータ12に設
けられたヘッド12aおよび12bによって再生され
る。キャプスタンモータ30の回転速度および回転方向
はサーボ回路28によって制御され、ドラムモータ12
の回転速度および回転方向はサーボ回路26によって制
御される。
【0021】図2(A)および図2(B)を参照して、
ビデオテープ14には複数の映像トラックがヘリカルス
キャン方式で形成され、各映像トラックには異なる種類
のコンポジット映像信号Va〜Vdが記録されている。
コンポジット映像信号は、Va,Vb,Vc,Vd…の
順序で1トラック毎に循環的に変化する。それぞれのコ
ンポジット映像信号には、所定のID信号が重畳されて
いる。ID信号は、図3に示すように、奇数フィールド
の第15ライン〜第18ラインならびに偶数フィールド
の第277ライン〜第280ラインに記録される。この
ID信号は、対応するコンポジット映像信号がどのカメ
ラによって撮影されたかを示す信号であり、具体的には
カメラ番号のような識別情報が含まれる。
【0022】ヘッド12aおよび12bから出力された
再生信号は、アンプ16aおよび16bを経てスイッチ
SW1に与えられる。スイッチSW1は、サーボ回路2
6から出力されたスイッチングパルス(RFSW)に応
答して、アンプ16a側またはアンプ16b側に接続さ
れる。スイッチSW1から出力された再生信号は、高周
波信号である。このため、映像信号処理回路18は、こ
のような高周波信号をベースバンド信号に復調し、かつ
復調されたベースバンド信号から垂直同期信号および水
平同期信号を分離する。ベースバンドのコンポジット映
像信号はLPF20aおよび20bに出力され、垂直同
期信号および水平同期信号はマイコン24に出力され
る。
【0023】マイコン24は、入力された垂直同期信号
および水平同期信号に基づいて、現時点で映像信号処理
回路18から出力されているコンポジット映像信号が何
ライン目であるかを認識し、所定タイミングでスイッチ
SW2を切り換える。具体的には、奇数フィールドの第
15ライン〜第18ラインを含む7ライン期間ならびに
偶数フィールドの第277ライン〜第280ラインを含
む7ライン期間(ID信号期間)にスイッチSW2をL
PF20b側に接続し、これ以外の期間では、スイッチ
SW2をLPF20a側に接続する。スイッチSW2に
よって選択されたコンポジット映像信号は、その後、信
号出力回路22による所定の処理を経て、マルチプレク
サ4に出力される。
【0024】図5を参照して、LPF20aの遮断周波
数は6MHzであり、LPF20bの遮断周波数は2M
Hzである。つまり、LPF20aの遮断周波数は映像
成分(色成分)の持つ周波数の最大値よりも高く、LP
F20bの遮断周波数は映像成分(色成分)の持つ周波
数の最大値よりも低い。ID信号の値がノイズの影響に
よって誤って判別されると、再生映像を所望の位置に表
示できない。一方、ID信号はハイレベルまたはローレ
ベルしか持たず、2MHz程度から高域の周波数成分を
除去してもID信号の持つ値に影響はない。これに対し
て、映像信号は3.58MHzの色副搬送波成分を含む
ため、遮断周波数が2MHzではノイズ成分だけでなく
映像成分までも除去されてしまう。
【0025】このため、この実施例では、有効化するL
PFを再生位置に応じて切り換えるようにしている。こ
の結果、ID信号期間ではホワイトノイズのような比較
的高い周波数のノイズが除去され、ID信号の判別精度
を向上させることができる。また、ID信号期間以外で
は遮断周波数が高くなるため、本来の映像成分が除去さ
れることはない。
【0026】スイッチSW1から出力された再生信号
(高周波信号)は、ドロップアウト検出回路19にも入
力される。再生信号は、ヘッド12aおよび12bのト
レース位置に応じたエンベロープレベルを持つ。図2
(A)および図2(B)に示すように映像トラックに歪
みが生じている場合、ヘッド12aおよび12bのトレ
ース位置は所望の映像トラックからずれてしまい、再生
エンベロープのレベルは、図4(C)または図4(E)
に示すように不安定となる。なお、図2(A)および図
2(B)は、スチル再生時のトラッキング状態を示して
いる。
【0027】ドロップアウト検出回路19は、この再生
エンベロープレベルが所定の閾値を下回ったときにハイ
レベルのドロップアウト検出信号を出力する。このた
め、エンベロープレベルが図4(C)に示すように変化
したときは、図4(D)に示すドロップアウト検出信号
が出力され、エンベロープレベルが図4(E)に示すよ
うに変化したときは、図4(F)に示すドロップアウト
検出信号が出力される。
【0028】マイコン24は、上述のID信号期間にド
ロップアウト検出信号を取り込む。そして、取り込んだ
ドロップアウト検出信号がハイレベルのときに、トラッ
キング制御信号を発生する。発生されたトラッキング制
御信号はサーボ回路26および28に与えられ、これに
よってドラムモータ12およびキャプスタンモータ30
の位相が変化する。
【0029】図4を参照して、RFSWが図4(A)に
示すタイミングで変化する場合、コンポジット映像信号
は図4(B)に示すタイミングで再生される。一方、ヘ
ッド12aおよび12bが図2(A)に示す位置をトレ
ースした場合、再生エンベロープは図4(C)に示すよ
うに変化し、ドロップアウト検出信号は図4(D)に示
すタイミングで出力される。つまり、ドロップアウト検
出信号はID信号期間にハイレベルとなる。トラッキン
グ制御信号は、このようなときにマイコン24から出力
される。
【0030】トラッキングが制御された結果、ヘッド1
2aおよび12bのトレース位置が図2(A)から図2
(B)にシフトした場合、再生エンベロープは図4
(E)に示すように変化し、ドロップアウト検出信号は
図4(F)に示すタイミングで出力される。このとき、
ドロップアウト検出信号はID信号期間においてローレ
ベルをとり続けるため、トラッキング制御信号の出力は
中止される。
【0031】以上のようなトラッキング制御を行うこと
によって、ID信号を含む部分において十分なエンベロ
ープレベルが確保される。このため、ID信号の内容を
正確に判別できる。
【0032】マイコン24は、具体的には図6に示すフ
ロー図を処理する。まず、ステップS1で垂直同期信号
が入力されたかどうかを判断し、YESであれば、ステ
ップS3でカウンタ24aをリセットする。続いて、ス
テップS5で水平同期信号が入力されたかどうかを判断
し、YESであればカウンタ24aをインクリメントす
る。この結果、カウント値はコンポジット映像信号の現
ライン番号を示すこととなる。ステップS9では、カウ
ンタ24aのカウント値を“13”〜“19”のライン
番号データと比較する。このようなライン番号データ
は、マルチプレクサ4からの制御信号あるいはオペレー
タの指示によって、マイコン24に設定される。
【0033】カウント値が“13”〜“19”のいずれ
のライン番号とも一致しなければ、マイコン24はステ
ップS9でNOと判断し、ステップS17でスイッチS
W2をLPF20a側に接続してからステップS19に
進む。一方、カウント値が“13”〜“19”のいずれ
かのライン番号と一致すれば、マイコン24はステップ
S9でYESと判断し、ステップS11でスイッチSW
2をLPF20b側に接続するとともに、ステップS1
3でドロップアウト検出信号のレベルを判別する。ここ
で、ドロップアウト検出信号がローレベルであれば、そ
のままステップS19に進むが、ドロップアウト検出信
号がハイレベルであれば、ステップS15でトラッキン
グ制御信号を出力してからステップS19に進む。
【0034】ステップS19では、カウント値が“26
2”となったかどうか判断する。そして、NOであれば
ステップS5に戻り、YESであればステップS1に戻
る。このため、カウント値が“262”にならないうち
は、カウンタ24は水平同期信号に応答してインクリメ
ントされる。カウント値が“262”となると、カウン
タ24は垂直同期信号に応答してリセットされる。ここ
で、“262”は、偶数フィールドにおける末尾のライ
ン番号であり、カウンタ24は1フィールド分のライン
数だけをカウントする。したがって、図3に示す13ラ
イン目〜19ライン目および276ライン目〜28ライ
ン目の信号が再生されたときに、ステップS9でYES
と判断される。
【0035】以上にような処理が実行される結果、スイ
ッチSW2は、カウンタ24aが“13”〜“19”お
よび“276”〜“281”のいずれかのカウント値を
示すときにLPF20bと接続され、これ以外のカウン
ト値を示すときにLPF20aと接続される。一方、ト
ラッキング制御は、カウンタ24aが“13”〜“1
9”および“276”〜“281”のいずれかのカウン
ト値を示し、かつドロップアウト検出信号がハイレベル
をとる場合に実行される。ドロップアウト検出信号がロ
ーレベルのときはもちろんのこと、ドロップアウト検出
信号がハイレベルでもカウント値が上述のいずれの値も
とらなければ、トラッキング制御は行われない。
【0036】図7を参照して、他の実施例のマルチプレ
クサ30は、図9に示すマルチプレクサ4に代えて、同
図の監視カメラシステムに適用される。
【0037】タイムラプスVCR2から出力されたコン
ポジット映像信号は、LPF32aおよび32bに入力
される。LPF32aおよび32bはそれぞれ、上述の
LPF12aおよび12bと同じ周波数特性を持つ。こ
のため、LPF32aからは6MHz以上の周波数成分
が除去されたコンポジット映像信号が出力され、LPF
32bからは2MHz以上の周波数成分が除去されたコ
ンポジット映像信号が出力される。スイッチSW3は、
上述のID信号期間(第14ライン〜第19ラインの7
ライン期間ならびに第276ライン〜第281ラインの
7ライン期間)にLPF32b側と接続され、ID信号
期間以外にLPF32aと接続される。この結果、図1
実施例と同様に、ID信号の判別精度を向上させること
ができるとともに、本来の映像成分が除去されるのを防
止することができる。
【0038】スイッチSW3から出力されたコンポジッ
ト映像信号はA/D変換器34でディジタル信号(映像
データ)に変換され、変換された映像データはデータ圧
縮回路36で1/4に圧縮される。つまり、データサイ
ズが、垂直方向および水平方向のいずれにおいても1/
2に圧縮される。圧縮映像データは、続いてメモリ38
に与えられ、書き込みコントローラ52によって所定ア
ドレスに書き込まれる。タイムラプスVCR2からはV
a,Vb,Vc,Vdの順で映像信号が入力され、圧縮
映像データは、種類毎に所定のエリアに書き込まれる。
つまり、メモリエリアは4分割され、同じ種類の圧縮映
像データは同じ分割エリアに格納される。
【0039】このようにしてメモリ38に格納された映
像データは、その後読み出しコントローラ54によって
読み出され、モニタ5に出力される。この結果、モニタ
5の画面に4種類の再生映像がマルチ表示される。
【0040】スイッチSW3から出力されたコンポジッ
ト映像信号はまた、ID検出回路46に入力される。I
D検出回路46はID信号期間に入力信号のレベルを監
視し、ハイレベル期間が3μ秒を超えたときにハイレベ
ル信号を出力する。これによって、コンポジット映像信
号に重畳されたID信号が検出される。ID判別回路4
8は、ID信号期間においてID検出回路46の出力信
号を取り込み、取り込んだ信号の持つ値を判別する。こ
こでID信号の持つ値をうまく判別できれば、ID判別
回路48は判別した値(カメラ番号)および“OK”を
有する判別信号を出力する。これに対して、ノイズなど
の影響でID信号の値を判別できなければ、ID判別回
路48は“NG”を有する判別信号を出力する。
【0041】判別信号は、書き込みコントローラ52お
よびマイコン50に与えられる。判別信号が“OK”を
示すとき、マイコン50は書き込みコントローラ52を
能動化する。書き込みコントローラ52は、判別信号に
含まれるID信号の値に基づいて、圧縮画像データを所
定の分割エリアに書き込む。
【0042】これに対して判別信号が“NG”を示すと
き、マイコン50は書き込みコントローラ52を不能化
するとともに、トラッキング制御信号をRS−485の
ようなシリアルケーブル(図示せず)を通してタイムラ
プスVCR2に出力する。書き込みコントローラ52が
不能化された結果、メモリ38へのデータ書き込みは中
断され、現時点でメモリ38に格納されている圧縮画像
データが読み出しコントローラ54によって読み出され
る。また、トラッキング制御信号が出力された結果、タ
イムラプスVCR2においてトラッキングが制御され
る。これによって、図1実施例と同様に、ID信号を含
む部分において十分なエンベロープレベルが確保され
る。このため、ID判別回路48は、ID信号の内容を
正確に判別できる。
【0043】ID信号期間は、次のようにして検出され
る。まず、同期分離回路42が、スイッチSW3から出
力されたコンポジット映像信号から垂直同期信号および
水平同期信号を分離する。次に、区間検出回路44が、
これらの同期信号に基づいてライン数をカウントし、I
D信号期間を検出する。ID信号期間を検出すると、区
間検出回路44はハイレベルの検出信号を出力する。ス
イッチSW3は、このような検出信号がローレベルのと
きにLPF20a側に接続され、ハイレベルのときにL
PF20b側に接続される。一方、ID検出回路46お
よびID判別回路48は、検出信号がハイレベルとなる
期間だけ能動化される。
【0044】マイコン50は、具体的には、図8に示す
フロー図を処理する。まず、ステップS21でID判別
回路48から判別信号が入力されたかどうか判断する。
ここでYESであれば、ステップS23に進み、判別信
号が“OK”を示しているか“NG”を示しているかを
判断する。“OK”を示している場合、マイコン50
は、ステップS29で書き込みコントローラ52を能動
化する。そして、ステップS21に戻る。一方、判別信
号が“NG”を示している場合、マイコン50は、ステ
ップS25で書き込みコントローラ52を不能化し、ス
テップS27でトラッキング制御信号をタイムラプスV
CR2に出力する。そして、ステップS21に戻る。
【0045】以上の2つの実施例によれば、ID信号を
含む部分の再生特性がドロップアウト検出回路またはI
D判別回路によって検出され、再生特性が劣化していれ
ば、マイコンによってトラッキングが制御される。ま
た、再生されたコンポジット映像信号の所定周波数成分
を除去する2つのLPFが設けられ、再生位置によって
いずれか一方のLPFが能動化される。つまり、再生位
置によって周波数特性が切り換えられる。特に、ID信
号を含む部分では、他の部分に比べて遮断周波数が低く
される。このときの遮断周波数は、映像成分の周波数帯
域内に設定される。このような2つの処理によって、I
D信号の内容の判別精度が向上する。
【0046】なお、以上の実施例では、スチル再生の場
合について説明したが、この発明は、高速再生のような
スチル再生以外の特殊再生にも適用でき、さらには通常
再生にも適用できる。また、各トラックにID信号が記
録されている限り、複数種類の映像信号が記録されてい
る必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を示すブロック図である。
【図2】ビデオテープに形成されたトラックおよびトラ
ッキング状態を示す図解図であある。
【図3】コンポジット映像信号の一部を示す波形図であ
る。
【図4】(A)はRFSWを示す波形図であり、(B)
はコンポジット映像信号を示す波形図であり、(C)は
再生エンベロープの一例を示す波形図であり、(D)は
ドロップアウト検出信号の一例を示す波形図であり、
(E)は再生エンベロープの他の一例を示す波形図であ
り、(F)はドロップアウト検出信号の他の一例を示す
波形図である。
【図5】LPFの周波数特性を示すグラフである。
【図6】図1実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図7】この発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図8】図7実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図9】従来技術を示すブロック図である。
【図10】図9に示す従来技術の動作の一部を示す図解
図である。
【図11】図9に示す従来技術の動作の他の一部を示す
図解図である。
【符号の説明】
10 …タイムラプスVCR 18 …映像信号処理回路 19 …ドロップアウト検出回路 20a,20b,32a,32b …LPF 24,50 …マイコン 26,28 …サーボ回路 42 …同期分離回路 44 …区間検出回路 46 …ID検出回路 48 …ID判別回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープに形成されたトラックから再生
    されたかつ映像成分およびID情報成分を含む再生信号
    を処理する信号処理装置において、前記再生信号から前記ID情報成分を抽出する抽出手
    段、 前記抽出手段によって抽出された前記ID情報成分が示
    すID番号を判別する手段、および 前記判別手段によっ
    て前記ID番号が正当に判別されなかったときトラッキ
    ング制御信号を出力し、前記判別手段によって前記ID
    番号が正当に判別されたとき前記トラッキング制御信号
    の出力を中断するトラッキング制御手段 を備えることを
    特徴とする、信号処理装置。
  2. 【請求項2】前記再生信号から所定周波数成分を除去す
    る除去手段、および再生位置によって前記除去手段の周
    波数特性を変更する特性制御手段をさらに備える、請求
    記載の信号処理装置。
  3. 【請求項3】前記除去手段は遮断周波数の異なる複数の
    フィルタを含み、 前記特性制御手段は前記複数のフィルタのいずれか1つ
    を選択する選択手段を含む、請求項記載の信号処理装
    置。
  4. 【請求項4】前記特性制御手段は前記ID情報成分が再
    生されるときに遮断周波数を低くする、請求項記載の
    信号処理装置。
  5. 【請求項5】前記ID情報成分が再生されるときの遮断
    周波数は前記映像成分の周波数帯域に含まれる、請求項
    記載の信号処理装置。
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