JPS58153472A - 回転ヘツド型磁気録画再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヘリカルスキャン方式の回転ヘッド型磁気録画
再生装置（ＶＴＲ）に関するものであムヘリカルスキャ
ン方式ＶＴＲにおいて、テープ送り速度を切り換えて記
録することによって記録時間を変える方式が現在ＶＨ３
方式ＶＴＲ等で用いられている。このような場合、再生
時に記録モードを自動的に判別して記録状態に応じた再
生状態にすることが望まれ、従来それを実現する方法と
してはコントロールトラックに記録されているコントロ
ール信号の再生コントロールパルスの周期が正規の周期
からずれているかどうかを判別する方法が採用されてい
た。しかしながら、新しいフォーマットのＶＴＲとして
、ビデオヘッド自身で再生した信号をもとにトラッキン
グを行なうようなシステムで、従来のようなテープ長手
方向のコントロールトラックがなくなったシステムにお
いては、従来のような自動判別手段を用いることができ
なくなる。

また、ＮＴＳＣカラーテレビジョン信号とＰＡＬカラー
テレビジョン信号の両信号を再生できるようなデツキに
おいて、記録信号がどちらの信号かを判別する方法とし
て従来は、水平同期信号周波数のちがいを検出する方法
が採用されているが、再生水平同期信号のＳ／Ｎが良く
ない場合が起るため、安定に判別することが困難であっ
た。

本発明は上記のような状況にかんがみ、記録モード識別
用のパイロット信号を記録することによって、記録モー
ドが安定に判別できる方式を提案するものである。

以下図面を参照して、その実施例をあげ説明する。

第１図は本発明の１つの具体例を説明するだめの信号処
理゛回路ブロック図である。第１図にわいて、入力端子
１に入力されたビデオ信号は低域ろ波器（ＬＰＦ）２．
帯域ろ波器（ＢＰＦ）４によって輝度信号Ｙと変調色信
号Ｃとに分離され、輝度信号ＹはＦＭ変調回路３に導か
れてＦＭ変調され、変調色信号Ｃは回路６において低周
波に変換されて両者が加算器６に加え合される。一方パ
イロット信号発生器８の信号はゲート回路９にて垂直ブ
ランキング期間のうちのある期間だけゲートされて、加
算器７にて変調ビデオ信号（前記加算器６の出力）と加
え合わされる。パイロット信号周波数は通常２００ｋＨ
ｚ以下が望ましいが、場合によっては１石以下程度にま
で大きくできる。この加算器子の出力は記録アンプ１０
．録再切換スイッチ１１．スリップリング１２を介して
、回転ヘッド１３　、１３’　にて磁気テープ上に記録
される。

一方、回転ヘッド１３　、１３’　の回転位相を検出す
る検出器１４の出力パルスがモノマルチ１６にて一定時
間遅延され、位相比較器１７に導かれて、入力ビデオ信
号よシ同期分離回路１６にて分離された垂直同期信号と
位相比較されて、その比較誤差信号が加算器２ｏに導か
れる。一方回転ヘッド１３　、１３’を回転駆動するシ
リンダーモーターＭの回転周波数を検出する周波数発振
器１８の出力が、周波数検波回路１９にて検波され、そ
の周波数に応じた出力が加算器２０に導かれる。この加
算器２０の出力にてシリンダーモーターＭが駆動され、
シリンダーモーターＭはビデオ信号の垂直同期信号と一
定の関係をもって回転する。そして、回転位相検出器１
４の出力もビデオ信号と一定の関係に保たれる。従って
、モノマルチ１５の出力によって駆動されるゲートパル
ス発生器２１の出力がビデオ信号と同期した垂直ブラン
キング期間中に発生するパルスとなる。この２１の端子
１１７１：は端子２９より入力される記録モード指定信
号によってパルスが出力されるか、出力されないかがコ
ントロールされる。

再生時は、回転ヘッド１３　、１３’の再生信号はスリ
ップリング１２．スイッチ１１を介して前置増巾器２２
゛に導かれる。前置増巾器２２の出力の一部はビデオ再
生信号処理回路２３に導かれ、その出力に再生ビデオ信
号が得られる。また、前記前置増巾器２２の出力の他の
一部は、ＢＰＦ２５によってパイロット信号成分が抜き
取られ、ゲート回路２６に導かれ、ゲートパルス発生回
路２１の出力にてゲートされ、パイロット信号の有、無
の検出回路２７にてパイロットの有無を検出して、記録
モードを自動検出するように構成される。

第２図は、第１図の動作を説明するだめの補助説明図で
ある。第２図において、ａはビデオ信号の垂直ブランキ
ング期間（Ｖ−ＢＬＫ）近辺の波形を示す。ｂはヘッド
回転位相を示すモノマルチ１５の出力を示してお勺、通
常このパルスｂの立下り位置で２つのヘッドの出力切り
換えが行なわれる。Ｃはゲートパルス発生器２１の出７
［のパルスの例を示しており、ｂのパルスの立ち下りか
ら時間Ｔ１だけ遅れた時間位置で巾ｔ１のパルスである
。このＣのパルス位置は垂直ブランキング期間内に設定
され、巾ｔ、は通常１水平走査期間（６３，５μ８＠Ｃ
）程度でよいが、場合によってはそれよりも長くても短
かくても支障はない。ｄはゲー７／、−シ ト回路９でゲートされたパイロット信号を示しており、
このパイロット信号が変調されたビデオ信号と加え合さ
れて記録される。ｅはゲートパルス発生器２１の端子■
より出力されるパルスで、再生時のゲート回路２ｅを開
けるだめのパルスである。このパルスｅはｂのパルスの
立ち下りから巾Ｔ２の期間高レベルにある。この時間Ｔ
２はパルスｂの位置が多少変動しても十分にパイロット
信号ｄがゲート出力されるようにかなり広い巾のものに
するのが好ましい。

第３図は磁気テープ上に記録されるパイロット信号の記
録状態を説明する図であり、パイロット信号Ｐが記録ト
ラックＴ上の垂直ブランキング期間に順次記録されてい
る。ｖＨ、ｖ　ｔはそれぞれヘッドの回転方向、テープ
の走行方向を示している。

第２図において、ｄのパイロット信号は予じめ規定され
た規則に従って、記録されるか又は記録されないかが、
第１図端子２９より入力されるモード制御信号によって
コントロールされるものである。従って、再生時にこの
パイロット信号の有特開昭５８−２５３４７２（３） 無を検出することによって記録モードを検出することが
できる。ここで、記録されるパイロット信号の周波数は
、低周波変換される変調色信号帯域よりも低い周波数帯
域、例えば２００ｋｌｂ以下が望ましいが、垂直ブラン
キング期間にはカラーバースト以外には色情報はないた
め、１融程度までのパイロット信号を用いても検出は可
能であり、ビデオ信号にも影響を及ぼさないようにする
ことは可能である。

第４図は他の例を示す波形説明図である。

第４図においては、第２図と同じものには同じ記号をつ
けである。この例では、垂直ブランキング期間中の２つ
の位置に、パイロット信号を記録可能なようにする例で
ある。Ｃ′は′パイロット信号のゲートパルスを示して
いる。このＣ′のパルスは記録モードに応じてＧＰｌ、
ＧＰ２のそれぞれがＬＯＷレベルになのたりＨＩ　レベ
ルになるようにする。

それによって４つの組合゛せを作ることができ、４つの
記録モードに対応させることができる。例え、ば表１に
示すようにＧＰｌ、ＧＰ２のＨＩ、ＬＯＷに応９　、− じてＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄの４つのモードが識別でき、ＧＰ、
のＬレベルをＮＴＳＣ，ＨレベルをＰＡＬ　。

ＧＰ２のＬレベルを短時間記録モード（ＳＰ）Ｈレベル
を長時間記録モード（ＬＰ）に対応させるなどの方法が
考えられる。

第４図ｄ′はＣ′のようにＧＰｌ、ＧＰ２ともにＨレベ
ルのときのパイロット信号を示し、’ｐｑはそれぞれＧ
ＰのみＨレベル、ＧＰ２のみＨレベルのときのパイロッ
トを示す。

ｈ、°１は再生時のパイロットゲートパルスを示してお
シ、ｈはパイロットＰ　１＃１はパイロットＰ２の取り
出しのためのゲートパルスである。Ｐｌ、Ｐ２の記録位
置は、再生時に十分余裕をもってゲートできるように数
水平走査期間はなすのが好ましい。

第６図はテープパターン上に記録されるパイロット信号
の記録状態を示しており、Ａ、Ｂ、Ｃ。

Ｄはそれぞれ表１のＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄの４つのモードに対
応している。

以下余白 １０べ−２・ 表１ また第６図は本発明の他す具体□例を示す回路ブロック
図である。第６図において、第１図と共通の回路は同一
番号を付して示す。第１図と異なるところは、第１図に
おいてはパイロット信号周波数は１つであるのに対し、
第６図の場合にはバイロフト信号の周波数を２種類用い
て４つの記録モードを識別できるようにするものである
。

第６図において、８′は周波数ｆ１又はｆ２のパイロッ
ト信号発振器であり、ゲート回路９に導かれ、モードに
応じてｆ又はｆ２の信号が例えば第２図Ｃのようなパル
ス期間にゲートされて変調ビデオ信号と加算器７にて加
え合せて記録する。ゲートパルス発生器２１はｆａ１図
の場合と同様の動作をする。再生時はゲート回路２６に
て第２図ｅと同様の期間の信号がゲートされ、ＢＰＦ２
５及び２５′に導かれる。２５．２６’のＢＰＦの七ン
ター周波数は例えば２６がｆｌ、２５′がｆ２のように
設定されＢＰＦの帯域はｆ１ｅｆ２が分離される帯域と
される。そして検波器２８．２８’によってそれぞれの
パイロの有無を検出し、それぞれの出力をモード検出回
路に導いて端子３１にモード検出信号を出力す゛る。

ＮＴＳＣとＰＡＬの場合のように回転ヘッドの回転数が
異なる場合、パイロット信号周波数も約２０係程度変る
可能性があるが、ｆｌ、ｆ２の周波数を十分能しておけ
ば問題なく安定に検出できる。

また、モードの組合せはｆｌ、ｆ２を表１のＧＰｌＧＰ
　　に対応させ、ｆ１１ｆ２の有、無をＨ，Ｌに対応さ
せれば、表１のＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄと同様のモード選択がで
きる。

なお、パイロット信号として２種類以上の周波数信号を
用いて、さらに多くのモードを識別可能とできることは
明らかである。また、パイロットの記録位置とパイロッ
トの周波数とを組合せることによってさらに多くの記録
モードの識別が可能となる。

以上のように記録モードに応じてビデオ信号の垂直ブラ
ンキング期間に低周波のパイロット信号を挿入すること
によって、再生時に低周波に記録されたパイロット信号
は安定に再生されるため、このパイロット信号の有、無
を検出することによって自動的に記録モードを検出して
正しいモードで再生することができる。

この方法は従来のようにコントロールトラックを使用し
ないため、コントロールトラックのないシステムにおい
ても利用できる。また、従来のような再生水平同期信号
周波数のちがい（ＮＴＳＣとＰＡＬ信号とではシリンダ
ーの回転数が異なるため（（２ヘツドの場合ＮＴＳＣは
１８００　ｒ　ｐｍ　、　Ｐ　Ａ　Ｌは１５００　ｒ　
ｐｍ　））約２０％の周波数ずれが出てくる）を検出す
る方法の場合には、検出マージンが狭くＳ／Ｎ　　も悪
い場合もあり、一般に不安定であるが、本発明方式によ
れば常に安定に検出することができるものである。

また静止画再生、スロー再生、早送り再生等の特殊再生
においても、再生時のゲートパルス巾を広く取ることに
よって安定にパイロットの検出ができ、特殊再生モード
においても記録モードの検出が安定に行なえるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例におけるＶＴＲの要部を示す
回路ブロック図、第２図は第１図の回路動作を説明する
だめの波形図、第３図はテープ上におけるパイロット記
録状態を示す記録パターン図、第４図は本発明の他の実
施例を説明するだめの動作波形図、第５図は第４図説明
の実施例のテープ上の記録パターンの例を示す図、第６
図は本発明の構成の他の実施例の要部を示す回路ブロッ
ク図である。 １・・・・・・入力端子、２・・・・・・ＬＰＦ、３・
・・・・・ＦＭ変調回路、４，２５・・・・・・ＢＰＦ
、６，７・・・・・・加算器、８・・・・・・パイロッ
ト信号発生器、９・・・・・・ゲート回路、１ｏ・・・
・・・記録増巾器、１３　、１３’・・・・・・回転磁
気ヘッド、１４・・・・・・回転位相検出器、１６・・
・・・・垂直同期分離回路、２１・・・・・・ゲートパ
ルス発生器、２２・１１ａｌｌ＋＋６再生増巾器、２３
・・・・・・再生信号処理回路、２６・・・・・・ゲー
ト回路、２７・・・・・・検出回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ０）記録時に記録すべき映像信号の垂直ブランキング期
   間内の所定の位置に、バースト状のパイロット信号を記
   録モードに応じて選択的に重畳して回転磁気ヘッドによ
   り磁気テープ上に記録し、再生時、前記回転磁気ヘッド
   よりの再生信号中の前記パイロット信号の有無により記
   録モードを検出することを特徴とする回転ヘッド型磁気
   録画再生装置。 俊）ハイロット信号は垂直ブランキング期間の少なくと
   も２ケ所に分離して記録可能なように設定されており、
   少なくとも３つ以上の記録モードに対応して、該パイロ
   ット信号を予じめ定められた規則に従って組合せて記録
   することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の回転
   ヘッド型磁気録画再生装置。 （３）パイロット信号として２種類以上の周波数のパイ
   ロット信号を用い、それらのパイロット信号を予じめ定
   められた規定に従って組合せて記録することによって少
   なくとも３つ以上の記録モードの識別を可能とすること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の回転ヘッド
   型磁気録画再生装置。