JPS61148650A

JPS61148650A - 記録速度判別装置

Info

Publication number: JPS61148650A
Application number: JP27222684A
Authority: JP
Inventors: Ritsuo Yoshida; 吉田　律生
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1984-12-24
Filing date: 1984-12-24
Publication date: 1986-07-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明は、ビデオテープレコーダのような磁気記録再
生装置における記録速度判別装置に関する。

〔発明の技術的背景〕

家庭用ＶＴＲにおいては、一般に、２種あるいは３糧の
異なるテープ速度、いわゆるテープ１録時間モードでＩ
ｃ録を行うことが可能となっている。そして、再生時に
は、自動的に、記録時のテープ速度（以下、記録速度と
称する）を判別し、判別された記録速度と同一のテープ
速度で再生を行うことがなされている。この記録速度の
判別はコントロール信号を用いてなされる。

〔背景技術の問題点〕

しかし、近年、コントロール信号を使わず、ビデオトラ
ックにパイロット信号を記録し、このパイロット信号の
再生出力に従ってビデオトラックのトラッキングを行う
トラッキング方式が開発されている。このトラッキング
方式は例えば、特開昭５３−１１６１２０号の「書き込
みあるいは読み取りヘッドの位置制御方法および装置」
に記載されている。

このトラッキング方式のＶＴＲでは、磁気テープにコン
トロール信号が記録されていないため、記録速度の判別
に従来のコントロール信号を利用する方法を用いること
ができない。

〔発明の目的〕

この発明は上記の事情に対処すべくなされたもので、パ
イロット方式の磁気記録再生装置においても、記録速度
を確実に判別することができる記録速度判別装置を提供
することを目的とする。

〔発明の概要〕

この発明は、ｆ人＝ｆ２　　ｆｔ（＝ｈ〜ｆ４）。

ｆｉｓ＝ｆ４ｆｚ　（ｆＡ＞０　、　ｆＢ＞０　）なる
関係を満たす周波数’１　ｍ　’２　ｐ　’３１　’４
をもち、磁気テープの咎情報信号トラックに情報信号と
ともに１つずつ循環的に記録されたパイロット信号の再
生出力と、それぞれ上記周波数’１　ｍ　’２　ｅ　’
Ｂ　＊’４をもち１つずつ循環的に発生されるか上記周
波数’１　＋　ｒ、　ｌ　’Ｓ　ｅ　’４のいずれか１
つの周波数をもち連続的ｌこ発生される参照信号と演算
することにより両波演算信号の差の周波数’Ａｐ’Ｂ＊
’Ａ　＋　’Ｂ　＊　２　’Ａ　＋　’Ｂをもつ差周波
信号を得、これら差周波信号のうち、周波数ｆＡ＊　’
Ａ　＋　’Ｂをもつ２つの差周波信号のレベル差に従っ
て再生ヘッドのトラッキングを制御する磁気記録再生装
置において、上記演算出力から上記周波数ｆｎ　ｅ　２１Ａ＋　ｆＢ
の差周波信号のうち、少なくともいずれか１つの差周波
信号を検出することにより記録時のテープ速度を判別す
るするように構成したものである。

〔発明の実施例〕

以下、図面を参照してこの発明の実施例を詳細に説明す
る。

第１図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図である
。なお、以下の説明では、この発明を３　ｍ　Ｖ　Ｔ　
Ｒに適用した場会を代表として説明する。

８謡ＶＴＲにおいては、ｈ　　ｆｓ：ｆａ　　ｆ２：ｆＢ　　ｆ４＝１：２：１
　　・・・（１）の関係にある周波数（ｆｌ）〜（ｆ４
）の４つのパイロット信号（Ｐ）が第２図に示すように
、各ビデオトラックにビデオ信号とともに１つずつ循環
的に記録されている。上記周波数（ｆｌ）〜（ｆ４）は
具体的には、ｆｌ　＝６．５　ｆＨ、ｆ２　’＝　７−
５　ｒＨ。

’ａ　”＝　１０．５　ｆＨ、ｆ　４　ｌ−１９，５ｆ
Ｈとなっている。ここで、ｆＨは水平走査周波数である
。

第２図では、１１が磁気テープ、１２がビデオトラック
、Ｉ３が回転ヘッド、ｘｌがテープ走行方向、ｘ２がヘ
ッド走母方向であり、今、第２肉のようなトラックピッ
チを得る記録速度を標珈としく以下、この記録速度の記
録時間モードをＳＰモードと称する）、この半分の記録
速度（以下、この記録速度の記録時間モードをＬＰモー
ドと称する）で記録したテープパターンを第３図に示す
。

ＬＰモードでは、トラックピッチはＳＰモードの半分と
なり、記録時間を２倍とすることができる。

第１図の装置はこの２つのモードを判別できるように構
成されている。すなわち、ヘリカルスキャン方式の回転
ヘッド２１．２２で再生された信号はそれぞれロータリ
ートランス２３゜２４を介してヘッド切り換えスイッチ
２５に与えられる。そしてこのスイッチ２５にてヘッド
２１．２１の回転位相を示すヘッドスイッチングパルス
ＰＳに従りて連続信号とされる。この連続化された再生
出力は情報処理回路２６及びバンドパスフィルタ（ＢＰ
Ｆ’）２７に与えられる。

情報処理回路２６はスイッチ２５からの再生出力に含ま
れるビデオ信号や音声信号を処理するための回路である
。バンドパスフィルタ２７は再生出力に含まれるパイロ
ット信号を抜き取り、ミキサ２８に与える。ミキサ２８
は、ヘッド２１．２２の切り換えに同期して周波数がｆ
、→ｆ２→ｆ３→ｆ４→ｆｌのｔｉｌｌ序で切り換えら
れる参照信号Ｒとパイロット信号Ｐの再生出力を掛算す
る。この掛算の結果、周波数’Ｈｐ　２　’Ｈｅ３’Ｈ
＋４’Ｈの信号が得られる。以下、この信号を差周波信
号と称する。

このうち、周波数’）ｌ　ｐ　３’Ｈの差周波信号はそ
れぞれバンドパスフィルタ２９．３０で抜き取られ、検
波回路３１．３２でレベル検波され、両者のレベル差を
示す信号が差動増幅回路３３から出力される。この信号
はインバータ回路３４とスイッチ３５によってトラック
毎の極性の統一が図られ、回転ヘッド２１．２２のトラ
ッキングのずれを示すトラッキング誤差信号として出力
される。

ここで、回転ヘッド２１で周波ｅ　’ｔ　ｅ　’ａのパ
イロット信号Ｐを記録し、乃）つ再生時、この回転ヘッ
ド２１が磁気テープを走査中に周波数’１＋ｆ３の参照
信号ＲをミキサーＲに与えるとともに、スイッチ３５で
差動増幅回路３３の出力を選択するようにすれば、トラ
ッキング誤差信号の極性は常に一定となる。したがって
、キャプスタンモータ３６にｆｉＩＩＪ１図に示す極性
でトラッキング誤差信号を与えることにより、トラッキ
ング制御を行うことができる。このとき、キャプスタン
モータ３６は、モータ速度検出器３７、分周回路３８、
周波数弁別器３９で構成される速度制御ループで制御さ
れており、この制御されて°いるテープ速度（再生時の
テープ速度、以下、再生速度と称する）と記録速度が一
致すればトラッキングをとることができる。もし、両速
度が異なっていれば、トラッキングをとることができな
いので、分周回路３８の分周比を変えて再生速度を変え
る必要がある。なお、４０はトラッキング誤差信号と回
転速度制御信号を差動増幅する差動増幅回路である。

そこで、第１図では、ミキサー２８の出力からバンドパ
スフィルタ４１によって周波数２ｆＨの差周波信号を抜
き出し、これを用いて、記録速度を判別するようになっ
ている。

以下、その動作を説明する。上ｄピのように、参照信号
Ｒを与え、かつスイッチ２５．３５の切り換えを制御す
れば、再生速度と５ピ録速度が一致して、トラッキング
がとれている状態では、ヘッド２１．２２にて走査中の
ビデオトラックに記録されているパイロット信号Ｐの周
波数と参照信号Ｒの周波数は一致している。このため、
ミキサー２８の出力には、周波ｍ２ｆＨの差周波イを号
はほとんど存在しない（周波θ４ｔＨの差周波信号も１
ｆｆｌ　様である）。これを示したのが、第４図（ｂｌ
であり、同図（ａｌは参照信号Ｒの周波数を示す。

ところが、ＳＰモードで記鑞したテープをＬＰモードで
再生した場合には、上記の関係は成立せず、第４図（ｃ
）に示すように周波数２ｆＨ０差周波信号が検出される
。この信号波形は、磁気テープとヘッド２１．２２との
位相関係、ヘッド２１．２２の幅等に応じて変化するが
、ヘッドスイッチングパルスＰ８の４培の周期で検出さ
れる。この信号は第４図（ｄｌに示すように、検波回路
４２でレベル検波され、シェミットトリガ回路４３で第
４図（ｅｌに示す矩形波に波形整形される。

同様に、ＬＰモードで記録された磁気テープをＳＰモー
ドで再生した場合にも、第４図（ｆ）に示すように、ヘ
ッドスイッチングパルスＰｓの２倍の周期で、周波数２
ｆＨの差周波信号が検出され、同図（ｇ）　、　（ｈ）
に示すような、レベル検波出力及び波形整形出力が得ら
れる。

判定回路４４はシェミットトリガ回路４３の出力にレベ
ル変化があるか否かを監視することにより、記録速度と
再生速度が一致しているか否かを判定する。そして、両
速度が一致していないときは、所定の信号を分周回路３
８４こ与える。分周回路３Ｂはこの信号を受は取ると、
現在設定中の分局比を他方の分局比に切り換える。

これにより、再生速度が記録速度に一致させられる。

な詔、波形整形出力にレベル変化がある場合、その周期
は、上述の如く、ＬＰモードで記録された磁気テープを
ＳＰモードで再生した場合とその逆の場合とで異なる。

したがって、判定回路４４＃こて、波形整形出力の周期
を判定し、ン録速度き再生速度が一枚していない場合、
その判定出力により、分周回路３８の分周比を指示する
ようにしてもよい。判定回路４４、分周回路３８をこの
ように構成することは、記録速度が３種類以上ある場合
に都せがよい。

なお、以上の記録速度の判定に当っては、速度切り換え
時やモータ３６の立ち−ビリ時等、トラッキングがとれ
ずに不安定になるＡＱ　間では判定を行わないようにし
、２つの連間の間を連続的に切り換わることがないよう
にすることは勿論である。

以上詳述したようにこの実施例は、記録速度と再生速度
が一致しているときは出力されないような周波数２ｆＨ
の差周波信号を検出すること番こより、記録速度を判定
するようにしたので、パイロット方式の’ＶＴＲにおい
ては、記録連間の判定が可能である。

なお、以上の説明では、周波数２ｆＨの差周波信号を検
出することにより、記録速度の判定を行ったが、周波数
４ｆＨの差周波信号やこれら２つの差周波信号を検出す
ることｌこより判定を行ってもよいことは勿論である。

また、周波数２ｆＨや４ｆＨの差周波信号を検出する場
合、ビデオトラック１２のすべての部分で検出する必要
はなく、例えば、バンドパスフィルタ４１の出力側に、
トラック１２の中心付近のみの差周波信号出力を通すゲ
ート回路４５を設け、この付近だけの差周波信号ｄ力だ
けを使って記録！Ｉｆを判定するようをこしてもよい。

このようにすることにより、トラック１２の始端、終端
付近のテープヘッド系の不安定な期間の影響や互換上の
ＩＪ　ニアリティの影響を排除でき、より確実な判定が
可能となる。

また、この発明は参照信号Ｒとして、周波数ｆ□ｔ　’
２　ｅ　ｆ３　＊　’４のいずれか１つの周波数の信号
を用いるパイロット方式のＶＴＲにも適用可能なことは
勿論である。

また、この発明は、パイロット信号Ｐの再生出力の周波
数と参照信号Ｒの周波数をずらしたパイロット方式のＶ
ＴＲにも適用可能なことは勿論である。

〔発明の効果〕

このようｌここの発明によれば、パイロット方式の磁気
記録再生装置において、そのトラッキング制御に何ら悪
影響を与えることな（記録速度を確実に判別できる記録
速度判別装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図、第２
図はＳＰモードのテープパターンを示す図、第３図はＬ
Ｐモードのテープパターンを示す図、第４図は第１図の
動作を説明するための信号波形図である。２１．２２・・・回転ヘッド、２３．２４・・・ロータ
リートランス、２５．３５・・・スイッチ、２７゜２９
．３０．４１・・・バンドパスフィルタ、２８・・・ミ
キ廿−１３１，３２・・・レベル検波回路、３３．４０
・・・差動増幅回路、３４・・・インバータ回路、３６
・・・キャプスタンモータ、３７・・・モータ速度検出
器、３８・・・分局回路、３９・・・周波数弁別器、４
２・・・検波回路、４３・・・シェミットトリガ回路、
４４川判定回路、４５由ゲ一ト回路。

Claims

【特許請求の範囲】ｆ＿Ａ＝ｆ＿２−ｆ＿１（＝ｆ＿３−ｆ＿４）、ｆ＿Ｂ
＝ｆ＿４−ｆ＿２（ｆ＿Ａ＞０、ｆ＿Ｂ＞０）なる関係
を満たす周波数ｆ＿１、ｆ＿２、ｆ＿３、ｆ＿４をもち
、磁気テープの各情報信号トラックに情報信号とともに
１つずつ循環的に記録されたパイロット信号の再生出力
と、それぞれ上記周波数ｆ＿１、ｆ＿２、ｆ＿３、ｆ＿
４をもち１つずつ循環的に発生されるか上記周波数ｆ＿
１、ｆ＿２、ｆ＿３、ｆ＿４のいずれか１つの周波数を
もち連続的に発生される参照信号と演算することにより
両被演算信号の差の周波数ｆ＿Ａ、ｆ＿Ｂ、ｆ＿Ａ＋ｆ
＿Ｂ、２ｆ＿Ａ＋ｆ＿Ｂもつ差周波信号を得、これら差
周波信号のうち、周波数ｆ＿Ａ、ｆ＿Ａ＋ｆ＿Ｂをもつ
２つの差周波信号のレベル差に従って再生ヘッドのトラ
ッキングを制御する磁気記録再生装置において、上記演算出力から上記周波数ｆ＿Ｂ、２ｆ＿Ａ＋ｆ＿Ｂ
の差周波信号のうち、少なくともいずれか１つの差周波
信号を検出することにより記録時のテープ速度を判別す
る記録速度判別装置。