JPH10241283A - 信号再生装置及び信号記録再生装置 - Google Patents

信号再生装置及び信号記録再生装置

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JPH10241283A
JPH10241283A JP9062529A JP6252997A JPH10241283A JP H10241283 A JPH10241283 A JP H10241283A JP 9062529 A JP9062529 A JP 9062529A JP 6252997 A JP6252997 A JP 6252997A JP H10241283 A JPH10241283 A JP H10241283A
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JP9062529A
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Yutaka Tanaka
豊 田中
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ信号及びデジタル信号が混在して記
録された磁気テープから所望の信号を再生し、それ以外
の信号はスキップする信号再生装置を提供する。 【解決手段】 アナログ/ディジタルVTRにおいて、
所望の再生モード選択指示を行い、磁気テープ(T)から
再生された信号のレベル検出から再生信号の記録方式を
判別し、前記した再生モードと判別結果とが一致すると
きは再生信号を再生し、異なるときは再生信号をスキッ
プする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ信号及び
デジタル信号が混在して記録された磁気テープから所望
の信号を再生し、それ以外の信号はスキップする信号再
生装置及び信号記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用VTRにおいてアナログ映
像信号は、映像信号を構成する輝度(Y)信号と色
(C)信号とに分離されると、Y信号はFM変調により
約3.4〜4.4MHzの記録帯域幅に変換され(FM輝度信
号)、C信号は輝度信号の記録帯域幅以外の低域成分に
変換され(低域カラー信号)、YC混合された上で第1
の回転ヘッド群を介して磁気テープ上に記録される。音
声信号はテープの幅方向の端に設けられるリニアトラッ
クに記録される(第1の記録方式)。この第1の記録方
式は、例えば、VHS(登録商標)方式のVTRの規格
に適用されている。
【0003】音声信号を上記したリニアトラックに記録
するVTRに加えて、2チャンネルのステレオ・ハイフ
ァイ(HiFi)信号とするアナログ音声信号をキャリア周波
数が夫々1.3MHz,1.7MHzであるFM信号に変調し、第2
の回転ヘッド群を介して磁気テープ上に記録するものが
ある。このとき、音声信号成分は映像信号成分と信号帯
域が重なっているが、映像信号は第1の回転ヘッド群に
よって記録され、音声信号は第2の回転ヘッド群で記録
され、第2の回転ヘッド群は第1の回転ヘッドとは異な
るアジマス角度を有し、第1の回転ヘッドに先行して磁
気テープを走査し、その信号はテープの深層に記録され
るので、実用上問題はなく映像信号と音声信号とが重畳
記録される(第2の記録方式)。この第2の記録方式
は、例えば、VHS(登録商標)方式のVTRのHi−
Fi音声記録の規格に適用されている。
【0004】一方、上記したような回転ヘッドを有する
いわゆるヘリカルスキャン型VTRにおいて、上記した
ように記録されたアナログ映像信号及び音声信号を再生
すると共に、アナログ音声信号を再生するオーディオヘ
ッドと同じアジマス角度の回転ヘッドを用いてディジタ
ル情報信号を記録再生するアナログ/デジタルVTRが
提案されている。
【0005】上記したアナログ/デジタルVTRにおい
て、ディジタル情報信号を記録するとき、ディジタル情
報信号は上記したアナログ信号とは根本的に異なり符号
化されたデータなので、専用の記録処理が施される。こ
こで、専用の記録処理が施されるディジタル情報信号
も、専用の回転ヘッドによって磁気テープT上に記録さ
れることが望ましいが、回転ドラムに搭載する回転ヘッ
ドの効率的な利用を考慮して、例えば、上記した第2の
回転ヘッドと兼用する方法がある(第3の記録方式)。
【0006】尚、上記した回転ドラム上には、第1、第
2の回転ヘッドのヘッドペアが180°対称の位置に搭
載されている。即ち、第1と第2の回転ヘッドが回転ド
ラム上で隣り合って取り付けられ、その回転ドラムの反
対側には残りの第1と第2の回転ヘッドが取り付けられ
ている。
【0007】上記した第1〜第3の記録方式によって磁
気テープT上にアナログ信号、あるいはディジタル情報
信号を記録することができる。そこで、上記した家庭用
VTR及びアナログ/ディジタルVTRに対応したビデ
オカセット(磁気テープが収納されたカセット)を用い
て第1、第2の記録方式によりアナログ情報信号を記録
し、第3の記録方式によりディジタル情報信号を記録す
ることによって、そのビデオカセットに収納された磁気
テープ上にアナログ信号とディジタル信号とを混在させ
て記録することもできる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで、アナログ情報
信号とディジタル情報信号とが混在して記録されたテー
プから信号を再生するとき、夫々の記録方式に応じて再
生処理が施されて連続的に再生されてもあまり意味がな
いことが考えられる。
【0009】例えば、上記したVTRでアナログ情報信
号の映像や音声をモニタするときはアナログ情報信号に
対応した表示装置や出力装置に接続する必要があり、デ
ィジタル情報信号の映像や音声をモニタするときはデコ
ーダを介してこの表示/出力装置に接続するか、ディジ
タル情報信号に対応した表示/出力装置を用いる必要が
ある。アナログ/ディジタル情報信号の両方に対応した
表示/出力装置であっても入力される情報信号によって
表示/出力の切換えを行う必要があり、ユーザの操作が
煩雑になる。
【0010】また、例えば、アナログ/ディジタル情報
信号が混在したテープを再生してアナログVTRにダビ
ングするときはディジタル情報信号が記録されず、ディ
ジタルVTRにダビングするときはアナログ情報信号が
記録されないので、アナログ情報信号の再生制御、ある
いはディジタル情報信号の再生制御を夫々行う必要があ
り、ユーザの操作が煩雑になるという不都合がある。
【0011】そこで、本出願人は、アナログ/ディジタ
ル情報信号が混在したテープを再生するとき、再生信号
がアナログ又はディジタルのどちらの記録方式で記録さ
れた信号であるかを判別し、一方を再生し、他方をスキ
ップする信号記録再生装置を提案する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題に
対して以下の構成を提供するものである。
【0013】(1) 第1の発明は、アナログ映像信号
を記録する第1の記録方式によってアナログ信号が記録
され、アナログ映像信号と音声信号とを重畳記録する第
2の記録方式によってアナログ信号が記録され、あるい
はディジタル情報信号を記録する第3の記録方式によっ
てディジタル信号が記録されたテープ状記録媒体(磁気
テープ)(T)から、記録されたアナログ情報信号あるい
はディジタル情報信号を自動再生するヘリカルスキャン
型の信号再生装置において、磁気テープ(T)から再生さ
れた信号のレベル検出を行う検出手段(11,12,14)と、検
出手段(11,12,14)の検出結果に基づいて、再生された信
号の記録方式を判別する判別手段(15)と、判別手段(15)
の判別結果に基づいて、前記した記録方式に応じた信号
処理によって再生された信号を各々再生する再生処理手
段(3,6,9,10)と、所望の再生モード選択指示(19a)と判
別手段の判別結果(15a)とに基づいて磁気テープ(T)に記
録された信号を再生するための再生動作制御を行う制御
手段(マイコン)(16)とを備え、マイコン16は、前記再
生モード選択指示によってアナログ情報信号を再生する
ことが指示されたとき、判別手段(15)の判別結果(15a)
により再生された信号が前記した第3の記録方式によっ
て記録されたことが判別された再生信号をスキップする
よう動作制御を行い、前記再生モード選択指示によって
ディジタル情報信号を再生することが指示されたとき、
判別手段(15)の判別結果(15a)により再生された信号が
前記した第1あるいは第2の記録方式によって記録され
たことが判別された再生信号をスキップするよう再生動
作制御を行うことを特徴とする信号再生装置を提供す
る。
【0014】(2) 第2の発明は、磁気テープ(T)に
対して、アナログ映像信号を記録するため所定の信号記
録処理を施し第1の記録方式によってアナログ信号を記
録し、アナログ映像信号と音声信号とを重畳記録するた
め所定の信号記録処理を施し第2の記録方式によってア
ナログ信号を記録し、あるいはディジタル情報信号を記
録するため所定の信号処理を施し第3の記録方式によっ
てディジタル信号を記録する記録処理手段と、該記録処
理手段によって記録された信号に記録時と相補的な信号
処理を施してアナログ情報信号あるいはディジタル情報
信号を再生する再生処理手段とを有するヘリカルスキャ
ン型の信号記録再生装置において、磁気テープ(T)から
再生された信号のレベル検出を行う検出手段(11,12,14)
と、検出手段(11,12,14)の検出結果に基づいて、再生さ
れた信号の記録方式を判別する判別手段(15)と、判別手
段(15)の判別結果に基づいて、前記した記録方式に応じ
た信号処理によって再生された信号を各々再生する再生
処理手段(3,6,9,10)と、所望の再生モード選択指示(19
a)と判別手段の判別結果(15a)とに基づいて磁気テープ
(T)に記録された信号を再生するための再生動作制御を
行う制御手段(マイコン)(16)とを備え、マイコン(16)
は、前記再生モード選択指示によってアナログ情報信号
を再生することが指示されたとき、判別手段(15)の判別
結果(15a)により再生された信号が前記した第3の記録
方式によって記録されたことが判別された再生信号をス
キップするよう動作制御を行い、前記再生モード選択指
示によってディジタル情報信号を再生することが指示さ
れたとき、判別手段(15)の判別結果(15a)により再生さ
れた信号が前記した第1あるいは第2の記録方式によっ
て記録されたことが判別された再生信号をスキップする
よう再生動作制御を行うことを特徴とする信号記録再生
装置を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明なる信号再生装置を
説明するためのブロック図である。以下、図面を参照し
つつ本発明の実施の形態を説明する。また、前述したも
のと同一の構成部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。
【0016】さて、本発明なる信号再生装置は、図1に
示すように、磁気テープT上に記録された信号を再生す
る互いに異なるアジマスを有する回転ヘッドH1,H2、夫
々の回転ヘッドH1,H2からの再生信号を所定レベルに増
幅するプリアンプ1,7、プリアンプ1で所定レベルに増
幅された信号1aから低域カラー信号成分2aを抽出するロ
ーパスフィルタ(LPF)2、同様に増幅された信号1a
からFM輝度信号成分5aを抽出するハイパスフィルタ
(HPF)5、低域カラー信号成分2aに所定の信号復調
再生処理(記録時と相補的な信号処理)を施すカラー信
号再生処理回路3、FM輝度信号成分5aに所定の信号復
調再生処理(記録時と相補的な信号処理)を施す輝度信
号再生処理回路6、カラー信号再生処理回路3及び輝度
信号再生処理回路6において夫々再生復調されたカラー
信号3a及び輝度信号6aとをYC混合し映像信号4aを出力
する加算手段4、プリアンプ7で所定レベルに増幅され
た再生信号7aからFM音声信号成分8aを抽出するバンド
パスフィルタ(BPF)8、FM音声信号成分8aに所定
の信号復調再生処理(記録時と相補的な信号処理)を施
し音声信号9aを出力する音声信号再生処理回路9、上記
した再生信号7aに含まれるディジタル情報信号成分に所
定の信号復調処理(記録時と相補的な信号処理)を施し
これを出力するディジタル信号処理回路10、FM輝度信
号成分5aのFM信号レベルを検出する第1のレベル検出
回路11、FM音声信号成分8aのFM信号レベルを検出す
る第2のレベル検出回路12、上記した再生信号7aからF
M音声信号以外で且つディジタル情報信号のスペクトラ
ムを抽出するBPF13、BPF13で抽出されたディジタ
ル情報信号成分13aの信号レベルを検出する第3のレベ
ル検出手段14、第1〜第3のレベル検出手段11,12,14の
検出結果A,B,Cより再生すべき信号が上記した第1
〜第3のいずれの記録方式によるものであるかを判別す
る判別回路15、判別回路15の判別結果に応じて出力され
る制御信号15aに基づいてサーボ回路18を制御するマイ
コン16、磁気テープTに記録されたコントロールパルス
を再生するコントロールヘッドH3、コントロールヘッド
H3が再生したコントロールパルスと基準パルスとを位相
比較などの処理を施し、サーボ回路18に供給する制御信
号処理回路17、ユーザが再生すべき信号の選択指示を行
う再生モード入力回路19、ユーザが本信号再生装置の再
生、特殊再生動作の指示をマイコン16に入力するための
動作入力回路20とから構成される。ユーザが図示しない
ボタン群等を操作して動作入力回路20に動作指示を行う
と、マイコン16が動作入力回路20からの制御信号20aに
基づいて再生動作を始める。
【0017】再生動作が開始されると、回転ヘッドH1,H
2が走行する磁気テープTから再生信号を得てプリアン
プ1,7を介して上記したLPF2、HPF5、BPF8
に夫々供給する。BPF8は、FM変調されたFM音声
信号のキャリア周波数を中心とする狭帯域の特性を有す
るフィルタであり、BPF13は、上記したFM音声信号
のキャリア周波数以外の帯域(例えば、3MHz〜10MHz)
で且つディジタル信号情報のスペクトラムを含む帯域の
特性を有するフィルタで、夫々所定の周波数帯域のFM
信号を抽出する。ここで、ディジタル情報信号は、FM
変調された音声信号よりも広い周波数帯域の信号となる
ので、その信号レベルを検出するためにBPF13によっ
て周波数成分の抽出が行われる。こうして得られたFM
輝度信号、FM音声信号、ディジタル情報信号は、上記
した第1〜第3のレベル検出回路11,12,14に夫々供給さ
れ、夫々のFM信号レベルあるいは信号レベルが検出さ
れる。
【0018】第1〜第3のレベル検出回路11,12,14に
は、例えば、夫々所定のスレシホールド値が予め設定さ
れており、供給される再生信号のレベルとこのスレシホ
ールド値とを夫々比較し、その結果A,B,Cを判別回
路15に供給する。
【0019】例えば、第1のレベル検出回路11はFM輝
度信号の有無が識別できるスレシホールド値Sa、第2の
レベル検出回路12はFM音声信号の有無が識別できるス
レシホールド値Sb、第3のレベル検出回路14はディジタ
ル情報信号の有無が識別できるスレシホールド値Scが設
定されている。
【0020】例えば、ディジタル情報信号は、FM変調
された映像信号(特にFM輝度信号)、FM音声信号と
比べて広い周波数帯域を持つので、FM輝度信号に相当
する帯域、あるいはFM音声信号に相当する帯域に夫々
検出される。そこで上記した第3のレベル検出回路14が
ディジタル情報信号の有無を識別しているとき、第1の
レベル検出回路11又は第2のレベル検出回路12によって
FM輝度信号成分、FM音声信号成分に夫々含まれるデ
ィジタル情報信号成分を検出することによって更に確実
な判別を行うことができる。
【0021】但し、上記した第1の回転ヘッドと第2の
回転ヘッドとはアジマス角度が異なるので、第1の回転
ヘッドで得られるディジタル情報信号成分は少ないはず
であり、第1のレベル検出回路11はこれをスレシホール
ド値Saaより小さい値(例えば、Sa>Saa)として検出す
る。一方、第2の回転ヘッドで得られるディジタル情報
信号成分はFM音声信号成分とは異なる周波数帯域を持
つので、第2のレベル検出回路12はこれをスレシホール
ド値Sbbより小さい値(例えば、Sb>Sbb)として検出す
る。
【0022】こうして検出された結果は判別回路15に供
給され、プリセットされた判別パターンと比較される。
判別回路15には、例えば、表1のような判別パターンが
予め設定されており、これに基づいて再生すべき信号の
記録方式を判別する。
【0023】
【表1】 尚、第3の記録方式を判別するときはディジタル情報信
号の信号レベルが所定レベルより高いというだけで行っ
て、第1のレベル検出回路11のスレシホールド値Saa 、
第2のレベル検出回路12のスレシホールド値Sbb による
判別を省略しても良いことは勿論である。
【0024】レベル検出回路の検出結果Aが所定の値Sa
より大きく、検出結果Bが所定の値Sbより小さいとき
(パターン)は、FM輝度信号が存在するがFM音声
信号が存在しない状態、即ち、映像信号のみが記録ある
いは映像信号とノーマル音声信号とが記録されていると
して上記した第1の記録方式を判別する。
【0025】レベル検出回路の検出結果A及びBが夫々
所定の値Sa, Sbより大きいとき(パターン)は、FM
輝度信号とFM音声信号とが存在する状態、即ち、映像
信号とHiFi音声信号とが記録されているとして上記
した第2の記録方式を判別する。
【0026】また、レベル検出回路の検出結果Cが所定
の値Scより大きく、且つ検出結果A及びBが夫々所定の
値Saa,Sbbより小さいとき(パターン)は、ディジタ
ル情報信号が記録されているとして第3の記録方式であ
ることを判別する。一般に、ディジタル信号の再生にお
いては、クロック信号と再生信号の「1」、「0」のパ
ルスのタイミングに合わせるビット同期と、バイトの区
切りのタイミングを明確にするバイト同期が行われる
が、例えば、上記したディジタル信号処理回路10におい
てこのビット同期とバイト同期とが確立されたことを検
出すれば(例えば、検出結果を信号10bとして出力)、
判別回路15においてディジタル情報信号が存在するとし
て第3の記録方式を判別しても良い。
【0027】ここで、本信号再生装置の動作を図2のフ
ローチャートで説明する。ステップS1において、ユー
ザが信号再生装置の再生と再生すべき信号の選択指示と
を行うと、再生モード入力回路19、動作入力回路20から
の制御信号19a,20aがマイコン16に供給され、マイコン1
6の制御により信号再生装置の再生動作を開始する。ス
テップS2において、再生モード入力回路19からの制御
信号19aに基づいて再生モードの設定が行われる。上記
した再生モードには、例えば、オート(自動)のモー
ド、アナログモードとディジタルモードの3つを設け
る。
【0028】この再生モードがオートのときはステップ
S3へ進み、アナログモードのときはステップS6、デ
ィジタルモードのときはステップS9に夫々進む。ステ
ップS3において、判別回路からの判別結果15aに応じ
て再生された信号がアナログ/ディジタル情報信号のい
ずれかであるかを判別する。再生信号がアナログ情報信
号であるときはステップS4において、カラー信号再生
処理回路3、輝度信号再生処理回路6、音声信号再生処
理回路9からの再生信号を出力する。再生信号がディジ
タル情報信号であるときは、ステップS5においてディ
ジタル信号処理回路10からの再生信号を出力する。
【0029】例えば、ここでは図示しないが再生信号の
出力選択を行う切換え回路を設けて上記したステップS
4、S5において夫々得られた再生信号の出力選択を行
う(図1の映像信号出力及び音声信号出力と、ディジタ
ル信号出力とを選択切換えする)ようにしても良い。
【0030】上記した再生モードがディジタルのときは
ステップS6へ進み、判別回路からの判別結果15aに応
じて再生された信号がアナログ/ディジタル情報信号の
いずれかであるかを判別する。再生信号がアナログ情報
信号であるときは、ステップS7において再生信号をス
キップする。このとき例えば、マイコン16からの制御信
号がサーボ回路18に供給され、サーボ回路18が磁気テー
プを早送りして再生信号がスキップされる。スキップ動
作中も判別回路15において再生信号の記録方式の判別を
行い、第3の記録方式が判別されるまでスキップ動作を
続ける。再生信号がディジタル情報信号であるときは、
ステップS8においてディジタル信号処理回路10からの
再生信号を出力する。
【0031】上記した再生モードがアナログのときはス
テップS9へ進み、判別回路15からの判別結果15aに応
じて再生された信号がアナログ/ディジタル情報信号の
いずれかであるかを判別する。再生信号がディジタル情
報信号であるときは、ステップS10において再生信号を
スキップする。上記したようにスキップ動作中も判別回
路15において再生信号の記録方式の判別を行い、第1あ
るいは第2の記録方式が判別されるまでスキップ動作を
続ける。再生信号がアナログ情報信号であるときは、ス
テップS11においてカラー信号再生処理回路3、輝度信
号再生処理回路6、音声信号再生処理回路9からの再生
信号を出力する。
【0032】こうして、アナログ情報信号とディジタル
情報信号とが混在して記録されたテープから信号を再生
するとき、アナログ情報信号あるいはディジタル情報信
号を記録した記録方式に応じて、夫々の情報信号を連続
的に再生したり(オート)、一方の情報信号のみ再生
し、他方の情報信号をスキップする(アナログモード/
ディジタルモード)ことができるので、記録された情報
信号を内容をより早く検索することができるという効果
がある。
【0033】また、アナログ情報信号とディジタル情報
信号とが混在して記録されたテープを個別のアナログ/
ディジタルVTRでダビングするときも、煩雑な再生信
号の出力選択を行う必要がないので、ユーザの使い勝手
を向上することができるという効果がある。
【0034】尚、ここでは記録を行う構成については図
示しないが、例えば、本装置がアナログ情報信号及びデ
ィジタル情報信号に夫々所定の信号処理を施して磁気テ
ープTに記録する信号記録処理回路を付加して信号記録
再生装置を構成しても良いことは勿論である。そのと
き、上記した動作入力回路20で記録の指示を行えば、入
力されたアナログ情報信号又はディジタル情報信号が磁
気テープT上に記録されることは勿論である。
【0035】尚、アナログ情報信号とディジタル情報信
号とがテープカセットに混在記録されるとき、例えば、
アナログ/ディジタルVTRに対応したテープカセット
を用いて、例えば、アナログVTRでアナログ情報信号
を記録し、そのテープカセットにディジタルVTRでデ
ィジタル情報信号を記録しても良いし、上記した信号記
録再生装置によってテープカセットにアナログ/ディジ
タル情報信号を混在させて記録しても良い。
【0036】
【発明の効果】上述したように、本発明の構成によれ
ば、アナログ情報信号とディジタル情報信号とが混在し
て記録されたテープを再生するとき、煩雑な再生信号の
出力選択を行わなくとも記録されたアナログ情報信号あ
るいはディジタル情報信号のみを再生することができる
ので、ダビングなどにおいてユーザの使い勝手を向上す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号再生装置を説明するためのブロッ
ク図である。
【図2】本信号再生装置の動作を説明するフローチャー
トである。
【符号の説明】
H1,H2…回転ヘッド、T…テープ状記録媒体(磁気
テープ)、11…第1の検出手段、12…第2の検出手
段、14…第3の検出手段、15…判別手段、16…制
御手段(マイコン)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ映像信号を記録する第1の記録方
    式によってアナログ信号が記録され、アナログ映像信号
    と音声信号とを重畳記録する第2の記録方式によってア
    ナログ信号が記録され、あるいはディジタル情報信号を
    記録する第3の記録方式によってディジタル信号が記録
    されたテープ状記録媒体から、記録されたアナログ情報
    信号あるいはディジタル情報信号を自動再生するヘリカ
    ルスキャン型の信号再生装置において、 前記テープ状記録媒体から再生された信号のレベル検出
    を行う検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づい
    て、再生された信号の記録方式を判別する判別手段と、
    前記判別手段の判別結果に基づいて、前記した記録方式
    に応じた信号処理によって再生された信号を各々再生す
    る再生処理手段と、所望の再生モード選択指示と前記判
    別手段の判別結果とに基づいて前記テープ状記録媒体に
    記録された信号を再生するための再生動作制御を行う制
    御手段とを備え、 前記制御手段は、前記再生モード選択指示によってアナ
    ログ情報信号を再生することが指示されたとき、前記判
    別手段の判別結果により再生された信号が前記した第3
    の記録方式によって記録されたことが判別された再生信
    号をスキップするよう動作制御を行い、前記再生モード
    選択指示によってディジタル情報信号を再生することが
    指示されたとき、前記判別手段の判別結果により再生さ
    れた信号が前記した第1あるいは第2の記録方式によっ
    て記録されたことが判別された再生信号をスキップする
    よう再生動作制御を行うことを特徴とする信号再生装
    置。
  2. 【請求項2】テープ状記録媒体に対して、アナログ映像
    信号を記録するため所定の信号記録処理を施し第1の記
    録方式によってアナログ信号を記録し、アナログ映像信
    号と音声信号とを重畳記録するため所定の信号記録処理
    を施し第2の記録方式によってアナログ信号を記録し、
    あるいはディジタル情報信号を記録するため所定の信号
    処理を施し第3の記録方式によってディジタル信号を記
    録する記録処理手段と、該記録処理手段によって記録さ
    れた信号に記録時と相補的な信号処理を施してアナログ
    情報信号あるいはディジタル情報信号を再生する再生処
    理手段とを有するヘリカルスキャン型の信号記録再生装
    置において、 前記テープ状記録媒体から再生された信号のレベル検出
    を行う検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づい
    て、再生された信号の記録方式を判別する判別手段と、
    前記判別手段の判別結果に基づいて、前記した記録方式
    に応じた信号処理によって再生された信号を各々再生す
    る再生処理手段と、所望の再生モード選択指示と前記判
    別手段の判別結果とに基づいて前記テープ状記録媒体に
    記録された信号を再生するための再生動作制御を行う制
    御手段とを備え、 前記制御手段は、前記再生モード選択指示によってアナ
    ログ情報信号を再生することが指示されたとき、前記判
    別手段の判別結果により再生された信号が前記した第3
    の記録方式によって記録されたことが判別された再生信
    号をスキップするよう動作制御を行い、前記再生モード
    選択指示によってディジタル情報信号を再生することが
    指示されたとき、前記判別手段の判別結果により再生さ
    れた信号が前記した第1あるいは第2の記録方式によっ
    て記録されたことが判別された再生信号をスキップする
    よう再生動作制御を行うことを特徴とする信号記録再生
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010055690A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Internatl Business Mach Corp <Ibm> データのフォーマットを変換する装置及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010055690A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Internatl Business Mach Corp <Ibm> データのフォーマットを変換する装置及び方法

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