JPH07201783A - 化合物半導体の分割方法 - Google Patents

化合物半導体の分割方法

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Publication number
JPH07201783A
JPH07201783A JP35322393A JP35322393A JPH07201783A JP H07201783 A JPH07201783 A JP H07201783A JP 35322393 A JP35322393 A JP 35322393A JP 35322393 A JP35322393 A JP 35322393A JP H07201783 A JPH07201783 A JP H07201783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
wafer
compound semiconductor
dividing
chips
Prior art date
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Pending
Application number
JP35322393A
Other languages
English (en)
Inventor
Migaku Katayama
琢 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP35322393A priority Critical patent/JPH07201783A/ja
Publication of JPH07201783A publication Critical patent/JPH07201783A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/02Structural details or components not essential to laser action
    • H01S5/0201Separation of the wafer into individual elements, e.g. by dicing, cleaving, etching or directly during growth
    • H01S5/0202Cleaving

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  • Dicing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体ウエハからチップを精度よく分割する
化合物半導体の分割方法を提供する。 【構成】 半導体ウエハ2に形成された複数の発光ダイ
オードアレイチップ1のウエハ2の結晶方位と平行な各
チップエッジ4にスクライバにより傷6をいれる工程
と、他の各チップエッジ5をダイシングにより分割する
工程と、傷6をいれた箇所をウエハ2裏面から突き上げ
て各チップ1に分割する工程とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、精度の高い化合物半導
体ウェハの分割方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より半導体ウェハの分割方法は、特
開昭53−9896号公報に開示されるように切断によ
るダイシング法と、劈開を利用するスクライブ法とがあ
る。最近の高密度発光ダイオードアレイチップ等のウエ
ハからの分割では、各発光部間距離が密になるにつれて
分割の精度も要求されるようになってきている。特に1
600DPI程度の密度になると、各発光部距離は16
μm以下となり、各チップの分割及び突き合わせの精度
も5μm以下を要求される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ダイシング
法による分割では、いわゆるチッピングやバリの発生に
より、突き合わせ精度を10μm以下にするのは極めて
困難である。又、劈開を利用すると分割断面が非常にき
れいで突き合わせ精度も2μm以下を実現できるが、チ
ップパターンの形成方向が結晶方位と少しでもずれると
分割断面とパターンがずれてしまい、分割断面がのこ歯
状になったり、隣のチップに劈開がかかって発光部を分
断したりすることがあった。
【0004】そこで本発明は、上記問題点を解決すべ
く、半導体ウエハからチップを精度よく分割する化合物
半導体の分割方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の化合物半導体の
分割方法は、化合物半導体ウエハにパターンニングした
複数の半導体チップを、夫々分割する化合物半導体の分
割方法であって、前記ウエハの結晶方位と平行方向の各
チップエッジにスクライバにより結晶方位と一致させて
部分的に傷をいれる工程と、他の各チップエッジをダイ
シングする工程と、前記傷をいれた箇所を加圧して各チ
ップを劈開分割する工程とからなることにより前述の目
的を達成するものである。
【0006】又、前記複数の半導体チップは、前記ウエ
ハの結晶方位と平行方向の各チップエッジがつながって
配列されたものであって、前記傷をいれた箇所の一か所
を加圧するのみで、その劈開方向の劈開分割を一度に行
うことにより前述の目的を達成するものである。
【0007】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の一実施例に
ついて説明する。図1は本発明の化合物半導体の分割方
法の一実施例である発光ダイオードアレイチップの分割
方法を示す図である。同図において、複数の発光ダイオ
ードアレイチップ1には、半導体ウエハ2の表面に複数
の発光部3がウエハ2の結晶方位と垂直方向に直線上に
配列されて形成されており、夫々の発光ダイオードチッ
プ1の一対のチップエッジ4はウエハ2の結晶方位と平
行で、他の対のチップエッジ5は一対のチップエッジ4
と直交してパターンニングされており、複数のチップの
一対のチップエッジが同じ方向に一直線につながってい
る。
【0008】以下、発光ダイオードアレイチップ1の分
割方法について説明する。夫々のチップ1において、ま
ず前記一対のチップエッジ4の、前記他の対のチップエ
ッジ5と交わる部分から、結晶方位と一致させて、その
一対のチップエッジ4に少なくとも一か所、スクライバ
により長さ150μm〜200μmの傷6をいれる。次
に、ウエハ2を図示しないダイシングシートに貼り、ウ
エハ2表面から前記他の対のチップエッジ5をダイシン
グする。ここで、7はダイシングによってできた溝であ
る。次に、ウエハ2をダイシングシートに貼り付けたま
ま突き上げ機にセットし、傷6をいれた箇所をウエハ2
裏面から約2μm程度突き上げる。この時、各チップ1
毎に突き上げを実施する必要は必ずしもなく、例えばあ
る一か所の傷6を突き上げるのみでも、ダイシングシー
トのゆがみを受けて、次々にチップ1は夫々の傷6をき
っかけにして劈開されていく。
【0009】以上のような工程よりなる発光ダイオード
アレイチップ1の分割方法によれば、各チップ1毎の結
晶方位に平行なチップエッジ4の一部に劈開のきっかけ
となる傷6をいれて劈開させるので、各チップパターン
の微小なずれによる発光部3の損傷や、チップ欠けが生
じることなく、ほぼ完全な劈開面が露出し、突き合わせ
精度も2μm以下を達成することができる。又、複数の
チップにまたがって一直線状のスクライブラインをいれ
て劈開させる方法に比して、各チップ1に理想的な劈開
面を形成することができる。更に、一か所の傷を突き上
げるのみで、その劈開方向の劈開分割を一度に行うこと
ができる。従って、高い精度が要求される、発光部3が
高密度に集積された発光ダイオードアレイ1のウエハ2
からの分割にあたって、非常に有効で歩留まりよく分割
することができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の化合物半
導体の分割方法によれば、各チップ毎にほぼ完全な劈開
面が露出し、パターンの微小なずれによる発光部の損傷
や、チップ欠けが生じることなく非常に精度よくチップ
の分割ができる。従って、高い精度が要求される、発光
部が高密度に集積された発光ダイオードアレイ等の作製
にあたって、非常に有効で歩留まりよく作製することが
できる。
【0011】又、複数の半導体チップが、ウエハの結晶
方位と平行方向の各チップエッジがつながって配列され
た化合物半導体の分割方法においては、傷をいれた箇所
の一か所を加圧するのみで、その劈開方向の劈開分割を
一度に行うので、簡単に精度の良いチップの分割ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化合物半導体の分割方法の一実施例で
ある発光ダイオードアレイチップの分割方法を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 発光ダイオードアレイチップ(半導体チップ) 2 ウエハ(化合物半導体ウエハ) 3 発光部 4 チップエッジ 5 チップエッジ 6 傷

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】化合物半導体ウエハにパターンニングした
    複数の半導体チップを、夫々分割する化合物半導体の分
    割方法であって、 前記ウエハの結晶方位と平行方向の各チップエッジにス
    クライバにより結晶方位と一致させて部分的に傷をいれ
    る工程と、 他の各チップエッジをダイシングする工程と、 前記傷をいれた箇所を加圧して各チップを劈開分割する
    工程とからなることを特徴とする化合物半導体の分割方
    法。
  2. 【請求項2】前記複数の半導体チップは、前記ウエハの
    結晶方位と平行方向の各チップエッジがつながって配列
    されたものであって、 前記傷をいれた箇所の一か所を加圧するのみで、その劈
    開方向の劈開分割を一度に行うことを特徴とする請求項
    1記載の化合物半導体の分割方法。
JP35322393A 1993-12-28 1993-12-28 化合物半導体の分割方法 Pending JPH07201783A (ja)

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JP35322393A JPH07201783A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 化合物半導体の分割方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022202074A1 (ja) 2021-03-24 2022-09-29 Tdk株式会社 酸化ガリウム基板の分割方法

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