JPH07201723A - 露光方法及び露光装置 - Google Patents

露光方法及び露光装置

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JPH07201723A
JPH07201723A JP5354150A JP35415093A JPH07201723A JP H07201723 A JPH07201723 A JP H07201723A JP 5354150 A JP5354150 A JP 5354150A JP 35415093 A JP35415093 A JP 35415093A JP H07201723 A JPH07201723 A JP H07201723A
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light
plane
optical system
pattern
axis
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Soichi Inoue
壮一 井上
Satoshi Tanaka
聡 田中
Tadahito Fujisawa
忠仁 藤澤
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70058Mask illumination systems

Abstract

(57)【要約】 【目的】 限界解像力をさらに向上させ、限界解像力を
実質的にλ/2NAまで引き上げることのできる露光装
置を提供すること。 【構成】 X,Y方向に直交するパターンが形成された
マスク11を照明し、マスク11上のパターンを投影光
学系13により被露光基板17上に投影露光する露光装
置において、投影光学系13の瞳面の共役面に相当する
照明光学系の面内に配置され、光軸からX方向にずれた
位置及びY方向にずれた位置に夫々開口を有する遮光板
6と、光軸からX方向にずれた位置に形成された開口を
透過した光をY方向の直線偏光光に、光軸からY方向に
ずれた位置に形成された開口を透過した光をX方向の直
線偏光光に規定する偏光部材7と、マスク11のX方向
パターンに入射する光に対しX方向の直線偏光光のみを
通し、Y方向パターンに入射する光に対しY方向の直線
偏光光のみを通す偏光部材14とを備えたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路の製造
工程、特に集積回路パターンの転写に利用される露光方
法及び露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光リソグラフィー技術の進歩は目
ざましく、露光光の短波長化(i線:365 nm)、KrF
エキシマーレーザ(248 nm)や投影露光装置の高性能
化、特にレンズの高NA化によってより微細なレジスト
パターンをウエハ上に形成できるようになってきた。
【0003】図12に、従来一般的に用いられている投
影露光装置の概略構成を示す。光源側から、光源10
1,第1集光光学系102,均一化光学系103,第2
集光光学系104,レチクル105,投影光学系10
6,ウエハ107の順に配列されている。第1集光光学
系102は楕円反射鏡及びインプットレンズに相当する
部分であり、楕円鏡の他に球面鏡,平面鏡,レンズ等を
適当に配置し、光源101から出る光束をできるだけ効
率良く均一化光学系103に入れる役目を持つ。また、
均一化光学系103はオプチカルインテグレータ(縄の
目レンズ)に相当する部分であり、その他として光ファ
イバや多面体プリズム等が使用されることもある。
【0004】第2集光光学系104は、アウトプットレ
ンズ及びコリメーションレンズに相当する部分であり、
均一化光学系103の出射光を重畳させ、さらに像面テ
レセントリック性を確保する。この他、光束が光軸平行
に近い場所に収差補正がされている波長のみを透過する
フィルタが挿入され、また場所は一義的ではないがコー
ルドミラーも挿入される。
【0005】このような構成の装置においてレチクル1
05から光が来る側を見た場合、光の性質は、第2集光
光学系104を通して均一化光学系103から出てくる
光の性質となり、均一化光学系103の出射側が見かけ
上の光源に見える。このため上記のような構成の場合、
一般的に均一化光学系103の出射側108を2次光源
と称している。レチクル105がウエハ107上に投影
される時、投影露光パターンの形成特性、即ち解像度や
焦点深度等は、投影光学系106の開口数NA及びレチ
クル105を照射する光の性状、即ち2次光源108の
性状によって決まる。
【0006】しかし、微細なパターンをレジスト上に形
成するため、露光光の短波長化、投影光学装置の高NA
化によって解像度を上げると、逆に焦点深度が低下する
ために実用解像度はあまり向上しない。そこで投影露光
装置においては、2次光源強度分布,レチクル,投影光
学系の瞳面の複素透過率分布を従来のものから変化させ
ることで、解像度や焦点深度の向上が考えられてきてい
る。
【0007】解像力を向上させるものとして、特にLS
Iにおける配線パターンのような1次元周期性を持つパ
ターン(以下L/Sと略記)に対しては、マスクの開口
部に対して隣合う開口部を通過する露光光との位相差が
ほぼ180度となるように形成されたマスクを用いるこ
とにより、透明基板上にL/Sパターンをクロム等の遮
光性物質を用いて形成した従来のマスクに対して、解像
度が約2倍向上することが知られている(特開昭57-620
52号公報)。
【0008】また、光の偏光方向による干渉性の性質の
違いを利用したものとして、光源を改良したもの(特開
平5-109601号公報)、瞳を改良したもの(特開平 5-901
28号公報)、マスクを改良したもの(特開平 5-88356号
公報)などが知られている。しかし、光源のみを偏光さ
せる方法では、光源の偏光方向に辺を持つ1次元周期の
パターンに対してしか解像力向上効果を上げられず、偏
光方向に直交する方向に辺を持つパターンに対しては、
逆に解像力を落としてしまうことが知られている。さら
に、マスクに偏光子を形成する方法は、その形成が非常
に困難であるといえる。また、瞳位置において同心円状
に偏光子を形成する方法は、偏光子の偏光透過方向と直
交する偏光成分の光量の損失が大きくなってしまうとい
う欠点が存在する。
【0009】一方、微細化されたマスクパターンにおい
ては、パターンの解像線幅が露光光の波長に接近するた
め、パターン透過時に発生する回析光の影響が無視でき
ず、被露光基板上のマスクパターン投影像における十分
な明暗の光量差の確保が困難となり、明暗境界のコント
ラストも低下する。この問題を解決するために、マスク
を照明する光源の形状を変えることによって限界解像力
を向上させる方法が提案されている(特開平 4-10148号
公報)。
【0010】図13(a)はこの提案に基づく従来の露
光装置及び露光方法を示している。図13(a)におい
て、マスク121には代表的な微細パターン例として、
デューティ比0.5の1次元格子状パターン122が縦
横に形成されており、マスク121を照明する照明光学
系は、水銀ランプ111,楕円面鏡112,コールドミ
ラー113,集光光学素子114,インテグレータ11
5,リレーレンズ118(瞳リレー系),ミラー11
9,コンデンサレンズ120からなり、照明光学系の瞳
面(フーリエ変換面であって、ここでは水銀ランプ11
1の2次光源像が形成されるインテグレータ115の射
出端面)の近傍には、マスクパターン122の微細度に
応じて光軸からの軸はずれ量が決められている4つの開
口部を有する遮光板116が配置される。
【0011】図13(b)(c)はそれぞれ、遮光板1
16、マスク121を上からみた図である。斜線部は遮
光部を示している。また、図13(d)は投影光学系1
23中にある瞳面(遮光板116の位置のほぼ共役面に
相当する)での露光光分布を示している。実際の露光装
置では、図のそれぞれの座標(X,Y),(x,y),
(X′,Y′)の方向が一致するように配置されてい
る。図13(b)の円形開口部中心座標の最適位置はマ
スクパターンの微細度によって決定される。例えば、マ
スクパターンのピッチをpとすると、格子パターン12
2は縦パターンと横パターン両方が存在するために、開
口部最適中心座標(X,Y)は(1/2p,1/2
p)、(1/2p,−1/2p)、(−1/2p,1/
2p)、(−1/2p,−1/2p)となる。また、図
13(d)の露光光分布の4つのピーク位置座標
(X′,Y′)も同じになる。
【0012】これを見て分かるように、マスクパターン
のピッチpが小さくなると、遮光板116の開口部位置
座標及び投影光学系123の瞳位置での露光光ピーク位
置座標が、光軸から遠ざかることが分かる。投影光学系
の開口数をNA、露光波長をλとすると、図13(d)
の瞳の半径はNA/λで表せるから、 1/2p=NA/(21/2 λ) p=21/2 λ/2NA で表される微細パターンが解像できる限界であるといえ
る。実際には遮光板116の開口部にある程度の面積が
あるために、この面積の大小によって限界解像力に多少
のズレが出るものの、大同小異である。マスクパターン
のピッチpが上式以下の微細度になると、回析光が瞳か
らはずれてしまい、結像できなくなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、典型的
なLSIパターンにおいては、1次元格子パターンが縦
横に配置した構成をとるために、これら縦パターンと横
パターン両方を高解像で結像させるためには、2次光源
位置に配置された遮光板の4つの開口部をパターンに対
して45度の位置に配置せざるを得なかった。このた
め、縦パターン横パターンにおける限界解像力は21/2
λ/2NAで制限されてしまった。
【0014】また、1次元周期性を持つパターン群(L
/S)が、その周期性を複数方向に持つように配置され
ているマスクに対して、上記方法に基づく偏光を用いた
露光法では、ある方向のみに効果が発揮され、効果の現
れる方向と直交する方向に周期性を持つパターンに対し
ては逆効果を生じてしまう問題が生じたり、マスク形成
が困難であったり、若しくは光量の損失が大きくなって
しまうという問題が存在した。
【0015】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、限界解像力をさらに向
上させ、限界解像力を実質的にλ/2NAまで引き上げ
ることのできる露光方法及び露光装置を提供することに
ある。
【0016】また、本発明の他の目的は、1次元周期性
を持つパターン群(L/S)が、その周期性を複数方向
に持つように配置されているマスクに対し、いずれの方
向にも解像力向上効果を得ることができる露光方法及び
露光装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、次のような構成を採用している。
【0018】即ち、本発明(請求項1)は、フォトマス
クと投影光学系の瞳面の共役面に相当する照明光学系の
面内において各々規定された光軸を原点とするXY座標
系の方向が光学的に一致し、X方向に長いパターンとY
方向に長いパターンが形成された前記フォトマスクを照
明し、該フォトマスク上のパターンを投影光学系により
被露光基板上に投影露光する露光方法において、前記投
影光学系の瞳面の共役面に相当する照明光学系の面内に
おいて前記原点に対しX軸上の対称な2つの位置及びY
軸上で対称な2つの位置に照明光の強度が他の位置より
大なる領域をそれぞれ形成し、前記X軸上で対称な位置
に形成された照明光の強度大なる領域ではY方向の成分
を持つ偏光光を通過させると共に、前記Y軸上で対称な
位置に形成された領域ではX方向の成分を持つ偏光光を
通過させ、前記フォトマスク上では、X方向に長いパタ
ーンに対しては前記偏光光のうちX方向の成分を持つ偏
光光のみを通過させ、Y方向に長いパターンに対しては
前記偏光光のうちY方向の成分を持つ偏光光のみを通過
させることを特徴とする。
【0019】また、本発明(請求項2)は、フォトマス
クと投影光学系の瞳面の共役面に相当する照明光学系の
面内において各々規定された光軸を原点とするXY座標
系の方向が光学的に一致し、X方向に長いパターンとY
方向に長いパターンが形成された前記フォトマスクを照
明し、該フォトマスク上のパターンを投影光学系により
被露光基板上に投影露光する露光装置において、前記投
影光学系の瞳面の共役面に相当する照明光学系の面内に
配置され、前記原点に対しX軸上で対称な位置及びY軸
上で対称な位置にそれぞれ開口を有する遮光板と、前記
遮光板の原点に対しX軸上で対称な位置に形成された開
口に入射する光の偏光面をY方向の成分を持つ偏光に規
定する手段と、前記遮光板の原点に対しY軸上で対称な
位置に形成された開口に入射する光の偏光面をX方向の
成分を持つ偏光に規定する手段と、前記マスクのX方向
に長いパターンに入射する光に対してはX方向の成分を
持つ偏光光のみを通す手段と、前記マスクのY方向に長
いパターンに入射する光に対してはY方向の成分を持つ
偏光光のみを通す手段とを具備してなることを特徴とす
る。
【0020】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は、次のものがあげられる。 (1) 遮光板は、光軸からX方向にずれた対称位置に形成
された2つの開口と、光軸からY方向にずれた対称位置
に形成された2つの開口とを有するものであること。 (2) 遮光板の開口部、又は開口部の光入射側若しくは光
出射側に偏光部材が形成されていること。 (3) マスクのパターン(開口部)、又はパターンの光入
射側若しくは光出射側に偏光部材が形成されているこ
と。
【0021】また、本発明(請求項3)は、フォトマス
クと投影光学系の瞳面の共役面に相当する照明光学系の
面内において各々規定された光軸を原点とするXY座標
系の方向が光学的に一致し、X方向に長いパターンとY
方向に長いパターンが形成された前記フォトマスクを照
明し、該フォトマスク上のパターンを投影光学系により
被露光基板上に投影露光する露光方法において、前記投
影光学系の瞳面の共役面に相当する照明光学系の面内に
て照明光の偏光面をX方向に対しθ°の角度に規定し前
記フォトマスクを照明し、前記フォトマスクを通過した
照明光を前記投影光学系の瞳面上の前記原点に対しX軸
上で対称な2つの領域では前記照明光の偏光方向を90
°−θ°回転させ、前記原点に対しY軸上で対称な2つ
の領域では前記照明光の偏光方向をθ°回転させること
を特徴とする。
【0022】また、本発明(請求項4)は、フォトマス
クと投影光学系の瞳面の共役面に相当する照明光学系の
面内において各々規定された光軸を原点とするXY座標
系の方向が光学的に一致し、X方向に長いパターンとY
方向に長いパターンが形成された前記フォトマスクを照
明し、該フォトマスク上のパターンを投影光学系により
被露光基板上に投影露光する露光装置において、照明光
の偏光面がX方向に対しθ°の角度に規定された前記投
影光学系の光源と、前記投影光学系の瞳面上に設けられ
前記原点に対しX軸上で対称な2つの領域では前記照明
光の偏光方向を90°−θ°回転させると共に、前記原
点に対しY軸上で対称な2つの領域では前記照明光の偏
光方向をθ°回転させることにより、瞳面にて偏光方向
を揃えるように偏光状態が制御された偏光部材とを具備
したことを特徴とする。
【0023】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は、次のものがあげられる。 (1) 偏光状態を制御する手段又は偏光部材として、光源
光の偏光方向に制限された瞳面上の周縁領域内で光源光
の偏光方向を90度回転させること。 (2) 光源及び瞳位置での偏光制御を行う偏光部材は、1
/2波長板により構成されること。 (3) マスクパターンは、1次元周期性を持つもののグル
ープから構成されていること。 (4) マスクとして、位相シフトマスクを用いること。 (5) 有効光源強度分布を形成する特殊絞りは、転写する
マスクのパターン寸法、ピッチに対応して任意に光強度
分布を変化できること。
【0024】
【作用】本発明(請求項1,2)によれば、光軸からX
方向にずれた位置及びY方向にずれた位置にそれぞれ開
口を有する遮光板を設け、それぞれの開口に対して光の
偏光面を直線偏光に規定し、マスクのX方向に長いパタ
ーン及びY方向に長いパターンのそれぞれに対しても光
の偏光面を直線偏光に規定することにより、マスクのX
方向に長いパターンは光軸からY方向にずれた開口から
のX方向直線偏光光のみで露光し、Y方向に長いパター
ンは光軸からX方向にずれた開口からのY方向直線偏光
光のみで露光することができる。これにより、限界解像
力を向上させ、実質的にλ/2NAまで引き上げること
が可能となる。
【0025】また、本発明(請求項3,4)によれば、
光源としてほぼ直線方向に偏光した光を用いることで、
瞳面上での回析光の偏光成分において、パターン周期方
向による解像特性に異方性が生じる。瞳面上にて、光源
の偏光方向に回析した成分を上記偏光板により偏光方向
を回転することによって、結像の際にベクトル的干渉効
果による解像特性の低下を防ぐことが可能となる。従っ
て、像のコントラストを高くすることができ、それによ
って高解像度を有する微細なパターン群を得ることが可
能となる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0027】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例に係わる投影露光装置の概略構成を示す斜視図であ
る。マスク11には、代表的な微細パターン例として、
デューティ比0.5の1次元格子状パターン12が縦横
に形成されている。さらに、格子状パターン12上或い
はその近傍には、露光光のうち所定の偏光面を有する光
のみを通過させる偏光部材14が形成されている。マス
ク11を照明する照明光学系は、水銀ランプ1,楕円面
鏡2,コールドミラー3,集光光学素子4,インテグレ
ータ5,リレーレンズ8(瞳リレー系),ミラー9,コ
ンデンサレンズ10からなり、照明光学系の瞳面(フー
リエ変換面であって、ここでは水銀ランプ1の2次光源
像が形成されるインテグレータ5の射出端面)の近傍に
は、マスクパターン12の微細度に応じて光軸からの軸
はずれ量が決められている4つの開口部を有する遮光板
6が配置される。さらに、この開口部又はその近傍に
は、露光光のうち所定の偏光面を有する光のみを通過さ
せる偏光部材7が形成されている。
【0028】このように構成された露光装置において、
楕円面鏡2の第1焦点に配置された水銀ランプ1で発生
した露光光は、楕円面鏡2,コールドミラー3で反射さ
れて楕円面鏡2の第2焦点に集光された後に、コリメー
タレンズや光束分布補正用のコーン状プリズム等からな
る集光光学素子4を通過して、フライアイレンズ群から
なるインテグレータ5により、遮光板6の位置に実質的
な面光源を形成する。この面光源は、従来同様にマスク
11に上方から様々な入射角で入射する露光光を与える
べきものであるが、遮光板6が設けられているため、遮
光板6の4つの開口部を射出する光束だけが透過でき
る。この4つの開口部を通過すべき光は偏光部材によっ
て偏光面が規定され、リレーレンズ8,ミラー9,コン
デンサレンズ10を介して、マスク11を照明する。
【0029】そして、偏光部材14によって照明光の偏
光面がさらに規定され、マスク11のパターン12に入
射した光はマスク透過後回析し、投影光学系13に入射
してその瞳面に次数別のスポットを形成する。その後さ
らに投影光学系13を通過して、被露光基板17上に縮
少結像される。
【0030】ここで、本実施例における上記装置構成の
内、従来例と異なるのは、遮光板6の設置方法と、新た
に設けた偏光部材7,14である。図2(a)(b)は
それぞれ、遮光板6と偏光部材7、マスク11と格子パ
ターン12及び偏光部材14を上からみた図である。斜
線部は遮光部を示している。また、偏光部材7,14に
よる偏光面の規定方向を矢印で示した。つまり、矢印の
方向に電場が振動している光のみが偏光部材7,14を
通過することができる。
【0031】また、図2(c)は投影光学系13中にあ
る瞳面(遮光板6の位置のほぼ共役面に相当する)での
露光光分布を示している。図中の矢印は瞳面に到達した
露光光の偏光面を示している。X′軸上の2つのピーク
がyパターン12yより到達した回析光、Y′軸上の2
つのピークがxパターン12xより到達した回析光を示
している。実際の露光装置では、図のそれぞれの座標
(X,Y),(x,y),(X′,Y′)の方向が一致
するように配置されている。このように、従来例では遮
光板6の開口部が格子パターン12x,12yに対して
45度の位置に存在したのに対し、本実施例では格子パ
ターン12x,12yに対して、平行及び垂直方向に位
置するのが異なる。
【0032】図2(a)の円形開口部中心座標の最適位
置はマスクパターンの微細度によって決定される。例え
ば、マスクパターンのピッチをpとすると、開口部最適
中心座標(X,Y)は、(1/2p,0)、(−1/2
p,0)、(0,1/2p)、(0,−1/2p)とな
る。また、図2(c)の露光光分布の4つのピーク位置
座標(X′,Y′)も同じになる。これを見て分かるよ
うに、マスクパターンのピッチpが小さくなると、遮光
板6の開口部位置座標及び投影光学系13の瞳位置での
露光光ピーク位置座標が、光軸から遠ざかることが分か
る。投影光学系13の開口数をNA、露光波長をλとす
ると、図2(c)の瞳の半径はNA/λで表せるから、 1/2p=NA/λ p=λ/2NA で表される微細パターンが解像できる限界であるといえ
る。実際には、遮光板6の開口部にある程度の面積があ
るために、この面積の大小によって限界解像力に多少の
ズレが出るものの、大同小異である。従来の技術による
と、p=21/2 λ/2NAが限界解像力であったのに対
し、本実施例によると、p=λ/2NAとなり、実質的
に21/2 倍の限界解像力向上ができた。さらに、従来例
と異なり、yパターン,xパターン共に被露光基板17
への入射面に対して垂直な偏光成分(s偏光成分)のみ
で結像するため、さらに限界解像力,焦点深度が向上す
ることとなった。
【0033】ここで、本実施例による露光原理を図3に
従ってさらに詳しく説明する。図3は、本実施例の露光
装置の斜視概念図である。遮光板6の4つの開口部のう
ち、6aと6cからの照明光は、同じ作用によってy軸
に平行な格子パターン12y(yパターンと呼ぶ)の露
光に寄与し、限界解像力を向上させる。また、6bと6
dからの照明光は、同じ作用によってx軸に平行な格子
パターン12x(xパターンと呼ぶ)の露光に寄与し、
限界解像力を向上させる。従って代表して、開口6aと
6bからの照明による露光を説明する。図3(a)は開
口6aからの照明光による露光を説明する図、図3
(b)は開口6bからの照明光による露光を説明する図
である。
【0034】まず、図3(a)に従って開口6aからの
照明による露光を説明する。開口6aより発せられる照
明光は、照明光学系を介してマスク11を照明する。こ
の際の照明光は、開口6a付近に配置した偏光部材(不
図示)により、y軸(Y軸)方向に直線偏光している。
一方、マスク11上及びマスク11近傍には、マスクパ
ターンの方向性に対応して偏光部材14が配置されてい
る、具体的には、yパターン12yにはy軸に平行な直
線偏光光のみを通過させるような偏光部材14yを、x
パターン12xにはx軸に平行な直線偏光光のみを通過
させるような偏光部材14xを配置する。すると開口6
aからの照明光は、y軸(Y軸)方向に直線偏光してい
るため、yパターン12yでは偏光部材14yを通過で
きるが、xパターン12xでは偏光部材14xによって
遮蔽される。yパターン12yを通過した照明光は回析
し、投影光学系の瞳位置13aを通過後、被露光基板1
7上に結像する。
【0035】このように開口6a,6cからの照明光に
よる結像では、yパターン12yのみが転写され、xパ
ターン12xは全く転写されない。また、この露光では
被露光基板17への入射面に対して垂直な偏光成分のみ
による結像であるため、非常に高いコントラストの像が
得られる。
【0036】次に、図3(b)に従って開口6bからの
照明による露光を説明する。開口6bからの照明光は、
開口6b付近に配置した偏光部材(不図示)によって、
x軸(X軸)方向に直線偏光しているため、xパターン
12xでは偏光部材14xを通過できるが、yパターン
12yでは偏光部材14yによって遮蔽される。xパタ
ーン12xを通過した照明光は回析し、投影光学系の瞳
位置13aを通過後、被露光基板17上に結像する。こ
のように開口6b,6dからの照明光による結像では、
xパターン12xのみが転写され、yパターン12yは
全く転写されない。上記同様、この露光では被露光基板
への入射面に対して垂直な偏光成分のみによる結像であ
るため、非常に高いコントラストの像が得られる。
【0037】図4は本実施例の結果を示すもので、
(a)(b)はそれぞれ本実施例の露光と従来の露光で
使用する遮光板の平面図を示している。開口部の座標
(X,Y)は本実施例の場合、(0.9NA/λ,
0)、(−0.9NA/λ,0)、(0,0.9NA/
λ)、(0,−0.9NA/λ)、従来の場合(0.9
×21/2NA/2λ,0.9×21/2 NA/2λ)、
(0.9×21/2 NA/2λ,−0.9×21/2 NA/
2λ)、(−0.9×21/2 NA/2λ,0.9×2
1/2 NA/2λ)、(−0.9×21/2 NA/2λ,−
0.9×21/2 NA/2λ)である。
【0038】図4(a)に示したように、本実施例では
開口部を透過する露光光の偏光面が図示の方向に規定さ
れるように偏光部材が開口部付近に配置されている。ま
た、円形開口の半径は両者とも0.1NA/λである。
NA=0.5,λ=250nmの露光条件にて、線幅
0.17μmのラインアンドスペースパターンをマスク
パターンとして露光した場合の、被露光基板上での像強
度分布(1周期分)を計算した結果を図4(c)に示し
た。このように本実施例による露光では、従来例に比べ
て限界解像力の向上効果が著しいことが分かった。
【0039】本実施例で用いるマスクの構造を図5に示
す。図5は、図1、2に示したマスク11の一部の断面
図である。図5(a)(b)に示すように、格子パター
ンの周囲が偏光膜(偏光部材)14で覆われており、ネ
ガ型レジストを用いて周期的開口部に対応する位置にレ
ジストパターンを形成するような、ネガ型マスクを使用
する場合には、偏光部材14は図5(a)のようにマス
クの遮光膜の上に形成されてもよいし、図5(b)のよ
うにマスクの裏面に形成されていてもよい。
【0040】一方、格子パターンの周囲が遮光膜で覆わ
れておらず、ポジ型レジストを用いて周期的遮光部に対
応する位置にレジストパターンを形成するような、ポジ
型マスクを使用する場合には、偏光部材14を遮光膜の
上に形成すると、そのエッジ部にて露光光の位相差が発
生し、不要な暗部を形成してしまう結果となる。このた
め、図5(c)のように結像面から外れた位置に配置す
るのがよい。また、図5(d)のようにマスクとは独立
に偏光部材14よりなる平板を挿入する方法をとっても
よい。
【0041】また、上述の実施例においては、遮光板6
の開口として円形状のものを用いたが、本発明を限定す
るものではなく、円形以外の形状、例えば正方形,扇型
等でも構わない。また、遮光板の開口位置、開口やマス
クのパターンに設ける偏光部材の偏光方向は、必ずしも
厳密なものではなく、本発明の効果が得られる範囲で多
少ずれていてもよい。 (実施例2)図6は、本発明の第2の実施例に係わる露
光装置の概略構成を示す斜視図である。本実施例で用い
る露光装置の基本的な構成は従来の装置と同一であり、
異なるのは図12の瞳と光源の部分である。図6は特
に、L/S群を転写するための構成図を示している。
【0042】図6に示すように、光源21は直線偏光し
たものを用いる。その偏光方向は、L/Sパターンの周
期方向のある一方向とほぼ等しい方向にとる。また、瞳
位置29には、光源21の偏光方向に制限された領域に
偏光方向を約90度回転させる偏光板30を設ける。
【0043】以下に、本実施例によって解像力が向上す
る原理を説明する。レチクル25上のL/Sパターンを
照明光学系の光軸上から点光源にて照明した場合(コヒ
ーレント照明に相当)、投影光学系の瞳面29での回析
光分布は図7(a)(b)のようになる。これは、レチ
クル25上のパターンをフーリエ変換した結果得られる
分布に他ならない。ここでは、パターンが周期性を保っ
て無限に広がっていると仮定しているため、その回析光
分布は離散的に分布する。このことは、パターン群の大
きさが十分であれば近似として十分成立する。また、こ
の図においては回析光の高次成分は省略してあり、全て
を描いてはいない。これらの回析光成分の内、瞳の内側
を通過する成分のみが結像に関与する。
【0044】瞳を通過後、図8(a)のような偏光状態
(s偏光)で結像する場合と、図8(b)の状態(p偏
光)で結像する場合とを比較すると、電場ベクトルの方
向が揃っているs偏光状態で結像する方がp偏光状態に
比べ、より高コントラストな像を形成することが可能と
なる。通常の露光装置において光源21は偏光状態とし
て無偏光状態であるといえる。この場合、無偏光光は互
いにインコヒーレントで直交する2つの直線偏光として
扱うことが可能である。よって、通常の露光装置におい
てもこのp偏光成分による像質の劣化が起こっていると
言える。
【0045】そこで、光源を直線偏光として偏光方向を
パターン周期方向と一致させることによって、p偏光成
分による像質劣化を抑えることが可能となる。しかしこ
の場合、同一レチクル上にて異なる方向に周期性を持つ
パターンに対しては逆に像質が劣化することになる。よ
ってこれを救済するために、図9(a)に示すような瞳
位置において偏光方向を約90度回転させる波長板30
を、上記直線偏光によって像質が劣化する方のパターン
による回析光が通過する領域に設けることにより、この
方向に周期性を持つパターンに対して解像性を向上させ
ることが可能となる。
【0046】また、波長板を使用することによって、従
来例にある瞳位置に偏光子を置くことによる光量損失と
いう問題を解消することが可能となる。また、光源とし
て直線偏光を使用する際の光量損失は、レーザ光を使用
する場合、ブリュースター窓等をレーザ共振器に取り付
けることにより、そもそも直線偏光として取り出すこと
が可能であり、また水銀ランプ等の無偏光光に対して
も、図10に示すように、偏光ビームスプリッタ33と
1/2波長板30により光量損失を抑え、有効に使用す
ることが可能である。(実施例3)図11は、本発明の
第2の実施例に係わる露光装置の概略構成を示す斜視図
である。本実施例における第1の実施例との相違点は、
光源の直線偏光方向に対して、瞳位置での波長板の挿入
位置とその偏光回転方向である。なお、図6と同一部分
には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0047】本実施例においては簡単のため、L/S群
の主周期方向に対して光源21の偏光方向を45度程度
傾いた状態に設置する。そうして、図9(b)に示すよ
うな波長板31を用い、瞳位置での偏光面回転角度を±
45度とすることで、第1の実施例と同様の効果を得る
ことが可能となる。この場合、L/Sの周期方向による
波長板通過の有無が存在せず等しく通過するため、波長
板31を通過することによる光量損失の差による解像性
への影響を抑えることが可能となる。
【0048】なお、第2,第3の実施例において、光源
の偏光特性は必ずしも直線偏光である必要はなく、長軸
と短軸の長さの比が大きい楕円偏光であっても構わな
い。また、光源は必ずしも円形である必要はなく、リン
グ形状や4つ目形状等、変形照明法であっても、それに
対応する瞳上の位置に波長板を配置できれば何等問題で
はない。更には、光強度分布を2値化する必要はなく、
連続的に強度分布が変化するものであっても構わない。
また、例えば光ファイバ束によって光源分布を形成して
も差し支えない。
【0049】また、実施例の構成において、瞳面の複素
透過率分布に変調をかけたり、像面側の焦点面位置を変
えて多重露光をすることを加えても、本発明には何等差
し支えるところではない。また、波長板による位相変化
を補償するために、補償板を瞳位置に形成することは望
ましい実施形態の一つである。さらにその波長板の形状
も、図に示した形状以外であっても何等差し支えるもの
ではない。また、マスクとしてレベンソン型位相シフト
マスクを用いることによって、瞳面上における回析光分
布を瞳周縁部に配置することが可能となる。これによっ
て、より偏光特性を用いた解像性の向上を得ることが可
能となる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明(請求項1,
2)によれば、光軸からX方向にずれた位置及びY方向
にずれた位置にそれぞれ開口を有する遮光板を設け、そ
れぞれの開口に対して光の偏光面を直線偏光に規定し、
マスクのX方向に長いパターン及びY方向に長いパター
ンのそれぞれに対しても光の偏光面を直線偏光に規定す
ることにより、限界解像力を向上させ、実質的にλ/2
NAまで引き上げることが可能となる。
【0051】また、本発明(請求項1,2)によれば、
パターンの周期方向によらず、像形成時の干渉における
偏光方向依存性を調整することは可能となり、よって像
コントラストの改善が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例における投影露光装置の概略構成
を示す斜視図。
【図2】第1の実施例における遮光板,マスクの平面図
と瞳位置での露光光分布図。
【図3】第1の実施例による露光原理を説明するための
露光装置の斜視概念図。
【図4】実施例及び従来例の遮光板の平面図と計算比較
結果を示す図。
【図5】第1の実施例で用いるマスクの構造を示す断面
図。
【図6】第2の実施例に係わる投影露光装置の概略構成
を示す斜視図。
【図7】レチクルパターンにより回析する光の様子を表
した模式図。
【図8】s偏光状態及びp偏光状態における光の干渉を
表す模式図
【図9】1/2及び1/4波長板を用いた例を示す模式
図。
【図10】偏光ビームスプリッタと1/2波長板により
光量損失を抑えた例を示す図。
【図11】第2の実施例に係わる投影露光装置の概略構
成を示す斜視図。
【図12】従来一般的に用いられている投影露光装置の
概略構成を示す模式図。
【図13】光源の形状を変えて限界解像力を向上させた
従来の露光装置を示す斜視図。
【符号の説明】
1…水銀ランプ 2…楕円面鏡 3…コールドミラー 4…集光光学素子 5…インテグレータ 6…遮光板 7…偏光部材 8…リレーレンズ(瞳リレー系) 9…ミラー 10…コンデンサレンズ 11…マスク 12…マスクパターン 13…投影光学系 14…偏光部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7352−4M H01L 21/30 528

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォトマスクと投影光学系の瞳面の共役面
    に相当する照明光学系の面内において各々規定された光
    軸を原点とするXY座標系の方向が光学的に一致し、 X方向に長いパターンとY方向に長いパターンが形成さ
    れた前記フォトマスクを照明し、該フォトマスク上のパ
    ターンを投影光学系により被露光基板上に投影露光する
    露光方法において、 前記投影光学系の瞳面の共役面に相当する照明光学系の
    面内において前記原点に対しX軸上の対称な2つの位置
    及びY軸上で対称な2つの位置に照明光の強度が他の位
    置より大なる領域をそれぞれ形成し、前記X軸上で対称
    な位置に形成された照明光の強度大なる領域ではY方向
    の成分を持つ偏光光を通過させると共に、前記Y軸上で
    対称な位置に形成された領域ではX方向の成分を持つ偏
    光光を通過させ、 前記フォトマスク上では、X方向に長いパターンに対し
    ては前記偏光光のうちX方向の成分を持つ偏光光のみを
    通過させ、Y方向に長いパターンに対しては前記偏光光
    のうちY方向の成分を持つ偏光光のみを通過させること
    を特徴とする露光方法。
  2. 【請求項2】フォトマスクと投影光学系の瞳面の共役面
    に相当する照明光学系の面内において各々規定された光
    軸を原点とするXY座標系の方向が光学的に一致し、 X方向に長いパターンとY方向に長いパターンが形成さ
    れた前記フォトマスクを照明し、該フォトマスク上のパ
    ターンを投影光学系により被露光基板上に投影露光する
    露光装置において、 前記投影光学系の瞳面の共役面に相当する照明光学系の
    面内に配置され、前記原点に対しX軸上で対称な位置及
    びY軸上で対称な位置にそれぞれ開口を有する遮光板
    と、 前記遮光板の原点に対しX軸上で対称な位置に形成され
    た開口に入射する光の偏光面をY方向の成分を持つ偏光
    に規定する手段と、前記遮光板の原点に対しY軸上で対
    称な位置に形成された開口に入射する光の偏光面をX方
    向の成分を持つ偏光に規定する手段と、 前記マスクのX方向に長いパターンに入射する光に対し
    てはX方向の成分を持つ偏光光のみを通す手段と、前記
    マスクのY方向に長いパターンに入射する光に対しては
    Y方向の成分を持つ偏光光のみを通す手段とを具備して
    なることを特徴とする露光装置。
  3. 【請求項3】フォトマスクと投影光学系の瞳面の共役面
    に相当する照明光学系の面内において各々規定された光
    軸を原点とするXY座標系の方向が光学的に一致し、 X方向に長いパターンとY方向に長いパターンが形成さ
    れた前記フォトマスクを照明し、該フォトマスク上のパ
    ターンを投影光学系により被露光基板上に投影露光する
    露光方法において、 前記投影光学系の瞳面の共役面に相当する照明光学系の
    面内にて照明光の偏光面をX方向に対しθ°の角度に規
    定し前記フォトマスクを照明し、前記フォトマスクを通
    過した照明光を前記投影光学系の瞳面上の前記原点に対
    しX軸上で対称な2つの領域では前記照明光の偏光方向
    を90°−θ°回転させ、前記原点に対しY軸上で対称
    な2つの領域では前記照明光の偏光方向をθ°回転させ
    ることを特徴とする露光方法。
  4. 【請求項4】フォトマスクと投影光学系の瞳面の共役面
    に相当する照明光学系の面内において各々規定された光
    軸を原点とするXY座標系の方向が光学的に一致し、 X方向に長いパターンとY方向に長いパターンが形成さ
    れた前記フォトマスクを照明し、該フォトマスク上のパ
    ターンを投影光学系により被露光基板上に投影露光する
    露光装置において、 照明光の偏光面がX方向に対しθ°の角度に規定された
    前記投影光学系の光源と、前記投影光学系の瞳面上に設
    けられ前記原点に対しX軸上で対称な2つの領域では前
    記照明光の偏光方向を90°−θ°回転させると共に、
    前記原点に対しY軸上で対称な2つの領域では前記照明
    光の偏光方向をθ°回転させることにより、瞳面にて偏
    光方向を揃えるように偏光状態が制御された偏光部材と
    を具備したことを特徴とする露光装置。
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