JP2000031047A - 露光装置及び方法、並びに半導体素子の製造方法 - Google Patents

露光装置及び方法、並びに半導体素子の製造方法

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JP2000031047A JP11174240A JP17424099A JP2000031047A JP 2000031047 A JP2000031047 A JP 2000031047A JP 11174240 A JP11174240 A JP 11174240A JP 17424099 A JP17424099 A JP 17424099A JP 2000031047 A JP2000031047 A JP 2000031047A
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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    • G03F7/70216Mask projection systems

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高解像度、及び大焦点深度でパターン転写を
可能とする。 【解決手段】 マスク27に照明光を照射する照明光学
系と、照明光を基板30上に投射する投影光学系29と
を備え、照明光の照射によってマスクのパターンを基板
上に転写する。そして、照明光学系の光路中で、マスク
と略共役な位置またはその近傍に設けられる光束変換部
材12によって、マスクに照射する照明光を、パターン
の微細度に応じて決まる角度だけ傾いた少なくとも2つ
の光束に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
製造工程、特に半導体回路パターンの転写に利用される
投影型露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリや液晶素子の回路パターン
の形成には、一般的に、フォトリソグラフ技術と呼ばれ
るマスクパターンを試料基板上に転写する方法が採用さ
れる。ここでは、所定のパターンが形成されたマスクを
紫外線等の露光光で照射し、そのパターン像を投影光学
系を介して、試料基板上の感光レジスト層に結像投影す
るものである。
【0003】解像可能なマスクパターン(特にライン・
アンド・スペース)のピッチは露光波長と投影光学系の
開口数でほぼ決まり、レンズ材料やレジスト材料等の制
約から露光波長の短波長化にも限界があり、焦点深度の
制約から投影光学系の開口数の増大化にも限界があっ
た。また、従来においてもマスクパターンで生じる回折
光を積極的に利用して投影光学系の解像度を向上する技
術として、パターンの透過部の1つおきに露光光の位相
を反転させる誘電体、所謂位相シフターを設ける技術が
報告されている。しかしながら複雑な半導体回路パター
ン上に位相シフターを設けることは現実には難しく、位
相シフター付フォトマスクの検査方法も未だに確立され
ていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来この種の装置にお
いては、図10に示す如く照明光束L10は、照明光学
系の瞳面付近に、投影光学系29の瞳32とほぼ共役に
配置されたほぼ円形の開口絞り16dにより照明光学系
の光軸を中心とする円形領域内を通る光束L11となっ
てレチクル(マスク)27bを照明していた。ここで、
光束を表す実線は1点から出た光の主光線を表してい
る。
【0005】このとき照明光学系の開口数と投影光学系
29のレチクル側開口数の比、所謂σ値は開口絞りによ
り決定され、その値は0.3〜0.6程度が一般的であ
る。照明光L11はレチクル27bにパターニングされ
たパターン28bにより回折され、パターン28bから
は0次回折光D0、+1次回折光Dr、−1次回折光D
lが発生する。それぞれの回折光は投影光学系29によ
り集光されウェハ(試料基板)30上に干渉縞を発生さ
せる。この干渉縞がパターン28bの像である。
【0006】このとき、0次回折光D0と±1次回折光
Dr、Dlとのなす角θはsinθ=λ/P(λ:露光
波長、P:パターンピッチ)により決まる。パターンピ
ッチが微細化するとsinθが大きくなり、sinθが
投影光学系のレチクル側開口数(NAR)より大きくな
ると±1次回折光Dr、Dlは投影光学系に入射できな
くなる。
【0007】このとき、ウェハ30上には0次回折光D
0のみしか到達せず干渉縞は生じない。つまり、sin
θ>NARとなる場合にはパターン28bの像は得られ
ず、パターン28bをウェハ30上に転写することがで
きなくなってしまう。以上より従来の露光装置において
は、sinθ=λ/P≒NARとなるピッチPは次式で
与えられ、 P≒λ/NAR ・・・(1) このピッチPがウェハ30上に転写可能となるパターン
のレチクル上での最小ピッチである。従って、上記
(1)式を満たすピッチよりも微細なピッチを有するパ
ターンは解像できないという問題点があった。又、焦点
深度は±λ/2(NAW)2程度となっていた。(NAW
ウェハ側開口数) 一方、位相シフトレチクルも限界解像を上げる方法であ
るが、製造工程が複雑であり、従ってコストも高く、又
検査方法も確立されていないなど多くの問題が残されて
いる。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来試料基板上で十分に解像できなかった微細なパ
ターンを従来のレチクルを使用して光量損失を少なく、
かつ、高解像度でウェハ上に転写する露光装置を得るこ
とを目的としている。又、高コントラストを保ったまま
焦点深度を上げることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる問題点を解決する
ため本発明においては、光透過部と遮光部とが形成され
たパターン部分を含むマスクを、光源からの光で照明す
るための照明光学系と、パターン部分を含むマスクの像
を感光性基板に投影する投影光学系とを備えた投影型露
光装置において、前記照明光学系の光路中で、前記マス
クと略共役な位置またはその近傍に設けられ、前記マス
クを照明する光を、前記パターン部分の形状に応じて決
まる角度だけ傾いた少なくとも2つの光束に変換する光
束変換部材と、前記2つの光束の照射により前記マスク
上に生じる前記光束変換部材の像を不鮮明にする像劣化
手段とを設ける。
【0010】
【作用】従来の投影型露光装置では、レチクルに対して
上方から種々の入射角で入射する露光光が無差別に用い
られ、レチクルパターンで発生した0次、±1次、±2
次、・・・の各回折光がほぼ無制限に投影光学系を透過
してウェハ上に結像していた。
【0011】これに対して、本発明の投影型露光装置で
は、図9の如く照明光L10から照明光学系中のレチク
ルパターン面と略共役な面に設けられた光束変換部材
(回折格子状パターン等の周期構造パターンが形成され
た光透過性平板、ウォラストンプリズム等)により照明
光学系の光軸上を通らない光束、つまりレチクルパター
ンに対して特定の方向と角度で斜めに入射する任意の2
つの光束L12,L13或いは2n本(nは自然数)の
光束を発生させ、レチクルパターン28aを照明する。
レチクルパターン28aは通常光透過部と遮光部とが所
定のピッチで繰り返し形成された周期構造を有するパタ
ーンを多く含んでいる。そしてレチクルパターン28a
で発生した0次回折光と±1次回折光とを投影光学系2
9を介してウェハ上に結像させる。
【0012】すなわち、レチクルパターン28aの微細
度に応じてパターン28aに所定の方向と角度で2本或
いは2n本の光束を入射させることによって、最適な0
次回折光と±1次回折光を発生させることにより従来で
は十分に解像できなかったパターンをウェハ上に高コン
トラストに、かつ、大きい焦点深度を持って結像させる
ことが可能となる。ここで、レチクルに入射する光束
は、光束変換部材によって投影光学系の光軸AXに対し
て対称に所定の角度ψだけ傾いて入射する主光線を有す
る2本の光束に変換されたものである。ここでも、光束
を表す実線は1点から出た光の主光線を表している。ま
ず図9に基づいて照明光L12による回折光について説
明する。照明光L12はレチクルパターン28aにより
回折され0次回折光D0、+1次回折光Dr、−1次回
折光Dlを発生する。しかしながら、照明光L12は投
影光学系29の光軸AXに対して角度ψだけ傾いてレチ
クルパターン28aに入射するので、0次回折光D0
また投影光学系の光軸AXに対して角度ψだけ傾いた方
向に進行する。
【0013】従って、+1次回折光Drは光軸AXに対
してθP+ψの方向に進行し、−1次回折光Dlは光軸
AXに対してθm−ψの方向に進行する。このときθP
θm はそれぞれ sin(θP+ψ)−sinψ=λ/P・・・(2) sin(θm−ψ)+sinψ=λ/P・・・(3) である。
【0014】仮にいま+1次回折光Dr、−1次回折光
Dlの両方が投影レンズPLに入射しているとする。レ
チクルパターン28aの微細化に伴って回折角が増大す
ると、先ずθP+ψの方向に進行する+1次回折光Dr
が投影光学系29に入射できなくなる(sin(θP
ψ)>NARとなる)。しかし、照明光L12が光軸AX
に対して傾いて入射している為、このときの回折角でも
−1次回折光Dlは、入射投影光学系29に入射可能と
なる(sin(θm−ψ)<NARとなる)。
【0015】従って、ウェハ30上には0次回折光D0
と−1次回折光Dlの2光束による干渉縞が生じる。こ
の干渉縞はレチクルパターン28aの像でありレチクル
パターン28aが1:1のラインアンドスペースの時約
90%のコントラストとなり、表面にレジストが塗布さ
れたウェハ上にパターン28aをパターニングすること
が可能となる。
【0016】このときの解像限界は、 sin(θm−ψ)=NAR ・・・(4) となるときであり、従って NAR+sinψ=λ/P P=λ/NAR+sinψ・・・(5) がレチクル上の転写可能な最小パターンのピッチであ
る。
【0017】今sinψを0.5×NAR程度に定める
とすれば転写可能なレチクル上のパターンの最小ピッチ
は P=λ/NAR+0.5NAR=2λ/3NAR ・・・(6) である。一方、図10に示す照明光が投影光学系9の光
軸AXを中心とする円形領域内を通る光束である従来の
露光装置の場合、解像限界は(1)式に示したようにP
≒λ/NARであった。
【0018】従って、従来の露光装置より高い解像度が
実現できる。照明光L13についても同様に考えて、+
1次回折光Dr1は光軸AXに対してθP1−ψの方向に
進行し、−1次回折光Dl1は光軸AXに対してθm1
ψの方向に進行する。D01は0次回折光を表している。
このときθP1、θm1はそれぞれ sin(θm1+ψ)−sinψ=λ/P・・・(7) sin(θP1−ψ)+sinψ=λ/P・・・(8) であり、解像限界はsin(θP1−ψ)=NARのときで
ある。
【0019】従って、照明光L12の場合と同様に
(5)式に示すパターンピッチが転写可能なパターンの
最小ピッチとなる。照明光L12とL13の両方を使う
ことにより投影光学系の光軸に対して光量重心が偏らな
いようにしている。次に、レチクルパターンに対して特
定の入射方向と入射角で露光光を入射して、0次回折光
と1次回折光とを用いてウェハ上に結像パターンを形成
することにより、焦点深度が大きくなる理由を説明す
る。
【0020】ウェハが投影光学系の焦点位置に一致して
いる場合には、マスク上の1点を出てウェハ上の一点に
達する各回折光は、投影光学系のどの部分を通るもので
あってもすべて等しい光路長を有する。このため、従来
のように0次回折光が投影光学系の瞳面のほぼ中心を貫
通する場合でも、0次回折光とその他の回折光とで光路
長は相等しく、相互の波面収差も0である。しかし、ウ
ェハが投影光学系の焦点位置に一致していない場合、斜
めに入射する高次の回折光の光路長は光軸付近を通る0
次回折光に対して焦点前方(投影光学系から遠ざかる
方)では短く、焦点後方(投影光学系に近づく方)では
長くなりその差は入射角の差に応じたものとなる。従っ
て、0次、1次、・・・の各回折光は相互に波面収差を
形成して焦点位置の前後における結像パターンのぼけを
発生する。この波面収差ΔWは、次式、 ΔW=1/2×(NA)2Δf Δf:デフォーカス量 NA:瞳面上の中心からの距離を開口数で表した値 で表され、従って、瞳面のほぼ中心を貫通する0次回折
光(ΔW=0)に対して、瞳面の周囲、半径r1(〔N
A〕を単位とする)を通る1次回折光では、 ΔW=1/2×(r1)2Δf の波面収差を持つこととなり、焦点位置の前後での解像
度、すなわち焦点深度を低くしている。 一方、本発明
の投影型露光装置の場合、例えば図9の如く、θ m=2
ψとなる入射角でレチクルパターン28aに2つの光束
を入射した場合、パターン28aからの0次回折光と1
次回折光とが瞳面上でほぼ中心から等距離となる位置
(共に半径r2とする)を通るようになり0次回折光と
1次回折光の波面収差は相等しくΔW=1/2×(r2)2
Δfとなり、0次回折光に対する1次回折光の収差は0
となり、デフォーカスによるぼけが無くなる。この分だ
け焦点深度が大きくなっている。
【0021】以上照明光学系中のレチクルパターン面と
略共役な面に設けられた光束変換部材により照明光は回
折され照明光学系中の瞳面又は略瞳共役面においては照
明光学系の光軸を中心に対称な位置に上記回折光の±1
次回折光が集光される。またこの集光位置の変更は上記
光束変換部材の条件を変更(回折格子状パターンの形
状、ピッチの変更等)するだけで実現可能である。
【0022】従って、照明光の光量を大幅に損失するこ
となく照明光学系の瞳面上で任意の照明光量分布を実現
することができ、レチクルパターン28aに応じた光束
をパターン28aに入射させることができる。このため
投影光学系に入射する光束の角度を所望の角度となるよ
うに調整可能となり、高い解像度をもち、かつ、光量損
失の少ない投影型露光装置を得ることができる。又光束
変換部材は照明光学系の瞳面又は略瞳共役面に光束のパ
ターン28aへの入射角に応じた任意形状の光量分布を
発生させる為のものなので、レチクルパターンとの相対
的位置関係の調整は不用である。
【0023】以上のように構成すると光束変換部材とし
ての回折格子状パターンが照明光学系によりレチクルパ
ターン面に投影(結像)されて、不要な明暗の縞(回折
格子パターンの像)が生じる。この不要な明暗の縞は像
劣化手段により劣化(ホモナイズ)され、或いは時間的
に平均化されて像面光量分布上一様化され、レチクルパ
ターン面での照度むらの悪化を防止できる。
【0024】以上本発明によれば、解像度の向上効果は
位相シフターに匹敵するものがありながら、従来のフォ
トマスクがそのまま使用でき、従来のフォトマスク検査
技術もそのまま踏襲することができる。更に、位相シフ
ターを採用すると、焦点深度が増大する効果も得られる
が、本発明においてもデフォーカスによる波面収差の影
響を受けにくくなるため、深い焦点深度(焦点裕度)が
得られる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例について詳述する。図1は本発明の第1実施例によ
る投影型露光装置の全体構成図を示したものである。露
光用光源である水銀ランプ1から射出され楕円鏡2によ
り収束された光束L1はミラー3により反射されリレー
レンズ4を通り波長選択素子5により単色化される。単
色化された光束L2はミラー6で折り曲げられ、フライ
アイレンズ7に入射する。このときフライアイレンズ7
の入射面はレチクルパターン面28と結像関係の位置に
ある。また、フライアイレンズ7の射出面は照明光学系
の1種の瞳面となっている。このフライアイレンズ7の
射出面近傍に開口絞り8が設けられている。そして開口
部の大きさを可変とする駆動部9により照明光L3の開
口数が決定される。照明光束L3はミラー10により反
射されコンデンサーレンズ11により回折格子状パター
ン13aが刻まれた光透過性平板12を照明する。この
光透過性平板12は本発明における光束変換部材として
機能するものであり、着脱及び交換可能となっている。
このとき光透過性平板12はレチクル7に形成された微
細なレチクルパターン28とほぼ結像関係の位置にあ
る。ここで、レチクルパターン28は孤立パターンであ
ってもよく又周期構造を持ったパターンであってもよ
い。
【0026】図2は光透過性平板の一例を示す平面図で
ある。光透過性平板12は石英ガラス等の透明基板であ
り、回折格子状パターン13aはCr等の遮光性金属薄
膜で形成されているラインアンドスペースのパターンで
ある。尚、このとき、回折格子状パターン13aのピッ
チPgはレチクルパターン28のピッチPrに対してP
g=2Pr×M(Mは回折格子状パターン13aとレチ
クルパターン28間の結像倍率)程度であることが望ま
しい。そのデューティは必ずしも1:1である必要はな
く任意である。
【0027】さて、図1の説明に戻って、回折格子状パ
ターン13aにより発生した−1次回折光L4及び+1
次回折光L5は集光レンズ15によりそれぞれ照明光学
系の光軸に対して対称となる照明光学系中の別の瞳面上
に集光される。この照明光学系の瞳面近傍に設けられた
空間フィルター16は回折格子状パターン13aから発
生した回折光のうち特定の次数の回折光、本実施例では
±1次回折光L4,L5を透過するものである。尚、こ
の空間フィルター16は透光部を可変可能とする可変型
フィルターでもよく、又着脱、交換可能なフィルターで
もよい。空間フィルター16は、回折格子状パターン1
3aから0次回折光が発生する場合は、その0次回折光
を遮光する大きさのCr薄膜を設けた方がよい。また不
必要な次数の光を遮光することもできる。
【0028】図3は図2の如き回折格子状パターン13
aを使用したときに好適な空間フィルター16aを表
す。斜線部は遮光部でありその半径は照明光学系の全開
口数以上とする。中心点に対して対称に位置する2つの
白丸部は光透過部(開口部)を示している。ここで、必
要とされる照明光学系の瞳面での強度分布はレチクルパ
ターン28の方向性によっても異なるが回折格子状パタ
ーン13aとしてはレチクルパターン28と等しい方向
性(レチクルパターン28に投影された回折格子状パタ
ーン13aの方向性がレチクルパターンの大部分の方向
性と一致する。)ことが望ましい。またこれらを実現す
るために、各レチクルパターン28に対して決められる
固有の回折格子状パターンを各光透過性平板上に刻んで
おき、レチクル27の交換時に同時に光透過性平板をレ
チクルに合わせて交換すればよい。
【0029】回折格子状パターン13aは、レチクルパ
ターン28のピッチ或いは線幅及び方向性により決定さ
れるので、ピッチ或いは線幅のほぼ等しいパターンを有
する複数のレチクルに対しては、回折格子状パターン1
3aの刻まれた同じ光透過性平板を共用してもよい。上
記複数のレチクルの方向性が異なる場合には回折格子状
パターン13aを面内で回転してレチクル上のパターン
の方向性に一致させればよい。又、イメージローテータ
でパターン13aの像を回転させてもよい。
【0030】例えば、図2のような回折格子状パターン
13aをレチクルパターン28の方向性に従って任意の
角度となるように照明光学系の光軸を中心として回転さ
せた状態で使用してもよい。さて、図1に示すように、
空間フィルター16を通過した光束L4,L5は集光レ
ンズ19によりレチクルブラインド20へ導かれる。レ
チクルブラインド20はレチクルパターン面と結像関係
の位置にありレチクル27上の特定エリアのみを照明す
るための視野絞りである。この視野絞りは駆動系21に
より開閉可能となっており、レチクル27上の照明エリ
アの大きさを調整可能となっている。レチクルブライン
ド20を通過した光束L6,L7はコンデンサーレンズ
22,26及び略瞳面近傍に設けられたミラー24を介
してレチクル27を照明する。光束L6、L7がレチク
ルパターン28に入射し、パターン28から発生した回
折光は投影光学系29によりウェハステージ31上に置
かれたウェハ30上に集光結像される。
【0031】ここで、前述の如く光束L6,L7はレチ
クルパターン28に投影光学系の光軸に対して互いに対
称に角度ψだけ傾いて入射し、パターン28からは0次
回折光D0、−1次回折光Dl、+1次回折光Drが発
生する。入射角ψはレチクルパターン28と投影光学系
の開口数NAによって定められ、(5)式で示したよう
に、レチクルパターンピッチの最小値に対応した入射角
に選択される。入射の方向はレチクルパターンのピッチ
配列方向となるようにするのが望ましい。
【0032】ここで、回折格子状パターン13aは照明
光学系によりレチクルパターン28上に投影されるので
レチクルパターン28上には回折格子状の明暗像が生
じ、照明光量の均一化を悪化させる。しかしながら上記
回折格子状パターン13aの刻まれた光透過性平板12
をモータ、ピエゾ等の駆動部材14で1ショット当たり
の露光時間中(ウェハ30に対して不図示のシャッター
が開いている間)に回折格子状パターン13aの1ピッ
チ又はその整数倍程度以上移動又は振動させる。これに
より1ショット当たりの露光時間中に明暗像が1ピッチ
程度以上移動し明暗は時間的に平均化(ホモナイズ)さ
れるため照明光量の均一性は良好に保たれる。上記明暗
像の移動又は振動の方向は回折格子状パターン13の方
向と相関性の少ないものがよい。例えばパターン13a
のピッチPg以上を直径とする円運動(x方向とy方向
の振動の合成)をさせてもよい。
【0033】このとき光透過性平板12の代わりに照明
光学系内で、かつ、光透過性平板12よりレチクル27
に近い1つ以上の光学部材を同様の条件で移動、振動或
いは円運動させてもよい。図1中ではコンデンサーレン
ズ22及びミラー24に駆動部材23,25を付けた例
を示してある。
【0034】上記のような移動、振動或いは円運動を与
えることにより露光時間内に上記明暗像は平均化され
て、レチクルパターン28上での照明光量は均一に保た
れる。しかしながら、回折格子状パターン13aの製造
誤差によるパターン面内の透過率のバラツキや回折効率
のバラツキにより、レチクルパターン面28にて光量む
らが発生する可能性がある。これを防止するためにはレ
モンスキン等の拡散板などの光散乱部材17を照明光学
系の瞳面近傍に設ければよい。
【0035】光散乱部材17により回折格子状パターン
13a上の一点より出た光は、散乱されてレチクルパタ
ーン面28の広い面積を照明することになる。これは、
換言するとレチクルパターン面28上の一点には回折格
子状パターン13aの広い面積の部分からの光が到達す
ることになり、回折格子状パターン13aの局所的な製
造誤差は緩和される。このとき光散乱部材17を1ショ
ットの露光時間中にモータ18等で移動、振動あるいは
回転させると時間的な平均化効果が生じ、より照明光量
のバラツキを除去し易い。
【0036】尚、光散乱部材17を移動、振動あるいは
回転させる場合、光透過性平板12或いはコンデンサー
レンズ22やミラー24等の光学部材の移動、振動ある
いは回転は行わなくてもよい。瞳面近傍に設けられたこ
の光散乱部材17は回折格子状パターン13aの像を劣
化させるが、レチクルパターン面28に入射する照明光
の入射方向の角度範囲を極端に乱すことはない。
【0037】また、光散乱部材17の代わりに瞳面上に
ファイバーの束を少なくともスポット光の大きさ以上に
或いは瞳面全体に敷き詰めて光束を劣化させるようにし
てもよい。更に、光散乱部材17と併用すればより像劣
化の効果を高めることができる。本発明にかかる本実施
例による解像度向上の効果をより強くするために照明系
の開口絞り8を調整することによってσ=0.2〜0.
3程度とすることが好ましい。これはσ値が大きすぎる
と解像度や焦点深度の向上が実現できず、小さすぎると
像の忠実度が低下する為である。
【0038】従って、照明光学系のフライアイレンズ7
の射出面積に対して0.3とするようにフライアイレン
ズ7そのものを作ることが望ましく、楕円鏡2からフラ
イアイレンズ7までの照明光学系はσ≒0.3に対して
光量を最大とする構成とするとよい。又、実施例中の各
ミラーの位置はこれに限定されるものではない。例えば
駆動部材25付のミラー24はレチクルブラインド20
より空間フィルター16側であってもよい。
【0039】<<変形例>>次に回折格子状パターン13a
の変形例について説明する。レチクルパターン28の方
向がレチクル全面において均一ではなく部分的に異なる
方向を向いている場合には、図4に示すような部分的に
異なる方向に配列された回折格子状パターン13bが形
成された光透過性平板12を用いればよい。
【0040】図4ではレチクルパターン28がx,y2
方向に周期構造を持っている場合について示している。
回折格子状パターン13b1,13b3はy方向に周期
構造を持つレチクルパターン28に対応するものであ
り、回折格子状パターン13b2,13b3はx方向に
周期構造を持つレチクルパターン28に対応するもので
ある。このとき回折格子状パターン13b1〜4のピッ
チ配列方向はレチクルパターン28の方向と等しくなる
ようにする。
【0041】図5は図4の如き回折格子状パターン13
bに対応する空間フィルター16bを示した図である。
斜線部は遮光部を表し、白丸は光透過部(開口部)を表
す。光透過部160a,160cは回折格子状パターン
13b1,b3から生じる回折光を透過するものであ
る。光透過部160aと160bの間隔は回折格子状パ
ターン13b1,b3のピッチにより決まる。空間フィ
ルター16での回折光の位置、つまり光透過部160
a,160cの位置によりレチクルパターンに入射する
回折光の方向、角度が決定する。
【0042】同様に、光透過部160b,160dは回
折格子状パターン13b2,b4から生じる回折光を透
過するものであり、回折格子状パターン13b2,13
bのピッチにより決まる空間フィルター16上での回折
光位置によりレチクルパターン28に入射する光束の方
向、角度が決定する。又、回折格子状パターン13の形
状は図2、図4に示すようなラインアンドスペースに限
らず、図6に示すような市松格子状パターン13cであ
ってもよい。ピッチの配列方向はレチクルパターンの配
列方向に合わせておくことが望ましい。レチクル上の周
期パターン部分がx,yの両方向に並んでいる場合は図
6に示すように市松格子状パターン13cのピッチを
x,y方向に配列するようにすればよい。そのデューテ
ィは1:1に限るものではない。図7は図6のごとき市
松格子状パターン13cに対する空間フィルター16c
を示したものであり、斜線部は遮光部を表し、白丸は光
透過部を表す。光透過部161aと161b,161d
と161cの間隔は図6に示す回折格子状パターン13
cのx方向のピッチによって決まり、光透過部161a
と161d,161bと161cの間隔は図6に示す回
折格子状パターン13cのy方向のピッチによって決ま
る。レチクルパターン28がx,y2方向に周期構造を
持つ場合、光透過部161a,161dを透過した照明
光がx方向に周期構造を持つレチクルパターン28に入
射したことにより発生する+1次回折光は投影光学系の
瞳面において、それぞれ光透過部161b,161cを
透過した照明光の0次回折光とほぼ同じ位置を通り、逆
に光透過部161b,161cを透過した照明光がx方
向に周期構造を持ったレチクルパターン28に入射した
ことにより発生する−1次回折光は投影光学系の瞳面
で、それぞれ光透過部161a,161dを透過した照
明光の0次回折光とほぼ同じ位置を通る。光軸から各光
透過部161a,161b,161c,161dまでの
距離はみな等しく設定してあるので、この場合にも各0
次回折光と各+1次回折光或いは−1次回折光とは投影
光学系の瞳面で光軸からの距離がほぼ等しい位置を通
る。また、光透過部161a〜161dを通る4つの光
束による照明光がレチクルパターン28に入射すること
により発生する+1次または−1次のどちらか一方の1
次回折光と0次回折光の組み合わせは全てウェハ30に
達するので前述の如くコントラストがほぼ90%の像が
形成される。さらに、各0次回折光と1次回折光は、投
影光学系の瞳面で光軸からほぼ等距離となる位置を通る
為焦点深度も深いものとなる。
【0043】以上、x方向に周期性を持つパターンの場
合について説明したが、y方向に周期性を持つパターン
であってもよい。格子の方向はこれに限るものではなく
レチクルパターンに応じて、例えば斜め方向であっても
よい。また、図2のような繰り返し回折格子状パターン
13aが形成された光透過性基板2枚をパターン面が互
いに向かい合うように配置し、照明光学系の光軸を中心
として2枚の平板を相対的に回転し、夫々のパターンの
相対位置を調整して任意のパターンとしてもよい。さら
に、他の任意の形状の繰り返しパターンであってもよ
い。又回折格子状パターン13は直線状のパターンのみ
でなく周期構造を持ったパターン、例えば同心円状の格
子パターン(フレネルゾーンプレート等)や同心状の楕
円状のパターンでもよい。
【0044】又、液晶等を使ってx,y2方向について
任意の明暗部を持つパターンを作り出すようにしてもよ
い。これらの場合にも回折光の位置をもとに透過部を決
定した空間フィルター16を使用すればよい。又、回折
格子状パターン13の遮光面をSiO2 等の誘電体薄
膜で形成された位相反転透過部(位相シフター部)で作
成してもよい。このように位相シフター部でパターンを
構成すると不要な回折光の発生を抑えることができ、光
量の損失が少なくなる。又図3に示すパターン13aの
遮光面を位相シフターとした場合、0次回折光をカット
するための空間フィルター16は設けなくともよい。
【0045】次に像劣化手段の変形例として、空間フィ
ルター16の開口部(白丸部)に光学素子を設けて回折
格子状パターン13の像を劣化させる方法を説明する。
空間フィルター16の各開口部にそれぞれ厚さ又は屈折
率の異なる透過性平板を付着させておくとそれぞれの開
口部を透過する光は、前記透過性平板の厚さ×屈折率だ
け長い光路長を通ることになる。各開口を通った光束の
光路長の差が照明光のコヒーレント長より長ければ各開
口部を透過した光同士はレチクルパターン面において互
いに干渉し合わない、つまり、回折格子状パターンの像
を生じないことになる。例えば照明光が水銀ランプのi
線(波長=0.365μm、波長幅=0.005μm)
であると照明光のコヒーレント長はほぼ27μmであ
る。前述の光透過性平板として屈折率1.5のガラスを
使用すると、空気の屈折率を1として各開口部に付着さ
れた平板の厚さの差(Δt)は、 Δt×(1.5−1)≧27μm であればよくΔt≧54μmの厚さの差を有していれば
よい。
【0046】従って、例えば図3に示すような空間フィ
ルター各開口部に例えば屈折率1.5で厚さがそれぞれ
1000μm,1060μm(厚さの差が60μm)の
ガラスを付着すると、レチクルパターン面上での干渉縞
すなわち回折格子状パターンの像は消失(劣化)するこ
とになる。この様に空間フィルター16の各開口部に厚
さ又は屈折率の異なる光透過性平板を付着した場合、前
記回折格子状パターン13、前記光学部材或いは前記光
散乱部材17の振動、移動或いは回転等は行わなくても
よい。
【0047】照明光の可干渉距離が長い場合、例えばレ
ーザ光源を使用する場合には、空間フィルター16の開
口部のうちの片方に水晶等の旋光素子を付着させ透過光
の偏光方向をほぼ90°回転させるとよい。残りの開口
部には上述旋光素子とほぼ光路長の等しいガラス等の透
過性平板を付着させておく。この様な空間フィルターを
用いるとレチクルパターン面に照射される光束のうちほ
ぼ半数は偏光方向が互いに直交する(又は逆回りの円偏
向となる)ので干渉縞すなわち前記回折格子状パターン
の像は劣化する。また、前記回折格子状パターン13を
前記レチクルパターン28との共役位置より僅かに光軸
方向にずらした位置とすることによってレチクルパター
ン28上に投影される回折格子状パターン13の像を劣
化(デフォーカス)させてもよい。
【0048】更に、光束変換部材として周期構造を持っ
たパターンを含む光透過性平板12の代わりに図8に示
すようにウォラストンプリズム33等の光学素子でレチ
クルパターン28に入射する2光束に変換してもよい。
尚、本実施例においては光源を水銀ランプ1としたが他
の輝線ランプあるいはレーザ光源であっても良い。
【0049】又、光透過性平板12の代わりに周期構造
を持つパターンを含む反射型平板を用いてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、照明光学
系の瞳面上で任意の照明光量分布を実現することがで
き、レチクルパターンに応じた光束をレチクルパターン
に入射させることができる。このため投影光学系に入射
する光束の角度を調整可能とし、高い解像度をもち、か
つ、光量損失のない投影型露光装置を得ることができ
る。また、レチクル面上に生じる光束変換部材の像は像
劣化手段により劣化され、或いは時間的に平均化されて
劣化し、レチクルパターン面での照度均一化の悪化を防
止できる。このため使用する光束変換部材の製造上の欠
陥に影響されず光束変換部材の製造コストを大幅に低減
できる。さらに、解像度向上度は位相シフターに匹敵す
るものがありながら、従来のフォトマスクがそのまま使
用でき、従来のフォトマスク検査技術もそのまま踏襲す
ることができる。
【0051】更に、位相シフターを採用すると、焦点深
度が増大する効果も得られるが、本発明においてもデフ
ォーカスによる波面収差の影響を受けにくく、従って、
深い焦点深度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による全体構成を示す図。
【図2】周期構造のパターンを含む光透過性基板(光束
変換部材)を示す図。
【図3】図2のようなパターンに対応する空間フィルタ
ーを示す図。
【図4】周期構造パターンの変形例を示す図。
【図5】図4のようなパターンに対応する空間フィルタ
ーを示す図。
【図6】周期構造パターンの変形例を示す図。
【図7】図6のようなパターンに対応する空間フィルタ
ーを示す図。
【図8】プリズムを使った光束変換部材の変形例を示す
図。
【図9】本発明の原理説明図。
【図10】従来の装置を示す図。
【符号の説明】
1…光源、12…光透過性平板、13…回折格子状パタ
ーン、16…空間フィルター、17,18,21,2
3,25…像劣化手段、27…レチクル、28…レチク
ルパターン、29…投影光学系、30…ウェハ、33…
ウォラストンプリズム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月21日(1999.7.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】露光装置及び方法、並びに半導体素子の
製造方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光透過部と遮光部とが形成されたパター
    ン部分を含むマスクを、光源からの光で照明するための
    照明光学系と、 パターン部分を含むマスクの像を感光性基板に投影する
    投影光学系とを備えた投影型露光装置において、 前記照明光学系の光路中で、前記マスクと略共役な位置
    またはその近傍に設けられ、前記マスクを照明する光
    を、前記のパターン部分の形状に応じて決まる角度だけ
    傾いた少なくとも2つの光束に変換する光束変換部材を
    備えたことを特徴とする投影型露光装置。
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