JPH07201639A - 積層電子部品の製造方法 - Google Patents

積層電子部品の製造方法

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JPH07201639A
JPH07201639A JP35218893A JP35218893A JPH07201639A JP H07201639 A JPH07201639 A JP H07201639A JP 35218893 A JP35218893 A JP 35218893A JP 35218893 A JP35218893 A JP 35218893A JP H07201639 A JPH07201639 A JP H07201639A
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JP
Japan
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metal pattern
ceramic green
pattern film
green sheet
film
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JP35218893A
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English (en)
Inventor
Takao Hosokawa
孝夫 細川
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C10/00Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition
    • C03C10/0036Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents
    • C03C10/0045Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents containing SiO2, Al2O3 and MgO as main constituents

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリアフィルム上に形成された金属パター
ン膜をセラミックグリーンシートとともに剥離させる工
程において、大きなプレス設備を必要とせず、設備の動
作速度を低下させることなしに、内部電極の厚みに起因
する段差のない積層電子部品を効率よく製造することを
可能にする。 【構成】 表面に所定の金属パターン膜1が形成された
キャリアフィルム2上にセラミックグリーンシート3を
形成した積層シート4を、ローラ5a,5bにより押圧
した後、金属パターン膜1とともにセラミックグリーン
シート3をキャリアフィルム2から剥離して積層するこ
とにより、内部の所定の位置に金属パターン膜1が埋設
された積層体6を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、セラミック中に内部
電極が埋設された構造を有する積層電子部品の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】積層セ
ラミックコンデンサなどの積層電子部品においては、内
部電極とセラミック層の積層数が多くなると、内部電極
の厚みにより、内部電極のある部分とそうでない部分と
の間に無視できない段差が生じるという問題点がある。
【0003】この問題点を解決するために、キャリアフ
ィルム上に、スパッタリング法などの薄膜形成方法によ
り形成された内部電極となる金属パターン膜の上にセラ
ミックグリーンシートを形成し、その後セラミックグリ
ーンシートを金属パターン膜とともにキャリアフィルム
から剥離させた後、これを積層することにより内部の所
定の位置に内部電極が配設された段差のない積層体を形
成する方法がある。
【0004】しかし、この方法においては、薄膜形成方
法により金属パターン膜を形成しているので、金属パタ
ーン膜のキャリアフィルムへの接着力が大きく、容易に
剥離させることができない場合があった。
【0005】さらに、加工サイズが大きくなると、剥離
させることがさらに困難になるという問題点がある。
【0006】この発明は、上記問題点を解決するもので
あり、キャリアフィルム上に形成された金属パターン膜
をセラミックグリーンシートとともに剥離させる工程に
おいて、大きな設備を必要とせず、設備の動作速度を低
下させたりすることなしに、内部電極の厚みに起因する
段差のない積層電子部品を効率よく製造することが可能
な積層電子部品の製造方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の積層電子部品の製造方法は、セラミック
中に内部電極が埋設された構造を有する積層電子部品の
製造方法において、表面に所定の金属パターン膜が形成
されたキャリアフィルム上にセラミックグリーンシート
を形成した積層シートをローラにより押圧した後、セラ
ミックグリーンシートを金属パターン膜とともにキャリ
アフィルムから剥離させ、これを積層することにより、
内部の所定の位置に金属パターン膜が埋設された積層体
を形成する工程を含むことを特徴とする。
【0008】
【作用】表面に所定の金属パターン膜が形成されたキャ
リアフィルム上にセラミックグリーンシートを形成した
積層シートをローラにより押圧すると、ローラと積層シ
ートの位置関係が変化して行く過程で、ローラによりキ
ャリアフィルム上の金属パターン膜がしごかれ、金属パ
ターン膜とキャリアフィルムとの接着力が低下する。
【0009】したがって、キャリアフィルムからグリー
ンシートを剥離させる際に、容易に金属パターン膜をも
剥離させることが可能になる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を示して、その特徴
とするところをさらに詳しく説明する。なお、この実施
例では、積層セラミックコンデンサの製造方法を例にと
って説明する。
【0011】まず、キャリアフィルム上に、例えばス
パッタリング法、蒸着法などの薄膜形成方法により金属
薄膜を形成した後、フォトエッチング法により、積層セ
ラミックコンデンサの内部電極となる所定のパターンを
有する金属パターン膜を形成した。 それから、図1に示すように、金属パターン膜1が形
成されたキャリアフィルム2上に、ドクターブレード法
によりセラミックグリーンシート3を形成し、乾燥し
た。 次いで、図2に示すように、このキャリアフィルム2
とセラミックグリーンシート3からなる積層シート4
を、常温で、2つのローラ5a,5b間に通すことによ
り、キャリアフィルム2上の金属パターン膜1にしごき
効果を与える。 それから、金属パターン膜1とともに剥離されたセラ
ミックグリーンシート3を複数枚積層して圧着すること
により、図3に示すように、内部の所定の位置に金属パ
ターン膜1が埋設された積層体6を形成し、これをカッ
トして、個々のコンデンサ素子(図示せず)を切り出
し、焼成した後、内部電極と導通する外部電極を付与す
ることにより積層セラミックコンデンサを得た。
【0012】このような積層セラミックコンデンサを得
るにあたって、セラミックグリーンシート3と金属パタ
ーン膜1とをキャリアフィルム2から剥離させる手段と
して吸引チャックを用い、この吸引チャックをセラミッ
クグリーンシート3に当接させて剥離させた場合、実験
によれば、約40kg/cm2の力で確実に剥離させるこ
とができた。これに対し、従来のしごき効果を与えてい
ないものでは、約120kg/cm2と約3倍の力で剥離
させないと不良率が一挙に増大することが確認された。
【0013】このように、剥離性が向上したのは、金属
パターン膜が形成されたキャリアフィルム上にセラミッ
クグリーンシートを積層した積層シートをローラにより
押圧して金属パターン膜にしごき効果を与えることによ
り、金属パターン膜とキャリアフィルムとの接着力が低
下したことによるものと考えられる。
【0014】なお、上記実施例では、キャリアフィルム
2とセラミックグリーンシート3からなる積層シート4
を、2つのローラ5a,5b間に通した場合について説
明したが、この発明の積層電子部品の製造方法において
は、使用するローラの数や配設位置などに関して特別の
制約はなく、2つ以上のローラを用いて押圧することも
可能である。
【0015】また、この発明の積層電子部品の製造方法
においては、例えば、図4に示すように、テーブル7上
に載置された積層シート4を、矢印Aの方向に移動する
ローラ5cにより押圧するように構成することも可能で
あり、また、この場合に、ローラ5cを移動させずにテ
ーブル7を矢印Bの方向に移動させて積層シート4をロ
ーラ5cにより押圧するように構成することも可能であ
る。
【0016】さらに、上記実施例では、積層セラミック
コンデンサの製造方法を例にとって説明したが、この発
明は積層セラミックコンデンサの製造方法に限られるも
のではなく、LC複合部品、インダクタ、多層基板な
ど、内部電極が埋設された構造を有する種々の積層電子
部品の製造方法にも適用することが可能であり、その場
合にも上記実施例と同様の効果を得ることが可能であ
る。
【0017】また、上記実施例では、キャリアフィルム
上にスパッタリング法や蒸着法などの薄膜形成方法によ
り形成した金属パターン膜をセラミックグリーンシート
とともに剥離させるようにした場合について説明した
が、この発明は、導電ペーストを塗布することにより形
成した金属パターン膜をセラミックグリーンシートとと
もに剥離させるようにした積層電子部品の製造方法にも
適用することが可能である。
【0018】また、セラミックグリーンシートを吸引チ
ャックなどで真空吸着して取り出し、所定の枚数だけ積
層する工程を含む積層電子部品の製造方法においては、
通常の真空吸着の方法により、スパッタリング法や蒸着
法などの薄膜形成方法によってキャリアフィルム状に形
成された金属パターン膜を確実に剥離させて取り出すこ
とは困難であるが、そのような場合に、この発明の方法
を適用することにより、確実に金属パターン膜をセラミ
ックグリーンシートとともに剥離させることができる。
【0019】したがって、この発明は、セラミックグリ
ーンシートを真空吸着して取り出し、これを積層する工
程を含む積層電子部品の製造方法に適用した場合に特に
有意義である。さらに、この発明は、セラミックグリー
ンシートを個々の、あるいは所定の個数の積層電子部品
用にカットした後、これを真空吸着するようにした製造
方法にも適用することが可能である。なお、その場合の
真空吸着時の温度や真空度あるいは真空吸着ヘッドの構
造やセラミックグリーンシートへの押圧力などについて
も特別の制約はない。
【0020】この発明の積層電子部品の製造方法は、さ
らにその他の点においても上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の要旨の範囲内において、種々の応用、
変形を加えることができる。
【0021】
【発明の効果】上述のように、この発明の積層電子部品
の製造方法は、表面に所定の金属パターン膜が形成され
たキャリアフィルム上にセラミックグリーンシートを形
成した積層シートをローラにより押圧した後、セラミッ
クグリーンシートを金属パターン膜とともにキャリアフ
ィルムから剥離させ、これを積層することにより、内部
の所定の位置に金属パターン膜が埋設された積層体を形
成するようにしているので、キャリアフィルム上に薄膜
形成方法などにより形成された金属パターン膜を容易か
つ確実に剥離させることが可能になる。
【0022】したがって、設備の動作速度を低下させる
ことなく、内部電極の厚みに起因する段差のない積層電
子部品を効率よく製造することが可能になる。
【0023】また、この発明では、積層シートをローラ
により押圧するようにしているので、押圧工程におい
て、同時にセラミックグリーンシートも押圧される結果
となり、仮にセラミックグリーンシート中にピンホール
が存在するような場合にも、ピンホールが押し潰され
る。したがって、ショート不良などのセラミックグリー
ンシートの欠陥を減少させて製品の信頼性を向上させる
ことが可能になる。
【0024】さらに、セラミックグリーンシートを取り
出して積層する工程で、真空吸着による取出・積層方法
を使用することが可能になり、生産性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の積層電子部品の製造方法の一実施例
において形成された積層シートを示す図である。
【図2】この発明の積層電子部品の製造方法の一実施例
において積層シートをローラにより押圧している状態を
示す図である。
【図3】この発明の積層電子部品の製造方法の一実施例
において形成された積層体を示す断面図である。
【図4】この発明の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 金属パターン膜 2 キャリアフィルム 3 セラミックグリーンシート 4 積層シート 5a,5b,5c ローラ 6 積層体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック中に内部電極が埋設された構
    造を有する積層電子部品の製造方法において、 表面に所定の金属パターン膜が形成されたキャリアフィ
    ルム上にセラミックグリーンシートを形成した積層シー
    トをローラにより押圧した後、セラミックグリーンシー
    トを金属パターン膜とともにキャリアフィルムから剥離
    させ、これを積層することにより、内部の所定の位置に
    金属パターン膜が埋設された積層体を形成する工程を含
    むことを特徴とする積層電子部品の製造方法。
JP35218893A 1993-12-28 1993-12-28 積層電子部品の製造方法 Withdrawn JPH07201639A (ja)

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JP35218893A JPH07201639A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 積層電子部品の製造方法

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ID=18422390

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JP (1) JPH07201639A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10051388B4 (de) * 1999-10-18 2009-02-12 Murata Mfg. Co., Ltd., Nagaokakyo-shi Verfahren zur Herstellung einer keramischen Grünfolie und Verfahren zur Herstellung eines keramischen Vielschichtbauelements

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10051388B4 (de) * 1999-10-18 2009-02-12 Murata Mfg. Co., Ltd., Nagaokakyo-shi Verfahren zur Herstellung einer keramischen Grünfolie und Verfahren zur Herstellung eines keramischen Vielschichtbauelements

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